JPS63240310A - パイプ式ジヤンパ−装置 - Google Patents

パイプ式ジヤンパ−装置

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Publication number
JPS63240310A
JPS63240310A JP62075546A JP7554687A JPS63240310A JP S63240310 A JPS63240310 A JP S63240310A JP 62075546 A JP62075546 A JP 62075546A JP 7554687 A JP7554687 A JP 7554687A JP S63240310 A JPS63240310 A JP S63240310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jumper
pipe
wire
spacer
jumper wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP62075546A
Other languages
English (en)
Inventor
佐内 正雄
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、UHV送電線用として有効な架空送電線の
パイプ式ジャンパー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のパイプ式ジャンパー装置を第3図に示す。
鉄塔アーム1の左右に碍子連2.2を介して引留められ
たヨーク3.3とアルミニウム等で形成された水平配置
のパイプ導体4は、一対の吊材5.5を介して機械的に
連結されている。また、引留クランプ6を使ってヨーク
に引留めた電力線?、7とパイプ導体4とは、ジャンパ
ー線8.8を介して電気的に接続されている。9は各ジ
ャンパー線に取付けたジャンパースペーサ、10はジャ
ンパー線の一端をパイプ導体に固定するパイプ端子、1
1は引留クランプ6とヨーク3の連結金具である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
山岳地帯にある架空送電線には、地形状況と着氷雪によ
りギヤロッピング(上下振動)現象が発生することがあ
る。径間にギヤロッピングが起こるとジャンパー装置も
振動するが、従来のジャンパー装置は、その振動形態が
問題となる。
即ち、第4図に示すように、電力線7の上下振動に伴う
ヨーク3の上方への変位によってパイプ導体4は定点か
ら引上げられる。また、これと同時に、パイプ導体4に
は電力線に引かれて伸び切ったジャンパー線8カ)ら軸
方向の引張力が加わる。
このため、パイプ導体は上下運動以外に軸方向のシーソ
ー運動を起こし、大きな共振現象が発生する。その結果
、ジャンパー線の把持部近傍が無理な曲げ応力を反復し
て受け、早期に断線して送電不能の大事故に至る。
一方、その対策として、第5図に示すように、X   
    ジャンパー線8に大きな余長(弛み)をつけ、
ジャンパー線を介してのパイプ導体に対する軸方向運動
力の伝達を無くすことが考えられるが、この場合には、
コロナ放電が問題となる。正常時にジャンパー線の下部
が実線で示す如く大きく下に垂れてこの個所にコロナ放
電が発生し、激しいコロナ雑音による騒音障害、コロナ
による電波障害がでるのである。
この発明は、かかるコロナ放電を生じさせずに、径間ギ
ヤロッピングに起因したジャンパー線の断線事故を防止
し得るようにすることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題解決策として、第1図に示すよ
うに、吊材5とジャンパー線8に取付けたジャンパース
ペーサ9とを、吊材5に対して相対位置の固定された連
結棒12で連結し、さらに、電力線7とジャンパースペ
ーサ9との間で、ジャンパー線8に電力線のギヤロッピ
ング振動に追従する充分な余長を付したことに特徴づけ
られるものである。
図の8aは、前述の余長をもつジャンパー線の上側を示
している。また、13は、連結棒12を吊材5に対して
上下に振れないように固定する機械的連結部を示してい
る。装置の省略された右半分は左半分と同一構成になる
。その他の要素は第3図と同じであるので同一符号を示
して説明を省略する。
なお、連結棒12を鉄やアルミニウム等の金属材で形成
する場合には、連結棒でつなぐジャンパースペーサ9の
