JPS6325001B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6325001B2 JPS6325001B2 JP3006378A JP3006378A JPS6325001B2 JP S6325001 B2 JPS6325001 B2 JP S6325001B2 JP 3006378 A JP3006378 A JP 3006378A JP 3006378 A JP3006378 A JP 3006378A JP S6325001 B2 JPS6325001 B2 JP S6325001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- copolymer
- formula
- mol
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
1
(式中、R3はC1〜C4のアルキル基、R4は水素
または−CH3を表わす) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10までのア
ルキル基、アラルキル基、アリール基から選ばれ
る1価の炭化水素基、Xはハロゲン、アルコキ
シ、アシロキシ、アミノキシ、N−アルキル置換
アミノキシ、フエノキシ、チオアルコキシ、チオ
フエノキシ、アミノ基から選ばれる基、aは0〜
2までの整数を表わす) 上記の式Aで表わされる構造単位1〜99モル%
及び式Bで表わされる構造単位1〜99モル%
(A,B合わせて100モル%)、または式Aで表わ
される構造単位1〜98モル%、式Bで表わされる
構造単位1〜98モル%及び式Cで表わされる構造
単位1〜98モル%(A,B,C合わせて100モル
%)からなる分子量400〜1000未満のランダム共
重合体。
または−CH3を表わす) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10までのア
ルキル基、アラルキル基、アリール基から選ばれ
る1価の炭化水素基、Xはハロゲン、アルコキ
シ、アシロキシ、アミノキシ、N−アルキル置換
アミノキシ、フエノキシ、チオアルコキシ、チオ
フエノキシ、アミノ基から選ばれる基、aは0〜
2までの整数を表わす) 上記の式Aで表わされる構造単位1〜99モル%
及び式Bで表わされる構造単位1〜99モル%
(A,B合わせて100モル%)、または式Aで表わ
される構造単位1〜98モル%、式Bで表わされる
構造単位1〜98モル%及び式Cで表わされる構造
単位1〜98モル%(A,B,C合わせて100モル
%)からなる分子量400〜1000未満のランダム共
重合体。
2 主鎖の主成分がアクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステルとジアリルフタレートとの共
重合体であり、末端あるいは側鎖に炭素一炭素二
重結合を含有する化合物を、式 (式中、R1は炭素数1〜10までのアルキル基、
アリール基、アラルキル基から選ばれる1価の炭
化水素基、Xはハロゲン、アルコキシ、アシロキ
シ、アミノキシ、N−アルキル置換アミノキシ、
フエノキシ、チオアルコキシ、チオフエノキシ、
アミノ基から選ばれる基、aは0〜2までの整
数。) で示されるヒドロシラン化合物と触媒存在下50〜
150℃の温度で反応させて分子量が400〜1000未満
の共重合体を製造する方法。
タクリル酸エステルとジアリルフタレートとの共
重合体であり、末端あるいは側鎖に炭素一炭素二
重結合を含有する化合物を、式 (式中、R1は炭素数1〜10までのアルキル基、
アリール基、アラルキル基から選ばれる1価の炭
化水素基、Xはハロゲン、アルコキシ、アシロキ
シ、アミノキシ、N−アルキル置換アミノキシ、
フエノキシ、チオアルコキシ、チオフエノキシ、
アミノ基から選ばれる基、aは0〜2までの整
数。) で示されるヒドロシラン化合物と触媒存在下50〜
150℃の温度で反応させて分子量が400〜1000未満
の共重合体を製造する方法。
3 触媒が周期律表の族遷移金属およびそれら
の錯体から選ばれる特許請求の範囲第2項記載の
製造方法。
の錯体から選ばれる特許請求の範囲第2項記載の
製造方法。
この発明は、新規な共重合体及びその製造方法
に関する。
に関する。
この発明の共重合体は、
(式中、R3はC1〜C4のアルキル基、R4は水素
または−CH3を表わす) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10までのア
ルキル基、アラルキル基、アリール基から選ばれ
る1価の炭化水素基、Xはハロゲン、アルコキ
