JPS63243509A - 位置検出機構付シリンダ - Google Patents

位置検出機構付シリンダ

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JPS63243509A
JPS63243509A JP7539387A JP7539387A JPS63243509A JP S63243509 A JPS63243509 A JP S63243509A JP 7539387 A JP7539387 A JP 7539387A JP 7539387 A JP7539387 A JP 7539387A JP S63243509 A JPS63243509 A JP S63243509A
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JP
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piston
cylinder
detection
position detection
detection mechanism
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JP7539387A
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Shunichi Notoyama
能登山 俊一
Haruhiko Okuno
晴彦 奥野
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は位置検出機構付シリンダに関し、一層詳細には
、シリンダを構成するピストンの位置を検出する際に、
前記ピストンの移動に伴って所定量変位する検出部材と
当該検出部材の位置を検出する光センサとを設け、これ
によって強力な磁界の中にあっても前記ピストンの位置
を確実に検出することを可能とすると共に、当該シリン
ダ自体を一層小型化するよう構成した位置検出機構付シ
リンダに関する。
[発明の背景] 近年、流体圧機器、特に、空圧機器が著しく普及してい
る。小型化に適し公害等の発生もなく経済的であるのが
その主たる理由である。この中、シリンダは駆動用装置
として広汎に採用されている。
一般的に、前記シリンダはチューブと前記チューブの両
端部に夫々取着されるヘンドカバー並びにロッドカバー
と、前記チューブ内を摺動移動するピストンとから基本
的に構成されている。ところが、前記チューブ自体は、
例えば、アルミニウム等の金属製管体からなるため、こ
のチューブ内に圧力流体が導入されピストンが往復動し
てもそれを外部から視認することば到底困難である。一
方、シリンダのチューブ内におけるピストンの位置が確
認されれば、実際、当該う/リンダあるいはこのシリン
ダによって駆動される他の機器が正常に機能してるか否
かを推認することが可能となるため、従来からシリンダ
内のピストンの位置を検出する機構が種々案出されてい
る。
すなわち、このような目的を達成するために、例えば、
シリンダを構成するピストンに永久磁石を装着し、一方
、このピストンを収納するチューブの外側両端部近傍に
磁気センサを配設して前記ピストンの位置を検出する機
構を装着したシリンダが提案されている。
然しなから、前記のように、磁気センサを採用した位置
検出機構を有するシリンダを、例えば、電気抵抗溶接機
等の近傍に用いた場合、前記位置検出機構が誤動作する
ことがある。すなわち、前記電気抵抗溶接機は略100
00Aから15000Aの電流をワークに供給して当該
ワークを溶着する。従って、前記10000Aから15
000Aの電流を供給したり、その供給を停止したりす
ることによって前記電気抵抗溶接機近傍には相当に強力
な磁界が発生する。このため、前記磁界によりシリンダ
に装着される磁気センサが誤動作して正確な表示等が出
来なくなり、結局、前記シリンダを構成するピストンの
位置を検出することが不可能となるという不都合を露呈
している。
この場合、前記の不都合を克服するためには、前記シリ
ンダに装着される磁気センサを鉄等の強磁性体により囲
繞する、所謂、磁気シールドを施すことが考えられる。
しかし、このように磁気シールドを施しても磁気センサ
の誤動作を確実に回避することが困難であるばかりか前
記磁気シールドのためにシリンダ自体の重量が大きくな
る難点がある。
また、磁界内で用いるシリンダにおいて、そのピストン
の位置を検出する他の機構としては、リミットスイッチ
等による位置検出機構も用いられている。然しなから、
リミットスイッチは機械的接点を有するため耐用性が低
い。一方、当該リミットスイッチを取り付けるために相
当に大きな空間が必要となり、シリンダ自体が大型化す
