JPS63239861A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS63239861A
JPS63239861A JP62071414A JP7141487A JPS63239861A JP S63239861 A JPS63239861 A JP S63239861A JP 62071414 A JP62071414 A JP 62071414A JP 7141487 A JP7141487 A JP 7141487A JP S63239861 A JPS63239861 A JP S63239861A
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裕 小林
Takahide Ikeda
池田 隆英
Ryoichi Hori
堀 陵一
Goro Kitsukawa
橘川 五郎
Kiyoo Ito
清男 伊藤
Nobuo Tanba
丹場 展雄
Takao Watabe
隆夫 渡部
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バイポーラトランジスタとMISFE T 
(Metal In5ulator Sem1cond
uctorFeild Effect Transis
tor)とを有する半導体集積回路装置に関し、特に、
バイポーラトランジスタを有するD RA M (Dy
namic Random Aae@ssMemo r
Y )  に適用して有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
情報電荷記憶用のキャパシタと、スイッチ用のMOS 
(Met、ul 0xid@Sem1condueto
r) F E T各1個からなる、いわゆるIMOSF
ETt7p6メモリセルは、占有面積が小さく高集積化
に適しているため、DRAMのメモリセルとして広く採
用されている。
DRAMにおいて、メモリセルアレイ以外の回路、すな
わち、各種のタイばング発生回路、アドレスバッファ回
路、アドレスデコーダ回路、データ入出力回路、センス
アンプ及びメインアンプ等の周辺回路は、NチャネルM
OSFETとPチャネルMOSFETとを組合せた0M
O8(相補盤MO8)回路によって構成される。これに
よって、DRAMの低消費電力化及び高速化、高集積化
が可能となる。周辺回路に0MO8を採用するDRAM
については、例えば、日経エレクトロニクス、1983
年7月18日号、P188〜190に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
より一層の高速化、高集積化のためには、DRAMを構
成するデバイスを小さくする必要があるが、デバイスを
小さくすると扱う48@−Itも小さくなる。小さな信
号量を高速に扱うためには、回路を構成するデバイスに
大きな駆動能力が要求される。しかし、デバイスとして
0MO8を用いる限り集積度の点からMOSFETの大
きさを余り大きくできず、また、MOSFETの駆動能
力(コンダクタンスgmX家小さいためにメモリの速關
は集積度とともに低下してしまう。
本発明者は、高集積化と高速化を同時に達成するため、
DRAMの周辺回路にパイポー2トランジスタを混在さ
せることについて検討した結果、次のような問題点が生
じることを見出した。すなわち、バイポーラトランジス
タの存在によって発生する少数キャリアが、メモリセル
に蓄積された情報又はメモリセルからデータ線に読出さ
れた情報を反転させる、いわゆるソフトエラーを生じさ
せる。
バイポーラトランジスタによるソフトエラーのメカニズ
ムは、例えば、以下のように説明される。
メモリセルのスイッチ用MOSFETは、P−型基板内
に形成されたNチャネルMO3FETとされる。メモリ
セルのキャパシタは、一方の電極としてのN++半導体
領域をP−型基板内に有する。一方、高速で高駆動能力
を得るための望ましいデバイスとして、縦型npn型バ
イポーラトランジスタが、P−型基板内に、n++エミ
ッタ領域、p型ベース領域及びn−型及びn 型コレク
タ領域によりて構成される。このバイポーラトランジス
タのコレクタの電極を基板表面から取り出すため、n 
型埋込コレクタ領域がエミッタ領域より大きく(長()
構成されるにのため、埋込コレクタ領域内(おいて、そ
れ自体が持つ抵抗による電位変動が生じ易い。埋込コレ
クタ領域の電位変動は、pnp型寄生バイボー2トラン
ジスタを動作させ、基板に正孔を注入してその電位に変
動を与える。寄生バイポーラトランジスタは、ベース領
域をエミッタ領域埋込コレクタ領域をペース領域、及び
基板をコレクタ領域として構成される。前記基板電位の
変動によって、寄生バイポーラトランジスタ近傍の高′
d!に度のnfi半導体領域(例えば、NチャネルMO
SFETのソース領域又はドレイン領域)から基板に電
子(少数キャリア)が注入される。この少数キャリアは
、メモリセルのスイッチ用MOSFETとキャパシタの
N+型領領域はセンスアンプ等のMOSFETのN+型
領領域侵入し、情報を反転しく破壊し)、所謂ソフトエ
ラーを生じる。
また、バイポーラトランジスタを周辺回路に組込むこと
でアクセス時間の高速化を図ることができるが、同時に
、基板内にバイポーラトランジスタ又はα線によりて生
じる少数キャリアによるソフトエラーが著しくなる。つ
まり、データ線と容量素子との間を情報が通過する回数
が増加するため、特に、スイッチ用MISFETのソー
ス領域又はドレイ/領域で少数キャリアを捕獲する確率
が高くなる。
したがって、DRAMにバイポーラトランジスタを混在
