JPS632490Y2 - - Google Patents

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JPS632490Y2
JPS632490Y2 JP5307183U JP5307183U JPS632490Y2 JP S632490 Y2 JPS632490 Y2 JP S632490Y2 JP 5307183 U JP5307183 U JP 5307183U JP 5307183 U JP5307183 U JP 5307183U JP S632490 Y2 JPS632490 Y2 JP S632490Y2
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JP
Japan
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cylinder
slide
blower
snow
link
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JP5307183U
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JPS59160616U (ja
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  • Agricultural Machines (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は農用トラクターの前部に除雪機や、
フロントモア等を装着する為の前部作業機装着装
置に関するものである。
従来からも農用トラクターの前部に作業機を装
着する為のフロントヒツチ装置は存在したのであ
るが、フロントPTO軸の配置や上下回動を可能
とする為のロアリンク、トツプリンクを設ける為
にトラクターから離れて前方へ突出してしまい、
小形のトラクターでは後輪が浮き上つてしまう等
の不具合いがあり普及しなかつたのである。
特に除雪機は積雪地方において非使用期のトラ
クターを利用して作業できるのでトラクターの稼
動時間の向上にも役立つのであるが前方へ突出せ
ず、かつ取りつけ取り外しが容易で動力取出しが
簡単に行える装置がない為にトラクターの後部に
とりつけられて、バツクし乍ら除雪作業を行なう
という現状だつたのである。
本件考案は前方突出量を小さくし、かつ、動力
取出しを後部のPTO軸から取り出し、取りつけ
取り外しを容易としたものである。
本件考案の目的は以上の如くであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
構成を説明すると。
第1図は農用トラクターの前部に本件考案の作
業機装着装置を設け、これに除雪機を装着した状
態の側面図。第2図は後面図。第3図は除雪機を
上下スライドし前後回動した状態の側面図。第4
図は油圧操作装置部分の斜視図。第5図はブロワ
ー筒の回動及びシユート板の角度調整部の斜視
図。第6図はブロワー筒の回動部の斜視図。第7
図、第8図は除雪機の後面図。第9図は前部作業
機装着装置の斜視図。第10図は同じく前面図で
ある。
第1図、第2図において、農用トラクターのミ
ツシヨンケース16より後方へ標準装備のPTO
軸27が突出している。前部PTO軸は装備され
ていない場合でも後部のPTO軸27は必らず設
けられているので、ここからフロントPTO軸を
取り出すように構成した方が既存のトラクターに
も取りつけられて汎用性が高いのである。該
PTO軸27にスプロケツト51が係止され、フ
ロントPTO軸29の後端のスプロケツト28へ
動力が伝えられている。
11は駆動ケースであり、簡単にトラクターの
後部のトツプリンクブラケツトや、ドローバーに
ピンにて装着可能とされている。
そして、前部の除雪機の位置やスライド枠1と
の関係から、又、車高を低くしない為に駆動ケー
スは第2図の如く斜右下へ向けて垂設されてい
る。フロントPTO軸29はミツシヨンケース1
6と後輪15Rの間で、リアアクスルハウジング
17Rの下側を通つて前方へ延設されているので
ある。
そして、フロントPTO軸29の前端は軸受ブ
ラケツト30の軸受に軸支されている。軸受ブラ
ケツト30はフロントアクスルの前のセンターピ
ンブラケツト(前)等の下方に垂設され、この部
分から前はユニバーサルジヨイント31にて除雪
機の偏心した入力軸53へ動力を伝えている。
第7図、第8図にこの偏心した入力軸53が示
されている。
除雪機のブロワー23のブロワー軸は54であ
り、これに直接に動力を入れたいのであるがユニ
バーサルジヨイント31が中央にくると、トラク
ターのバンパーや前部作業機装着装置に当つて上
方への回動が十分に行えないので、側方へスプロ
ケツト45とチエーン43とスプロケツト44を
配置して、故意に入力軸44の位置を右側下方に
ずらしているのである。従来のものにこの入力軸
53を側方の上方へ位置したものもあるが、この
場合は除雪機全体の左右上下回動に際してすぐに
フロントPTO軸がトラクターのボンネツトに当
つてしまうのである。故に本案の如く側方下方に
配置するのが最も回動の自由度が大きくなるので
ある。
40は左右上下動シリンダーであり、ガイド輪
41がガイド42上を回動して、除雪機全体を支
持部に対して回動するのである。
これにより農用トラクターが雪面の凸凹により
傾動しても除雪機は水平を維持することができる
のである。
21はブロワー23のブロワー筒であり、下端
にラツク板38を回動自在としている。ラツク板
38にピニオン24が噛合し、ピニオンは第6図
に示す如く、ジヨイント39を介してブロワー筒
の回動軸22と連動されている。
回動軸22の後端はクランクハンドルとなつて
おり、この部分が広幅の長孔26aを刻設したハ
ンドル支持板26内に嵌装されている。この広幅
の長孔26aがあることにより除雪機が上下スラ
イドされても、前後回動されても、左右上下回動
されても回動軸が自由に広幅長孔内を移動するの
で、回動、スライドの邪魔とはならないのであ
る。
又、このハンドル支持板26よりY形に固設さ
れて、シユート20の角度調整レバー21aの支
持板36も突設されている。そして2つの支持板
26,36はトラクターの防風板25Lより突設
されている。21は角度調整レバーのワイヤーで
ある。
又、右側の防風板25Rの前部には油圧制御弁
33が固設されており、この油圧制御弁33より
油圧操作レバー35,34,50が突設されてい
る。
35は上下スライドレバーで、上下スライドシ
リンダー4を伸縮させる。34は前後回動シリン
