JPS63246467A - 始動条件の成否判断支援方法および装置 - Google Patents

始動条件の成否判断支援方法および装置

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JPS63246467A
JPS63246467A JP7937587A JP7937587A JPS63246467A JP S63246467 A JPS63246467 A JP S63246467A JP 7937587 A JP7937587 A JP 7937587A JP 7937587 A JP7937587 A JP 7937587A JP S63246467 A JPS63246467 A JP S63246467A
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JP7937587A
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Takashi Kamiya
隆志 神谷
Tsuneo Watanabe
渡辺 恒雄
Koichiro Awaji
淡路 孝一郎
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SENPAKU SEIBI KODAN
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
SENPAKU SEIBI KODAN
Tokyo Keiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として船舶において使用され、主機等の機
関や、その他の動力装置を始動する際に、始動に必要な
条件の成否を判断する場合の支援、特に、始動に失敗し
たときの原因究明の支援に好適な始動条件の成否判断支
援方法および装置に関する。
[従来の技術] 近年、船舶は、運航コストの低減のため、種々の自動化
が図られている。
従来、多数の人員により管理されていた主機、補機類、
荷投機器類等についても、省力化のため、始動から停止
までの制御について種々の自動化が図られている。その
結果、始動等を遠隔的に行なうことが可能となった。
ところで、主機、補機類、荷投機器類等の自動化に際し
ては、安全のため、また、関連装置と円滑に連係するた
め等の理由により、種々のインターロックが設定されて
いる。これらのインターロックは、リレー、スイッチ等
により構成されており、それらの接点のオンオフの状態
の論理的組合せによフて、始動可店条件かi没足される
。そのため、主機等の始動に際しては、インターロック
を始動状態に設定しておかないと始動てきないこととな
る。
従来、遠隔操作で始動に失敗したときには1乗組員が機
関室等に出向いて、機関のインターロックの状態を直接
調べて、始動失敗の原因を究明して、再始動できるよう
にインターロックの設定をやりなおしていた。rX囚究
明を行なう場合、スイッチ、リレー等の配置や、接点の
オンオフ状態を知る必要がある。これらは、通常、当該
機関の製造者や造船所側で予め用意してある。
[9,明が解決しようとする問題点] スイッチ、リレー等の配置や、接点のオンオフ状態は、
極めて複雑である。そのため、慣れた機関員が配線図を
頼りに調べても、始動失敗の原因を探索することはそれ
ほど容易てはなく、多大の時間を要する。
しかも、近年の省人化した船舶、中小の船舶ては、熟練
した機関員の配置を期待てきす、機関について専門では
ない乗組員が始動失敗の原因を究明しなければならい場
合もあり、配線図や、マニュアルがあっても、原因の究
明が相当の困難を伴なうことが予想される。
これに対して、一部の大型船舶では、故障診断や、故障
予知を行なうためのエキスパートシステム等の高度なシ
ステムについての開発が試みられている。そこで、この
システムを、始動失敗原因の究明に利用することが考え
られる。
しかし、この種のシステムでは、乗組員の知識、経験等
の情報を全てコンピュータに与える必要があり、そのた
めの知識ベースの構築に膨大な時間がかかる。しかも、
コンピュータに、与えられた知識ベースに基いてリレー
接点のオンオフ状態に対する判断を行なわせるため、プ
ログラムが極めて複雑となる。従フて、システムの開発
に長期間を要して、多大な開発費を必要とし、超大型船
や、特殊な船舶以外には搭載できず、汎用性がないとい
う欠点があった。
さらに、エキスパートシステムは、通常、対話形式で実
行されるため、乗組員の応答か必要である。ところが、
乗組員に、コンピュータ操作に関する技術を修得させる
ことか容易でないという問題もあった。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の第1の目的は、エキスパートシステムのように膨′大