るという欠点が指摘されている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を悉く克服するためになされたも
のであって、シリンダを構成し且つ所定方向に移動自在
なピストンの位置を検出する際に、検出器としての光セ
ンサと前記ピストンの移動作用下に所定量変位し且つ前
記光センサに臨入可能な検出部材とを設け、前記ビス1
−ンがシリンダの一方の所定位置にある場合には前記光
センサの検出部位に検出部材が臨入し、ピストンがシリ
ンダの他方の位置に存在する場合には前記検出部材が光
セ、ンサの検出部位から離脱することによって前記ピス
トン位iffを検出する位置検出機構をシリンダに装着
し、これによって強力な磁界内にあってもピストンの位
置を確実に検出し且つ耐用性が高く、しかも小型化を可
能とした位置検出機構付シリンダを提供すること2を1
0勺とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はシリンダのピス
トン位置を検出する位置検出機構付シリンダであって、
前記位置検出機構は少な(ともピストンの変位作用下に
所定量変位する検出部材と、当該検出部材を変位させる
手段と、前記検出部材が臨入可能な光センサとを含み、
前記光センサにより当該光センサ内に検出部材が存在す
るか否かを検知して前記ピストンの位置を検出するよう
構成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る位置検出機構付シリンダについて好
適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る位置検出
機構付シリンダを示し、当該位置検出機構付シリンダ1
0は円筒状のチューブ12と当該チューブ12の一端側
に嵌合するロッドカバー14と他端側に取着されるヘッ
ドカバー16と当該ヘッドカバー16側に配設される位
置検出機構18とを含む。この場合、前記チューブ12
)ロッドカバー14およびヘッドカバー16とにより室
20が画成される。
前記室20にはチューブ12に摺動自在に嵌合するピス
トン22が配設される。前記ピストン22は実質的に中
央部にピストン本体24を有する。前記ピストン本体2
4の外周面には周溝26が画成され、当該周溝26にリ
ング状のシール部材28が係合する。従って、前記ピス
トン22は前記室20をロッドカバー14側の小室30
aとヘッドカバー16側の小室30bとに分離構成して
いる。図から容易に諒解されるように、ピストン22の
軸方向に円筒状の突起部31a、31bが形成されてお
り、前記突起部31a、31bの孔部33にピストンロ
ッド32の一端側が嵌合する。実際、前記ピストンロッ
ド32はピストン22の軸方向に延在する孔部33に対
して小室30a側から嵌入され、当該ピストン22の中
間部位まで延在し、この結果、ピストン22の小室30
b側には凹部34が画成されることになる。前記ピスト
ンロッド32の他端側はロッドカバー14の後述する孔
部を貫通してシリンダ10の外方に突出して終端する。
前記ロッドカバー14にはその軸線方向に沿って複数の
段部を有する孔部35が貫通形成されると共に、当該ロ
ッドカバー14の外周面部には圧力流体を導入、導出す
るためのポート36が画成され、前記ボート36は通路
38を介して前記孔部35に連通ずる。また、前記ロッ
ドカバー14の端部近傍にはピストンロッド32に当接
して圧力流体の漏洩を防止するパツキン部材40が配設
される。一方、ロッドカバー14とチューブ12との当
接部位に圧力流体の漏洩を阻止するためのガスケット4
2を介装しておく。
次に、前記チューブ12の他端側には、前述したように
、ヘッドカバー16が取着され、ヘッドカバー16のチ
ューブ12側端部には大径な孔部44が画成されると共
に、当該孔部44に連通してこれより若干小径な孔部4
6が同軸的に画成される。
さらに、前記孔部46に連通して当該孔部46より若干
小径な螺孔48が同軸的に形成される。なお、前記孔部
44には小室30b側が開口する断面略U字状を呈する
パツキン部材49を配設しておく。
また、前記ヘッドカバー16の外周面には圧力流体を導
入、導出するためのポート50が画成され、当該ボート
50は通路52を介して前記孔部46に連通している。
従って、前記ボート50から導入される圧力流体は通路
52)孔部46.44を介して小室30bに導入される
ことが容易に諒解されよう。
そこで、前記ヘッドカバー16に位置検出機構18を装
着する。すなわち、前記位置検出機構18は、第2図a
およびbに示すように、ヘッドカバー16の螺孔48に
螺合する保持部材54を含み、前記保持部材54は小径
な第1の円筒部56と、当該第1円筒部56の端部に形