ダーであり前後回動シリンダーを操作する。50
は左右回動シリンダーであり、左右回動シリンダ
ー40を伸縮させる。
14は上部の雪の掻き落しスパイラル、18は
ブロワーへ集める集雪スパイラルである。
中央へ集めるとトラクターの進行により雪はブ
ロワー23へ入り、ブロワー筒19からシユート
20を経て放出されるのである。
第9図、第10図が本件考案の前部作業機装着
装置である。
スライド枠1L,1Rの上端に連結杆13が連
結され、下部は下部枠12にて連結されている。
左右のスライド枠1L,1Rには内向けにコの字
形のスライド溝が設けられており、ここに滑車軸
9と三点リンク装着ブラケツトが嵌入され上下に
スライドする。
三点リンク装着ブラケツトはトツプリンク6と
リフトリンク5の装着するトツプリンク枠8と、
ロアリンク7L,7Rを装着するU形の枠10と
により構成されている。U形の枠10L,10R
はトツプリンク枠8より下向きに構成されてい
る。
これらトツプリンク枠8、U形の枠10L,1
0Rは一体的となりスライド枠1L,1R内を上
下動するのである。
トツプリンク枠8にチエーン3L,3Rの一端
が固設され、該チエーンは滑車軸9上の滑車スプ
ロケツト55L,55Rを巻回して下方へ向き、
他端を固定側の下部枠12に固設している。滑車
軸9と下部枠12の間にスライドシリンダー4が
介装されており、このスライドシリンダー4の伸
縮により滑車軸9が上下動し、滑車軸9及びスラ
イドシリンダーの移動量が滑車機構により倍増さ
れて、リンク装着枠の上下動となるのである。故
にスライドシリンダー4の伸縮量が小さくてもそ
の倍の上下スライド幅が得られるのである。
この構成により、除雪機の上下スライドが行わ
れる。
又、除雪機は上下への平行スライドの他に前後
方向への回動も行えるのである。これはロアリン
ク7Rと連結したリフトリンク5を前後回動シリ
ンダーとすることにより行われる。又、リフトリ
ンク5を外して、その代わりにトツプリンク6を
前後回動シリンダーとしてトツプリンク6を伸縮
することによつても除雪機の前後回動が行えるの
である。
このようにスライドシリンダー4、上下回動シ
リンダー、左右回動シリンダー40の三本のシリ
ンダーにより、農用トラクターが何如なる姿勢で
あろうとも除雪が正しい勢姿で行えるように構成
されているのである。
以上の如く本件考案は農用トラクターの前部に
上下方向のスライド枠を固設し、該スライド枠内
に三点リンク式ブラケツトを上下動可能にし、該
三点リンク式ブラケツトを、一端をスライド枠に
固定したチエーンにて上方の滑車スプロケツトを
介して吊り下げ、該滑車スプロケツトをスライド
シリンダーにて上下動させて、三点リンクブラケ
ツトを上下動すると共に、三点リンクブラケツト
内のトツプリンク又はリフトリンクを回動シリン
ダーとして前後回動をも可能としたので、スライ
ドシリンダー4の伸縮量が小さくとも滑車構造と
していることにより、スライド幅は倍増させるこ
とができ、又、平行スライド上下の他に前後回動
をも前後回動シリンダーにより行つたので、更に
除雪機の対雪角度をも変更が可能となつたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターの前部に本件考案の作
業機装着装置を設け、これに除雪機を装着した状
態の側面図。第2図は同じく後面図。第3図は除
雪機を上下スライドし、前後回動した状態の側面
図。第4図は油圧操作装置部分の斜視図。第5図
はブロワー筒の回動及び、シユート板の角度調整
部の斜視図。第6図はブロワー筒の回動部の斜視
図。第7図、第8図は除雪機の後面図。第9図は
前部作業機装着装置の斜視図。第10図は同じく
前面図である。 1L,1R…スライド枠、3L,3R…チエー
ン、4…スライドシリンダー、5…リフトリン
ク、6…トツプリンク、8…トツプリンク枠、1
0…U形の枠、55L,55R…滑車スプロケツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 農用トラクターの前部に上下方向のスライド枠
    を固設し、該スライド枠内に三点リンク装着ブラ
    ケツトを上下動可能にし、該三点リンク装着ブラ
    ケツトを、一端をスライド枠に固定したチエーン
    にて上方の滑車スプロケツトを介して吊り下げ、
    該滑車スプロケツトをスライドシリンダーにて上
    下動させて、三点リンク装着ブラケツトを上下動
    すると共に、三点リンク装着ブラケツトの内のト
    ツプリンク又はリフトリンクを回動シリンダーと
    して、前後回動をも可能としたことを特徴とする
    農用トラクターの前部作業機装着装置。
JP5307183U 1983-04-08 1983-04-08 農用トラクタ−の前部作業機装着装置 Granted JPS59160616U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307183U JPS59160616U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 農用トラクタ−の前部作業機装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307183U JPS59160616U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 農用トラクタ−の前部作業機装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160616U JPS59160616U (ja) 1984-10-27
JPS632490Y2 true JPS632490Y2 (ja) 1988-01-22

Family

ID=30183417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5307183U Granted JPS59160616U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 農用トラクタ−の前部作業機装着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59160616U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59160616U (ja) 1984-10-27

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