な知識ベースや、特別のプログラムを用いることなく短
期期間にシステムを構築てきて、開発に要する経費を大
幅に削減でき、大型船舶に限らず、中小の船舶にも搭載
できる汎用性のある始動条件の成否判断支援方法および
装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、始動に必要な条件に関す
るモニタ情報を系統的に表示できて1判断の誤りを防ぐ
とともに、不慣れなものでも、異常原因の究明を正確か
つ迅速に行ない得る始動条件の成否判断支援方法および
装置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、簡単かつ僅かな操作で
必要な情報が3III連情報をも含めて同時に得られる
ので、コンピュータ操作の不得手な乗組員であっても容
易に操作できる始動条件の成否判断支援方法および装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、と記問題点を解決するための手段として始動
条件の成否判断支援方法および!lt置を開示するもの
であり、それぞれの概要は次の通りである。
第1に、始動を行なうべき機器各部に設定してある各監
視点からのモニタ情報を始動条件と比較して、始動条件
が成立しているか否かの判断を支援する方法であって、 始動時における正常状態を示す始動条件を、上記各監視
点について予め設定して、記憶保持しておき、 当該機器始動時に、各監視点からめ情報を順次取り込ん
で、上記記憶保持してある始動条件の対応する条件と比
較して、条件の成否を判別し。
上記判別結果を表示する構成としたことを特徴とする。
第2に、始動を行なうべき機器各部に設定してある各監
視点からのモニタ情報を始動条件と比較して、始動条件
が成立しているか否かの判断を支援する装置であって、
第1図に示すように、始動時における正常状態を示す始
動条件を、上記各監視点について予め設定して、記憶保
持する始動条件保持手段lOと、 当該機器始動時に、各監視点からの情報を順次取り込ん
で、上記記憶保持してある始動条件の対応する条件と比
較して、条件の成否を判別する始動条件判別手段12と
、 判別結果を表示する表示手段13と 上記各手段による始動条件の成否判断支援を外部から操
作するための操作手段11と、を備えて構成することを
特徴とする。
上記のように構成される本発明において、各監視点は、
始動を行なうべき機関等の各リレー、スイッチ、論理回
路、弁等に設定され、その出力状態がモニタ情報として
送られる。このモニタ情報は、公知のインタフェース(
図示せず)等を介して始動条件判別手段12に入力され
る。
なお、主機等の運転状態を監視する監視装置がある場合
には、その監視装置のモニタ情報を利用してもよい。監
視点が不足する場合には、その新たに設置した監視点に
ついてのモニタ情報を、直接または監視装置経由で受は
入れる構成とする。
上記のように構成される本発明において、始動条件保持
手段lOに記憶保持される始動条件は。
各監視点について各々設定される。ここで、各監視点は
、始動を行なうべき機関等の各リレー、スイッチ、論理
回路、弁、カム、クラッチ、ブレーキ等に設定され、そ
の状態がモニタ情報として送られる。また、機関に設定
された温度、圧力、流量等の各種アナログ量を計測する
センサも監視点とされ、それらからの情報も、モニタ情
報として送られる。なお、監視点によっては、複数のリ
レー、スイッチ等の接点を論理的に組合せた結果を一つ
の監視点としている場合がある。この場合には、モニタ
情報としてトリップ信号を出力することがある。
始動すべき対象が、例えば、主機、補機等のように複数
あるときには、それぞれ系統別に設定しておき、選択的
に読出す。
また、監視点が多数ある場合には、am上ないし動作F
[!l連する監視点を系統別にグループ化して、各群毎
に記憶保持する構成としている。
監視点によっては、複数の系統に関連することもあるの
で、同一監視点が別の群に重複して配置されることも起
こる。なお、同一監視点であっても、配置される系統が
異なる場合には、始動条件が異なって設定されることが
ある。
上記始動条件保持手段lOにおいて各監視点対応に設定
されている始動条件は、監視点の識別を容易にする監視
点番号、監視点名称(記号)等の識別情報と共に、記憶
保持することが望ましい。
また、当該監視点の始動条件の成否を示すメツセージ、
当該監視点が関連する他の系統の群を示すガイドメツセ
ージ、直接調べるべき箇所を示すメツセージ茅のガイド
情報を付加して記憶させ、上記始動条件成否判別結果と
共に、該ガイド情報を表示する構成とすることか望まし
い。
また、L記始動条件保持手段10には、始動条件のほか
