JPS63242833A - シ−ト材収納カセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート材を積層して収納するカセットに関し
、更に詳しくは、シート状の感光材料、受像材料等の画
像記録材料を収納して画像記録装置に装填されるシート
材収納カセットに関する。

〔従来の技術〕

画像記録装置４において、感光材料、受像材料等のシー
ト材はカセット内に積層して収納され、このカセットを
画像記録装置に装填してシート材を１枚ずつ記録部に供
給することにより画像記録を行なっている。カセット内
に収納されたシート材は一般にローラ等との摩擦により
最上部のものから供給されるので、シート材の積層厚の
減少によっても良好な供給が行なわれるように、供給時
にシート材とローラ等との接触を保つ構成が知られてい
る。

このような構成のカセットとして例えば第６図に示す受
像紙収納カセットがある。カセット１は周壁２によって
囲まれる内方に、受像紙を載置する中板３を備え、中板
３上に積層して載置される受像紙＊は図示しない供給ロ
ーラによって矢印Ａ方向に搬送され供給される。中板６
は受像紙供給方向の上流側に回動支軸４を有し、周壁２
に設けた孔５に支軸４が遊嵌することによって中板６は
支軸４を中心に回動自在に構成されている。また中板３
の受像紙供給方向下流側の下方には一対のばね６を備え
、ばね６は中板３の下流側両端部を図示しない供給ロー
ラ方向に付勢している。また周壁２内の受像紙供給方向
下流側には、供給ローラとの摩擦によって供給される受
像紙の重送全防止する念めの一対の爪７を備えている。

そして中板３上に積層して載置される受像紙の重量とば
ね６の弾性力とがつり合って、受像紙供給時に受像紙と
供給ローラが良好に接するように構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記カセットは、受像紙を載置する中板
３が、一対のばね６及び周壁２に設けた一対の孔５によ
り４箇所を支持されており、中板３の支軸４は孔５によ
って支持位置が略固定されている。従って、カセット１
を画像記録装置に装填したとき、カセット１が供給ロー
ラの軸に対して非平行に位置していると、中板３に対し
供給ローラの片側のローラだけが強く当たることになり
、中板３上に載置された受像紙が供給ローラと均一に接
することができなくなる。

またカセット１を画像記録装置に正確に装填しても、中
板３の平面度が高精度でなければ受偉紙ｇ寿Ｊ６ｔｊｒ
供給ローラと均一に接することができない。

すると、受像紙が斜行して供給され、搬送やその後の記
録を正確に行なえなくなるという問題がある。

そこで本発明の目的は、上記問題を解消することにあり
、カセットを画像記録装置に装填したときに受像紙等の
シート材が供給ローラ等と均一に接する構成のカセット
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明に係る
上記目的は、シート材を積層して収納するカセットにお
いて、カセット内でシート材を載置する中板がシート材
供給方向上流側の中央に回動支持部材を有し、シート材
供給方向下流側でシート材を押し上げる方向に前記中板
の両端部を付勢する弾性体を備えたことを特徴とするシ
ート材収納カセットによって達成される。

すなわち、カセットの中板はシート材供給方向上流側中
央を回動支持部材により、下流側両端部を弾性体により
３点支持されるので、中板の４隅は上下動することがで
き、傾斜方向を変えることができる。従ってカセットを
画像記録装置に装填したときに供給ローラが中板上のシ
ート材と接し、弾性体が中板を供給ローラに対して付勢
することによりシート材と供給ローラは均一に接するこ
とができる。

本発明におけるシート材としては、例えば感光材料及び
受像材料、フィルム等の画像記録材料が挙げられるが、
シート材であれば如何なるものであってもよい。

〔実施態様〕

以下、添付図面に基づいて本発明の実施態様を説明する
。

第１図は画像記録用の受像紙を収納した受像紙カセット
の斜視図であり、画像記録装置に装填されたときの状態
を表わす。第２図は第１図に示すカセットのＢ−Ｅ断面
図である。

