JPS63247947A - 回転ヘツド式テ−プレコ−ダのトラツキング制御装置 - Google Patents

回転ヘツド式テ−プレコ−ダのトラツキング制御装置

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JPS63247947A
JPS63247947A JP62080818A JP8081887A JPS63247947A JP S63247947 A JPS63247947 A JP S63247947A JP 62080818 A JP62080818 A JP 62080818A JP 8081887 A JP8081887 A JP 8081887A JP S63247947 A JPS63247947 A JP S63247947A
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tracking
track
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JP62080818A
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Tetsuya Taki
哲也 滝
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ヘッド式デジタルオーディオテープレ
コーダなどの回転ヘッド式テープレコーダのトラッキン
グ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、回転ヘッド式デジタルオーディオチーブレコーダ
(以下比−DATと称する)は、回転シリンダの対向位
置に設けられた相互に逆アジマスの1対の回転磁気ヘッ
ドにより、回転シリンダに90゜巻付けられて走行する
磁気テープをヘリカルスキャンし、pcbtオーディオ
信号などのデジタル記録情報信号を記録、再生するよう
に構成されている。
なお、両回転ヘッドのヘッドギャップは、ヘリカルスキ
ャン形成される各トラックの幅(ピッチ)の1.5倍に
設定され、1ピツチを180°とすると、記録時には、
両回転ヘッドが180°ずつずれてテープを順次にヘリ
カルスキャンすることにより、90゜の重ね記録にもと
づき、各トラックが形成される。
また、再生モード時、つなぎどり記録モード時。
後述のアフタレコーディングモード時(以下アフレコモ
ード時と称する)などに、エリア分割型のA T F 
制御によってヘッドトラッキングを制御するため、■−
DATのテープは、ヘリカルスキャン形成される各トラ
ックに、前述のデジタル記録情報信号と、ヘッドトラッ
キングの制御に必要な信号とが、時分割によって別々に
記録される。
すなわち、R−D A Tのテープの各トラックの記録
フォーマットは、第4図の4トラック完結型のフォーマ
ットに設定され、ヘリカルスキャンによって交互に形成
される士アジマス角のトラック(A)。
(B)は、トレース始、終端の所定の位置に、5τ(τ
はデジタlし記録情報信号の1ブロツクの長さ)の長さ
のトラッキング専用の第1.第2ATFエリア(Tl 
) 、 (T2)それぞれが設けられるとともに、エリ
ア(TI)、(T2)間に、前述のデジタル記録情報信
号が記録される。
そして、ATFエリア(TI)、(T2)には、トラッ
キング制御用の単一周波数(= T80.67 K)I
z )のパイロット信号、パイロット信号サンプリング
基準用ノ同期信号、マージン用の単一周波数(= 1.
568 Mffz )の消去信号が、4トラック毎に同
一フォーマットのトラックが出現し、しかも、トレース
トラックの同期信号の検出を基準にして隣接2トラック
のパイロット信号のクロストーク成分のサンプリングが
行なえるように設定された配列パターンで信号別に記録
される。
なお、同期信号の周波数は、いわゆるプラスアジマス角
のトラック(A)のときに522.67 KHzになり
、マイナスアジマス角のトラック(B)のときに784
00融になる。
そして、第4図の左から順の連続する5トラックCB)
、(A)、(B)、(A)、(B)によって4トラック
完結型のフォーマットを説明すると、左端の1番目のト
ラック(B)において、エリア(TI )に、周波数7
8400 KH7,の同期信号Sb、消去信号E、パイ
ロット信号Pが、トレース始端側から順に1τ、2τ、
2τの長さでそれぞれ記録てれ、エリア(T2)に、パ
イロット信号P、消去信号E、同期信号Sb、消去信号
Eが、トレース始端側から順に2τ、1τ、1τ、1τ
の長さでそれぞれ記録された場合、2番目のトラック(
A)は、エリア(T1)に、パイロット信号P。
消去信号82周波数522.671G(zの同期信号S
a 、消去信号Eが、トレース始端側から順に2τ、]
τ、1τ。
lτの長さでそれぞれ記録され、エリア(T2)に、同
期信号So 、消去信号E、パイロット信号Pが、トレ
ース始端側から順にIτ、2τ、2τの長さでそれぞれ
記録される。
まだ、3番目のトラック(B)は、エリア(TI)に、
同期信号S])、消去信号E、パイロット信号Pが、ト
レース始端側から順に0.5τ、2.5f、2τの長ざ
てそれぞれ記録され、エリア(T2)に、パイロット信
号P、消去信号E、同期信号Sb、消去信号Eが、l・
レーヌ始端側から順に、2τ、1τ、o、5τ、1.5
τの長さでそれぞれ記録される。
さらに、4番目のトラック(A)は、エリア(T1)に
、パイロット信号P、消去信号E、同期信号So。
消去信号Eが、トレース始端側から順に2τ、1τ。
0.5τ、1.5τの長さでそれぞれ記録され、エリア
(T2)に、同期信号8a 、消去信号E、パイロット
信号Pが、トレース始端側から順に0.5τ、2.5τ
、2τの長さでそれぞれ記録される。
また、5番目のトラック(B)は、エリア(Tl ) 
(T2)の記録パターンが、1番目のドラック(B)の
エリア(Tl)、(T2)の記録パターンと同一になる
なお、パイロット信号P、同期信号8a、8b 、およ
び消去信号Eの周波数は、両回転ヘッドの再生信号から
