JPS63253369A - トナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 色！直へ秤肛氷」 本発明は、電子写真方式の複写機およびプリンタ用の２
成分系現象剤のトナーに関する。

従来の技術 電子写真方式の複写機、プリンタにより画像を得るには
、まず画像担体である感光体の表面を均一に帯電し、こ
れを原稿の画像に対応するパターンに基づき露光するか
、あるいはアウトプットの内容を光で感光体上に描いて
静電潜像を形成する。

つぎに、この静電潜像を有する感光体表面を現像装置を
用いて現像（可視像化）し、得られたトナー像を紙など
の転写材へ転写する。

このような現像装置では、表面にトナーが付着した磁性
キャリアからなる磁気ブラシを磁力により現像スリーブ
表面に形成し、これを感光体表面に摺接することにより
感光体表面の静電潜像の顕像化を行う。

かかる現像剤としては、従来、平均粒径２０〜２００μ
肩程度の磁性キャリアと、平均粒径５〜２０μ！程度の
トナーとを混合したものが使用されている。このような
トナーは、通常、熱可塑性樹脂、着色剤（黒トナーでは
カーボンブラック）、荷電制御剤、および流動化剤、ク
リーニング剤などからなっている。

発明が解決しようとする問題点 近年、通常の黒いトナーによるコピーとの区別化をはか
ったカラーコピーが増加しつつあるが、このようなカラ
ーコピーは単色の青、あるいは赤色であり、単なる色の
区別にしかすぎない。

一般に、色材にはメタリック、パールなど通常の色彩以
外の特殊な外観を呈する色があるが、最近はこのような
色彩を有するコピーが求められている。また、トナーの
色彩の区別化に伴い、才すジナルの原稿とそのコピーと
の区別を明らかにしようとする必要も高まり、さらに複
写の防止も要求されている。また、カラートナーの場合
、使用される制御剤、特に正帯電用の制御剤には着色剤
の色を汚すものが多く使用することができない。

本発明は、特殊な色彩感を有し、再コピーの防止をはか
り得るトナーを提供することを目的とする。

問題を解決するための手段 本発明は、樹脂、着色剤および真珠光沢を有する色材を
含有することを特徴とするトナーを提供するものである
。

本発明にて用いられる真珠光沢を有する色材としては雲
母に酸化チタンを、被覆したパール色材、グアニンの結
晶体、塩化水銀、塩基性炭酸鉛、酸化ヒ酸鉛等の結晶が
挙げられる。

本発明にて用いられる真珠光沢の色材のパール光沢は、
光の多様反射に基づくが、そのパール光沢は色材の粒子
径、雲母に酸化チタンを被覆した色材にあってはその被
覆率により変化す゛る。

また、酸化チタンコーティング雲母は、負荷電性の荷電
制御剤との併用の場合にあっては、帯電レベルの調整、
極性変更が可能であり、極めて安定した（＋）　’２ｔ
ｔ荷を付与できる。さらに併用する着色剤、ワックス等
の分散性が向上する。

本発明の目的であるトナーへのパール光沢付与および再
コピー防止効果は、市販のパール光沢を有する色材（例
えば１ｒｉｏｄｉｎシリーズ）のいずれを用いても達成
し得るが、雲母に酸化チタンを被覆したパール色材の場
合は、粒子径が大きく、被覆率の小さい方が輝度が強い
。すなわち、被覆率３０％以下、粒子径１０μ１以上が
好ましい。

該真珠光沢色材のトナーへの添加はバインダー内に配合
（内添）してもよく、またトナーに被覆（外添）しても
よい。

かかる真珠光沢を有する色材の配合量は、トナー全量に
対して、１０〜３０重量％であるのが好ましい。

色材の添加量が１０重量％未満ではパール光沢感および
正帯電性の効果が乏しく、また３０重置火を越えるとト
ナーの定着性が著しく劣る。

一方、外添の場合は１〜５重景％が好ましい。

配合量が１重量％未満であると所望のパール光沢性が得
られず、逆に５重量％を越えると帯電性が著しく正荷電
性を示し、現像時に複写画像の濃度不足、背景部へのキ
ャリア付着、キャリア付着による複写画像の白抜け、ク
リーニング不良などの問題が生じる。

