JPS63250576A - 距離算出回路付パツシブ受波器 - Google Patents

距離算出回路付パツシブ受波器

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JPS63250576A
JPS63250576A JP8536687A JP8536687A JPS63250576A JP S63250576 A JPS63250576 A JP S63250576A JP 8536687 A JP8536687 A JP 8536687A JP 8536687 A JP8536687 A JP 8536687A JP S63250576 A JPS63250576 A JP S63250576A
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JP
Japan
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function
receiver
data
circuit
autocorrelation
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Application number
JP8536687A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Higuchi
利光 樋口
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパッシブソナーによる距離測定に関するもので
、特に海底に設置された受波器で受信される信号を信号
処理することにより、受波器と海面上の音源との間の水
平距離又は直距離を検出する装置の改良に関する。
(従来の技術) 第5図は従来の複数のパッシブ受波器による距離算出の
原理説明図である。音源の所在を知り音源までの距離を
知ることは船舶の航行や海洋の利用上極めて重要なこと
である。
従来1つのパッシブ受波器で受信する場合、その受波器
が無指向性である場合には受信した信号からは音源の存
在の有無のみが検知されるにすぎず、指向性を有する受
波器である場合にも音源の存在の有無と方位を検知でき
るにすぎず音源までの距離を検出することはできなかっ
た。
そこでパッシブ受波器で受波器から音源までの距離を検
出しようとする場合には、例えば第5図に示す様に、指
向性を有する複数のパッシブ受波器51および同52を
所定の距離だけ離隔して配置し、受波器51および同5
2のそれぞれにおける音源53の方位を知り、この2つ
の方位軸の交点を求め、これから算出しなければならな
かった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の装置においては受波器から音源ま
での距離を知るためには、指向性を有する複数のパッシ
ブ受波器を同一音源の信号を受信できる位置に離隔して
配置しなければならず設備規模が大きくなり費用が嵩む
ことになり、さらには複数の受波器で測定することにな
るので測定能率も上がらないという欠点を有していた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決するため
に、パッシブ受波器に演算機能を含む信号処理機能を具
備せしめ、既知の音速および水深データを入力すること
により、1台のパッシブ受波器のみで、受波器から音源
までの水平V@離又は直距離を算出することのできる距
離算出回路付パッシブ受波器を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を有
する。即ち、本発明の距離算出回路付パッシブ受波器は
音源からの音波を受波し電気信号に変換する受波器と;
 電気信号に変換された受信信号の自己相関関数を算出
する自己相関演算回路と; 時間軸上で、前記自己相関
関数の値が極大となる位置を検出しそのうち時間軸上の
0に最も近い位置を検出する極大位置検出回路と; 前
記検出された極大位置と他の手段で得た音速と水深のデ
ータを受けて前記受波器と音源との間の水平距離又は直
距離を算出する関数演算回路と;を具備することを特徴
とする距離算出回路付パッシブ受波器である。
(作 用) 以下、上記手段構成を有する本発明の距離算出回路付パ
ッシブ受波器の作用について述べる。
本発明の原理をまず説明する。第3図は水深が一定の海
域中の音源と受波器とその間を伝搬する音波の伝搬経路
との関係を示す本発明の距離算出回路の原理説明図であ
る。パッシブ受波器31は、水深がdで一定の海域の海
底に設置され、音源32は、パッシブ受波器31から水
平に距離rだけ離れた海面にあるものとする。このとき
、rは未知である。
音源32から発射された音は、海底および海面での反射
によって、複数の伝搬経路を経て、パッシブ受波器31
に到達する。このとき、海底および海面でそれぞれn回
反射を行う伝搬経路を経て、パッシブ受波器31によっ
て受信される信号を時間tの関数xn(t)とし、その
時の伝搬経路長をrnとすると、受波器出力y(t)お
よびr6は、それぞれ次の(1)式および(2)式の様
になる。
y (t) =Σ xn(t )       −一−
−−−=−(1)n+0 但し (n=0.1,2.・・・) xn(t)の振幅をallとし Δr、 = rn −r、)         −=−
°=−−− (3)とすると、受波器出力y(t)は oo an    Δr y(t)=Σ−x、)(t u→   −−−−−−−
