JPS63248917A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気装置

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JPS63248917A
JPS63248917A JP8419687A JP8419687A JPS63248917A JP S63248917 A JPS63248917 A JP S63248917A JP 8419687 A JP8419687 A JP 8419687A JP 8419687 A JP8419687 A JP 8419687A JP S63248917 A JPS63248917 A JP S63248917A
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光夫 人見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は過給機付エンジンの吸気装置に関し、特に8.
5以上の高い幾何学的圧縮比で吸気遅閉じとしながらも
気筒間の吸気オーバーラツプを防止して吸気共鳴効果に
より充填効率を高めるようにした吸気装置に関する。
〔従来技術〕
従来、例えば実開昭56−171630号公報にも記載
されているように、エンジンの吸気系に過給機を介設し
て吸気の充填効率を高めるようにしたものが種々知られ
ている。上記過給機としては排ガスで駆動されるターボ
過給機、エンジン出力軸で駆動される機械式過給機等が
一般に用いられる。
そして、これら過給機付エンジンでは、燃焼安定性の確
保のための適度の圧縮比を確保しながら、高過給時のノ
ッキング防止を図るために、一般にエンジンの幾何学的
圧縮比が7.5〜8,5、吸気弁は少なくとも上死点前
に開かれまた下死点後20〜40°の時期に閉じられる
ようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来、過給機付エンジンではノッキング防止の為8.5
以下の低い圧縮比に設定されているので、エンジンのサ
イクル熱効率が低くなるばかりでなく、高過給域におい
ては排ガス温度低減の為出力上の要求燃料よりもリッチ
混合気にする必要がある。そのため、過給機付エンジン
では、燃費が悪化し、特に高負荷域での燃費が悪化する
また、低負荷域においては吸気負正によるボンピングロ
スが大きく、そのため燃費改善が妨げられている。
そこで本発明出願人は、過給機付エンジンにおイ仔 いて、エンジンの幾何学的圧縮比を8.5以上の間圧縮
化に設定するとともに、吸気ボートの実質的閉弁時期を
下死点後50°以上の遅い時期に設定したものを先に提
案している。(特願昭61−282624号公報参照) ところが、上記のように吸気ボートの実質的閉弁時期を
下死点後50°以上に遅らせて他の気筒の吸気ボート開
時期とオーバーラツプさせると、吸気通路内に発生する
圧力波を気筒間で利用して過給を行う吸気共鳴効果を行
う場合には、他気筒の吸気ポート開により干渉されて上
記共鳴効果が十分に得られないおそれがあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置は、過給機付
エンジンにおいて、エンジンの幾何学的圧縮比を8.5
以上の高圧縮比に設定するとともに、吸気ボートの実質
的閉弁時期を下死点後50°以上の遅い時期に設定し、
少なくとも吸気共鳴効果を利用する所定の運転領域にお
いて気筒間の吸気オーバーラツプを防止する吸気オーバ
ーラツプ防止手段を設けたものである。
尚、上記吸気ボートの実質的閉弁時期とは吸気弁がバル
ブリストWk 1 mまで閉弁したときの時期をいうも
のとする。
〔作用〕
本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置においては、
エンジンの幾何学的圧縮比が8.5以上の高圧縮比に設
定され、かつ吸気ボートの実質的閉弁時期を下死点後5
0゛以上の遅い時期に設定するので、過給量の多い高負
荷高速域では有効圧縮比が低く設定されるものの幾何学
的圧縮比に応じて膨張比が高くなり、これによりサイク
