JPS63252141A - 超音波トランスジユ−サの走査制御装置 - Google Patents

超音波トランスジユ−サの走査制御装置

Info

Publication number
JPS63252141A
JPS63252141A JP62087677A JP8767787A JPS63252141A JP S63252141 A JPS63252141 A JP S63252141A JP 62087677 A JP62087677 A JP 62087677A JP 8767787 A JP8767787 A JP 8767787A JP S63252141 A JPS63252141 A JP S63252141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
scanning
transducer
driver
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62087677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0548127B2 (ja
Inventor
橋本 伸男
安藤 彰郎
鈴木 國興
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP62087677A priority Critical patent/JPS63252141A/ja
Publication of JPS63252141A publication Critical patent/JPS63252141A/ja
Publication of JPH0548127B2 publication Critical patent/JPH0548127B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は超音波診断や超音波計測に用いられる超音波
トランスジューサの走査制御装置に関し、さらに詳しく
はセクタ方式によって2次元走査を行えるようにした超
音波トランスジューサの走査制御装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 診断に超音波トランスジューサ(以下TDとも略称する
)を利用する医用の分野では、近年、精密検診用として
高分解能の画像を表示できるTDの開発が強く望まれて
いる。この要望に応えるためには、超音波の高周波化お
よび反射波長の短波長化をはかって被検体の深さ方向で
の分解能を上げること、TDを大口径化して超音波ビー
ムを絞るとともに、焦点距離を多段に変え見かけの広島
深度を大きくして被検体の面方向での分解能を上げるこ
と、被検体の深さ方向で異なった断面の断層@を多数表
示できるようにすること、さらにはTDをセミ・リアル
タイムで2次元に走査できることなどが解決すべき課題
となる。
ところでTDの走査制御装置の従来例として、TDを保
持づるホルダを揺動自在に枢支し、このホルダの一端部
に設けられたフォークおよびこれに係合する公転軸など
からなる運動変換機構を介して、モータの回転を上記T
Dの一定方向への反復揺動運動に変換し、これによりT
Dを1次元的にセクタ走査するように構成したもの(特
公昭56−16654号公報)が知られている。しかし
ながらこの方式では、TDをセミリアルタイムで2次元
に走査できないという問題を有していた。
また、これとは別に、電子走査式のリニアTDを、その
リニアTDの各素子片の配列方向に平行な軸を中心にし
て揺動させることにより、2次元走査を行なえるように
構成したもの(特公昭57−45174号公報)も開発
されている。しかしながら、この方式ではTDを2次元
に走査できるものの、用いるTDが電子走査型であるた
め、口径の大きい高分解能の画像表示はできないという
問題を有していた。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、大口径のTDを高速で2次元走査できる構成の簡単な
超音波トランスジューサの走査制御装置を提供すること
を目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明の超音波トランスジューサの走査制御装置は、
上記目的を達成するために、一端部に超音波トランスジ
ューサを保持し球面軸受により1ヱ動自在に支持された
トランスジューサ走査軸と、前記トランスジューサ走査
軸が嵌挿されるガイド長穴を有しそのガイド長穴の長手
方向と直交するX軸方向に揺動自在となるように枢支さ
