JPS6324144Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324144Y2 JPS6324144Y2 JP1982148986U JP14898682U JPS6324144Y2 JP S6324144 Y2 JPS6324144 Y2 JP S6324144Y2 JP 1982148986 U JP1982148986 U JP 1982148986U JP 14898682 U JP14898682 U JP 14898682U JP S6324144 Y2 JPS6324144 Y2 JP S6324144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- guide groove
- main nozzle
- main
- weft guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 9
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は空気噴射式織機の緯入れ装置に関す
るものである。
るものである。
一般に流体噴射式織機においては、緯糸が経糸
開口中たる緯糸案内溝を正常に飛走するために
は、メインノズルの軸芯が筬に形成される又は別
体の緯糸案内溝の芯と正確に一致する様に設定さ
れていなければならない。
開口中たる緯糸案内溝を正常に飛走するために
は、メインノズルの軸芯が筬に形成される又は別
体の緯糸案内溝の芯と正確に一致する様に設定さ
れていなければならない。
ところで、メインノズルは、緯糸の種類に応じ
て適宜取替えてやつたり、修理保全時に取外して
やることがしばしばある。このためメインノズル
を織機に取付ける場合にはその都度緯糸案内溝に
対する正確な芯出しをする必要があり、この芯出
しは熟練と長時間を要するものである。したがつ
てこの芯出しを大まかにできることとすれば、メ
インノズルの取替作業や織機保全に要する時間等
が節約ができ有利である。
て適宜取替えてやつたり、修理保全時に取外して
やることがしばしばある。このためメインノズル
を織機に取付ける場合にはその都度緯糸案内溝に
対する正確な芯出しをする必要があり、この芯出
しは熟練と長時間を要するものである。したがつ
てこの芯出しを大まかにできることとすれば、メ
インノズルの取替作業や織機保全に要する時間等
が節約ができ有利である。
また多色用緯入装置にあつては、夫々種類の異
なつた緯糸が挿通されている複数のメインノズル
を揺動あるいは回動等させて織パターンに対応す
る緯糸が挿通されているメインノズルをその軸芯
が緯糸案内溝の芯とこれ又正確に一致する様にし
て噴射口を緯糸案内溝に対向させる。そしてこの
後該メインノズルを噴射させて緯入れするもので
ある。この様なメインノズルを所定のパターンに
応じて移動させるためには織物パターンに合せて
メインノズルを移動させるための機構が別に必要
であり、更に移動後所定のメインノズルの軸芯を
正確に緯糸案内溝の芯に一致させる機構は、製作
費が高価なものになつてしまうきらいがある。ま
た空気噴射式織機は有杼織機に比べ高速回転が要
求されるが、メインノズルを高速で移動させるこ
とには自ら限界がある。更にメインノズルの移動
運動を構成する部品の耐久度や摩耗度からみても
常に安定してメインノズルの軸芯を緯糸案内溝の
芯と一致させて、ノズル噴射口を確実に緯糸案内
溝に対向させてやることはできない。そのため緯
入れミス等を誘発させる原因になり織機稼動効率
上及び織機停台による織物品質上も好ましくな
い。
なつた緯糸が挿通されている複数のメインノズル
を揺動あるいは回動等させて織パターンに対応す
る緯糸が挿通されているメインノズルをその軸芯
が緯糸案内溝の芯とこれ又正確に一致する様にし
て噴射口を緯糸案内溝に対向させる。そしてこの
後該メインノズルを噴射させて緯入れするもので
ある。この様なメインノズルを所定のパターンに
応じて移動させるためには織物パターンに合せて
メインノズルを移動させるための機構が別に必要
であり、更に移動後所定のメインノズルの軸芯を
正確に緯糸案内溝の芯に一致させる機構は、製作
費が高価なものになつてしまうきらいがある。ま
た空気噴射式織機は有杼織機に比べ高速回転が要
求されるが、メインノズルを高速で移動させるこ
とには自ら限界がある。更にメインノズルの移動
運動を構成する部品の耐久度や摩耗度からみても
常に安定してメインノズルの軸芯を緯糸案内溝の
芯と一致させて、ノズル噴射口を確実に緯糸案内
溝に対向させてやることはできない。そのため緯
入れミス等を誘発させる原因になり織機稼動効率
上及び織機停台による織物品質上も好ましくな
い。
この考案はこの様な事実に着目して提案された
もので、緯糸を飛走させるメインノズルの緯糸案
内溝に対する芯出しを充分に調整しなくても、メ
インノズルから噴射された緯糸が確実に緯糸案内
溝に導かれ、かつその中を正常に飛走することの
できる様な、しかも多色用織機にあつては、これ
に加えて複数メインノズルを移動させることな
く、もつて移動機構が不要で織機製作費が安価に
なる様な空気噴射式織機の緯入れ装置を提供する
ことを目的とする。
もので、緯糸を飛走させるメインノズルの緯糸案
内溝に対する芯出しを充分に調整しなくても、メ
インノズルから噴射された緯糸が確実に緯糸案内
溝に導かれ、かつその中を正常に飛走することの
できる様な、しかも多色用織機にあつては、これ
に加えて複数メインノズルを移動させることな
く、もつて移動機構が不要で織機製作費が安価に
なる様な空気噴射式織機の緯入れ装置を提供する
ことを目的とする。
即ちこの考案の要旨とするところは、メインノ
ズルの噴射口前に緯糸案内溝方向に向つて収斂し