の周波数分離が行なえるように、デジタル記録情報信号
の周波数帯より低い周波数に選定されている。
そして、再生モード時、つなぎどり記録モード時、およ
びデジタル記録情報信号を再記録するアフレコモード時
などには、両回転ヘッドの再生信号に含まれたエリア(
Tl ) 、 (T2)の各信号にもと°づき、後述の
トラッキング制御装置のATF制御によってヘッドトラ
ッキングが制御される。
なお、つなぎどり記録モード時は、ヘッドトラッキング
を制御してつなぎ目でのトラックの連続性を保つため、
開始時に再生が行なわれて再生信号が得られるようにな
っている。
また、R−DATの場合、いわゆる消去ヘッドが設けら
れず、アフレコモード時には、各トラック(A)、(B
)のエリア(TI ) 、 (T2>を除く部分が重ね
書きによって再記録され、このとき、ヘッドトラッキン
グを制御して重ね書きを正確に行なうため、記録とヘッ
ドトラッキング用の再生とが交互にくり返えされ、再生
信号が得られるようになっている。
一方、両回転ヘッドのヘッドギャップが各トラック(A
)、(B)の幅の1.5倍に設定されているため、両回
転ヘッドの再生信号には、トレーストラックの信号成分
とともに、トレーストラックの隣接2トラックからのク
ロストーク成分が含まれる。
そして、トレーストラックと隣接2トラックとが逆アジ
マス角であるため、クロスト−り成分のレベルはトレー
ストラックの信号成分より低くなる。
また、トレーストラックの信号成分およびクロストーク
成分のレベルは、両回転ヘッドのトラッキング位置によ
って変化し、たとえば、再生信号に含すれたトレースト
ラックのパイロット信号Pおよび隣接2トラックからの
パイロット信号のクロストーク成分PI、P2のレベル
は、トラッキング位置に応じて、はぼ第5図の実線pお
よび実線p1゜p2それぞれに示すように変化する。
なお、第5図のθ°がトレーストラックの中心位置を示
すとともに、±180°が隣接2トラックそれぞれの中
心位置を示し、±90°の範囲がトレーストラックの1
ピツチになる。
そして、両回転ヘッドの再生信号が入力されるR−D 
A Tの従来のトラッキング制御装置は、トレーストラ
ックの同期信号の再生をデジタル的に検出して再生信号
に含まれた隣接2トラックのパイロット信号のクロスト
ーク成分を抽出し、ATF制御用のトラッキングエラー
信号を形成するため、たとえば特願昭61−80474
6号の出願の明細書および図面にも記載されているよう
に、はぼ第6図に示すように構成されている。
なお、第6図において、(1)はヘッド切換スイッチを
介した両回転ヘッドの再生信号が入力される再生入力端
子、(2)は入力端子(1)に接続された再生アンプ、
(3)はアンプ(2)に接続されたパイロット信号抽出
用のバンドパスフィルタ、(4)ハフィルタ(3)に接
続されたエンベロープ検波回路である。
(5)は検波回路(4)に接続された第1サンプルホー
ルド回路、(6)はサンプルホールド回路(5)のホー
ルド信号から検波回路(4)の出力信号を減算する減算
器、(7)は減算器(6)に接続された第2サンプルホ
ールド回路である。
(8)はアンプ(2)に接続された波形等価用のイコラ
イザ回路、(9)はイコライザ回路(8)の出力信号を
2値化するデジタル変換用の比較器であり、ゼロクロス
コンパレータからなる。(IGは比較器(9)に接続さ
れた検出制御回路であり、マイクロコンピュータなどを
用いて形成され、入力端子qυのヘッド切換信号および
入力端子αつの検出用クロック信号にもとづき、比較器
(9)の出力信号からトレーストラックの同期信号の再
生をデジタル的て検出し、サンプルホールド回路(5)
 、 (7)に、隣接2トラックからのパイロット信号
のクロストーク成分のサンプリングパルスSPI、SP
2それぞれを出力する。
そして、再生モード時、つなぎどり記録モード時、アフ
レコモード時などのトラッキング制御時には、内回転ヘ
ッドの再生信号が入力端子(1)を介してアンプ(2)
に入力され、アンプ(2)によって増幅きれた再生信号
がフィルタ(3)、イコライザ回路(8)それぞれに入
力嘔れる。
さらに、フィルタ(3)により、入力された再生信号か
らパイロット信号の周波数成分(以下パイロット成分と
称する)が抽出され、フィルタ(3)から検波回路(4
)に、抽出されたパイロット成分が出力される。
そして、検波回路(4)のエンベロープ検波により、検
波回路(4)からサンプルホールド回路(5)、1tJ
E器(6)に、再生信号に含まれたパイロット成分のエ
ンベロープ検波信号が出力される。
一方、イコライザ回路(8)によって波形等価きれた再
生信号は比較器(9)に入力され、比較器(9)によっ
て再生信号が2値化きれてデジタル化される。
このとき、波形等価およびデジタル化にもとづき、比較
器(9)の出力信号は、はぼ、再生信号に含まれたトレ
ーストラックの信号成分のデジタル信号になる。
そして、比較#(9)から出力されたデジタル信号が制
御回路(IGの同期パターン検出回路に入力され、該検
出回路により、入力端子(2)のクロック信号の周波数
(9,408MHz )で比較器(9)のデジタル信号
がサンプリングされ、比較器(9)のデジタル信号の反
転周期が検出されるとともに、反転周期が同期信号の周
波数(52167KElzまたは78400 Klh 
)の周期になる毎に同期検出パルスが形成てれる。
さらに、同期検出パルスが制御回路GOのサンプリング
パルス出力回路に入力され、該出力回路により、入力端
子qυのヘッド切換信号にもとづくトレーストラックの
判別と、同期検出パルスの計数とにもとづき、トレース
トラックのエリア(TI ) 。
(T2)それぞれの同期信号の再生の検出を基準にして
、隣接2トラックのエリア(Tl ) 、 (T2)そ
れぞれのパイロット信号のクロストーク成分が再生入力
されるタイミングでサンプリングパルスSPI、SP2
を形成する。
すなわち、第4図からも明らかなように、トラック(A
)、(13)において、エリア(TI)の同期信号の長
きが17になれば、エリア(T2)の同期信号の長さも
1τになり、エリア(TI )の同期信号の長さが0.
