JPS63243015A - スキンケア組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスキンケア組成物に関する。よシ詳細には、本
発明は、改良された美的および物理的特性を備えたスキ
ンケア組成物に関する。

すべすべして、しなやかで柔軟な皮膚は、著るしい美容
上の効果をもたらし、また正常に機能する表皮の特質で
ある。しかしながら、表皮の外層、角質層は、悪い気候
条件にさらされたシ、あるいは洗剤または溶剤との極端
な接触によって乾燥してフレーク状となシ、皮膚の湿潤
化の欠如、そして更にすべすべして、しなやかで柔軟な
特性を失って薄片状にはげ落ちる可能性がある。各種の
皮膚軟化剤、たとえば脂肪、勢と和５日紙リン脂質およ
びステロールが様々な製品中で、効果の度合いは異なる
が、乾燥した皮膚を柔軟にするために利用されて来た。

ローション、クリームまたは無水フォーマット（ａｎｈ
ｙｄｒｏｕｓ　ｆｏｒｍａｔ　）中のこれら製品の多く
は、消費者によって化粧品としてニレガントであるとは
認められていない。ここで「化粧品としてニレガント」
という用語は、魅力的な外観のもので、油つぼさや、べ
とつきがなく、良好な皮膚感触を有し、薄く伸ばすこと
ができ、そしてなめらかである製品を示すために使用し
得るものとする。

ローション、クリームｔたｉｊ：ｍ水７オーマツトの形
態のスキンケア製品は、スキンコンディショニング特性
を得るために不揮発性油および／または不揮発性油の混
合物を含有して来たが、そのためにこれら製品の多くは
、若干の消費者によシ所望される上記の化粧品特性のう
ちの成る性質、特に脂肪分が多くないという特性を欠く
こととなっている。

本発明の目的は、改良されたスキンケア組成物を提供す
ることにある。

本発明の他の目的は、改良された美的および物理的特性
を備えたスキンケア組成物を提供することにある。

本発明のその他の目的は、以下の発明の詳細な説明中に
述べられ、もしくはそれから明かとなるであろう。

本発明の先の目的および他の特徴ならびに効果は、メル
クと他の不揮発性成分とが特定比率にあるメルク含有ス
キンケア組成物によって達成される０ 本発明によれば、ローション、クリームおよび無水スキ
ンケア組成物中に見出される慣用の不揮発性成分とタル
クとの組合わせが、改良された化粧品として受容可能な
スキンケア組成物を提供することが判明した。

スキンケア組成物、すなわちローション、クリームおよ
び無水配合物のいずれかを、描該技術分野において周知
である数多くの化粧品基材成分から本発明に従って調製
することが可能である。ローションまたはクリーム配合
物が所望の場合には、基材は各種の皮膚軟化剤成分を含
有するエマルジョンで構成してもよい。この種製品の油
性相および水性相を形成する特定の成分は大幅に変化す
る。

鉱油、動物油、植物油およびシリコーン類がすべてエマ
ルジョンタイプの化粧用クリームおよびローション中で
全て使用されて来た。この種の油に加えて、他の皮膚軟
化剤および表面活性剤がエマルジョン中に配合されて来
た。それらにはステアレート、たとえばステアリン酸カ
リウム、ステアリン酸グリコール、ステアリン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸（４０）ポリエチレングリコールお
よびステアリン酸グリセリル；ラウレート、たとえばラ
ウリン酸ナトリウムおよびラウリン酸カリウム；アルコ
ール、たとえばセチルアルコールおよびラノリンアルコ
ール；トリエタノールアミン；ミリステート、たとえば
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ナトリウムお
よびミリスチン酸カリウム；バルミチン酸セチル；コレ
ステロール；ステアリン酸、セスキオレイン酸ンルビタ
ン；プロピレングリコール；グリセリン、ソルビトール
等が含まれる。安定剤たとえばブチル化ヒドロキシトル
エン、シックナーたとえば天然ガムおよび合成ポリマー
、ならびに防腐剤たとえばメチルパラベンおよびプロピ
ルパラベン、着色剤および芳香剤もまた一般にこの種組
成物中に含まれてる。

