JPH02144964A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH02144964A
JPH02144964A JP63298101A JP29810188A JPH02144964A JP H02144964 A JPH02144964 A JP H02144964A JP 63298101 A JP63298101 A JP 63298101A JP 29810188 A JP29810188 A JP 29810188A JP H02144964 A JPH02144964 A JP H02144964A
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insulating film
film
resistance load
load element
integrated circuit
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JP63298101A
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Inventor
Ryuichi Saito
隆一 斉藤
Osamu Saito
修 斉藤
Takahide Ikeda
池田 隆英
Mitsuru Hirao
充 平尾
Atsushi Hiraishi
厚 平石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、S RA
M (Static旦andom Access Me
mory)を有する半導体集積回路装置に適用して有効
な技術に関するものである。
〔従来技術〕
SRAMは相補性データ線とワード線との交差部にメモ
リセルを配置している。メモリセルは、ソリツブフロッ
プ回路及びその一対の入出力端子に夫々一方の半導体領
域が接続された2個の転送用MI 5FETで構成され
ている。
前記フリップフロップ回路は、情報蓄積部として使用さ
れ、入出力端子部分が清報蓄積ノード部となる。フリツ
プフロツプ回路は2個の駆動用MISFET及び2個の
高抵抗負荷素子で構成されている。高抵抗負荷素子は、
抵抗値を低減する不純物が導入されていないか或は若干
導入されている多結晶珪素膜で構成されている。高抵抗
負荷素子は、前記駆動用MISFETのゲート電極の上
部に配置されている。この高抵抗負荷素子は、駆動用M
ISFETの上部に配置されているので、メモリセル面
積を縮小し、SRAMの高集積化を図ることができる特
徴がある。
前記転送用MISFETの一方の半導体領域は、フリッ
プフロップ回路の入出力端子部分において駆動用MIS
FETのゲート電極に接続されている。この接続は、転
送用MISFETの一方の半導体領域上の絶縁膜に接続
孔を形成し、この接続孔を通して駆動用MISFETの
ゲート電極の一端側を延在させて直接転送用MI 5F
ETの一方の半導体領域に接続することによって行われ
ている。すなわち、前記接続は所謂ダイレクトコンタク
ト方式で行われている。
前記メモリセルの転送用MISFETのゲート電極はワ
ード線に接続されている。転送用MISFETの他方の
半導体領域は相補性データ線に接続されている。相補性
データ線は、前記高抵抗負荷素子の上部を延在するよう
に構成されている。
前記メモリセルのフリップフロップ回路の情報蓄積ノー
ド部には、高抵抗負荷素子を介在させて電源電圧配線が
、駆動用MISFETを介在させて基準電圧配線が夫々
接続されている。
この種のメモリセルは高集積化が進むにつれてサイズが
縮小され、情報蓄積ノード部の電荷蓄積量が低下する傾
向にある。電荷蓄積量の低下はα線の入射によるソフト
エラーな生じ易い。
このような問題点を解決する技術としては、米国特許第
4590508号に記載される技術が最適である。この
技術は、SRAMのメモリセルの情報蓄積ノード部に容
量素子を接続し、情報蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加
している。容量素子は、駆動用MISFETのゲート電
極を一方の電極とし、誘電体膜を介在させ、他方の電極
となる多結晶珪素膜な積層することで構成されている。
なお、SRBMについては、例えば、日経マグロウヒル
社発行、日経マイクロデバイス、1987年8月号、第
71頁乃至第87頁に記載されている。
本発明者は、前述のSRAMについて検討した結果、次
のような問題点が生じることを見出した。
第1に、前記メモリセルにおいて、高抵抗負荷素子内に
寄生チャネルが形成され、待機時電流量(スタンバイ電
流量)が増加する。
前記SRAMのメモリセルの高抵抗負荷素子は、受動素
子であるために比較的定常的に電流が流ねる。この高抵
抗負荷素子の上層には前述のように層間絶縁膜を介在さ
せて相補性データ線が延在している。このようなメモリ
セルでは、相補性データ線をゲート電極、層間絶縁膜を
ゲート絶縁膜、高抵抗負荷素子をチャネル形成領域とす
る、寄生MO3がメモリセルに形成される。この寄生M
O8は、相補性データ線からの電界効果によって高抵抗
負荷素子にを化チャネルを形成する。高抵抗負荷素子内
に寄生チャネルが形成されると、データ組の電位変化に
より、高抵抗負荷素子の抵抗値が変動しメモリセルの情
報蓄積ノード部に供給される電流量が増大し、待機時電
流量が増加する。
このため、SRAMの消費電力が増大する。
また、SRAMは、相補性データ線の上部にパッシベー
ション膜(保護膜)が設けられている。
パッシベーション膜としてはプラズマCVDで堆積した
窒化珪素膜が使用されている。このプラズマ窒化珪素膜
は水素を放出し、この水素は高抵抗負荷素子を形成する
多結晶珪素膜中に侵入する。
多結晶珪素膜中に水素が侵入すると、珪素の結晶性が良
くなる所謂粒界パッシベーション効果を生じる。このた
め、前記寄生MO8のしきい値電圧が低下するので、待
機時電流量が増大し、SRAMの消費電力が増大する。
第2に、前記SRAMのメモリセルにおいて、転送用M
I 5FETの一方の半導体領域と駆動用MISFET
のゲート電極との接続に要する面積が大きい。この接続
面積には以下の面積が加算される。すなわち、+1)転
送用MISFETのゲート電極と駆動用MI 5FET
のゲート電極とを離隔するための面積。このゲート電極
間の離隔寸法は製造上の加工寸法に相当する。(2)転
送用MISFETの一方の半導体領域と駆動用MISF
ETのゲート電極とを接続するための面積。(3)転送
用MISFETの一方の半導体領域と駆動用MISFE
Tのゲート電極との間の製造工程におけるマスク合せ余
裕面積。このため、メモリセル面積が増大するので、S
RAMの集積度が低下する。
本発明の目的は、SRAMを有する半導体集積回路装置
において、メモリセル面積を縮小し、集積度を向上する
ことが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記メモリセル内の導電層数を増
加することなく、前記目的を達成することが可能な技術
を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成すると共に、前記
メモリセル間の絶縁耐圧を向上することが可能な技術を
提供することにある。
本発明の他の目的は、SRAMにおいて、ソフトエラー
を防止すると共に、消費電力を低減することが可能な技
術を提供することにある。
本発明の他の目的は、特に、寄生MO8による待機時電
流量の増大を防止てることが可能な技術を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、特に、外部からの水素に起因する
待機時1!流量の増大を防止することが可能な技術を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、SRAM及びノ(イボーラ
トランジスタを有する半導体集積回路装置において、前
記各々の目的を達成するための製造工程を低減すること
が可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によりで明ら本願において開
示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明
すれば、下記のとおりである。
SRAMのメモリセルにおいて、転送用MISFETの
ゲート電極と駆動用MISFETのゲート電極とで規定
される領域内の転送用MISFETの一方の半導体領域
(情報°蓄積ノード)に導電層の一端側を接続し、この
導電層の他端側を前記駆動用MI 5FETのゲート電
極の上部表面に接続する。
また、前記導電層はメモリセルの高抵抗負荷素子と一体
に構成されている。
また、前記高抵抗負荷素子の上部にデータ線を延在させ
るSRAMであって、前記導電層の上部に誘電体膜を介
在させてプレート電極層を設け、前記高抵抗負荷素子と
データ線との間に電界遮蔽層を設ける。
また、前記高抵抗負荷素子と電界遮蔽層との間に、窒化
珪素膜を主体とする層間絶縁膜を脱ける。
また、前記プレード成極層と電界遮蔽層とを同一製造工
程で形成する。
また、SRAMとバイポーラトランジスタとを有する半
導体集積回路装置において、SRAMのメモリセルの転
送用MISFETのゲート電極と駆動用MISFETの
ゲート電極とで規定される領域内に第1接続孔を形成す
る工程と、バイポーラトランジスタのペース電極で規定
される領域内に第2接続孔を形成する工程とを同一製造
工程で行う。
また、前記第1接続孔を通して転送用MISFETの一
方の半導体領域に導電層を接続する工程と、前記第2接
続孔を通してエミッタ領域にエミッタ電極を接続する工
程とを同一製造工程で行う。
〔作用〕
上述した手段によれば、転送用MISFETのゲート電
極と駆動用MISFE中のゲート電極との間の加工寸法
に相当する接続面積で転送用MISFETの一方の半導
体領域と駆動用MISFETのゲート電極とを接続する
ことができるので、少なくとも、転送用MI 5FET
の一方の半導体領域に駆動用MISFETのゲート電極
を直接々続する場合における両者間の製造工程における
マスク合せずれ量に相当する分、接続面積を縮小し、S
RAMの集積度を向上することができる。
また、転送用MISFETの一方の半導体領域と駆動用
MISFETのゲート電極との接続は、前記高抵抗負荷
素子と一体に構成された導電層を使用するので、前記接
続のための導電層数が増加しない。
また、前記SRAMのメモリセルの第1接続孔を形成す
る工程を、バイポーラトランジスタの第2接続孔を形成
する工程で兼用することができるので、第1接続孔を形
成する工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造工
程を低減することができる。
また、前記SRAMのメモリセルの導電層を形成する工
程を、バイポーラトランジスタのエミッタ電極を形成す
る工程で兼用することができるので、導電層を形成する
工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造工程を低
減することができる。
また、上述した手段によれば、前記導電層、誘電体膜及
びプレート電極層で構成される容量素子で情報蓄積ノー
ド部の電荷蓄積量を増加することかできるので、α線に
よるソフトエラーな防止することができると共に、デー
タ線からの電界効果を遮蔽し、高抵抗負荷素子に寄生チ
ャネルが形成されることを防止することができるので、
待機時電流量を低減し、SRAMの消費電力を低減する
ことができる。
また、前記効果の他に、前記層間絶縁膜及びプレート電
極層で外部からの水素が高抵抗負荷素子に侵入すること
を防止し、高抵抗負荷素子をチャネル形成領域とする寄
生MO8のしきい値電圧が低下することを防止すること
ができるので、待機時電流量を低減し、SRAMの消費
電力を低減することができる。
また、前記電界遮蔽層を形成する工程を前記プレート電
極層を形成する工程で兼ねることができるので、前記電
界遮蔽層を形成する工程に相当する分、SRAMの製造