、運転中の異常原因究明のための判別条件等をも記憶さ
せることができる。もっとも、付加的条件は、別の記憶
保持手段に格納してもよい。
[作用] 上記した本発明の特徴を作用と共に詳細に説明する。
本発明は、に記したモニタ情報を、予め記憶保持される
始動条件と比較して、始動条件が正常に成立しているか
否かを判定して示す。
本発明の始動条件の成否判断支援方法および装置は、始
動前にFd動条件か成立しているか否かを調べ、弱前に
始動条件を整えるために使用すること、また、機関等の
始動を失敗した場合に、その原因を究明することに使用
することかできる。
先ず、始動条件保持手段に、操作手段から上記した系統
別の群から何れの群を選定するかの選定信号か送られ、
対応する群に属する始動条件が始動条件判別手段に送ら
れる。一方、この始動条件判別手段は、送られた始動条
件に含まれる監視点についてのモニタ情報を、主機等の
監視すべき対象から5図示しない・インタフェース等を
介して受取る。なお、受取ったモニタ情報は、始動条件
判別手段または図示しない他の記憶手段において監視点
対応に記憶保持させておく。
始動条件判別手段は、受取ったモニタ情報と対応する始
動条件とを比較して、その結果を表示手段に送り、表示
させる。表示手段では、当該監視点のモニタ情報か始動
条件と異なるときには、その旨の表示を行なう。例えば
、始動条件と異なる旨のメツセージを付したり、表示に
マークを付lノたり、表示かモノクロてあれば、占該監
視点に関する表示のみ明暗を反転して表示したり、また
、カラー表示であるときには、特定の色て表示したりす
る。また、始動条件と共に、監視点の識別情報を表示し
、さらに、異常の際のガイド情報か記憶保持されている
ときには、異常値を示す監視点について、そのガイド情
報をも表示する。
これによって、東IIi員は、これらの表示における判
別結果、識別情報、ガイド情報、モニタ情報等を一覧し
て観察し、始動条件の成否および始動条件を満たしてい
ない監視点の状態を知ることかてきる。
従って、本発明は、従来のように、配線図を頼りに監視
点毎にその状態を調べることを要せず、#斯に必要な関
連情報か、容易かつ短時間で自動的に得られ、しかも、
操作者か群を選択するのみて、個別的判断によらず得ら
れるので、判断による誤りを起こすことかない。しかも
、そのために要する操作も極めて単純で、不慣れな乗組
員ても、容易に操作できる。
また、本発明では、上記監視点を機構トないし動作上関
連する部位の群としてまとめるので、始動すべき船舶の
機関の構造か示されれば、始動条件を容易に設定てきる
。しかも、始動失敗の際には、その原因の最終的特定は
、表示されるデータに基いて、乗組員の知識、経験を利
用して行なうのて、支援装置のシステムの構成にあたり
1困難な知識ベースのa築や、#I論プロプラムの構成
を要しない。従って、長い開発期間を要するエキスパー
トシステムと異なり、短期間に安価に構成することかて
きて、種々の船舶に適用することかできる。
本発明は、支援装置のシステムの構成にあたり、監視装
置がある場合には、その監視点をそのまま利用すること
もてきるのて、装置を安価に構成でき、また、新造船で
なくとも組み込むことか可渣である。
さらに、監視対象の規模大小や、増設に対しても、RO
Mの増設て容易に対応でき、極めて汎lti性に富むシ
ステムとなっている。
[実施例] 末完Ij1の実施例について図面を電照Iノて説明す6
゜ 〈実施例の構成〉 第21−mに、本実施例の具体的なへ−1−ウェア構成
を示す。
第21Mに示すように、本実施例は、マイクロコンビュ
ータ20に、信号変換回路lと、キーボード26と、C
RTディスプレイ27と、プリンタ28と、警報器5と
を接続して構成される。
信号変換回路lは、イタンフェースとして機能し、リレ
ー、スイッチ、弁、カム等各種センサ類を含む。)を配
こした各監視点S−,St、Sff、・・・Snからの
計測値を、予め設定した周期てスキャ゛ンして受は伽る
と共に、入力した計JM(FBを装置か扱えるディジタ
ル信号に変換する構成となっている。
マイクロコンピュータ20は、中央処理装置(以下CP
Uと略記する。)21と、このCPU21の動作制御プ
ログラムを内蔵しているリードオンリーメモリ(以下R
OMと略記する。)22aと、始動条件保持手段10と
して機能するROM22bと、モニタ情報および判別結
果を記憶するランダムアクセスメモリ(以下RAMと略
記する。)23と、入力ボート24と、出力ボート25
とを備えて構成される。
上記入力ボート24に、信号変換回路lとキーボード2
6とが接続される。一方、出力ボート25に、CRTデ
ィスプレイ27と、プリンタ28と、−報器5とが接続
される。
上記ROM22bには、始動条件か各監視点S 1. 