ル熱効率が高まりかつ排気ガス温度が低減する。
一方、少な(とも吸気共鳴効果を利用する所定の運転領
域において気筒間の吸気オーバーラツプを防止する吸気
オーバーラツプ防止手段を設けたので、上記所定の運転
領域では気筒間の吸気オーバーラツプが生じることはな
く、吸気共鳴効果により吸気の充填効率を高めることが
出来る。
〔発明の効果〕
本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置によれば、以
上説明したように、過給量の多い高負荷高速域において
有効圧縮比を低く抑えてノッキングを防ぎながら、高い
膨張比によりサイクル熱効率を高め且つ排気ガス温度を
低減させることが出来る。
加えて、気筒間の吸気オーバーラツプを防止することに
より吸気共鳴効果を利用して吸気充填効率を高めエンジ
ン出力・トルクを向上させることが出来る。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
〈第1実施例〉 (第1図〜第5図参照)第1図に示す
ように、■型6気筒過給機付エンジンE0は、第1気筒
1aと第3気筒ICと第5気筒1eを有する第1バンク
2Aと、第2気筒1bと第4気筒1dと第6気筒1fを
有する第2バンク2Bとを備えており、エアクリーナ3
から延びる吸気通路4は、メイン吸気通路5と、サージ
タンク6と、サージタンク6から分岐した第1バンク2
Aの吸気マニホールド7Aと、サージタンク6から分岐
した第2バンク2Bの吸気マニホールド7Bからなり、
両吸気マニホールド7A・7Bの合流通路8には夫々ス
ロットル弁9が介設され、これらスロットル弁9はアク
セルペダルに連動連結され、両吸気マニホールド7A・
7Bの各分岐通路は対応する吸気ボート10に接続され
ている。また、第1バンク2Aには排気マニホールドI
IAがまた第2バンク2Bには排気マニホールドIIB
が設けられている。
上記メイン吸気通路5には上流側から順にエアフローメ
ータ12とエンジンで駆動される機械式過給機13とイ
ンタクーラ14とが介設され、またメイン吸気通路5に
は過給機13とインククーラ14とをバイパスするバイ
パス通路15が設けられ、バイパス通路15にはその通
路を開閉するバイパス弁16が介装され、バイパス弁1
6はエアフローメータ12よりも下流側のメイン吸気通
路5に負圧導入通路17を介して接続されたダイヤフラ
ム式アクチュエータ16aにより開閉駆動され、負圧導
入通路17にはその通路を開閉する電磁弁18が介装さ
れており、過給の必要のない低負荷時には過給機13が
電磁クラッチを介して停止されるとともに電磁弁18が
開かれてバイパス弁16が開かれ、またそれ以外の過給
を要する時にはバイパス弁16が閉じるようにコントロ
ールユニットにより電磁弁18と電磁クラッチとが制御
される。
上記吸気マニホールド7Aの合流通路8と吸気マニホー
ルド7Bの合流通路8とを連通ずる連通路19が設けら
れ、連通路19にはシャツタ弁20が介設され、シャツ
タ弁20はダイヤフラム式アクチュエータやソレノイド
式アクチュエータで開閉駆動されエンジン回転数が所定
回転数(例えば、4000rpm)以上のときにシャツ
タ弁20が開くようにコントロールユニットによりアク
チュエータが制御される。
上記第1〜第6気筒1a〜1fの夫々は幾何学的圧縮比
が8.5以上の高圧縮比に予め設定されており、各吸気
弁(図示路)は第2図に示すような開口特性となるよう
にその動弁機構が設定されている。即ち、従来装置にお
ける吸気弁の開口特性(二点鎖線A)では上死点(TD
C)前約20〜10°頃開弁開始し下死点(BDC)後
20〜40°頃閉弁するように設定されているが、本案
の開口特性(実線B)では上死点後(A’l’DC)約
20°以上の遅い時期に開弁開始しまた下死点後(AB
DC)50°以上の遅い時期に閉弁するようになってい
る。但し、開弁とはバルブリフト量が1■まで開いた実
質的開弁のことであり、また閉弁とはバルブリフトfi
ltが1flまで閉じた実質的閉弁のことである。
上記6気筒エンジンE0における点火順序は第1気筒1
a→第2気筒1b→第3気筒1c→第4気筒1d→第5
気筒1e→第6気筒1fの順であり、各吸気弁が上述の