もし、無水配合物が所望ならば、これらもまた周知の基
材成分を利用することによシ調製することができる。「
無水配合物」という用語は、水を含まない全てのスキン
ケア組成物を包含することを意味する。基材成分はこの
種組成物中に通常見られる不揮発性油およびワックスを
包含する。それらには鉱油、ペトロラタム、ミネラルワ
ックス、植物および動物画脂肪を含む水素化脂肪、植物
および動物ワックスならびにラノリン、合成ワックス、
脂肪アルコール、リン脂質、シリコーン油およびワック
スならびに不活性充填材が含まれる。

その他の周知の成分、たとえば先に記述した安定剤、防
腐剤、着色剤およびもまた、この種組成物中に包含させ
ることが可能である。

本発明の本質は、基材自体の組成にあるのでは無く、ロ
ーション、クリームまたは無水タイプの現在利用されて
いるスキンケア配合物の多くの配合および組成のいずれ
についても使用可能なものである。本発明の本質は、ロ
ーション、クリームまたは無水ベース配合物に、この配
合物中に含まれる不揮発性成分の量に基づく特定比率を
もってタルクを配合することにある。用語「不揮発性成
分」が本明細書中で使用されるときは、メルクを除く組
成物中の全不揮発性成分を包含することを意味する。と
の種の基材組成物中の不揮発性物質に対する特定比率の
メルクの配合は、得られたスキンケア組成物の所望特性
を実質的かつ顕著に高める。これらの組成物はべたべｆ
ｃが少なく、よシ速やかな「ナシ込み性（ｒｕｂｉｎ月
、すなわち皮膚内への組成物の知覚し得る吸収性を有し
、そしてこれは「メルク様のコドライな潤滑性を伴う「
シルキー」で滑らかな使用後感（ａｆｔｅｒｆｅｅｌ　
）を有している。

本発明において有用なタルクは化粧品グレードのタルク
であって、これはザ・コスメテイック・トイレットリイ
・アンド・フレグランス・アソシエイシ田ン・インコー
ホレーテッド（ｔｈｅ　ＣｏｓｍｅｔｉｃＴｏｉｌｅｔ
ｒｙ　ａｎｄ　Ｆｒａｇｒａｎｃｅ　Ａｓ５ｏｃｉａｔ
ｉｏｎ　＋　Ｉｎｃ、　）の規格に従ったものである。

この種のメルクは本質的に白色、無臭で、天然に存在す
る岩鉱石（ｒｏｃｋ　ｏｒｅ　）から磨砕された微粉末
であシ、そしてこれは構造式Ｍｇａ（ＳｉｓＣ）ａｏ）
−（ＯＨ）＋で示される含水珪酸マグネシウム約９０チ
と、天然に混在する鉱物、たとえば方解石、緑泥石、ド
ロマイト、カオリンおよびマグネサイトから成る残部と
から一般に構成されておシ、アスベスト鉱物を全く含ま
ないものである。好ましい粒度は６０メツシュのスクリ
ーンを１００％通過し、そして１００メツシュのスクリ
ーンは９９％以上のものが通過し、また少なくとも９８
チのものが２００メツシュのスクリーンを通過するもの
である。

、本発明に係るスキンケア組成物中の不揮発性成分対タ
ルクの比率は約０．４：１乃至３．２：１．好ましくは
約０．６：１乃至２．０：１、そして最も好ましくは約
１．０：１乃至１．４：１であるべきである。全組成物
の重量％としてのメルクの実際の量は、凡ゆる基材配合
物中の不揮発性物質の量（重量）によって左右される。

たとえば、ローション製品においては、メルクの量は一
般に全組成物の約５乃至３０重量％の範囲内となる。

本発明の組成物は周知の混合またはブレンド法によシ調
製可能であシ、そしてこれは少ないべとつき、速いすシ
込み性ならびに良好な使用後感および潤滑性を示す。更
に、添加されたメルクの量が所定の比率内にあれば、組
成物はその所望の色彩を維持し、かつ皮膚に対する使用
によって視認し得るタルク残留を示ないことが判明して
いる。

本発明によシ調製されたスキンケア組成物の具体的な実
施態様は以下の代表的な実施例によって例示される。し
かし、本発明は個々の実施例中に述べられる具体的な限
定に限られるものではなく、請求の範囲に記載された範
囲によって規定されるものであることが理解されよう。