工程を低減することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の構成について、SRAMとバイポーラト
ランジスタとを有する混在型の半導体集積回路装置(所
謂SRAM内蔵型Bi−CMO8)九本発明を適用した
一実施例とともに説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
(第1の実施例) 本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル及びバイ
ポーラトランジスタを有する半導体集積回路装置を第1
図(要部断面図〕で示す。
第1図の右側にはSRAMのメモリセルMを示し、同第
1図の左側にはバイポーラトランジスタTrを示す。
前記SRAMのメモリセルMは、第3図(等価回路図)
に示すように、相補性データ線DL、DLとワード線W
Lとの交差部に配置されている。相補性データ線DLは
行方向に延在している。ワード線WLは列方向に延在し
ている。
前記メモリセルは、7リツプフロツプ回路とその一対の
入出力端子に一方の半導体領域が夫々接続された2個の
転送用MISFETQt、及びQt、とで構成されてい
る。
前記転送用M I S F E T Q t r 、 
Q を鵞の夫々はnチャネル型で構成されている。転送
用MISF E T Q t r + Q ttの夫々
の他方の半導体領域は相補性データ線DLに接続されて
いる。転送用MI 5FETQtt 、Qt、の夫々の
ゲート電極はワード線WLに接続されている。
フリップフロップ回路は、情報蓄積部として使用され、
入出力端子部分を情報蓄積ノード部としている。フリッ
プフロップ回路は、2個の駆動用MISFETQc+、
及びQ dtと2個の高抵抗負荷素子R,及びR1とで
構成されている。駆動用MISFETQd+及びQ a
 tはnチャネル型で構成されている。
駆動用M I S F E T Q d I−Q d 
*の夫々のソース領域は基準電圧V88 に接続されて
いる。基準電圧VSSは例えば回路の接地電位O(V)
である。駆動用MISFETQd、のドレイン領域は、
高抵抗負荷素子R2の一端側、転送用MISFETQt
、の一方の半導体領域及び駆動用MISFETQd、の
ゲート電極に接続されている。駆動用MISFETQd
*のドレイン領域は、高抵抗負荷素子R1の一端側、転
送用MISFETQt。
の一方の半導体領域及び駆動用MISFETQd。
のゲート電極に接続されている。高抵抗負荷素子R,、
R,の夫々の他端側は電源電圧Vcc に接続されてい
る。電源電圧VCCは例えば回路の動作電圧5〔v〕で
ある。
前記フリップフロップ回路の入出力端子(情報蓄積ノー
ド部)の夫々には、容量素子C,,C。
の夫々が接続されている。容量素子CIの一方の電極は
駆動用MISFETQa、のドレイン領域(情報蓄積ノ
ード部)に接続されている。容量素子C1の一方の電極
は駆動用MISFETQd。
のドレイン領域(情報蓄積ノード部)K接続されている
。容量素子C8,C,の夫々の他方の電極はこれに限定
されないが電源電圧1/2Vcc に接続されている。
電源電圧1/2Vccは、電源電圧Vcc(5V)と基
準電圧Vss(OV)との中間の電位(約2.5 [:
V] )である。容量素子CI。
C3の夫々は、情報蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加す
込ように構成されている。
次に、このように構成されるSRAMのメモリセルMの
具体的な構造について、第1図及び第2図(メモリセル
の平面図)を用いて簡単に説明する。なお、第1図に示
すSRAMのメモリセルMは、第2図のI−I切断線で
切った断面図である。
前記SRAMのメモリセルMは、第1図及び第2図に示
すように、p型のウェル領域4Bの主面に構成されてい
る。ウェル領域4Bは、単結晶珪素からなるp−型半導
体基板1の主面上に成長させたn−型エピタキシャル層
4の主面部に構成されている。半導体基板1とウェル領
域4Bとの間にはp+型半導体領域(所謂埋込型半導体
領域膚)3が構成されている。
メモリセルM間、それを構成する各素子間の夫々におい
て、ウェル領域4Bの主面には、フィールド絶縁膜6(
素子間分離絶縁膜)及び図示しないp型チャネルストッ
パ領域が設けられている。
フィールド絶縁膜6及びチャネルストッパ領域は、メモ
リセルM間、各素子間の夫々を電気的に分離するように
構成されている。また、メモリセルMとその他の素子例
えばバイポーラトランジスタTrとは、フィールド絶縁
膜6及びその下部のエピタキシャル層4に設けられたp
+型半導体領域5で電気的に分離されている。
メモリセルMの転送用MISFETQt、、Qttの夫
々は、第1図、第2図及び第4図(所定の製造工程にお
ける平面図)で示すように、フィールド絶縁膜6及び図
示しないチャネルストッパ領域で囲まれた領域内におい
て、ウェル領域4Bの主面に構成されている。すなわち
、転送用MISFETQt+ r  Qtzの夫々は、
主に、ウェル領域4B、ゲート絶縁膜8、ゲート電極1
0A、ソース領域及びドレイン領域である一対のn型半
導体領域14及び一対のn+型半導体領域16で構成さ
れている。
ウェル領域4Bはチャネル形成領域として使用される。
ゲート絶縁膜8はウェル領域4Bの主面を酸化して形成
した酸化珪素膜で構成されている。
ゲート電極10Aはゲート絶縁膜8の所定の上部に構成
されている、ゲート電極10Aは、抵抗値を低減するn
型不純物(P又はAs)が導入されたCVDで堆積され
る多結晶珪素膜で構成されている。また、ゲート電極1
0Aは、多結晶珪素膜の上部に高融点金属シリサイド(
MoSi。
TaSi2 、TiSi2 、WSil )膜或は高融
点金属(Mo、Ta、Ti*W)膜を積層した複合膜で
構成してもよい。
転送用MI 5FETQt+ r  Q”!の夫々のゲ
ート電極10Aは、列方向に延在するワード線(WL)
IOAと一体に構成されている。ワード線10Aはフィ
ールド絶縁膜6上に延在するように構成されている。
低不純物濃度の半導体領域14は、高不純物濃度の半導
体領域16と一体に構成され、ウェル領域4Bの主面部
においてチャネル形成領域側に設けられている。低不純
物濃度の半導体領域14は転送用M I S F E 
T Q t + 、  Q t tの夫々を所謂L D
D (Lightly Doped Drain)構造
に構成するようになっている。低不純物濃度の半導体装
置14はゲート電極10Aに対して自己整合で構成され
ている。
高不純物濃度の半導体領域16は、ゲート電極10Aの
側壁に形成されたサイドウオールスペーサ15に対して
自己整合で構成されている。
メモリセルMの駆動用MISFETQd。
Qd、の夫々は、前記転送用M I S F E T 
Q t r 。
Q t tの夫々と実質的に同様の構造で構成されてい
る。すなわち、駆動用MISFETQa。
Qdxの夫々は、ウェル領域4B、ゲート絶縁膜8、ゲ
ート電極10A、ソース領域及びドレイン領域である一
対のn型半導体領域14及び一対のn+型半導体領域1
6で構成されている。駆動用MISFETQd+ 、Q
dtの夫々はLDD構造で構成されている。
駆動用MI 5FETQd、のゲート電極10Aの延在
する一端は、特に、第1図及び第5図(所定の製造工程
における平面図)で示すように、上層の導電層20人を
介在させ、転送用MISFETQt’、の一方の半導体
領域16に接続されている。同様に、駆動用MISFE
TQd2のゲート電極10Aの延在する一端は、上層の
導電層20人を介在させ、転送用MISFETQt、の
一方の半導体領域16に接続されている。これらの接続
部分は、メモリセルMのフリップフロップ回路の情報蓄
積ノード部に相当する。
前記導電層20Aの一端側は接続孔18Aを通して半導
体領域16に接続さね、その他端側は接続孔19を通し
て駆動用MISFETQdのゲート電極10Aに接続さ
れている。接続孔18Aは、層間絶縁膜17に開口され
た領域内において、転送用MIsFETQtのゲート電
極10A、駆動用MISFETQdのゲート電極10A
の一端の夫々の側壁に形成されたサイドウオールスペー
サ15に規定された領域内に構成されている。転送用M
ISFETQtのゲート電極!OAと導電層20Aとは
、ゲート電極10Aの上部に設けられた層間絶縁膜11
で電気的に分離されている。ゲート電極10Aの側壁の
サイドウオールスペーサ15は数千(A)程度の薄い膜
厚で形成できるので、導電層20Aの一端側は転送用M
ISFETQtのゲート電極10Aと駆動用MISFE
TQdのゲート電極10Aの一端との間の加工寸法で規
定された領域内の接続面積で半導体領域16と接続する
ことができる。しかも、導電層20人の一端側と半導体
領域16との接続部分は、転送用MISFETQtのゲ
ート電極10A、駆動用MISFETQdのゲート電極
10Aの一端の夫々に対して自己整合で構成することが
できる。
接続孔19は、接続孔18Aを形成するために前記層間
絶縁膜17に開口された領域内において、駆動用MIS
FETQdのゲート電極10Aの一端部分の層間絶縁膜
11に構成されている。すなわち、接続孔19は、駆動
用MISFETQdのゲート電極10Aの上部に設けら
れている。また。
接続孔19は、前記溝tJi120Aの一端側とは異な
る領域であって、転送用MI 5FET Qtと駆動用
MISFETQdとを分離するフィールド絶縁膜6上に
設けられている。つまり、接続孔19を形成するだめの
面積は、ゲート電極10A又はフィールド絶縁膜6を形
成する面積で兼用することができるので、接続孔19は
メモリセ/L/Mの面積の増加には寄与しない。
前記導電層20Aは、抵抗値を低減するn型不純物(P
又はAs)が導入されたCVDで堆積される多結晶珪素
膜で構成されている。
駆動用MISFETQd、のゲート電極10Aの他端側
は、ゲート絶縁膜8に形成された接続孔9を通過しn+
型半導体領域13を介在させて駆動用MISFETQd
、のドレイン領域である半導体領域16に接続されてい
る。半導体領域13は、ゲート電極(多結晶珪素膜)1
0Aに導入されたn型不純物をウェル領域4Bの主面部
に拡散することによって形成されている。この接続は、
後述する電源電圧配線(Vcc) 20 Cと接触する
ため導電層20人と同一導電層を利用し接続することが
できないので、導電理数が増加するため、ゲート電極1
0Aの延在する他端部な直接半導体領域16に接続する
ことで行われている。結果的に、駆動用MISFETQ
a、のゲート電極10人は、転送用MISFETQt、
の一方の半導体領域16と駆動用MISFETQd!の
ドレイン領域である半導体領域16とを接続する、フリ
ップフロップ回路の交差配線の一方を構成する。転送用
M I S F E T Q t tの一方の半導体領
域16は駆動用MISFETQd、のドレイン領域であ
る半導体領域16と一体に構成されている。この一体化
はフリップフロップ回路の交差配線の他方を構成する。
前記転送用MISFETQt、、Qt2の夫々の他方の
半導体領域16には、層間絶縁膜25に形成された接続
孔26を通して、相補性データ線(DL)27が接続さ
れている。相補性データ線27は層間絶縁膜25の上部
を行方向に延在するように構成されている。相補性デー
タ線27は、例えばアルミニウム膜か、マイグレーショ
ンを防止するCu又は及びSiが添加されたアルミニウ
ム合金膜で構成する。
駆動用MISFETQd+ −Qdtの夫々のソース領
域である半導体領域16は基準電圧VSSが印加されて
いる。この基準電圧vssの供給は、図示しないが、ゲ
ート電極10A及びワード線10Aと同一導電層で形成
されかつ同一列方向に延在する基準電圧配線によって行
われている。この基準電圧配線は、ゲート絶縁膜8に構
成された接続孔9を通して駆動用MISFETQd、。
Qdtの夫々のソース領域である半導体領域16に接続
されている。
メモリセルMの高抵抗負荷素子(R,)20Bは、第1
図、第2図及び第5図に示すように、駆動用MISFE
TQd、の上部に層間絶縁膜17を介在させて設けられ
ている。高抵抗負荷素子(R,)20Bは駆動用MIS
FETQd、の上部に構成されている。具体的には、高
抵抗負荷素子(R+ 、Rzの夫々)20Bはゲート電
