JPS63246531A - 歯付ベルト伝動装置 - Google Patents

歯付ベルト伝動装置

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JPS63246531A
JPS63246531A JP8035087A JP8035087A JPS63246531A JP S63246531 A JPS63246531 A JP S63246531A JP 8035087 A JP8035087 A JP 8035087A JP 8035087 A JP8035087 A JP 8035087A JP S63246531 A JPS63246531 A JP S63246531A
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JP
Japan
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belt
toothed
toothed belt
pulleys
load
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JP8035087A
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JPH0248773B2 (ja
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Hideaki Kawahara
英昭 川原
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Bando Chemical Industries Ltd
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 この発明は歯付ベルト伝動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、同期伝動用巻掛装置として歯付ベルトを用いた伝
動装置が広く用いられている。
一般に、これら歯付ベルトは歯のピッチ間隔を正確に規
制する必要上ベルト背面部内にケプラー等の伸びの少な
い高張力糸よりなるコード、織布等を埋入した構成とさ
れている。
従って、歯付ベルトは人力によっては殆ど伸びないため
、プーリの軸間距離を可変にしておく必要が有った。
しかし、歯付ベルトは、その正確な同期伝動性ゆえにO
A音響、家電機器等にも広く使用されつつあり、かかる
小型、精密機器分野では、コンパクト化、組立て容易性
の見地より歯付プーリの軸間距離可変とする構造は出来
るだけ避けたい要請が有る。
そこで、小型精密機器においては歯付ベルトの縦弾性率
を従来の歯付ベルトより低くし、ベルトに伸縮性を持た
せることによって、歯付プーリの軸間調整機構を省略す
ることが提案され、実施されている。
〔従来技術の問題点〕
しかし、上述のように歯付ベルトの縦弾性率を低くする
と、伝動容1が大幅に低下し、単なる紙送り程度の軽又
は超軽■負荷の伝動ならとも角、機構部を作動させるよ
うな中程度以上の伝動負荷にはとうてい耐えられない問
題が有った。
従って、高負荷伝動を行う場合には、プーリの軸間調節
機構が不可欠となり、上述した機器類の小型化には一定
の限度が生しると言った問題が合った。
〔発明が解決する問題点〕
この発明は、上記問題点に鑑み、高抗張力を有する歯付
ベルトを用いるにもかかわらず、軸間距離固定のプーリ
に簡単に巻掛は出来、しかも高負荷伝動の行える歯付ベ
ルト伝動装置を提供することを目的としてなされたもの
である。
〔問題点を解決する技術〕
即ち、この発明の歯付ベルト伝動装置は2つ又は、それ
以上の歯付プーリに、該歯付プーリ間のピッチ周長より
、ピッチ周長の幾分長い歯付ベルトが巻掛けられ、さら
に該歯付ベルト上に前記歯付プーリ間のピッチ周長に実
質的に沿う押さえベルトが重ねて巻掛けられて成ること
を特徴とするものである。
〔作用〕
ケプラー繊維等よりなる高抗張力コードの埋入された歯
付ベルトを軸間距離固定の歯付プーリに巻掛けるには、
プーリ間のピッチ周長より長い歯付ベルトとしなければ
ならない。
このような歯付ベルトを歯付プーリ1,1に巻掛けると
第1図に示すように歯付ベルト2がだぶ付いた状態とな
り、このままでは伝動は不可能である。
そこで、第2図に示すように、この歯付ベルト2の外周
にさらに歯付ブー91,1間のピッチ周長に実質的に沿
う押さえベルト3を巻掛け、歯付ヘル)lの周長のだぶ
付きをベルト内側へのみ生じさせる。
このとき、歯付ベルト2のピッチ周長は、内方へのたぶ
付き部分が反対側の歯付ベルト2の内側に接触しない長
さに押さえておくことが肝要であり、この意味で歯付ベ
ルト2の周長は歯付プーリ間のピッチ周長より幾分長く
する程度で充分である。
この発明において、歯付ベルト2の初期張力は、図から
明らかなように0であり、負荷トルクが加わることによ
り第3図に示すように張り側だけにその負荷に応じた分
だけ張力が掛かる。即ち起動、停止時にはその負荷に相
当する張力が張り側のみに加わって伝動が開始され、定
常負荷に移行すると共に張り側張力が減少する。
従ってベルトには必要以上の張力は全く加わることが無
い。
一方、伸縮性ベルト3は負荷を伝達しないので経時的な
張力低下は生じず、その耐久性は充分に補償される。
さらに重要なことは、歯付ベルト2は外側を伸縮性ベル
ト3に押さえられて歯付プーリに巻き付くように変形し
ているから、歯の噛み合い数が多くなり、従って弱い押
付は力でも、相当高負荷伝動に歯スキップを生じること
なく伝動可能となる。
この発明における歯付ベルト1と押さえベルト3は一体
となって重ねて歯付プーリに巻掛けられるから、両者が