成されるフランジ部58と、前記第1円筒部56を囲繞
するように形成され且つ前記円筒部56より相当に短尺
な第2の円筒部60とからなる。この場合、前記第2円
筒部60の外周面にはねし溝が形成され当該ねじ溝が前
記ヘッドカバー16の螺孔48に螺合している。
前記保持部材54の第1円筒部56にはこの外周面部に
摺動自在に外嵌する円筒状の第1の変位部材62が係合
し、当該第1変位部材62にはこの一端側を閉塞するよ
うに第2の変位部材64が係合すると共に、前記第1変
位部材62の一端側近傍にはフランジ部62aが形成さ
れる。一方、当該第1変位部材62の他端部には内方に
指向して突出し且つ周回する係止部62bが形成され且
つ前記第1変位部材62にはコイルスプリング66が係
合する。このコイルスプリング66は前記第1変位部材
62のフランジ部62a並びに保持部材54に当接して
いる。従って、前記第1変位部材62および第2変位部
材64は前記コイルスプリング660弾発力によってピ
ストン22側に押圧される。
さらに、前記保持部材54の第1円筒部56には検出ロ
ッド68が嵌合し、その一端側は第1変位部材62の内
部にあって大径部69を形成している。
当該大径部69は第1変位部材62の内周面に摺接し、
その端部には凹部70が画成される。前記凹部70には
コイルスプリング72の一端側が係合し、当該コイルス
プリング72の他端側は前記第2変位部材64に圧接し
ている。なお、前記検出ロッド68の大径部69は前記
第1変位部材62に形成される係止部62bと係合可能
である。
一方、前記検出ロンドロ8の他端側は保持部材54から
外方に突出し、この検出ロンドロ8の他端側に前記保持
部材54に当接して当該検出ロンドロ8のピストン22
方向への変位量を規制するリング部材74を係合する。
この場合、前記検出ロッド68の他端部は小径となって
検出部76を形成している。
次に、前記ヘッドカバー16の端面部に一面を閉塞した
円筒状を呈する取付部材78を取着し、この取付部材7
8の内部に複数のボス部材80を介して基板82が取着
されると共に、当該基板82に光センサ84が取り付け
られる。前記光センサ84は実質的に基板82に取着さ
れる本体部86aと当該本体部86aからヘッドカバー
16方向に指向し且つ略平行に突出形成される発光部8
6bと受光部86cとからなる。この場合、前記発光部
86bと受光部86cとにより形成される間隙には前記
検出ロッド68の検出部76が臨入することになる。
なお、図中、参照符号88はシール部材を示し、このシ
ール部材88はこれが配設される各部位からの圧力流体
の漏洩を防止している。
本発明に係る位置検出機構付シ゛リンダは基本的には以
上のように構成されるものであり、次にその作用並びに
効果について説明する。
先ず、第1図に示す状態において、図示しない圧力流体
供給源から圧力流体をポート36に供給する。そこで、
ボート36に供給されたこの圧力流体は当該ボート36
から通路38を介して小室30aに導入され、これによ
って室20内に配設されるピストン22が矢印六方向に
変位を開始する。
前記ピストン22が矢印A方向に所定量変位すると、当
該ピストン22の凹部34に位置検出機構18を構成す
る第1変位部材62および第2変位部材64が嵌合し、
これらに当該ピストン22が当接するに至る。次いで、
ピストン22が矢印六方向にさらに変位すると、当該ピ
ストン22は第2変位部材64を押圧する。この押圧力
はコイルスプリング66.72の弾発力に抗して前記第
1変位部材62および第2変位部材64を矢印A方向に
変位させ、これらの変位作用下にコイルスプリング72
を介して検出ロッド68が矢印A方向に変位するに至る
。この場合、前記検出ロッド68の大径部69と保持部
材54の第1円筒部56とが当接して前記検出ロッド6
8の変位量を規制している。その際、前記検出ロッド6
8は光センサ84を構成する発光部86bと受光部86
cとにより画成される間隙に臨入し、前記発光部86b
から導出される光を遮断することになる(第2図す参照
)。前記のように光センサ84の発光部86bから導出
される光が遮断されると、当該光センサ84はそれに応
じた出力信号を基板82を介して導出する。すなわち、
前記出力信号はピストン22が矢印A方向に所定量変位
した位置に存在する状態を表示するためのものである。
次に、前記ピストン22を矢印B方向に変位させる作用
について説明する。第2図すに示す状態において、図示
しない圧力流体の供給源からボート50に圧力流体を供
給する。前記ポート50に供給された圧力流体は通路5
2)孔部46および44を介して小室30b内に導入さ
れ、この導入された圧力流体によりピストン22が矢印