れ、その揺動に伴って前記トランスジューサ走査軸をX
@力方向揺動させるX軸走査ドライバと、前記トランス
ジューサ走査軸が嵌挿されて前記X軸走査ドライバのガ
イド長穴と長手方向が互いに直角に交差するガイド長穴
を有し、そのガイド長穴の長手方向と直交するY軸方向
に揺動自在となるように枢支され、その揺動に伴って前
記トランスジューサ走査軸をY軸方向に揺動させるY軸
走査ドライバと、前記X軸走査ドライバを一定サイクル
で反復動作させるX軸部vJ機構と、前記X軸走査ドラ
イバの動作サイクルに同期して前記Y軸走査ドライバを
所定量づつ間欠動作させるY軸駆動機構とを設けている
。この装置によれば、X@走査ドライバのX軸方向への
揺動に伴いトランスジューサ走査軸がY軸走査ドランバ
のガイド長穴でその長手方向つまりX軸方向へ案内され
て超音波トランスジューサのX軸走査が行われる一方、
Y軸走査ドライバのY軸方向への揺動に伴いトランスジ
ューサ走査軸がX@走査ドライバのガイド長穴でその長
手方向つまりY軸方向へ案内されて超音波トランスジュ
ーサのY軸走査が行われる。
(実施例) 第1図ないし第4図はこの発明の一実施例である超音波
トランスジューサの走査制御装置の構成図を示し、その
うち第1図は平面図を、第2図は一部を破断した正面図
を、第3図は一部を破断した右側面図を、第4図は正面
より見た要部断面図をそれぞれ示す。ただし、第3図で
は、ウオームギア18とウオームホイール19の噛合構
成が明らかになるように、Y軸走査モータ14およびこ
れと同一軸線上にあるトルクリミッタ16の位置を実際
より上方位置に展開して示している。
この走査制御装置では、ベース1のほぼ中央部に第4図
に示すように球面軸受2が設けられ、このベース1を貞
通するトランスジューサ走査軸3が揺動自在となるよう
に上記球面軸受け2で支承されており、このトランスジ
ューサ走査軸3の下端部にはトランスジューサ4が着脱
自在に保持されている。上記球面軸受2のハウジング2
aの前後部には、概形が逆U字状のX軸走査ドライバ5
の両脚部下端を球面軸受2の中心0に相当する高さ位置
で枢支して、ベース1の左右方向つまりX軸方向にX軸
走査ドライバ5が揺動自在となるようにしである。また
、このX軸走査ドライバ5の上部本体にはX軸方向に対
して直交し、ベース1と平行な方向つまりY軸方向に延
びる所定幅のガイド長穴6が形成され、このガイド長穴
6に上記トランスジューサ走査軸3が嵌挿されている。
これとは別に、上記球面軸受2のハウジング2aの左右
両端部にも、同じく概形が逆U字状のY軸走査ドライバ
7の両脚部下端を球面軸受2の中心Oに相当する高さ位
置で枢支して、Y軸走査ドライバ7がX軸走査ドライバ
5の下側でこれと直角に立体交差する形でY軸方向に揺
動自在となるようにしである。ぞして、このY軸走査ド
ライバ7の上部本体にはX軸方向に延びる所定幅のガイ
ド長穴8が形成され、このガイド長穴8に上記トランス
ジューサ走査軸3が嵌挿されている。また上記各ガイド
長穴6.8に嵌挿されるトランスジューサ走査軸3の上
部側には四角柱状のスライダ9が外装され、このスライ
ダ9を介してトランスジューサ走査軸3が各ガイド長穴
6.8の長手方向に向けて揺動しうるようにしである。
すなわち、X軸走査ドライバ5がX軸方向に揺動すると
、これに従ってトランスジューサ走査軸3がガイド長穴
8にガイドされながらX軸方向に揺動する一方、Y軸走
査ドライバ7がY軸方向に揺動すると、これに従ってト
ランスジューサ走査軸3がガイド長穴6にガイドされな
がらY軸方向に揺動するように構成されている。
一方、ベース1上の左辺側にはX軸走査ドライバ5を反
復動作させるX軸層a機構の動力源となるX@走査モー
タ10がブラケット11を介して設けられ、このX軸走
査モータ10の出力軸に連結されたクランク12とX軸
走査ドライバ5の前面側上部とをリンク13で連結して
構成されるクランク機構により、X軸走査モータ10の
回転をX軸走査ドライバ5の反復揺動運動に変換するよ
うに構成されている。
これに対して、Y軸走査ドライバ7を動作させるY軸部
l!l1機構の動力源となるY軸走査モータ14は、ベ
ース1上の右辺側にフレーム15を介して設けられ、こ
のY軸走査モータ14の出力軸に連結されたトルクリミ
ッタ16がギアを介してブレーキ17に接続され、さら
にこのブレーキ17はウオームギア18の回転軸に連結
されている。
そして、前記Y軸走査ドライバ7に一体に連結されたウ
オームホイール19が上記ウオームギア18と噛合して
、Y軸走査モータ14の回転を、トルクリミッタ16.
