JPS6324077Y2 - - Google Patents

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JPS6324077Y2
JPS6324077Y2 JP1983005798U JP579883U JPS6324077Y2 JP S6324077 Y2 JPS6324077 Y2 JP S6324077Y2 JP 1983005798 U JP1983005798 U JP 1983005798U JP 579883 U JP579883 U JP 579883U JP S6324077 Y2 JPS6324077 Y2 JP S6324077Y2
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JP
Japan
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handle
fairing
mirror
attached
handle grip
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JP1983005798U
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JPS59111783U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フエアリング付き自動二輪車に関す
るものであり、特に、フエアリングの後方に位置
しサイドミラーを取付けたバーハンドルで構成さ
れる操向部の改良に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、自動二輪車には、通常第1図に示すよう
に、走行中に後方を視認するためのサイドミラー
1,1が左右のバーハンドル2,2に装備され、
このサイドミラー1,1のミラーアーム3,3は
ハンドルグリツプの内側付近から略直立する形で
取り付けられている。一方、近年では、走行中に
自動二輪車が受ける空気抵抗を減少すべく自動二
輪車の前部にフエアリング4を装備する傾向にあ
る。
しかるに、従来のようにハンドルグリツプの内
側付近から略直立する形でミラーアームを取り付
けた自動二輪車にフエアリング4を装備するに
は、バーハンドル2,2を操作するときにミラー
アーム3,3とフエアリング4とが干渉しないよ
うにフエアリング4に形成するハンドルよけの切
欠き、即ち凹部4a,4aの面積を大きく取る必
要があつた。
しかしながら、凹部4a,4aの開口幅を広く
することはフエアリングの本来の機能、すなわち
車体の空気抵抗低下、ライダーへの風防及び雨避
け、風切り音域少等の各種機能を減殺させる結果
となり好ましくないという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる従来技術の問題点を解決すべく
なされたものであり、車体のフレーム前方に取付
けられるフエアリング14と、該フエアリング1
4の後方で前輪の操向を図るハンドルグリツプ1
2a,13aを外側端部に有するバーハンドル1
2,13と、前記ハンドルグリツプ12a,13
aの内側基部近傍を包囲するスイツチアセンブリ
22と、前記ハンドルグリツプ12a,13aの
径よりも小径の基端部を前記スイツチアセンブリ
22の内側部位に取付けると共に、該基端部の軸
線が前記ハンドルグリツプ12a,13aの軸線
に沿い、かつ、車体前方にオフセツトさせるよう
に取付ける一方、先端部に前記フエアリング14
の外方に位置するサイドミラー16,19を取付
けたミラーアーム27とを備え、前記フエアリン
グ14には、前記バーハンドル12,13の操向
方向に沿つて前記ハンドルグリツプ12a,13
aの内側基部を挿入可能に、該内側基部の最大高
さ幅と略同程度の開口幅を有する凹部を形成した
ことを特徴とし、フエアリング14の本来の機能
を損なわせることなく、フエアリング14とミラ
ーアーム27との干渉を回避しつつ、サイドミラ
ー16,19、スイツチアセンブリ22等をバー
ハンドル12,13に取付けるようにしたフエア
リング付き自動二輪車の操向部構造を提供するこ
とを目的とする。
(作用) 先端部にサイドミラー16,19を取付けたミ
ラーアーム27の基端部はバーハンドル12,1
3の前方にオフセツトしているので、バーハンド
ル12,13の高さ幅はハンドルグリツプ12
a,13aの内側基部の最大高さ幅により支配さ
れ、これにより開口幅を最大限ハンドルグリツプ
12a,13aの内側基部高さ幅以内に抑えた凹
部14cをフエアリング14に形成することがで
き、必要最小限の開口面積を有するフエアリング
14の凹部14cにハンドルグリツプ12a,1
3aの内側基部を挿入してバーハンドル13,1
3を操向させることができる。
(実施例) 第2図乃至第7図に示すように、自動二輪車1
0の図示しない前輪を支持するフロントフオーク
を連結したフロントフオークトツプブリツジ11
に左右のバーハンドル12,13が固設されてい
る。さらに自動二輪車10の前部にはフエアリン