(4)fl、Q  a、)         Cとなる
。(4)式のCは音速である。
受波器出力y(t)の自己相関関数C(τ)は自己相関
関数の定義より ・−・−・−・−・(5) で与えられる。
Δr (4)式ハxo(t、  )=Xa(t  A、r +
r) ノとき極大値をとるからC(τ)は τ=−L−(Δr、−Δra >      ”−’−
’ ”−・−(6)のとき極大値をとる偶関数となる。
C(τ)が極大値をとるときのτはτ−0゜±でh±τ
2・・・(0〈flくτ2〈・・・)と置くことができ
る。第4図はこの様子を示したものである。ここで、f
lはτキ0でC(τ)が極大値をとるτの最小値である
から(6)式からτ1=−L−(Δrl−Δr O) 
    −=−・−一−−(7)を得る。(7)式より Cτ1=Δr1−ΔrQ・−一・・−一一峠−・−−一
・・・−(8)(3)式から Δrl 二rl −rQ Δr、) =r、) −rt3 =Oであるから(8)
式は Cτ+=(r+  ro) (ro ro)=r+  
ro     −−−−(9)となる、ここで(2)式
と第3図を参照すればrl=!司胃 rQ =J廼]〒口了 であ6ことが分るから(9)式は Cτl = r” +3石正正−r” +1石胃−−−
−(10)(10)式の両辺に E77四丁十L7扁7
 をかけて整理すると (10)式と(11)式よりrを求めると、r≧0であ
るから となる。即ち水深dと音速Cおよび時間遅延量τ1が分
かれば受波器と音源との間の水平圧lrが求められる。
そこで本発明の装置においては、ます受波器で受波した
音波は電気信号に変換される。電気信号に変換された受
信信号は自己相関演算回路へ入力され受信信号自身の自
己相関関数が算出される。
算出された自己相関関数出力は極大位置検出回路へ入力
され受波器出力y(t)の自己相関関数が極大値をとる
時間遅延τの最小時間遅延量τ1が検出される。この検
出された時間遅延量τ1と他の手段で既知となっている
音速Cと受波器の配置されている海底の水深dとが関数
演算回路へ入力されると、関数演算回路は前記(12)
式に基づいて演算し、受波器と音源の間の水平圧IRf
t rを算出する。
以上のように本発明においては、水深と音速が既知であ
れば、1台のパッシング受波器のみで音源の所在と受波
器から音源までの水平距離を測定することができる。ま
た、水深は既知であるから、水平距離が知れれば直距離
も容易に知ることができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の距離算出回路付パッシブ受波器の実施例の
基本構成を示すブロック図である。
説明の便宜上ブロックとブロックの間を接続する線につ
けである番号は回路のその点におけるデータまたは信号
を表わす。
本発明による距離算出回路は、自己相関演算回路11と
極大位置検出回路12および関数演算回路13とからな
り、自己相関演算回路11は時間tの関数である入力デ
ータ101から、時間遅延τの関数である自己相関関数
102を計算する機能を持ち、極大位置検出回路12は
、時間遅延τの絶対値が0以外の最小の位置で自己相関
関数102が極大となる位置を検出し、その時の時間遅
延量103を出力する機能を持ち、関数演算回路13に
は時間遅延量103と音速データ104と水深データ1
05が入力され(12)式の計算を行い距離データ10
6を出力する機能を有する。
本発明の距離算出回路の動作は、水深が一定な海域の海
底に設置された受波器1で受信された時間の関数である
受信データ101が受波器1から入力され、自己相関演
算回路11で受信データ101の自己相関演算が行われ
、時間遅延τの関数である自己相関関数102が出力さ
れ、極大位置検出回路12で自己相関演算102が極大
となる位置で時間遅延τの絶対値が0以外で最小である
位置を検出し、その時の時間遅延での絶対値が時間遅延
量103として出力され、関数演算回路13で時間遅延
Ji103と音速データ104と水深データ105から
(12)式の演算が行われ、受波器と音源との水平距離
データ106が出力され、出力端子4から取り出される
ものである。
第2図は、第1図の関数演算回路の実施例を示すブロッ
ク図である。第2図の関数演算回路は、乗算回路21、
同22、同23および同27と除算回路24および同2
5と減算回路26および同28と平方根演算回路29と
から構成される。
乗算回路21は入力データ111と同112の債のデー
タ113を算出する機能を有し、乗算回路22は入力デ
ータ114の2乗したデータ115を算出する機能を有
し、乗算回路23は積データ115の4倍の値のデータ
116を算出する機能と有し、除算回路24は乗算回路
23で算出された値のデータ116と乗算回路21で算
出された積データ113との商データ117を算出する
機能を有し、除算回路25は積データ113の2分の1
の値のデータ118を算出する機能を有し、減算回路2
6は除算回路24および同25で算出された値のデータ
117およびデータ118の間の差のデータ119を算
出する機能を有し、乗算回路27は差データ119の2
乗したデータ120を算出する機能を有し、減算回路2
8は乗算回路27および同22で算出された値のデータ
120および同115の間の差データ121を算出する
機能を有し、平方根演算回路29は差データ121の平
方根データ122を算出する機能を有している。
第2図の関数演算回路の動作は、第1図の極大位置検出