た収束管をその軸芯が緯糸案内溝の芯と一致する
如く設置してやるものである。
ズルの噴射口前に緯糸案内溝方向に向つて収斂し
た収束管をその軸芯が緯糸案内溝の芯と一致する
如く設置してやるものである。
尚、以下の記載にあつては多色用の場合には説
明の便宜上２色用を例にとつて即ちメインノズル
の数を２個用いるものについて説明するが、この
考案はこれに限定されるものではなく、３色用で
メインノズルが３本あるものでも、それ以上の多
色用であつても同様に応用できることはいうまで
もない。
明の便宜上２色用を例にとつて即ちメインノズル
の数を２個用いるものについて説明するが、この
考案はこれに限定されるものではなく、３色用で
メインノズルが３本あるものでも、それ以上の多
色用であつても同様に応用できることはいうまで
もない。
以下添付の図面に基づいて更に詳細にこの考案
について説明する。
について説明する。
第１図Ａ，Ｂに一色用、第２図Ａ，Ｂに多色用
として示す様にこの考案の空気噴射式織機の緯入
装置は、メインノズルMN１及びメインノズル群
MN２，MN３がノズル噴射口を変形筬１に形成
された緯糸案内溝１１に対向する様にしてスレー
上に取付けられている。そしてメインノズルMN
１の先端又はMN２，MN３と筬１との間には、
緯糸案内溝１１方向に向けて収斂する中空円錐台
状の収束管３がスレー上に取付けられている。こ
の収束管３の軸芯は緯糸案内溝１１の芯と一致す
る様に正確に設定させる。この収束管３の収斂側
端部の口径はメインノズルからの噴気流が緯糸案
内溝にすべて入る様、筬の緯糸案内溝の口径より
小さくして噴気流を有効利用する。この収束管３
の大径部即ちメインノズル側が開口状態にしてあ
るので、緯入れのためにメインノズルが噴射した
場合に開口部から２次気流を吸引し、緯糸搬送力
の向上をさせるのにも役立つものである。
として示す様にこの考案の空気噴射式織機の緯入
装置は、メインノズルMN１及びメインノズル群
MN２，MN３がノズル噴射口を変形筬１に形成
された緯糸案内溝１１に対向する様にしてスレー
上に取付けられている。そしてメインノズルMN
１の先端又はMN２，MN３と筬１との間には、
緯糸案内溝１１方向に向けて収斂する中空円錐台
状の収束管３がスレー上に取付けられている。こ
の収束管３の軸芯は緯糸案内溝１１の芯と一致す
る様に正確に設定させる。この収束管３の収斂側
端部の口径はメインノズルからの噴気流が緯糸案
内溝にすべて入る様、筬の緯糸案内溝の口径より
小さくして噴気流を有効利用する。この収束管３
の大径部即ちメインノズル側が開口状態にしてあ
るので、緯入れのためにメインノズルが噴射した
場合に開口部から２次気流を吸引し、緯糸搬送力
の向上をさせるのにも役立つものである。
以上はメインノズルの固定方式について記した
が、この考案は移動（揺動、回動）させる形式の
ものにも応用できるものであり、この場合を第３
図に示す。収束管３１を設置することは前記多色
用と同じである。そしてメインノズルMN２，
MN３は、その軸芯と緯糸案内溝１１を正確に合
わせる必要がないので、その移動量及び精度は従
来に比し非常に荒くすることができる。
が、この考案は移動（揺動、回動）させる形式の
ものにも応用できるものであり、この場合を第３
図に示す。収束管３１を設置することは前記多色
用と同じである。そしてメインノズルMN２，
MN３は、その軸芯と緯糸案内溝１１を正確に合
わせる必要がないので、その移動量及び精度は従
来に比し非常に荒くすることができる。
上記説明においては、メインノズルMN１，
MN２，MN３及び収束管３，３０を共にスレー
上に固定し、スレーと共に移動する様な形式のも
のとして説明したが、これに限定されるものでは
なく、収束管のみをスレー上に固定し、メインノ
ズルを織機フレームに固定しておいてやつてもよ
い。
MN２，MN３及び収束管３，３０を共にスレー
上に固定し、スレーと共に移動する様な形式のも
のとして説明したが、これに限定されるものでは
なく、収束管のみをスレー上に固定し、メインノ
ズルを織機フレームに固定しておいてやつてもよ
い。
またメインノズル収束管を共にフレームに固定
しておいてやつてもよい。もつとも、この場合に
は、収束管はスレーの静止時期、すなわち緯入時
期に緯糸案内溝と合致する位置になければならな
いことはいうまでもない。
しておいてやつてもよい。もつとも、この場合に
は、収束管はスレーの静止時期、すなわち緯入時
期に緯糸案内溝と合致する位置になければならな
いことはいうまでもない。
更に上記説明では筬に緯糸案内溝が形成されて
いる所謂変形筬を使用したが、筬とは別体の緯糸
案内部材が設けられている形式のものにも応用で
きるものである。
いる所謂変形筬を使用したが、筬とは別体の緯糸
案内部材が設けられている形式のものにも応用で
きるものである。
この様にこの考案によれば、メインノズルの先
端に緯糸案内溝の芯と同心に置かれた収束管が設
置されている。この結果メインノズルの緯糸案内
溝に対する芯出しが不充分であつても、メインノ
ズルから噴射された噴気流は、収束管によつてそ
の噴射方向が規制されるので、緯糸は絶えず緯糸
案内溝内を正常に飛走することができる。この結
果、メインノズルの緯糸案内溝に対する芯出しを
おおまかに設定できるので、この芯出し作業に要
する時間を短縮化できる。
端に緯糸案内溝の芯と同心に置かれた収束管が設
置されている。この結果メインノズルの緯糸案内
溝に対する芯出しが不充分であつても、メインノ
ズルから噴射された噴気流は、収束管によつてそ
の噴射方向が規制されるので、緯糸は絶えず緯糸
案内溝内を正常に飛走することができる。この結
果、メインノズルの緯糸案内溝に対する芯出しを
おおまかに設定できるので、この芯出し作業に要
する時間を短縮化できる。
更に多色用複数メインノズルの内、緯入れ対応