ジャンパー線把持部に、絶縁プムの内張りを施すか又は
連結棒12の一端に碍子14を連結しておくのが望まし
い、これがないと、連結棒を介した電流の分流によって
連結部13が発熱し、その強度保持等に支障がでたりす
る恐れがある。
また、第3図のように、片側のジャンパー線8に対して
複数個のジャンパースペーサを取付ける場合のジャンパ
ー線の余長は、電力線7とこれに最も近い第1ジヤンパ
ースペーサとの間で付すのがよい。
〔作用〕
今、第2図において、電力線7の上下振動がa−b点間
で行なわれるとすると、定点C又はb点からa点への移
動時には、ジャンパー線8の上側Ba(こ付された余長
部が伸びて電力線からジャンパー線に加わ為引張力が大
きく緩和される。また、これでも、ジャンパー線に剛性
があるため、若干の引張力は下側に伝わろうとするが、
この力は、連結棒12を介して吊材につながれたジャン
パースペーサ9の部分で遮断されるため、線8の下側8
bには全く伝達されない。
従って、パイプ導体4の運動は、吊材5を介しての伝達
力による上下運動のみとなり、バイブ軸方向のシーソー
運動は起こらない、よって、大きな共振現象は起こらず
、これに起因したジャンパー線の疲労断線が防止される
また、ジャンパー線の上側8aは弛みがあっても電力線
に近く、一方、下側8bは、ジャンパースペーサ9が吊
材5に連結されているため上側の余長とは無関係に常に
同一曲線を保ち、第5図のように下部が垂れ下がらない
。従って、コロナ放電の起る心配も皆無となる。
〔効果〕
以上述べたように、この発明は、吊材とジャンパースペ
ーサとを連結棒で連結し、電力線と上記ジャンパースペ
ーサとの間でジャンパー線に余長を付すと云う簡単な処
置によって、コロナ放電の問題を生じさせずに径間ギヤ
ロッピング発生時のジャンパー装置の共振を抑制し、そ
の共振現象に起因したジャンパー線の疲労断線事故を防
止したものであるから、山岳地等の送電線路に利用する
と、安定した送電は勿論、保守やその他の面でも多大の
効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のジャンパー装置の左半分を概略的
に表わす側面図、第2図はその作用を示す線図、第3図
は従来のジャンパー装置を概略的に示す側面図、第4図
はその振動形態を示す線図、第5図は従来のジャンパー
装置においてジャンパー線に余長を付したときの作用を
示す線図である。 1・・・・・・鉄塔アーム、2・・・・・・碍子連、3
・・・・・・ヨーク、4・・・・・・パイプ導体、5・
・・・・・吊材、6・・・・・・引留クランプ、7・・
・・・・電力線、8・・・・・・ジャンパー線、8a・
・・・・・余長を付したジャンパー線の上側、8・・・
・・・ジャンパースペーサ、10・・・・・・パイプ端
子、11・・・・・・引留クランプとヨークの連結金具
、12・・・・・・連結棒、13・・・・・・連結部、
14・・・・・・碍子。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人  鎌   1)  文   二第1図 bo     4

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送電鉄塔の左右に引留めたヨークとパイプ導体と
    を一対の吊材を介して連結し、架空電力線と上記パイプ
    導体とをジャンパー線で結んだパイプ式ジャンパー装置
    において、上記吊材とジャンパー線に取付けたジャンパ
    ースペーサとを、吊材に対して相対位置の固定された連
    結棒で連結し、さらに、上記電力線とジャンパースペー
    サ間で上記ジャンパー線に電力線のギャロッピング振動
    に追従するに十分な余長を付与したことを特徴とするパ
    イプ式ジャンパー装置。
  2. (2)上記ジャンパースペーサのジャンパー線把持部に
    絶縁ゴムを内張りしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載のパイプ式ジャンパー装置。
  3. (3)上記連結棒が、一端に碍子を有していることを特
    徴とする特許範囲第(1)項又は第(2)項記載のパイ
    プ式ジャンパー装置。
JP62075546A 1987-03-26 1987-03-26 パイプ式ジヤンパ−装置 Pending JPS63240310A (ja)

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