本発明トナーに用いられるバインダー樹脂、着色剤など
他の成分は従来トナーの成分として用いられているもの
がいずれも好適に用いうる。

すなわち、バインダー樹脂としては、ポリスチレン、ス
チレンアクリル共重合体、ポリエステル、エポキシ樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン
樹脂、ポリアミド樹脂、マレイン酸樹脂、あるいはこれ
らの変性樹脂などの従来公知の樹脂が挙げられる。これ
らは、単独、または２種以上を混合してもよい。。

また、着色剤としては、カーボンブラック、フタロシア
ニン系、キサンチン系の有機顔料および染料などが用い
られる。

その他必要によりニグロシンベース等のニグロシン系染
料、トリフェニルメタン系染料、ポリアミン樹脂などの
荷電制御剤、シリカ、酸化チタン、フッ化ビニリデンな
どの流動化剤、あるいはポリプロピレン、ポリエチレン
などの離型剤等、公知の添加剤を配合してもよい。

本発明のトナーを製造するには、前記成分を混合し、常
法により処理する。

裏胤■ つぎに、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。

実施例１ （三菱；ＭＡ＃８） 上記トナー材料を混合し、溶融分散した。冷却後、ハン
マーミルで粉砕し、さらにエアージェット粉砕にて微粉
砕をおこなった。得られた微粉を分級し平均粒径１１μ
貢のトナーを得た。

このトナーとフェライトキャリアとを重最比５：９５で
混合し現像剤とした。

これを用い通常の電子写真複写機（ミノルタカメラ（株
）ＥＰ−３６０Ｚ）にて画像を作製したところ黒い中に
キラキラと光るパール光沢画像が得られ、従来の単なる
黒い画像とは異なった高級感のある黒画像となった。こ
の現像剤の帯電性を測定したところ、＋１９５μｃ／ｇ
であった。なお、前記組成のうち真珠光沢色材を入れな
かった以外は全く同様にして製造したトナーの帯電量は
十〇、２μｃ／ｇであった。

本発明のトナーは従来のトナーに対し、色材の光沢が強
く、したがってこのトナーを原稿として再び複写を行っ
た場合、色材部が白く抜けて、著しく再コピー画像品質
が低下するので、重要書類等の複写防止に効果がある。

実施例２ カーボンブラックの代わりに青色顔料１１ｅｌ　ｉｏｇ
ｅｎＢｌｕｅ　Ｄ７０７２Ｄ’（ＢＡＳＰ社製）を用い
た以外は実施例と同様にして青色パール光沢を有するト
ナーを得た。

実施例３ まず、真珠光沢色材を除く上記材料を実施例１と同様に
処理して黒トナーを得た。ついで該トナーに上記真珠光
沢色材を加え、ホモジナイザー（１２，００Ｏｒｐｍ）
にて撹拌混合した。得られたトナーを用いて実施例１と
同様にして複写を行ったところパール光沢画像が得られ
た。

帯電量は無添加の場合の＋〇８２μｃ／ｇに対し外添の
場合は＋１５．０μｃ／ｇであった。

なお、パール色材外添の場合も黒トナーだけでなくカラ
ートナーにも適応できる。

発明の効果 本発明のトナニを用いて複写を行うと、従来の複写画像
にないキラキラとしたパール光沢を有する高級感に富む
画像か得られ、一般のコピーとの差別化をはかれる。ま
た、本発明トナーを用いたコピーを原稿として再コピー
をおこなった場合、画像の光沢色材のところが白く抜け
るため再コピーの品質が低下し、重要書類の再コピーが
防止され、オリジナルとの区別が容易となる。

さらに、本色材は淡い銀白色のため、黒トナーだけでな
くカラートナーに対しても使用可能である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）樹脂、着色剤および真珠光沢を有する色材を含有
   することを特徴とするトナー。