グ14が装備され、このフエアリング14の内部
にメータ15が配設されると共に、フエアリング
14のサイドボード14a,14a及び透明なシ
ールド14bがハンドル12,13を覆う位置ま
で延長されている。そして、左右のサイドボード
14a,14aにはバーハンドル12,13を操
作したときに該バーハンドル12,13とサイド
ボード14a,14aとが干渉しないように夫々
凹部14c,14cが形成されている。
左側のバーハンドル12の端部にはハンドルグ
リツプ12aが取り付けられ、ハンドルグリツプ
12aの内側に後述するような左側サイドミラー
16が取り付けられている。さらに、ハンドル1
2にはクラツチレバー17によつて操作されるク
ラツチマスタシリンダ18が配設されている。
右側のバーハンドル13の端部にもハンドルグ
リツプ13aが取り付けられ、ハンドルグリツプ
13aの内側に右側サイドミラー19が取り付け
られている。さらにハンドル13にはブレーキレ
バー20によつて操作されるブレーキマスタシリ
ンダ21が配設されている。
本考案に係る左右のサイドミラー16,19の
取付構造は左右対称であるため、以下左側サイド
ミラー16の取付構造のみを第4図乃至第7図に
より詳述する。
ハンドルグリツプ12aの基部には第4図に示
すように、上下方向に複数の車体操行用スイツチ
(例えばパツシングスイツチ、デイマースイツチ、
ホーンスイツチ等)を配列したスイツチアセンブ
リ22がハンドルグリツプ12aの内側基部近傍
を包囲するように配設され、その内側部位にサイ
ドミラー取付ホルダ23がボルト24,25によ
つてハンドル12に締着固定されている。
サイドミラー16は、第5図に示すようにミラ
ー本体26、ミラーアーム27、ミラーアーム取
付部材28から構成され、ミラー本体26は屈曲
した2辺でなるL字状のミラーアーム27の上方
に立上げられた長辺27aの先端部に取付けら
れ、取付部材28は該ミラーアーム27の基端部
を形成する短辺27bの先端を取付けており、こ
の短辺27bはその軸線がハンドルグリツプ12
aの軸線に沿うように車体の前方に略水平方向に
オフセツトしている。この取付部材28の短辺嵌
合部28aには切欠き28bが形成されている。
切欠き28bは螺孔28cに螺着される図示しな
いネジの締め具合によつて取付部材28とミラー
アーム27の短辺27bとの嵌合結合力を可変に
するために設けるものである。
斯かるサイドミラー16を、ミラーアーム27
の短辺27bが略平行に、即ちバーハンドル12
に略沿うように取付部材28を取付ホルダ23に
ネジ29によつて取り付ける。そして、第2図に
明示するように、ミラーアーム27の短辺27b
がフエアリング14の内外に渡つて延びるように
し、ハンドル12,13を操作したときにミラー
アーム27の短辺27bがフエアリング14と干
渉しないようにする。尚、サイドミラー16のミ
ラーアーム27は、第6図、第7図の矢線に示す
ように、夫々ネジ29の軸線方向の回り、及び短
辺27bの軸線方向の回りに回動させ後方視認方
向を変更することができる。
第8図に本考案の他の実施例を示す。上述の第
2図乃至第7図に示す実施例ではハンドルにミラ
ー取付ホルダ23を固設し、この取付ホルダ23
にサイドミラーを取り付けるようにしたが、第8
図に示す実施例ではハンドルに配設する他の部材
にサイドミラー取付用ホルダを形成するようにし
ている。尚、第8図には右側サイドミラー19の
取付構造を示す。
第8図において、ハンドルグリツプ13aの内
側に配設されるブレーキマスタシリンダ21のケ
ースに、予めサイドミラー19のミラーアーム2
7の短辺27bを該短辺27bが略平行にハンド
ル13に沿うような形で取り付けることができる
ミラーホルダ21aを形成している。
上述した各実施例のサイドミラーによると、前
輪の操向、即ちハンドル12,13の操作に伴な
い移動するサイドミラーのミラーアーム27は、
ハンドルに略平行に沿わして配設されたミラーア
ームの短辺27b部分でフエアリング14と交差
するため、フエアリング14に形成する凹部14
cの空間を小さくすることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、車体のフレーム
前方に取付けられるフエアリングと、該フエアリ
ングの後方で前輪の操向を図るハンドルグリツプ
を外側端部に有するバーハンドルと、前記ハンド
ルグリツプの内側基部近傍を包囲するスイツチア
センブリと、前記ハンドルグリツプの径よりも小
径の基端部を前記スイツチアセンブリの内側部位
に取付けると共に、該基端部の軸線が前記ハンド
ルグリツプの軸線に沿い、かつ、車体前方にオフ
セツトさせるように取付ける一方、先端部に前記
フエアリングの外方に位置するサイドミラーを取
付けたミラーアームとを備え、前記フエアリング
には、前記バーハンドルの操向方向に沿つて前記
ハンドルグリツプの内側基部を挿入可能に、該内
側基部の最大高さ幅と略同程度の開口幅を有する
凹部を形成する構成としたので、フエアリング本
来の機能を減殺することなく、フエアリングとミ
