JPS632504A - アルムニウム合金板の圧延方法 - Google Patents
アルムニウム合金板の圧延方法Info
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- JPS632504A JPS632504A JP14426386A JP14426386A JPS632504A JP S632504 A JPS632504 A JP S632504A JP 14426386 A JP14426386 A JP 14426386A JP 14426386 A JP14426386 A JP 14426386A JP S632504 A JPS632504 A JP S632504A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、マグネシウムを主要添加元素とするアルミニ
ウム合金板の圧延方法に関するものである。
ウム合金板の圧延方法に関するものである。
「従来の技術」
アルミニウム合金板の熱間圧延後又は中間焼鈍後の冷間
圧延は、熱間圧延上り板厚から冷間圧延上り板厚までの
圧下率により、１パスで圧延する場合と数パスに分けて
圧延する場合があるが、後者の場合の各パスにおける圧
延速度や圧下率は、圧送機の馬力、潤滑油の油膜強度、
生産性を考慮して決定され、次に述べる表面欠陥を配慮
した配分決定は行なわれていない。
圧延は、熱間圧延上り板厚から冷間圧延上り板厚までの
圧下率により、１パスで圧延する場合と数パスに分けて
圧延する場合があるが、後者の場合の各パスにおける圧
延速度や圧下率は、圧送機の馬力、潤滑油の油膜強度、
生産性を考慮して決定され、次に述べる表面欠陥を配慮
した配分決定は行なわれていない。
「発明が解決しようとする問題点」
従来は１例えばＪＩＳ Ａ ５０５２やＪＩＳ Ａ ３
００４等のマグネシウムを主要添加元素（含有圭０．８
〜５．０％）とするアルミニウム合金板においては１、
熱間圧延後又は中間焼鈍後のコイルを冷間圧延する際、
「耳白」と通称されるところの、板の面のコイル両端近
傍の部分が白色化する表面欠陥を生じ１品質を著しく低
下させるとともに、歩留まり、生産性を悪くする欠点が
あった。
００４等のマグネシウムを主要添加元素（含有圭０．８
〜５．０％）とするアルミニウム合金板においては１、
熱間圧延後又は中間焼鈍後のコイルを冷間圧延する際、
「耳白」と通称されるところの、板の面のコイル両端近
傍の部分が白色化する表面欠陥を生じ１品質を著しく低
下させるとともに、歩留まり、生産性を悪くする欠点が
あった。
本発明の目的は、マグネシウムを主要添加元素とするア
ルミニウム合金板の製造工程において、前記のような表
面欠陥が生じるのを防止した冷間圧延方法を提供するこ
とにある。
ルミニウム合金板の製造工程において、前記のような表
面欠陥が生じるのを防止した冷間圧延方法を提供するこ
とにある。
「問題点を解決するための手段」
冷間圧延を次の条件で行なうことである。
＜ １．５０
に
ただし Ｖ：圧延速度（ｍＰ＋ｎ）
ｒ：圧下率
Ｐｌ＝入側材ノ０．２％耐力（ｋｇ／ｍｒｎ’）Ｈ＝入
側板厚（■） Ｋ＝係数（Ｈ≦３．０のとき、 Ｋ ＝ ０．１３、Ｈ
＞３．０のとき、 Ｋ ＝ ０．３９）とする。
側板厚（■） Ｋ＝係数（Ｈ≦３．０のとき、 Ｋ ＝ ０．１３、Ｈ
＞３．０のとき、 Ｋ ＝ ０．３９）とする。
「表面欠陥の発生原因」
発明者らは、マグネシウムを主要添加元素とするアルミ
ニウム合金板の前記表面欠陥（耳白現象）について研究
した結果、耳白の発生原因は、熱間圧延後又は中間位ｙ
ｌ後のコイルアップされたアルミニウム合金板には、表
面（特にニイルの端の部分）に著しいマグネシウムの酸
化物が生成されており、このマグネシウム酸化物のため
に、冷間圧延の際、圧延ロール表面の健全なアルミニウ
ムコーティングが妨げられることによることが判明した
。
ニウム合金板の前記表面欠陥（耳白現象）について研究
した結果、耳白の発生原因は、熱間圧延後又は中間位ｙ
ｌ後のコイルアップされたアルミニウム合金板には、表
面（特にニイルの端の部分）に著しいマグネシウムの酸
化物が生成されており、このマグネシウム酸化物のため
に、冷間圧延の際、圧延ロール表面の健全なアルミニウ
ムコーティングが妨げられることによることが判明した
。
すなわち１通常アルミニウム又はアルミニウム合金板の
圧延においては、圧延ロールの表面は圧延作業によって
