JPH02129654A - フルカラー電子写真用マゼンタ現像剤 - Google Patents

フルカラー電子写真用マゼンタ現像剤

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JPH02129654A
JPH02129654A JP63281281A JP28128188A JPH02129654A JP H02129654 A JPH02129654 A JP H02129654A JP 63281281 A JP63281281 A JP 63281281A JP 28128188 A JP28128188 A JP 28128188A JP H02129654 A JPH02129654 A JP H02129654A
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color
less
mesh
magenta
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Toshiyuki Ukai
俊幸 鵜飼
Hiroyuki Kobayashi
廣行 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フェライトキャリアと定着用樹脂及び着色剤
を含むトナーからなる。カラー電子写真法に用いられる
カラー現像剤に関する。
[従来の技術1 電気的潜像をトナーにより現像して可視画像を形成する
方法として従来、静電印刷法或いは電子写真法等が著名
である0例えば、電子写真法としては、米国特許第2,
297,691号明廁書、特公昭42−23910号公
報、特公昭43−24748号公報等に記載された種々
の方式が周知である。一般には、光導電性物質を利用し
種々の手段により光導電性を示す感光体上に電気的潜像
を形成し1次いで該潜像をトナーで現像して可視像を得
るか、又は必要に応じて紙等に粉像を転写した後加熱、
加圧或いは溶剤蒸気等により定着して可視像を得るもの
である。又、カラーの多色像を得る為には原稿を色分解
フィルターを用いて露光し上記の工程をイエロー、マゼ
ンタ、シアン等のカラートナーを用い複数回繰返し、ト
ナー像を重ね合せカラー画像とするものである。
前記、静電潜像の現像において、トナーは比較的大粒子
であるキャリアと混合され、電子写真用現像剤として用
いられる。トナーとキャリアの両者の組成は、相互の接
触摩擦により、トナーが光導電層上の電萄と反対の極性
を帯びるように選ばれる。また両者の接触摩擦の結果、
キャリアはトナーを表面に静電的に付着させ、現像剤と
して、現像装置内を搬送し、また光導電層上にトナーを
供給する。
現像剤の現像方法としては数多く知られている。米国特
許第2,818,552号記載のカスケード現像法、米
国特許第2.874 、H3号記載の磁気ブラシ法、米
国特許第2,895.847号記載のタッチダウン法、
その他、現像剤担持体(現像スリーブ)と光導電層の間
に交流成分と直流成分からなるバイアス電界を印加し現
像を行う特開昭8243970号公報に開示されている
、所謂J/B現像法などがある。
上述した二成分現像剤、特にフルカラー用現像剤におい
ては、次の様な条件を満足することが要求される。すな
わち 1)0分光反射特性が良好であること、2)、光に対す
る安定性に優れること、つまりコピーの耐光性が良好で
あること、 3)、複写機の要求する機能に対してマツチングし、著
しい副作用を与えないこと、例えば定着ローラー表面へ
の付着、染色がないこと加えて、カラーコピー画像にお
いテハ、l)、連続階調性に優れていること、 2)、多数枚連続複写後でも、画像劣化がないこと、 3)環境変化により濃度等の変化がないことなどが特に
要求される。
尚、従来のフルカラー用現像剤、特にマゼンタ現像剤に
おいては1着色剤として、キナクリドン系顔料、チオイ
ンジゴ系顔料、キサンチン系染顔料、アントラキノン系
染料、アゾ系染顔料などがある。
例えば、特公昭49−48951号公報には、2.9−
ジメチルキナクリドン顔料の記載が、特開昭55−28
574号公報にはチオインジゴ系顔料に関して、特開昭
59−57258号公報ではギサンテン系染料に関する
記載がある。また特公昭55−42383号公報にはア
ントラキノン系染料について記述されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、いずれの着色剤も前記特性を全て満足す
る着色剤ではなく、いずれも一長一短の品質を有、して
いる、そのため、マゼンタ用着色剤として、単独の染顔
料に頼るのは、非常に難しく、各着色剤の短所を補うべ
く、2種以上の着色剤を併用するのが現実的である。
さらに、上記の顔料を用いたマゼンタトナーは帯電の立
上りが遅く、フルカラーコピー画像のような白黒コピー
画像よりも画像面積の大きい画像をコピーすると、トナ
ーの補給量が増加し、十分に帯電されていないトナーが