極10Aの上部に配置されている。高抵抗負荷素子20
Bは、抵抗値を低減するための不純物が導入されていな
いか、或は若干n型又はp型不純物が導入された、CV
Dで堆積させた多結晶珪素膜で構成されている。高抵抗
負荷素子20Bは、駆動用MISFETQd、、Qdt
の夫々の領域を兼用して配置しているので、メモリセル
Mの面積を縮小することができる特徴がある。
高抵抗負荷素子(R,)20Bの一端は、転送用MIS
FETQt、の一方の半導体領域16と駆動用MISF
ETQd、のゲート電極10Aとの接続部に導電層20
Aを介在させて接続されている。同様に、高抵抗負荷素
子(R,)20Bの一端は、転送用M I S F E
 T Q t 2の一方の半導体領域16と駆動用MI
SFETQdzのゲート電極10Aとの接続部に導電層
20Aを介在させて接続されている。高抵抗負荷素子2
0Bの一端は導電層2OAと一体に構成されている。高
抵抗負荷素子20Bの他端は電源電圧配線(Vcc)2
0Cと一体に構成されている。電源電圧配線20Cは前
記ワード線10Aの延在する方向と同一の列方向に延在
するように構成されている。電源電圧配線20Cはn型
(又はp型)不純物が導入された多結晶珪素膜で構成さ
れている。
このように、転送用MISFETQtの一方の半導体領
域16と駆動用MISFETQdのゲート電極10Aと
が接続され、この接続部分に導電層20Aを介在させ接
続された高抵抗負荷素子Rを駆動用MISFETQdの
上部に配置するメモリセルMで構成されるSRAMを有
する半導体集積回路装置であって、前記転送用MI S
 FETQtのゲート電極10Aと駆動用MISFET
Qdのゲート電極10Aとで規定される領域内に、夫々
のゲート電極10Aに対して自己整合でかつ転送用MI
 5FETQtのゲート電極10Aと電気的に分離させ
て、前記導電層20Aの一端側を転送用MI 5FET
Qtの一方の半導体領域16に接続し、この導電層20
Aの他端側な前記駆動用MI 5FETQd(7)ゲー
ト電極10A17)上部表面に接続したことにより、転
送用MI 5FETQtのゲート電極10Aと駆動用M
ISFETQdのゲート電極10Aとの間の加工寸法に
相当する接続面積で転送用MI 5FETQtの一方の
半導体領域16と駆動用MISFETQdのゲート電極
10Aとを接続することができるので、転送用MISF
ETQtの一方の半導体領域16に駆動用MISFET
Qdのゲート電極10Aを直接々続する場合における両
者間の製造工程におけるマスク合せずれ量に相当する分
、接続面積を縮小し、集積度を向上することができる。
また、転送用MISFETQtの一方の半導体領域16
と駆動用MISFETQdのゲート電極10Aとの接続
は、高抵抗負荷素子Rを接続する導電層20Aを兼用す
るので、前記接続のための導電層が増加しない。
前記メモリセルMの7リツプフロツプ回路の情報蓄積ノ
ード部となる導電層20Aの上部には、第1図及び第2
図に示すように、誘電体膜23を介在させてプレート電
極層24が設けられている。
すなわち、転送用MISFETQt、の一方の半導体領
域16と駆動用MISFETQd1のゲート電極10A
との接続部分に一端が接続された導電層20A、誘電体
膜23及びプレート電極層24は容量素子C2を構成す
る。転送用MISFETQt、の一方の半導体領域16
と駆動用MISFETQct、のゲート電極10Aとの
接続部分に一端が接続された導電層20A、誘電体膜2
3及びプレート電極層24は容量素子C!を構成する。
前記誘電体膜23は、導電層20A及び高抵抗負荷素子
20Bの上部に設けられ、プレート電極層24の下部に
それと同一形状で構成されている。
誘電体膜23は、容量素子C,,C!の夫々の電荷蓄積
量をより増加するため、100〜200〔A〕程度の膜
厚の窒化珪素膜の単層で構成する。また、誘電体膜23
は、窒化珪素膜と酸化珪素膜とを重ね合せた例えばCV
DSi3N4膜を酸化することによって形成される複合
膜で構成してもよい。つまり、誘電体膜23は窒化珪素
膜を主体とする絶縁膜で構成されている。
プレート電極層24は、前記誘電体膜23の上部に設け
られている。プレート電極層24は、ワード線10Aの
延在する方向と同一の列方向に配tされた、他のメモリ
セルMのプレート電極24と一体に構成されている。プ
レート電極層24は前述のように電源電圧1/2Vcc
が印加されている。これは、情報蓄積ノードの電位は電
源電位と接地電位の間で変動するので、容量に加わる電
圧を最小にするためである。プレート電極層24は例え
ばCVDで堆積した多結晶珪素膜で構成されている。
高抵抗負荷素子(Rt 、 Rtの夫々)20Bの上部
には、誘電体膜23を層間絶縁膜23として介在させ、
電界遮蔽層24を設けている。この電界遮蔽層24は高
抵抗負荷素子20Bと相補性データ線27との間に設け
られている。この電界遮蔽層24は、相補性データ線2
7からの電界効果によって、高抵抗負荷素子20Bに寄
生チャネルが形成されることを防止するように構成され
ている。つまり、電界遮蔽層24は、寄生MO8効果を
防止するように構成されている。寄生MO3は、相補性
データ線27をゲート電極、層間絶縁膜25をゲート絶
縁膜、高抵抗負荷素子20Bをチャネル形成領域として
構成されている、この電界遮蔽層24は、前記プレート
電極層24と同一導電層で構成されており、一体に構成
されている。すなわち、電界遮蔽層24は、導電層20
Aの上部九設けられたプレート電極層24を高抵抗負荷
素子20Bの上部まで延在させることによって構成され
ている。結果的に、電界遮蔽層24は、多結晶珪素膜で
構成され、電源電圧1/2 vccが印加される。
このように、フリップフロップ回路の情報蓄積ノード部
に導電層20Aを介在させて高抵抗負荷素子(R,、R
,の夫々)20Bを接続するメモリセルMを構成し、こ
のメモリセルMの高抵抗負荷素子20Bの上部に相補性
データ線27が延在するSRAMを有する半導体集積回
路装置であって、前記情報蓄積ノード部に接続される導
電層20Aの上部に、誘電体膜23を介在させて所定の
電位が印加されるプレート電極層24を設けて容量素子
Cを構成し、前記高抵抗負荷素子20Bと相補性データ
線27との間に、前記相補性データ線27からの電界効
果を遮蔽する電界遮蔽層24を設けたことにより、情報
蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加することができるので
、ソフトエラーな防止することができると共に、相補性
データ線27からの電界効果を遮蔽し、高抵抗負荷素子
20Bに寄生チャネルが形成されることを防止すること
ができるので、待機時電流量(スタンバイ電流量)を低
減し、消費電力を低減することができる。
また、前記高抵抗負荷素子20Bと電界遮蔽層24との
間に、窒化珪素膜を主体とする層間絶縁膜23を設ける
ことにより、前記効果の他に、前記層間絶縁膜23で外
部からの水素が高抵抗負荷素子20Bに侵入することを
防止し、高抵抗負荷素子(多結晶珪素膜)20Bの結晶
性が良くなることを防止し、高抵抗負荷素子20Bをチ
ャネル形成領域とする寄生MO8のしきい値電圧が低下
することを防止することができるので、待機時電流量を
低減し、消費電力を低減することができる。
また、前記高抵抗負荷素子20B及び電界遮蔽層24が
データ線方向、すなわちドライバーMO8のゲート、高
抵抗負荷素子、電界遮蔽層24がワード線とは垂直な方
向にレイアウトされているため、上層の配線に対する段
差を強調する方向には作用しない。
なお、第1図には図示しないが、相補性データ線27の
上部を含む基板全面には、パッシベーション膜が設けら
れている。パッシベーション膜は、例えばプラズマCV
Dで堆積させた窒化珪素膜で形成する。このパッシベー
ション膜は、前記水素の発生源となる。
バイポーラトランジスタTrは、ieg1図の左側に示
すように、n型ウェル領域4Aの主面に構成されている
。ウェル領域4人はエピタキシャル層4の主面部に(又
はエピタキシャル層4そのもので)構成されている。半
導体基板1とウェル領域4Aとの間にはn+型半導体領
域(埋込型半導体領域層)2が設けられている。半導体
領域2はバイポーラトランジスタTrのコレクタ抵抗を
低減するために構成されている。
バイポーラトランジスタTr間にはフィールド絶縁膜6
及び半導体領域5が設けられ、バイポーラトランジスタ
Tr間を電気的に分離するように構成されている。バイ
ポーラトランジスタTrは、コレクタ領域、ベース領域
及びエミッタ領域からなるnpn型で構成されている。
コレクタ領域は、ウェル領域4A、電位引上用のn+型
半導体領域7、埋込型の半導体領域2で構成されている
。電位引上用の半導体領域7は、ウェル領域4Aの主面
部に構成され、ウェル領域4人の主面から埋込型の半導
体領域2に達するように構成されている。半導体領域7
には、層間絶縁膜25に形成された接続孔26を通して
コレクタ用配線27が接続されている。
ベース領域は、外部ペース領域としてのp+半導体領域
12及び活性ペース領域としてのp型半導体領域21で
構成されている。外部ペース領域としての半導体領域1
2は、フィールド絶縁膜6に規定された方形のリング形
状で構成されている。
活性ペース領域としての半導体領域21は、外部ペース
領域である半導体領域12の中央部分に設けられている
ベース領域には、接続孔9を通してペース電極10Bが
接続されている。ベース電極10Bは、前記ゲート電極
10Aと同一導電層で構成された多結晶珪素膜にp型不
純物(B又はBFt)を導入することで構成されている
。外部ペース領域としての半導体領域12は、ベース電
極10Bに導入されたp型不純物をウェル領域4Aの主
面部に拡散することによって形成されている。つまり、
外部ペース領域としての半導体領域12は、ペース電極
10Bに対して自己整合で構成されている。
図示しないが、ベース電極JOBには、コレクタ用配線
27と同一導電層で形成されたベース用配線が接続され
ている。
エミッタ領域はn+型半導体領域22で構成されている
。この半導体領域22は前記活性ペース領域としての半
導体領域21の主面部に設けられている。エミッタ領域
には、接続孔18Bを通してエミッタ電極20Dが接続
されている。接続孔18Bは、層間絶縁膜17に形成さ
れた開口内において、ペース電極10Bの側壁に形成さ
れたすイドウオールスペーサ15に規定された領域内に
構成されている。つまり、前記SRAMのメモリセルM
に構成された接続孔18Aと実質的に同一構造で構成さ
れている。エミッタ電極20Dは、前記SRAMのメモ
リセルMの導電層20A、高抵抗負荷素子20B、電源
電圧配線20Cの夫々と同一導電層で形成された、n型
及び前記n型より濃度の低いn型不純物が導入された多
結晶珪素膜で構成されている。エミッタ領域(半導体領
域22)は、エミッタ電極20Dの多結晶珪素膜に導入
されたn型不純物(As又はP〕を熱処理を施すことに
よって半導体領域21の主面部に形成される。また、前
記活性ベース領域としての半導体領域21は同様な方法
で形成することができる。
エミッタ電極20Dには、層間絶縁膜25に形成された
接続孔26を通して、エミッタ用配線27が接続されて
いる。
次に、前述の半導体集積回路装置の具体的な製造方法に
ついて、第6図乃至第14図(各製造工程毎に示す要部
断面図ンを用いて簡単に説明する。
まず、単結晶珪素からなるp−型半導体基板1を用意す
る。
次に、バイポーラトランジスタTr形成領域において、
半導体基板1の主面部にn型不純物を導入する。また、
SRAMのメモリセルM形成領域及び素子間分離領域に
おいて、半導体基板]の主面部にn型不純物を導入する
。これらの不純物は、埋込型半導体領域層を形成するよ
うになっている。
次に、前記半導体基板】の主面上に、n−型エピタキシ
ャル層4を成長させる。このエピタキシャル4を形成す
る工程と同一製造工程によって、前記導入されたn型不
純物、n型不純物の夫々が引ぎ伸し拡散され、半導体基
板】とエピタキシャル層4との界面部分にn+型半導体
領域2、p+型半導体領域3の夫々が形成される。
次に、第6図に示すように、エピタキシャル層4の主面