5τになれば、エリア(T2)の同期信号の長さも0.
5τになる。
また、同期は号の再生が開始されて同期検出パルスが入
力され始めたときは、検波回路(4)の出力信号が、隣
接2トラックの一方、すなわちトレーストラックの前に
トレースされたトラックのエリア(TI)、(T2)そ
れぞれのパイロット信号のクロス1〜−り成分になり、
同期検出パルスの入力開始から2τ程I5:経過したと
きは、検波回路(4)の出力信号が、隣接2トラックの
他方、すなわちトレーストラックのつぎにトレースされ
るトラックのエリア(TI ) 、 (T2)それぞれ
のパイロット信号のクロストーク成分になる。
さらに、入力端子aυのヘッド切換信号が、内回転ヘッ
ドのヘッド切換に同期して変化するため、ヘッド切換信
号にもとづき、つぎのトレーストラックがトラック(A
)、(B)のいずれであるかを判別することができる。
そこで、制御回路G1のサンプリングパルス出力回路は
、ヘッド切換信号にもとづくトレーストラックの判別に
より、トレーストラックの同期信号の周波数を識別し、
同期検出パルスが入力され始めたときに、サンプリング
パルスsPlを形成シテサンプルホールド回路(5)に
出力するとともに、同期検出パルスの計数を開始する。
そして、同期検出パルスの計数値が同期信号の周波数の
識別にもとづいて設定された0、5τ、1τそれぞれの
計数値に達するか否かの判別にもとづき、同期信号の再
生か否か、同期信号の長てが0.5τ、1τのいずれで
あるかを識別し、同期信号の再生”であるときにのみ、
同期信号の長さの識別にもとづいてトレーストラックを
確定し、同期検出パルスの計数開始から2τ経過したと
きに、サンプリングパルスSP2を形成してサンプルホ
ールド回路(7)に出力する。
L 7’c 75E ツて、サンプルホールド回路(5
)は、サンプリングパルスSPIにもとづき、検波回路
(4)から出力された隣接2トラックの一方のパイロッ
ト信号のクロストーク成分、たとえば第5図の実線p1
のクロストーク成分P1をサンプルホールドする。
そして、減算器(6)により、サンプルホールド回路(
5)のホールド信号から検波回路(4)の出力信号が減
算器れ、−Jl jr 3’ (6)からサンプルホー
フレ1回路(7)に、たとえばクロストーク成分P1と
検波回路(4)から出力さハたパイロット成分とのレベ
ル差の信号、が出力され、サンプリングパルスSP2が
出力されたときは、検波回路(4)から出力されるパイ
ロット成分が、たとえば第5図の実線p2のクロストー
ク成分P2になるため、EJiil器′(6)からサン
プルホールド回路(7)に出力される信号が、クロスト
ーク成分PI、P2のレベlし差に比例した信号になる
さらに、サンプリングパフレスSP2にもとづき、サン
プルホールド回路(7)が;lki g″(&)の出力
信号をサンプルホールドするため、サンプルホールド回
路(7)の出力信号が、クロストーク成分PI、P2の
レベル差に比例したATF制御用のトラッキングエラー
信号になる。
すなわち、第6図のトラッキング制御装置は、再生信号
に含まれたトレーストラックの同期信号の検出にもとづ
き、サンプリングパルスSPI、SP2を形成するとと
もに、両サンプリングパルスSPI。
SF3にモトづくサンプルホールドにより、再生信号に
含まれたクロストーク成分Pi、P2を抽出するととも
に、抽出したクロストーク成分PI、P2のレベル差の
信号、すなわちWJ7図に示す8字特性のトラッキング
エラー信号を形成する。
そして、再生モード時は、トラッキングエラー信号が位
相制御信号としてキャプスタンモータの駆動回路に供給
され、トラッキングエラー信号が0になって両回転ヘッ
ドが00のオントラック位置に引込まれるように、テー
プの走行位相が制御され、両回転ヘッドのトラッキング
位置が制御される。
まだ、つなぎどり記録モード時、アフレコモード時など
には、トラッキングエラー信号に所定のオフセット信号
を加算した信号が位相制御信号としてキャプスタンモー
タの駆動回路に供給され、再生モード時と同様に、テー
プの走行位相制御にもとづき、トラッキングエラー信号
がOになるように両回転ヘッドのトラッキング位置が制
御され、このとき、両回転ヘッドはオフセット信号に相
当する量だけオントラック位置からずれた位置、すなわ
ちオントラック位置から45°ずれた位置に引込まれる
ところで、R−D A Tの場合、両回転ヘッドのヘッ
ドギャップがトラック(A) 、 (B)の1ピツチの
1.5倍に設定され、クロストーク成分PI、P2がほ
ぼ第5図の実線pl、p2に示すようにレベIし変化す
るため、第7図からも明らかなように、サンプルホール
ド回路(7)から出力されるトラッキングエラー信号は