させ高速化高集積化を図ろうとすると、ソフトエラーに
よる電気的信頼性が低下するという問題Z生じる。
本発明の目的は、ソフトエラーに弛<、高集積かつ低消
費電力でしかも高速動作に適した半導体集積回路装置と
その製造方法?提供することにある。
本発明の他の目的は、バイポーラトランジスタを有する
DRAMの高速化及び電気的信頼性の向上を図ることが
可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細曹の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代衣的な1つの発
明の詳細な説明すれば、下記のとおりである。
バイポーラトランジスタを有するDRAMのメモリセル
又は周辺回路の半導体領域下に、基板と同−導電製でか
つそれよりも高い不純物濃度の半導体領域を設けるつま
り、メモリセルの回路素子を構成する半導体領域又は周
辺回路の回路素子の半導体領域の下に、これらと反対溝
taの半導体領域を設ける。
〔作用〕
上記した手段によれば、DRAMの周辺回路にバイポー
ラトランジスタを混在させて高速化を図るとともに、バ
イポーラトランジスタにより発生した少数キャリアに対
して前記半導体領域がポテンシャルパリアン構成し、前
記少数キャリアによるソフトエラーを防止することがで
きる。
〔実施例〕
本発明の実施例であるバイポー2トランジスタを有する
DRAMを第1図(断面図)で示す。
第1図において、1はp−型の半導体基板、2は半導体
基板1の主面上に積層されたn−型のエピタキシャル層
である。本実施例では、半導体基板1とエピタキシャル
層2とは、実質的な半導体基板であり、半導体基体を構
成している。このような導電型が選択されるのは、電気
的に相互に分離された高性能のnpn形バイポーラトラ
ンジスタを実現するためである。基板1の不純物濃度は
バイポーラトランジスタのコレクタ接合容量などを考慮
して、10〜10/clIamに選ばれる。
エピタキシャル層2は、PチャネルMOSFETQpを
形成するためのn型ウェル領域の一部、及びバイポーラ
トランジスタのコレクタの一部を構成する。エピタキシ
ャル層2の不純物濃度は各トランジスタの所望とする特
性に応じて設定されるが、101s〜10  d程度に
選ばれる。
半導体基板lには、例えば、アンダシュートによる誤動
作の防止のため、及び、pn接合容量の低減を図るため
に、〜2.5〜−3,5vの負荷電位が印加される。こ
の負電位は、内蔵された基板バイアス電圧発生回路又は
外部端子より半導体基板1に供給される。
半導体素子(or回路素子ン間を電気的に分離するため
の分離領域工は、半導体基板1.p  型の埋込半導体
領域Bs  p型の半導体領域5及びフィールド絶縁膜
6で構成されている。
埋込層3は、半導体基板1とエピタキシャル層2との間
に設けられている7半導体領域5は、埋込層3の上部の
エピタキシャルF@2の主面部に設けられている。フィ
ールド絶縁膜6は、半導体領域5の上部に設けられてお
り、例えば、エピタキシャル層2の主面の選択的な熱酸
化で形成した酸化シリコン膜で構成する。フィールド絶
縁膜6を形成するための銅酸化膜(窒化シリコン膜)を
マスクに用いたボロンのイオン打込み、及び、酸化のた
めの熱処理によって、半導体領域5が形成される。、p
 凰領域3と5の不純物濃度は、各回路素子の間が有効
に分離されるように、10〜10/cd程度にされる。
p 型埋込層3の不純物濃度は、又、NチャネルMo5
i’g’rのためのp型ウェル領域(後述する)の抵抗
の低減、及び、NチャネルMOSFETとメモリセルに
おけるンフトエ2−の低減を考慮して、選ばれる。
バイポーラトランジスタTrは、図中、左側に示すよう
に、n 型の埋込型半導体領域4及びn”屋の半導体領
域8及びn型エピタキシャル層2からなるコレクタ領域
(C)、pmのペース領域の)9及+ びn Wのエミッタ領/(j)16Aで構成されている
。このバイポーラトランジスタTrは、実質的に、公知
のnpn型の縦型構造で構成されている。
+ n 型埋込層4は、p 型埋込層3に対して自己整合的
に半導体基板lとエピタキシャル層2との間に設けられ
ている。、n2u埋込/f14は、コレクタ抵抗な低減
して高性能のバイポーラトランジスタを実現すると同時
に、n型ウェル領域(後述する)の抵抗を小さくするた
めのものであり、その不純物濃度は10〜107cd’
dWに選ばれる。
+ n 型埋込層8は、高性能の縦型npnバイポー2トラ
ンジスタのコレクタ電極を基板(半導体基体)の主面に
設けるため、エミッタ及びペース領域に比べ、大きくさ
れる。
+ n 型領域8は、コレクタ電極とnu埋込層4とを接続
するためのものであり、コレクタ抵抗を小さくするため
、その不純物濃度が10 〜10/d程度とされる、 p壓ベース領域9は、コレクタであるn−型エピタキシ
ャル層2内の所定の領域に、フィールド絶縁膜6に自己
整合的に形成され、その不純物濃度は10 〜10  
/−程度にされる。
エミッタ領域16Aは、絶縁膜15に設けられた接続孔
を通して、エミッタ用電極例えば、多結晶シリコン膜1
6の不純物(例えば、リン又はヒ素)がペース領域9に
拡散して構成されているウエミクタ領域16Aの不純物
濃度は、10〜10 /d程度とされる。なお、エミッ
タ形成法として、気相からの拡散又はイオン打込みによ
りn 型のエミッタ領域16Aを形成し、そこにAノ等
の導電性材料をエミッタ電極22として直接又はプラチ
ナシリサイド等のバリヤメタルを介して電気的に接触し
てもよい。半導体領域8(コレクタ領域)とペース領域