発生し、カブリ、飛散が悪化するという問題があった。
この問題点は、高湿下でさらに助長された。
又、キャリアにおいては、一般に鉄粉キャリアやフェラ
イトキャリアが実用化されている。ここで、白黒コピー
と比較すると、フルカラーコピーにおいては、−段と優
れた連続階調性が必要となるにもかかわらず、従来のキ
ャリアでは多数枚複写後もこの要求を十分満たしている
とは言えなかった。
本発明の目的は、上述の如き欠点を解決したフルカラー
用マゼンタ現像剤を提供するものである。
すなわち、本発明の目的は、従来にない極めて鮮明なマ
ゼンタ色が得られ、着色力が大きく、かつ耐光性に優れ
たマゼンタ現像剤を提供するものである。
また別の目的は、大画像面積のカラー原稿の連5続複写
を行っても飛散、カブリの生じないマゼンタ現像剤を提
供するものである。
さらには、高湿下においても飛散、カブリの悪化しない
マゼンタ現像剤を提供するものである。
[課題を解決するための手段及び作用]すなわち、本発
明は、キャリア粒子とトナーの混合物より成る電子写真
用現像剤において、該トナーが少なくともキナクリドン
系及びメチン系着色剤を含有し、該キャリア粒子の平均
粒径が20〜80終■、350メツシュ以下の微粉量が
30重量%以下、400メツシュ以下の超微粉量が20
重量%以下、250メツシュ以上の粗粉量が10重量%
以下であり、3,000エルステッドの印加磁場に対す
る飽和磁化が55〜75esu/gであり、かつ残留磁
化、保磁力がそれぞれ10emu/g以下、100e以
下とすることにある。
本発明で用いられるマゼンタ着色剤におけるキナクリド
ン系着色剤は、やや赤味を有し、耐光性及び帯電安定性
に優れた高級着色剤であるが、単独添加ではマゼンタト
ナーとしては不適当な性能を有する。すなわち色相に関
して理想のマゼンタ色よりも青味部分の反射が少なく赤
味によっている0色調に関しても彩度が劣り鮮やかさが
不十分であるなどの短所を有するため、単独使用では色
再現性に関して品質が不十分である。しかし、トナーと
して用いた場合、繰り返し複写によっても、キャリヤ表
面へのスペント化が少ないことなどについては好ましい
特性を有している。
一方、メチン系着色剤は、良好な分光反射特性を示し、
極めて鮮明な青味の赤を有する。また、結着樹脂への分
散性も良く、高着色力を示す、さらにこの着色剤を使用
したトナーには、蛍光が認められ色味がくっきりと浮き
出てくるという大きな特徴を有している。しかし同時に
耐光性に劣るという欠点を有するため単独での使用には
不適である。
すなわち、本発明でキナクリドン系及びメチン系着色剤
を併用する理由は、キナクリドン系着色剤の欠点である
色相、鮮明さを、その点で非常に優れたメチン系着色剤
の併用により解決するためである。これにより、耐光性
に優れ、従来にない鮮明なマゼンタ色を有し、多数枚の
繰返し複写によっても劣化しないトナーを得ることがで
きる。
本発明の着色剤の添加量は結着樹脂の種類、必要に応じ
て併用される添加剤の有無1分散方法を含めたトナー製
造方法によって決定されるもので一義的に限定されるも
のではないが、総じて言えば結着樹脂100重量部に対
して総着色剤量で2〜20重量部であり、好ましくは3
〜15重量部である。また、キナクリドン系着色剤とメ
チン系着色剤の添加比率は、キナクリドン系着色剤/メ
チン系着色剤=100/1〜100/40であり、好ま
しくは100/3〜100/20である。
メチン系着色剤の添加比率を100/40以上に増すと
、耐光性が悪化し、かつ、帯電量も低下し飛散、カブリ
を助長する。又100/1以下に減らすと色相、鮮明性
が悪くなる。
キナクリドン系着色剤の代表例としては次の化合物が挙
げられる。
(以下余白) C,1,Pigment  Red  2013C,1
,Pigment  Red  207構  造  式 中でも、C61,Pigment Red 122はマ
ゼンタ用着色剤として特に適している。
また、メチン系着色剤としては、アストラフロキシン系
の塩基性染料、そのベース、そのレーキ顔料、それをカ
ルボン酸を有する有機物で処理した塩、及びそれらの誘
導体が特に好ましい、メチン系着色剤の代表例としては C,1,Ba5ic Red 12 C,1,Ba5rc Red 14 C,1,Ba5ic Red 15 C,1,Ba5ic Red 27 C01,Ba5ic Red 35 C,1,Bagic Red 3G などがある。中でもアストラフロキシン系の塩基性染料
であるC、1.Ba5ic Red 12は鮮やかな赤
色を示し、マゼンタ用着色剤として特に適している。
アストラフロキシンは例えば、1,3.3−tri層e
thyl−indoline−acetaldehyd
eを無水酢酸中でNgOの存在下、蟻酸ナトリウムで縮
合せしめて得ることができる。
以上のトナーを使用することにより、色相、耐光性及び
ローラー染色性が十分満足でき、極めて鮮明なマゼンタ