に、n型ウェル領域4A、p型ウェル領域4B、p+型
半導体領域5及びフィールド絶縁膜6を形成する。ウェ
ル領域4AはバイポーラトランジスタTr及び図示しな
いpチャネルMISFETの形成領域に形成される。ウ
ェル領域4BはメモリセルM及び図示しないnチャネル
MISFETの形成領域に形成される。半導体領域5は
主にバイポーラトランジスタTrの形成領域間に形成さ
れる。フィールド絶縁膜6は各素子間に形成される。
また、ウェル領域4Bの主面部において、フィールド絶
縁膜6の下部にはp型チャネルストッパ領域が形成され
る。なお、前記素子間分離領域は。
p+型半導体領域5に代えて、p型ウェル領域4Bとp
型チャネルストッパ領域とで構成してもよい。
次に、バイポーラトランジスタTr形成領域において、
電位引上用のn+型半導体領域7を形成する。
次に、第7図に示すように、ウェル領域4Bの主面上に
ゲート絶縁膜8を形成する。このゲート絶縁膜8はウェ
ル領域4Aの主面上に同様に形成される。ゲート絶縁膜
8は、例えばウェル領域4B(4A)の主面を酸化した
酸化珪素膜で形成し、100〜300 (A)程度の膜
厚で形成する。
次に、第8図に示すように、メモリセルM形成領域にお
いてゲート電極10A及び層間絶縁膜11を形成すると
共に、バイポーラトランジスタTr形成領域においてペ
ース電極10B及び層間絶縁膜11を形成する。
ゲート電極10Aは、ゲート絶縁膜8の所定の上部にC
VDで堆積させた多結晶珪素膜で形成されている。多結
晶珪素膜にはn型不純物例えばPが導入されている。ゲ
ート電極10Aは例えば3000〜4000 (:A)
程度の膜厚で形成する。
駆動用MISFETQd、のゲート電極10Aの他端側
は、ゲート絶縁膜8に形成された接続孔9を通してウェ
ル領域4Bの主面に直接々続されている。
層間絶縁膜11は、ゲート電極10Aとその上層の導電
層とを電気的に分離するため例えばCVDで堆積させた
酸化珪素膜で形成し、3000〜4000 CAI程度
の膜厚で形成する。層間絶縁膜11は、ゲート電極10
Aと共に、RIE等の異方性エツチングでパターンニン
グされる。
ベース電極10Bは、ゲート電極1oAと同一製造工程
で堆積させた多結晶珪素膜にn型不純物例えばBF、を
導入することによって形成される。
ベース電極10Bは、ゲート絶縁膜8を除去して形成さ
れた接続孔9を通してウェル領域4Aの主面に直接々続
されている。ベース電極10Bの上部の層間絶縁膜11
は、前記ゲート電極10Aの上部の層間絶縁膜11と同
一製造工程で形成されている。
次に、第9図に示すように、メモリセルM形成領域にお
いて、ウェル領域4Bの主面部にn型半導体領域14を
形成する。n型半導体領域14は、n型不純物例えばP
をイオン打込みによってウェル領域4Bの主面部に導入
することによって形成される。n型不純物の導入に際し
ては、主に、ゲート電極10A及び層間絶縁膜11を不
純物導入用マスクとして用いる。したがって、半導体領
域14はゲート電極10Aに対して自己整合で形成され
る。
この半導体領域14を形成する工程の一部の熱処理工程
と同一製造工程によって、メモリセルM形成領域におい
てウェル領域4Bの主面部にn+型半導体領域13が形
成され、バイポーラトランジスタTr形成領域において
外部ベース領域となるp+型半導体領域12が形成され
る。半導体領域13はゲート電極10Aに導入されたn
型不純物が拡散されることによって形成される。半導体
領域12はベース電極10Bに導入されたn型不純物が
拡散されることKよって形成される。
次に、第10図に示すようにゲート電極10Aの側壁、
ベース電極10Bの側壁の夫々にサイドウオールスペー
サ15を形成する。サイドウオールスペーサ15は、層
間絶縁膜11の上部を含む基板全面にCVDで堆積した
酸化珪素膜を形成し、この酸化珪素膜にRIE等の異方
性エツチングを施すことによって形成することができる
。このサイドウオールスペーサ15は、ゲート電極10
Aの側壁、ベース電極10Bの側壁の夫々からの膜厚が
数千〔A〕程度の薄い膜厚で形成することができる。サ
イドウオールスペーサ15は、ゲート電極10A又はベ
ース電極10Bに対して自己整合で形成される。
次に、メモリセルM形成領域において、ウェル領域4B
の主面部にn+型半導体領域16を形成する。半導体領
域16は、n型不純物例えばAsをイオン打込みによっ
てウェル領域4Bの主面部に導入すること圧よって形成
される。n型不純物の導入に際しては、主に、ゲート電
極10A、層間絶縁膜】1及びサイドウオールスペーサ
15を不純物導入用マスクとして用いる。したがって、
半導体領域】6はゲート電極10Aに対して自己整合で
形成される。
この半導体領域16を形成する工程によって、メモリセ
ルMの転送用M I S F E T Q t lr 
Q t tの夫々及び駆動用MISFETQd、、Qd
、の夫々が完成する。
次に、前記層間絶縁膜11の上部を含む基板全面に、層
間絶縁膜17を形成する。層間絶縁膜17は、例えばC
VDで堆積させた酸化珪素膜で形成し、2000〜30
00 [A]程度の膜厚で形成する。
次に、第11図に示すように、接続孔18A及び18B
を形成する。接続孔18Aは、転送用Nll5FETQ
tのゲート電極10Aと駆動用MISFETQdのゲー
ト電極10Aとで規定される領域内及び駆動用MISF
ETQdのゲート電極10Aの所定の上部の層間絶縁膜
】7を除去して形成される。接続孔18Aは、層間絶縁
膜17に形成された開口及びサイドウオールスペーサ1
5とで規定された領域内において、転送用MISFET
Qt+ s  Qttの夫々の一方の半導体領域である
半導体領域16の主面を露出するように形成される。接
続孔18Aは、同第11図に点線で示す例えばホトレジ
ストで形成されるエツチングマスクを用いて形成されて
いる。接続孔18Aを形成するために層間絶縁膜17に
形成された開口の寸法は、前記ゲート電極10A(実際
にはサイドウオールスペーサ15)で規定される領域内
の寸法及びゲート電極10Aの所定の寸法(接続孔19
0寸法)よりも、少なくとも製造工程におけるマスク合
せずれi[相当する分、太きく形成されている。また、
この接続孔18Aの形成に際しては、ゲート電極10A
の上部の層間絶縁膜11は実質的に除去されないように
なっている。
前記接続孔18Bは、ベース電極10Bで規定される領
域内の層間絶縁膜17を除去して形成されている。接続
孔18Bは、層間絶縁膜17に形成された開口及びサイ
ドウオールスペーサ15で規定される領域内において、
ウェル領域4Aの主面が露出するようになっている。接
続孔18Bの寸法は、サイドウオールスペーサ15で規
定された領域の寸法よりも、少なくとも製造工程におけ
るマスク合せずれ量に相当する分、大きく形成されてい
る。この接続孔18Bは、前記接続孔18Aと同一製造
工程で形成されている。
次に、第12図に示すように、前記接続孔18Aを形成
するために層間絶縁膜17に開口された領域内において
、駆動用M I S F E T Qd+ 、Qdtの
夫々のゲート電極10Aの上部の層間絶縁膜11を除去
し、接続孔19を形成する。この接続孔19は、同第1
2図に点線で示すエツチングマスクを用いて形成さねて
いる。
次に、第13図に示すように、メモリセルM形成領域に
おいて導電層20A、高抵抗負荷素子(R+ 、Rtの
夫々)20B及び電源電圧配線20Cを形成すると共に
、バイポーラトランジスタTr形成領域においてエミッ
タ電極20Dを形成する。
前記導電層20Aは、一端側を接続孔18Aを通して転
送用MI S F ET Qt H+  Qttの夫々
の一方の半導体領域16に接続し、他端側な接続孔】9
を通して駆動用MI 5FETQd+、Qdtの夫々の
ゲート電極10Aの表面に接続するように、層間絶縁膜
17の上部に形成される。導電層20Aは例えばn型不
純物[F]が導入された多結晶珪素膜で形成され、20
00〜3000 [A]程度の膜厚で形成される。
高抵抗負荷素子20Bは、一端側が前記導電層20Aの
他端側と一体に構成され、他端側か電源電圧配線20C
と一体に構成されている。つまり、高抵抗負荷素子20
Bは導電層20Aと同一製造工程で形成されている。高
抵抗負荷素子20Bは、不純物が導入されていないか、
又は若干n型或はp型不純物が導入されたi型の多結晶
珪素膜で形成されている。
′遡源電圧配線20Cは前記導電層20Aと同一製造工
程でn型不純物が尋人された多結晶珪素膜で形成されて
いる。
前記エミッタ電極20Dは、接続孔18Bを通してウェ
ル領域4Aの主面に直接々続するように層間絶縁膜17
の上部に設けられている。エミッタ電極20Dは前記導
電層20A、電源電圧配線20Cと同一製造工程で形成
されたn型の多結晶珪−1膜で形成されている。このエ
ミッタ電極20Dの下部のウェル領域4Aの主面部には
、同第13図に示すように、多結晶珪素膜をCVDで堆
積した後、その多結晶珪素膜にn型及びp型不純物を導
入し、熱処理を施こすことによって、活性化ベース領域
となるp型半導体領域21.エミッタ領域となるn中型
半導体領域22の夫々が形成される。
すなわち、半導体領域21はエミッタ電極20Dの多結
晶珪素膜に尋人されたp型不純物例えばホウ素■が拡散
されることにより形成される。また、半導体領域22は
エミッタ電極20Dの多結晶珪素膜に導入されたn型不
純物例えばヒ素(As)が拡散されることによって形成
される。基板中のホウ素■の拡散係数は、ヒ素(As)
の拡散係数よりも大きいため、半導体領域21は半導体
領域22より基板の深い位置に形成される。前記ヒ素(
As)の濃度は、前記ホウ素(B)の濃度に比べて充分
高いため、半導体領域22及びエミッタ電極20Dの多
結珪素膜はn型を示す。前記エミッタ電極20D、半導
体領域21及び22を形成することによって、バイポー
ラトランジスタTrが完成する。
このように、転送用MISFETQtの一方の半導体領
域16と駆動用MISFETQdのゲート電極10Aと
が接続され、この接続部分に導電層20Aを介在させ接
続された高抵抗負荷素子(R1p  R1)20Bを駆
動用MI 5FETQdの上部に配置するメモリセルM
で構成されるSRAMと、ベース電極10Bで規定され
た領域内にエミッタ電極20Dを接続するバイポーラト
ランジスタTrとを有する半導体集積回路装置でありて
、前記SRAMのメモリセルMの転送用MISFETQ
tのゲート電極10A、駆動用MISFETQdのゲ−
)71m10A、 パイyN−−yトランジスタTrの
ベース電極10Bの夫々を形成すると共に、該ゲート電
極10A、ベース電極10Bの夫々の上部に層間絶縁膜
11(第1絶縁膜)を形成する工程と、前記ゲー)K極
10A、ベース電極10Bの夫々の側壁にサイドウオー
ルスペーサ15を形成する工程と、前記層間絶縁膜11
の上部を含む基板全面に層間絶縁膜17(第2絶縁換)
を形成する工程と、前記転送用MISFETQtのゲー
ト電極10Aと駆動用MISFETQdのゲートを極1
0Aとで規定される領域内及び駆動用MISFETQd
のゲート電極10Aの所定上部の層間絶縁膜17を除去
し、層間絶縁膜17及びサイドウオールスペーサ15で
規定される接続孔18A(第1接続孔)を形成すると共
に、前記ベース電極10Bで規定される領域内の層間絶
縁膜17を除去し、層間絶縁膜17及びサイドウオール
スペーサ15で規定される接続孔18B(第2接続孔)
を形成する工程と、前記接続孔18A内の駆動用MIS
FETQdのゲート電極10Aの所定上部の層間絶縁膜
11を除去して接続孔19(第3接続孔)を形成する工
程と、前記接続孔18Aを通して一端側を転送用MIS
FgTQtの一方の半導体領域16に接続し、前記接続
孔19を通して他端側を駆動用MISFETQdのゲー
ト電極10Aに接続する導電層20Aとそれと一体に構
成される前記高抵抗負荷素子20Bを前記層間絶Mg1
7の上部に形成すると共に、前記接続孔18Bを通して
ウェル領域4A(エミッタ領域)に接続するエミッタ電
極20Dを前記層間絶縁膜17の上部に形成する工程と
を備えたことにより、前記SRAMのメモリセルMの接
続孔18Aを形成する工程を、バイポーラトランジスタ
Trの接続孔18Bを形成する工程で兼用することがで
