JPS6325229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325229Y2 JPS6325229Y2 JP3617482U JP3617482U JPS6325229Y2 JP S6325229 Y2 JPS6325229 Y2 JP S6325229Y2 JP 3617482 U JP3617482 U JP 3617482U JP 3617482 U JP3617482 U JP 3617482U JP S6325229 Y2 JPS6325229 Y2 JP S6325229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- seat
- spring
- seat cushion
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の平行リンク式シート高さ調整装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
シートの前部と車体側との間にセクタギヤの如
く部分歯車を有するリンク及びこれの揺動、係止
を行うピニオン等からなる上下調整機構を設け、
シート後部と車体との間にリンクを介設し、リン
ク相互で平行リンクを構成し、リンクの揺動でシ
ートの高さを調整するようにした式の装置におい
て、シート前部の上下調整に追従させるべくシー
ト後部と車体との間にシート上方付勢用のバネを
設けたものがある。
く部分歯車を有するリンク及びこれの揺動、係止
を行うピニオン等からなる上下調整機構を設け、
シート後部と車体との間にリンクを介設し、リン
ク相互で平行リンクを構成し、リンクの揺動でシ
ートの高さを調整するようにした式の装置におい
て、シート前部の上下調整に追従させるべくシー
ト後部と車体との間にシート上方付勢用のバネを
設けたものがある。
かかる式のシート高さ調整装置においては、上
記バネは枢軸に一端を巻き付け、他端を別設した
ブラケツト等に係止させる方式が多く、ためにバ
ネが外に露出し、外観上好ましいとはいい難く、
又これを前席に設けた場合、後席乗員の靴先が触
れて靴先が傷付いたりする虞れがあること、ブラ
ケツト等を追加することにより部品点数が増える
こと等改善の余地がある。
記バネは枢軸に一端を巻き付け、他端を別設した
ブラケツト等に係止させる方式が多く、ためにバ
ネが外に露出し、外観上好ましいとはいい難く、
又これを前席に設けた場合、後席乗員の靴先が触
れて靴先が傷付いたりする虞れがあること、ブラ
ケツト等を追加することにより部品点数が増える
こと等改善の余地がある。
本考案は以上を改善すべくなされたもので、シ
ート後部と車体側との間に介設されるリンクをチ
ヤンネル材で形成し、チヤンネル溝内にシートを
上方に付勢するバネを内設する如くし、バネ専用
のブラケツト、バネ係止用フツク等を不要とし、
部品点数削減、構造の簡易化を図るとともに、バ
ネをリンクで覆つてこれの外側への露出を防止
し、外観性向上、周辺の保護を図つた車両のシー
ト高さ調整装置を提供するにある。
ート後部と車体側との間に介設されるリンクをチ
ヤンネル材で形成し、チヤンネル溝内にシートを
上方に付勢するバネを内設する如くし、バネ専用
のブラケツト、バネ係止用フツク等を不要とし、
部品点数削減、構造の簡易化を図るとともに、バ
ネをリンクで覆つてこれの外側への露出を防止
し、外観性向上、周辺の保護を図つた車両のシー
ト高さ調整装置を提供するにある。
第１図はシートの概略側面図を、第２図はシー
ト高さ調整装置の分解斜視図を示す。
ト高さ調整装置の分解斜視図を示す。
実施例は車両のフロントシートを示し、シート
１はシートクツシヨン２及びこれの後部上に起
倒、且つ起立角度調整可能に枢設起立されたシー
トバツク３からなる。シートクツシヨン２内には
シートクツシヨンフレーム４が内装され、シート
クツシヨンフレーム４はシートクツシヨンが車体
側の床面上を前後移動調整可能であるため、車体
側をなすスライドレール５上に後述するリンクを
介して支持される。
１はシートクツシヨン２及びこれの後部上に起
倒、且つ起立角度調整可能に枢設起立されたシー
トバツク３からなる。シートクツシヨン２内には
シートクツシヨンフレーム４が内装され、シート
クツシヨンフレーム４はシートクツシヨンが車体
側の床面上を前後移動調整可能であるため、車体
側をなすスライドレール５上に後述するリンクを
介して支持される。
フレーム４の両側片４ａ外側にはこれの前後方
向と同方向に長いサイドメンバ６，６を例えば後
部の二個所に設けた取付孔６ａで結着する。サイ
ドメンバ６，６の前部には垂下した支持部６ｂを
設け、これに前後の取付孔６ｃ，６ｄを設け、後
部の孔６ｄには連結シヤフト７を回動自在に横架
し、シヤフト７の両端部７ａ，７ａを取付孔６ｄ
外方に突出し、これにピニオン８，８を夫々結合
する。シヤフト端部の一方を更に延出し、延出部
７ｂに操作ハンドル９を結合し、ハンドル９には
これの操作方向の反対側への回動を阻止するブレ
ーキ９ａを備える。
向と同方向に長いサイドメンバ６，６を例えば後
