JPS63255127A - 4輪駆動車用トランスフアクラツチ - Google Patents

4輪駆動車用トランスフアクラツチ

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JPS63255127A
JPS63255127A JP8848287A JP8848287A JPS63255127A JP S63255127 A JPS63255127 A JP S63255127A JP 8848287 A JP8848287 A JP 8848287A JP 8848287 A JP8848287 A JP 8848287A JP S63255127 A JPS63255127 A JP S63255127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
clutch
ring gear
transfer clutch
sun gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP8848287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPS63255127A publication Critical patent/JPS63255127A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は4輪駆動車用トランスファクラッチに関するも
のである。
従来技術とその問題点 従来、前輪と接続された第1軸と、後輪と接続された第
2軸と、第1軸と第2軸との回転速度差によって駆動さ
れる油圧ポンプと、第1軸と第2軸との間に介装された
クラッチとを有し、第1軸と第2軸との回転速度差に応
じたトルク伝達を行い、自動的に2輪駆動、4輪駆動の
切換を行う4輪駆動車用トランスフックランチが、例え
ば特開昭60−252026号公報にて公知である。
上記トランスフアクランチの場合には、油圧ポンプの吐
出油をオリフィスを介して大気へ排出し、吐出油圧を第
1.第2回転軸の回転速度差の2乗に比例した特性とし
ているので、クラッチの伝達トルク容量も回転速度差の
2乗に比例し、極めて円滑な動力伝達を実現できる。
ところが、上記トランスファクラッチの場合には、油圧
ポンプが発生する吐出油圧によってクラッチを係合させ
るため、油圧ポンプの吐出性能がクラッチの係合特性に
大きく影響して性能のバラツキが大きくなるとともに、
温度変化によってオリフィスを通過する油量が変化し、
特性が変化する欠点がある。つまり、温度が上昇すると
油の粘度が低下し、オリフィスを通過する油量が増加し
て吐出油圧が低下するので、第1.第2回転軸の回転速
度差が上昇してもクラッチ伝達トルクが上胃しない事態
が発生する場合がある。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、性能のバラツキが少なく、温度変化などの影
響を受けず特性の安定した4輪駆動車用トランスファク
ラッチを提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、前、後輪の一方
には直接動力を伝達し、他方にはトランスファクラッチ
を介して動力を伝達する4輪駆動車において、前、後輪
の一方と接続されたサンギヤと、前、後輪の他方と接続
されたリングギヤと、サンギヤとリングギヤとに噛み合
う複数のピニオンと、各ピニオンを回転自在に支持する
キャリヤと、キャリヤの回転に伴ってキャリヤとサンギ
ヤまたはリングギヤとを連結する遠心クラッチとを共備
し、前、後輪の相対回転差がない時、上記キャリヤが停
止状態または遠心クラッチが作動しない程度の低回転状
態となるように構成したものである。
即ち、本発明のトランスファクラッチは、M里歯車機構
と遠心クラッチ機構とを組み合わせた構成とし、油圧を
使用せず純機械的に伝達トルクを制御しているので、温
度変化などの影響を受けず安定した性能を発揮できる。
実施例の説明 第1図は本発明にかかる4輪駆動車の動力伝達系の一例
を示し、エンジン1の後部には変速機2が連結され、こ
の変速機2の出力軸3はそのまま後輪駆動用伝動軸4へ
接続されるとともに、トランスファクラッチ5、スプロ
ケット6.7およびチェーン8を介して前輪駆動用伝動
軸9へも接続されている。 11t輪駆動用伝動軸4は
差動装置10を介して後輪11を駆動しており、前輪駆
動用伝動軸9は差動装置12を介して前輪13を駆動し
ている。
したがって、後輪11には変速機2から直接動力が伝達
され、前輪13にはトランスファクラッチ5を介して間
接的に動力が伝達される。
第2図はトランスファクラッチ5の構造図を示し、変速
機2の出力軸3にはサンギヤ20が一体的に固定されて
おり、リングギヤ21はスプロケット6と一体的に連結
されている。サンギヤ20とリングギヤ21との間には
2個一対のピニオン22.23が配置され、両ピニオン
22.23は互いに噛み合うとともに、内側のピニオン
22がサンギヤ20と、外側のピニオン23がリングギ
ヤ21とそれぞれ噛み合っている。上記ピニオン22.
23は例えば三対設けられており、これらピニオン22
.23はキャリヤ24によって回転自在に支持されてい
る。キャリヤ24には支持体25を介して遠心クラッチ
26が取り付けられており、この遠心クラッチ26のシ
ューはリングギヤ21の内周面に摩擦係合可能に対面し
ている。
なお、上記サンギヤ20.リングギヤ21.スプロケッ
ト6.7の歯数をそれぞれ2..22,2゜、Z、とす
ると、次の関係が成立する。
3XZ、=Z2 Z、=3XZ4 作動の説明 上記構成のトランスファクラッチ5において、後輪11
がスリップを起こしていない正常走行時には、後輪11
と前輪13とが同一回転速度で回転するので、後輪11
と接続されたサンギヤ20と前輪13と接続されたリン
グギヤ21とは3対1の回転比で回転する。一方、サン
ギヤ20とリングギヤ21との歯数比は上式のように1
対3に設定されているので、とニオン22.23を支持
したキャリヤ24は回転せず、遠心クラッチ26は静止
状態にある。したがって、遠心クラッチ26はリングギ
ヤ21と摩擦係合せず、出力軸3から前輪13への動力
伝達は行われない。
一方、後輪11がスリ・ノブを起こすと、後輪11と接
続されたサンギヤ20が前輪13と接続されたリングギ
ヤ21に対して3倍以上の回転比で回転するので、ピニ