きるので、接続孔18Aを形成する工程に相当する分、
半導体集積回路装置の製造工程を低減することができる
また、前記SRAMのメモリセルMの導電層20A及び
高抵抗負荷素子20Bを形成する工程を、バイポーラト
ランジスタTrのエミッタ電極20Dを形成する工程で
求用することができるので、導電層20A及び高抵抗負
荷素子20Bを形成する工程に相当する分、半導体集積
回路fititの製造工程を低減することができる。
次に、第14図に示すように、メモリセルM影領域にお
いて、4篭層20Aの上部に誘電体膜23を介在させて
プレート電極層24を形成し、容量素子C1,C,を形
成する。この容i:IL素子Cを形成する工程と同一製
造工程によって、高抵抗負荷素子(Rx、Rxの夫々)
20Bの上部に誘電体膜23を層間絶縁膜23として介
在させて電界遮蔽j−24を形成する。
誘′亀体膜232層間絶縁[23の夫々は同一製造工程
によって形成される。誘電体膜23は、誘電率を向上す
るため例えばCVDで堆積させた単層の窒化珪素膜で形
成し、100〜2ool:X〕程度の膜厚で形成する。
vj電体膜23及び層間絶縁膜23は、プレート電極層
24及び電界遮蔽層24をエツチングマスクとして用い
てバター二/グされる。また、誘電体膜23及び層間絶
縁膜は、CVDで堆積させた窒化珪素膜を酸化すること
によって形成する5iOz/SimN+の2層膜を用い
てもよい。
前記プレート電極層24.電界遮蔽14424の夫々は
同一製造工程によって形成される。プレート電極層24
及び電界遮蔽層24は、例えばCVDで堆積させた多結
晶珪素膜で形成され、150o〜a o o o (X
)程度の膜厚で形成する。この多結晶珪素膜にはn型不
純物が導入されている。
次に、プレート電極層24の上部及び電界遮蔽層24の
上部を含む基板全面に層間絶縁膜25を形成する。層間
絶縁膜25は、例えばCVDで堆積させた100〜s 
o o I:A)程度の膜厚の酸化珪素膜の上部に、C
VDで堆積させた400トロ000〔A〕程度の膜厚の
BPSG膜を重ね合せた複合膜で形成する。BPSG膜
は多層配線構造による段差形状を緩和し、上層配線のス
テップカバレッジを向上するように構成されている。酸
化珪素膜はBPSG膜からのB又はP漏れを防止するた
めに形成されている。
次に、メモリセルMの転送用MISFETQtt。
Qttの他方の半導体領域16の上部、バイポーラトラ
ンジスタTrの電位引上用の半導体領域7の上部、エミ
ッタ電極20Dの上部の層間絶縁膜25等を除去し、接
続孔26を形成する。
次に、前記第1図及び第2図に示すように、層間絶縁#
25の上部に相補性データ線(DL)27、コレクタ用
配線27.エミッタ用配線27゜ベース用配線の夫々を
形成する。これらの配線27は、前記接続孔26を通し
て各領域に接続される。
次に、図示しないが、配線27の上部を含む基板全面に
パッジベージ璽ン膜を形成する。パッジベージ璽ン膜は
、プラズマCVDで堆積した窒化珪素膜で形成する。
これら一連の製造工程を施すことによって、本実施例の
半導体集積回路装置は完成する。
このように、7リツプフロツ、プ回路の情報蓄積ノード
部に導電層20Aを介在させて高抵抗負荷素子(R1,
Rtの夫々)20Bを接続するメモリセルMを構成し、
このメモリセルMの高抵抗負荷素子20Bの上部に相補
性デドタ憩27が延在するSRAMを有する半導体集積
回路装置でありで、前記蓄積ノード部に接続される導電
層20Aの上部に、誘電体膜23を介在させて所定の電
位が印加されるプレート電極層24を形成して容量素子
Cを形成する工程と同一製造工程によって、前記高抵抗
負荷素子20Bと相補性データ線27との間に、前記相
補性データ線27かもの電界効果を遮蔽する電界遮蔽層
24を形成したことにより、前記電界遮蔽層24を形成
する工程を前記プレート電極/#24を形成する工程で
兼ねることができるので、前記電界遮蔽層24を形成す
る工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造工程を
低減することができる。
また、前記導電層20Aの上部の誘電体膜23を形成す
る工程と同一製造工程によりて、高抵抗負荷素子(R1
−Rtの夫々)20Bの上部の層間絶縁膜23を形成す
ることにより、層間絶縁膜23を形成する工程を誘電体
膜23を形成す゛る工程で孝ねることができるので、層
間絶縁膜23を形成する工程に相当する分、半導体集積
回路装置の製造工程を低減することができる。
また、第15図(前記第2図のxv−xv切断線で切っ
た要部断面図)に示すように、SRAMの列方向Km接
する2個のメモリセルMの夫々の転送用MI 5FET
Qt、とQttとの間、及びQ t tとQtzとの間
は、絶縁耐圧が高く構成されている。つまり、転送用M
ISFETQt、。
Qt、の夫々の一方の半導体領域16はイオン打込みで
導入されたn型不純物で構成されており、[1用MIS
FETQd、のドレイン領域の一部を形成する半導体領
域13のように熱拡散で形成されていないので、半導体
領域16のpn接合深さを浅(形成することができ、半
導体領域16がフィールド絶縁膜6の下部へ回り込むこ
とを低減できるためである。したがワて、列方向にM!
するメモリセル層間の寸法を縮小することができるので
、さらにSRAMの集積度を向上することができる。
また、第16図及び第17図(メモリセルの高抵抗負荷
素子及び容量素子部分を示す模写断面図)で示すように
、SRAMのメモリセルMの高抵抗負荷素子(R1−R
1の夫々)20Bと電界遮蔽層24との間には、誘電体
膜23よりも厚い膜厚の層間絶縁膜23を形成してもよ
い、層間絶縁膜23は、vl’a体膜23と同一製造工
程で形成した窒化珪素膜23Aと酸化珪素膜23Bとを
重ね合せた複合膜で形成されている。この層間絶縁膜2
3は、高抵抗負荷素子20Bや電源電圧配線20Cに付
加される寄生容量を低減すると共に、高抵抗負荷素子2
0Bと電源電圧配+!i!20Cとの夫々と電界遮蔽層
24との間の絶臓耐圧を向上するように槽底されている
以上、本発明者によってなされた発明を前記実施例に基
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々゛変更し得ることば勿論である。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を間単に説明すれば、次のと
おりである。
SRAMを有する半導体集積回路装置において、SRA
Mのメモリセル面積を縮小することができるので、集積
度を向上することができる。
また、前記効果の他に、前記メモリセル上の導電層数を
低減することができる。
また、SRAM及びバイポーラトランジスタを有する半
導体集積回路Htfにおいて、前記効果を得るための製
造工程を低減することができる。
また、SRAMを有する半導体集積回路装置において、
ソフトエラーな防止することができると共に、消費電力
を低減することができる。
また、前記効果の他に、外部からの水素が高抵抗負荷素
子に侵入することに起因する、高抵抗負荷素子をチャネ
ル形成領域とする寄生MO8のしきい値電圧の低下を防
止し、SRAMの消費電力をより低減することができる
また、前記効果を得るための展進工程を低減することが
できる。
(第2の実施例) 本発明者は、前述の第1の実施例のSRAMにおいて、
次のような問題点が生じることを見出した。
前記容量素子の誘電体膜は、メモリセル内の限定された
微小面積内において充分な電荷蓄積量を確保するため、
数百ハ〕程度の薄膜で形成されている。誘電体膜として
は、酸化珪素膜又はさらに電荷蓄積量を増加するために
窒化珪素膜の単層或はそれを主体とする複合膜で形成さ
れている。−方、容量素子の他方の電極としてのプレー
ト電極層はメモリセルの全面に設けることができない。
つまり、まず、プレート電極層は、寄生容量が付加され
動作速度が低下することを防止するため、電源′電圧配
線を除いた領域に設けなければならない、また、プレー
ト電極層は、データ線との短絡を防止するため、転送用
MISFETの他方の半導体偏成とデータ線との接続部
分を除いた領域に設けられている。このため、容量素子
のグレート電極J−の端部が導′亀層、高抵抗負荷素子
又は電源電圧配線上に設けられる部分が生じる。すなわ
ち、プレート電極層は、導電71−1高抵抗負荷素子又
は電源電圧配線上においてバター/ユングされる。
この多結晶珪素膜からなるプレート電極層をドライエツ
チングを用いてパターンニングした後には、プレート磁
極itJ下以外の誘電体膜、例えば窒化珪素膜をドライ
エツチング或は熱リン酸処理等のウェットエツチングに
より除去し或は後退させる。
このため、薄膜で形成されている誘電体膜のサイドエツ
チング等が生じ、容量素子のプレート電極層の端部にお
いて絶縁耐圧が非常に低くなるので、プレート電極層と
一方の電極である導電層、高抵抗負荷素子又は電源電圧
配線との短絡が多発した。
この短絡は、SRAMの電気的信頼性を低下させる。そ
こで、本発明者は、電荷蓄積量を増加するための容量素
子を設けると共に、この容量素子の′#を極間或は′電
極とその他の導41−との絶縁耐圧を同上することによ
って電気的信頼・性を向上することが可能な技術を実施
例1のSRAMを改良することによって開発した。
実施例2において開示される発明のうち、代表的なもの
の截要を簡単に説明すれば下記のとおりである。
フリップフロップ回路の情報蓄積ノード部に導電層、高
抵抗負荷素子の夫々を順次介在させて電源電圧配線が接
続されるメモリセルで構成されたSRAMを有する半導
体集積回路装置であって、前記導電層の上部に誘電体膜
を介在させてプレート電極層を設け、このプレート電極
層の端部と前記導電層、高抵抗負荷素子又は電源電圧配
線との間に短絡防止用絶縁膜を設ける。
また、前記短絡防止用絶縁膜は、高抵抗負荷素子の上部
に形成し、高抵抗負荷素子を形成する不純物導入用マス
クとして用いる。
以下、本発明の構成について、SRAMとバイポーラト
ランジスタとを有する混在型の半導体集積回路装置(所
謂SRAM内蔵型B i −CMO8)本発明の第2の
実施例であるSRAMのメモリセル及びバイポーラトラ
ンジスタを有する半導体集積回路装置を第18図(要部
断面図)で示°す。
第1図の右側にはSRAMのメモリセルMを示し、同第
1図の左側にはバイポーラトランジスタTrを示す。
前記メモリセルMの構成は第1の実施例のメモリセルM
と同様である。
次に、前記SRAMのメモリセルMの具体的な構造につ
いて、第18図及び第19図(メモリセルの平面図)を
用いて簡単に説明するが、第1の実施例のくり返しとな
る部分の説明は省略する。
前記メモリセルMのフリップフロップ回路の情報蓄積ノ
ード部となる導電N20Aの上部には、第18図及び第
19図に示すように、誘電体膜23を介在させてプレー
ト電極層24が設けられている。すなわち、転送用MI
SFETQt□の一方の半導体領域16と駆動用MIS
FETQd1のゲート電極10Aとの接続部分に一端が
接続された導電層20A、誘電体膜23及びプレート電
極層24は容量索子C1を構成する。転送用MISFE
TQt2の一方の半導体領域16と駆動用MISFET
Qd、のゲート電極10Aとの接続部分に一端が接続さ
れた導電層20A、誘電体膜23及びプレート′厄極層
24は容量素子C1を構成する。
前記誘電体膜23は、4を層20A及び高抵抗負荷素子
20Bの上部に設けられ、プレート電極層24の下部に
それと同一形状で構成されている。
h寛体膜23は、容量索子C,,C,の夫々の電荷蓄積
蓋をより増加するため、100〜200[A]程度の膜
厚の窒化珪素膜の単層で構成する。また、誘電体膜23
は、窒化珪素膜と酸化珪素膜とを重ね合せた複合膜で構
成してもよい、この複合膜は、例えば60〜150 (
A)程度の膜厚の窒化珪素膜の表面を酸化することによ
って形成する。つまり、誘電体膜23は窒化珪素膜を主
体とする絶縁膜で構成されている。また、誘電体膜23
は、酸化タンタル< Tal O,)  族や、酸化メ
ンタル膜、酸化珪素膜、窒化珪素膜の夫々を東ね合せた
複合膜で形成してもよい。
プレー) ’!極層24は、前記誘電体膜23の上部に
設けられている。プレー)を極Ifi24は、ワード?