部の二個所に設けた取付孔６ａで結着する。サイ
ドメンバ６，６の前部には垂下した支持部６ｂを
設け、これに前後の取付孔６ｃ，６ｄを設け、後
部の孔６ｄには連結シヤフト７を回動自在に横架
し、シヤフト７の両端部７ａ，７ａを取付孔６ｄ
外方に突出し、これにピニオン８，８を夫々結合
する。シヤフト端部の一方を更に延出し、延出部
７ｂに操作ハンドル９を結合し、ハンドル９には
これの操作方向の反対側への回動を阻止するブレ
ーキ９ａを備える。
既述の左右のスライドレール５の前部上にはブ
ラケツト１０，１０を起設し、これに左右一対の
リンク１１の基部をピン１２で枢着し、リンク１
１は略扇状をなし、先部に歯１１ａを備えてセク
タギヤ状をなす。かかるリンク１１の中間部に取
付孔１１ｂを設けてピン１３で既述の前部取付孔
６ｃに枢着する。かくしてシートクツシヨンフレ
ーム４はスライドレール５の前部上にリンク１１
を介して支持されることとなる。
ラケツト１０，１０を起設し、これに左右一対の
リンク１１の基部をピン１２で枢着し、リンク１
１は略扇状をなし、先部に歯１１ａを備えてセク
タギヤ状をなす。かかるリンク１１の中間部に取
付孔１１ｂを設けてピン１３で既述の前部取付孔
６ｃに枢着する。かくしてシートクツシヨンフレ
ーム４はスライドレール５の前部上にリンク１１
を介して支持されることとなる。
スライドレール５，５の後部上には正面Ｕ字型
のロアブラケツト１４を結着し、左右の起片部１
４ａには同心的に取付孔１４ｂを設け、一方、正
面逆Ｕ字型のアツパブラケツト１５をフレーム４
の後部下面左右に結着し、左右の垂下片部１５ａ
には同心的に取付孔１５ｂを設ける。後部リンク
１６は鋼板のプレス成形品等からなる下向き開放
された断面チヤンネル状をなし、上片１６ａ、こ
れの両側端から折曲垂下された側片１６ｂ，１６
ｂを備え、側片１６ｂ，１６ｂの前後には左右で
同心的な取付孔１６ｃ，１６ｄを設ける。１７は
リフトスプリングをなすバネで、前後の巻回した
コイル状トーシヨン部１７ａ，１７ｂを連結部１
７ｃで連結し、かかるバネ１７はリンク１６の溝
内に収納し、バネの前部トーシヨン部１７ａをロ
アブラケツト１４内に臨ませ、ピン１８を取付孔
１６ｃ，１４ａ、トーシヨン部１７ａを通してリ
ンク前部とロアブラケツト１４とを枢着する。ア
ツパブラケツト１５内に後部トーシヨン部１７ｂ
を臨ませ、リンク後部の取付孔１６ｄ、ブラケツ
トの取付孔１５ｂ、トーシヨン部１７ｂにピン１
９を通し、リンク後部とアツパブラケツト１５と
を枢着する。そしてトーシヨン部１７ａ，１７ｂ
の始端１７ｄをレール５側に、又終端１７ｅ側を
シートクツシヨンフレーム４側に各当接せしめ、
バネ１６をリンク１１内に内装しつつ両端をレー
ル及びフレームに弾接し、バネ力によりフレーム
４、従つてシートクツシヨンを上方に弾圧付勢す
る。
のロアブラケツト１４を結着し、左右の起片部１
４ａには同心的に取付孔１４ｂを設け、一方、正
面逆Ｕ字型のアツパブラケツト１５をフレーム４
の後部下面左右に結着し、左右の垂下片部１５ａ
には同心的に取付孔１５ｂを設ける。後部リンク
１６は鋼板のプレス成形品等からなる下向き開放
された断面チヤンネル状をなし、上片１６ａ、こ
れの両側端から折曲垂下された側片１６ｂ，１６
ｂを備え、側片１６ｂ，１６ｂの前後には左右で
同心的な取付孔１６ｃ，１６ｄを設ける。１７は
リフトスプリングをなすバネで、前後の巻回した
コイル状トーシヨン部１７ａ，１７ｂを連結部１
７ｃで連結し、かかるバネ１７はリンク１６の溝
内に収納し、バネの前部トーシヨン部１７ａをロ
アブラケツト１４内に臨ませ、ピン１８を取付孔
１６ｃ，１４ａ、トーシヨン部１７ａを通してリ
ンク前部とロアブラケツト１４とを枢着する。ア
ツパブラケツト１５内に後部トーシヨン部１７ｂ
を臨ませ、リンク後部の取付孔１６ｄ、ブラケツ
トの取付孔１５ｂ、トーシヨン部１７ｂにピン１
９を通し、リンク後部とアツパブラケツト１５と
を枢着する。そしてトーシヨン部１７ａ，１７ｂ
の始端１７ｄをレール５側に、又終端１７ｅ側を
シートクツシヨンフレーム４側に各当接せしめ、
バネ１６をリンク１１内に内装しつつ両端をレー
ル及びフレームに弾接し、バネ力によりフレーム
４、従つてシートクツシヨンを上方に弾圧付勢す
る。
次に作用、効果を詳述すると、前後のリンク１
１，１６は平行リンクをなし、前部リンク１１の
揺動はピニオン８と歯１１ａとお噛合で規制さ
れ、所定高さを保持する。ハンドル９を回動操作
することによりピニオン８は回動可能となり、シ
ートクツシヨンフレーム４を上下動させるべくピ
ニオン８を回動させ、これによりリンク１１は噛
合関係から上下に揺動し、高さ調整を行い、一
方、後部リンク１６は前部リンクの拘束解除、上
下動によりバネ１７の付勢により平行リンクとし
て揺動し、後部の高さを追従して調整することと
なり、所定の位置でハンドル操作を解除すること
によりピニオン８はロツクされ、リンクをロツク
して、この高さを保持する。
１，１６は平行リンクをなし、前部リンク１１の
揺動はピニオン８と歯１１ａとお噛合で規制さ
れ、所定高さを保持する。ハンドル９を回動操作