実施例　■ スキンケアΦローション組成物を以下のように調製する
。適当な容器内で、純水５５０．０部を「カーボマー（
Ｃａｒｂｏｍｅｒ　）　９４１　Ｊ　［アリルスクロー
スで架橋したアクリル酸のポリマーを含んで成るシック
ナーについてのビー・エフ・グツドリッチ（Ｂ。

Ｆ　、　Ｇｏｏｄｒｉｃｈ　）の商品名３２．７８部に
配合して、分散が完了するまで激しく攪拌する。次いで
、この混合物を加熱し、そして以下の成分を添加する：
プロピレングリコール３７．０８部、パルミチン酸イン
プロピル９．２５部、白色オレイン酸１１．５６部、ス
テアリン酸ンルビタン７．４部、セチルアルコール４．
６部、ステアリルアルコール４．６部、合成蜜Ｒ４，６
部、モノステアリン酸グリセリル１１．６部、ステアリ
ン酸１１．６部、ジメチコーン［ｄｉｍｅｔｈｉｃｏｎ
ｅコ（５０センチストークス）９．２５部およびシリコ
ーンワラクツ９．２５部。この混合物の温度が１６００
ＰＫ達したトキ、メチルパラベン１．５部、プロピルパ
ラベン１．０部、ブチルパラベン０．５部およびブチル
化ヒドロキシトルエン０．２部を添加し、引き続いて予
備溶融したンルビタンステアリン酸（４）ポリオキシエ
チレンロ商品名［ポリソルベート（Ｐｏ１ｙｓｏｒｂａ
ｔｅ　）６１Ｊとしてアイ・シー・アイよ）入手可能コ
１１，６部および予備溶融したミリスチン酸ミリスチル
１３．９部を添加する。次に、１８００Ｆに予熱した水
１６６．７５部中のメルク７５部および二酸化チタン２
．０部から構成されたスラリーをこの混合物に添加する
。

このバッチの温度を１８０°Ｆとし、そして攪拌を１０
分間維持する。この時点で、水５０部中の水酸化ナトリ
ウム１．２０部から成る溶液をゆっ〈力と添加し、そし
て攪拌を１８０°Ｆで１５分間継続する。次いで、混合
物の冷却を開始する。温度が１２０’Ｆに達したとき、
ベンジルアルコール２．７８部および芳香剤２．０部を
添加する。

得られたスキンケア組成物は以下の処方を有している。

チｗｔ／ｗｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　　　７．５０Ｆ
カーボマー９４１．　Ｊ　　　　　　　　　　　　Ｏ，
２８グロビレングリコール　　　　　　　　　３，７１
パルミチン酸イングロビル　　　　　　　０．９３ジメ
チコーン（５０センチストークス）　　　０．９３白色
オレイン酸　　　　　　　　　　　　　１．１６シリコ
ーンワツクス　　　　　　　　　　　０．９３ステアリ
ン酸ソルビタン　　　　　　　　０．７４セチルアルコ
ール　　　　　　　　　　　０．４６ステアリルアルコ
ール　　　　　　　　　０．４６合成蜜蝋　　　　　　
　　　　　　　　　０．４６ステアリン酸グリセリル　
　　　　　　　１．１６ステアリン酸　　　　　　　　
　　　　　１，１６「ポリソルベート６１Ｊ　　　　　
　　　　　　１．１６ミリスチン酸ミリスチル　　　　
　　　　１．３９メチルパラベン　　　　　　　　　　
　　０．１５プロピルパラベン　　　　　　　　　　　
０．１０ブチルパラベン　　　　　　　　　　　　０．
０５フチル化ヒドロキシトルエン　　　　　　０．０２
水酸化ナトリウム　　　　　　　　　　　　０．１２二
酸化チタン　　　　　　　　　　　　　０．２０ベンジ
ルアルコール　　　　　　　　　　０．２８芳香剤　　
　　　　　　　　　　　　　　０．２０水　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００と
するに足る量この組成物は望まし８審美的および物理的
特性を備えた白色ローションであシ、この組成物におけ
る不揮発性物質の全重量％け１５．６０で、不揮発性物
質対タルクの比率は２．０８：１である。