ブレーキ17.ウオームギア18、ウオームホイール1
9を介してY軸走査ドライバ7の揺動運動に変換するよ
うに構成されている。
また前記X軸走査モータ10の出力軸には、その回転角
を検出するためのX軸走査用エンコーダ20が連結され
る。一方、クランク12と対向するブラケット11の前
部には光電センサからなる原点センサ21が設けられ、
クランク12の背面側にこれと一体に設けられた原点ド
ッグ22が上記原点センサ21の前方を横切るときを上
記X軸走査モータ10の出力軸の回転運動の原点として
、これを原点センサ21により検出するように構成され
ている。これに対してY軸駆動機構側では、ウオームギ
ア18の回転軸にその回転角を検出するためのY軸走査
用エンコーダ23が連結されている。そして、Y軸走査
モータ14を支持するフレーム15の後部側には、第3
図に示1ようにウオームホイール19の揺動角度つまり
Y軸走査角度を検出する光電センサかうなる角度検出セ
ンサ24が設けられ、これと対向するウオームホイール
19側に設けられたドッグパー25が上記角度検出セン
サ24と対向する位置から上下方向に逸脱すると角度検
出センサ24よりY軸走査角度検出信号が出力されるよ
うに構成されている。さらに、上記フレーム15の前後
部側におけるウオームギア18の回転軸に近い位置には
光電センサからなるY走査オーバラン検出センサ26が
それぞれ設けられ、この検出センサ26によりY軸走査
ドライバ7側に設けられた遮光板(図示省略)による遮
光作用を利用してY軸走査ドライバ7の揺動角度が限界
値に達するのを検出するようにしである。なお、ベース
1の下側には図示しない水槽やウォーターバッグなどが
装着され、トランスジューサ走査軸3の下端部に保持さ
れるトランスジユーザ4が、上記の水槽やウォーターバ
ッグ内で走査されるように構成されている。
つぎに、この装置の動作について説明する。この装置の
X@走査モータ10が一定方向に回転駆動されると、そ
の出力軸の回転はクランク12゜リンク13からなるク
ランク機構を介してX軸走査ドライバ5の揺動運動に変
換され、X軸走査モータ10の出力軸が一回転するたび
にX軸走査ドライバ5はトランスジューサ走査軸3とと
もにX軸方向に揺動して1往復する。一方、Y軸走査モ
ータ14が正逆いずれかの方向に所定の回転角度で間欠
駆動されると、そのY軸走査モータ14の出力軸回転は
トルクリミッタ16.ブレーキ17゜ウオームギア18
を介してウオームホイール19の揺動運動に変換され、
Y@走査モータ14の間欠駆動に応じてウオームホイー
ル19と一体のY軸走査ドライバ7はトランスジューサ
走査軸3とともにY軸方向に間欠的に揺動変位する。し
たがってトランスジューサ走査軸3は、L記X軸走査ド
ライバ5およびY軸走査ドライバ7の動作位置に応じて
球面軸受2を中心に、X軸、Y軸の両方向に任意に走査
できることになる。すなわち、TD4の2次元走査が可
能となる。なお、上記Y軸におけるY軸走査ドライバ7
の所定位置への停止は、Y軸走査用エンコーダ23の出
力パルスに基づきブレーキ17を働かせて短時間のうち
に正確に行われる。
ここでは2次元走査の一例として、X軸走査モータ10
の出力軸が1回転するごとにクランク12側の原点ドッ
グ22を検出して原点センサ21により出力されるX軸
走査の原点信号に基づき、TD4の超音波パルス発生と
Y軸走査のタイミングを制御する場合を、第5図に示す
タイミングヂャートに基づき以下に詳述する。
第5図において、(a)は上記原点センサ21より出力
されるX軸走査の原点信号の波形図であり、この原点信
号が発生されてから次の原点信号が発生されるまでの区
間、つまりX軸走査モータ1゜の出力軸が1回転する間
に、TD4はX軸方向にltt復走査される。同図(b
)はその走査の往路を「L」、復路をrHJとして2値
化して示した波形図であり、原点信号が発生してからX
軸走査モータ10の出力が180°回転する区間が往路
区間Aとなり、180°〜360°の区間が復路区間B
となる。この往路区間A、復路区間Bの信号は、制御部
(図示省略)において原点センサ21の信号とX軸走査
用エンコーダ20の信号とに基づいて作成される。同図
(C)は上記往路区間Aおよび復路区間Bの途中でTD
4をドライブして超音波パルスを発生させるパルスドラ
イブ区間を示す波形図(N」J区間がパルスドライブ区
間に相当)であり、ここでは往路区間Aのうち初めの3
0°を休止区間、次の120°をパルスドライブ区間、