、00〜±45°の範囲内の勾配、すなわちトラッキン
グずれが少ないときの勾配に比して、±45°を越えた
ときの勾配、すなわちトラッキングずれが大きいときの
勾配がかなり緩慢になる。
そして、トラッキングエラー信号の勾配が緩慢になると
、トラッキング制御の引込み速度が低下してトラッキン
グ特性が劣化し、外乱によるトラは、サンプルホールド
回路(7)から出力されたトラッキングエラー信号に、
再生信号に含まれたトレーストラックのパイロット信号
、すなわち第5図の実線pのパイロット信号Pのレベル
の逆数に比例した補正値を乗算し、トラッキングエラー
信号をAGO補正することにより、±45°を越えたと
きのトラッキングエラー信号の勾配を補償することが記
載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕   〜ところで、
前記公報に記載のAGC補正を行なう場合は、パイロッ
ト信号Pのレベルの逆数に比例した補正値を算出するた
めの除算、トラッキングエラー信号と補正値との粱算な
どを行なうため、除算器(割算器)2乗算器などを用い
た複雑かつ、高価な演算回路(AGO回路)を設ける必
要があり、構成が複雑化するとともに高価になる問題点
がある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明は、mI記の点に留意してなされたものであり
、ヘリカルスキャン形成された各トラックのトラッキン
グ専用のエリアに、少なくともトラッキング制]1用の
パイロット信号、パイロット信号サンプリング基準用の
同期信号が、数トラック周期の配列パターンで信号別に
記録されたテープを、録再用の回転ヘッドによってヘリ
カルスキャンし、1−クツキング制御時に、前記ヘッド
の再生信号に含まれたトレーストラックの前記同期信号
の検出にもとづき、前記再生信号に含まれた隣接2トラ
ックの前記パイロット信号のクロストーク成分を抽出す
るとともに、抽出したクロストーク成分のレベル差に比
例したATF制御用のトラッキングエラー信号を形成し
、該エラー信号にもとづく前記テープの走行位相制御に
より、前記ヘッドのトラッキング位置を制御する回転ヘ
ッド式テープレコーダのトラッキング制御装置において
、前記再生信号に含まれたトレーストラックの前記同期
信号の検出にもとづき、隣接2トラックそれぞれの前記
クロストーク成分のサンプリングパルスおよびトレース
トラックの前記パイロット信号のサンプリングパルスを
形成するサンプリング制御部と、 前記クロストーク成分のサンプリングパルスにもとづく
前記再生信号のサンプルホールドのくり返しによって隣
接2トラックの前記クロストーク成分をくり返し抽出し
、抽出した両クロストーク成分のレベル誤差を算出して
前記工2−信号を形成するエラー信号形成部と、 前記パイロット信号のサンプリングパルスにもとづくサ
ンプルホールドのくり返しにより前記再生信号に含まれ
たトレーストラックの前記パイロット信号を抽出し、予
め設定したオントラックパイロットレベルの基準信号と
抽出したトレーストラックの前記パイロット信号とのレ
ベル差に比例した直線性補償信号を形成する補償信号形
成部と、前記エラー信号形成部に設けられ、前記エラー
信号の極性に応じて前記エラー信号に前記補償信号を加
、減算し、前記エラー信号の直線性を補償する補償合成
回路と を備えたことを特徴とする回転ヘッド式テープレコーダ
のトラッキング制御装置である。
〔作 用〕
したがって、予め設定された基準信号と、サンプルホー
ルドによって再生信号から抽出されたトレーストラック
のパイロット信号とのレベル差の演算、すなわち減算に
より、抽出されたトレーストラックのパイロット信号が
オントラックパイロットレベルから低下するにしだがっ
て、パイロット信号の変化勾配で正または負に変化する
補償信号が形成され、かつ、トラッキングエラー信号の
極性に応じてトラッキングエラー信号に補償信号を加、
7成算することにより、トラッキングエラー信号は、ト
ラッキングずれが大きくなる程勾配が急になるように直
線性が補償される。
そして、加、減算によってトラッキングエラー信号の直
線性を補償し、トラッキングずれが大きいときのトラッ
キングエラー信号の勾配を大きくすることができるため
、乗、除算を行なう複雑かつ高価な演算回路を設けるこ
となく、トラッキング特性の改善が行なえる。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、そのl実施例を示した第1図ない
し第3図とともに詳細に説明する。
第1図はIt−DATのトラッキング制御装置に適用し
た場合を示し、同図において、第6図と同一記号は同一