実施例　■ スキンケア・ローション組成物を実施例Ｉの手順に従っ
て調製した。これは以下の処方を有する。

％ｗｔ／ｗｔ メルク　　　　　　　　　　　　　　　１５．００「カ
ーポマー９４１Ｊ　　　　　　　　　　　Ｏ，２６グロ
ピレングリコール　　　　　　　　３．４０パルミチン
酸イソプロピル　　　　　　０．８５ジメチコーン（５
０センチストークス）　　　　０．８５白色オレイン酸
　　　　　　　　　　　　１゜０６シリコーンワツクス
　　　　　　　　　　０．８５ステアリン酸ソルビタン
　　　　　　　０．６８セチルアルコール　　　　　　
　　　　０．４３ステアリルアルコール　　　　　　　
　０．４３合成蜜蝋　　　　　　　　　　　　　　０．
４３ステアリン酸グリセリル　　　　　　　１．０６ス
テアリン酸　　　　　　　　　　　　１．０８「ポリソ
ルベート６１Ｊ　　　　　　　　　１．０８ミリスチン
酸ミリスチル　　　　　　　１．２８メチルパラベン　
　　　　　　　　　　０．１５プロピルパラベン　　　
　　　　　　　０．１０ブチルパラベン　　　　　　　
　　　　０．０５フチル化ヒドロキシトルエン　　　　
　０．０２水酸化ナトリウム　　　　　　　　　　０．
１１ベンジルアルコール　　　　　　　　　０．２６芳
香剤　　　　　　　　　　　　　　　０．２０水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
００とするに足る量この組成物は望ましい美的および物
理的特性を備えた白色、不透明なローションであシ、こ
の組成物における不揮発性物質の全重量％は１４．３４
で、不揮発性物質対タルクの比率は０．９６：１である
。

実施例　■ スキンケア・ローション組成物を実施例Ｉの手順に従っ
て調製した。これは以下の処方を有する。

チｗｔ／ｗｔ メルク　　　　　　　　　　　　　　　３０．００「カ
ーボマー９４１　Ｊ　　　　　　　　　　　Ｏ，２１プ
ロピレングリコール　　　　　　　　２．８０バルミチ
ン酸イソプロピ／Ｉ１０．７０ジメチコーン（５０七ン
チストークス）　　　　０．７０白色劃レイン酸　　　
　　　　　　　　　０．８８シリコーンワツクス　　　
　　　　　　　０．７０ステアリン酸ンルビタン　　　
　　　　０．５６十チルアルコール　　　　　　　　　
　０．３５ステアリルアルコール　　　　　　　　０．
３５合成蜜蝋　　　　　　　　　　　　　　０．３５ス
テアリン酸グリセリル　　　　　　　０．８８ステアリ
ン酸　　　　　　　　　　　　０．８８「ポリソルベー
）６１Ｊ　　　　　　　　　Ｏ，８８ミリスチン酸ミリ
スチル　　　　　　　１．０５メチルパラベン　　　　
　　　　　　　０．１５プロピルパラベン　　　　　　
　　　　０．１０ブチルパラベン　　　　　　　　　　
　　０．０５７’ｆル化ヒドロキシトルエン　　　　　
０，０２水酸化ナトリウム　　　　　　　　　　　０．
０９ベンジルアルコール　　　　　　　　　０．２１こ
の組成物は望ましい美的および物理的特性を備えた純白
ではない、粘稠なローションであシ、この組成物におけ
る不揮発性物質の全重量％は１１．７９で、不揮発性物
質対タルクの比率は０．３９：１である。