シ、アシロキシ、アミノキシ、N−アルキル置換
アミノキシ、フエノキシ、チオアルコキシ、チオ
フエノキシ、アミノ基から選ばれる基、aは0〜
2までの整数を表わす) 上記の式Aで表わされる構造単位1〜99モル%
及び式Bで表わされる構造単位1〜99モル%
(A,B合わせて100モル%)、または式Aで表わ
される構造単位1〜98モル%、式Bで表わされる
構造単位1〜98モル%及び式Cで表わされる構造
単位1〜98モル%(A,B,C合わせて100モル
%)からなる分子量(GPC法による数平均分子
量、以下同じ)400〜1000未満のランダム共重合
体である。
または−CH3を表わす) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10までのア
ルキル基、アラルキル基、アリール基から選ばれ
る1価の炭化水素基、Xはハロゲン、アルコキ
シ、アシロキシ、アミノキシ、N−アルキル置換
アミノキシ、フエノキシ、チオアルコキシ、チオ
フエノキシ、アミノ基から選ばれる基、aは0〜
2までの整数を表わす) 上記の式Aで表わされる構造単位1〜99モル%
及び式Bで表わされる構造単位1〜99モル%
(A,B合わせて100モル%)、または式Aで表わ
される構造単位1〜98モル%、式Bで表わされる
構造単位1〜98モル%及び式Cで表わされる構造
単位1〜98モル%(A,B,C合わせて100モル
%)からなる分子量(GPC法による数平均分子
量、以下同じ)400〜1000未満のランダム共重合
体である。
これまで各種ビニル系共重合体は既によく知ら
れていて熱可塑性樹脂として多量に用いられてい
るが、この発明のようなアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステルとジアリルフタレートの
共重合体であつて、しかもシリル基を含有する共
重合体は知られていない。
れていて熱可塑性樹脂として多量に用いられてい
るが、この発明のようなアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステルとジアリルフタレートの
共重合体であつて、しかもシリル基を含有する共
重合体は知られていない。
この発明は、末端あるいは側鎖にシリル基を有
する共重合体であり、アクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステルの重合体の耐候性や光沢に
優れるという特徴だけでなく密着性が改善され、
更に水分、特に大気中の水分による常温硬化が可
能という特徴をも兼ね備えている。更に、ジアリ
ルフタレートを共重合成分として含むことにより
硬化物の硬度も改善される。それ故、現在無公害
化、省資源化が大きく注目されつつある無溶剤型
塗料あるいは高固形分型塗料用の樹脂として非常
に好都合なものである。特に本発明の共重合体
は、これまでのビニル系重合体に較べ分子量が低
い為、この目的に沿つた無溶剤型あるいは高固形
分型塗料への応用が容易となるのも大きな特徴で
ある。
する共重合体であり、アクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステルの重合体の耐候性や光沢に
優れるという特徴だけでなく密着性が改善され、
更に水分、特に大気中の水分による常温硬化が可
能という特徴をも兼ね備えている。更に、ジアリ
ルフタレートを共重合成分として含むことにより
硬化物の硬度も改善される。それ故、現在無公害
化、省資源化が大きく注目されつつある無溶剤型
塗料あるいは高固形分型塗料用の樹脂として非常
に好都合なものである。特に本発明の共重合体
は、これまでのビニル系重合体に較べ分子量が低
い為、この目的に沿つた無溶剤型あるいは高固形
分型塗料への応用が容易となるのも大きな特徴で
ある。
本発明のアクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルとジアリルフタレートの共重合体のシ
リル基含有共重合体は新規な物質であり、その構
造は製造法および実施例中の検定により明らかで
ある。
酸エステルとジアリルフタレートの共重合体のシ
リル基含有共重合体は新規な物質であり、その構
造は製造法および実施例中の検定により明らかで
ある。
本発明の共重合体は、式
で示されるヒドロシラン化合物を炭素一炭素二重
結合を有するアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルとジアリルフタレートの共重合体と
族遷移金属の触媒下反応させることにより容易
に製造される。
結合を有するアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルとジアリルフタレートの共重合体と