B方向に変位を開始する。これによって位置検出機構1
8を構成する第1変位部材62および第2変位部材64
がコイルスプリング66および72の弾発力と相俟って
矢印B方向に変位を開始する。前記第1変位部材62が
矢印B方向に所定量変位すると、当該第1変位部材62
に形成される係止部62bが検出ロンドロ8の大径部6
9に当接し、次いで、前記検出ロッド68がコイルスプ
リング660弾発作用下に第1変位部材62の係止部6
2bを介して矢印B方向に変位されるに至る。この場合
、前記検出ロッド68の矢印B方向への変位量を当該検
出ロッド68に係合するリング部材74が保持部材54
に当接することによって規制している。
この結果、前記検出ロッド68が光センサ84を構成す
る発光部86bから導出される光の遮断状態を解除して
前記発光部86bから導出される光は受光部86cに導
入され、その結果、当該光センサ84から基板82を介
してそれに対応した出力信号が導出される。すなわち、
ピストン22が矢印B方向に変位した位置に存在するこ
とを表示するための信号である。
この場合、本実施態様によれば、位置検出機構付シリン
ダ10を構成するピストン22の位置を光センサ84に
より検出している。すなわち、前記ピストン22の変位
に対応して所定量変位する検出ロッド68を設け、前記
ピストン22が矢印入方向に変位した状態においては前
記検出ロッド68の検出部76が光センサ84の発光部
86bから導出される光を遮断している。さらに、前記
ピストン22が矢印B方向に変位した状態においては前
記検出ロッド68の検出部76は前記光の遮断状態を解
除し、これによって夫々所定の出力信号を導出してピス
トン22の位置を検出するよう構成している。このため
、前記位置検出機構付シリンダ10を、例えば、電気抵
抗溶接を行う際にワークをクランプする装置に採用して
も電気抵抗溶接により発生する磁界の影響を受けず、ピ
ストン22の位置を確実に検出してその出力信号を導出
することが可能である。
さらに、本実施態様によれば、位置検出機構18にコイ
ルスプリング72を配設してピストン22の変位に伴う
検出ロッド68の変位量を相当に小さくしている。この
結果、当該位置検出機構付シリンダ10を構成する夫々
の部品の寸法の誤差および前記部品の取り付は位置に若
干の差異が生じてもこの誤差および差異を前記コイルス
プリング72により吸収してピストン22の位置検出を
一層正確に行うことが出来る。しかも、位置検出機構1
8を構成する殆どの部材がヘッドカバー16内に配設さ
れると共に、光センサ84は相当に小型化が可能である
ため、位置検出機構付シリンダ10自体の一層の小型化
が図れ、当該位置検出機構付シリンダ10を狭小な空間
内に配設することも可能となる。
本発明に係る位置検出機構付シリンダの第1の実施態様
は基本的には以上のようであるが、次に第2の実施態様
について説明する。なお、以下の実施態様において、前
記第1の実施態様と同一の構成要素には同一の参照符号
を付し、その詳細な説明を省略する。
第3図に示すように、本実施態様に係る位置検出機構付
シリンダ10aはこれを構成する位置検出機構18aが
前記第1の実施態様に係る位置検出機構18と異なるも
のである。すなわち、前記位置検出機構18aはヘッド
カバ−16に螺合する保持部材100を含む。前記保持
部材100は小径部100aとヘッドカバーの螺孔イ8
に螺合するねじ部100bと当該ねじ部100bより大
径な大径部100cとからなる。さらに、前記保持部材
100には軸線方向に貫通形成される第1の孔部102
aと第2の孔部102bと第3の孔部102cが画成さ
れる。
この場合、前記第1孔部102a乃至第3孔部102c
は同軸的に形成されている。
前記保持部材100の第1兆部102aに変位部材10
4が摺動自在に嵌合する。この場合、前記変位部材10
4は比較的長尺な円筒状を呈すると共に、当該変位部材
104の一端側は前記保持部材100の第2孔部102
b内にあってフランジ部106を形成している。また、
前記変位部材104の略中央部にはその内方に指向して
突出し且つ周回する保合部108が形成される。前記変
位部材104の他端側にはばね受部材110が取着され
、このばね受部材110と前記保持部材100との間に
コイルスプリング112を配設する。前記コイルスプリ
ング112は実質的にその一端側が前記保持部材100
の小径部100aに係合すると共に、他端側はばね受部
材110に当接している。従って、変位部材104はコ
イルスプリング112の弾発力によってばね受部材11
0を介して矢印B方向に付勢されていることが容易に諒
解されよう。
次に、前記変位部材104にロッド部材114を係合す
る。前記ロッド部材114は前記変位部材104に形成
