JPS63255187A - 自動車のセンタ−ピラ−構造 - Google Patents

自動車のセンタ−ピラ−構造

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Publication number
JPS63255187A
JPS63255187A JP8932287A JP8932287A JPS63255187A JP S63255187 A JPS63255187 A JP S63255187A JP 8932287 A JP8932287 A JP 8932287A JP 8932287 A JP8932287 A JP 8932287A JP S63255187 A JPS63255187 A JP S63255187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center pillar
pillar
door
dynamic damper
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8932287A
Other languages
English (en)
Inventor
Munefumi Fujita
藤田 宗文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP8932287A priority Critical patent/JPS63255187A/ja
Publication of JPS63255187A publication Critical patent/JPS63255187A/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のセンターピラー構造に関し、特に上端
が自由端のセンターピラーにおける振動吸収を改善した
ものに関する。
〔従来技術〕
一般に、4ドア型自動車の車体には後部サイドドアを取
付けるためにセンターピラーが設けられているが、特に
4ドア△−トドツブ型自動車では、上端停車体に結合さ
れずに自由端となっているセンターピラーを設けること
も少なくない。
例えば、実開昭60−51187号公報には、サイドシ
ルからサイドドア開口部の中段高さ位置まで立ち上げら
れ上端が車体に結合されていないセンターピラーが記載
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記公報に記載されているセンターピラー構造において
は、センターピラーの上端が車体に結合されずに自由端
になっており、そのセンターピラーに後部サイドドアが
取付けられる関係上、自動車の高速走行時やドアを閉じ
る時にセンターピラーが振動し易く、その振動がフロア
パネルに伝播して乗り心地を悪くし、また振動音発生の
原因にもなる。
従来では、このセンターピラーの振動の問題に対しても
っばらセンターピラーを補強部材で補強しその剛性を高
めるなどの対策が講じられてきたが、その場合センター
ピラーの構造が複雑化し重量・製作コストの面で好まし
くない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る自動車のセンターピラー構造は、サイドシ
ルに立設され上端が車体に結合されないセンターピラー
を設け、上記センターピラーにダイナミックダンパーを
設けたものである。
〔作用〕
本発明に係る自動車のセンターピラー構造においては、
上記センターピラーにダイナミックダンパーを設けであ
るので、センターピラーが振動する時にダイナミックダ
ンパーによってその振動エネルギの一部が吸収されるの
で、センターピラーの振動が低減されることになる。
〔発明の効果〕
本発明に係る自動車のセンターピラー構造によれば、以
上説明したようにセンターピラーにダイナミックダンパ
ーを設け、このダイナミックダンパーでセンターピラー
の振動エネルギの一部を吸収するようにしであるので、
ドアを閉じる時や自動車の走行時におけるセンターピラ
ーの振動が低減される。
しかも、上記ダイナミックダンパーはゴム製ブツシュな
どの弾性体とこの弾性体を介してセンターピラーに取付
けられるダンパーウェイトなどからなる小型にして簡単
な構造のものを用い、それを閉断面構造のセンターピラ
ー内に配設すればよいので、補強部材等でセンターピラ
ーを補強し剛性を高める場合に比較して小型・軽量・安
価なものになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図・第2図に示すように、4ドアハードトツプ型自
動車Cは、前部サイドドア1と後部サイドドア2とを有
し、後部サイドドア2を取付けるためのセンターピラー
3がフロアパネル5の側部のサイドシル4から立設され
ている。
上記センターピラー3は、サイドシル4の前後方向はぼ
中央部に立設され、ドア開口部6の全高の約半分の高さ
まで延び°ζいる。
上記センターピラー3は、はぼ平板状のピラーインナ7
と断面はぼコ字状のピラーアウタ8とで閉断面状に構成
され、ピラーインナ7の取付フランジ部7aとピラーア
ウタ8の取付フランジ部8aとを溶接接合することによ
り一体的に結合されている。
上記センターピラー3の外面側には、上下に所定間隔あ
けて1対のヒンジブラケット9が設けられ、これらヒン
ジブラケット9の取付部を補強するため、ピラーアウタ
8内には断面コ字状のヒンジ補強部材10が設けられ、
ヒンジ補強部材10はピラーアウタ8に溶接接合されて
いる。そして、上記ヒンジブラケット9は夫々1対のボ
ルト11によりピラーアウタ8とヒンジ補強部材IOと
に固着されている。また、各ヒンジブラケット9には上
下に所定間隔あけて対応するビン孔9aが形成され、こ
のビン孔9aに枢支ピンを介して後部サイドドア2が枢
着される。
上記センターピラー3内のヒンジ補強部材10の内側に
は、上記ヒンジブラケット9に対応する位置においてダ
イナミックダンパー12が設けられている。
上記各ダイナミックダンパー12は、ダンパーブラケッ
ト13と支軸14と支軸14に固着されたゴムブツシュ
15とゴムブツシュに外嵌固着されたウェイト16とを
備えており、上記ダンパーブラケット13は上下方向に
所定の長さを有する側壁部13aと側壁部13aの上端
からピラーインナ7方向へ水平に延びる上壁部13bと
側壁部13aの下端からピラーインナ7方向へ水平に延
びる下壁部13cとからなり、上記側壁部7aはヒンジ
補強部材lOの内面側に配設され、ヒンジブラケット9
を固定する1対のボルト11を兼用してセンターピラー
3に固着されている。
上記支軸14は、所定の長さを有するボルト部材からな
り、センターピラー3の断面のほぼ中央位置で鉛直方向
に向けて配設され、その上端部は土壁部13bを挿通し
、またその下端部は下壁部13Cを挿通しナラt−14
aを介してダンパーブラケット13に固定されている。
上記ゴムブツシュ15は、所定の肉厚を有する円筒状の
もので、このゴムブツシュ15は支軸14の上端部と下
端部を除く中央部に外嵌固着され、上記ウェイト16は
金属製の厚肉円筒部材からなリ、ゴムブツシュ15とほ
ぼ同じ長さに形成され、ゴムブツシュ15に外嵌させて