メインノズルを緯糸案内溝に対向させるための移
動機構を有する形式のものであつても、関係部品
が摩耗する等してメインノズルの緯糸案内溝に対
する芯出しが狂つても、収束管によつてその噴射
方向が規制されるので、確実に緯糸を緯糸案内溝
に送り込んでやることができる。
メインノズルを緯糸案内溝に対向させるための移
動機構を有する形式のものであつても、関係部品
が摩耗する等してメインノズルの緯糸案内溝に対
する芯出しが狂つても、収束管によつてその噴射
方向が規制されるので、確実に緯糸を緯糸案内溝
に送り込んでやることができる。
また、この多色用メインノズル形式のものであ
つても、各メインノズルの先端が１個の収束管に
導かれているので、複数メインノズルを適宜移動
させて対応メインノズルの噴射口を緯糸案内溝に
正確に対向させてやる必要がない。複数メインノ
ズルを織機フレームＦに固定しておけばよく、こ
の結果、メインノズルを移動させるための機構が
必要なく織機製作費用がその分だけ安価となる。
つても、各メインノズルの先端が１個の収束管に
導かれているので、複数メインノズルを適宜移動
させて対応メインノズルの噴射口を緯糸案内溝に
正確に対向させてやる必要がない。複数メインノ
ズルを織機フレームＦに固定しておけばよく、こ
の結果、メインノズルを移動させるための機構が
必要なく織機製作費用がその分だけ安価となる。
第１図Ａ，Ｂはこの考案の空気噴射式織機の緯
入装置周りを示した斜視図及び織機の正面から見
た断面図、第２図Ａ，Ｂはこの考案の空気噴射式
織機の緯入装置を多色緯入用に応用したものを示
す斜視図及び織機の正面から見た断面図、第３図
はこの考案の他の実施態様を示した側面断面図で
ある。 １……筬、３，３０……収束管、MN１，MN
３，MN３……メインノズル、１１……緯糸案内
溝。
入装置周りを示した斜視図及び織機の正面から見
た断面図、第２図Ａ，Ｂはこの考案の空気噴射式
織機の緯入装置を多色緯入用に応用したものを示
す斜視図及び織機の正面から見た断面図、第３図
はこの考案の他の実施態様を示した側面断面図で
ある。 １……筬、３，３０……収束管、MN１，MN
３，MN３……メインノズル、１１……緯糸案内
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 メインノズルの噴射口前に緯入方向に行くに従
つて収斂する収束管が設けられており、且つ該収
束管はその軸芯が緯糸案内溝の芯と一致する如く
設定されている ことを特徴とする空気噴射式織機の緯入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14898682U JPS5954582U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 空気噴射式織機の緯入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14898682U JPS5954582U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 空気噴射式織機の緯入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954582U JPS5954582U (ja) | 1984-04-10 |
| JPS6324144Y2 true JPS6324144Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=30330852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14898682U Granted JPS5954582U (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 空気噴射式織機の緯入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954582U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59116455A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-05 | 日産自動車株式会社 | 空気噴射式織機における複数緯糸選択緯入れ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163237A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-19 | Ishikawa Seisakusho Kk | Weft yarn inserting apparatus for air jet type loom |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP14898682U patent/JPS5954582U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163237A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-19 | Ishikawa Seisakusho Kk | Weft yarn inserting apparatus for air jet type loom |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954582U (ja) | 1984-04-10 |
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