族遷移金属の触媒下反応させることにより容易
に製造される。
本発明において使用されるヒドロシラン化合物
は次の一般式を有するものである。
は次の一般式を有するものである。
(式中、R1は炭素数1〜10までのアルキル基、
アリール基、アラルキル基から選ばれる1価の炭
化水素基、Xはハロゲン、アルコキシ、アシロキ
シ、アミノキシ、N−アルキル置換アミノキシ、
フエノキシ、チオアルコキシ、チオフエノキシ、
アミノ基から選ばれる基、aは0〜2までの整
数) この一般式に含まれるヒドロシラン化合物を具
体的に例示すると、トリクロルシラン、メチルジ
クロルシラン、ジメチルクロルシラン、フエニル
ジクロルシランの如きハロゲン化シラン類;トリ
メトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルジ
エトキシシラン、メチルジメトキシシラン、フエ
ニルジメトキシシランの如きアルコキシシラン
類;トリアセトキシシラン、メチルジアセトキシ
シランルおよびフエニルジアセトキシシランの如
きアシロキシシラン類;トリアミノキシシラン、
メチルジアミノキシシラン、メチルジアミノシラ
ン等の各種シラン類が挙げられる。
アリール基、アラルキル基から選ばれる1価の炭
化水素基、Xはハロゲン、アルコキシ、アシロキ
シ、アミノキシ、N−アルキル置換アミノキシ、
フエノキシ、チオアルコキシ、チオフエノキシ、
アミノ基から選ばれる基、aは0〜2までの整
数) この一般式に含まれるヒドロシラン化合物を具
体的に例示すると、トリクロルシラン、メチルジ
クロルシラン、ジメチルクロルシラン、フエニル
ジクロルシランの如きハロゲン化シラン類;トリ
メトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルジ
エトキシシラン、メチルジメトキシシラン、フエ
ニルジメトキシシランの如きアルコキシシラン
類;トリアセトキシシラン、メチルジアセトキシ
シランルおよびフエニルジアセトキシシランの如
きアシロキシシラン類;トリアミノキシシラン、
メチルジアミノキシシラン、メチルジアミノシラ
ン等の各種シラン類が挙げられる。
用いるヒドロシラン化合物の量は共重合体中に
含まれる炭素一炭素二重結合に対し任意量の使用
が可能であるが、0.5倍モル〜2倍モルの使用が
好ましい。これ以上のシラン量の使用を妨げるも
のではないが未反応のヒドロシランとして回収さ
れるだけである。
含まれる炭素一炭素二重結合に対し任意量の使用
が可能であるが、0.5倍モル〜2倍モルの使用が
好ましい。これ以上のシラン量の使用を妨げるも
のではないが未反応のヒドロシランとして回収さ
れるだけである。
更に、ヒドロシラン化合物として安価な基礎原
料で高反応性のハロゲン化シラン類が使用でき
る。ハロゲン化シラン類を用いて得られるアクリ
ル酸エステルまたはメタクリル酸エステルとジア
リルフタレートのシリル基含有共重合体は空気中
に暴露すると塩化水素を発生しながら常温にて速
やかに硬化するが、塩化水素による刺激臭や腐蝕
に問題があり限定された用途にしか実用上使用で
きないので更に続いてハロゲン官能基を他の加水
分解性官能基に変換することが望ましい。
料で高反応性のハロゲン化シラン類が使用でき
る。ハロゲン化シラン類を用いて得られるアクリ
ル酸エステルまたはメタクリル酸エステルとジア
リルフタレートのシリル基含有共重合体は空気中
に暴露すると塩化水素を発生しながら常温にて速
やかに硬化するが、塩化水素による刺激臭や腐蝕
に問題があり限定された用途にしか実用上使用で
きないので更に続いてハロゲン官能基を他の加水
分解性官能基に変換することが望ましい。
加水分解性官能基としてはアルコキシ基、アシ
ロキシ基、アミノキシ基、N−アルキル置換アミ
ノキシ基、フエノキシ基、チオアルコキシ基、チ
オフエノキシ基、アミノ基等が挙げられる。
ロキシ基、アミノキシ基、N−アルキル置換アミ
ノキシ基、フエノキシ基、チオアルコキシ基、チ
オフエノキシ基、アミノ基等が挙げられる。
ハロゲン官能基をこれら加水分解性官能基に変
換する方法としては、メタノール、エタノー
ル、2−メトキシエタノール、sec−ブタノール、
tert−ブタノールおよびフエノールの如きアルコ
ール類及びフエノール類、アルコール類および
フエノール類のアルカリ金属塩、オルトギ酸メ
チル、オルトギ酸エチルの如きオルトギ酸アルキ
ル類;などをハロゲン官能基と反応させる方法が
具体的に挙げられる。
換する方法としては、メタノール、エタノー
ル、2−メトキシエタノール、sec−ブタノール、
tert−ブタノールおよびフエノールの如きアルコ