9とエミッタ電極16は、眉間絶縁膜20に設けられた
接続孔21を通してコレクタ電極22.ベース電極22
.エミッタ電極22に夫々接続さ−れている。
バイポーラトランジスタTrは、DRAMのアクセス時
間の高速化を図るために、タイミング発生回路、アドレ
スバッファ回路、アドレスデコーダ回路データ入出力回
路、メインアンプ等を、CMO5回路と共に、構成する
。また、アドレスバッファ回路及びデータ入出力回路に
おいては、TT L (Transistor −Tr
ansistor Logic)レベル又はE CL 
(Emitter Coupled Logic )レ
ベルでの信号の入出力が容易となる。特に、バイポーラ
トランジスタTrは、高性能の縦型npn トランジス
タであるので、容易にECL型差動アンプが構成できる
。これを前記入力又は出力回路に用いることより、小さ
い論理振幅のECL信号を高速かつ高い信頼度で与うこ
とができる。データ出力回路においては、外部装置の駆
動能力が向上する。アドレスデコーダ回路においては、
特に、ワード線の駆動をバイポーラトランジスタTrに
よって行うことにより、大きな容量性負荷が寄生するワ
ード線のレベルを高速に立上げることができる。
DRAMの周辺回路を構成するnチャンネルMOSFE
TQnは、図中、中央部に示すよ5に、埋込半導体領域
3とp″″型の半導体領域7とからなるp型ウェル領域
、ゲート絶縁膜15.ゲート電極16.一対のn型及び
n 型の半導体領域17及び18からなるソース領域及
びドレイン領域で構成されている。
p 型埋込層3は、MOSFETQnで生じるソフトエ
ラーを防止する(後述する)ために、形成される。これ
は、特に、センスアンプを構成するMOSFETQnに
おいて、有効である。また、p 型埋込層3は、p型り
エル領域の抵抗を小さくするので、ラッチアップの発生
防止に有効である。なお、ラフチアツブ現象については
、テクニカル ダイジェスト オプ インタナシッナル
エ°レクトロン テバイス ミーティング(Techn
i−cal Digest of Internati
onal ElectronDevice Meetl
ng、 1982. pp454−477)などに詳し
い。さらに、p 型埋込層3の存在によって、その上部
のn型エピタキシャル層2をp−型半導体領域7(不純
物濃度10〜10 /d径程度とすることが容易となる
。、p 型埋込層3の不純物濃度は、前述のとおり、1
0〜10/d程度とされる。
p型ウェル領域には、基板1と同一電位が印加される。
つまり、図示しないが、電極22と同一層からなる前記
基板電位が印加された配線が後述するp 型領域19と
同一工程でp盤つェル内に形成されたp 型領域に接続
される。
前記n型の半導体領域17は、n 型領域18とチャネ
ル形成領域との間に設けられており、工E E E T
ransactions on Electron D
evices。
Vol、ED−27,pp1359−1367、198
0年8月、に述べられたL D D (Lightly
 Doped Drain )構造のMOSFETを構
成する。n型領域17は、ミー)[極16をマスクとし
て用いたイオン打込み等によって形成され、その不純物
濃度は1015〜10 /d径程度される。n 型領域
18は、ゲート電極16の側部にそれに対して自己整合
的に形成されたサイドウオール絶縁膜23とゲート電極
をマスクとしたイオン打込み等によって形成され、その
不純物濃度は10〜10 /禰程度とされる。
DRAMの周辺回路を構成するpチャネルMOSFET
Qpは、図中、中央部に示すように、埋込半導体領域4
とエピタキシャル層2とからなるn型ウェル領域、ゲー
ト絶縁膜15.ゲート電極16、p 型のソース領域及
びドレイン領域19で構成されている。
+ n 型埋込層4は、p 型埋込層3と同様に、n型ウェ
ル領域の抵抗を小さくするので、ラフチアツブの防止に
有効である。
nff1ウエル領域には、電源電位VCCが印加される
。つまり、図示しないが、電極22と同一層からなり、
前記電源電位が印加された配絣が、n+を領域18と同
一工程でn型りエル内に形成され+ たn 型領域に接続される。
M OS F E T Q n 、 Q Pのソース及
びドレイン領域には、基板上全面に形成されたPSG(
7オス7オシリケートガラス)膜等からなる層間絶縁l
i1.20及び絶縁膜15に形成された接続孔を通して
、アルミニウムからなる電極22が接続される。
ゲート電極16は、多結晶シリコン膜からなる。
この実施例では、ゲート電極16はエミッタ電極16と
同一工程で形成される。ゲート絶縁膜15形成後、エミ
ッタ形成のための所定領域から除去される。所定領域に
おいて、基板(エピタキシャル層2)の主面に接続した
多結晶シリコン膜16から不純物がベース領域9内に拡
散され、エミッタ領域が形成される。
なお、電極16は、多結晶シリコン膜上に高融点全編(
モリブデン、タングステン、チタン、タンタル)膜又は
これのシリサイド膜を重ねた膜からなってもよい。
ゲート電極16が、エミッタ電極16と別の工程で形成
される場合、ゲート電極16は、高融点金属膜又はその
シリサイド膜の単層であってよい。
DRAMのメモリセルは、第1図中、右側に示すように
、スイッチ(メモリセル選択)用nチャネルMOSFE
TQsと、容量素子Cpとの直列回路で構成されている
。このメモリセルは、埋込半導体領域3と半導体領域7
とからなるp型ウェル領域に構成される。
容量素子Cpは、主としてn型の半導体領域12、誘電
体膜11及びプレート電極13で構成されるMIS型容
