JPS6324970B2 - - Google Patents

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JPS6324970B2
JPS6324970B2 JP59254599A JP25459984A JPS6324970B2 JP S6324970 B2 JPS6324970 B2 JP S6324970B2 JP 59254599 A JP59254599 A JP 59254599A JP 25459984 A JP25459984 A JP 25459984A JP S6324970 B2 JPS6324970 B2 JP S6324970B2
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JP
Japan
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sodium
buffering
dentifrice composition
amount
composition
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JP59254599A
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JPS61130213A (ja
Inventor
Juji Kobayashi
Hisashi Sato
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Sunstar Inc
Original Assignee
Sunstar Inc
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Publication date
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Publication of JPS61130213A publication Critical patent/JPS61130213A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8147Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof, e.g. crotonic acid, (meth)acrylic acid; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は、PH緩衝能を有する歯磨組成物、さら
に詳しくは、緩衝剤にさらにポリアクリル酸ナト
リウムを配合した、PH緩衝能を有する無水ケイ酸
系の歯磨組成物に関する。 従来技術 口腔内疾患、特にう蝕は、炭水化物の分解、発
酵によつて生じた有機酸(主として乳酸)が歯の
エナメル質を脱灰することにより起こるものとさ
れており、かかる脱灰は口腔内のPH値5.4以下の
酸性下にて生ずると報告されている。また、歯周
疾患の原因となる歯石の沈着は、逆にPH値がアル
カリ側(9以上)に傾くと著しく加速される。し
たがつて、口腔内のPHをほぼ6〜7に保持するこ
とは、これらう蝕防止および歯石沈着の予防上非
常に重要であると考えられる。 しかしながら、従来の歯磨では、う蝕予防を目
的としては、モノフルオロリン酸ナトリウムやク
ロルヘキシジンなどの薬効成分を配合し、それら
の効果を期待したものがあるにすぎない。また、
歯石の沈着の防止を目的としては、キレート作用
のある塩、例えばピロリン酸ナトリウムなどを配
合したものがあるが、これらは歯そのもののカル
シウムをもキレートしてしまうおそれがあり好ま
しくない。 このように、従来の歯磨には、口腔内PHを中性
付近に維持することを目的としたものは存在しな
い。 発明の概説 本発明の目的は、PH緩衝作用を有する歯磨組成
物を提供することであり、かかる歯磨組成物によ
り、口腔内PHをほぼ中性に維持し、口腔内疾患の
予防を行なうことにある。 本発明者らは、かかる目的に鑑み、鋭意研究を
重ねた結果、PH緩衝剤とともにポリアクリル酸ナ
トリウムを歯磨組成物に添加することにより著し
く大きなPH緩衝作用を示すことを見出し、本発明
を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、無水ケイ酸を主基剤とす
る歯磨組成物において、ポリアクリル酸ナトリウ
ムおよびPH緩衝剤を配合したことを特徴とするPH
緩衝能を有する歯磨組成物を提供するものであ
る。 本発明の歯磨組成物は、大きなPH緩衝作用を有
し、口腔内のPHを6〜8に維持することができる
ので、う蝕および歯石の沈着の防止に効果を発揮
する。 発明の詳説 本発明において、用いられる、ポリアクリル酸