実施例　■ スキンケア・ローション組成物を実施例Ｉの手順に従っ
て調製した。これは以下の処方を有する。

Ｉ％ｗｔ／ｗｔ メルク　　　　　　　　　　　　　　　　　５．００［
カーボマー９４１Ｊ　　　　　　　　　　　Ｏ，２９プ
ロピレングリコール　　　　　　　　３．８１パルミチ
ン酸イソプロピル　　　　　　０．９６ジメチコーン（
５０センチストークス）　　　　０．９６白色オレイン
酸　　　　　　　　　　　　１，１９シリコーンワツク
ス　　　　　　　　　　０．９６ステアリン酸ソルビタ
ン　　　　　　　０．７６セチルアルコール　　　　　
　　　　　０．４７ステアリルアルコール　　　　　　
　　０．４７ステアリン酸　　　　　　　　　　　　１
．１９「ポリソルベート６１Ｊ　　　　　　　　　１．
１９ミリスチン酸ミリスチル　　　　　　　１．４３メ
チルパラベン　　　　　　　　　　　０．１５プロピル
パラベン　　　　　　　　　　０．１０ブチルパラベン
　　　　　　　　　　　０．０５ブチル化ヒドロキシト
ルエン　　　　　０．０２得られた組成物は望ましい美
的および物理的特性を備えた白色ローションであシ、こ
の組成物における不揮発性物質の全重量％は１６．０２
で、不揮発性物質対タルクの比率は３．２：１である。

実施例　Ｖ スキンケア・ローション組成物を以下のように調製する
。適当な容器内で、純水５９９．９部を「カーボッ−９
３４Ｊ２．８部に配合して、分散が完了するまで激しく
攪拌する。次いで、この混合物を加熱し、そして以下の
成分を添加する：プロピレングリコール３６部、パルミ
チン酸イソプロピル９，０部、白色オレイン酸１１．２
５部、ステアリン酸ンルピタン７．２部、セチルアルコ
ール４．５部、ステアリルアルコール４．５部、合成蜜
蝋４．５部、モノステアリン酸グリセリル１１．２５部
およびステアリン酸１１．２５部。この混合物の温度が
１６０°Ｆに達したとキ、メチルパラベン１．５部、グ
ロビルバラベン１，０部、ブチルパラベン０．５部およ
びＢＨＴ　０．２部を添加し、引き続いて予備溶融した
ンルビタンステアリン酸（４）ポリオキシエチレン１０
．８部および予備溶融したミリスチン酸ミリスチル１３
．５部を添加する。次に、１８００Ｆに予熱した水１１
２．３部中のメルク１００部および二酸化チタン２．０
部から構成されるスラリーをこの混合物に添加する。こ
のバッチの温度を１８００Ｆとし、そして攪拌を１０分
間維持する。この時点で、水５０部中の水酸化ナトリウ
ム１．１７部から成る溶液をゆつくシと添加し、そして
攪拌を１８００Ｆで１５分間継続する。次いで、混合物
の冷却を開始する。温度が１２００Ｆに達したとき、ベ
ンジルアルコール３．０部および芳香剤１．６部を添加
する。

得られた組成物は以下の処方を有する。

チｗ　ｔ　／ｗ　ｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　　１０．００パ
ルミチン酸イングロビル　　　　　　０．９０「ポリソ
ルベート６１Ｊ　　　　　　　　　１．１３ステアリン
酸ソルビタン　　　　　　　０．７２ミリスチン酸ミリ
スチル　　　　　　　１．３５セチルアルコール　　　
　　　　　　　０．４５ステアリルアルコール　　　　
　　　　０．４５合成蜜蝋　　　　　　　　　　　　　
　０．４５ステアリン酸グリセリル　　　　　　　１．
１３白色オレイン酸　　　　　　　　　　　　１．１３
ステアリン酸　　　　　　　　　　　　１．１３プロピ
レングリコール　　　　　　　　３．６０メチルパラベ
ン　　　　　　　　　　　０．１５プロピルパラベン　
　　　　　　　　　０．１０ブチルパラベン　　　　　
　　　　　　０．０５ブチル化ヒドロキシトルエン　　
　　　０．０２「カーポマー９３４Ｊ　　　　　　　　
　　　Ｏ，２８二酸化チタン　　　　　　　　　　　　
０．２０水酸化ナトリウム　　　　　　　　　　　０．
１２芳香剤　　　　　　　　　　　　　　　０．１６ペ
ンジルアルコール　　　　　　　　　０．３０水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００
とするに足る量得られた組成物は望ましい美的および物
理的特性を備えた白色で、粘稠なローションであシ、こ
の組成物における不揮発性物質の全重量％は１３．４２
で、不揮発性物質対タルクの比率は１．３４：１である
０ 実施例　■ スキンケア・ローション組成物を実施例Ｖの手順に従っ
て調製した。これは以下の処方を有する。