オン22.23は公転し、ピニオン22.23を支持し
たキャリヤ24も回転する。その結果、遠心クラッチ2
6がリングギヤ21の内周面に摩擦係合し、サンギヤ2
0の動力がピニオン22.23 、キャリヤ24、遠心
クラッチ26、リングギヤ21を介して前輪13へと伝
達されるため、後輪11のスリップが解消される。
第3図は本発明の第2実施例を示し、この実施例は第1
実施例(第2図)と同様な遊星歯車式トランスファクラ
ッチ30に差動装置40を組み合わせたものである1図
中、31は後輪駆動用伝動軸4と結合されたサンギヤ、
32はスプロケット6と結合されたリングギヤ、33.
34はピニオン、35はキャリヤ、36は遠心クラッチ
である。差動装置40は、変速機2の出力軸3に結合さ
れた歯車軸41に支持されたピニオン42と、ピニオン
42に噛み合うサイドギヤ43.44とを有している。
左側のサイドギヤ43はスプロケット45、チェーン4
6、スプロケット47を介して前輪駆動用伝動軸9に接
続され、右側のサイドギヤ44は後輪駆動用伝動軸4と
結合されている。
なお、上記サンギヤ31.  リングギヤ32.スプロ
ケット6、 7.45.47の歯数をそれぞれZ、〜Z
6とすると、次の関係が成立する。
3XZl =22 Z、=3XZ4 上記構成において、出力軸3から入力された駆動力は差
動装置40によって前後輪に等しく配分される。そして
、前、後輪が同一回転速度で回転しておれば、サンギヤ
31とリングギヤ32の回転速度比が3対1に保たれる
ので、キャリヤ35は静止しており、トランスフックラ
ッチ30の遠心クラッチ36はリングギヤ32にyxh
係合していない、いま、前、 11輪のいずれかがスリ
ップを起こして回転速度差が発生すると、トランスファ
クラッチ30のサンギヤ31とリングギヤ32の回転速
度比が3対1でなくなり、そのためキャリヤ35がいず
れかの方向′に回転して遠心クラッチ36がリングギヤ
32に摩擦 ゛係合する。その結果、サンギヤ31の動
力がリングギヤ32に、あるいはリングギヤ32の動力
がサンギヤ31に伝達され、スリップが解消される。こ
の実施例ではトランスファクラッチ30が差動装置40
の差動制限機構として機能しており、常時4輪駆動状態
で走行し、スリップ時のみトランスファクラッチ30が
作動してスリップを解消する。
なお、上記両実施例では、ピニオンとしてダブルピニオ
ンの例を示したが、これはサンギヤとリングギヤとを同
一方向に回転させるためであって、逆回転でもよい場合
にはシングルピニオンでもよい。また、サンギヤを入力
側、リングギヤを出力側とし、キャリヤに取り付けた遠
心クラッチがリングギヤに摩擦係合する場合を示したが
、これとは逆にリングギヤを入力側、サンギヤを出力側
とし、遠心クラッチをサンギヤに摩擦係合させてもよい
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば遊星歯車
機構と遠心クラッチ機構とを組み合わせた構成としてい
るので、従来のように油圧ポンプとクラッチとを組み合
わせたものと異なり、構造が簡単で、性能のバラツキが
少なく、しかも温度変化の影響を受けないので、安定し
た特性を発揮できる。また、前、11輪の一方にスリッ
プが発生すると、その相対回転速度差に対応してキャリ
ヤが回転し、遠心クラッチがサンギヤ、リングギヤおよ
びキャリヤを一体固定する方向に作動するので、作動が
極めて鋭敏であり、スリップは瞬時に解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される4輪駆動車の動力伝達系の
概略図、第2図はトランスフアクランチの第1実施例の
概略構成図、第3図は第2実施例の概略構成図である。 5.30・・・トランスファクラッチ、11・・・後輪
、13・・・前輪、20・・・サンギヤ、21・・・リ
ングギヤ、22.23・・・ピニオン、24・・・キャ
リヤ、26・・・遠心クラッチ。 −′−I◇し 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  前、後輪の一方には直接動力を伝達し、他方にはトラ
    ンスファクラッチを介して動力を伝達する4輪駆動車に
    おいて、前、後輪の一方と接続されたサンギヤと、前、
    後輪の他方と接続されたリングギヤと、サンギヤとリン
    グギヤとに噛み合う複数のピニオンと、各ピニオンを回
    転自在に支持するキャリヤと、キャリヤの回転に伴って
    キャリヤとサンギヤまたはリングギヤとを連結する遠心
    クラッチとを具備し、前、後輪の相対回転差がない時、
    上記キャリヤが停止状態または遠心クラッチが作動しな
    い程度の低回転状態となるように構成したことを特徴と
    する4輪駆動車用トランスファクラッチ。
JP8848287A 1987-04-10 1987-04-10 4輪駆動車用トランスフアクラツチ Pending JPS63255127A (ja)

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JP8848287A JPS63255127A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 4輪駆動車用トランスフアクラツチ

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JP8848287A JPS63255127A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 4輪駆動車用トランスフアクラツチ

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JPS63255127A true JPS63255127A (ja) 1988-10-21

Family

ID=13944012

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JP8848287A Pending JPS63255127A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 4輪駆動車用トランスフアクラツチ

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