ナトリウムは、いずれの粘度、重合度を有するも
のであつてもよく、また、分子間架橋が行なわれ
たものであつてもよいが、他の粘結剤を配合しな
い場合は、練歯磨の形態保持のため、分子量
10000以下のものを単独で用いることは好ましく
ない。ポリアクリル酸ナトリウムの配合量は、組
成物全体に対して、0.3〜5.0重量%が好ましい。
配合量が0.3重量%未満であるとPH緩衝作用に対
する寄与が小さく、一方、5.0重量%を超えても
より大きな効果は得られない。 本発明にて用いられるPH緩衝剤としては、リン
酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムと
リン酸水素二ナトリウムとの配合物、および炭酸
水素ナトリウムを挙げることができる。緩衝剤と
してリン酸二水素ナトリウム(NaH2PO4)とリ
ン酸水素二ナトリウム(NaH2PO4)との混合物
を用いる場合、その重量配合比(NaH2PO4
Na2HPO4)は、0/1〜1/1が好ましく、
1/1を超えると、緩衝能域のPH値が低くなりす
ぎ好ましくない。 また、これら緩衝剤の配合量は、組成物全体に
対して、0.5〜5.0重量%である。配合量が0.5重量
%未満であると、PH緩衝作用が小さく、一方、
5.0重量%を超えても効果は増大しない。 本発明にて用いられる無水ケイ酸としては、通
常、歯磨組成物に用いられるものであればいずれ
でもよい。無水ケイ酸の配合量は、通常、歯磨組
成物の主基剤として用いられる量であればいずれ
でもよいが、好ましくは、5〜30重量%である。
かかる範囲において優れた緩衝作用ならびに歯磨
組成物としての好ましい性状を安定して得ること
ができる。 なお、他の粘結剤をポリアクリル酸ナトリウム
と併用してもよい。かかる粘結剤としては、歯磨
の粘結剤として通常用いられるものが、いずれも
使用可能であり、例えば、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロースなどのセルロース系ガム、
カラギーナン、アルギン酸ナトリウムなどの海草
由来のガム、ロカストビーンガム、グアガム、ア
ラビアガムなどの植物由来のものの他、キサンタ
ンガムなどをいずれも用い得る。 その他、本発明の歯磨組成物には、従来の練歯
磨組成物に用いられる成分がいずれも配合可能で
ある。例えば湿潤剤としては、グリセリン、ソル
ビツト、プロピレングリコールなど、発泡剤とし
てはラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコ
シンナトリウム、シヨ糖脂肪酸エステルなどを配
合することができる。また、メントール、アネト
ールなどの香料、サツカリン、グリシルリチンな
どの甘味剤、モノフルオルリン酸ナトリウム、グ
ルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジ
ン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム
などの薬効成分、防腐剤、水などが配合される。
特に薬効成分が配合される場合はPH緩衝作用とあ
いまつて口腔疾患予防作用が一層増強されること
はいうまでもない。 実施例 つぎに、本発明を実施例および比較例にもとづ
き、さらに詳しく説明する。なお、%とあるは全
て重量%を意味する。 実施例 1 下記の配合組成にもとづき、常法によつて、歯
磨組成物を製造した。 成 分 配合量(%) 無水ケイ酸 30 ソルビツト 40 グリセリン 10 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロース 0.5 香料 1.0 サツカリン 0.1 ポリアクリル酸ナトリウム 1.0 リン酸水素二ナトリウム 3.0 水 残部 得られた組成物について、つぎの試験方法にも
とづき、ポリアクリル酸ナトリウムのPH緩衝作用
に及ぼす効果を測定した。結果を第1表に示す。 測定方法 歯磨10gを採取し、これに水30mlを加え、撹拌
し、分散液を得る。得られた分散液に撹拌を行な
いながら0.24N−HClを滴下してPH値を測定し、
PH値が7から6に変化する間の酸滴下量を測定す
る。 実施例 2 実施例1における緩衝剤リン酸水素二ナトリウ
ムの代わりに、炭酸水素ナトリウム緩衝剤として
用いたほかは、実施例1と同様にして歯磨組成物
を製造した酸滴下量の測定結果を同様に第1表に
示す。 比較例1および2 ポリアクリル酸ナトリウムの配合を行なわなか
つた以外は、各々、実施例1および2と同様にし
て歯磨組成物を製造した。結果を同様にして第1
表に示す。 比較例 3 緩衝剤の配合を行なわなかつた以外は、実施例
1と同様にして歯磨組成物を製造した。結果を同
様にして第1表に示す。
【表】
【表】 第1表より明らかなごとく、ポリアクリル酸ナ