被圧延物であるアルミニウムによりコーティングされて
おり、圧延の叫滑面は、コーティングされた圧延ロール
表面と、圧延されるアルミニウム合金板及び潤滑油によ
ってその性状が決定されのであるが、合金板表面のマグ
ネシウム酸化物に富む部分では１合金板表面と圧延ロー
ル表面の状態が悪いため、通常の良好な潤滑性を得るこ
とができず表面欠陥を生ずるのである。
圧延においては、圧延ロールの表面は圧延作業によって
被圧延物であるアルミニウムによりコーティングされて
おり、圧延の叫滑面は、コーティングされた圧延ロール
表面と、圧延されるアルミニウム合金板及び潤滑油によ
ってその性状が決定されのであるが、合金板表面のマグ
ネシウム酸化物に富む部分では１合金板表面と圧延ロー
ル表面の状態が悪いため、通常の良好な潤滑性を得るこ
とができず表面欠陥を生ずるのである。
発明者らは、このような潤滑性の異常は、制御可能な圧
延条件、すなわち、圧下率及び圧延速度を制御すること
により抑制可能と考えて、入側板厚に応じて圧下率及び
圧延速度を変化させて冷間圧速試みた結果１本発明に至
ったものである。
延条件、すなわち、圧下率及び圧延速度を制御すること
により抑制可能と考えて、入側板厚に応じて圧下率及び
圧延速度を変化させて冷間圧速試みた結果１本発明に至
ったものである。
「実施例」
実施例−１
０，２％耐力が９．０ ｋｇ／ ｍｒｎ’ ＋７） Ｊ
Ｉ Ｓ −Ａ ５０５２合金板を被圧延材とし、圧延
速度を８００ ｍｐＨに設定し、入側板厚に応じて圧下
率を種々変化させて冷間圧延を試みたところ、第１図の
結果を得た。
Ｉ Ｓ −Ａ ５０５２合金板を被圧延材とし、圧延
速度を８００ ｍｐＨに設定し、入側板厚に応じて圧下
率を種々変化させて冷間圧延を試みたところ、第１図の
結果を得た。
第１図はＸ軸方向に入側板厚（コ］）を、Ｙ軸方向に圧
下率を表わしたものであり、Ｏ印は入側板厚と圧下率を
鳥類数値に設定して冷間圧延した時に耳白が発生しなか
ったケースを、Ｘ印は耳白の発生が２５％（板の表面積
比）以上であったケースを、Δ印は耳白の発生が２５％
以下であったケースをそれぞれ示す８ 第１図の結果から、圧延速度を一定にした場合、入側板
厚が５ｓｍ以下のケースでは、入側板厚に応じて圧下率
を一定値以上（第１図の破線で示す値以上）に設定する
ことにより、耳白の発生を抑制できることが判明した。
下率を表わしたものであり、Ｏ印は入側板厚と圧下率を
鳥類数値に設定して冷間圧延した時に耳白が発生しなか
ったケースを、Ｘ印は耳白の発生が２５％（板の表面積
比）以上であったケースを、Δ印は耳白の発生が２５％
以下であったケースをそれぞれ示す８ 第１図の結果から、圧延速度を一定にした場合、入側板
厚が５ｓｍ以下のケースでは、入側板厚に応じて圧下率
を一定値以上（第１図の破線で示す値以上）に設定する
ことにより、耳白の発生を抑制できることが判明した。
実施例−２
０，２％耐力が９．０ ｋｇ／ ｍｒＩＴ′のＪ Ｉ
Ｓ −Ａ３０５２合金板を被圧延材とし、入側板圧を１
■として、圧下率の値に応じて圧延速度を変化させて冷
間圧延速度（ｚｐｍ）を表わしたもので、圧下稟をギ袖
上に示した数値に設定した場合において、圧延速度を座
標上のＯ印以下に設定した時は耳白が表われずＯ印以上
に設定した時は耳白が表われた。
Ｓ −Ａ３０５２合金板を被圧延材とし、入側板圧を１
■として、圧下率の値に応じて圧延速度を変化させて冷
間圧延速度（ｚｐｍ）を表わしたもので、圧下稟をギ袖
上に示した数値に設定した場合において、圧延速度を座
標上のＯ印以下に設定した時は耳白が表われずＯ印以上
に設定した時は耳白が表われた。
前記結果から、圧下率に応じて圧延速度を一定値以下（
第２図破線が示す値以下）に設定することにより耳白を
抑制できることが判明した。
第２図破線が示す値以下）に設定することにより耳白を
抑制できることが判明した。
マグネシウムを添加元素とする他のアルミニウム合金の
場合も、第１図及び第２図の結果と略同様な１￥Ｊ向を
示した。
場合も、第１図及び第２図の結果と略同様な１￥Ｊ向を
示した。
本発明における圧延条件は、第１図及び第２図の結果に
より設定したものであり、圧延条件を前記のように設定
することにより、熱間圧延後又は中間焼鈍後、アルミニ
ウム合金板の表面に生成したマグネシウム酸化物の皮膜
が破壊され、表面に残らなくなる。
より設定したものであり、圧延条件を前記のように設定
することにより、熱間圧延後又は中間焼鈍後、アルミニ