量素子からなり、半導体領域12とp 型の半導体領域
10とで構成されるpn接合容量素子が付加される。キ
ャパシタCpの一方の電極であるn型半導体領域12の
不純物濃度は、10〜10 /d程度とされる。、Bt
体膜11は、例えば、基板の熱酸化により形成された酸
化シリコン膜、CVDにより形成された窒化シリコン膜
、窒化シリ;ン膜の熱酸化により形成された酸化シリコ
ン膜の三層膜からなる。キャパシタCpの他方の電極で
あるプレート電極13は、リンを導入して低抵抗にした
多結晶シリコン膜からなり、同一のメモリセルアレイの
複数のメモリセルに共通の平板状の電極である。pm半
導体領域10の不純物濃度は、10〜10 /d程度と
される。p 型領域10は、メモリセルにおけるソフト
エラーを減らすために、形成される。
つまり、p 型領域10は、キャパシタCpの容量を増
すため、及び、少数キャリアに対するポテンシャルバリ
アを形成するために形成される。半導体領域12には、
MOSFETQsを通してデータ線DL(アルミニウム
配線層22)から伝達された10”又は@1”情報に対
応した電位(例エババイレベルの5 V = V(C5
1Jtロウレベルノ0V=Vssが印加される。プレー
ト電極13には、例えば、前記10#情報と@1”情報
との中間の電位(1/2VccL、2.5V)が印加さ
れる。
絶縁膜14は、プレート電極13を榎うように構成され
ており、このプレート電極13とその上部に延在するワ
ード線(WL)16Bとの電気的な分離をするように構
成されている。絶縁膜11Aは、半導体領域10ととも
に、容量素子Op間を電気的に分離するように構成され
ている。
MOSFETQsは、前記M OS F E T Q 
nと同様に、ゲート絶縁M15.ゲート電極16.一対
の半導体領域17.ソース領域及びドレイン領域18で
構成されている。
MO3FETQaの一方のソース領域又はドレイン領域
18は、データ1f4(DL ) 22と電気的に接続
されている。
前記バイポーラトランジスタTrの近接した位置には、
寄生バイポーラトランジスタの動作で半導体基板1に少
数キャリアを注入する注入源となるn+厘半導体領域(
図示せず)が配置されている。この半導体領域は、例え
ば配線層、nチャネルM・ff5FETのソース領域又
はドレイン領域である。寄生バイポー2トランジスタは
、埋込層4及び半導体領域8からなるコレクタ領域をベ
ース領域、ベース領域9をエミッタ領域、半導体基板l
をコレクタ領域として構成される。
一方、メモリセル下の半導体基板1とエピタキシャル層
2との間に、半導体基板1(又は半導体領域7)と同一
導電型でこれよりも高い不純物濃度の埋込層3を設ける
。これにより、寄生バイポーラトランジスタの動作でそ
の近傍に配置されたn 型半導体領域から半導体基板1
側に注入される少数キャリア、及びα線によりMISF
ETQa又は容−1&素子Cp下の半導体基板1内に発
生した少数キャリアに対してポテンシャルバリアを構成
できる。従って、前記少数キャリアがメモリセルへ侵入
することを防止できる。また、メモリセル中のnチャネ
ルMOSFET等のn型領域(ソース、ドレイン領域等
)に電界が印加されると空乏層がpウヱル領域7に拡が
る。この空乏層領域が拡がるほどα線により発生した電
子を実収する。
本発明のように、メモリセル下にp 型領域3が存在す
ると空乏層の伸びがp 型領域3で止められる。電圧を
印加してもp 型領域3より拡がらない。このことより
、耐α線強度を向上できる。
つまり、アクセス時間の高速化を図るとともに、ソフト
エ2−を防止し、電気的信頼性の向上を図ることかでき
る。
また、メモリセル下に設ゆられる埋込半導体領域3は、
MO5FETQnのP型りエル領域を構成する埋込半導
体領域3及び分離領域工を構成する埋込半導体領域3と
同一製造工程で形成することができる。換言すれば、メ
モリセル下の埋込半導体領域3を形成する製造工程を低
減することができる。
以上と同様にして、周辺回路(%にセンスアンプ)のn
チャネルMOSFETQnにおけろソフトエラーが防止
できる。メモリセルからデータ線DLに読出されたデー
タが、データ線DLに接続されたMOSFETQnのn
型半導体領域に供給された場合、この領域でデータが反
転することを防止できる。
また、n 型埋込I−4の存在が、周辺回路のpチャネ
ルMOSFETQpの正孔によるソフトエラーを防止す
る。
本発明の第2実施例は、特に基板に負電位を供給した場
合において、周辺回路の動作速度の高速化を図るDRA
Mの実施例である。第2実施例であるDRAMを第2図
で示す。
第2実施例(及び以下の説明でも同様)の説明において
、第1実施例と異なる点のみが説明される。
第2実施例のDRAMは、第2図に示すように、周辺回
路を構成するnチャネルMOSFETQn形成領域に、
p 型埋込層3を設けていない。半導体基板1を負電位
にしたことにより、MOSFETQnのチャネル形成領
域に形成される空乏層が半導体基板1の深さ方向により
深く伸ばされる、(埋込半導体領域3に接しない。)こ
のため、基板電位の変動によるしきい値電圧の変動を小
さくできる、つまり基板効果定数を小さくできる。しき
い値電圧の変動が小さいため、通常時のしきい値電圧を
小さくすることができる。しきい値電圧の変動が大きい
場合、負の方向に変動するとノーマリオンのMOSFE
Tとなってしまい誤動作してしまう。つまり、チャネル
形成領域の空乏層内の不純物濃度を低減し、MOSFE
TQnのしきい値電圧を低くすることができる。このM
O8FE T Q nのしきい値電圧の低下により、ス
イッチング速度の高速化を図ることができ、結果的に、