ール類及びフエノール類、アルコール類および
フエノール類のアルカリ金属塩、オルトギ酸メ
チル、オルトギ酸エチルの如きオルトギ酸アルキ
ル類;などをハロゲン官能基と反応させる方法が
具体的に挙げられる。
アシロキシ基に変換する方法としては、酢
酸、プロピオン酸、安息香酸の如きカルボン酸
類、カルボン酸類のアルカリ金属塩;などをハ
ロゲン官能基と反応させる方法が具体的に挙げら
れる。
酸、プロピオン酸、安息香酸の如きカルボン酸
類、カルボン酸類のアルカリ金属塩;などをハ
ロゲン官能基と反応させる方法が具体的に挙げら
れる。
アミノキシ基に変換する方法としては、N,
N−ジメチルヒドロキシルアミン、N,N−ジエ
チルヒドロキシルアミン、N,N−メチルフエニ
ルヒドロキシルアミンおよびN−ヒドロキシピロ
リジンの如きヒドロキシルアミン類、ヒドロキ
シルアミン類のアルカリ金属塩;などをハロゲン
官能基と反応させる方法が具体的に挙げられる。
N−ジメチルヒドロキシルアミン、N,N−ジエ
チルヒドロキシルアミン、N,N−メチルフエニ
ルヒドロキシルアミンおよびN−ヒドロキシピロ
リジンの如きヒドロキシルアミン類、ヒドロキ
シルアミン類のアルカリ金属塩;などをハロゲン
官能基と反応させる方法が具体的に挙げられる。
アミノ基に変換する方法としてはN,N−ジ
メチルアミン、N,N−メチルフエニルアミンお
よびピロリジンの如き1級および2級アミン類、
1級および2級アミン類のアルカリ金属塩;な
どをハロゲン官能基と反応させる方法が具体的に
挙げられる。
メチルアミン、N,N−メチルフエニルアミンお
よびピロリジンの如き1級および2級アミン類、
1級および2級アミン類のアルカリ金属塩;な
どをハロゲン官能基と反応させる方法が具体的に
挙げられる。
チオアルコキシ基に変換する方法としては、
エチルメルカプタン、チオフエノールの如きチオ
アルコールおよびチオフエノール類、チオアル
コールおよびチオフエノール類のアルカリ金属
塩;などをハロゲン官能基と反応させる方法が具
体的に挙げられる。
エチルメルカプタン、チオフエノールの如きチオ
アルコールおよびチオフエノール類、チオアル
コールおよびチオフエノール類のアルカリ金属
塩;などをハロゲン官能基と反応させる方法が具
体的に挙げられる。
ヒドロシリル化反応により、側鎖にアリル基を
もつた共重合体に導入されるシリル基に関し、ハ
ロゲン官能基の場合のみ他の加水分解性置換基に
変換するのではなく、他のアルコキシ基、アシロ
キシ基等の場合も必要に応じてアミノ基、アミノ
キシ基等の加水分解性官能基に変換することがで
きる。このようにヒドロシリル化反応により直接
導入されるシリル基上の加水分解性官能基を他の
加水分解性官能基に変換する温度は50℃〜150℃
が適当である。又、これらの変換反応は、溶剤を
使用してもしなくても達成しうるが、使用する場
合はエーテル類、炭化水素類、酢酸エステル類の
如き不活性な溶剤が適当である。
もつた共重合体に導入されるシリル基に関し、ハ
ロゲン官能基の場合のみ他の加水分解性置換基に
変換するのではなく、他のアルコキシ基、アシロ
キシ基等の場合も必要に応じてアミノ基、アミノ
キシ基等の加水分解性官能基に変換することがで
きる。このようにヒドロシリル化反応により直接
導入されるシリル基上の加水分解性官能基を他の
加水分解性官能基に変換する温度は50℃〜150℃
が適当である。又、これらの変換反応は、溶剤を
使用してもしなくても達成しうるが、使用する場
合はエーテル類、炭化水素類、酢酸エステル類の
如き不活性な溶剤が適当である。
本発明に使用されるアクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステルとジアリルフタレートの共
重合体としては特に限定はなく、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸ブチルなどの各種アクリル系モノマー単独あ
るいは混合物としてジアリルフタレートと共重合
が可能である。又更に、他のビニルモノマー例え
ばアクリルニトリル、スチレン、アルキルビニル
エーテルなどを一部共重合させることも可能であ
る。用いるジアリルフタレートとしては、オルト
ージアリルフタレート、イソージアリルフタレー
ト、テレジアリルフタレートが具体的に挙げられ
る。この共重合体の分子量に関しては300〜1000
未満が好ましく、その為にはn−ドデシルメルカ
プタンやt−ドデシルメルカプタンの如き連鎖移
動剤を必要に応じて加えればよく、更に連鎖移動
剤の存在下ではジアリルフタレートの一方のアリ
ルエステル部分が共重合体中に残存しヒドロシリ
ル化の為の炭素一炭素二重結合の導入が可能とな