ような開口特性を有しているので、例えば第1バンク2
Aの3つの気筒1a・IC・1eの吸気弁作動特性は第
3図のようになり、第2バンク2Bの3つの気筒1b・
1d・1fの吸気弁作動特性も位相はシフトしているが
同様になる。つまり、吸気弁の閉弁時期を遅らせると各
バンク2A・2Bにおける気筒間の吸気オーバーラツプ
が生じやす(なるが、吸気弁の開弁開始時期も遅らせる
ことにより吸気オーバーラツプを防止するようになって
いる。
上記過給機付エンジンE。においては、幾何学的圧縮比
は従来の過給機付エンジンと比べて大幅に高く設定され
ているけれども、吸気ポート閉時期が遅く設定されてい
るので、有効圧縮比は適度に引下げられる。このことに
ついて従来装置と比較して示すと、第4図のようになる
この図において、破線の斜線を付した範囲Cは従来の過
給機付エンジンにおける場合のもの、実線の斜線を付し
た範囲りは本実施例のエンジンにおける幾何学的圧縮比
および吸気ポート閉時期によって有効圧縮比を適度に設
定した場合のものである。従来の過給機付エンジンでは
、幾何学的圧縮比が7.5〜8.5、吸気ポート閉時期
がABDC(下死点後)20〜40°程度に設定されて
お一す、この範囲で高過給時のノッキング防止および燃
焼安定性の確保のための適度の有効圧縮比が得られるよ
うにしている。これに対し、本実施例のエンジンでは幾
何学的圧縮比を8.5以上の高圧縮比とする一方、吸気
ポート閉時期をABDC50°以上に遅く設定すること
により、有効圧縮比を例えば従来装置と同程度にするこ
とができる。あるいは、幾何学的圧縮比を高くすると隙
間容積が小さくなって残留ガスの減少により燃焼安定性
が高められるので、有効圧縮比を従来装置よりも低く設
定することもできる。有効圧縮比は第4同に示す所定範
囲り内とすることが望ましく、そのため幾何学的圧縮比
と吸気ポート閉時期の設定にあたっては、両者の関係が
第5図に斜線を付して示した範囲Eとなるように、幾何
学的圧縮比を高くするほど吸気ポート閉時期の遅れを大
きくすればよい。
上記のように有効圧縮比を適度に引下げることによりノ
ッキングを防止できるとともに、幾何学的圧縮比が高く
設定されているので膨張比は高くなり、これによってサ
イクル熱効率が高められるため燃費が改善される。
更に、有効圧縮比と比べて膨張比が高くなることにより
、膨張時に排気温度を引下げる作用が得られるため、高
負荷高速時にも、従来装置のようにリッチ混合気にしな
くとも、排気温度上昇を抑制して排気系の信頼性を確保
することができる。
また、低中負荷域において従来装置よりも吸気負圧が小
さくなるようにスロットル弁8等を調整しておけば、過
剰に吸入した混合気がBDC以後の吸気ポート開口中に
吸気ポートに戻されるので、吸気負圧に起因したポンピ
ングロスを低減することが出来る。
尚、本願の吸気装置を備えたエンジンと、従来の過給機
付エンジンと、無過給エンジンとについて実験した結果
、本願のものでは燃費が低減し、吸気負圧が小さくなっ
て吸入ボンピングロスが低減し、排気ガス温度も従来の
過給機付エンジンと比べて低下していることが実証され
た。
上記のように吸気弁の閉弁時期を遅くすると、圧縮行程
の初期に吸気ボート10への吹き返しが生じやすいが、
本実施例の吸気装置では吸気弁の開弁開始時期を遅らせ
ることにより各バンク2A・2Bの気筒間の吸気オーバ
ーラツプを防止して吸気共鳴効果(動的充填作用)によ
り充填効率を確保して高い出力及びトルクが得られる。
即ち、高速回転域においてはシャツタ弁20が開かれ、
吸気弁の開放によって燃焼室から吸気ボート10へ伝播
した吸気負圧波は吸気マニホールド7A・7B内を上流
側へ音速で伝播し、連通路19で反転しその反転正圧波
が下流側へ伝播し吸気弁が閉じる直前に吸気ボート10
の下流端へ到達するので、上記吹き返しが抑制され適度
の充填効率が得られる。上記反転正圧波が吸気ポー1−
10側へ伝播して来たときに当該吸気マニホールド7A
・7Bに接続された他の吸気ボート10は実質的に閉じ
ていて吸気オーバーラツプがないので反転正圧波は他の
気筒へ吸収されることはない。
第3図の曲線Fは吸気共鳴が最も顕著になったときの吸