前記第1実施例と略同様の効果を得るとともに、周辺回
路の動作速度の高速化を図ることができる、本発明の第
3実施例は、第3図に示すよう質、第2実施例とは逆に
、周辺回路のNチャネルMO3FETQn下にp 型埋
込層3を設け、かつ、メモリセル部間下にそれを設けな
いようにしたDRAMの例である。
本実施例は、ソフトエラーの原因である少数キャリア(
電子)を捕獲する確率は、回路素子を構成する(nu)
半導体領域の面積に比例することに着目した例である。
つまり、周辺回路、特に1つのセンスアンプのNチャネ
ルMOSFETQnのh 型ソース、ドレイン領域の面
積は、1つのメモリセル内のn 型半導体領域のそれよ
り、極めて広い。従って、本実施例によれば、ソフトエ
ラーの起り易い周辺回路のM OS F E T Q 
nへの少数キャリアの侵入をp 型埋込層3によって防
止できるので、周辺回路でのソフトエラーを防止できる
第2図及び第3図に示したDRAMにおいて、+U領域
10の形成を省略することができる。
第4図は、本発明によりて得られる、ソフトエラーレー
トの改善を示す図である。
第4図において、縦軸と横軸は、共に、対数目盛とされ
る。、横軸はDRAMの動作サイクル時間、換言すれば
、読出し又は書込みをくり返して行う場合のロウアドレ
スストローブ信号RASの立ち下がりの間隔を示す。縦
軸は、データ線モードのソフトエラーの発生する率を示
す、ソフトエラーレートは、所定の値を1(基準値)と
して、相対的な値で示される。
直線A、 B及びCは、夫々、第1図、第2図及び第3
図のD RA Mのソフトエラーレートを示す。
直線りは、第1図〜第3図において、p 型埋込半導体
領域3が形成されていないDRAMのソフトエラーレー
トを示す。
バイポーラトランジスタを有するDRAMKおぃ又、p
+型埋込層3を形成しない場合(直線D)に比べ、本発
明に従ってメモリセル部間下にp+型埋込層3を設けた
場合(直線B)、ソフトエラーレードが改善される。こ
れは、キャパシタCpのnu領域12及びMO8FBT
Qsのn型ソース、ドレイン領域17及び18、つまり
゛、データ線22に直接又は間接に結合(接続)される
半導体領域に、少数キャリアが侵入することを防止でき
るからである。
第3図のDRAMのソフトエラーレート(直線C)が、
直1MB及びDf)′D、RAMよりも、良い。
選択された1つのメモリセル内のn 型半導体領域の面
積よりも、センスアンプのMOSFETのn 型半導体
領域の面積が広い。周辺回路のうち主としてこのセンス
アンプにおけるソフトエラーが防止されるため、ソフト
エラーレートが改善される。
第1図のDRAMのソフトエラーレート(直線A)が最
も優れている。直線BとCに示されるソフトエラーレー
トの改善の和よりも、大きくソフトエラーレートが改善
される。
DRAMの動作サイクル時間が長くなるにつれて、デー
タ線モードのソフトエラーは減る。これは、メモリセル
内ト ャリアを捕獲する機会が減るためである。従って、DR
AMの高速化のためには、データ線モードのソフトエラ
ーを減らす必要がある。本発明は、バイポーラトランジ
スタを用いたことに加え、この点からもDRAMの高速
化に有効である。
第1乃至第3の実施例において、pチャネルMOSFE
TQpを形成するためのn型ウェル領域が、第5図に示
すように形成されてもよい。
第5図において、n型ウェル領域への電位(電源電位V
cc)は、n 型領域18より深いn 型領域8Aを通
して供給される。n  m領域8Aは、バイポーラトラ
ンジスタのスレフタであるn 型領域8と同一工程で形
成される。従りて、n 型領域8Aはn型ウェル領域の
n 型埋込層4に接するように、形成される。これKよ
りて、n型ウェル領域の抵抗をさらに小さくでき、ラッ
チアップ現象の発生を防止できる。
メモリセルの構成は、第6図〜第10図に示すような構
成であってもよい。第6図〜第10図には、メモリセル
部Mおよび周辺回路のnチャネルMOSFETQnのみ
が示される。
第6図のメモリセルは、第1図〜第3図と同様に、プレ
ーナ形であるが、隣接するメモリセルのキャパシタC9
間の分離が、フィールド絶縁膜6及びprIi半導体領
域5によりて行なわれる。第6図のメモリセルは、19
77  InternationalElectron
 Devic@s Me@ting、 Technic
alDigest、 pp287 #290  に述べ
られたメモリセルに本発明を適用した例である。MOS
FETQsは、サイドウオール絶縁膜23を持たず、従
りて、ソース及びドレイン領域がnu領域18のみから
なるシングルドレイン構造を持つ。MOSFETQnも
、同じくシングルドレイン構造とされる。
第6図のメモリセルにおいて、p 型領域10、又は、
n 型及びp 型領域12及び10の両方を省略しても
よい。なお、n 型及びp 型領域12及び10の双方
を省略するときは、グレート電極13の電位は、電源電
位VCCにされる。
第7図のメそりセルは、キャパシタCpが基板主面上に
重ねられた構成を有する。キャノくシタCpは、MOS
FET)ランジスタのn型領域17及び18の一方と接
続して、素子間分離用の絶縁PA6の上に取り出した電
極24Aと電極26との間に形成される。電極24Aと
26は主としてポリシリコンなどで形成される。絶縁膜
25はキャパシタの誘電体膜であり、絶縁膜11と同様
の材料で形成される。また27は層間絶縁膜である。
なお、第7図では、配線層22とn型領域17と18の
接続は、電極24Aと同時に形成される電極24Bを介
して行われる構成になりている。
第7図の構成によれば、キャパシタCpはシリコン基板
