JPS63240075A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS63240075A
JPS63240075A JP7536387A JP7536387A JPS63240075A JP S63240075 A JPS63240075 A JP S63240075A JP 7536387 A JP7536387 A JP 7536387A JP 7536387 A JP7536387 A JP 7536387A JP S63240075 A JPS63240075 A JP S63240075A
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JP
Japan
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control electrode
semiconductor layer
semiconductor device
impurity density
semiconductor
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JP7536387A
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Inventor
Hikari Toida
樋田 光
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に高速性、高周波特性及び高集積性に優れ
た半導体装置の製造方法に関するものである。
(従来技術) 近年、特に半導体へテロ接合を用いた素子が超高周波・
超高速素子として有望視されている。例えば、特願昭6
1−092639号明細書に示された半導体装置は、従
来素子に比べ電流駆動能力に優れた高速素子である。こ
の半導体装置は以下のようなものである。
(1)n型の第1の半導体層上に該第1の半導体より小
さい電子親和力を有する低不純物密度の第2の半導体層
が設けられ、該第2の半導体層上に制御電極を設け、更
に該制御電極を挟んで該第1の半導体層と電気的に接続
した少くとも2つのオーミック性領域を設けたことを特
徴とする半導体装置。または、(2)p型の第1の半導
体層上に該第1の半導体より大きな電子親和力とエネル
ギーギャップの和を有した低不純物密度の第2の半導体
層が設けられ、該第2の半導体層上に制御電極を設け、
更に、該制御電極を挟んで該第1の半導体層と電気的に
接続した少くとも2つのオーミック性領域を設けたこと
を特、徴と°する半導体装置。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、高速高集積回路を実現する上で、構成素子のゲ
ートしきい値電圧VT(電流通路の遮断を与える臨界電
圧)を複数個与えることは、回路の設計性及び高速・低
消費電力などを向上させる観点から重要である。しかし
ながら、例えば特願昭61−092639号明細書に示
された半導体装置などのような場合、例えば分子線エピ
タキシャル成長法(MBE法)により結晶成長を行うた
め一般に素子のvTは一種類となり、例えば高速・低消
費電力基本回路として有望な直結型FET論理回路(D
CFL回路)を実現することが困難であった。
本発明の目的は、前記従来の半導体装置における単一ゲ
ートしきい値電圧に関する問題を解決し、複数個のゲー
トしきい値電圧を実現するための半導体装置の製造方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、n型の第1の半導体層と該第1の半導
体より小さい電子親和力を有する高純度あるいは低不純
物密度の第2の半導体層あるいは絶縁物との積層体を少
くとも含み、更に該第2の半導体層あるいは絶縁物上に
制御電極が設けられ、該制御電極を挟んで該第1の半導
体層と電気的に接続した少くとも2つのオーミック性電
極が設けられた半導体装置の製造方法において、少くと
も該制御電極下領域に外部から不純物を注入することに
より、該制御電極下領域における電気的に活性化した不
純物密度を変化させる工程を含むことを特徴とする半導
体装置の製造方法が得られる。更に本発明によれば、p
型の第1の半導体層と該第1の半導体より大きい電子親
和力とエネルギーギャップの和を有する高純度あるいは
低不純物密度の第2の半導体層あるいは絶縁物との積層
体を少くとも含み更に該第2の半導体層あるいは絶縁物
上に制御電極が設けられ、該制御電極を挟んで該第1の
半導体層と電気的に接続した少くとも2つのオーミック
性電極が設けられた半導体装置の製造方法において、少
くとも該制御電極下領域に外部から不純物を注入するこ
とにより、該制御電極下領域における電気的に活性化し
た不純物密度を変化させる工程を含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法が得られる。
(作用) 以下、図面を参照し本発明の原理と特有の作用効果を明
らかにする。説明の都合上、特定の材料を用いることに
するが、本発明の原理に照合すれば他の材料に対しても
適用できることは明らかである。
第4図(a)は、本発明の対象となる半導体装置の基本
的構造の一例を示す模式的構造断面図である。
第4図(a)において、41に半絶縁性GaAs基板を
、42にアンドープのGaAsを、43にn型のGaA
sを、必にアンドープのAlo、3GaO07ASを、
45及び46にAuGe/Niによるオーミック性電極
を、47にA1によるショットキー電極を用いる。第4
図(b)は、ピンチオフ電圧を印加した場合におけるゲ