fMIOAの延在する方向と同一の列方向に配置された
、他のメモリセルMのプレー)%極24と一体に構成さ
れている。プレート電極層24は前述のように電源電圧
1/2Vccが印加されている。プレート電極層24は
例えばCVDで堆積した多結晶珪素膜で構成されている
前記プレート電極層24は、行方向において、転送用M
 I S F E T Q t 1s Q t !の夫
々の他方の半導体領域16と相補性データ線27との接
続部(接続孔26)と、電源電圧配線20Cと重ならな
い位置との間の範囲内で構成されている。つまり、プレ
ート電極層24は、相補性データ線27との短絡を防止
すると共に、電源電圧配線20Cに寄生8flが付加さ
れることを防止するように構成されている。具体的に、
プレート電極層24は、行方向における一端部をワード
線10Aの上部に位置するように構成されている。また
、グレート電極層24は行方向における他端部を電源電
圧配線20Cの高抵抗負荷素子20Bに接続する分岐部
分上に位置するように構成されている。
高抵抗負荷素子(R1,R1の夫々)20Bの上部には
、誘電体膜23を層間絶縁膜23として介在させ、電界
遮蔽層24を設けている。この電界遮蔽層24は高抵抗
負荷素子20Bと相補性データ線27との間に設けられ
ている。この電界遮蔽層24は、相補性データ繍27か
うの電界効果によって、高抵抗負荷素子20Bにを化チ
ャネルが形成されることを防止するように構成されてい
る。つまり、電界遮蔽層24は、寄生MO8効果を防止
するように構成されている。寄生MO8は、相補性デー
タ線27をゲート電極、層間絶縁膜25をゲート絶縁膜
、高抵抗負荷素子20Bをチャネル形成領域として構成
されている。
この電界遮蔽層24は、前記プレート電極層24と同一
導電層で構成されており、一体に構成されている。すな
わち、電界遮蔽層24は、導電/I 20 Aの上部に
設けられたプレート電極層24を高抵抗負荷素子20B
の上部まで延在させることによって構成されている。結
果的に、電界遮蔽層24は、多結晶珪素膜で構成され、
電源電圧1/2vccが印加される。
このように、フリツプフロツプ回路の情報蓄積ノード部
に導電層20Aを介在させて高抵抗負荷素子(R1,R
1の夫々)20Bを接続するメモリセルMを構成し、こ
のメモリセルMの高抵抗負荷素子20Bの上部に相補性
データ線27が延在するSRAMを有する半導体集積回
路装置であって、前記情報蓄積ノード部に接続される導
電層20Aの上部に、誘電体膜23を介在させて所定の
電位が印加されるプレート電極層24を設けて容il素
子Cを構成し、前記高抵抗負荷素子20Bと相補性デー
タ線27との間に、前記相補性データIa27からの電
界効果を遮蔽する電界遮蔽I脅24を設けたことにより
、情報蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加することができ
るので、ン7トエラーを防止することができると共に、
相補性データ線27からの電界効果を遮蔽し、高抵抗負
荷素子20Bに寄生チャネルが形成されることを防止す
ることができるので、待機時電流量(スタンバイ電流i
t)を低減し、消費電力を低減することができる。
また、前記高抵抗負荷素子20Bと電界遮蔽層24との
間に、窒化珪素膜を主体とする層間絶縁膜23を設ける
ことにより、前記効果の他に、前記層間絶縁膜23で外
部からの水素が高抵抗負荷素子20Bに侵入することを
防止し、高抵抗負荷素子(多結晶珪素膜)20Bの結晶
性が良くなることを防止し、高抵抗負荷素子20Bをチ
ャネル形成領域とする寄生MO8のしきい値電圧が低下
することを防止することができるので、待機時電流量を
低減し、消JJ&電力を低減することができる。
なお、第18図には図示しないが、相補性データ#27
の上部を含む基板全面には、バッジベージ、ン膜カ設ケ
ラれている。パッジベージ四ン膜は、例えばプラズマC
VDで堆積させた窒化珪素膜で形成する。このパッジベ
ージ璽ン膜は、前記水素の発生源となる。
前記第18図及び第19図に示すように、前記容量素子
Cのプレート電極層24の他端部(実際には電界遮蔽j
−24の他端部)とその下層の電源電圧配線20Cの分
岐された部分との間には短絡防止用絶縁膜28が設けら
れている。この短絡防止用絶縁膜28は藏源電圧配+1
2oCと誘電体膜23との間に設けられている。短節防
止用絶縁講28は、行方向において、駆動用MI 5F
ETQdのゲート電極10Aと導電層2OAとの接続部
(′+&続孔19)と、列方向に延在する電源電圧配線
20Cと重ならない位置との範囲内に設けられている。
具体的に、短絡防止用絶縁膜28は、高抵抗負荷素子2
0Bの上部にそれよりも大きな形状で構成されており、
行方向において高抵抗負荷素子20Bに対して自己整合
に位置するように構成されている。各高抵抗負荷素子2
0Bの上部に配置された短絡防止用絶縁膜28は列方向
において一体に構成され、見かげ上、短絡防止用絶縁膜
28は列方向に延在するように構成されている。
短節防止用絶縁W28は、後述する製造方法で詳細に説
明するが、高抵抗負荷素子20B、導電層20A及び電
源電圧配線20Cを形成する不純物導入用マスクとして
も使用されている。
第18図に示すように、電源電圧配線20Cの分岐され
た部分とプレート電極層24(電界遮蔽層24)の端部
とが重なる部分Sにおいて、プレート電極層24の端部
は短絡防止用絶縁膜28の上部内に設けられている。す
なわち、プレート電極j帝24の端部と電源電圧配線2
0Cとの間に誘電体膜23に加えて短絡防止用絶縁膜2
8を設け、両者間の絶縁耐圧を向上するように構成され
ている。
短絡防止用絶縁膜28としては例えばCVDで堆積させ
た酸化珪素膜で形成する。短絡防止用絶縁膜28は、窒
化珪素膜でもよいが、寄生容量が増力口する点、酸化珪
素膜を主体とする層間絶縁膜(例えば17.25)に接
続孔を形成する除のエツチング処理が難しくなる点、窒
化珪素膜と酸化珪素膜との界面には電荷トラップ準位が
発生し易い点などから、酸化珪素膜が好ましい、短絡防
止用絶縁膜28は、絶家耐圧を確保し、かつ不純物導入
用マスクとして使用するために、例えば2000〜30
00CA〕程度の膜厚で形成する。
前記短絡防止用絶縁膜28は、プレート電極層24(電
界遮蔽層24)の端部が電源′峨圧配朦20Cの分岐さ
れた部分と重なる位置に存在するように構成したのでそ
の部分に設けたが、プレート電極層24の端部が導電層
20A又は高抵抗負荷素子20Bと1なる位置に存在す
る場合も同様にその位置に設げる。
このように、クリップフロツブ回路の情報蓄積ノード部
に、導電層20A、Q抵抗負荷素子20Bの夫々を順次
介在させて電源電圧配線20Cが接続されるメモリセル
Mで構成されたS RA Mを有する半導体集積回路装
置でありて、前記導電層20Aの上部に誘電体膜23を
介在させてプレート電極層24を設け、このプレート電
極層24の端部と前記導電層20A、高抵抗負荷素子2
0B又は電源電圧配線20Cとの間に短絡防止用絶縁膜
28を設けることにより、前記4電層20A。
篩篭体膜23及びプレード成隊層24で構成される容量
素子Cで情報蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加すること
ができるので、ソフトエラーを防止することができると
共に、前記容量素子Cのプレート電極層24の端部と導
電層20A、高抵抗負荷素子20B又は電源電圧配線2
0Cとの絶縁耐圧を短絡防止用絶縁膜28で向上するこ
とができるので、電気的信頼性を向上することができる
バイポーラトランジスタTrは、第18図の左側に示す
ように、n型ウェル領域4Aの主面に構成されている。
ウェル領域4Aはエピタキシャル層4の主面部に(又は
エピタキシャル層4そのもので)構成されている。半導
体基板1とウェル領域4Aとの間にはn+型半導体領域
(埋込型半導体領域層)2が設けられている。半導体領
域2はバイポーラトランジスタTrのコレクタ抵抗を低
減するために構成されている。
バイポーラトランジスタTr間にはフィールド絶縁膜6
及び半導体領域5が設けられ、バイポーラトランジスタ
Tr間を電気的に分離するように構成されている。パイ
ポー2トランジスタTrは、コレクタ領域、ベース領域
及びエミッタ領域からなるnpn 型で構成されている
コレクタ領域は、ウェル領域4A、電位引上用のn+型
半導体領域7.埋込型の半導体領域2で構成されている
。電位引上用の半導体領域7は、ウェル領域4Aの主面
部に構成され、ウェル領域4Aの主面から埋込型の半導
体領域2に達するように構成されている。半導体領域7
には、層間絶縁B!X25に形成された接続孔26を通
してコレクタ用配線27が接続されている。
ベース領域は、外部ベース領域としてのp+型半導体領
域12及び活性ベース領域としてのp型半導体領域21
で構成されている。外部ベース領域としての半導体領域
12は、フィールド絶縁膜6に規定された方形のリング
形状で構成されている。活性ベース領域としての半導体
領域21は、外部ベース領域である半導体領域12の中
央部分に設けられている。
ベース領域には、接続孔9を通してベース電極10Bが
接続されている。ベース電極10Bは、前記ゲート電極
10Aと同一導電層で構成された多結晶珪素膜にp型不
純物(B又はBF、)を導入することで構成されている
。外部ベース領域としての半導体領域12は、ベース電
極10Bに導入されたp型不純物をウェル領域4Aの主
面部に拡散することによりて形成されている。つまり、
外部ベース領域としての半導体領域12は、ベース電極
10Bに対して自己整合で構成されている。
図示しないが、ベース電極10Bには、コレクタ用配線
27と同一導電!−で形成されたベース用配疎が接続さ
れている。
エミッタ領域はn 型半導体領域22で構成されている
。この半導体領域22は前記活性ベース領域としての半
導体領域21の主面部に設けられている。エミッタ領域
には、接続孔18Bを通してエミッタ電極20Dが接続
されている。接続孔18Bは、層間絶R膜17に形成さ
れた開口内において、ベース電極10Bの側壁に形成さ
れたサイドウオールスペーサ15に規定された領域内に
構成されている。つまり、前記SRAMのメモリセルM
に構成された接続孔18Aと実質的に同一構造で構成さ
れている。エミッタ電極20Dは、前記SRAMのメモ
リセルMの4電1*20A、高抵抗負荷素子20B、’
4源電圧配線20Cの夫々と同一導電層で形成された、
n型及び前記n型より濃度の低いp型不純物が導入され
た多結晶珪素膜で構成されている。エミッタ領域(半導
体領域22)は、エミッタ′畝極20Dの多結晶珪素膜
に導入されたn型不純物(As又はP)を熱処理を施す
ことによりて半導体領域21の主面部に拡散することで
形成される。また、前記活性ベース領域としての半導体
領域21は同様な方法で形成することができる。エミッ
タ′電極20Dには、層間絶縁膜25に形成された接続
孔26を通して、エミッタ用配線27が接続されている
次に前述の半導体集積回路装置の具体的な製造方法につ
いて、第20図及び第21図(各製造工程毎に示す要部
断面図)を用いて簡単に説明する。
なお、第1の実施例のくり返しとなる説明は省略する。
第6図乃至第12図で説明した各製造工程に従い、第1
2図に点線で示すエツチングマスクを用いて形成されて
いる接続孔19まで形成する。
次に、第20図に示すように、メモリセルM形成領域に
おいて411層20A、高抵抗負荷素子(R1,Rtの
夫々)20B及び電源電圧配線20Cを形成すると共に
、バイポーラトランジスタTr形成領域においてエミッ
タ電極20Dを形成する。
前記導電層20Aは、一端側を接続孔18Aを通して転
送用MISFETQt、、Qt!の夫々の一方の半導体
領域16に接続し、他端側を接続孔19を通して駆動用
MISFETQd1* Qdtの夫々のゲー)−に極1
0Aの表面に接続するように、層間絶縁膜17の上部に
形成される。導電層20Aは、例えばn型不純物(ト)
が導入された多結晶珪素膜で形成され、2000〜a 
o o o (X)程度の膜厚で形成される。
高抵抗負荷素子20Bは、一端側が前記導電j−2OA
の他端側と一体に構成され、他端側か電源電圧配線20
Cと一体に構成されている。つまり、高抵抗負荷素子2
0Bは導′硫層20Aと同一製造工程で形成されている
。高抵抗負荷素子20Bは、不純物が導入されていない
か、又は若干n型或はp型不純物が導入された1型の多
結晶珪素膜で形成されている。
電源電圧配線20Cは前記導電層2OAと同−製造工程
でn型不純物が導入された多結晶珪素膜で形成されてい
る。
この導電層20A、高抵抗負荷素子20B及び電源電圧
配線20Cの具体的な形成方法について、第22図乃至
第25図(各製造工程毎に示す要部模写断面図)を用い
て簡単に説明する。
まず、一部が接続孔18Aを介して転送用M IS F
 E T Q t s p Q t !の一方の半導体
領域16に接続し、他部が接続孔19を通して、駆動用
MIS F E T Q d 1 t Q d tのゲ
ート′市極1OAに接続するように、層間絶縁膜17上
の基板全面にCVDで多結晶珪素膜20Eを堆積させる
。この多結晶珪素膜20Eは不純物が4人されていない
か、或は若干導入されている。
次に、第22図に示すように、導電層20A。
高抵抗負荷素子20 B、電源電圧配線20Cの夫々の
領域が残存するように、前記多結晶珪素膜20Hにパタ