最後の30°を休止区間とし、また復路区間Bでも、そ
のうちの初めの30°を休止区間、次の120°をパル
スドライブ区間、最後の30°を休止区間として、全体
として60°の休止区間(符号りで示す)と120°の
パルスドライブ区間(符号Cで示す)を繰り返すように
しである。
このパルスドライブ区間の信号も、t、+1511部に
おいて原点センサ21の信号とX軸走査用エンコーダ2
0の信号とに基づいて作成される。同図(d)はTD4
がY軸方向の正逆いずれか任意の方向に走査されるY軸
走査区間を示す波形図〈「H」区間が走査区間に相当)
であり、ここでは上記X軸方向のパルスドライブが禁止
される区間りよりも短い区間E内でY軸走査が完了する
ように設定されている。この区間信号は、制御部におい
て、原点センサ21の信号とY軸走査用エンコーダ23
の信号と角度検出センサ24の信号に基づいて作成され
る。なお、Y@の駆動系に故障が生じるなどして、TD
4が最大の限界角度までY軸方向にオーバランすると、
オーバーラン検出センサ26が直ちにそれを検出してオ
ーバーラン検出信号を制御部に与え、装δが緊急停止さ
れる。
以上の動作により、TD4はX軸方向の往路移動(超音
波パルス発生)→YY軸方向の移動→X軸方向の復路移
lJ(超音波パルス発生)→YY軸方向の移動という変
位を繰り返して2次元走査される。
ところで、この走査制御装置におけるX軸走査系のX軸
走査モータ10.リンク13.X軸走査ドライバ5の関
係を模式的に示した第6図において、X軸走査モータ1
0の回転角θ1とX軸走査ドライバ5の走査角θ2 (
図中O′はX軸走査ドライバ5の揺動支点である球面軸
受2の中心Oに相当している)との間には ただし、 γ:リンク13のリンク艮MM’Y:MN a:クランク12のリンク艮OM b : )lk走査ドライバ5のドライバ長0′M′ X:M’N Xo:O’  L Yo:OL の関係式が成り立つ。いま、上記走査11111装置に
おいて、仮にX軸走査モータ10側のクランク12が垂
直(第7図に示す模式図において符号■。
■の位置に相当)な点でX軸走査ドライバ5が垂直にな
るように設定するものとして、上記クランク12の往路
上の各位置■、■、[株]および復路上の各位置■、■
、■と対応するX軸走査ドライバ5の各位置を示す第8
図の模式図の各角度β、γを求めると次のようになる。
この場合、−例としてa=10am1t)=38am+
1r=60ms+、 YO−38am−Xo ” 59
 、161 as、超音波パルス休止角度δ−60″と
した場合について前に(1)式の関係から求めると、β
=12.2107°、γ=−14.1366°となり、
X軸走査ドライバ5の走査角は左右に均一とならない。
そこで、この実施例では、機械的設定の容易さを考慮し
て、βとγの相加平均角α=−0,96295°だけク
ランク12の連結点を垂直位置より角度γ側にずらして
設定して、左右均一な走査角を得るようにしである。以
上の数値の設定は一例であり、他の数値の組合せにより
クランク12の連結点の位置補正は異なる。
また前記(1)式の関係から明らかなように、X軸走査
モータ10の回転角θ、とX軸走査ドライバ5の走査角
θ2は線形な関係ではない。つまり、X軸走査モータ1
0が等角度で回転してもX軸走査ドライバ5は等角度で
振動しない。そこで、この実施例ではX軸走査用エンコ
ーダ20の出力つまり等角度パルス列を第9図に示す補
正クロック発生回路に入力して、この回路よりX軸走査
ドライバ7の走査角が等角度で変化するタイミングに合
う補正り0ツクを取り出すようにしている。
第9図に示す補正クロック発生回路において、27はR
OMであり、X軸走査ドライバ5の走査角θ2の微小等
角度変化に対応するX軸走査モータ10の回転角θ1の
微小変化量を、上記(1)式に基づきX軸走査用エンコ
ーダ20より出力される信号のパルス数に換算して予め
求めておき、分周比データとしてROM27にアドレス
順に記憶させておく。ROM27の前段にはアドレスカ
ウンタ28が設けられ、このカウンタ28の出力端子Q
0・−Q nより出力されるアドレス信号をROM27
が入力端子A。・・・Aoで受けて、そのアドレス信号
に対応する分周比データを出力端子O0・・・O,より
次段の分周カウンタ29の入力端子DO・・・DIに与
えるように構成されている。そして、アドレスカウンタ
28では原点センサ21より出力される原点信号aをク
リア端子CIより受けると、そのカウンタ28の出力が