カセット１は周壁２の内方に受像紙８を積層して載置す
る中板３を備え、中板５上に載置された受像紙８は受像
紙供給ローラ９によって矢印Ａ方向に供給され記録部に
搬送される。周壁２の内方の受像紙供給方向下流側両端
には、一対の重送防止爪７が備えられている。中板３の
受像紙供給方向上流側の中央には下方に突出した球体１
０が備えられ、一方、カセット１の底板１１の球体１０
に対応する箇所には、球体１０’ｊｉ回動自在に受容す
る支持部１２が形成され、球体１０と支持部１２とによ
り中板３の回動支持部材１３を構成している。従って中
板３は周壁２の内方で任意の方向に対して傾斜すること
ができる。また、中板６の受像紙供給方向上流側の両端
部はばね６Ｖ′ｃより上方に付勢されており、受像紙８
の供給時に中板３上に載置された最上部の受像紙８が供
給ローラ９と接するように構成されている。従って中板
３は一対のばね付勢部及び回動支点１６の３箇所を支持
されている。

カセット１が供給ローラ９に対して適正な位置に装填さ
れず、カセット１の底面１１と供給ローラ９の軸とが平
行に位置していない場合、中板６上に載置された受像紙
８と供給ローラ９の軸とは非平行に位置する傾向にある
。しかし受像紙８が供給ローラ９と接し更に中板３がば
ね６による付勢力を受けることにより、受像紙８が供給
ローラ９に押し付けられると共に中板３が受像紙８と供
給ローラ９との傾きを補償するように傾く。従って、受
像紙８と供給ローラ９とは平行に位置し、受像紙８は供
給ローラ９と均一に接することができる。

すなわち、受像紙８が供給ローラ９と接する中板３の下
流側両端を一対のばね６で２点支持し、上流側中央を回
動支持部材１６で１点支持することにより、中板５は任
意の方向に対して傾斜することができ、供給ローラ９と
の傾きを補償することができる。

なお、例えば本出願人の出願に係わる特願昭６０−２８
７４９２明細書に開示されている画像記録装置に用いる
受像紙等のように、受像紙がＰＰ（！。

普通紙でなく感光材料に対応した特有の受像紙である場
合、第３図に示すように透明な上蓋１４上に注意事項を
記載するのが好ましい。これにより受像紙の誤収納が防
止される。

また、回動支持部材１３は上記実施態様に示したものに
限らず、第４図（ａ）、　（ｂ）及び第５図に示す構成
であってもよい。

第４図（ａＬ　（１））は回動支持部材１５の変形例の
側面図及び正面図であり、カセット底板１１は水平方向
に延びる軸１５を有し、中板３は軸１５が遊嵌する孔１
９が形成され九一対の張出片１６を有する。

第５図は回動支持部材１５の他の変形例の斜視図であり
、中板３は受像紙供給方向上流側に突出し之突起１７を
有し、カセット周壁２は該突起１７が遊嵌する孔１８を
有する。

なお回動支持部材１３は、中板３がカセット周壁２の内
方で任意の方向に対して傾斜できる構成であればよく、
上記したものに限られることはない。

更に上記実施態様は回動支持部材１３を中板５の下部に
備えたものであるが、回動支持部材は中板５の上部の受
像紙載置領域外に備えてもより０〔発明の効果〕 本発明によれば、中板のシート材供給方向上流側の中央
を回動自在に支持し、下流側両端を弾性体によりシート
材を押し上げる方向に付勢することにより、中板が任意
の方向に対して傾斜することができ、中板上に載置され
るシート材が供給ローラ等の供給手段と均一に接するこ
とができる。

また、中板の平面度も高精度を要求されることはなく、
中板の製造及びカセットへの組み込みが容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施態様の受像紙カセットの斜視図、第
２図は第１図に示すカセットのＢ−Ｅ断面図、第３図は
受像紙カセットの他の態様の平面図、第４図（ａ）、　
（１：＋）は回動支持部材の変形例の側面図及び正面図
、第５図は回動支持部材の変形例の斜視図、第６図は従
来の受像紙カセットの斜視図。 図中符号： １・・・受像紙カセット、２・・・周壁、３・・・中板
、４・・・支軸、５・・・孔、６・・・ばね、７・・・
爪、８・・・受像紙、９・・・供給ローラ、１０・・・
球体、１１・・・底板、１２・・・支持部、１５・・・
回動支持部材、１４・・・上蓋、１５・・・軸、１６・
・・張出片、１７・・・突起、１８・・・孔、１９・・
・孔。 代理人　弁理士（８１０７）　　佐々木　清　隆（ほか
３名） 第　　３　　図 第　４　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シート材を積層して収納するカセットにおいて、カセッ
   ト内でシート材を載置する中板がシート材供給方向上流
   側の中央に回動支持部材を有し、シート材供給方向下流
   側でシート材を押し上げる方向に前記中板の両端部を付
   勢する弾性体を備えたことを特徴とするシート材収納カ
   セット。