JPS63246196A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術 従来例に該当するｆＪｃ濯機が、実開昭６０−１５１４
９３号公報（Ｄ０６Ｆ　１７１０６）に示されており、
これを第６図に基づいて説明する。

（１）は機枠（２）に内股きれた洗濯槽、（３）は該洗
濯槽〈１〉の底部中央に軸支された回転翼、（４）は該
回転翼（３）にプーリー（５）（６）を介して連結され
たモータ、（７）は前記回転翼（３）の中央より突出し
た棒（８）の先端に着脱自在に取着された押え板であり
、下面に裏羽根（９）を有する。

そして、前記モータ（４）により前記回転翼（３）を反
転させることにより、洗濯物を攪拌し、且つ前記押え板
（７）により洗濯物の浮き上がりを防止している。また
、前記押え板（７）の裏羽根（９）にても、槽内に水流
を形成している。

然しながら、この押え板（７）は、前述の如く洗濯物の
浮き上がりの防止を目的とするものであって、例えば少
量の洗濯物を洗う場合等前記押え板（７）よりも低い水
位で洗濯を行なう場合には用を成さず、必ずしも洗浄力
の向上に寄与するものではない。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明の洗濯機は、回転翼に補助翼を選択的に装着する
ことで、洗濯物の種類に適した洗濯が行なえるようにす
ると共に、洗濯物の種類に適さない洗濯が行なわれるこ
とを未然に防止するものである。

（ニ）　　問題点を解決するための手段本発明の洗濯機
は、洗濯槽と、該洗濯槽の底部に配設された回転翼と、
該回転翼の駆動手段と、前記回転翼の中央上部に着脱自
在に装着きれる補助翼と、該補助翼の裏面に設けられた
裏羽根と、前記駆動手段の動作を制御する制御手段とを
備え、前記洗濯槽内に前記補助翼の上面位以上の所定水
位以上給水されているか否かを判別するための給水判別
手段と、前記補助翼が装着されているか否かを判別する
ための翼判別手段とを設け、前記制御手段が、前記給水
判別手段及び翼判別手段からの信号を受け、前記補助翼
装着時に前記所定水位以上給水された場合に、外部に報
知するよう構成したものである。

（ホ）　作用 即ち、靴下や軍手等の汚れのひどい小物類は、回転翼に
補助翼を装着して、回転翼−補助翼間に配し、少水量で
裏羽根と回転翼とにより強く擦り洗う。

そして、仮に、補助翼が装着されたまま通常通り給水き
れ通常の洗濯が行なわれた場合、回転翼に誘起される水
流が補助翼に遮ぎられたり、補助翼−洗濯槽壁面間に洗
濯物が噛み込んだりするので、これを検知し、使用者に
報知する。

（へ）　実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

但し、従来例と同様の箇所には、同符号を用い、説明を
省略する。

（１０）は溢水フィルターであり、洗濯時の目安となる
水位表示が高、中、低と施されている。

（１１）は前記駆動モータ（４）からの駆動力が伝達さ
れる翼軸であり、回転翼（１２）が取着されている。前
記回転！（１２）は、前記洗濯槽（１）の底面の大半を
占める大径で、平面形状を成し、上面に３枚の羽根（１
２ａ）・・・が１２０度毎に設けられていると共に、中
央に三角柱状の翼ボスク１３）が突設きれている。

（１４）は前記回転翼（１２）に着脱自在に装着される
補助翼であり、その裏面に放射状に裏羽根（１４ａ）が
形成されている。

前記補助翼（１４）には、その中央に設けられた開口（
１４ｂ）周縁から一体に外側嵌合部＜１５）が垂設きれ
、更に、該外側嵌合部（１５）の端部から連続して、前
記翼ボス（１３）に嵌合される断面逆Ｕ字状の内側嵌合
部（１６）が形成されている。そして、前記内側嵌合部
〈１６）の外面には、前記開口（１４ｂ）上方より断面
凸状の固定部材〈１７）が、スプリング（１８）を介し
て嵌合されている。（１９）は前記開口＜１４ｂ）を閉
室するキャップであり、前記スプリング（１８）により
付勢された前記固定部材（１７）の上方への移動を規制
するためのものであり、前記固定部材（１７）の突部（
１７ａ）が挿入される筒部（１９ａ）が立設きれている
。