初期値0にクリアされ、この出力がアドレス信号として
ROM27に入力される。このアドレス信号を受けたR
OM27からはこれに対応する分周比データが出力され
、分周カウンタ29にこの分周比データがロードされる
。このときのロードのタイミング信号として、上記原点
信号aがゲート30を介して分周カウンタ29の端子り
に与えられる。このあと、X輪走査用エンコーダ20よ
り出力される等角度パルス信号すが分周カウンタ29の
クロック端子CLKに順次入力され、分局カウンタ29
ではこれをカウントしてロードされている分周比データ
に応じた分局比でキャリアウド端子CAより補正クロッ
クCが出力される。この補正クロックCはアドレスカウ
ンタ28のクロック端子CLKにも入力され、これをカ
ウントするアドレスカウンタ28の出力つまりアドレス
信号の内容が1つ更新される。そこで、このアドレス信
号を受けるROM27からは先の初期値の場合より1つ
更新された内容の分周比データが出力され、この分周比
データが分周カウンタ29にロードされる。このときの
ロードのタイミング信号として、遅延回路31で処理さ
れた上記補正クロックCが、ゲート30を介して分周カ
ウンタ29の端子りに与えられる。分周カウンタ29で
は、そのクロック端子CLKに順次入力される等角度パ
ルス信号すをカウントして、新たにロードされた分周比
データに応じた分周比でキャリアウド端子CAより新た
な補正クロックCが出力される。以上の動作が補正クロ
ックCの出力ごとに繰り返され、これによりX軸走査用
エンコーダ20より出力されるパルス列に基づきX軸走
査ドライバ5の等角度変位にタイミングの合った補正ク
ロックCが得られる。なお、単位走査角の変更はROM
27の内容を書き変えることににって簡単に対応できる
以上の走査制御装置において、固定焦点式のTD4を使
用する場合には、X軸走査モータ10の回転速度および
超音波パルスの発生タイミングは一定でよいが、例えば
アニユラ型のように焦点を多段階に可変設定できるTD
4を使用する場合には、その焦点の設定に応じてX軸走
査モータ10の回転速度および超音波パルスの発生タイ
ミングを変える必要がある。
そこで、この実施例では固定焦点方式だけでなく可変焦
点設定を行うダイナミック焦点方式へも適応しうるよう
に第10図に示す回路を用いて、超音波パルスの発生タ
イミングを制御するようにしている。すなわち第10図
の回路において、カウンタ32の入力端子り。・・・D
oには外部から固定の焦点や多段の焦点に応じた段数指
定信号dが入力され、第9図に示す補正クロック発生回
路から上記カウンタ32のクロック端子CKに入力され
る補正クロックCをカウントすることにより、ロードさ
れた段数に応じて分周された超音波パルス発生信号eが
キャリアウド端子CAよリゲート33を介して出力され
る。このとき段数指定信号dをロードするタイミング信
号として、第5図(C)に示したパルスドライブ発生期
間の信号fとカウンタ32のキャリアウド端子CAの出
力との論理積信号がゲート34を介して端子しに与えら
れる。ここでは図示しないが、上記超音波パルスの発生
タイミングの制御と並行して、別の手段によりX軸走査
モータ10の回転速度も制御される。
−例として、4段に可変焦点設定を行うダイナミック焦
点方式の場合での走査速度が最低となる段階での超音波
パルス発生信号eとこれに対応する補正りOツクCのタ
イムチャートを111図(a)、 (b)にそれぞれ示
す。これに対して同図(C)、(d)は、上記ダイナミ
ック焦点方式における走査速度が最高となる段階に固定
的に設定される固定焦点方式の場合の超音波パルス発生
信号eとこれに対応する補正クロックCのタイムチャー
トを示している。すなわち、同図(a)、 (b)に示
すダイナミック焦点方式の場合は、同図(C)、(d)
に示す固定焦点方式の場合に比べて走査速度では1/4
に制御され、したがって第10図に示すカウンタ32に
入力される補正クロックCも4倍に時間間隔が伸ばされ
る。このためカウンタ32からは分周比1として超音波
パルス発生信号eが出力される。逆に走査速度が上記ダ
イナミック焦点方式の場合の4倍となる固定焦点方式で
は、カウンタ32に入力される補正クロックCが4倍の
繰返し周波数となり、カウンタ32からは分周比4とし
て補正クロックCの1/4の超音波パルス発生信号eが
出力されることになる。このように、可変焦点設定を行
うダイナミック焦点方式のTD4に対応できるようにし
ているため、使用者の使用条件に応じて高画質の画像が