のものを示し、α1は第6図の検出回路0qの代わりに
設けられた検出制御回路であり、マイクロコンピュータ
などを用いて形成され、サンプリング制御部を構成し、
第6図のサンプリングパルスSPI、SP2 、および
トレーストラックのパイロット信号のサンプリングパル
スSP3を形成して出力する。
04)は検波回路(4)に接続きれた第3サンプルホー
ルド回路であり、サンプリングパルスSP8にもとづき
、トレーストラックが第4図のトラック(A)のときに
、エリア(T2)のパイロット信号をサンプルホールド
し、トレーストラックが同図のトラック(B)のときに
、エリア(”I’l)のパイロット信号をサンプルホー
ルドする。
叫は基準信号出力回路であり、直流電源またはメモリか
らなり、予め設定されたオントラックレベルの基準信号
、すなわち第5図の実線pのパイロット信号Pの最大レ
ベルVrnの基準信号を出力する。OQは出力回路(1
5の基準信号からサンプルホールド回路n4+のホール
ド信号を減算する減算器であり、基準信号のレベルVm
と抽出されたパイロット信号PのレベルVpとのレベル
差Vm−Vpの信号を出バッファ用の非反転アンプ、反
転アンプであり、アンプCI″i)は、入力された信号
を設定された増幅率または減衰率で増幅または減衰して
出力し、アンプQ8)は、入力された信号の極性反転信
号を設定された増幅率または減衰率で増幅または減衰し
て出力する。
α9は減算器(6)に接続されたエラー信号極性検出用
の比較器であり、ゼロクロスコンパレータカラなり、減
算器(6)の出力信号のレベルとアースレベルとを比較
し、減算器(6)の出力信号の極性に応じてレベルが反
転する極性検出信号を出力する。C4は極性検出信号に
よって切換えられる加減算切拗用のスイッチであり、ア
ナログスイッチなどからなり、減算器(6)の出力信号
が正(0を含む)になるときに、接点(a)に切換えら
れてアンプαηの出力信号を選択し、減算器(6)の出
力信号が負になるときに、接点(b)に切換えられてア
ンプα力の出力信号を選択する。
C2】)は減算器(6)の出力信号とスイッチ(1)の
出力信号とを加算する加算器であり、出力信号をサンフ
ルホールド回路(7)に出力する。
(22はサンプルホールド回路(ロ)、出力回路α5.
減算器Ql 、アンプaη、(至)が形成する補償信号
形成部、(23Iは比較器αg、スイッチ翰、加算器t
21+が形成する補は合成回路、C241はフィルタ(
3)、検波回路(4)、サンプルホールド回路(5) 
、 (7) 、減算器(6)5合成回路031が形成す
るエラー信号形成部である。
そして、再生モード時、つなぎどり記録モード時、アフ
レコモード時などのトラッキング制御時VCは、入力端
子(1)の再生信号がアンプ(2)を介してフィルタ(
3)、イコライザ回路(8)に入力され、第6図の場合
と同様に、検波回路(4)からは、再生信号に含まれた
パイロット信号の周波数成分、すなわちパイロット成分
のエンベロープ検波信号が出力烙れ、比較器(9)から
は、再生信号に含まれたトレーストラックの信号成分の
デジタル信号が出力される。
まだ、比較器(9)のデジタル信号が入力式れる制御回
路03には、第6図の制御回路GOと同様に、入力端子
01)のヘッド切換信号および入力端子Q3のクロック
信号が入力され、このとき、ヘッド切換信号は第2図(
a)に示すように、ヘッド切換えに同期して回転シリン
ダの半回転毎にレベルが反転し、第4図のトラック(B
)のアジマス角の回転ヘッドのトレース期間にハイレベ
ルになるとともに、同図のトラック(A)のアジマス角
の回転ヘッドのトレース期間にローレベルにナル。
なお、第2図(a)のtoは回転シリンダの1回転の期
間を示し、tbはほぼトラック(B)のアジマス角の回
転ヘッドのトレース始端に同期した回転シリンダの半回
転の期間を示し、taはほぼトラック(A)のアジマス
角の回転ヘッドのトレース始端に同期した回転シリンダ
の半回転の期間を示す。
また、期間ta、tl)において、はぼ前半の1/2の
期間、すなわち回1云シリンダが90’回転する期間に
のみ、筒回転ヘッドそれぞれがテープをトレースし、第
2図中のt+、C2に、第4図の各トラック(A)。
(B)のエリア(TI )、(T2)それぞれがトレー
スきれる。
そして、第4図からも明らかなように、トレーストラッ
クのパイロット信号P、fil接2トラックからのクロ
ストーク成分Pi、P2は、トラック([3)のエリア
(TI )のトレース中に、クロストーク成分PI、P
2.パイロット信号Pの順に再生され、トラック(B)
のエリア(T2)のトレース中に、パイロット信号P、
タロストーク成分PI、P2の順に再生され、トラック