される係合部108に摺動自在に係合し、その端部は保
持部材100の第2孔部102bを通過して第3孔部1
02c内に臨む。一方、前記保持部材100の第3孔部
102cにはホルダ116が当該第3孔部102cを閉
塞するように嵌合する。前記ホルダ116の端面部には
孔部116aが穿設され、この孔部116aに検出ロッ
ド118が摺動自在に嵌合する。この場合、前記検出ロ
ンド118の一端部は前記保持部材100の第3孔部1
02c内にあってフランジ部118aを形成すると共に
前記ロッド部材114と係合している。前記フランジ部
118aにはコイルスプリンググ120が当接し、この
コイルスプリング120は変位部材104の係合部10
8に当接している。なお、前記検出ロッド11日の他端
側は前記ホルダ116の孔部116aから外方に突出し
て光センサ84に臨むよう構成されている。
このような構成において、位置検出機構付シリンダ10
aを構成するピストン22を第1の実施態様と同様にし
て矢印入方向に変位させると、前記ピストン22が位置
検出機構18aを構成するばね受部材110に当接し、
当該ばね受部材11Oを介して変位部材104を矢印A
方向に押圧する。
この押圧力はばね受部材110に当接するコイルスプリ
ング112および変位部材104に係合するコイルスプ
リング120の弾発力に抗して、結局、前記変位部材1
04およびばね受部材110を矢印入方向に変位させる
に至る。前記変位部材104およびばね受部材110の
変位作用下にコイルスプリング120を介して検出ロッ
ド118が矢印A方向に若干変位する。この場合、前記
検出ロッド118の矢印B方向への変位量は当該検出ロ
ッド118のフランジ部118aがホルダ116に当接
することによって規制される。これにより検出ロッド1
18の端部が光センサ84の発光部86bと受光部86
cの間に臨入し、前記発光部86bから導出される光を
遮断する。この結果、前記第1の実施態様と同様に、ピ
ストン22が矢印A方向に変位した位置に存在するとい
う出力信号を前記光センサ84が導出してピストン22
の位置が検出されるに至る。また、ピストン22を矢印
B方向に変位させると、前記と逆の作用により検出ロッ
ド118が矢印B方向に変位する。そして、光センサ8
4の光の遮断状態を解除して、所定の出力信号を導出す
る。
このように、本実施態様に係る位置検出機構付シリンダ
10aによれば、第1の実施態様と同様に、該位置検出
機構付シリンダ10aを構成するピストン22の位置を
検出する検出器を光センサ84で構成している。このた
め、当該位置検出機構付シリンダ10aを強力な磁界内
に配設してもこれを構成するピストン22の位置を確実
に検出することが出来る。しかも、本実施態様によれば
、前記第1の実施態様と同様に、当該位置検出機構付シ
リンダ10a自体を可及的に小型化出来、且つこれを構
成する位置検出機構18aの誤動作を予め防止すること
が出来るという効果を奏する。
次に、本発明に係る位置検出機構付シリンダの第3の実
施態様について第4図により説明する。
図示するように、本実施態様に係る位置検出機構付シリ
ンダ10bを構成する位置検出機構18bはシリンダヘ
ッド16に螺合する保持部材130を含む。この場合、
保持部材130は前記第2の実施態様に係る保持部材1
00と略同様に形成されている。すなわち、前記保持部
材130は小径部130aとねじ部130bと大径部1
30cを有すると共に、第1の孔部132aと第2の孔
部132bと第3の孔部132cとが同軸的に形成され
る。当該保持部材130には変位部材134が嵌合し、
前記変位部材134は保持部材130の第1孔部132
aに摺動自在に嵌合する。前記変位部材134の一端側
は保持部材130からピストン22方向に指向して突出
しており、その端部にはばね受部材110が取着される
。前記ばね受部材110と保持部材130との間にコイ
ルスプリング135を介装してお(。一方、当該変位部
材134の他端側は保持部材130の第2孔部132b
内にあってフランジ部134aを形成すると共に孔部1
34bが穿設され、前記孔部134bにはコイルスプリ
ング136が嵌合する。
前記保持部材130の第2孔部132bには円筒状の連
結部材138と当該連結部材138と係合する検出部材
140が嵌合する。前記連結部材138の一方の端部に
はこの連結部材138の内方に指向する係止部138a
が形成され、この係止部138aは前記変位部材134
のフランジ部134aと係合可能である。また、前記検
出部材140は大径部142と小径部144と検出部1
46とがらなり、前記大径部142には凹部148が形
成されると共にこの凹部148に前記連結部材138が
嵌合する。さらに、前記小径部144には凹部150が