％ｗｔ／ｗｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　１５．００パル
ミチン酸イングロビル　　　　　　０．８５「ポリソル
ベート６１Ｊ　　　　　　　　　１．０６ステアリン酸
ンルビタン　　　　　　　０．６８ミリスチン酸ミリス
チル　　　　　　　１．２８セチルアルコール　　　　
　　　　　　０．４３ステアリルアルコール　　　　　
　　　０．４３合成蜜蝋　　　　　　　　　　　　　　
０．４３ステアリン酸グリセリル　　　　　　　１．０
６白色オレイン酸　　　　　　　　　　　　１．０６ス
テアリン酸　　　　　　　　　　　　１．０６プロピレ
ングリコール　　　　　　　　３．４０メチルパラベン
　　　　　　　　　　　０．１５プロピルパラベン　　
　　　　　　　　０．ｌＯブチルパラベン　　　　　　
　　　　　０．０５ブチル化ヒドロキシトルエン　　　
　　０．０２［カーボマー９３４Ｊ　　　　　　　　　
　　Ｏ，２６水酸化ナトリウム　　　　　　　　　　　
０．１１芳香剤　　　　　　　　　　　　　　　０．１
６ベンジルアルコール　　　　　　　　　０．２６水　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１００とするに足る量得られた組成物は望ましい美的お
よび物理的特性を備えた白色、不透明で、易流動性のロ
ーションである。この組成物における不揮発性物質の全
重量％は１２．６３で、不揮発性物質対タルクの比率は
０．８４：１である。

本発明に従って調製されたスキンケア組成物が改良され
た物性を有することを示すために、以下の試験が行われ
た。「官能検査法に関するマニュアルＪＡＳＴＭスペシ
ャルーテクニカルーパプリケーション４３４　（ｔｈｅ
　Ｍａｎｕａｌ　ｏｎ　５ｅｎｓｏｒｙ　Ｔｅｓｔｉｎ
ｇ　Ｍｅｔｈｏｄｓ　＊ＡＳＴＭ　５ｐｅｃｉａｌ　Ｔ
ｅｃｈｎｉｃａｌ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ　４３４　
）に従う「ペア比較（ｐａｉｒｅｄ　ｃｏｍｐａｒｉｓ
ｏｎ）　Ｊ評価法を、被験者の同じ腕の上に実施例■の
ローフフッ組成物０．４−およびタルク１５％を伴わな
い同一のローシヨン０．４−を距離を置いて配置するこ
とによシ実施する。

この腕は予め清浄にし、乾燥し、かつ他の生成物が全く
存在しないようにし、そしてこの試験用試料は経験のあ
る官能検査専門技術者によシ施用されるものとする。様
々な評価に関する質問が発せられ、そして回答され、次
いで被験者はそのロージョンを皮膚の上で伸ばすことを
求められ、更に付加的な質問が発せられ、そして回答さ
れる。その後、ローションは更にすシ込まれ、また質問
が発せられ、それに回答される。その被験者は試験試料
に関し何らの詳細も知らないものとする。

上記の試験が実施例■の組成物ならびにタルクの存在以
外は同一の成分を含有する組成物について行われるとき
、実施例■のスキンケア組成物は他の組成物とは異なる
ものと認識される。更に、この試験の被験者は実施例■
の組成物を好み、そしてそれが［よシすべすべした、よ
シ滑らかな肌」をもたらすものと感じている。