簡単に得られる。
(発明の効果) 以上のように、この発明の超音波トランスジューサの走
査制御装置によれば、X@走査ドライバのX軸方向への
揺動に伴いトランスジューサ走査軸がY軸走査ドライバ
のガイド長穴でX軸方向へ案内されて超音波トランスジ
ューサのX軸走査が行われる一方、Y軸走査ドライバの
Y軸方向への揺動に伴いトランスジューサ走査軸がX軸
ドライバのガイド長穴でY軸方向へ案内されて超音波ト
ランスジューサのY軸走査が行われるので、簡単な構成
により大口径のTOを高速で2次元走査できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である超音波トランスジュ
ーサの走査制tIIl装置の平面図、第2図は上記走査
制御装置の一部を破断して示す正面図、第3図は上記走
査&IJ御装置の一部を破断して示す右側面図、第4図
は上記走査1.II御装置の正面側より見た縦断面図、
第5図は上記走査制御装置の動作時のタイミングチャー
ト、第6図は上記走査制御装置のX軸走査モータの回転
角とX軸走査ドライバの走査角との関係を示す模式図、
第7図はX軸走査モータの回転動作を示す模式図、第8
図はX軸走査ドライバの揺動動作を示す模式図、第9図
は補正クロック発生回路を示す回路図、第10図は超音
波パルス発生信号のタイミングを制御する制御回路を示
す回路図、第11図は超音波パルス発生信号とこれに対
応する補正クロックのタイムチャートである。 2・・・球面軸受、 3・・・トランスジューサ走査軸
、4・・・トランスジューサ、5・・・X軸走査ドライ
バ、6・・・ガイド長穴、7・・・Y軸走査ドライバ、
8・・・ガイド長穴、 10・・・X軸走査モータ 12・・・クランク 13・・・リンク 14・・・Y軸走査モータ 16・・・トルクリミッタ 17・・・ブレーキ 18・・・ウオームギア 19・・・ホイール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端部に超音波トランスジューサを保持し球面軸
    受により揺動自在に支持されたトランスジューサ走査軸
    と、前記トランスジューサ走査軸が嵌挿されるガイド長
    穴を有しそのガイド長穴の長手方向と直交するX軸方向
    に揺動自在となるように枢支され、その揺動に伴つて前
    記トランスジューサ走査軸をX軸方向に揺動させるX軸
    走査ドライバと、前記トランスジューサ走査軸が嵌挿さ
    れて前記X軸走査ドライバのガイド長穴と長手方向が互
    いに直角に交差するガイド長穴を有し、そのガイド長穴
    の長手方向と直交するY軸方向に揺動自在となるように
    枢支され、その揺動に伴つて前記トランスジューサ走査
    軸をY軸方向に揺動させるY軸走査ドライバと、前記X
    軸走査ドライバを一定サイクルで反復動作させるX軸駆
    動機構と、前記X軸走査ドライバの動作サイクルに同期
    して前記Y軸走査ドライバを所定量づつ間欠動作させる
    Y軸駆動機構とを備えたことを特徴とする超音波トラン
    スジューサの走査制御装置。
JP62087677A 1987-04-09 1987-04-09 超音波トランスジユ−サの走査制御装置 Granted JPS63252141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62087677A JPS63252141A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 超音波トランスジユ−サの走査制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62087677A JPS63252141A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 超音波トランスジユ−サの走査制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63252141A true JPS63252141A (ja) 1988-10-19