り非常に簡便にかつ安価に製造することができ
る。従つて、ヒドロシリル化の為の炭素一炭素二
重結合の数は、共重合成分として用いるジアリル
フタレートの量を変えることにより容易に調節で
きる。
メタクリル酸エステルとジアリルフタレートの共
重合体としては特に限定はなく、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸ブチルなどの各種アクリル系モノマー単独あ
るいは混合物としてジアリルフタレートと共重合
が可能である。又更に、他のビニルモノマー例え
ばアクリルニトリル、スチレン、アルキルビニル
エーテルなどを一部共重合させることも可能であ
る。用いるジアリルフタレートとしては、オルト
ージアリルフタレート、イソージアリルフタレー
ト、テレジアリルフタレートが具体的に挙げられ
る。この共重合体の分子量に関しては300〜1000
未満が好ましく、その為にはn−ドデシルメルカ
プタンやt−ドデシルメルカプタンの如き連鎖移
動剤を必要に応じて加えればよく、更に連鎖移動
剤の存在下ではジアリルフタレートの一方のアリ
ルエステル部分が共重合体中に残存しヒドロシリ
ル化の為の炭素一炭素二重結合の導入が可能とな
り非常に簡便にかつ安価に製造することができ
る。従つて、ヒドロシリル化の為の炭素一炭素二
重結合の数は、共重合成分として用いるジアリル
フタレートの量を変えることにより容易に調節で
きる。
これらアクリル酸エステルまたはメタクリル酸
エステルとジアリルフタレートの共重合は溶剤を
使用してもしなくてもよいが、使用する場合には
エーテル類、炭化水素類、酢酸エステル類の如き
非反応性の溶剤の使用が好ましく、重合開始剤と
しては各種アゾ化合物や過酸化物等公知のものが
使用できる。
エステルとジアリルフタレートの共重合は溶剤を
使用してもしなくてもよいが、使用する場合には
エーテル類、炭化水素類、酢酸エステル類の如き
非反応性の溶剤の使用が好ましく、重合開始剤と
しては各種アゾ化合物や過酸化物等公知のものが
使用できる。
本発明においては、ヒドロシラン化合物を炭素
一炭素二重結合に反応させる段階で遷移金属錯体
の触媒を必要とする。遷移金属錯体触媒として
は、白金、ロジウム、コバルト、パラジウムおよ
びニツケルから選ばれた族遷移金属錯体化合物
が有効に使用される。このヒドロシリル化反応は
50〜150℃の任意の温度にて達成され反応時間は
1時間〜4時間程度で充分である。
一炭素二重結合に反応させる段階で遷移金属錯体
の触媒を必要とする。遷移金属錯体触媒として
は、白金、ロジウム、コバルト、パラジウムおよ
びニツケルから選ばれた族遷移金属錯体化合物
が有効に使用される。このヒドロシリル化反応は
50〜150℃の任意の温度にて達成され反応時間は
1時間〜4時間程度で充分である。
本発明のアクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルとジアリルフタレートのシリル基含有
共重合体は分子量が400〜1000未満のランダム共
重合体であり、大気中に暴露されると常温で網状
組織を形成し硬化する。この場合の硬化速度は大
気温度、相対湿度および加水分解性基の種類によ
り変化するので使用にあたつては特に加水分解性
基の種類を充分考慮する必要がある。
酸エステルとジアリルフタレートのシリル基含有
共重合体は分子量が400〜1000未満のランダム共
重合体であり、大気中に暴露されると常温で網状
組織を形成し硬化する。この場合の硬化速度は大
気温度、相対湿度および加水分解性基の種類によ
り変化するので使用にあたつては特に加水分解性
基の種類を充分考慮する必要がある。
本発明の共重合体を硬化させるにあたつては、
硬化促進剤を使用してもしなくてもよい。硬化促
進剤を使用する場合はアルキルチタン酸塩、オク
チル酸錫およびジブチル錫ラウレート等の如きカ
ルボン酸の金属塩、ジブチルアミン−2−ヘキソ
エート等の如きアミン塩ならびに他の酸性触媒お
よび塩基性触媒が有効である。これら硬化促進剤
の添加量は、該共重合体に対し0.001〜10重量%
で使用するのが好ましい。
硬化促進剤を使用してもしなくてもよい。硬化促
進剤を使用する場合はアルキルチタン酸塩、オク
チル酸錫およびジブチル錫ラウレート等の如きカ
ルボン酸の金属塩、ジブチルアミン−2−ヘキソ
エート等の如きアミン塩ならびに他の酸性触媒お
よび塩基性触媒が有効である。これら硬化促進剤
の添加量は、該共重合体に対し0.001〜10重量%
で使用するのが好ましい。
本発明の共重合体は、実施例で示すように常温
で速やかに硬化し、表面光沢および硬度の非常に
優れた塗膜を与える。エチルシリケートを該共重