S 2. S y、・−S n対応のテーブルとして順
次格納してある。始動条件は、始動すべき機器毎に、監
視点S +、 S 2. S :I、・−s nを機構
上ないし動作上関連する系統別の群にグループ化して構
成し、テーブルの対応位lに格納してある。本実施例で
は、主機起動条件、軸発電機クラッチ嵌合条件。
減速機クラッチ嵌合条件等にグループ化して格納されて
いる。なお、上記した条件の各々かより複雑なときには
、それをさらに系統化して格納する。また、系統別の群
を構成するテーブルの先頭アドレスを群番号対応に配置
したインデックステーブルが設けである。
上記始動条件は、スイッチ、リレー等の接点がオンまた
はオフのいずれの状態にあるか、また、関係するセンサ
の計測値か始動に適する状態にあるか等の条件である。
上記したテーブルには、当該監視点S 、、 S 、。
Sコ、・−S nを示す識別標識、例えば、監視点番号
および監視点の名称(略号)を表示するデータか格納し
てあり、このデータにより数字および文字を表示し、ま
たは、印字することができる。また、始動条件を格納す
る領域には、当該監視点の状態を示すメツセージか格納
されている。さらに、監視点に関する説明のためのメツ
セージ、他の系統の群にも当該監視・点が含まれている
場合に、その系統を参照すべきことを示す関連系統参照
メツセージ、センサ類か設置されていないため直接調べ
るべき部位を示す調査箇所指示メツセージ等のガイド情
報を表示すべきデータを付加して格納してある。さらに
、上記インデックステーブルには、群番号と共に、各群
の系統の名称を表示するデータが格納してある。
上記識別情報、ガイド情報等は、乗組員の使用言語に併
せて、日本語、英語等から選定した言語による表記デー
タを格納しておく。
このような構成において、CPU21は、キーボード2
6と共に機能することにより操作手段11を構成し、C
RTディスプレイ27と共に機能することにより表示手
段13を構成し、また、プリンタ28と共に機能するこ
とにより印字手段を構成する。
キーボード26は、パーソナルコンピュータ等に使用さ
れている通常のタイプライタ式のものでもよいが1本実
施例では、テンキーと、機能キーと、上記した群番号を
示すセレクトキーとを配してある専用型のキーボード(
図示せず)としてある。これにより、操作性を向上が図
れる。
〈実施例の作用〉 次に、E記のように構成された本発明の作用について説
明する。
信号変換回路1は、CPU21の、′li#纒Fにおい
て、各監視点S +、 S 2. S :1.・・・S
nを順次走査して、モニタ情報を取り込むと共に、取り
込んだ情報なCPU21か扱えるディジタル値に変換す
る。走査周期は、全ての監視点について同一とするか、
重用度の高い監視点と低い監視点とを異ならせるかの、
いずれであってもよい0本実施例では、均一・の周期と
してある。
CPU21は、信号変換回路lでディジタル値に変換さ
れた各モニタ情報を、入力ボート24から順次読み込み
、RAM23の、モニタ情報用として予め設定した領域
に、監視点S r、S z、 S 3. ”・・So対
応に格納する。
一方、本実施例の支援装置は、キーボード26を操作す
ることにより、各監視点が分類された群の一覧表と、各
群の内容を表わす表示とをCRTディスプレイ27に表
示することができ、また、必要により、プリンタ28に
より印字出力することができる。
群の一覧表は、ROM22bのインデックステーブルの
内容を読出すことにより1例えば1次のように表示され
る。
21 主機起動条件 22 軸発電機クラッチ嵌合条件 23 減速機クラッチ嵌合条件 また、各群の内容は、上記インデックステーブルに表示
されている群番号を選択することにより、ROM22b
から対応する群のテーブルの内容が読出されて表示され
る。
例えば、上記=・覧表で群番号21が選択されると、第
3図に示すようなデータが表示される。
第3図に示す例では、監視点番号、監視点名称(記号)
、始動条件、および、各種メツセージか表示されている
。始動条件は、例えば、圧力の限界値、スイッチのオン
オフ、トリップ情報の有無等が示される。また、同図に
示すように、本実施例の場合、メツセージのみを1行に
示すことがてきる1例えば、「以五のリレー接点は正常