と分離されて形成されるため、電子がキャパシタ部に収
集されて誤動作を生じることが、少なくなる。このよう
なメモリセルは、例えば、I EEE  Journa
l of 5olid−8tate C1rcuits
+Vo1.5C−15,N14 、 Aug、−198
0、pp、661−667あるいはInternati
onal 5olid−8tateC1rcuits 
Conference (ISSCC)、 Diges
t ofTechnical Pap@r@p  Fe
d−+  198L pp、 250−251 などに
述べられている。
第7図のメモリセルにおいて、基板中に発生した電子が
、キャパシタCpの直下のn 型領域18に収集される
ことが防止される。従りて、本実施例によれば、キャパ
シタがシリコン基板と分離されている効果と、本発明の
効果が相乗的に寄与し、ソフトエラーに対する耐性がさ
らに向上する。
なお、MOSFETQnのソース及びドレイン領域18
と電極22(図示していない)との接続が、メモリセル
部と同様に、多結晶シリコン膜24Bを介して行なわれ
てよい。
第7図の実施例において、MOSFETQn及びQsの
nW領域18(及び/又は17)の下部に +U半導体
領域28を設けて、これらの部分にも電位障壁を形成し
ている。領域28は領域10と同程度の不純物濃度とさ
れる。電位障壁が領域3と28とによって2重に形成さ
れることになり、ソフトエラー改善の効果が極めて大と
なる。
本実施例のごとくn形不純物層の下部にp 型領域28
を設ける方法は、他のどの実施例においても同様に適用
できる。また、メモリセルのMOSFETQsの下、あ
るいは、周辺回路のMOSFETQnの下のいずれか一
方に、p 型領域28を形成するようにしてもよい。ま
た、p 型領域28の形成を省略してもよい。また、第
7図において、メモリセルのビ型領域3又はp+型領領
域3び28の形成を省略してもよい。
MO3FETQaは、シングルドレイ/構造であっても
よい。このとき、MOSFETQnはシングルドレイン
構造又はLDD構造のどちらでもよい。
第8図は、第2図のDRAMのように、周辺回路のMO
SFETQn下(特にn 型領域18下)にp++埋込
層3が存在しない場合、前述のp+型領領域28形成し
た例である。すなわち、p++埋込層3によるしきい値
電圧の上昇を避け、かつソフトエラーレートをp+型領
領域2Bより改善した例である。
本実施例によれば、埋込層3を設けたことにより場合に
よりては生じる問題、たとえば、埋込層3の不純物が、
n型領域18(及び17)、あるいはMOSFETのゲ
ートの近傍に達して、接合耐圧がわずかでも低下したり
、あるいはMOSFETのしきい電圧がわずかでも上昇
したりすると、回路性能が著しく変化する場合は、その
部分だけ埋込層3を設けないで、これらの問題を解決す
ることができる。
第9図は、埋込層3の不純物濃度を選択的に変化させた
例であり、メモリセル下と周辺回路のMOSFETQn
の下部に設けたp型埋込層3の濃度を変えている。例え
ば、MOSFETQn下の+ p 型埋込層3Aの不純物濃度は、しきい値電圧の上昇
を小さくするため、p++埋込層3のそれより低く、か
つ基板1と領域7のそれより高く設定される。本実施例
によれば、各部分毎に不純物濃度を設定できるので、第
7図に比べ、ソフトエラー特性とその他の電気的特性と
のバラツキを考慮した高性能のメモリが実現できる。
第10図は、キャパシタCpが、半導体基板(基体)の
主面から深さ方向に設けられた#29を利用して、形成
された例である。
キャパシタCpは、一方の電極である多結晶シリコン[
30,[体膜11及び他方の電極である半導体基体とか
らなる。電極30は、電極13と異なり、各メモリセル
毎に独立して形成され、かつ、M OS F E T 
Q mのn 型領域18に接続される。半導体基体は、
全メモリセルに共通の電極とされ、固定電位(例えば、
回路の接地電位VJ18又は負の基板バイアス電位Vm
i+ )が印加される。バイポーラトランジスタTrに
より基板l内で発生した電子は、p 型埋込層3により
、メモリセル内に侵入しない。つまり、p 型埋込層3
とこれより上の(浅い)部分が、ソフトエラー防止少な
いキャパシタCpとして利用できる。
第2図及び第3図のDRAMは、p 型領域3のための
不純物基板1に導入するときに、ホトレジスト等のマス
クによって選択的に領域Qn又は領域Mを覆うことによ
って、形成できる。
本発明によれば、バイボー2トランジスタを有するDR
AMを形成することが可能になる。つまり、DRAMに
バイボーラド2ンジスタを混在させることによって動作
速度の高速化を図るとともに、バイポーラトランジスタ
によって発生した少数キャリアに対してポテンシャルバ
リアを構成することによって、前記少数キャリアに起因
するソフトエラーを防止し、電気的信頼性の向上を図る
ことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記冥施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々変形し得ることは勿論である。
バイポーラトランジスタは、種々の構造を採用すること
ができる。
例えば、第11図及び第12図に示すように、n型ウェ
ル領域31からなるコレクタと、p型ベース領域32と
、n 型エミッタ領域18Aとを有するバイボーラド2
ンジスタが形成されてもよい。n 型及びp 型半導体
領域18及び19Aは、アルミニウムからなる電極(図
示しない)を接続するための領域であり、夫々、nチャ
