JPH0733124Y2 - ストローク位置検出器 - Google Patents

ストローク位置検出器

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JPH0733124Y2
JPH0733124Y2 JP1989084431U JP8443189U JPH0733124Y2 JP H0733124 Y2 JPH0733124 Y2 JP H0733124Y2 JP 1989084431 U JP1989084431 U JP 1989084431U JP 8443189 U JP8443189 U JP 8443189U JP H0733124 Y2 JPH0733124 Y2 JP H0733124Y2
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JP
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sensor
hole
magnetic sensor
magnetic
air
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Application number
JP1989084431U
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JPH0323307U (ja
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省吾 田口
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KYB Corp
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KYB Corp
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  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気スケールと磁気センサを用いて流体圧シ
リンダのストローク位置を検出するストローク位置検出
器の改良に関する。
(従来の技術) 油圧シリンダのストローク位置を検出するためのストロ
ーク位置検出器として、第3図に示すようにピストンロ
ッド2の表面に形成した磁気スケールを、シリンダチュ
ーブ1の先端に固設したセンサハウジング4内部の磁気
センサ3で読み取るものが知られている。
この場合に、磁気センサ3は磁気スケールに対して所定
の間隔をあけて保持することが必要であり、このために
ビストンロッド2に摺接するセンサベアリング6を設
け、磁気センサ3をスプリング7の反発力でこのセンサ
ベアリング6に当接保持している。
(考案の課題) ところで、この磁気センサ3のセンサハウジング4への
組み付けは、センサハウジング4に形成した孔部5に外
周にOリング9を装着した磁気センサ3を挿入すること
で行っているが、その際に挿入された磁気センサ3がピ
ストンのようにセンサハウジング4内部の空気を圧縮
し、この反力が磁気センサ3の進入に抵抗するため、磁
気センサ3を所定位置に正しく保持することが難しいと
いう問題があった。
本考案は、以上の問題を解決して、磁気センサの組付作
業を容易にすることを目的とする。
(課題を達成するための手段) このために、本考案は、流体圧シリンダのシリンダチュ
ーブに固設したセンサハウジングを貫通して、ピストン
ロッド上の磁気スケールに臨む孔部を形成し、この孔部
の所定位置に磁気センサを挿入固定したストローク位置
検出器において、磁気センサと磁気スケールとの間の空
隙を大気に連通する通孔をセンサハウジングに形成する
とともに、この通孔に前記空隙から大気への通気のみを
許容する一方向弁を介装した。
(作用) 組み付けのためにセンサハウジングの孔部に磁気センサ
を挿入すると、磁気センサに押し退けられた孔部内の空
気は圧縮されることなく通孔の一方向弁を通して大気に
放出され、磁気センサは圧縮空気の抵抗を受けずにスム
ーズに孔部内の所定位置へと侵入する。
通孔は一方向弁を介して大気側からの空気の逆流を防止
するので、磁気スケールと磁気センサとの間の空隙に大
気中の塵埃等が侵入して検出精度や耐久性を損なう恐れ
もない。
(実施例) 第1図及び第2図に本考案の実施例を示す。
第1図において、1はシリンダチューブ、2はシリンダ
チューブ1に摺動自由に挿入されたピストンロッドであ
る。ピストンロッド2の表面には軸方向に図示されない
磁気スケールが形成され、この磁気スケールに臨む磁気
センサ3がシリンダチューブ1の先端にピストンロッド
2を囲むようにして固設されたセンサハウジング4の内
側に配設される。
磁気センサ3を収装するために、センサハウジング4に
は磁気スケールに臨む孔部5が形成される。磁気センサ
3は孔部5に摺動自由に嵌合する筒型のセンサホルダ8
の内側に収装され、センサホルダ8の先端から突出した
大径の先端部の外側に装着したOリング9を孔部5に摺
接する。
センサホルダ8とセンサハウジング4に固定したセンサ
カートリッジ16との間には、磁気センサ3をピストンロ
ッド2に向けて付勢するスプリング7が介装され、磁気
センサ3の先端部はこのスプリング7により、孔部5の
最深部においてピストンロッド2に摺接するセンサベア
リング6に当接保持される。
センサハウジング4には、孔部5に侵入した磁気センサ
3の先端部とピストンロッド2上の磁気スケールとの間
の空隙を大気に連通する第2図に示すような通孔10が、
孔部5から適当な角度間隔をおいて形成され、この通孔
10に一方向弁としてのエアブリーダ11が介装される。エ