時の状態です」等のメツセージを示す、さらに、各種メ
ツセージとして、リレー等の接点番号および当該接点の
正常状態のオンオフ、監視点に関する補足的説明、例え
ば、操縦場所切替弁、始動インターロック弁等のメツセ
ージを表示でき、さらに、関連して調べるべき系統を示
す参照メツセージか表示される。
また、監視点のモニタ情報が、同図に示される対応する
始動条件を満たさない場合、本実施例では、警告表示r
 TRIPJと、該当するリレー等の接点番号および当
該接点の正常状態におけるオンオフか示される。
乗組員は、表示された情報により、始動の成否3よび失
敗の原因を判断することができる。
本実施例の支援装置の作動は、キーボード26を操作し
て、CRTディスプレイ27.hに、上記したROM2
2bのインデックステーブルの内容を表示させることに
より始まる。次に、セレクトキーにより、当該監視点の
含まれている系統の群を選定する。このセレクトキーの
選定情報、即ち、群番号を、CPU21が受取ると、R
OM22bのインデックステーブルから当該群の格納さ
れているテーブルの先頭アドレスを読出して、当該RO
M22bの該当アドレスから当該群に属する監視点の始
動条件を順次読出し、かつ、対応する監視点のモニタ情
報をRAM23から読出し、両者を順次比較する。そし
て、CPU21は、対応する各監視点の識別情報、ガイ
ド情報等の付随する他の情報をROM22bから読出し
て、上記比較結果と共に、表示手段たるCRTディスプ
レイ27に送り、表示させる。
具体的には、CPU21は、先ず、最初の監視点につい
て、始動条件とモニタ情報とを読出して1両者を比較し
1判定を行なう。例えば、第3図に示す監視点番号21
01については、操縦位置、即ち、主機の始動を行なう
場所を設定するスイッチの接点の状態を判断する。今の
例では、操縦位置が機関室であるから、判別条件として
、「機関室」が表示される。また、切替スイッチMV−
ERかオンであることをCRTディスプレイ27に送り
1表示させる。
なお、第3図では、メツセージか表示されCいるが、M
i#J条件が正常に成立している場合には、表示させな
くともよい。即ち、始動条件が正常に成立していない場
合のみ、その原因を究明するため、表示するようにして
もよい。
次に、監視点番号2102について、ターニング装置か
外してあるか否かを、始動インターロック弁の開閉状態
により調べる。今の状態ては、開であるからその旨をC
RTディスプレイ27に送り、表示させる。
さらに、監視点番号2103については、ニアコンプレ
ッサの圧力が1.:10Kg/cm2以下であるか否か
を、始動インターロック弁MV−3tのオンオフを調べ
て悶別し、その結果をCRTディスプレイ27に送り、
表示させる。
この後、CPU21は、この系統の群に属する各監視点
について、順次と記と同様の動作により判別を行ない、
その結果をCRTディスプレイ27七に表示させる。な
お、必要により、プリンタ28により、当該表示を印刷
させることもてきる。
乗組員は、この表示により支援されて、主機の始動条件
の成否を判断することができる。なお、始動条件か成立
していないとき1.l:記したように、CRTディスプ
レイ27上に表示されるが。
本実施例では、警報機5により鳴動音を発生して、警告
するようにしてある。
また。第3図ては、メツセージが表示されているが、始
動条件が正常にrri、立している場合には。
表示させなくともよい、即ち、始動条件が正常に成立し
ていない場合のみ、その原因を究明するため、表示する
ようにしてもよい。
なお、r機具外の機器について始動を行なう場合には、
上記したインデックステーブルから該当する機器の群を
選定すれば、上記主機の場合と同様にして、始動条件の
成否を判別することができる。また、始動条件の成否を
判別する対象機器は、上記例示したものに限らず、荷役
装置等の種々の機器に適用することができる。
〈実施例の変形〉 上記実施例は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、種々
の態様が可能である0例えば、入力手段を構成するキー
ボードについては、様々な変形が可能である。また、出
力装置については、CRTディスプレイに限らず、他の