気の圧力波形を示すもので、エンジン回転数をN r 
p rnとしたときにエンジンの吸入周波数f、= (
N/60)x (3/2)が吸気マニホールド7A・7
Bの固有周波数f。に略等しくなるようなエンジン回転
数Nのときに顕著な吸気共鳴が起り、その正圧波は吸気
弁の閉弁時にピーク値となるので吸気の吹き返しが効果
的に抑制され、充填効率が向上する。
低速回転域のときにはシャツタ弁20が閉弁され吸気負
圧波はサージタンク6で反転するという点で異なるのみ
で、上記同様に吸気動的充填作用が得られる。
尚、この第1実施例の場合、吸気弁が遅く開弁開始する
ように設定された動弁機構でもって吸気オーバーラツプ
防止手段が構成されていることになる。
く第2実施例〉 (第6図・第7図参照)この第2実施
例は、本発明を立型4気筒過給機付エンジンE+に適用
した場合のもので、第6図において前記第1実施例と同
一機能を果すものに同一の符号を付して説明を省略する
。このエンジンE、において各気筒1a〜1dの幾何学
的圧縮比は8.5以上に高く設定され、且つ第7図に示
すように各吸気弁はATDC20°以上の遅い時期に開
弁開始されるとともにABDC50°以上の遅い時期に
閉弁するようになっている。
この吸気装置の作用については、前記第1実施例の場合
と略同様なので説明を省略する。
〈第3実施例〉 (第8図・第9図参照)この第3実施
例は、本発明を2吸気弁・2排気弁の4弁の立型4気筒
過給機付エンジンE2に適用した場合のもので、第8図
に示すように各気筒1axldは主吸気ポート10aと
副吸気ポート10bとを有し、これら主吸気ポート10
aは夫々分岐吸気通路10Aによりサージタンク6に接
続され、これら副吸気ポート10bは夫々分岐吸気通路
10Bによりサージタンク6に接続され、各分岐吸気通
路10Bにはシャツタ弁21が介装され、これら4つの
シャツタ弁21は共通の弁軸を介してコントロールユニ
ットで制御されるダイヤフラム式アクチュエータやソレ
ノイド式アクチュエータにより開閉駆動され、これらシ
ャツタ弁21はエンジン運転状態が第10図の低負荷低
速域Iと高負荷中速域Hのときに閉弁されるようになっ
ている。領域■では吸入量が少ないのでシャツタ弁21
を開く必要がなく、領域11では吸気の吹き返しを防ぎ
動的充填作用を促進するためにシャツタ弁21が閉じら
れる。
尚、第8図において符号22は排ガスターボ過給機、符
号14はインタークーラ、符号11は排気マニホールド
、その他第1実施例のものと同一機能のものには同一符
号を付しである。
各気筒1a〜1dの幾何学的圧縮比は8.5以上に高く
設定してあり、第9図に示すように各主吸気ボート10
aを開閉する主吸気弁はTDC後かなり遅く開弁開始し
BDC後50°以上の遅い時期に閉弁するようにその動
弁機構が設定されており、また各副吸気ボート10bを
開閉する副吸気弁はTDC前に開弁開始し主吸気弁と同
時に閉弁するようにその動弁機構が設定されている。
このように、シャツタ弁21を閉じた状態では気筒間の
吸気オーバーラツプが生じないようになっているので、
第10図の領域Hの運転状態のときには吸気動的充填作
用を利用して主吸気ポート10aへの吹き返しを防止し
充填効率を冑め、出力及びトルクを高めることが出来る
尚、この実施例の場合、シャツタ弁21を開閉すること
により副吸気ボート10bを閉しるように構成したが、
シャツタ弁21を省略し副吸気ボート10bを開閉する
副吸気弁を閉弁状態に停止させるような機構、を用いて
もよいし、或いはシャツタ弁21を省略し副吸気弁の開
弁開始タイミングを切換えるような機構を設けてもよい
〈第4実施例)(第11図参照) この実施例は、本発明を■型6気筒過給機付エンジンE
3に適用した場合のもので、気筒間の吸気オーバーラツ
プが生じないような吸気マニホールド構造を採用したも
のである。即ち、このエンジンE、の点火順序が第1気
筒1a→第2気筒1b→第3気筒IC→第4気筒1d→
第5気筒1e→第6気筒1fの順であるとすると、第1
気筒1と第4気筒1dの為の吸気マニホールド7Cと、
第2気筒lbと第5気筒1eの為の吸気マニホールド7
Dと、第3気筒1cと第6気筒1fの為の吸気マニホー