前記大径部142に形成される凹部148と連通状態に
あり、この凹部150には前記変位部材134の孔部1
34bに嵌合するコイルスプリング136が係合する。
さらにまた、検出部材140の小径部144にはカバ一
部材152が係合する。前記カバ一部材152は検出部
材140の検出部146および光センサ84を略囲繞す
るように形成されており、なお、前記カバ一部材152
は、例えば、合成ゴム等の可撓性部材で形成しておくと
好適である。
一方、保持部材130の第3孔部132cには検出部材
140の変位量を規制するためのストッパ部材154を
配設し、さらに、前記第3孔部132cにリング部材1
56を係合して前記ストッパ部材154の脱落を防止し
ている。
このような構成において、位置検出機構付シリンダ10
bを構成するピストン22を第1の実施態様と同様にし
て矢印六方向に変位させると、当該ピストン22はばね
受部材110に当接し、当該ばね受部材110と変位部
材134を矢印六方向に押圧する。この押圧力はコイル
スプリング135およびコイルスプリング136の弾発
力に抗して前記ばね受部材110および変位部材134
を矢印六方向に変位させるに至る。これによって、前記
第1および第2の実施態様と略同様に、コイルスプリン
グ136を介して検出部材140が矢印A方向に所定量
変位され、当該検出部材140の検出部146が光セン
サ84の発光部86bから導出される光を遮断するに至
る。この結果、前記ピストン22が矢印A方向に変位し
た位置に存在することを検出することが可能となり、一
方、前記ピストン22を矢印B方向に変位させると、第
1の実施態様と略同様に、前記と逆の作用により検出部
材140が矢印B方向に若干変位する。
従って、検出部材140の検出部146が光センサ84
の発光部86bから導出される光の遮断状態を解除し、
前記ピストン22が矢印B方向に変位した位置に存在す
ることを検出することが出来る。
この場合、本実施態様によれば、前記第1の実施態様並
びに第2の実施態様と略同−の効果を得ることが出来る
。しかも、本実施態様によれば、検出部材140にカバ
一部材152を取着しているため、例えば、前記検出部
材140に沿って位置検出機構付シリンダIObの内部
から油等が漏洩した場合、この油が光センサ84に到達
して当該光センサ84の発光部86bから導出される光
を遮断するという事故を前記カバ一部材152により回
避することが出来る。従って、当該位置検出機構18b
の誤動作を完全に防止してピストン22の位置検出作用
をより一層正確に行うことが可能となる。
次に、本発明に係る位置検出機構付シリンダの第4の実
施態様について説明する。
すなわち、本実施態様に係る位置検出機構付シリンダ1
0cは、第5図に示すように、これを。
構成する位置検出機構18cを含む。前記位置検出機構
18cはヘッドカバー16に螺合する保持部材160を
有し、この保持部材160は小径部160aとねじ部1
60bとフランジ部160Cとからなり、前記ねじ部1
60bがヘッドカバー16に螺合する。
前記保持部材160は大径部と小径部とを有する段付孔
部162が穿設されており、当該段付孔部162に検出
ロンド164が嵌合する。前記検出ロッド164は摺動
部166と当該摺動部166と同軸的に形成され且つこ
れより小径な検出部16日と前記摺動部166と検出部
168との間に形成されるフランジ部170とからなる
。この場合、前記摺動部166が前記段付孔部162の
小径部に摺動自在に嵌合すると共に、フランジ部170
が段付孔部162の大径部側内周面に摺動自在に当接し
ている。
前記摺動部166の先端部にはばね受部材172が係合
し且つ当該ばね受部材172の脱落を防止するためのリ
ング部材174が係合する。前記ばね受部材172には
コイルスプリング176が当接し、このコイルスプリン
グ176は前記保持部材160の小径部160aに係合
する。なお、前記検出ロッド164の検出部168は所
定量変位して光センサ84の発光部86bと受光部86
cとの間に臨入可能である。
本実施態様に係る位置検出機構付シリンダ10cは前記
のように構成される位置検出機構18cを装着する。従
って、前記位置検出機構付シリンダ10cを構成するピ
ストン22を矢印入方向に変位させると、当該ピストン
22の変位に伴ヮて検出ロッド164がコイルスプリン
グ176の弾発力に抗して矢印入方向に変位する。次い
で、前記ピストン22が所定量変位すると、検出ロッド
164の検出部168が光センサ84の発光部86bと
受光部86cとの間に臨入し、当該発光部86bから導
出される光を遮断する。この結果、前記光センサ84は
ピストン22が矢印入方向に変位した位置に存在するこ
とを表示する出力信号を導出し、また、前記ピストン2