(A)のエリア(T1)のトレース中に、パイロット信
号P、クロストーク成分PI、P2の順に再生され、ト
ラック(A)のエリア(T2)のトレース中に、クロス
トーク成分PI、P2.パイロット信号Pの順に再生さ
れる。
したがって、第4図の左から順のトラック(B)。
(A)、・・・が正しくトレースされるときには、フィ
ルタ(3)の出力信号が第2図(b)に示すようになり
、図中の右上りの斜線部、左上り斜線部はクロストーク
成分Pi、P2それぞれを示し、非斜線部はパイロット
信号Pを示す。
また、検波回路(4)の出力信号は、第2図(I))の
信号を直流検波して得られるエンベロープ波形の信号に
なる。
なお、トラッキングずれが生じたときには、パイロット
信号P、クロストーク成分PI、P2のレベルが第5図
の実線p、 I)I 、 T12それぞれにしたがつて
変化する。
一方、制御回路α4は、第6図の制御回路αQの同期パ
ターン検出回路と同様の同期パターン検出回路と、制御
回路(1Gのサンプリングパルス出力回路にサンプリン
グパルスSP3の形成機能を付加したサンプリングパル
ス出力回路とを有し、同期パターン検出回路のクロック
信号を用いた反転周期の検出ニより、トレーストラック
の同期信号、すなわち第2図((1)の同期信号の再生
を検出し、同期信号のi周期毎に同期検出パルスを形成
する。
さらに、同期検出パルスにもとづき、制御回路側のサン
プリングパルス出力回路により、制御回路αOのサンプ
リングパルス出力回路と同様にして第2図(d) 、 
(e)のサンプリングパルスSPI、SP2それぞれを
形成するとともに、トラック(A)のエリア(T2) 
、 l−ラック(B)のエリア(T1)のトレースのと
き、すなわち同期信号の再生後にパイロット信号Pが再
生されるATFエリアのトレースのときにのみ、最初の
同期検出パルスまたはサンプリングパルスSPIを基準
にしたクロック信号の計数にもとづき、当該ATFエリ
アのパイロット信号Pの再生になるまでの期間、たとえ
ば最初の同期検出パルスの入力からの4τの期間を計測
し、サンプリングパルスSPI、SP2が共に形成され
て前記4τの期間が経過したときに、第2図(f)に示
すように、サンプリングパルスSP3を形成する。
すなわち、制御回路(至)は、再生信号に含まれたトレ
ーストラックの同期信号を基準にして、クロストーク成
分PI、P2を抽出するためのサンプリングパルスSP
I 、SF3を形成するとともに、パイロット信号Pを
抽出するだめのサンプリングパルスSP3を形成する。
なお、サンプリングパルスSP3を、トラック(A)の
エリア(T2) 、 )ラック(B)のエリア(T1)
のトレースのときにのみ形成するため、サンプリングパ
ルスSP3を形成するためのクロック信号の計数期間が
短かく、サンプリングパルスSP8は、高いタイミング
精度で正確に形成される。
そして、サンプルホールド回路(5)は、サンプリング
パルスSPIにもとづき、検波回路(4)から出力され
る各トラック(A)、(B)のエリア(TI)、(T2
)それぞれの再生中のクロストーク成分PIをサンプル
ホールドして減算器(6)に出力する。
したがって、サンプリングパルスSP27);出力すれ
たときは、減算器(6)の出力信号が、再生されたクロ
ストーク成分P1とクロストーク成分P2トのレベル差
の信号、すなわち第7図のトラッキングエラー信号にな
る。
また、サンプルホールド回路(14)は、サンプリング
パルスSP8にもとづき、検波回路(4)から出力され
たトレーストラックのパイロット信号Pをサンプルホー
ルドして減算器αQに出力する。
そして、減算器Oeにより、サンプルホールド回路04
1にホールドされたパイロット信号P、すなわちトラッ
キングずれにもとづき、第5図の実線pにしだがってレ
ベル変化するパイロット信号PのレベルVpと、出力回
路05の基準信号のレベルVmとのレベル差が算出され
る。
このとき、第5図からも明らかなように、パイロット信
号PのレベルVpは、筒回転ヘッドのトラツキング位置
が0°〜±45°の範囲内にあればVmに保持され、ト
ラッキングずれによってトラッキング位置が±45°を
越えたときに、ずれ量に比例してV+nから低下する。
したがって、減算器OQの出力信号は、トラッキングず
れに応じて第3図の1点鎖線■に示すように変化し、±
45°を越えるトラッキングずれのときに、ずれ量に比
例してレベルが0から上昇する。
そして、減算器=の出力信号がアンプ0η、 (lal
に入力され、アンプαηからは、予め設定された増1隔
率捷たは減衰率で増幅器αQの出力信号を増幅器たは減
衰した信号、すなわちトラッキングエラー信号のli!