ルド7Eとが設けられ、これら吸気マニホールド7C〜
7Eはサージタンク6より分岐している。
このような吸気マニホールド構造を採用することにより
、気筒間の吸気オーバーラツプが起り得なくなるので、
吸気弁がTDC前より開弁開始するようにしてもよい。
尚、その他の点については第1実施例と同様なので説明
を省略する。この実施例では、上記点火順序との関連に
おいて決定された上記の吸気マニホールド構造によって
吸気オーバーラツプ防止手段が構成されていることにな
る。
く第5実施例〉 (第12図参照) この実施例は、本発明を立型4気筒過給機付エンジンE
、に適用した場合のもので、第4実施例と同様の考え方
により気筒間の吸気オーバーランプが生じないような吸
気マニホールド構造を採用したものである。即ち、この
エンジンE4の点火順序が第1気筒1a→第3気筒IC
→第4気筒1d→第2気筒lbの順であるとすると、点
火順序において隣接していない第1気筒1aと第4気筒
1dの為の吸気マニホールド7Fと、第3気筒ICと第
2気筒lbの為の吸気マニホールド7Gとが設けられ、
両吸気マニホールド7F・7Gの合流吸気通路8a・8
bはメイン吸気通路5から分岐し、両合流吸気通路8a
・8bは分岐部よりも下流側においてシャツタ弁20を
存する連通路19で連通連結されている。このような吸
気マニホールド構造を採用することにより気筒間の吸気
オーバーラツプが起り得なくなるので、吸気弁がTDC
前より開弁開始するようにしてもよい。
尚、その他の点については第1実施例と同様なので説明
を省略する。この実施例では、上記点火順序との関連で
決定された上記の吸気マニホールド構造によって吸気オ
ーバーラツプ防止手段が構成されていることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図〜第5図は
第1実施例を示し第1図は■型6気筒過給機付エンジン
の吸気装置の構成図、第2図は吸気弁の開口特性図、第
3図は第1バンクの吸気弁作動特性などを示す動作タイ
ムチャート、第4図は幾何学的圧縮比と吸気ボート閉時
期とをパラメータとして有効圧縮比を示す説明図、第5
図は幾何学的圧縮比をパラメータとして吸気ボート閉時
期を示す説明図、第6図・第7図は第2実施例を示し第
6図は第1図相当図、第7図は第3図相当図、第8図〜
第10図は第3実施例を示し第8図は第1図相当図、第
9図は第3図相当図、第10図はシャツタ弁を閉弁する
運転領域を示す説明図、第11図は第4実施例を示すも
ので第1図相当部分図、第12図は第5実施例を示すも
ので第1図相当部分図である。 4・・吸気通路、  6・・サージタンク、  7A〜
7G・・吸気マニホールド、  10・10a・10b
・・吸気ポート、  13・・過給機、21・・シャツ
タ弁、  22・・排ガスターボ過給機。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社幾町学的圧縮比 第5図 幾1学的圧縮比 第7図 □□□−−−] ′丁°−17,2−″″−−−−゛8    □   
[4漏−一\\                  
    −7・′/第1Q図 一一一一 一、■ −へ\

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過給機付エンジンにおいて、 エンジンの幾何学的圧縮比を8.5以上の高圧縮比に設
    定するとともに、吸気ポートの実質的閉弁時期を下死点
    後50°以上の遅い時期に設定し、少なくとも吸気共鳴
    効果を利用する所定の運転領域において気筒間の吸気オ
    ーバーラップを防止する吸気オーバーラップ防止手段を
    設けたことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
JP62084196A 1987-04-06 1987-04-06 過給機付エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP2601655B2 (ja)

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