ーンニングを施す、このパターンニングは例えばRIE
等の異方性エツチングで行う。
次に、第23図に示すように、多結晶珪素膜20Eの高
抵抗負荷素子20Bの形成領域の上部に、短絡防止用絶
縁膜28を形成する。この短絡防止用絶縁膜28は、C
VDで堆積された酸化珪素膜で形成し、フォトレジスト
膜で形成したエツチング用マスク29でパターンニング
する。
次に、第24図に示すように、エツチング用マスク29
を除去し、短絡防止用絶縁膜28を不純物導入用マスク
として用い、短絡防止用絶縁膜28が存在する部分以外
の多結晶珪素膜20Eにn型不純物(As又はP)30
を導入する。n型不純物30は、例えば10 〜10 
 (atoma/cdt)程度の不純物濃度のAsを用
い、40〜100(Key)程度のイオン打込みで導入
する。なお、不純物30の導入に際しては、多結晶珪素
膜20Eの表面にバッフ7層としての薄い膜厚の酸化珪
素膜を形成してもよい。
次に、第25図に示すように、導入されたnm不純物3
0に後工程での熱処理が施され、n型不純物30が導入
された多結晶珪素膜20Eで導電層20A及び電源電圧
配線20Cを形成すると共に、短絡防止用絶縁膜28の
下部のn型不純物30が導入されていない多結晶珪素膜
2ogで高抵抗負荷素子20Bを形成する。短絡防止用
絶縁膜28は、高抵抗負荷素子20Bの上部にそのまま
残存させる。
前記エミッタ電極20Dは、接続孔18Bを通してウェ
ル領域4Aの主面に直接々続するように層間絶fi&膜
17の上部に設けられている。エミッタ電極20Dは前
記導電層20A、電源電圧配線20Cと同一製造工程で
形成されたn型の多結晶珪素膜で形成されている。この
エミッタ電極20Dの下部のウェル領域4Aの主面部に
は、同第20図に示すように、多結晶珪素膜をCVDで
堆積した後、その多結晶珪素膜にn型及びp型不純物を
導入し、熱処理を施こすことによりて、活性ベース領域
となるp型半導体領域21.エミッタ領域となるn+型
半導体領域22の夫々が形成される。すなわち、半導体
領域21はエミッタ電極20Dの多結晶珪素膜に導入さ
れたp型不純物例えばホウ素■が拡散されることにより
形成される。
また、半導体領域22はエミッタ′電極20Dの多結晶
珪素膜に導入されたn型不純物例えばヒ素(As)が拡
散されることにより形成される。基板中のホウ素(ト)
の拡散係数はヒ素(As)の拡散係数よりも大きいため
、半導体領域21は半導体領域22より基板の深い位置
に形成される。前記ヒ素(As)の濃度は、前記ホウ素
■の濃度に比べて充分高いため、半導体領域22及びエ
ミッタ電極20Dの多結晶珪素膜はn型を示す。前記エ
ミッタ電極20D、半導体領域21及び22を形成する
ことによって、バイポーラトランジスタTrが完成する
このように、転送用MI 5FETQtの一方の半導体
領域16と駆動用MISFETQdのゲート電極10A
とが接続され、この接続部分に導電層20Aを介在させ
接続された高抵抗負荷素子(Rls R1)20Bを駆
動用MI 5FETQdの上部に配置するメモリセルM
で構成されるSRAMと、ベース電極10Bで規定され
た領域内にエミッタ電極20Dを接続するバイポーラト
ランジスタTrとを有する半導体集秋回路装置であって
、前記SRAMのメモリセルMの転送用MISFETQ
tのゲート電極10A、駆動用MISFETQdのゲー
ト電極10A、バイポーラトランジスタTrのベース電
極10Bの夫々を形成すると共に、該ゲート電極10A
、ベース電極10Bの夫々の上部に層間絶縁膜11を形
成する工程と、前記ゲート電極10A、ベース電極10
Bの夫々の側壁にサイドウオールスペーサ15を形成す
る工程と、前記層間絶縁膜11の上部を含む基板全面に
層間絶縁膜17を形成する工程と、前記転送用MI 8
FETQtのゲート電極10Aと駆動用MI 5FET
Qdのゲート電極10Aとで規定される領域内及び駆動
用MISFETQdのゲート電極10Aの所定上部の層
間絶縁膜17を除去し、層間絶縁膜17及びサイドウオ
ールスペーサ15で規定される接続孔18Aを形成する
と共に、前記ペース電極10Bで規定される領域内の層
間絶縁膜17を除去し、層間絶縁膜17及びサイドウオ
ールスペーサ15で規定される接続孔18Bを形成する
工程と、前記接続孔18A内の駆動用MISFETQd
のゲート電極10Aの所定上部の層間絶縁膜11を除去
して接続孔19を形成する工程と、前記接続孔18Aを
通して一端側を転送用MISFETQtの一方の半導体
領域16に接続し、前記接続孔19を通して他端側を駆
動用MISFETQdのゲート電極10Aに接続する導
電層20Aとそれと一体に構成される前記高抵抗負荷素
子20Bを前記層間絶縁膜17の上部に形成すると共に
、前記接続孔18Bを通してウェル領域4A(エミッタ
領域)に接続するエミッタ電極20Dを前記層間絶縁膜
17の上部に形成する工程とを備えたことにより、前記
SRAMのメモリセルMの接続孔18Aを形成する工程
を、バイポーラトランジスタTrの接続孔18Bを形成
する工程で兼用することができるので、接続孔18Aを
形成する工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造
工程を低減することができる。
また、前記SRAMのメモリセルMの導電層20A及び
高抵抗負荷素子20Bを形成する工程を、バイポーラト
ランジスタTrのエミッタ電極20Dを形成する工程で
兼用することができるので、導電層20A及び高抵抗負
荷素子20Bを形成する工程に相当する分、半導体集積
回路装置の製造工程を低減することができる。
次に、第21図に示すように、メモリセルM形成領域に
おいて、導電層20Aの上部に誘電体膜23を介在させ
てプレート電極層24を形成し、容量素子C,,C,を
形成する。この容量素子Cを形成する工程と同一製造工
程によって、高抵抗負荷素子(R1,R1の夫々)20
Bの上部に短絡防止用絶縁膜28及び誘電体膜23を層
間絶縁膜23として介在させて電界遮蔽層24を形成す
る。
誘電体膜232層間絶縁膜23の誘電体[23の夫々は
同一製造工程によって形成される。誘電体膜23は、誘
電率を向上するため例えばCVDで堆積させた単層の窒
化珪素膜で形成し、100〜200(λ〕程度の膜厚で
形成する。誘電体膜23及び層間絶縁膜23は、プレー
ト電極層24及び電界遮蔽層24をエツチングマスクと
して用いてパターンニングされる。
前記プレート電極層24.を界迩蔽層24の夫々は同一
製造工程によって形成される。プレート!他層24及び
電界遮蔽層24は、例えばCVDで48Rさせた多結晶
珪素膜で形成され、1500〜aoooに)程度の膜厚
で形成する。この多結晶珪素膜にはn凰不純物が導入さ
れている。
このように、フリップフロップ回路の情報蓄積ノード部
に導電層20A、高抵抗負荷素子20Bの夫々を順次介
在させて電源電圧配、$ 20 Cが接続されるメモリ
セルMで構成されたSRAMを有する半導体集積回路装
置の製造方法であって、前記導電層20A、高抵抗負荷
素子zos、を源電圧配線20Cの夫々の形成領域に珪
素膜(多結晶珪素膜)20Eを形成する工程と、該珪素
v20Eの高抵抗負荷素子20Bを形成する領域上に短
絡防止用絶縁膜28を形成する工程と、該短絡防止用絶
縁膜28を不純物導入用マスクとして用い、珪素膜20
Eの導電J! 20 A及び電源電圧配線20Cを形成
する領域に不純物30を導入し、珪素膜20Eの不純物
30が導入された領域で導電層20A及び電源電圧配線
20Cを形成すると共に、珪素膜20Eの不純物30が
導入されていない領域で高抵抗負荷素子20Bを形成す
る工程と、一端部が前記短絡防止用絶縁膜28上に存在
するように、前記導電層20Aの上部に誘電体膜23を
介在させてプレート電極層24(又は電界遮蔽層24)
を形成する工程とを備えたことにより、前記短絡防止用
絶縁膜28を高抵抗負荷素子20Bを形成する不純物導
入用マスクとして用いることができるので、短絡防止用
絶縁膜28を形成する工程に相当する分、製造工程を低
減することができる。
次に、プレート電極層24の上部及び電界3ai蔽ノー
24の上部を含む基板全面にノー間絶縁膜25を形成す
る。層間絶縁膜25は、例えばCVDで堆積させた10
0〜500CX)程度の膜厚の酸化珪素膜の上部に、C
VDで堆積させた4000〜6000(A)程度の膜厚
のBPSG膜を重ね合せた複合膜で形成する。B P 
S G膜は多層配線構造による段差形状を緩和し、上層
配線のステップカバレッジを向上するように構成されて
いる。酸化珪素膜はBPSGdからのB又はP4れを防
止するために形成されている。
次に、メモリセルMの転送用MISFETQts。
Qtzの他方の半導体領域16の上部、バイポーラトラ
ンジスタTrの電位引上用の半導体領域7の上部、エミ
ッタ電極20Dの上部の層間絶縁膜25等を除去し、接
続孔26を形成する。
次に、前記第18図及び第19図に示すように、層間絶
縁膜25の上部に相補性データ線(DL)27、コレク
タ用配線27.エミッタ用配線27゜ベース用配線の夫
々を形成する。これらの配嶽27は、前記接続孔26を
通して各領域に接続される。
次に、図示しないが、配線27の上部を含む基板全面に
パッジベージ四ン膜を形成する。パッジページ冒ン膜は
、プラズマCVDで堆積した窒化珪素膜で形成する。
これら一連の製造工程を施すことによって、本実施例の
半導体集積回路装置は完成する。
このように、フリツプフロツプ回路の情報蓄積ノード部
に導電層20Aを介在させて高抵抗負荷素子(Rt、R
zの夫々)20Bを接続するメモリセルMを構成し、こ
のメモリセルMの高抵抗負荷素子20Bの上部に相補性
データ朦27が延在するSRAMを有する半導体集積回
路装置でありて、前記蓄積ノード部に接続される4’4
Je120 Aの上部に、誘電体膜23を介在させて所
定の電位が印加されるプレート電極層24を形成して容
量素子Cを形成する工程と同一製造工程によって、前記
高抵抗負荷素子20Bと相補性データ線27との間に、
前記相補性データ線27からの電界効果を遮蔽する電界
遮蔽層24を形成したことにより、前記電界遮蔽層24
を形成する工程を前記プレート電極層24を形成する工
程で兼ねることができるので、前記電界遮蔽層24を形
成する工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造工
程を低減することができる。
また、前記導電層20Aの上部の誘電体膜23を形成す
る工程と同一製造工程によりて、高抵抗負荷素子(R,
、R,の夫々)20Bの上部の層間絶縁膜23を形成す
ることにより、層間絶縁膜23を形成する工程を誘電体
膜23を形成する工程で兼ねることができるので、層間
絶縁膜23を形成する工程に相当する分、半導体集積回
路装置の製造工程を低減することができる。
また、第26図(前記第19図の■−■切断線で切った
要部断面図)に示すように、SRAMの列方向に隣接す
る2個のメモリセルMの夫々の転送用MISFETQt
lとQ t t との間、及びQt、とQ t tとの
間は、絶縁耐圧が高く構成されている。つまり、転送用
MISFETQt1゜Qt、の夫々の一方の半導体領域
16はイオン打込みで導入されたn型不純物で構成され
ており、駆動用MIsFETQd、のドレイン領域の一
部を形成する半導体領域13のように熱拡散で形成され
ていないので、半導体領域16のpn接合閉さを浅く形
成することができ、半導体領域16がフィールド絶縁膜
6の下部へ回り込むことを低減できるためである。した
がりて、列方向に隣接するメモリセル層間の寸法を縮小
することができるので、さらにSRAMの集積度を向上
することができる。
また、本発明は、第27図(メモリセルの要部平面図)
に示すように、メモリセルMの高抵抗負荷素子20Bの
上部の全領域又は一部の領域に電界遮蔽層24及び銹電
体腰23を設けないように構成してもよい、誘電体膜2
3はドライプロセスでパターンニングした際などにチャ
ージアップし易く、寄生MO8のしきい値電圧(高抵抗
負荷素子20の抵抗値)を低下させてしまうので、これ
防止するために前述の構成にする。この結果、SRAM
の消費電力を低減することができる。
また、本発明は、前述の短絡防止用絶縁膜28を高抵抗
負荷素子20Bを形成する不純物導入用マスクとして用
いなくてもよい、この場合、短絡防止用絶縁膜28は、
導電層20A、高抵抗負荷素子20 B、電源電圧配線
20Cに対して独立な製造プロセスで形成することがで
きる。すなわち、短絡防止用絶縁膜28は、プレート電
極層24の端部と導電層20A、高抵抗負荷素子20B
又は電源電圧配線20Cとの間だけでなく、電源電圧配
線20Cと相補性データ線27との間やバイポーラトラ
ンジスタTrの形成領域或は配線領域に層間絶縁膜とし
て形成することができる。このように層間絶縁膜として
使用される短絡防止用絶縁膜28は、相補性データ線2
7等に付加される寄生容量を低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を前記実施例に基
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変更し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本願におい【開示される発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を簡単に説明すれば、次のと