色のトナーが得られるが、従来より各種着色剤を用いた
マゼンタ現像剤はキャリアと摩擦してもすぐに帯電せず
、そのため画像面積が大きいフルカラー画像を多数枚複
写し、補給量が多くなると補給されたトナーが十分帯電
しないまま現像され、飛散、カブリによる画像の著しい
劣化を招いた。又、帯電量も他の色調のトナーよりも低
いため、特に高湿下で飛散、カブリの増大を生じた。
以上の問題点は次のキャリアを使用することにより解決
することができる。すなわち本発明で用いられるキャリ
アは、従来の一般的なキャリアよりも平均粒径は小さく
、粒度分布がシャープであることに特徴がある。小粒径
であることにより、キャリアとトナーの接触回数が増え
、トナーの帯電の立上りが速くなり補給量が増大しても
未帯電トナーが現像されることはなくなる。さらに帯電
の立上りが速くなることにより、高湿下での未帯電トナ
ーによる飛散、カブリの増加を防止できる。よって前記
のマゼンタトナーと組み合せることにより、極めて鮮明
なマゼンタ色で、耐光性に優れ、かつ大画像面積のカラ
ー原稿の連続複写を行っても飛散、カブリの生じない湿
度にも強いマゼンタ現像剤が得られる。
又、粒度分布をシャープにすることにより、小粒径キャ
リアで往々にして発生する、現像時に微粉キャリアがト
ナーと同伴して感光体上へ付着する現象を解決し、粗粉
キャリアによる帯電不良による画質の低下を防いでいる
400メツシュ以下の超微粉は20重量%以下、好まし
くは16重量%以下である。20重量%以上では、感光
体へのキャリアの付着が発生し、又、トナーとの円滑な
摩擦帯電を妨害し、エツジ効果を助長する。350メツ
シュ以下の微粉J:30重量%以下、好ましくは25重
量%以下、より好ましくは20重量%以下である。30
重量%以上ではトナーの帯電の立上りが著しく悪くなり
、エツジ効果も増大する。
又、250メツシュ以上の粗粉量は、画像の鮮鋭度と密
接に相関しており、10重量%以上であると、トナーの
非画像部への飛び散りが増加し、画像の解像力の低下や
ガサツキを生じゃすくなる。
そのため、250メツシュ以上は10重量%以下、好ま
しくは7重量%以下、より好ましくは5重量%以下であ
る。
キャリアの平均粒径は、20〜60経層が好ましく、よ
り好ましくは30〜561である。 20pm以下の平
均粒径では、トナーのチャージアップによる画像濃度の
低下や感光体へのキャリア付着が増し、60μm以上の
平均粒径は、カラー複写の細線再現性を悪化させること
になる。
キャリアの磁気特性は、現像剤の現像特性そして搬送に
大きく影響を及ぼすものである。とりわけカラー複写に
於いては、前述のごとく1画像の均一性や階調性が重視
される。
飽和磁化が75Cmu/g(3,000エルステッドの
印加磁場に対し)以上の場合には、現像時に、感光体上
の静電潜像に対向した現像スリーブ上でのキャリアとト
ナーにより構成されるブラシ状の穂立ちが、固く締った
状態となり、階調性や中間調の再現が悪くなる。又、5
5emu/g以下の場合には、トナー及びキャリアを現
像スリーブ上に保持出来にくくなり、カブリやトナー飛
散が悪化するという欠点がある。さらに、キャリアの残
留磁化、保持力が高すぎると、現像機内の現像剤の搬送
が悪くなり、画像のカスレやベタ画像での濃度不均一な
どが発生し易くなる。そのため、残留磁化、保磁力を、
それぞれ10emu/g以下、100e以下(3,00
0エルステッドの印加磁場に対し)、好ましくは5 e
mu/g以下、 e、o Oe以下にすることが必要で
ある。
本発明トナーに適用する結着樹脂としては、公知のもの
がすべて使用可能であるが、例えばポリスチレン、ポリ
p−クロルスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレ
ン及びその置換体の単重合体、スチレン−p−クロルス
チレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチ
レン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフ
タリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体
、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−ア
クリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタ
クリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル
共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、
スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−
ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共
