JPS63240918A - 気体分離膜 - Google Patents

気体分離膜

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Publication number
JPS63240918A
JPS63240918A JP7177687A JP7177687A JPS63240918A JP S63240918 A JPS63240918 A JP S63240918A JP 7177687 A JP7177687 A JP 7177687A JP 7177687 A JP7177687 A JP 7177687A JP S63240918 A JPS63240918 A JP S63240918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
siloxane
copolymer
tetrafluoroethylene
oxygen
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7177687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemasa Ko
英昌 高
Tomoya Takigawa
滝川 具也
Tokuhide Sugiyama
徳英 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP7177687A priority Critical patent/JPS63240918A/ja
Publication of JPS63240918A publication Critical patent/JPS63240918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は気体分離膜、特に膜分離法により空気から酸、
に富化空気を得る際、富化空気の透過量が大きく、且、
酸素の選択透過性の優れた分離膜に係わるものである。
[従来の技術] 酸素濃度が25〜50%の酸素富化空気は、例えば高炉
送風用、燃焼補助用、石油蛋白プロセス用、廃液処理用
、医療における呼気用等に必要とされる。酸素富化空気
を得る方法としては、従来高純度酸素を深冷液化蒸留法
にて製造し。
ついで空気を混合して目的の酸素濃度を得てきた。しか
し、かかる方法では、高純度酸〕kは一般に圧力容器に
入っているので、圧力容器の取扱いの危険性、成るいは
、混合ガス濃度を一定にする為の圧力調節器の必要性、
その操作の煩雑性等種々の問題があった。
他方、25〜50%の酸素富化空気を得る方法として、
膜分離法がある。
この方法は、直接酸素富化空気が得られ、操作的に簡単
であり、且、経済的にも有利である。このような分離膜
としては、従来アミノ、Lζ含有シロキサンを多孔性支
持体上に被覆したものが知られている(特開昭59−1
20207号公報参照)。
コノ膜の酸素透過速度はQO2=1.9X 10−:I
cm:’/ cm2sec cmHg (5,2m3/
m2.hr atm)と犬であるが、酸素/窒素分離係
数(QO2/ QN2 )はα=2.0と小さく、得ら
れる酸素富化空気の酸素濃度に限界がある。一方、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリカーボネ
ート及びテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体等の含フツ素樹脂等は、酸素分離係数は
3〜5と大であるが、酸素の透過係数は1O−1° 〜
loi1cm3cm/ cm2sec c+aHg と
小さく[・分な流量の酸素富化空気が得られることは期
待できない。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明はかかる点に鑑み、分離係数と酸素の透過速度が
バランスし、しかもその性能が安定して持続し得る気体
分離膜を得ることを目的とし種々研究、検討した結果、
従来知られていなかったテトラフルオロエチレンとシロ
キサン含有ビニルエーテルとからなる共重合体を薄膜に
してポリスルホン多孔質膜上にのせることにより、前記
目的を達成し得ることを見出した。
[問題点を解決するための手段] かくして本発明は、テトラフルオロエチレンとシロキサ
ン含有ビニルエーテルとからなる共重合体を薄膜にして
ポリスルホン多孔質膜上にのせた気体分離膜を新規に提
供するものである。
本発明に用いられるシロキサン含有ビニルエーテルとし
ては、例えば、 ?、7,9.9−テトラメチルー3,
8−ジオキサ−7,9−ジシラデセン−1,7,7−ビ
ス(トリメチルシリルオキシ)−8,9−ジメチル−3
,8−ジオキサ−7,9−ジシラデセンー1等のビニロ
キシプロピルトリメチルシロキシシラン化合物などが挙
げられる。
これら共重合体における各含有割合は、厳密には用いら
れるそれぞれの化合物の種類等により決められるが、一
般にテトラフルオロエチレン5〜フ0 ル60〜5モル%程度を採用するのが適当である。また
必要に応じて、特定の第3ないしそれ以上の成分を共重
合することも可能であり、これにより、例えば架橋性、
基材密着性等を付与することができる。かかる目的で導
入する他のg 単.Hl>体としては、α−オレフィン
、アルキルビニルエーテルあるいはビニルエステルなど
が例示され得る。
これら含有割合がL記範囲を逸脱する場合には、分離係
数や酸素の透過速度が不十分となるので好ましくない。
実際本発明による共重合体を製造する手段としては、特
に限定されないが、例えば有機溶媒中でラジカル開始剤
を用いて行う溶液重合あるり・は1重合媒体を用いない
塊状重合がある。水を媒体とする懸濁重合や乳化重合も
採用可能である。また、′,ニ離性放射線あるいはプラ
ズマによる重合も:If能である。
また、本発明による共重合体のモ均分子11には固有粘
度[η]で表わすと0.1以上、好ましくは0.2以上
を採用するのが適当である。
かくして得られた共重合体は、例えばトリクロロトリフ
