JPS63245000A - 圧電振動板の製造方法 - Google Patents

圧電振動板の製造方法

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JPS63245000A
JPS63245000A JP7594387A JP7594387A JPS63245000A JP S63245000 A JPS63245000 A JP S63245000A JP 7594387 A JP7594387 A JP 7594387A JP 7594387 A JP7594387 A JP 7594387A JP S63245000 A JPS63245000 A JP S63245000A
Authority
JP
Japan
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adhension
piezo
upper mold
board
pressurized
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Pending
Application number
JP7594387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Kawazoe
川添 邦彦
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitsuko Corp filed Critical Nitsuko Corp
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Publication of JPS63245000A publication Critical patent/JPS63245000A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スピーカ、マイクロホン、ブザ等に使用する
圧電振動板の製造において、その圧電磁器板と振動基板
との接着方法に関するものである。
〔従来技術の問題点〕
スピーカ、マイクロホン等に使用される圧電振動板は、
両面に銀電極を焼付は形成した圧電磁器板と金属製振動
基板とを接着剤により接着した構成であって、圧電磁器
板および振動基板の厚さはそれぞれ大体において数十〜
百数十μ程度であり、その接着に当っては、例えば加圧
用の下型および上型を設けると共に、常温においてその
下型の上面に振動基板を載置してこの振動基板上に適量
の接着剤を塗布した後、その上に圧電磁器板を重合した
まま、この圧電磁器板の上方から上型を(イ)秒程度押
圧して圧電磁器板と振動基板とを加圧接着するようにし
ている。
しかして、圧電磁器板と金属製振動基板とはその熱膨張
係数並びに弾性係数が著しく異なっている関係上、常温
において接着すると高温の環境のもとにおいて使用する
場合、圧電磁器板よりも振動基板の熱膨張が大きいから
、圧電磁器板側が凹面となる方向に歪曲し、弾性係数に
基づく一定点を超えると圧電磁器板に亀裂が生じて破壊
される重大欠陥がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、耐熱性の優れた圧電振動板の接着方法
を提供することにあり、また接着工程の時間を短縮する
ことにあり、更に他の目的は製品の特性の均一化もしく
は調節を可能にする接着方法を提供することにある。
〔問題解決のための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、圧電磁器板と振動
基板との接着に当り一定温度に加熱することを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明方法の実施例を添付図面について詳細に説
明する。
本発明方法により製造する圧電振動板1としては、第1
図に示すように、両面に焼付銀電極2を形成した円形の
圧電磁器板3を、この圧電磁器板3よりも大径な円形の
黄銅、ステンレススチール、コバール等の金属製振動基
板4に接着剤5により重合状態に接着した構成を対象と
する。
第1図のような圧電振動板1の接着のため、加圧接着用
のプレス装置として、例えば第2図のように平坦な受面
6があるほか周側に加熱ヒータ7がある短円柱状の下型
8と、平坦な押圧面9があるほか周側に加熱ヒータ7が
ある短円柱状上型10とを設けると共に、前記下型8の
受面6に近い部分および上型10の押圧面9に近い部分
には温度センサ11を各別に設けてその検出信号を制御
部12に印加するようにすると同時に、制御部12にお
いてはその設定温度範囲において前記温度センサ11か
らの検出信号に従いスイッチ13を開閉して、下型8お
よび上型10を予め設定した一定温度に保つように加熱
ヒータ7に対する給電を各別に制御するようにしたサー
モスタットを付設し、かつ上型10を適宜のアクチュエ
ータ(図示せず)により昇降させ、その押圧面9を下型
8の受面6と平行に保ったまま下型8に圧接させること
ができるようにした構成のヒータ付プレス装置を用意し
た。
前記プレス装置を使用して、その下型8の受面6上に厚
さが100μの黄銅製の振動基板4を載置すると共に、
この振動基板4の表面にフェノール系の嫌気性紫外線硬
化樹脂液を接着剤として適量塗布した後、厚さが100
μの圧電磁器板3を重合状態に載置し、かつこの圧電磁
器板3の上方から上型10を降下させて振動基板4と圧
電磁器板3とを一定圧力のもとに加圧接着し、接着剤の
硬化を待って上型10を上昇して接合後の圧電振動板1
を取り出し、その圧電磁器板3の周縁部の外側に食み出
し露出した未硬化接着剤50表面に紫外線を80W/C
alのもとに5分間照射して硬化処理を施した。
前記加圧接着時における下型8および上型10の加熱温
度については、その加熱温度の高低に基づいて圧電振動
板1の共振周波数が変化する関係上、所望の共振周波数
を得るために適切な調節をするのが望ましいが、圧電振
動板IK耐熱性を付与する目的においては、下型8およ
び上型10の両者を例えば75℃に加熱して加圧接着し
た場合、耐熱温度はあ℃であり、常温並びにそれ以下の
温度においても圧電磁器板3に損傷は認められなかった
なお上記実施例においては、下型8と上型10との両型
を積極的に加熱したが、接合対象物が著しく薄く熱伝導
がよい関係上、金属製振動基板側の一方だけを加熱して
も目的を達することができる。
また、本発明方法は、平面形のユニモルフ型圧電振動板
に限らず、凹面形あるいはバイモルフ型の圧電振動板の
加圧接着に適用することができること当然であり、更に
音響機器用の圧電振動板に限らず、センサ用あるいは微
動アクチュエータ用の圧電振動板の接合に適用すること
ができるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、圧電磁器板と振動
基板とを加熱した状態のもとに加圧接着するようにした
から、これにより加熱により生じる歪曲とは反対方向へ
の歪曲を常温において予め付与することになり、従って
接着時の加熱温度に達した場合にその歪曲が解消され、
それ以上の温度上昇に充分に耐える等、比較的簡単な装
備のもとに耐熱性を容易に付与することができるほか、
加熱接着により接着剤の硬化速度が速くなる関係上、接
着時間を短縮して接着能率を向上することができ、しか
も加熱温度を一定に管理することにより共振周波数のむ
らを減少して均一製品の多量生産が可能となる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面において、第1図は本発明により製造する圧電振動
板の縦断側面図、また第2図は本発明方法の実施に使用
する装置を示す側面図である0 1・・・圧電撮動板 2・・・電極 3・・・圧電磁器板 4・・・振動基板 5・・・接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  両面に電極を形成した圧電磁器板を振動基板に接着剤
    により接着した構成の圧電振動板の製造方法であつて、
    圧電磁器板と振動基板との少なくとも一方を加熱した状
    態のもとに加圧接着するようにしたことを特徴とする圧
    電振動板の製造方法。
JP7594387A 1987-03-31 1987-03-31 圧電振動板の製造方法 Pending JPS63245000A (ja)

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JP7594387A JPS63245000A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 圧電振動板の製造方法

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JPS63245000A true JPS63245000A (ja) 1988-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354999A (ja) * 1989-07-24 1991-03-08 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電音響装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853839U (ja) * 1981-10-07 1983-04-12 株式会社日本気化器製作所 気化器

Patent Citations (1)

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