ート電極47直下でのエネルギーバンド図を表わしてい
る。ここで、EFはフェルミ準位、ECは伝導帯下端の
エネルギー準位を示している。この素子のゲートしきい
値電圧は基本的に次式で表わされる。
二こで、qΦ8はジョツキ−障壁の高さを、ΔEcは伝
導帯下端のエネルギー差を、qは電子の電荷量を、δは
EcとE、のエネルギー差を、dは膜厚を、Nはドナー
不純物密度を、(は誘電率を示している。但し、d、N
及び〔に付けた添字1及び2はそれぞれ第1の半導体層
43及び第2の半導体層材に対応する。式(1)の第3
項、第4項から明らかなように、N1.N2.dl及び
d2を変化させることによりvTを変化させることがで
きる。即ち、結晶成長時に決定されたvTは、更に外部
から不純物を導入することにより変化させられる。例え
ば、第4図(a)の素子において、制御電極47を形成
する前に、ドナーイオンとしてSiイオンをAI□、3
Ga□、7Asを通して注入し、熱処理を行うと、式(
1)におけるN□、N2の値を実行的に高められvTを
負側にシフトさせられる。即ち、元々結晶成長時におい
て、ノーマリオフ型の条件で式(1)における各パラメ
ータの値を設定しておけば、前記イオン注入によりノー
マリオン型の素子を形成できることになる二従って、こ
の場合同一基板上に2つの異なるvTを有する素子が形
成できることになり、DCFL回路の構成が可能となる
。また、例えばアクセプタイオンとしてBeイオンを注
入すると、実効的N1.N2の値を下げられるため、v
Tを正側にシフトさせられる。更に例えば中性イオンと
してArイオンを注入し、損傷を与えることにより実行
的にvTを変化させることも可能である。
以上説明したように、本発明においては、外部から不純
物を注入し、素子の制御電極下領域における電気的に活
性化した不純物の密度を変化させることにより、元々の
素子のvTを変化させてvTの制御を行うことができる
以上の説明では、キオリアが電子となる場合の半導体装
置について述べてきたが、キャリアが正孔となる場合の
半導体装置についても、原則的に同様の原理、作用及び
効果が適用できることは言うまでもない。
(実施例1) 第1の発明の1つの実施例について具体的に説明する。
本実施例における半導体装置の製造方法を第1図(a)
〜(d)に示す。先ず、MBE法を用いて、半絶縁性G
aAs基板11上にドナー不純物密度が1刈018cm
−3程度で膜厚約100人のn型のGaAs12、不純
物密度がIXIO15cm=程度以下で膜厚約200人
のアンドープのAI。、3Ga(1,7AS13を順次
成長する。この時、基板と第1の半導体層12の界面の
素子特性・\の影響を防ぐため、アンドープのGaAs
層(バッファ層)を導入した方が望ましい。次に、フォ
トレジスト膜14を約2pm塗布し、開口の後Siイオ
ン15をイオン注入し、イオン注入領域16を形成し、
850°C15秒間の短時間熱処理を施す。この時のイ
オン注入条件は加速電圧30keV、ドーズ量lXl0
12cm−2である。更にフォトレジスト膜を再度形成
し、前記開口領域を再度開口し、AIを蒸着後リフトオ
フ法によりゲート電極17を形成する。更にフォトレジ
スト膜形成後、オーミック電極部を開口し、−AuGe
/Niを蒸着し、リフトオフした後、アロイ熱処理を4
50°Cで行い、オーミック電極18を形成する。
本実施例において、結晶成長時の実効的vTは約−1,
2Vであり、最終的には約−2vになった。この時のv
Tの均一性は極めて良好であった。尚、本実施例におい
てはドナーイオンとしてSiを用いたが、Sn、Se、
Te、Ge、S他などの他のイオンでもよい。また、ア
クセプターイオンとして、 C,Zn、Be、Mg、Hg、Cd他などの他のイオン
を注入するとvTは正側にシフトさせられる。更に、G
a、In、AIや不活性ガス元素のイオン他などを用い
ることによって損傷を与えvTを変化させられる。即ち
、全ての不純物に対して本発明の権利は有効となる。
尚、本実施例においては、制御電極17直下のみにイオ
ン注入を行っているが、オーミック電極18直下を含む
制御電極の外部領域に行っても問題ない。この場合は、
第1図(b)におけるフォトシスト膜の開口部を広くす
れば実現できる。
(実施例2) 次に第1の発明の他の実施例について具体的に説明す′
る。本実施例における半導体装置の製造方法を第3図(
a)〜(e)に示す。先ず、有機金属気相成長法(MO
CVD法)を用いて、半絶縁性GaAs基板31上にド
ナー不純物密度がI X 10110l8程度で膜厚約
80人のn型のGaAs32を成長する。次にフォトレ
ジスト膜34を約2pm塗布し、開口の後集束性イオン
ビーム法によりGaイオン35を注入し、イオン注入領
域36を形成する。この時のイオン注入条件は加速電圧
50keV、  ドーズ量5 X 1013cm−2で
ある。次に、再びMOCVD法を用いて、不純物密度が
IXIO15cm=程度以下で膜厚約200人のアンド
ープのAlg、3Ga(1,7As33を形成する。更
に、WSiをスパッタ法により形成し、イオンミリング
法により加工し、前記イオン注入領域上のゲート電極3
7を形成する。更に、ゲート電極37をマスクに、Si
イオンを加速電圧50keV、ドーズ量3 X 101
1013aの条件で注入し、850°C15秒間の短時
間熱処理を施すことにより、低抵抗寄生部40を形成す
る。更に実施例1と同様にAuGe/Niによるオーミ
ック電極18を形成する。本実施例において、Gaイオ
ンの注入を行わない場合の素子のvTは約−1vであり
、Gaイオンの注入を行った場合の素子のvTは約Ov
であった。これにより、DCFL回路を作製した所、良