ウム合金板の表面に生成したマグネシウム酸化物の皮膜
が破壊され、表面に残らなくなる。
「発明の効果」
本発明方法によれば、冷間圧延の条件を前記のように設
定したので、マグネシウムを主要添加元素とするアルミ
ニウム合金板の、耳白と通称されるところあ、合金板コ
イルの両端部分が白色化する表面欠陥を抑制ないし防止
することができ、製品の歩留まりや生産性を向上させる
。
定したので、マグネシウムを主要添加元素とするアルミ
ニウム合金板の、耳白と通称されるところあ、合金板コ
イルの両端部分が白色化する表面欠陥を抑制ないし防止
することができ、製品の歩留まりや生産性を向上させる
。
第１図は冷間圧延における圧下率と表面欠陥発生情況の
関係を示す座標図、第２図は冷間圧延における圧延速度
と表面欠陥発生との関係を示す座標図である。 たイ図 一入楔１坂ル＠領りＨ
関係を示す座標図、第２図は冷間圧延における圧延速度
と表面欠陥発生との関係を示す座標図である。 たイ図 一入楔１坂ル＠領りＨ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 マグネシウムを添加したアルミニウム合金板の冷間圧延
を、次の条件で行なうことを特徴とするアルミニウム合
金板の圧延方法。 ［（４００＋Ｖ）＾０＾．＾５・（１−ｒ）＾２＾．＾
５］／［Ｐ１（Ｈ／３）＾Ｋ］＜１．５０ただしＶ＝圧
延速度（ｍＰｍ） ｒ＝圧下率 Ｐ１＝入側材の０．２％耐力（ｋｇ／ｍｍ＾２）Ｈ＝入
側板厚（ｍｍ） Ｋ＝係数（Ｈ≦３．０のとき、Ｋ＝０．１３、Ｈ＞３．
０のとき、Ｋ＝０．３９） とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14426386A JP2504955B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | アルムニウム合金板の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14426386A JP2504955B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | アルムニウム合金板の圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS632504A true JPS632504A (ja) | 1988-01-07 |
| JP2504955B2 JP2504955B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=15358026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14426386A Expired - Fee Related JP2504955B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | アルムニウム合金板の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504955B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022009849A1 (ja) * | 2020-07-08 | 2022-01-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 極低炭素鋼製品の製造方法 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14426386A patent/JP2504955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022009849A1 (ja) * | 2020-07-08 | 2022-01-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 極低炭素鋼製品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2504955B2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
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