アブリーダ11はセンサハウジング4に螺合する中空のホ
ルダ14の内側にリターンスプリング12に付勢されたスチ
ールボール13を収装し、ホルダ14の中空部の上端をプラ
グ15で密閉したもので、スチールボール13の後方は大気
に解放される。
次に作用を説明する。
磁気センサ3をセンサハウジング4へ組み付ける際に
は、センサホルダ8の内側に磁気センサ3を挿入し、磁
気センサ3の先端部にOリング9を装着して孔部5に挿
入する。磁気センサ3が孔部5に侵入するにつれて、磁
気センサ3の先端部とピストンロッド2の間の空間が狭
まるが、この空間から追い出された空気は通孔10からエ
アブリーダ11のスチールボール13を後退させつつ、大気
中に放出される。
このため、孔部5へ侵入する磁気センサ3とピストンロ
ッド2との間で空気が圧縮されることはなく、磁気セン
サ3は圧縮空気の抵抗を受けずにセンサベアリング6に
当接するまでスムーズに孔部5に侵入する。
このようにして、磁気センサ3の先端部がセンサベアリ
ング6に当接すると、磁気センサ3は先端部とピストン
ロッド2の磁気スケールとの間に所定の空隙を残した状
態でそれ以上の前進を規制される。残された空隙の圧力
は大気圧に等しく、したがって以後磁気センサ3はスプ
リング7のばね荷重に正確に対応した圧力でセンサベア
リング6に当接保持される。
なお、ピストンロッド2の摺動によりシリンダチューブ
1内の作動油がセンサハウジング4内に漏出した場合
も、エアブリーダ11が余分な空気を大気中に逃がすこと
により、空隙の圧力は大気圧に保たれる。
また、エアブリーダ11により、磁気センサ3とピストン
ロッド2との間の空隙に大気が逆流するのが防止される
ので、大気中の塵埃や油分が侵入して磁気センサ3の検
出精度やベアリング6の耐久性を悪化させるようなこと
もない。
(考案の効果) 以上のように、本考案はセンサハウジングの孔部に挿入
される磁気センサと、ピストンロッドに形成した磁気ス
ケールとの間の空隙を大気に連通する通孔をセンサハウ
ジングに備えたため、磁気センサのセンサハウジングへ
の組付作業において、孔部に侵入する磁気センサに押し
退けられた空気は圧縮されることなく通孔から大気中に
放出される。この結果、磁気センサは圧縮空気による抵
抗を受けずに、所定の位置へとスムーズに侵入するの
で、磁気センサの組付作業を精度良く容易に行うことが
できる。
また、本考案では通孔に一方向弁を介装して大気側から
の逆流を防止するようにしたので、磁気センサと磁気ス
ケールとの間の空隙に大気中の塵埃や油分が侵入して検
出精度や耐久性を損なうような不具合をも防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すストローク位置検出器の
断面図、第2図はエアブリーダの断面図である。 また、第3図は従来例を示すストローク位置検出器の断
面図である。 1……シリンダチューブ、2……ピストンロッド、3…
…磁気センサ、4……センサハウジング、5……孔部、
6……センサベアリング、7……スプリング、10……通
孔、11……エアブリーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧シリンダのシリンダチューブに固設
    したセンサハウジングを貫通して、ピストンロッド上の
    磁気スケールに臨む孔部を形成し、この孔部の所定位置
    に磁気センサを挿入固定したストローク位置検出器にお
    いて、磁気センサと磁気スケールとの間の空隙を大気に
    連通する通孔をセンサハウジングに形成するとともに、
    この通孔に前記空隙から大気への通気のみを許容する一
    方向弁を介装したことを特徴とするストローク位置検出
    器。
JP1989084431U 1989-07-18 1989-07-18 ストローク位置検出器 Expired - Lifetime JPH0733124Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989084431U JPH0733124Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 ストローク位置検出器

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JP1989084431U JPH0733124Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 ストローク位置検出器

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Publication Number Publication Date
JPH0323307U JPH0323307U (ja) 1991-03-11
JPH0733124Y2 true JPH0733124Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31632912

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272750A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Aimaa Planning Kk インキ移し分割ローラユニットおよび印刷機
JP2016109539A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 Kyb株式会社 ストロークセンサ

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