線性を補償する正極性の直線性補償信号が出力され、ア
ンプ(ト)からは、アンプQ7)の出力信号の嘩性を反
転した負極性の反転補償信号が出力てれる。
ところで、第7図のトラッキングエラー信号の±45°
を越えるトラッキングずれの勾配を補正し、トラッキン
グエラー信号の直線性を補償するには、+45°を超え
るトラッキングずれのときに、ずれ量にしたがって増加
する適当な勾配の正極性の信号をトラッキングエラー信
号に付加し、かつ、−45゜を越えるトラッキングずれ
のときに、ずれ量にしたがって減少する適当な勾配の負
極性の信号をトラッキングエラー信号に付加すればよい
そして、+45°を越える]・ラッキングずれのときに
、アンプ0ηの出力信号がずれ量にしだがって増加し、
かつ、−45°を越える)・ラッキングずれのときに、
アンプα(へ)の出力信号がずれ量にしたがって減少す
る。
そこで、この実施例では、アンプ(1力、081の増幅
率または減衰率を実験などにもとづいて予め設定し、第
7図のトラッキングエラー信号の±45°を越える部分
のうち、とくに、トラッキング制御に重要な+45°〜
+135°、−45°〜−185°の範囲の勾配が、ア
ンプQ7) 、 (18)の出力信号の選択的な付加に
よってθ°〜±45°の範囲の勾配にほぼ等しくなるよ
うにする。
また、比較器α9により、減算器(6)の出力信号の極
性を検出し、とくに、サンプリングパルスSP2が出力
きれるときの減算器(6)の出力信号の検出にもとづき
、トラッキングエラー信号の極性を検出する。
そして、比較器α燵の検出信号にもとづくスイッチ(イ
)の切換えにより、トラッキングエラー信号の極1生が
正であれば、アンプαηの出力信号を加算器(21)に
出力し、トラッキングエラー信号の極性が負であれば、
アンプ(ト)の出力信号を加算器121Iに出力する。
したがって、アンプUη、Q8)が減衰率1/2に設定
された場合、スイッチ翰から加算器(21)に出力され
る信号P′は、トラッキングずれに応じて第3図の2点
鎖線■に示すように変化する。
そして、減算器(6)の出力信号とスイッチ(4)の出
力信+j−P′との加算信号が加算器211からサンプ
ルホールド回路(7)に出力される。
さらに、サンプリングパルスSP2により、減算器(6
)の出力信号がパイロット成分PI、P2のレベル差の
トラッキングエラー信号になるときに、サンプルホール
ド回路(7)が加算器121+の出力信号をサン7’ 
tv * −ルドするため、サンプルホールド回路(7
)によってサンプルホールドされる信号は、第7図のト
ラッキングエラー信号、すなわち第3図の破線■のトラ
ッキングエラー信号に、同図の2点鎖線■の信号P′を
加算した同図の実線■の信号になる。
そして、実線■の信号と破線■の信号との比較からも明
らかなように、サンプルホールド回! (7)から出力
?れる信号は、2点鎖線■の信号にもとづき、破線■の
トラッキングエラー信号の直線性を補償し、とくに、+
45°〜+135°、−45°〜−135゜の範囲の勾
配を急峻にして、はぼO°〜±45°の範囲の勾配と同
一に補正した信号になる。
しだがって、再生モード時などに、サンプルホールド回
路(7)の出力信号にもとづく位+14制御信号により
、キャプスタンモータを介してテープの走行位相を制御
し、面回転ヘッドのトラッキング位置を制御すると、ト
ラッキングずれによって面回転ヘッドのトラッキング位
置が±45°を越えてずれたときにも、08〜±45°
の範囲のときと同様の迅速な引込み制御でトラッキング
位置が00のオントラック位置に引込まれ、トラッキン
グ特性が改善されて外乱などによるトラッキング乱れが
防止?れる。
ナオ、つな¥トリ記録モード時、アフレコモード時など
のように、サンプルホールド回路(7)のトラッキング
エラー信号にオフセット信号を加算した位相制御信号に
より、たとえば±45°の位置にトラッキング制御する
場合にも、サンプルホールド回路(7)のトラッキング
エラー信号の直線性が補正されるだめ、トラッキング特
性が改善されて良好なトラッキング制御が行なえる。
すなわち、第1図の場合は、スイッチ翰の切換え(Iこ
もとづき、アンプαη、0均の出力信号をトラッキング
エラー信号に選択的に加算し、再生信号に含まれたトレ
ーストラックのパイロット信号と基準信号とのレベル差
に比例したアンプα力の補償信号を、トラッキングエラ
ー信号の極性に応じて、トラッキングエラー信号に加、
減算し、トラッキングエラー信号の直線性を補償したこ
とにより、トラッキングずれによって両回転ヘッドのト
ラッキング位置が±45°を越えてずれだときにも、迅
速なトラッキング制御を行なうことができる。
なお、サンプリングパルスSP3にもとづき、サンプル
ホールド回路α4によってサンプルホールドされるパイ
ロット信号が、最大、回転シリンダの約374回転程度
前の信号になるが、再生モード時などには、急激なトレ
ース変動が生じないため、実用上、何ら不都合は生じな
い。
また、アンプαη、 Q8)の増幅率または減衰率の設
定は、たとえば、キャプスタンモータの速度制御のみに
よって基準のテープを走行させてトラッキングエラー信
号のレベルを測定しながら、テープの速度を測定中に微
小な一定量だけ可変して位相をずらすことによ抄、第7
図のような特性曲線を得、かつ、該特性曲線から補償信
号の勾配を設定し、該勾配になるようにアンプαη、α