さて、前記翼ボス（１３）の周壁に沿って、すり林状の
凹部（２０）・・・が数ケ所形成されており、また、前
記内側嵌合部（１６）には、前記凹部（２０）・・・に
対応する位置に孔部（２１）・・・が穿設されており、
該孔部（２１〉・・・は、外側から内側に向けて次第に
縮径されている。更に、前記固定部材（１７）の内周壁
にも前記孔部（２１）・・・よりも少し上方に凹所（２
２）が形成されている。従って、通常は、前記孔部（２
１）の外側は、前記固定部材（１７）の内周壁（１７ｂ
）で閉室されている。

（２３）・・・は前記孔部（２１）・・・内に配設され
た球体であり、その径が前記孔部（２１）の内方径及び
前記内側底合部（１６）の肉厚よりもやや大きく設定さ
れであるので、通常は、一部が前記孔部（２１）・・・
から内方へ突出している。

而して、前記補助翼（１３）を前記回転翼（１２）に装
着するには、まず、前記固定部材（１７）を押し下げて
前記凹所（２２）・・・を前記孔部（２１）に対応させ
る。

すると、前記球体（２３）は前記孔部（２１）・・・内
面の傾斜に沿って前記凹所（２２）・・・内に移動する
ので、その状態で前記翼ボス（１４）に前記内側嵌合部
（１６）を嵌合させる（第４図（イ）の状態）。そして
、手を離せば、前記固定部材（１７）が前記スプリング
（１８）の付勢により上方へ復帰するので、前記凹所（
２２）も上方へ移動し、Ｍｒ記球体（２３）・・・が前
記固定部材（１７）の内周壁（１７ｂ）により左へ押し
やられ、その一部が、前記孔部（２１）・・・より内方
、即ち前記凹部（２０）・・・内に突出する（第４図（
ロ）の状態）、こうして、前記球体（２３）・・・が前
記凹部（２０）・・・に係合するので、前記補助翼（１
３）の上方への抜は止めが為される。

前記補助翼（１３）を外すには、逆の動作を行なえばよ
く、前記固定部材（１７）を押し下げることにより前記
球体（２３）・・・前記凹部（２０）・・・との係合状
態を解除する。

ここで、前記補助翼（１４）と回転翼（１２）は、洗濯
時前記補助翼＜１４）の上面が、前記低水位面下に位置
し、且つ補助翼（１４）と回転翼（１２）との間に、靴
下や軍手等の小物類が入る程の間隔りが形成されるよう
その高きが調整されである。更に、補助翼（１４）の径
Ａは回転翼り１２）の径Ｂの７０〜９０％の大きさとし
、且つ補助翼（１４）の中央部から周縁にかけてＣだけ
下降傾斜させることにより、仮に補助翼（１４）上面に
配された小物類であっても、補助翼＜１４）下面に導び
きやすいようにしている。

さて、前記補助翼り１４）の周縁には、環状の磁石（２
４）が取着されており、一方、前記洗濯槽（１）の側壁
には、前記補助翼（１４）を前記回転翼（１２）に装着
した時に前記磁石（２４）と対向する位置に、前記磁石
（２４）により閉成せしめられるリードスイッチ（２５
）が取着されている。

（２６）・・・は前記洗濯機（１）の内壁に於ける前記
低水位位置に装着された一対の電極であり、低水位位置
に沿って、複数組配設されている。

本実旙例の洗濯機の動作は、全てマイクロコンピュータ
（２７）（以下マイフンと称す）により制御されており
、前記リードスイッチ（２５）や電極（２６）の導通状
態も前記マイコン（２７）に入力されるようになり一〔
いる、以下、前記マイコン（２７）を中心とした洗濯機
の制御機構を第３図に基づいて説明する。