形式のデイスププレイを用いることができる。さらに、
デイスブプレイの表示も、フォーマットや、内容につい
て種々の変形か可能である。
上記実施例では、ROMに始動条件、識別情報、ガイド
情報等を格納しているが、バックアップできるならば、
RAMであつてもよい。また、監視点が多数ある場合に
は、外部記憶装置を使用してもよい。
また、上記実施例では、監視点から直接モニタ情報を受
取る例を示したが、機関の運転状態を監視する監視装置
に本発明の支援装置を付設する場合には、監視装置に送
られるモニタ情報をそのまま利用てきる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、エキスパートシステムの
ように膨大な知識ベースや、特別のプログラムを用いる
ことなく短期期間にシステムを構築できて、開発に要す
る経費を大幅に削減でき、大型船舶に限らず、中小の船
舶にも搭載できる汎用性のある始動条件の成否判断支援
方法および装置を実現することができる。
また、本発明は、始動に必要な条件に関するモニタ情報
を系統的に表示できて、判断の誤りを防ぐと共に、不慣
れなものでも、異常原因の究明を正確かつ迅速に行ない
得る効果がある。
さらに、本発明は、簡単かつ僅かな操作で必要な情報が
関連情報をも含めて同時に得られるので、コンピュータ
操作の不得手な乗組員であっても容易に操作できる効果
・・がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明始動条件の成否判断支援装置の構成を示
すブロック図、第2図は本発明始動条件の成否判断支援
方法および装置の一実施例の構成を示すブロック図、第
3図は主機起動条件についての表示内容を示す説明図で
ある。 1・・・信号変換回路   5・・・警報器lO・・・
始動条件保持手段 11・・・操作手段 12・・・始動条件判別手段 13・・・表示り段 20・・・マイクロコンピュータ 2 1−=CPU          22a、22b
  −ROM23・・・RAM      24・・・
入力ボート25・・・出力ボート   26・・・キー
ボード27・・・CRTディスプレイ 28・・・プリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)始動を行なうべき機器各部に設定してある各監視
    点からのモニタ情報を始動条件と比較して、始動条件が
    成立しているか否かの判断を支援する方法であって、 始動時における正常状態を示す始動条件を、上記各監視
    点について予め設定して、記憶保持しておき、 当該機器始動時に、各監視点からの情報を順次取り込ん
    で、上記記憶保持してある始動条件の対応する条件と比
    較して、条件の成否を判別し、上記判別結果を表示する
    構成としたことを特徴とする始動条件の成否判断支援方
    法。
  2. (2)始動を行なうべき機器を船舶の主機とした特許請
    求の範囲第1項記載の始動条件の成否判断支援方法。
  3. (3)始動を行なうべき機器各部に設定してある各監視
    点からのモニタ情報を始動条件と比較して、始動条件が
    成立しているか否かの判断を支援する装置であって、 始動時における正常状態を示す始動条件を、上記各監視
    点について予め設定して、記憶保持する始動条件保持手
    段と、 当該機器始動時に、各監視点からの情報を順次取り込ん
    で、上記記憶保持してある始動条件の対応する条件と比
    較して、条件の成否を判別する始動条件判別手段と、 判別結果を表示する表示手段と 上記各手段による始動条件の成否判断支援を外部から操
    作するための操作手段と、 を備えて構成することを特徴とする始動条件の成否判断
    支援装置。
  4. (4)始動を行なうべき機器を船舶の主機とした特許請
    求の範囲第3項記載の始動条件の成否判断支援装置。
JP7937587A 1987-03-31 1987-03-31 始動条件の成否判断支援方法および装置 Pending JPS63246467A (ja)

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