することによりピニオン８は回動可能となり、シ
ートクツシヨンフレーム４を上下動させるべくピ
ニオン８を回動させ、これによりリンク１１は噛
合関係から上下に揺動し、高さ調整を行い、一
方、後部リンク１６は前部リンクの拘束解除、上
下動によりバネ１７の付勢により平行リンクとし
て揺動し、後部の高さを追従して調整することと
なり、所定の位置でハンドル操作を解除すること
によりピニオン８はロツクされ、リンクをロツク
して、この高さを保持する。
ところでシートクツシヨン後部をリフト方向に
付勢するバネ１７はリンク１６がチヤンネル状で
溝内に収納され、従つて外部に露出せず、外部に
露出した従来の如き靴先への接触等がなく、又こ
れにより外観性を向上し、更にバネの両端はリン
ク取付ブラケツトに支持され、従つてバネ専用の
ブラケツト、フツク等の部品を必要とせず、部品
点数の削減を図り、取付工数の減少、構造の簡単
化を図ることができる。
付勢するバネ１７はリンク１６がチヤンネル状で
溝内に収納され、従つて外部に露出せず、外部に
露出した従来の如き靴先への接触等がなく、又こ
れにより外観性を向上し、更にバネの両端はリン
ク取付ブラケツトに支持され、従つてバネ専用の
ブラケツト、フツク等の部品を必要とせず、部品
点数の削減を図り、取付工数の減少、構造の簡単
化を図ることができる。
本考案は以上の如き多大の利点を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
はシートの概略側面図、第２図は調整装置の分解
斜視図、第３図はリンクの斜視図、第４図は組付
状態の縦断側面図である。 尚図面中１はシート、８，９，１１はシート上
下調整機構、１６はリンク、１７はバネである。
はシートの概略側面図、第２図は調整装置の分解
斜視図、第３図はリンクの斜視図、第４図は組付
状態の縦断側面図である。 尚図面中１はシート、８，９，１１はシート上
下調整機構、１６はリンク、１７はバネである。
Claims (1)
- 前部にシート上下調整機構を設け、後部にはシ
ート下部と車体側とを連結するリンクを設け、且
つシート後部を上方に付勢するバネを設けた車両
のシート高さ調整装置において、前記リンクを断
面チヤンネル状に形成し、該リンクのチヤンネル
溝内に前記バネを内設したことを特徴とする車両
のシート高さ調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3617482U JPS58139234U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 車両のシ−ト高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3617482U JPS58139234U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 車両のシ−ト高さ調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58139234U JPS58139234U (ja) | 1983-09-19 |
| JPS6325229Y2 true JPS6325229Y2 (ja) | 1988-07-11 |
Family
ID=30047620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3617482U Granted JPS58139234U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 車両のシ−ト高さ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58139234U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0723075B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1995-03-15 | アイシン精機株式会社 | 自動車座席の高さ調整装置 |
| JPH0619410Y2 (ja) * | 1989-03-28 | 1994-05-25 | 池田物産株式会社 | サスペンションシート |
| US9073456B2 (en) | 2010-10-12 | 2015-07-07 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
| JP5750450B2 (ja) * | 2010-10-12 | 2015-07-22 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP3617482U patent/JPS58139234U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58139234U (ja) | 1983-09-19 |
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