2を矢印B方向に変位させると検出ロッド164がコイ
ルスプリング176の弾発作用下に矢印B方向に変位し
、前記光センサ84の光の遮断状態を解除する。これに
よって、光センサ84はピストン22が矢印B方向に変
位した状態にあるという検出信号を導出することになる
このように、本実施態様によれば、前記第1乃至第3の
実施態様と同様に、検出器として光センサ84を採用し
ているため、当該位置検出機構付シリンダ10cを強力
な磁界内に配設してもそのピストン22の位置を確実に
検出して表示することが可能となる。また、本実施態様
によれば、第5図からも容易に諒解されるように、第1
乃至第3の実施態様に比し位置検出機構18cを相当に
簡略化することが可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ピストンの位置を検出
する位置検出機構を有するシリンダであって、前記ピス
トンの変位作用下に所定量変位する検出部材と前記検出
部材によりシリンダの位置を検出する光センサとを設け
ている。
しかも、前記検出部材並びにピストンの変位を検出部材
に伝達する手段を当該シリンダを構成するヘッドカバー
に装着している。このため、当該位置検出機構付シリン
ダを、例えば、電気抵抗溶接機の近傍等、比較的強力な
磁界内に配設しても当該シリンダのピストンの位置を正
確に検出することが可能となる利点が得られる。
さらに、本発明によれば、検出器として採用している光
センサが相当に小型であり、しかも検出部材等をヘッド
カバーに装着しているため、当該位置検出機構付シリン
ダ自体を小型化することが可能である。この結果、当該
位置検出機構付シリンダを比較的狭小な空間に配設する
ことが出来る効果を奏する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る位置検出機構付シリンダの一部省
略断面説明図、 第2図a並びにbは第1図に示すシリンダの位置検出機
構の一部省略断面説明図、 第3図は本発明に係る位置検出機構付シリンダの第2の
実施態様を示す一部省略断面説明図、第4図は本発明に
係る位置検出機構付シリンダの第3の実施態様を示す一
部省略断面説明図、第5図は本発明に係る位置検出機構
付シリンダの第4の実施態様を示す一部省略断面説明図
である。 10・・・位置検出機構付シリンダ 12・・・チューブ     14・・・ロンド力バー
16・・・ヘッドカバー   18・・・位置検出機構
22・・・ピストン     54・・・保持部材62
.64・・・変位部材   66・・・コイルスプリン
グ68・・・検出ロッド    72・・・コイルスプ
リング84・・・光センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダのピストン位置を検出する位置検出機構
    付シリンダであって、前記位置検出機構は少なくともピ
    ストンの変位作用下に所定量変位する検出部材と、当該
    検出部材を変位させる手段と、前記検出部材が臨入可能
    な光センサとを含み、前記光センサにより当該光センサ
    内に検出部材が存在するか否かを検知して前記ピストン
    の位置を検出するよう構成することを特徴とする位置検
    出機構付シリンダ。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のシリンダにおいて、
    検出部材を所定量変位させる手段は検出部材を摺動自在
    に保持する保持部材と、ピストンの変位作用下に当該ピ
    ストンによって所定の一方向に押圧される変位部材と、
    前記変位部材と検出部材の間に配設される第1のコイル
    スプリングと、前記検出部材を変位部材を介してピスト
    ンの押圧方向と反対の方向に変位させる第2のコイルス
    プリングとからなる位置検出機構付シリンダ。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載のシリンダにおいて、
    検出部材を所定量変位させる手段は検出部材を摺動自在
    に保持する保持部材と、コイルスプリングとからなり、
    前記検出部材をピストンの押圧作用下に一方向に変位し
    、コイルスプリングの弾発力によって他方向に変位する
    よう構成してなる位置検出機構付シリンダ。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載のシリンダにおいて、位置検出機構をシリンダを構成
    するヘッドカバーに取着してなる位置検出機構付シリン
    ダ。
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