JPH0548127B2 JPH0548127B2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=13921565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62087677A Granted JPS63252141A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 超音波トランスジユ−サの走査制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63252141A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619707U (ja) * 1992-03-13 1994-03-15 日本光電工業株式会社 超音波振動子保持器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196455A (ja) * 1984-10-18 1986-05-15 Canon Inc 超音波走査装置
JPS6210963U (ja) * 1985-07-05 1987-01-23
JPS6217653A (ja) * 1985-07-15 1987-01-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接管の超音波探傷方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196455A (ja) * 1984-10-18 1986-05-15 Canon Inc 超音波走査装置
JPS6210963U (ja) * 1985-07-05 1987-01-23
JPS6217653A (ja) * 1985-07-15 1987-01-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接管の超音波探傷方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619707U (ja) * 1992-03-13 1994-03-15 日本光電工業株式会社 超音波振動子保持器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0548127B2 (ja) 1993-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2314220B1 (en) Method of ultrasonic diagnostic
EP0504480A2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus using a linear and angular scanning probe
US20170181725A1 (en) Joint ultrasound imaging system and method
US4917096A (en) Portable ultrasonic probe
US4399822A (en) Ultrasonic equipment for generating section images
KR20070009175A (ko) 초음파 프루브의 트랜스듀서 구동장치
JP3001612B2 (ja) スキャナ用ガルバノメータの作動制御装置
JPWO2004082482A1 (ja) 超音波探触子および超音波診断装置
JPS63252141A (ja) 超音波トランスジユ−サの走査制御装置
NL1033016C2 (nl) Diagnostische ultrageluidsapparatuur.
JP2023052275A (ja) 制御装置
JPS62174654A (ja) 実時間超音波走査の方法と装置
JPWO2005096948A1 (ja) 超音波診断装置
JP2001157680A (ja) 超音波探触子
JPH0414019B2 (ja)
JP7447684B2 (ja) 超音波診断装置、及び超音波プローブ
CN116138805B (zh) 光声超声多模态成像设备及方法、电子设备及存储介质
JP2007225320A (ja) Octによる光診断方法及び装置
JPH0630938A (ja) 超音波プローブ
JPS61115546A (ja) 超音波探触子
JP2004275265A (ja) 超音波診断装置
JPH02116748A (ja) メカニカルセクタスキャナ
JP5067704B2 (ja) 歯科用oct装置
JPS5883946A (ja) 超音波診断装置
JPH06285069A (ja) 超音波三次元診断装置