重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体
などのスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレート
、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、
ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、
脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、
塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどが単独或い
は混合して使用できる。
さらに本発明のトナーには、必要に応じて荷電制御剤を
添加しても良い、−例を挙げれば負性トナーの場合には
、アントラキノン系のマゼンタ色を有する染料、或いは
、アルキルサリチル酸の金属キレート等が、正性トナー
の場合にはマゼンタ色の塩基性染料、或いは、それらの
レーキ顔料等が使用できる。
さらに本発明トナーが使用される現像剤に対しては、コ
ロイダルシリカなどの帯電制御剤、流動性改質剤をトナ
ーに対して0.01〜5重量%(好ましくは0.1〜2
重量%)程度添加することは好ましい。
本発明に使用されるキャリアとしては本発明の要旨を妨
げない範囲で公知の材料を用いることができ、例えば表
面酸化または未酸化の鉄、ニッケル、銅、亜鉛、コバル
ト、マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合
金または酸化物及びフェライトなどであり、好ましくは
、亜鉛、銅、ニッケル、コバルトの金属から選ばれたフ
ェライトが使用できる。又その製造方法として特別な制
約はない。
又、上記キャリアの表面を樹脂等で被覆することも可悌
である。その方法としては、樹脂等の被覆材を溶剤中に
溶解もしくは懸濁せしめて塗布しキャリアに付着せしめ
る方法1.単に粉体で混合する方法等、従来公知の方法
がいずれも適用できる。
キャリア表面への固着物質としてはトナー材料により異
なるが、例えばポリテトラフルオロエチレン、モノクロ
ロトリフルオロエチレン重合体、ポリフッ化ビニリデン
、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ジターシャーリ
ープチルサリチル酸の金属錯体、スチレン系樹脂、アク
リル系樹脂、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ニグ
ロシン、アミノアクリレート樹脂、塩基性染料及びその
レーキ、シリカ微粉末、アルミナ微粉末などを単独或い
は複数で用いるのが適当であるが、必ずしもこれに制約
されない。
上記化合物の処理量は、キャリアが前記条件を満足する
よう適宜決定すれば良いが、一般には総量で本発明のキ
ャリアに対し0.1〜30重量%(好ましくは0.5〜
20重量%)が望ましい。
本発明において、特に好ましい態様としては。
Go−Zn−Feの3元系のフェライトであり、その表
面をフッ素系樹脂とスチレン系樹脂の如き樹脂の組み合
せ、例えばポリフッ化ビニリデンとスチレン−メチルメ
タアクリレート樹脂、ポリテトラフルオロエチレンとス
チレン−メチルメタアクリレート樹脂、フッ素系共重合
体とスチレン系共重合体などをθ0:lO〜20:80
、好ましくは70:30〜30ニア0の比率の混合物と
したもので、0.01〜5重量%、好ましくは0.1−
1重量%コーティングしたコートフェライトキャリアで
あるものが挙げられる。該フッ素系共重合体としてはフ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体(1
0:90〜90:10)が例示され、スチレン系共重合
体としてはスチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル(
20:80〜80:20)、 スチレン−アクリル酸2
−エチルヘキシル−メタクリル酸メチル(20〜80:
5〜30:10〜50)が例示される。
本発明におけるキャリアの粒度分布の測定法は以下の通
りである。
1、試料的100gを0.1 gの桁まで計りとる。
2、篩は、 100Meshから、400Mesh (
7)標準篩(以下篩という)を用い、上から100.1
45.200゜250、350.400の大きさの順に
積み重ね底には受は皿を置き、試料は一番上の篩に入れ
てふたをする。
3、これを振動機によって水平旋回数毎分285±6回
、振動回数毎分150±lθ回で15分間ふるう。
4、ふるった後、容筒及び受は皿内の鉄粉を0.1 g
の桁まで計り取る。
5、重量百分率で小数第2位まで算出し、JIS−28
401によって小数第1位まで丸める。
ただし 篩の枠の寸法は篩面から上の内径が200mm 、上面