トリウムは、PH緩衝剤(リン酸水素二ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム)とともに配合されてPH
緩衝作用に関して相乗効果を示す。 実施例 3〜7 ポリアクリル酸ナトリウム配合量ならびに、緩
衝剤リン酸水素ナトリウムの配合比
(NaH2PO4/Na2HPO4比)および配合量を第2
表のごとくした以外は、実施例1と同様にして歯
磨組成物を製造した。結果を第2表に合わせて示
す。 比較例 4 ポリアクリル酸ナトリウムを配合しなかつた以
外は、実施例3と同様にして歯磨組成物を製造し
た。結果を同様に第2表に示す。
【表】
【表】 第2表より明らかなごとく、各種リン酸水素ナ
トリウム配合比および配合量において、いずれも
ポリアクリル酸ナトリウムは、PH緩衝能に関し相
乗効果を示す。 実施例 8 下記の成分組成により、常法に従い練歯磨組成
物を製造した。 成 分 配合量(%) 無水ケイ酸 15.0 ポリアクリル酸ナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.1 ソルビツト 50.0 グリセリン 10.0 リン酸二水素ナトリウム 0.2 リン酸水素二ナトリウム 0.6 香料 1.0 サツカリンナトリウム 0.1 パラベン 0.2 水 残部 合 計 100.0 得られた歯磨組成物の酸滴下量は、3.9mlであ
り、ポリアクリル酸ナトリウム無配合の歯磨組成
物(酸滴下量2.4ml)に対して、大きなPH緩衝能
を有する。 実施例 9 下記の成分組成により、常法に従い練歯磨組成
物を製造した。 成 分 配合量(%) グリセリン 50.0 無水ケイ酸 20.0 ポリアクリル酸ナトリウム 0.8 シヨ糖脂肪酸エステル 0.6 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 酸化チタン 1.0 モノフルオルリン酸ナトリウム 0.8 リン酸二水素ナトリウム 1.5 リン酸水素二ナトリウム 1.5 香料 0.9 グリシルリチンジカリウム 0.1 安息香酸ナトリウム 0.3 水 残部 合 計 100.0 得られた歯磨組成物の酸滴下量は、4.6mlであ
り、ポリアクリル酸ナトリウム無配合の歯磨組成
物(酸滴下量3.2ml)に対して、大きなPH緩衝能
を有する。 実施例 10 下記の成分組成により、常法に従い練歯磨組成
物を製造した。 成 分 配合量(%) 無水ケイ酸 12.0 ポリアクリル酸ナトリウム 1.0 ミリスチル硫酸ナトリウム 1.3 塩化ナトリウム 5.0 ソルビツト 55.0 プロピレングリコール 5.0 サツカリンナトリウム 0.1 リン酸水素二ナトリウム 2.0 香料 0.9 パラベン 0.3 水 残部 合 計 100.0 得られた歯磨組成物の酸滴下量は、5.6mlであ
り、ポリアクリル酸ナトリウム無配合の歯磨組成
物(酸滴下量4.1ml)に対して、大きなPH緩衝能
を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無水ケイ酸を主基剤とする歯磨組成物におい
    て、組成物全量に対して0.3〜5.0重量%のポリア
    クリル酸ナトリウムおよび0.5〜5.0重量%のリン
    酸水素二ナトリウム、リン酸水素二ナトリウムと
    リン酸二水素ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウ
    ムからなる群から選ばれるPH緩衝剤を配合したこ
    とを特徴とするPH緩衝能を有する歯磨組成物。
JP25459984A 1984-11-30 1984-11-30 Ph緩衝能を有する歯磨組成物 Granted JPS61130213A (ja)

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JP25459984A JPS61130213A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 Ph緩衝能を有する歯磨組成物

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JPS61130213A JPS61130213A (ja) 1986-06-18
JPS6324970B2 true JPS6324970B2 (ja) 1988-05-23

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IN168400B (ja) * 1987-01-30 1991-03-23 Colgate Palmolive Co
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