接着等で固着されている。そして、上記ウェイト16は
前後左右上下方向に自由に振動可能な状態に取付けられ
ている。
上記上下1対のダイナミックダンパー12によりセンタ
二′ピラー3の振動エネルギを効率的に吸収させること
が出来るように、これらダイナミックダンパー12の固
有振動数は後部サイドドア2を取付けた状態におけるセ
ンターピラー3の固有振動数に概ね一致するように設定
されている。
以上説明したセンターピラー構造の作用について説明す
ると、センターピラー3は上端部が自由端になっており
、このセンターピラー3に後部サイドドア2が取付けら
れているので、ドアを閉じる際に或いは自動車が走行す
る際にセンターピラー3が主に前後方向或いは左右方向
に振動するがその振動はダンパーブラケット13・支軸
14・ゴムブツシュ15を介してウェイト16に伝達さ
れ、センターピラー3の振動エネルギのかなりの部分が
ウェイト16の振動エネルギとして吸収される。
上記ダイナミックダンパ−12では、その固有振動数を
外力の振動数に合わせておけばセンターピラー3の振動
が極端に小さくなるが、センターピラー・−3に作用す
る外力の振動数は走行速度に応じて種々変動する。しか
し、外力の振動数がセンターピラー3の固有振動数にほ
ぼ等しくなった時に、センターピラー3が共振してその
振動が特に激しくなる。この共振時のセンターピラー3
の振動を効果的に吸収すればよいのでダイナミックダン
パー12の固有振動数をセンターピラー3の固有振動数
にほぼ等しく設定しておけばよい。尚、上記センターピ
ラー3の固有振動数とは後部サイドドア2を取付けた状
態におけるセンターピラー3の固有振動数をいうものと
する。
第5図はダイナミックダンパ−12とセンターピラー3
について周波数と振動レベルの関係を示すもので、セン
ターピラー3がその固有振動数fOの近傍の周波数で共
振状態になったときに、図示の斜線部Aで示すようにセ
ンターピラー3の振動がダイナミックダンパー12によ
って効果的に吸収されるる。 尚、上記実施例における
ダイナミックダンパー12はヒンジブラケット9に対応
する位置で上下に1対設けたけれども、下側のダイナミ
ックダンパー12を省略し上側のダイナミックダンパー
12だけを設けてもよいことはいうまでもない。
上記センターピラー構造によれば、センターピラー3の
内部のデッドスペースにダイナミックダンパー12を設
けるのでダイナミックダンパー12を設けるのに特別な
スペースを必要としないこと、またヒンジブラケット9
を取付けるボルト11を兼用してダイナミックダンパー
12を取付けるので取付部材を節減できること、後部サ
イドと72からヒンジブラケット9を介して振動が伝達
されやすい個所にダイナミックダンパー12を設けであ
るので振動を効果的に吸収出来ることなどの効果が得ら
れる。
尚、第6図・第7図は変形例に係るセンターピラー構造
の要部を示すもので、このセンターピラー構造における
ダイナミックダンパ12Aではヒンジ補強部材10Aと
ピラーインナ7とに互って車幅方向に向けて水平に架着
した支軸14外嵌されたスリーブ14cにゴムブツシュ
15とウェイト16とが取付けられている。 このよう
にヒンジ補強部材10Aとピラーインナ7とに亙って支
軸14を架着する場合には、前記ダンパーブラケット1
3を省略出来、ダイナミックダンパー12Aの構造を簡
単化することが出来る。
符号17と符号18とはダイナミックダンパー12Aの
組付を考慮して設けられた開口部であり、符号19はナ
ツト14aがピラーインナ7の内面側へ突出しないよう
に形成された段落部である。
但し、支軸14は下方へ落下しないようにナツト14a
により強力に締結されるものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の斜視図、第2図は自動車の車体の概略
斜視図、第3図はダイナミックダンパーを組込んだセン
ターピラー構造の斜視図、第4図は第3図IV−rV線
断面図、第5図はダイナミックダンパーとセンターピラ
ーの振動特性を示す線図、第6図は変形例に係るセンタ
ーピラー構造の要部分解斜視図、第7図は第6図のセン
ターピラー構造における第4図相当図である。 3・・センターピラー、  4・・サイドシル、12・
12A・・ダイナミックダンパー、13・・ダンパーブ
ラケット、 14・・支軸、14c・・スリーブ、  
15・・ゴムブツシュ、16・・ウェイト。 第4図 第5図 (共振) 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイドシルに立設され上端が車体に結合されない
    センターピラーを設け、 上記センターピラーにダイナミックダンパーを設けたこ
    とを特徴とする自動車のセンターピラー構造。
JP8932287A 1987-04-10 1987-04-10 自動車のセンタ−ピラ−構造 Pending JPS63255187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8932287A JPS63255187A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 自動車のセンタ−ピラ−構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8932287A JPS63255187A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 自動車のセンタ−ピラ−構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63255187A true JPS63255187A (ja) 1988-10-21

Family

ID=13967432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8932287A Pending JPS63255187A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 自動車のセンタ−ピラ−構造

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JP (1) JPS63255187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267437B1 (en) * 1998-11-19 2001-07-31 Volkswagen Ag Front pillar arrangement for a motor vehicle body frame

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267437B1 (en) * 1998-11-19 2001-07-31 Volkswagen Ag Front pillar arrangement for a motor vehicle body frame

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