前記マイコン（２７）は、ＣＰ　Ｕ　（２８）、ＲＡＭ
（２９）、ＲＯＭ（３０）、タイマー（３１）、システ
ムバス（３２）及び入出力ボート（３３）〜（３８）か
ら構成される。′前記ＣＰ　Ｕ　（２８）は制御部（３
９）と演算部（４０）とから構成され、前記制御部（３
９）は命令の取り出し及び実行を行ない、前記演算部（
４０）は命令の実行段階に於いて、制御部（３９）から
の制御信号によって入力機器やメモリから与えられるデ
ータに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算
処理を行なう、前記ＲＡ　Ｍ　（２９）は、洗濯機に関
するデータを記憶するためのものであり、前記ＲＯＭ（
３０）は、予め洗濯機を動かすための手段や、判断のた
めの条件の設定、各種情報の処理をするためのルール等
を読み込ませておくものである。

前記入力ポート（３３）〜（３５）には、前記各種操作
キーから構成される入力キー回路（４１）、前記リード
スイッチ（２５）及び前記各電極（２６）・・・かもの
信号が入力され、これらの情報を基に、前記出力ボート
’（３６）〜（３８）から、各種発光ダイオード群から
構成きれるＬＥＤ駆動回路（４２）、工程終了報知又は
異常報知用ブザー回路（４３）、双方向性サイリスク等
から構成される負荷駆動回路（４４）等に制御信号が送
出される。前記負荷駆動回路（４４）は、前記マイコン
（２７）からの制御信号に従って、回転翼駆動用モータ
の左右回転回路（４５）（４６）及び脱水槽駆動用モー
タ駆動回路（４７）の動作を制御する。　（４８）は前
記マイコン（２７）に電圧を供給するに！回路、（４９
）はリセット信号発生回路である。

斯かる洗濯機において、靴下や軍手等の汚れのひどい小
物類を洗浄するには、これらの小物類を前記補助翼（１
４）と回転翼（１２）との間に配し、補助翼（１４）上
面位まで給水して、前記回転１（１２）を補助翼（１４
）と共に低速（約１８Ｏｒ、ｐ、ｍ）且つ短周期で左右
に反転させる。すると、これらの小物類が前記回転翼（
１２）の羽根（１２ａ）・・・と前記補助翼（１４）の
裏羽根（１４ａ）・・・との間で強く擦り洗われる。

さて、ここで、小物類以外のシャツやズボン等の洗濯物
は、前記補助翼（１４）を外して、通常の水位（高〜低
）で前記回転翼（１２）により攪拌するわけであるが、
例えば前記補助翼（１４）を装着したままこのような通
常の洗濯を行なった場合、前記回転翼（１２）が誘起す
る水流が前記補助＠（１４）に遮ぎられて、槽内の水流
が弱くなり、洗浄力が著しく低下すると共に、洗濯中シ
ャツやズボン等の大きな洗濯物が前記補助翼（１４）と
洗濯槽（１）内壁間に噛み込んだり、洗濯後洗濯物を取
り出す時に補助翼（１４）周縁に引掛かって布地を傷め
たり、補助翼（１４〉を破損させたりする危惧がある。

前記補助翼（１４）の形状を前記回転翼（１２）の形状
と同じようなものにすれば前者の危惧は解消されるが、
依然として後者は解決できない。

そこで、本実施例では、第５図のフローチャートに示す
通り、まず洗濯槽（１）内に給水を行ない、洗い時間設
定及びスタートキー等の操作キーを操作する段階に於い
て、前記マイコン（２７）は、まず前記リードスイッチ
（２５）の開閉状態及び前記電極（２６）・・・の導通
状態を調べ、前記リードスイ・７テ（２５）が０ＦＦＬ
、ているかく補助翼（１４〉が装着きれていない状態）
又は前記リードスイッチ（２５）がＯＮＩ、ていても前
記電極（２６）・・・の内一つでも導通していないかく
低水位よりも低い水位まで給水されている状態〉のいづ
れかであれば直らに操作キーからの入力侶号を受付け、
駆動モータ（４）やＬＥＤ等の制御を始める。尚、前記
型１（２６）・・・を複数個設けたのは、例えば電極位
置まで給水していなくても泡等により電極が誤って導通
したり、電極が故障したりすることを考慮したためであ
り、実際には、電極は１つで水位検知の機能を果たす。