回路12の出力である時間遅延量τ1が端子5から入力
され、音速Cが端子6から入力され、乗算回路21で時
間遅延量τ1と音速Cの積Cτ1が積のデータ113と
して算出され、水深dが端子7から入力され、乗算回路
22で水深dの2乗d2 が積データ115として算出
され、乗算回路23でd2 である積データ115の4
倍の4d2 が績データ116として算出され、除算回
路24で積データ116と績データ113との商のデー
タ 4d”−である商データ117が算出さCr2 れ、除算回路25で積データ113の2分の1刊円であ
る商データ118が算出され、減算回路26で商データ
117と商データ118との差が差データ119として
算出され、乗算回路27で差データ119を2乗した く!1−e−−1)′ Cr12 が積データ120として算出され、減算回路28で積デ
ータ120と積データ115との差(4d−C?工)”
−d2 Cr12 が差データ121として算出される。
平方根演算回路29では差データ121の平方が平方根
データ122として算出される。
この平方根データ122が受波器と音源との間の水平圧
Hrとして出力端子8がら取り出される。
以上は個々の回路ブロックでそれぞれに所定の演算機能
を持たせて全体として水平距離を算出するようにした実
施例であるが、受波器がらの受信信号を電気信号に変換
し、さらに所定のフォーマットのデジタル信号に変換し
、マイクロコンピュータを組込んだ演算機能を持つ距離
算出回路に自己相関演算機能と極大位置検出機能と関数
演算機能とを持たせ、外部から所定のフォーマットのデ
ジタル信号化された音速データと水深データを入力して
音源までの距離を算出するようにプログラムされた装置
でも前記の実施例と同様の作用効果が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の距離算出回路付パッシブ受
波器は、自己相関演算回路と極大位置検出回路と関数演
算回路とを具備せしめ、受信信号の自己相関関数の性質
を利用し、既知の音速と水深データを入力することによ
り、1台のパッシブ受波器による受渡信号から音源の所
在位置即ち受波器と音源との間の水平距離又は直距離を
検知することができるという利点を有している。
その結果、従来の複数の受波器による距離測定に較べて
測定能率も向上し設備費用も低減され産業上の大きな効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の距離算出回路付パッシブ受波器の実施
例の構成図、第2図は本発明の関数演算回路の実施例の
ブロック図、第3図は本発明の距離算出回路の原理説明
図、第4図は自己相関関数の極大値をとる様子を示す図
、第5図は従来の複数のパッシブ受波器による距離測定
方法を示す図である。 1・・・・・・受波器、 2.3,5,6.7・・・・
・・入力端子、 4,8・・・・・・出力端子、 11
・・・・・・自己相関演算回路、 12・・・・・・極
大位置検出回路、13・・・・・・関数演算回路、 2
1,22,23.27・・・・・・乗算回路、 24.
25・・・・・・除算回路、26.28・・・・・・減
算回路、 2つ・・・・・・平方根演算回路、 31・
・・・・・パッシブ受波器、 32.53・・・・・・
音源、 51.52・・・・・・指向性を持ったパッシ
ブ受波器。 代理人 弁理士  八 幡  義 博 本禿所/l受浪器f欠施例0購入図 第 7 目 本発明trA数膚算回路勿菅施、倒0グロlZz率 2
 図 ′$ 3 図 自己Jg藺r、fi&のJを夫・ILを乙る轟手七不ゴ
図第 4 図 扱東の複数%y)′l′ップグ女液、昏IJろ距離う刺
え方法図第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音源からの音波を受波し電気信号に変換する受波器と;
    電気信号に変換された受信信号の自己相関関数を算出す
    る自己相関演算回路と;時間軸上で、前記自己相関関数
    の値が極大となる位置を検出しそのうち時間軸上の0に
    最も近い位置を検出する極大位置検出回路と;前記検出
    された極大位置と他の手段で得た音速と水深のデータを
    受けて前記受波器と音源との間の水平距離又は直距離を
    算出する関数演算回路と;を具備することを特徴とする
    距離算出回路付パッシブ受波器。
JP8536687A 1987-04-07 1987-04-07 距離算出回路付パツシブ受波器 Pending JPS63250576A (ja)

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JP8536687A Pending JPS63250576A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 距離算出回路付パツシブ受波器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021038945A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 沖電気工業株式会社 距離推定装置、距離推定方法、および距離推定プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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