好なインバータ特性を得た。
(実施例3) 次に正孔をキャリアとして用いる第2の発明の1つの実
施例について説明する。本実施例における半導体装置の
製造方法を第2図(a)〜(d)に示す。先ず、MBE
法を用いて、半絶縁性GaAs基板21上にアクセプタ
不純物密度がI X 1018cm−3程度で膜厚約1
00人のp型のGe22、不純物密度が1×1015c
m−3程度以下で膜厚約200人のアンドープのGaA
s23を順次成長する。次にフォトレジスト膜24を約
2μm塗布し、開口の後Beイオン25を注入し、イオ
ン注入領域26を形成し、850°C15秒間の短時間
熱処理を施す。この時のイオン注入条件は加速電圧30
keV、ドーズ量I X 1012cm−2である。更
に、実施例1と同様にしてAIによるゲート電極27を
形成する。更に、AuZnによるオーミック電極18を
リフトオフ法により形成する。2本実施例において、結
晶成長時の実効的vTは、約−1vであり、最終的には
vTは約−2Vになった。この時のVTの均一性は極め
て良好であった。
尚、本発明においても、電子チャネルを用いる第1の発
明の実施例で述べた内容は原則的にそのまま適用できる
ことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上本発明によれば、同一基板上にしきい値電圧の異な
る半導体装置を形成できるため、高速性、高周波特性及
び高集積性に優れた半導体装置が実現でき、本発明の効
果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第3図は、本発明にかかる半導体装置の製造
方法を模式的に示す工程図、第4図(a)及び(b)は
それぞれ本発明の対象となる代表的半導体装置の一例を
示す模式的構造断面図及び制御電極直下のエネルギーバ
ンド図である。 1i、21.ax及び41:高抵抗基板12.32及び
43   :n型の第1の半導体層13.23,33及
び44:第2の半導体層22        :p型の
第1の半導体層14.24及び34ニレジスト膜 15.25及び35:注入不純物イオン16.26,3
6及び40:イオン注入領域17.27,37及び47
:制御電極 18.2g、38,45及び46:オーミツク電極42
:バッフ7層 Ec:伝導帯下端のエネルギー準位 E、:フエルミ準位 ΔEc:界面での伝導帯下端のエネル ギー差 qΦB       ニジヨツトキー障壁の高さVT 
        : Lきい値電圧δ        
 :EcとEFの差dl:第1の半導体層の膜厚 半  1  図 (b) (c) (d) 亭  Z  起 (b) (C) (d) 半 3  囮 (e) 亭 4  図 (a) (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)n型の第1の半導体層と該第1の半導体より小さ
    い電子親和力を有する高純度あるいは低不純物密度の第
    2の半導体層あるいは絶縁物との積層体を少くとも含み
    、更に該第2の半導体層あるいは絶縁物上に制御電極が
    設けられ、該制御電極を挟んで該第1の半導体層と電気
    的に接続した少くとも2つのオーミック性電極が設けら
    れた半導体装置の製造方法において、少くとも該制御電
    極下領域に外部から不純物を注入することにより、該制
    御電極下領域における電気的に活性化した不純物密度を
    変化させる工程を含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. (2)p型の第1の半導体層と該第1の半導体より大き
    い電子親和力とエネルギーギャップの和を有する高純度
    あるいは低不純物密度の第2の半導体層あるいは絶縁物
    との積層体を少くとも含み、更に該第2の半導体層ある
    いは絶縁物上に制御電極が設けられ、該制御電極を挟ん
    で該第1の半導体層と電気的に接続した少くとも2つの
    オーミック性電極が設けられた半導体装置の製造方法に
    おいて、少くとも該制御電極下領域に外部から不純物を
    注入することにより、該制御電極下領域における電気的
    に活性化した不純物密度を変化させる工程を含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
JP7536387A 1987-03-27 1987-03-27 半導体装置の製造方法 Pending JPS63240075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0349242A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Agency Of Ind Science & Technol 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPH0697198A (ja) * 1991-02-07 1994-04-08 Nec Corp 電界効果トランジスタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0349242A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Agency Of Ind Science & Technol 電界効果トランジスタおよびその製造方法
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