ルオロエタン等のフ・ン素系溶媒、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、テトラヒドロフラン等の炭化水素系溶媒な
どに常温で可溶である。これにより本共重合体は支持体
トに数ル以下の薄膜に成形することができる。かかる薄
膜の形成手段に特に制限はなく、適宜公知の手段を採用
し得る。溶媒に該共重合体を溶かし、多孔質++5! 
11−、にコートし、溶媒を蒸発させる方法や、水玉キ
ャスティングして薄膜となし,これを多孔質膜上に設け
る方法等の手段をとることができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが,
かかる説明によって本発明がなんら限定されないもので
あることは勿論である。
実施例1 テトラフルオロエチレン/シロキサン含有=ニルエーテ
ル共重合体[テトラフルオロエチレン/7,7,9.9
−テトラメチル−3,8−ジオキサ−7,9−ジシラデ
センーl/ヒドロキシブチルビニルエーテル組成比(モ
ル比) 50/ 48.5/ 1.5、固有粘度[η]
=0.75]のn−ヘキサン溶液(30g/fL)を調
整し、この中を511/IIINI(7)速さでポリス
ルホン多孔質中空糸(外径450μ:内ff320μ;
空気透過速度30m3 / rs2 hr atm)を
通し、その上にコーティングした。溶媒を蒸発後これを
20本束ね、片端をエポキシ樹脂で固め、他端も封じ有
効長さ30cmとした簡易モジュールを作り、ガス透過
性を酸素、窒素について測定した。酸素透過速度はQO
2J、28m3 / m2hr atm、酸素/窒素分
離係数はα=2.46であった。
実施例2 テトラフルオロエチレン/シロキサン含有ビニルエーテ
ル共重合体[テトラフルオロエチレン/7,7−ビス(
トリメチルシリルオキシ)−9,S−ジメチル−3,8
−ジオキサ−7,9−ジシラデセンー1/ヒドロキシブ
チルビニルエーテル組成比(モル比)50/48.5/
1.5 、固有粘度[η〕= 0.231のドルクロロ
トリフルオロエタン溶液(40g/jlを調整し、この
中を3m/winの速さでポリスルホン多孔質中空糸(
外径450μ;内径320μ:空気透過速度30m3 
/ m2 hr atm)を通し、その上にコーティン
グした。溶媒を蒸発後これを20本束ね、片端をエポキ
シ樹脂で固め、他端も封じ有効長さ30crrrとした
簡易モジュールを作り、ガス透過性を酸素、窒素につい
て4111定した。酸素透過速度はQO2J、50m3
/ m2hr atm、酸素/窒素分離係数はα=1.
88であった。
[発明の効果] 本発明のテトラフルオロエチレンとシロキサン含有ビニ
ルエーテルとからなる共重合体を1t1711りにして
ポリスルホン多孔質膜上にのせた分離膜は、特に酸素/
窒素分離係数と酸素透過速度か高いレベルでバランスす
るという優れた効果を有する。しかも、本発明の分離膜
は、この優れた性能を安定して持続し得るという効果も
認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テトラフルオロエチレンとシロキサン含有ビニルエ
    ーテルとからなる共重合体を薄膜にしてポリスルホン多
    孔質膜上にのせた気体分離膜。 2、共重合体のテトラフルオロエチレンの含有割合が5
    〜70モル%である特許請求の範囲第1項記載の気体分
    離膜。 3、シロキサン含有ビニルエーテルがビニロキシプロピ
    ルトリメチルシロキシシラン化合物である特許請求の範
    囲第1項記載の気体分 離膜。
JP7177687A 1987-03-27 1987-03-27 気体分離膜 Pending JPS63240918A (ja)

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JP7177687A JPS63240918A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 気体分離膜

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JP7177687A JPS63240918A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 気体分離膜

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Publication Number Publication Date
JPS63240918A true JPS63240918A (ja) 1988-10-06

Family

ID=13470303

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7177687A Pending JPS63240918A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 気体分離膜

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JP (1) JPS63240918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5919330A (en) * 1993-03-24 1999-07-06 Pall Corporation Method for bonding a porous medium to a substrate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5919330A (en) * 1993-03-24 1999-07-06 Pall Corporation Method for bonding a porous medium to a substrate

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