さて、前記リードスイッチ（２５）がＯＮ（補助翼（１
４）が装着きれている状態）であって、前記電極（２６
）・・・が全て導通している場合（低水位以上給水され
ている）には、補助翼（１４）をつけたまま前記導通の
洗濯が行なわれようとしていると判断し、操作キーから
の入力の受付けを禁止すると共に、ブザーを５秒間鳴動
させて使用者に知らせる。これにより使用者は、補助翼
（１４）を外すか又は水位を低下させればよい。尚、前
記操作キーの入力受付禁止及びブザー鳴動は、前記回転
翼（１２）に補助翼（１４）を装着し、槽内に給水を行
ない、水により電極（２６）・・・が導通した時点で動
作する。

以上の如く、本実施例は、汚れのひどい小物類に適した
洗浄を行なうことができると共に、小物類以外の通常洗
濯時に、補助翼（１４）の外し忘れを報知するものであ
り、電極以外に槽内の水位を検出する手段として、従来
周知のエアートラップ吉式の圧力センサーを用いてもよ
く、また、リードスイッチ（２５）以外に補助翼〈１４
）の装着状態を判別する手段として、例えば補助翼（１
４）を装着した時に、補助翼（１４）に設けたコアが回
転翼（１２）内に引き込んだコイル内に貫挿し、コイル
を一部とする発振回路の発振周波数を変えることを利用
した電磁的な構成のものであってもよい。更には、外部
に報知する手段として、ＬＥＤを点滅させてもよい。

〈ト）　発明の効果 本発明の洗濯機は、靴下や軍手等の汚れのひどい小物類
は、回転翼に補助翼を装着して、回転翼−補助翼間に配
し、少水量で回転翼と補助翼の裏羽根とにより強く擦り
洗うので、これら小物類の洗浄に優れた効果を得ること
ができる。

そして、補助翼が装着されたまま通常通り給水され通常
の洗濯が行なわれようとした場合に、直ちに使用者に報
知するので、回転翼に誘起される水流が補助翼で遮ぎら
れることによる洗浄力の低下及び補助翼−洗濯槽壁面間
に洗濯物が噛み込むことによる布傷みを未然に防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の洗濯槽の要部断面せる内部機
構図、第２図は同平断面図、第３図は制御機構のブロッ
ク回路図、第４図（イ）（ロ）は補助翼の着脱機構を示
す補助翼及び回転翼の側断面図、第５図は洗濯機の動作
を示すフローチャート、第６図は従来の洗濯機の要部断
面図である。 （１）・・・洗濯槽、く４）・・・駆動モータ（駆動手
段）、（１２）・・・回転翼、（１４）・・・補助翼、
（１４ａ）・・・裏羽根、（２４）・・・磁石、（２５
）・・・リードスイッチ（（２４）＜２５）　：翼判別
手段）、（２６）・・・電極（給水判別手段）、（２７
）・・・マイクロコンピュータ（制御手段）。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯槽と、該洗濯槽の底部に配設された回転翼と
   、該回転翼の駆動手段と、前記回転翼の中央上部に着脱
   自在に装着される補助翼と、該補助翼の裏面に設けられ
   た裏羽根と、前記駆動手段の動作を制御する制御手段と
   を備え、前記洗濯槽内に前記補助翼の上面位以上の所定
   水位以上給水されているか否かを判別するための給水判
   別手段と、前記補助翼が装着されているか否かを判別す
   るための翼判別手段とを設け、前記制御手段が、前記給
   水判別手段及び翼判別手段からの信号を受け、前記補助
   翼装着時に前記所定水位以上給水された場合に、外部に
   報知するよう構成したことを特徴とする洗濯機。
2. （２）前記給水判別手段は、前記洗濯槽内の前記所定水
   位に取着した一対の電極であることを特徴とした特許請
   求の範囲第１項記載の洗濯機。
3. （３）前記翼判別手段は、前記補助翼周縁に取着された
   磁石と該磁石に対向して前記洗濯槽側壁に設けられ、前
   記磁石により閉成せしめられるリードスイッチであるこ
   とを特徴とした特許請求の範囲第１項記載の洗濯機。