おりである。
前記導電層、誘電体膜及びプレート電極層で構成される
容量素子で情報蓄積ノード部の電荷蓄積量を増加するこ
とができるので、ソフトエラーを防止することができる
と共に、前記容量素子のプレート電極層の端部と導電層
、高抵抗負荷素子又は電源電圧配線との絶縁耐圧を短絡
防止用1II5盪膜で向上することができるので、′電
気的信頼性を向上することができる。
また、前記短絡防止用絶縁膜は、高抵抗負荷素子を形成
する不純物導入用マスクと兼用することができるので、
短絡防止用絶縁膜を形成する工程に相当する分、製造工
程を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例であるSRAMのメモ
リセル及びバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置の要部断面図、第2図は、前記SRAMのメそ
リセルの平面図、第3図は、前記SRAMのメモリセル
の等価回路図、 第4図及び第5図は、前記SRAMのメモリセルの所定
の製造工程における平面図、 第6図乃至第14図は、前記SRAMのメモリセルを各
製造工程毎に示す要部断面図、第15図は、前記第2図
のxv−xv切断線で切った要部断面図、 第16図及び第17図は、本発明の他の実施例であるS
RAMのメモリセルの構造を示す模写断面図である。 第18図は、本発明の第2の実施例であるSRAMのメ
モリセル及びバイポーラトランジスタを有する半導体集
積回路装置の要部断面図、第19図は、前記第2の実施
例のSRAMのメモリセルの平面図、 第20図及び第21図は、前記第2の実施例のメモリセ
ルの所定の製造工程における要部断面図、第22図乃至
第25図は、前記第2の実施例のSRAMのメモリセル
の要部を各製造工程毎に示す要部模写断面図、 第26図は、前記19図の■−■切断線で切った要部断
面図、 第27図は、本発明の第3の実施例であるSRAMのメ
モリセルを示す要部平面図である。 図中、M・・・メモリセル、Tr・・・バイポーラトラ
ンジスタ、Qts p Qtt・・・転送用MISFE
T。 Qdx y Qa量・・・駆動用MISFET%CI、
C。 ・・・容量素子、7,12,13,14,16,21゜
22・・・半導体領域、8・・・ゲート絶縁膜、9,1
8A、18B、19・・・接続孔、IOA・・・ゲート
電極、10B・・・ベース電極、15・・・サイドウオ
ールスペーサ、11,17,23,25・・・層間絶縁
膜、20A・・・導電層、20 B、 R1t Rx・
・・高抵抗負荷素子、20C・・・電源電圧配線、20
D・・・エミッタ電極、23・・・誘電体膜、24・・
・プレート電極層又は電界遮蔽層、27.DL・・・相
補性データ線である。 第 図 1611Y] j(ρ7) 6tlYl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のメモリセルが、データ線とワード線の交点に
    対応して配置されているSRAMを有する半導体集積回
    路装置であって、前記メモリセルは2個の駆動用MIS
    FET及び2個の高抵抗負荷素子で構成されているフリ
    ップフロップ回路と、 2個の転送用MISFETを有し、前記高抵抗負荷素子
    は、導電層を介在させて前記フリップフロップ回路の情
    報蓄積ノード部に接続され、前記導電層の上部には誘電
    体膜を介在させて所定の電位が印加されるプレート電極
    層が設けられており、前記高抵抗負荷素子とその上部に
    延在する前記データ線との間に、前記プレート電極層と
    同層からなる電界遮蔽層が設けられていることを特徴と
    する半導体集積回路装置。 2、前記電界遮蔽層は前記データ線からの電界効果を遮
    蔽する膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の半導体集積回路装置。 3、前記プレート電極層と電界遮蔽層とは多結晶珪素膜
    で構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の半導体集積回路装置。 4、前記電界遮蔽層には前記プレート電極層と同一の電
    位が印加されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の半導体集積回路装置。 5、前記プレート電極層及び電界遮蔽層に印加される電
    位は、電源電圧と基準電圧との中間の電位であることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の半導体集積回
    路装置。 6、前記高抵抗と前記電界遮蔽層との間に前記誘電体膜
    と同一製造工程からなる層間絶縁膜が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集
    積回路装置。 7、前記層間絶縁膜は窒化珪素膜からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の半導体集積回路装置
    。 8.前記層間絶縁膜は窒化珪素膜と酸化珪素膜とを重ね
    合せた複合膜からなることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項に記載の半導体集積回路装置。 9、前記転送用MISFETのゲート電極と駆動用MI
    SFETのゲート電極とで規定される領域内に、夫々の
    ゲート電極に対して自己整合でかつ転送用MISFET
    のゲート電極と電気的に分離させて、前記導電層の一端
    側を転送用MISFETの一方の半導体領域に接続し、
    前記導電層の他端側を前記駆動用MISFETのゲート
    電極の上部表面に接続することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の半導体集積回路装置。 10、フリップフロップ回路の情報蓄積ノード部に導電
    層、高抵抗負荷素子の夫々を順次介在させて電源電圧配
    線が接続されるメモリセルで構成されたSRAMを有す
    る半導体集積回路装置であって、前記情報蓄積ノード部
    に接続される導電層の上部に、誘電体膜を介在させて所
    定の電位が印加されるプレート電極層を設け、該プレー
    ト電極層の端部と前記導電層、高抵抗負荷素子又は電源
    電圧配線との間に、短絡防止用絶縁膜が設けられている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。 11、前記短絡防止用絶縁膜は、酸化珪素膜又は窒化珪
    素膜で構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の半導体集積回路装置。 12、前記短絡防止用絶縁膜は、前記高抵抗負荷素子の
    上部に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載の半導体集積回路装置。 13、前記短絡防止用絶縁膜は、前記高抵抗負荷素子の
    上部及び電源電圧配線の上部に設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項に記載の半導体集積回
    路装置。 14、前記短絡防止用絶縁膜は、導電層、高抵抗負荷素
    子又は電源電圧配線と前記プレート電極層の端部下の誘
    電体膜との間に設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第10項に記載の半導体集積回路装置。 15、前記プレート電極層は、前記高抵抗負荷素子とそ
    の領域上を延在するデータ線との間に設けられた電界遮
    蔽層と一体に構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第10項に記載の半導体集積回路装置。 16、前記高抵抗負荷素子とその領域上を延在するデー
    タ線との間には、窒化珪素膜を主体とする絶縁膜が設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第10項に
    記載の半導体集積回路装置。 17、フリップフロップ回路の情報蓄積ノード部に第1
    の導電層を介在させて高抵抗負荷素子を接続するメモリ
    セルを構成し、このメモリセルの高抵抗負荷素子の上部
    にデータ線を延在させるSRAMを有する半導体集積回
    路装置の製造方法において、 前記情報蓄積ノード部に接続される第1の導電層の上部
    及び前記高抵抗負荷素子の上部に窒化珪素膜を主とする
    誘電体膜を形成する工程、前記誘電体膜の上部に所定の
    電位が印加される第2の導電層を形成する工程、 前記第2の導電層をパターンニングする工程であって、
    これにより前記第1の導電層の上部にプレート電極層が
    、前記高抵抗負荷素子の上部には電界遮蔽層が同一工程
    で形成される工程、前記プレート電極層及び電界遮蔽層
    をエッチングマスクに用いて、パターンニングする工程
    であって、これにより前記第1の導電層の上部には誘電
    体膜が、前記高抵抗負荷素子の上部には前記電界遮蔽層
    との第1の層間絶縁膜が形成される工程、 前記プレート電極層の上部及び電界遮蔽層の上部に第2
    の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜
    上に前記データ線を形成する工程とを備えたことを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。 18、特許請求の範囲第17項に記載の半導体集積回路
    装置の製造方法において、さらに 前記第1の導電層、高抵抗負荷素子、電源電圧配線の夫
    々の形成領域に珪素膜を形成する工程、 前記珪素膜の高抵抗負荷素子を形成する領域上に短絡防
    止用絶縁膜を形成する工程、 前記短絡防止用絶縁膜を不純物導入用マスクとして用い
    、前記珪素膜の前記第1の導電層及び電源電圧配線を形
    成する領域に不純物を導入すると共に、前記珪素膜の不
    純物が導入されていない領域で前記高抵抗負荷素子を形
    成する工程と、 前記プレート電極層の一端が前記短絡防止用絶縁膜上に
    在存するように前記第1の導電層上に前記誘電体膜を介
    在して前記プレート電極層を形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。 19、前記短絡防止用絶縁膜を形成する工程は、CVD
    で堆積させた酸化珪素膜を形成する工程であることを特
    徴とする特許請求の範囲第18項に記載の半導体集積回
    路装置の製造方法。 20、前記珪素膜に不純物を導入する工程は、不純物を
    イオン打込みで導入する工程であることを特徴とする特
    許請求の範囲第18項に記載の半導体集積回路装置の製
    造方法。 21、転送用MISFETの一方の半導体領域と駆動用
    MISFETのゲート電極とが接続され、この接続部分
    に導電層を介在させ接続された高抵抗負荷素子を駆動用
    MISFETの上部に配置するメモリセルで構成される
    SRAMと、ベース電極で規定された領域内にエミッタ
    電極を接続するバイポーラトランジスタとを有する半導
    体集積回路装置の製造方法であって、前記SRAMのメ
    モリセルの転送用MISFETのゲート電極、駆動用M
    ISFETのゲート電極、バイポーラトランジスタのベ
    ース電極の夫々を形成すると共に、該ゲート電極、ベー
    ス電極の夫々の上部に第1絶縁膜を形成する工程と、前
    記ゲート電極、ベース電極の夫々の側壁にサイドウォー
    ルスペーサを形成する工程と、前記第1絶縁膜の上層を
    含む基板全面に第2絶縁膜を形成する工程と、前記転送
    用MISFETのゲート電極と駆動用MISFETのゲ
    ート電極とで規定される領域内及び駆動用MISFET
    のゲート電極の所定上部の第2絶縁膜を除去し、第2絶
    縁膜及びサイドウォールスペーサで規定される第1接続
    孔を形成すると共に、前記ベース電極で規定される領域
    内の第2絶縁膜を除去し、第2絶縁膜及びサイドウォー
    ルスペーサで規定される第2接続孔を形成する工程と、
    前記第1接続孔内の駆動用MISFETのゲート電極の
    所定上部の第1絶縁膜を除去して第3接続孔を形成する
    工程と、前記第1接続孔を通して一端側を転送用MIS
    FETの一方の半導体領域に接続し、前記第3接続孔を
    通して他端側を駆動用MISFETのゲート電極に接続
    する導電層とそれと一体に構成される前記高抵抗負荷素
    子とを前記第2絶縁膜上に形成すると共に、前記第2接
    続孔を通してエミッタ領域に接続するエミッタ電極を前
    記第2絶縁膜上に形成する工程とを備えたことを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
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