合体に添加することにより表面硬度を自由に調節
できるのも本発明の特徴である。
で速やかに硬化し、表面光沢および硬度の非常に
優れた塗膜を与える。エチルシリケートを該共重
合体に添加することにより表面硬度を自由に調節
できるのも本発明の特徴である。
本発明の共重合体は、種々の充填剤、顔料等を
混入することが可能である。充填剤、顔料として
は各種シリカ類、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化鉄、ガラス繊維等種々の
ものが使用可能である。このようにして前記の用
途だけでなく、航空機、建造物、自動車等の被覆
組成物、密封組成物、および各種無機物の表面処
理剤としても有用である。
混入することが可能である。充填剤、顔料として
は各種シリカ類、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化鉄、ガラス繊維等種々の
ものが使用可能である。このようにして前記の用
途だけでなく、航空機、建造物、自動車等の被覆
組成物、密封組成物、および各種無機物の表面処
理剤としても有用である。
つぎに、実施例を記載する。
実施例 1
メタクリル酸メチル20g、ジアリルフタレート
20gのトルエン40ml溶液にn−ドデシルメルカプ
タン8gとアゾビスイソブチロニトリル0.5g加
え、80℃で3時間重合したところ分子量約600の
共重合体が得られた。得られた化合物の赤外吸収
スペクトルには1730cm-1のエステルによる吸収以
外に、炭素一炭素二重結合による1640cm-1付近の
吸収およびベンゼン核のオルト置換体による750
cm-1の吸収が観察された。また、共重合体のヨウ
素価は48であつた。
20gのトルエン40ml溶液にn−ドデシルメルカプ
タン8gとアゾビスイソブチロニトリル0.5g加
え、80℃で3時間重合したところ分子量約600の
共重合体が得られた。得られた化合物の赤外吸収
スペクトルには1730cm-1のエステルによる吸収以
外に、炭素一炭素二重結合による1640cm-1付近の
吸収およびベンゼン核のオルト置換体による750
cm-1の吸収が観察された。また、共重合体のヨウ
素価は48であつた。
上記で得られた共重合体33gにメチルジクロル
シラン7.3g、塩化白金酸を0.00001g加え密封下
90℃で3時間反応させた。反応後メタノール5
ml、オルトギ酸メチル5mlを加え、溶液のPHが中
性になるまで撹拌を続けた。ヒドロシリル化反応
後に得られた本発明の化合物の赤外吸収スペクト
ルには1640cm-1付近の吸収は完全に消失してお
り、ヨウ素価は2.5であり、90%以上、炭素一炭
素二重結合がヒドロシランと反応していることを
示した。なお、このものの分子量は750であつた。
シラン7.3g、塩化白金酸を0.00001g加え密封下
90℃で3時間反応させた。反応後メタノール5
ml、オルトギ酸メチル5mlを加え、溶液のPHが中
性になるまで撹拌を続けた。ヒドロシリル化反応
後に得られた本発明の化合物の赤外吸収スペクト
ルには1640cm-1付近の吸収は完全に消失してお
り、ヨウ素価は2.5であり、90%以上、炭素一炭
素二重結合がヒドロシランと反応していることを
示した。なお、このものの分子量は750であつた。
ジブチル錫マレエートを本発明の共重合体に2
重量%加えて大気中に暴露すると約1時間でタツ
クフリーとなり硬化した。
重量%加えて大気中に暴露すると約1時間でタツ
クフリーとなり硬化した。
以上のことから、得られた共重合体はメタクリ
ル酸メチルとジアリルフタレートのシリル基含有
共重合体であることがわかる。
ル酸メチルとジアリルフタレートのシリル基含有
共重合体であることがわかる。
図に実施例1で得られたメタクリル酸エステル
とジアリルフタレートの共重合体およびこの共重
合体をヒドロシリル化した共重合体の赤外線吸収
スペクトルを示す。
とジアリルフタレートの共重合体およびこの共重
合体をヒドロシリル化した共重合体の赤外線吸収
スペクトルを示す。
図1は、本発明の実施例1におけるジアリルフ
タレート共重合体(図−1の1)及びその共重合
体のヒドロシリル化反応後のシリル基含有ジアリ
ルフタレート系共重合体(図−1の2)の赤外吸
収スペクトル図である。
タレート共重合体(図−1の1)及びその共重合
体のヒドロシリル化反応後のシリル基含有ジアリ
ルフタレート系共重合体(図−1の2)の赤外吸