実施例　■ スキンケア・ローション組成物を実施例Ｖの手順に従っ
て調製した。これは以下の処方を有する。

％ｗ　ｔ　／ｗ　ｔ メルク　　　　　　　　　　　　　　　２０．００パル
ミチン酸イソプロピル　　　　　　０．８０「ポリソル
ベート６１Ｊ　　　　　　　　　　１．００ステアリン
酸ソルビタン　　　　　　　０．６４ミリスチン酸ミリ
スチル　　　　　　　１．２０セチルアルコール　　　
　　　　　　　０．４０ステアリルアルコール　　　　
　　　　０．４０合成蜜蝋　　　　　　　　　　　　　
　０．４０ステアリン酸グリセリル　　　　　　　１．
００白色オレイン酸　　　　　　　　　　　　１．００
ステアリン酸　　　　　　　　　　　　１．００プロピ
レングリコール　　　　　　　　３．２０メチルパラベ
ン　　　　　　　　　　　０，１５プロピルパラベン　
　　　　　　　　　　０．１０ブチルパラベン　　　　
　　　　　　　　０．０５フチル化ヒドロキシトルエン
　　　　　０．０２「カーボマー９３４Ｊ　　　　　　
　　　　　Ｏ，２４水酸化ナトリウム　　　　　　　　
　　０．１０ベンジルアルコール　　　　　　　　　０
．２４芳香剤　　　　　　　　　　　　　　　０．１６
水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　１００とするに足る量得られた組成物は望ましい美
的および物理的特性を備えた白色のローションである。

この組成物における不揮発性物質の全重量％は１１．８
８で、不揮発性物質対タルクの比率は０１５９：１であ
る。

実施例　■ ベビークリーム拳スキンケア組成物を実施例Ｖの手順に
従って調製した。これは以下の処方を有する。

％　ｗｔ／ｗｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　３０．００鉱油
　　　　　　　　　　　　　　　２５．７６白蝋　　　
　　　　　　　　　　　　　　５．６０合成ワックス　
　　　　　　　　　　　４．９０セレシンワツクス　　
　　　　　　　　４．８３ラノリン　　　　　　　　　
　　　　　３．９２パラフイン　　　　　　　　　　　
　　３．０１ジメチコーン（５０センチストークス）　
　　　１．４０ホウ酸ナトリウム　　　　　　　　　　
　０．６３プロピルパラベン　　　　　　　　　　　０
．１４芳香剤　　　　　　　　　　　　　　　０．１１
水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
００とするに足る量得られた組成物は望ましい美的およ
び物理的特性を備えた白色のクリームであシ、そして不
揮発性物質の全重量％は５０．８９で、不揮発性物質対
タルクの比率は１．７０：１である。

実施例　■ 無水スキンケア組成物を次のようにして調製する。適描
な容器中に９５℃に加熱しであるペトロラタム２５０部
を配置する。激しく攪拌しながら「ポリエチレンＡＣ６
１７ＡＪ　［粉末ポリエチレンに関するアライド・コー
ポレーション（Ａ１１ｉｅｄ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ
　）の商品名１１５．０部を添加する。次いで、プロピ
ルパラベン０，５部を添加し、そしてその混合物を均質
となるまで攪拌する。別の容器内で、ジメチコーン（５
０センチストークス）５０部、シクロメチコーン１６９
部、鉱油５部および「カーボシル（Ｃαｂｏｇｉｌ）Ｍ
−５Ｊ（ヒユームドシリカ）１０部を配合し、そして混
合物を６０℃に加熱し、かつ均質になるまで混合する。

次に、この混合物を攪拌しながらペトロラタム混合物に
添加し、そしてメルク５００部および７レグランス０．
５部を添加して、その混合物を冷却する。

得られた無水組成物は下記の処方を有する。

チｗ　ｔ　／ｗ　ｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　５０．００ペト
ロラタム　　　　　　　　　　　２５．００粉末ポリエ
チレン　　　　　　　　　　１．５０シクロメチコーン
　　　　　　　　　１６．９０シメチコーン（５０セン
チストークス）　　　　５．００鉱油　　　　　　　　
　　　　　　　　０．５０「カーボシルＭ−５Ｊ　　　
　　　　　　　１．００プロピルパラベン　　　　　　
　　　　０．０５芳香剤　　　　　　　　　　　　　　
　０．０５得られた組成物は望ましい美的および物理的
特性を備えておシ、そしてこの粘稠な組成物における不
揮発性物質の全重量係は３３．０５で、不揮発性物質対
タルクの比率は０．６　ｅ　：　ｌである。