榎の増@出または減衰率を調整して行なう。
そして、第1図の場合は、複雑な乗、除算を行なうこと
なく、減算器0Qの減算、加算器21Jの加算のみを行
なってトラッキングエラー信号の直線性がtIR償され
るため、加、減算を行なう簡単かつ安価な構成でトラッ
キング特性の高い装置を形成することができる。
ところで、前記実施例では、アンプα力、Q〜、スイッ
チ+73 、加算器f21+を設けて直線性補償信号の
加。
減算を行なったが、たとえば、形成部■にアンプaηの
みを設け、スイッチ翰の代わりに、切換えによって入力
信号と該信号の極性、反転信号とを選択的に出力するス
イッチを合成回路のに設け、直線性補償信号の加、減算
を行なってもよい。
また、前記実施例では、トラック(A)のエリア(T2
) 、 )ラック(B)のエリア(Tl )のトレース
中にのみす/プリングパルスSP3を形成し、パイロッ
ト信号Pを抽出したが、トラック(A)のエリア(TI
)。
トラック(B)のエリア(T2)のトレース中にもサン
プリングパルスSP3を形成し、パイロット信号Pを抽
出してもよい。
そして、前記実施例ではR−D A Tのトラッキング
制御装置に適用したが、テープの記録フォーマット、回
転ヘッドの数およびヘッドギャップなどがR−DA’I
’と異なるテープレコーダなどのATF制御を行なう種
々の回転ヘッド式テープレコーダのトラッキング制御装
置に適用できるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の回転ヘッド式テープレコーダ
のトラッキング制御装置によると、予め設定した基準信
号と再生信号から抽出されたトレーストラックのパイロ
ット信号とのレベル差に比例しだ直線性補償信号を形成
し、トラッキングエラー信号の極性に応じて、トラッキ
ングエラー信号に補ブ貧信号を加、減算し、トラッキン
グエラー信号の直線性を補償してトラッキングずれが大
きいときの勾配のなまりを補正したことにより、乗。
除算などを行なう複雑かつ高価な演算回路を用いること
なく、簡単かつ安価な構成でトラッキング特性を改善す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の回転へ、ラド式テープ
レコーダのトラッキング制御装置の1実施例を示し、第
1図はブロック図、第2図(a)〜(f)は第1図の動
作説明用のタイミングチャート、t!J3図は動作説明
用の特性曲線図、第4図はR−DATの記録フォーマッ
トの説明図、第5図は再生信号に含まれたトレーストラ
ックのパイロット信号。 隣接2トラックのクロストーク成分の特性説明図、第6
図は従来のR−DATのトラッキング制御装置のブロッ
ク図、第7図は第6図のトラッキングエラー信号の特性
説明図である。 ■・・・補償信号形成部、(ハ)・・・補償合成回路、
Q4I・・・エラー信号形成部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘリカルスキャン形成された各トラックのトラッ
    キング専用のエリアに、少なくともトラッキング制御用
    のパイロット信号、パイロット信号サンプリング基準用
    の同期信号が、数トラック周期の配列パターンで信号別
    に記録されたテープを、録再用の回転ヘッドによってヘ
    リカルスキャンし、トラッキング制御時に、前記ヘッド
    の再生信号に含まれたトレーストラックの前記同期信号
    の検出にもとづき、前記再生信号に含まれた隣接2トラ
    ックの前記パイロット信号のクロストーク成分を抽出す
    るとともに、抽出したクロストーク成分のレベル差に比
    例したATF制御用のトラッキングエラー信号を形成し
    、該エラー信号にもとづく前記テープの走行位相制御に
    より、前記ヘッドのトラッキング位置を制御する回転ヘ
    ッド式テープレコーダのトラッキング制御装置において
    、 前記再生信号に含まれたトレーストラックの前記同期信
    号の検出にもとづき、隣接2トラックそれぞれの前記ク
    ロストーク成分のサンプリングパルスおよびトレースト
    ラックの前記パイロット信号のサンプリングパルスを形
    成するサンプリング制御部と、 前記クロストーク成分のサンプリングパルスにもとづく
    前記再生信号のサンプルホールドのくり返しによって隣
    接2トラックの前記クロストーク成分をくり返し抽出し
    、抽出した両クロストーク成分のレベル誤差を算出して
    前記エラー信号を形成するエラー信号形成部と、 前記パイロット信号のサンプリングパルスにもとづくサ
    ンプルホールドのくり返しにより前記再生信号に含まれ
    たトレーストラックの前記パイロット信号を抽出し、予
    め設定したオントラックパイロットレベルの基準信号と
    抽出したトレーストラックの前記パイロット信号とのレ
    ベル差に比例した直線性補償信号を形成する補償信号形
    成部と、前記エラー信号形成部に設けられ、前記エラー
    信号の極性に応じて前記エラー信号に前記補償信号を加
    、減算し、前記エラー信号の直線性を補償する補償合成
    回路と を備えたことを特徴とする回転ヘッド式テープレコーダ
    のトラッキング制御装置。
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