プーリから外れてしまわないよう、第4図に示すように
歯付ベルト2背面と押さえベルト3内面に互いに雌雄関
係をなして嵌合する凹凸条4.4を設けても良い。
またこの凹凸条4.4は第5図に示すよう・に複数条と
しても良い。 上記のような嵌合構造以外に第6図に示
すように歯付ブーI71に両者を受容出来る高さのフラ
ンジ5.5を設けても良い。
また、上記の押さえベルト3は装着の容易性よりゴム状
の弾性を有した伸縮性のベルトであっても良いが、高モ
ジュラスの材質とし歯付きプーリ−間のピッチ周長より
僅かに長い(例えば0.1mm)ベルトとすることも出
来る。
この場合、歯付きベルトと押さえベルトとの接触面に潤
滑材を塗布しておけば装着は容易になる。
押さえベルトを高モジュラスの材質とした場合、歯付き
ベルトが歯付きプーリーの歯に乗り上げそうになった時
、急激に押さえ力が大きくなるため高負荷伝動時のスキ
ップが確実に防止されて都合が良い。
〔実施例〕
〈実施例1〉 ケプラー繊維を抗張力体として埋入した、周長30CI
11の無端歯付ベルト2を第7図に示すように軸間距離
3%減の10cmに固定した直径3c+oの駆動、従動
プーリIA、1B間にゆるく巻掛け、その上に無負荷時
の周長28cm、2kgでの伸び率3%の伸縮性ベルト
3を重ねて嵌め付けた。
このときの歯付ベルトの内面側への膨らみΔdは張り側
、弛み側共に約2.8+wmであった。
次に、従動側ブーI71に負荷5kg/cmとなるよう
ブレーキを掛け、12Orpmで駆動プーリを駆動した
ところ、張り側が直線状となると共に弛み側には約5.
5mの膨らみとなった他は、全く歯スキップを生じるこ
となく、回転伝動が行なわれ、次いで5分間にわたり、
徐々に負荷を10kg/asまで上昇させていったが全
く歯スキップは生じなかった。
次に、2kg7cmの状態で50Orpmで連続回転試
験を行なったところ、10時間経iIA後も全く、異常
は生じなかった。
〈実施例2〉 周長10cmの無端歯付ベルトを軸間距離を正規の3%
減に固定した直径1 cmの駆動、従動プーリ間に巻掛
け、さらにその外側に2kgで3%の伸びを行う伸縮ベ
ルトを重ねて巻掛け、従動側プーリに、3kg/(2)
の負荷及びl kg/cmの連続負荷をかけた他は実施
例1と同様の試験を行なったところ、歯スキップは全く
生じなかった。
〈実施例3〉 実施例1、及び実施例2の伸縮性ベルトに代え、抗張力
体の埋入された高モジュラスのゴム平ベルトであって、
周長が夫々歯付きプーリー間のピッチ周長より1%長く
されたベルトを押さえベルトとして同様に実施したとこ
ろ、実施例1および実施例2と同様な結果となった。
〈実施例4〉 周長40cmのケブラー繊維を抗張力体とした歯付ベル
トを第8図に示す3軸配置の歯付ブーりにゆるく巻掛け
、次いでその外側に伸縮ベルトを重ねて巻掛け、実施例
1と同様送行試験を行なったが全く歯スキップは生じな
かった。
〔効果〕
以上説明したように、全く伸縮性の無い歯付ベルトであ
っても、押さえベルトとの協働によって軸間固定のプー
リに簡単に巻付けること力咄来、しかも高負荷伝動を行
うことが可能となる。
また、ベルト周長も、プーリの間のピッチ周長より長け
ればそれ程@密に規制されないから、歯のモジュールさ
え合致すれば任意の歯付ベルトを使用出来、汎用性にも
富むなど種々の効果を有す
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、この発明の作用説明図、
第4図、第5図及び第6図はこの発明の詳細な説明図、
第7図はこの発明の実施例の側面図、第8図は他の実施
例の側面図である。 1.11アーソ      3:押えへ゛lレト2:面
1Tへ什 ? 271¥7 γ3fJ ′1401      7sB アゲI γ6fJ 、何 、737β 手続補正書印釦 昭和62年 9月2・1日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つ又は、それ以上の歯付プーリに、該歯付プー
    リ間のピッチ周長より、ピッチ周長の幾分長い歯付ベル
    トが巻掛けられ、さらに該歯付ベルト上に前記歯付プー
    リ間のピッチ周長に実質的に沿う押さえベルトが重ねて
    巻掛けられて成ることを特徴とする歯付ベルト伝動装置
  2. (2)歯付ベルトの背面及び、伸縮性ベルト内面に互い
    に雌雄関係をなして嵌合可能な凹凸条が形成されて成る
    特許請求の範囲第1項記載の歯付ベルト伝動装置。
  3. (3)歯付プーリに歯付ベルト及び伸縮性ベルトの両者
    を受容出来る高さのフランジが設けられている特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の歯付ベルト伝動装置。
  4. (4)押さえベルトが伸縮性を有し、かつ無負荷状態で
    は歯付プーリ間のピッチ周長より短い周長とされたもの
    である特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載
    の歯付ベルト伝動装置
JP8035087A 1987-03-31 1987-03-31 Hatsukiberutodendosochi Expired - Lifetime JPH0248773B2 (ja)

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JPS63246531A true JPS63246531A (ja) 1988-10-13
JPH0248773B2 JPH0248773B2 (ja) 1990-10-26

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