ネル及びpチャネルMOSFETのソース及びドレイン
領域と同一工程で形成される。コレクタの高濃度層18
Bを2ケ所設けたのは、コレクタ31の抵抗を減少させ
、コレクタに電流が流れたときにコレクタの電位が低下
してバイボー2トランジスタが飽和するのを防ぐためで
ある。必要に応じてどちらか一方のみとしてもよいし、
ベース32をとりかこむ構造としてさらに抵抗を下げて
もよいことはもちろんである。また、領域31と、基板
1との間に領域31より不純物鏡度の濃いn型層を設け
て低抵抗化を図ることもできる。
バイボーラド2ンジスタの構造を簡単にすることにより
、p型及びnWilL込層の形成やエピタキシャル層の
形成等の工程が不要となる。つまり、製造工程が少なく
なり、簡単になる。このバイポーラトランジスタの性能
は第1図のバイポーラトランジスタのそれより、多少、
劣る。
第11図のメモリセルは、第6図に示したメモリセルと
同一である。
後述するが、メモリセルにおけるソフトエラー防止のた
めのp 型領域32は、特に制限されないが、バイポー
ラトランジスタのベース領域32と同一工程で形成され
る。その不純物濃度は1016〜10”/d程度とされ
る。
第11図および以下の図面では基板上の絶縁膜あるいは
配線等は図示していない。
p+屋埋込層3を第11図において形成することも可能
である。第12図のメモリセル及び周辺回路のnチャネ
ルMOSFETは、第9図のそれらと実質的に同一であ
る。
第12図のDRAMにおいて、メモリセル下のp+型領
領域2Bみを省略することも可能である。
この実施例によれば、バイポーラトランジスタを有する
DRAMをCMO8の製造工程数に近い工程で製造する
ことが可能である。第11図の構造を例にとり、第13
A図〜第13D図を用いて製造方法の一例を簡単に説明
する。
第13A図に示すように、p型の不純物、例えばボロン
を不純物として有するシリコン基板IAを準備する。不
純物の濃度は一般に10〜10/cIi程度の範囲内に
設定される。次いで、シリコン基板IAの主表面に、イ
オン打込み技術もしくは通常の拡散技術によりn型領域
(nウェル)31を形成する。次に公知のLOCO8(
LocalOxidation of 5ilicon
 )に技術により、sio。
よりなる絶縁膜6を形成する。
第13B図に示すように、バリアとなるp型層とバイポ
ーラトランジスタのベースとなるp型層32を通常の拡
散技術もしくはイオン打込み技術により同時に形成する
。次にキャパシタの一方の電極となるn型導電層を形成
する。
第13C図に示すように、キャパシタCpの絶縁膜11
.をシリコン基板IAの表面の酸化により形成し、その
上部に電極13を形成する。電極13の材料としては、
例えばポリシリコンを用いる。次にM OS F E 
T Q aのゲート絶縁膜15をシリコン基板10表面
酸化により形成し、その工部にゲート電極16を形成す
る。ここで絶縁!X15と電極16は、シリコン基板I
Aの上に全面に重ねて被着した後に公知のホトエツチン
グ技術により同時に形成すればよい。
第13D図に示すように、次に、nチャンネルMOSF
ETのソースドレインとなるn 型領域18とバイポー
ラトランジスタの工ばツタ18Aおよびコレクタ部のn
 型領域18Bをイオン打込み技術により同時に形成す
る。
この後、pチャンネルMOSFETのソースおよびドレ
インとなるp 型領域19と、バイポーラトランジスタ
のベース内のp 型領域19Aをイオン打込み技術によ
り同時に形成すれば、第11図に示した構造が得られる
。なお、ここではMOSFETのゲート電極上の絶縁膜
、データ線等の配線などについては省略したがこれらは
公知の工程で容易に形成できる。
上記の製造方法によれば、バリアとなるp型導電層とバ
イポーラトランジスタのベースとなるp型領域32を同
一の工程で形成できるだけでなく、pチャンネルMOS
FET用のnウェル31とバイポーラトランジスタのコ
レクタ31も同一の工程で形成できる。さらにnチャン
ネルMOSFETのソース、ドレインとなるn 型領域
18とバイポーラトランジスタのエミッタ18Aおよび
コレクタ部のn 型領域18Bを同一の工程で形成でき
、さらにpチャンネルMOSFETのソースおよびドレ
インとなるp型導電/1l19と、バイポーラトランジ
スタのベース内のp 型領域19Aも同一の工程で形成
できる。
バイボー2トランジスタは、上述した以外の種々の構成
を採用することができる。
回路素子は、p 型の埋込半導体領域3及びp型の半導
体領域5を設けずに、p−型半導体基板1とフィールド
絶縁膜6とで分離してもよい。
周辺回路はCMO8で構成しないで、nチャネルMIS
FETとバイポーラトランジスタとで構成してもよい。
電位障壁となるp型埋込層3は、MOSFETのソース
、ドレイン電極などと離して形成した例を示したが、場
合によっては、極めて近傍もしくは接し【形成してもよ
い。
本発明は、1トランジスタ、1キヤパシタ形のメモリセ
ルのみでなく、たとえばエレクトロニクス(Elect
ronics  1970年2月16日 109頁−1
15頁などに述べられている3トランジスタ形メモリセ
ルや、あるいは1970年フォールジヨイント コンピ
ュータコンファレンス(FallJoint Comp
uter Conferece)論文集54頁〜62頁
に述べられている4トランジスタ形メモリセルを用いた
メそりにも適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、セル下又は周辺回路の半導体領域下に、基板
と同−導電製でかつそれよりも高い不純、初濃度の半導