ラーアームとの干渉を回避可能な凹部を形成する
ことができ、さらに、スイツチアセンブリはフエ
アリングの外方に位置し、しかも、ミラーアーム
の基端部はハンドルグリツプから車体前方にオフ
セツトしているので、操行用スイツチの円滑な作
動を損なうことなくバーハンドルに取付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサイドミラーを示す概略斜視
図、第2図は本考案の一実施例を適用した自動二
輪車前部の斜視図、第3図は第2図に示した自動
二輪車前部の上面図、第4図は第2図に示した左
側ハンドル部分の拡大図、第5図a,bは第2図
に示した左側サイドミラーの正面図及び側面図、
第6図及び第7図は夫々第4図に示した左側ハン
ドル部分の斜視図及び上面図、第8図は本考案の
他の実施例を適用した右側ハンドル部分の斜視図
である。 12……左側バーハンドル、12a……ハンド
ルグリツプ、13……右側バーハンドル、13a
……ハンドルグリツプ、14……フエアリング、
14c……凹部、16……左サイドミラー、19
……右サイドミラー、22……スイツチアセンブ
リ、27……ミラーアーム、27b……短辺(基
端部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のフレーム前方に取付けられるフエアリン
    グと、該フエアリングの後方で前輪の操向を図る
    ハンドルグリツプを外側端部に有するバーハンド
    ルと、前記ハンドルグリツプの内側基部近傍を包
    囲するスイツチアセンブリと、前記ハンドルグリ
    ツプの径よりも小径の基端部を前記スイツチアセ
    ンブリの内側部位に取付けると共に、該基端部の
    軸線が前記ハンドルグリツプの軸線に沿い、か
    つ、車体前方にオフセツトさせるように取付ける
    一方、先端部に前記フエアリングの外方に位置す
    るサイドミラーを取付けたミラーアームとを備
    え、前記フエアリングには、前記バーハンドルの
    操向方向に沿つて前記ハンドルグリツプの内側基
    部を挿入可能に、該内側基部の最大高さ幅と略同
    程度の開口幅を有する凹部を形成したことを特徴
    とするフエアリング付き自動二輪車の操向部構
    造。
JP579883U 1983-01-19 1983-01-19 フェアリング付き自動二輪車の操向部構造 Granted JPS59111783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP579883U JPS59111783U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 フェアリング付き自動二輪車の操向部構造

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JP579883U JPS59111783U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 フェアリング付き自動二輪車の操向部構造

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JPS59111783U JPS59111783U (ja) 1984-07-27
JPS6324077Y2 true JPS6324077Y2 (ja) 1988-07-01

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ID=30137374

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JP579883U Granted JPS59111783U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 フェアリング付き自動二輪車の操向部構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59143852U (ja) * 1983-03-16 1984-09-26 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車等の後写鏡
JPH0313107Y2 (ja) * 1986-05-12 1991-03-26

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833177U (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4833177U (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

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JPS59111783U (ja) 1984-07-27

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