収スペクトル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006378A JPS54122390A (en) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | New copolymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006378A JPS54122390A (en) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | New copolymer |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16448787A Division JPH0236627B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Shinkikyojugotaikaranarutoryo |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54122390A JPS54122390A (en) | 1979-09-21 |
| JPS6325001B2 true JPS6325001B2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=12293345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3006378A Granted JPS54122390A (en) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | New copolymer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54122390A (ja) |
-
1978
- 1978-03-15 JP JP3006378A patent/JPS54122390A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54122390A (en) | 1979-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63443B2 (ja) | ||
| US4334036A (en) | Process for producing curable vinyl polymer having silyl group | |
| US5986014A (en) | Processes for preparing (meth)acrylic polymers having functional groups at the chain ends | |
| JP2609256B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| JPS6335671B2 (ja) | ||
| US4191713A (en) | Room temperature curable composition | |
| JPH0345088B2 (ja) | ||
| JPH0742376B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| JPS637212B2 (ja) | ||
| JPH0346505B2 (ja) | ||
| WO1991013927A1 (fr) | Composition polymerisable | |
| JPH078956B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| US4161572A (en) | Curable diallyl phthalate compounds and process for producing same | |
| JPH0160071B2 (ja) | ||
| JP4044177B2 (ja) | 末端に架橋性シリル基を有する(メタ)アクリル系重合 体の製造方法 | |
| JPS5889661A (ja) | 分散方法 | |
| JPH0236627B2 (ja) | Shinkikyojugotaikaranarutoryo | |
| JPS6325001B2 (ja) | ||
| JPS6234764B2 (ja) | ||
| JPS6360046B2 (ja) | ||
| JPS61171754A (ja) | ビニル系樹脂組成物 | |
| JPH0144256B2 (ja) | ||
| JPS58111855A (ja) | 1液型硬化性組成物及びその調合方法 | |
| JPH0468350B2 (ja) | ||
| JPS6354747B2 (ja) |