体領域を設けるつまり、メモリセルの回路素子を構成す
る半導体領域又は周辺回路の回路素子の半導体領域の下
に、これらと反対導電盤の半導体領域を設ける。これに
よりて、DRAMの周辺回路にバイポーラトランジスタ
を混在させて高速化を図るとともに、バイポーラトラン
ジスタにより発生した少数キャリアに対して前記半導体
領域がポテンシャルバリアを構成し、前記少数中ヤリア
によるソフトエラーを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、夫々、本発明に従う、バイポーラト
ランジスタを有するDRAMの構造を示す断面図、 第4図は、第1図〜第3図のDRAMのン7トエラーレ
ートを示すグラフ、 第5図は、第1図〜第3図のDRAMに含まれるpチャ
ネルMOSFETの、他の構造を示す断面図、 第6図〜第10図は、第1図〜第3図のDRAMのメモ
リセル及びNチャネルMOSFETの、他の構造を示す
断面図、 第11図及び第12図は、夫々、本発明の他の冥施例で
あるバイポーラトランジスタを有するDRAMの構造を
示す断面図、 第13A図〜第13D図は、第11図のDRAMの製造
工程の概略を示す断面図である。 図中、1・・・半導体基板、2・・・エピタキシャル層
、3.4・・・埋込型半導体領域、5. 7. 8. 
10゜12.17,18・・・半導体領域、6・・・フ
ィールド絶縁膜、9・・・ベース領域、16A・・・エ
ミッタ領域、Tr・・・バイポーラトランジスタ、■・
・・分離領域、Q・・・MISFET、Cp・・・情報
蓄積用容量素子である。 第4図 第5図 第6図 Qn−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板と、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第1半導体
    領域に形成され、第2導電型のMOSFETとこれに接
    続されたキャパシタとを含むメモリセルと、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第2半導体
    領域に形成された第2導電型のMOSFETと、 前記半導体基板内に形成された第2導電型の第3半導体
    領域に形成された第1導電型のMOSFETと、 前記半導体基板に形成されたバイポーラトランジスタと
    、 前記半導体基板内の前記第1半導体領域の下に形成され
    、前記第1半導体領域より高い不純物濃度を持つ、第1
    導電型の第4半導体領域と、前記半導体基板内の前記第
    2半導体領域の下に形成され、前記第2半導体領域より
    高く前記第4半導体領域より低い不純物濃度を持つ、第
    1導電型の第5半導体領域を備えた半導体集積回路装置
    。 2、半導体基板と、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第1半導体
    領域に形成され、第2導電型のMOSFETとこれに接
    続されたキャパシタとを含むメモリセルと、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第2半導体
    領域に形成された第2導電型のMOSFETと、 前記半導体基板内に形成された第2導電型の第3半導体
    領域に形成された第1導電型のMOSFETと、 前記半導体基板に形成されたバイポーラトランジスタと
    、 前記半導体基板内の前記第2半導体領域の下に形成され
    、前記第2半導体領域より高い不純物濃度を持つ第1導
    電型の第5半導体領域とを備えた半導体集積回路装置。 3、半導体基板と、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第1半導体
    領域に形成され、第2導電型のMOSFETとこれに接
    続されたキャパシタとを含むメモリセルと、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第2半導体
    領域に形成された第2導電型のMOSFETと、 前記半導体基板内に形成された第2導電型の第3半導体
    領域に形成された第1導電型のMOSFETと、 前記半導体基板に形成されたバイポーラトランジスタと
    、 前記第1半導体領域内において、前記メモリセルのMO
    SFET又はキャパシタを構成する第2導電型の半導体
    領域下に形成され、前記第1半導体領域より高い不純物
    濃度を持つ第1導電型の第6半導体領域とを備えた半導
    体集積回路装置。 4、半導体基板と、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第1半導体
    領域に形成され、第2導電型のMOSFETとこれに接
    続されたキャパシタとを含むメモリセルと、 前記半導体基板内に形成された第1導電型の第2半導体
    領域に形成された第2導電型のMOSFETと、 前記半導体基板内に形成された第2導電型の第3半導体
    領域に形成された第1導電型のMOSFETと、 前記半導体基板に形成されたバイポーラトランジスタと
    、 前記第2半導体領域内において、前記MOSFETを構
    成する第2導電型の半導体領域下に形成され、前記第2
    半導体領域より高い不純物濃度を持つ第1導電型の第7
    半導体領域とを備えた半導体集積回路装置。
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