実施例　Ｘ 無水スキンケア組成物を実施例■の手順に従って調製し
た。これは以下の処方を有する。

チｗｔ／ｗｔ タルク　　　　　　　　　　　　　　　４０．００ペト
ロラタム　　　　　　　　　　　３０．００粉末ポリエ
チレン　　　　　　　　　　１．８０シクロメチコーン
　　　　　　　　　　２０．２８ジメチコーン（５０セ
ンチストークス）　　　　６．００鉱油　　　　　　　
　　　　　　　　　０．６０「カーボシルＭ−５Ｊ　　
　　　　　　　　１．２０プロピルパラベン　　　　　
　　　　　０．０６芳香剤　　　　　　　　　　　　　
　　０．０６得られた組成物は望ましい美的および物理
的特性を備えておシ、そしてこの組成物における不揮発
性物質の全重量％は３８．６６で、不揮発性物質対メル
クの比率は０．９７　：　１である。

実施例　Ｘ マーケットリサーチの検討を次のようＫして行う。数多
くの選別を無作為の戸別基準で行い、少なくとも週に３
回はハンドローションおよびボディーローションを使用
する年齢区分１８乃至４９歳の婦人を同定する。この選
別を約１００人の被験者のパネルが得られるまで行う。

次に、このパネルに本発明の詳細な説明する同定されな
い概念を個別に示し、そしてかれらにそれに関する質問
を行う。もし、かれらの態度がその説明に基づいて、こ
の種製品に対し否定的でなければ、各個人に対し実施例
Ｖの製品の同定していない容器を２週間に及ぶ個人使用
のために与える。２週間の終了時点で、個人的な呼び出
しを行って、この製品に対する反応を得、そしてまた、
そのときに残りているすべての製品を回収し、次にその
婦人には市販のハンドローションおよびボディローショ
ンである第二の同定されていなｌ／１製品を与えて、引
き続く２週間に亘シ同一の条件下で使用させる。

第二の２週間の使用期間後、電話による呼び出しを行っ
て市販製品に対する反応を得ると同時に二種類の製品間
の優位性を求めるものとする。次に、それらの結果を単
項的に評価する。スケール０乃至Ｎ０ＯＫ対する実施例
Ｖ組成物に関する全般的な評価は７６であシ、これに対
し市販製品の評価は僅か６４であったが、これは顕著な
差異である。

二種類の製品を互いに比較したときには、実施例Ｖの組
成物は著るしい優位を示した。すなわち、二種類の製品
の間で優位性を表明した婦人は７８％＝２２チであった
。実施例Ｖ組成物の優位性に関する主な理由は、それが
皮膚上ではべとつきが少ないか、或いは全く無いと感じ
られること、および肌の感触が滑らかで、すべすべした
ままであるということであった。

上の結果は、本発明の組成物が市販の製品と比較された
とき、ならびにメルクを含まない同一処方のものと比較
したとき、非常に改良された美的かつ物理的特性を呈す
ることを明瞭に示している。

特に列挙されていない本発明の様々な他の特徴および実
施態様は当業者には明らかであろうが、それらの全ては
請求の範囲によシ定義される本発明の精神およびその範
囲を逸脱することなく達成できるものである。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）ローション、クリームまたは無水基材とタルクと
   を含んで成り、不揮発性成分対タルクの比率が約０．４
   ：１乃至３．２：１であるスキンケア組成物。
2. （２）前記不揮発性成分対タルクの比率が約０．６：１
   乃至２．０：１である請求項１記載のスキンケア組成物
   。
3. （３）前記不揮発性成分対タルクの比率が約１．０：１
   乃至１．４：１である請求項１記載のスキンケア組成物
   。
4. （４）前記基材がローションである請求項１記載のスキ
   ンケア組成物。
5. （５）前記基材がクリームである請求項１記載のスキン
   ケア組成物。
6. （６）前記基材が無水ベースである請求項１記載のスキ
   ンケア組成物。
7. （７）前記タルクが、６０メッシュのスクリーンを１０
   ０％通過し、１００メッシュのスクリーンを９９％以上
   通過し、そして２００メッシュのスクリーンを少なくと
   も９８％が通過するような粒度を有している請求項１記
   載のスキンケア組成物。
8. （８）皮膚に対し、有効量のスキンケア組成物を局部的
   に施用する工程を含んで成り、前記スキンケア組成物が
   ローション、クリームまたは無水基材とタルクとを含ん
   で成り、不揮発性成分対タルクの比率が約０．４：１乃
   至３．２：１である皮膚の処理方法。