から篩面までの深さが45厘層であること。
各部分の鉄粉の重量の総和は、始め取った試料の質量の
99%以下であってはならないこと。
また、平均粒径は、上述の粒度分布測定値より、下式に
従って求める。
(145NESH篩の残量)X122+(200MES
)l篩の残量)X90+ (250NESH篩の残量)
X68+ (350NESH篩の残量)X52+ (4
00MI’SH篩の残量)X38+ (全篩通過量)X
17)キャリアの磁気特性の測定としてその装置は、B
HU−60型磁化測定装置(理研測定製)を用いる。
測定試料は約1.0g秤量し、内径7■φ、高さ101
厘のセルにつめ、前記の装置にセットする。
測定は、まず印加磁場を徐々に加え最大3,000エル
ステッドまで変化させる0次いで、印加磁場を減少せし
め、最終的に記録紙上に試料のヒステリシスカーブを得
る。これより、飽和磁化、残留磁化、保磁力を求める。
[実施例] 以下実施例をもって本発明の詳細な説明する。
表−1の■〜Oのキャリア及びa−Cのトナーを作成し
た。
(以下余白) トナーa: トナーb= トナーC: トナーは、各々の処方をロールミルで溶融混練し、冷却
後、ジェットミルで微粉砕、分級を行い、平均粒径8〜
15gmの分級品を得た。この分級品に、0.5重量%
の疎水性シリカ(商品名R−972。
日本アエロジル社製)をヘンシェルミキサーで外添し、
本発明のトナーを得た。さらに、該トナーとキャリアを
混合し、トナー濃度6%の現像剤とした。この現像剤を
使用して、第1図に示すOPC感光ドラムを有した、カ
ラー電子写真装置フルカラー複写機(キャノン製)を用
いて複写試験を行った。
実施例1 以上の処方の現像剤を約40%の画像面積を持つ原稿を
用い、2万枚の耐刷試験を行った。2万枚複写後でも、
エツジ効果の少ない画像が得られ、カブリ、飛散などの
画像劣化及びシリコンゴムローラーの汚染も全く生じな
かった。又、得られた複写物の色調は鮮明なマゼンタ色
であり、彩度とも十分な品質を有している。さらにコピ
ーの耐光性を見るため、フェードメーター(商品名スー
パーフェードメーター:スガ試験機社製)を用いて、 
80hrの強制照射テストを行ったが、40hrでは全
く変化なく、耐光性は実用上問題ないことがわかった。
さらに、同様の耐刷試験を30℃、80%の高温高湿下
で1.0万枚行ったが、飛散、カブリの悪化は生じなか
った。
実施例2 実施例1と同様の耐刷を行ったが、画像、色味、耐光性
とも、十分満足すべきものであった。
比較例1 実施例1と同様の耐刷を行ったが、画像の悪化は見られ
なかったものの、色味は色相が赤側ヘシフトし、彩度が
劣り、かなりくすんだ色調となり、鮮明なマゼンタ色は
得られなかった。
比較例2 実施例1と同様の耐刷を行ったが、色味、耐光性は問題
がなかったものの、1.5万枚でカブリ。
機内飛散が発生した。又、耐久中にトナーによるキャリ
アのスペント化が生じ、摩擦帯電能が低下することによ
り、1.O方杖で機内飛散がひどくなった。
さらに、実施例1と同様に、30℃、80%の高温高湿
下で0.5万枚の耐刷試験を行ったが、1000枚でカ
ブリ、飛散が著しく悪化した。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明により得られた現像剤を使
用することにより、大画像面端のカラー原稿の連続複写
を行っても飛散、カブリが発生せず、高湿下でも良好な
画像が得られ、耐光性が向上し、極めて鮮明なマゼンタ
色を得ることができ、本発明が工業的に非常に有用であ
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラートナーが適用されるカラー電子
写真複写機を概略的に示した断面図を示した図である。 l・・・感光ドラム 2・・・回転現像装置 3・・・補給ホッパー 4・・・補給ケーブル 5・・・転写ドラム 6・・・クリーナー 7・・・定着装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリア粒子とトナーの混合物より成る電子写真
    用現像剤において、該トナーが少なくともキナクリドン
    系及びメチン系着色剤を含有し、該キャリア粒子の平均
    粒径が20〜60μm、350メッシュ以下の微粉量が
    30重量%以下、400メッシュ以下の超微粉量が20
    重量%以下、250メッシュ以上の粗粉量が10重量%
    以下であり、3,000エルステッドの印加磁場に対す
    る飽和磁化が55〜75emu/gであり、かつ残留磁
    化、保磁力がそれぞれ10emu/g以下、10■_e
    以下であることを特徴とするフルカラー電子写真用マゼ
    ンタ現像剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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