JPS63239794A - 就寝用採暖具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気毛布等の就寝用採暖具に関するものである
。

従来の技術 通常電気柵毛布や敷毛布などは入床前に必ず強目盛で予
熱しなければ入床詩吟たくて暖まるまでに時間がかかる
。そのため就寝の約１時間前にツマミ目盛を一度強目盛
に設定し入床時に再度ツマミ目盛を使用目盛に戻す必要
があった。

このような不具合をなくすため第６図に示すように電源
スィッチをオンすると同時にタイマー回路によって一定
時間Ａ強設定温度となり、その後ツマミ設定温度に自動
復帰する電気毛布が開発されている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような電気毛布では時間Ａは決まっている
ため、たとえば時点Ｂで入床するときは、まだタイマー
回路が動作しており値設定のままなので、タイマー回路
の動作を解除してやらねばならず、又、時点Ｃで入床す
るときは、ツマミ設定温度に自動復帰しているため、冷
えた身体に熱を奪われて温度が下がり、結果としてぬる
く感じることがあった。

本発明は上記問題点に鑑み、常に快適な採暖をすること
ができる就寝用採暖具に関するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点にかんがみ、人体の入床を検知して
自動的に條設定温度よりツマミ設定温度に自動復帰する
よう人体の入床を寝床内に発生する気流で検知する気流
センサーを設けたものである。

作　　　用 本発明は上記構成により、人体が布団へ出入りをする時
に布団をめくったり布団が大きく動かされることにより
発生する寝床内の大きな気流を気流センサーで検知しそ
の出力により條設定温度よりツマミ設定温度へと自動復
帰させることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第１図は、本発明の就寝用採暖具の一実施例におけ
る構造図を示しており、毛布生地１と配線されたヒータ
２のモールド部３及び気流による圧力差を検知する圧力
センサー４を内蔵した気流センサー５をコード口ケース
６にて毛布本体側に組み込みその圧力センサー４並びに
ヒータ２のモールド部３の端子７がコネクタボディ８と
電気的に結合するようにしである。

第２図は、本発明の就寝用採暖具の一実施例の断面図で
あり、気流センサー５にはＤ部広くＥ部が狭くなってい
る小鼓状の貫通孔９が設けられている。さらに小鼓状貫
通孔９のＤ部とＥ部からは細管１０ａ、１０ｂが各々出
ており、その細管１０ａ、１０ｂの他端は空室１１につ
ながっている。この空室１１の中央に圧力センサー４を
固定している。また、コード口ケース６にも気流センサ
ー５に設けられた小鼓状貫通孔９と合致するように貫通
孔１２を設けている。

第３図は、本発明の就寝用採暖具の一実施例の応用回路
構成ブロック図であり、１３は電源でその電源１３に対
して直列に電源スィッチ１４、ヒータ２、主制御素子１
５がある。また電源１３に対して並列に制御回路用直流
電源回路１６、温度検知回路１７、温度制御回路１８及
び気流による圧力差を検知する圧力センサー４がありそ
の圧力センサー４の検知出力により條設定温度からツマ
ミ設定温度に自動的に切替わるようになっている。

以上のような構成において電源１ａの突入と同時に第３
図に示す制御ブロック図の可変抵抗器１９、短絡用トラ
ンジスタ２０がオンし自動的に「強」目盛設定になり温
度が上昇する。その時点において第５図に示すコントロ
ーラ２１の温度調節ツマミ２２の位置は就寝時快適と感
じる好みのツマミ位置にセットしておく。

このように予備通電が開始された後、入床時において布
団をめくったり、布団を大きく動かすと第２図に示す小
鼓状貫通孔９を気流が通る。第４図は本発明の就寝用採
暖具の一実施例の気流センサーの拡大構成図であり、小
鼓状貫通孔９を気流が通る時、狭いＥ部では流速が速く
なり広いＤ部では流速が遅くなる。したがってＤ部につ
ながっている細管１０ａの中の空気よりＥ部につながっ
ている細管１０ｂの中の空気の方が多く吹い上げられ、
結果として空室１１の中央に固定されている圧力センサ
ー４の両面で細管１０ａがつながっている方よりも細管
１０ｂがつながっている方が圧力が低くなり、圧力セン
サー４をひずませることになる。このひずみを検知して
可変抵抗器１９を短絡していた短絡用トランジスタ２０
を開放し自動的に温度調節ツマミ２２で設定した好みの
温度に復帰させる。

このようにすれば、條設定温度での予熱の途中で入床す
るとしても條設定温度からツマミ設定温度に手で切替え
るわずられしさがなくなり、また入床する直前まで常に
條設定温度なので、いつ入ったとしてもいつも暖かい毛
布の中に入ることができる。

上記実施例においては、コード口部に圧力センサーを組
込んだ例を示したがコネクタボディ内や本体のいずれか
に組込んでも同様の効果が得られる。

発明の効果 以上のように本発明の就寝用採暖具によれば次のような
効果が得られる。

（１）値設定温度での予熱中に入床しても値設定温度を
解除しツマミ設定温度に切替えるわずられしさがなくな
る。

（９）いつ入ったとしても常に布団の中が暖かく感じら
れる。

（３）値設定温度のまま就寝し睡眠中暑く不快となる等
の問題がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の就寝用採暖具の一実施例である電気
毛布の要部拡大平面図、第２図は同要部拡大断面図、第
３図は同回路ブロック図、第４図は同電気毛布の気流セ
ンサーの拡大断面図、第５図は同平面図、第６図は従来
の電気毛布の実使用時の温度特性図である。 １・・・・・・毛布生地、２・・・・・・ヒータ、４・
・・・・・圧力センサー、５・・・・・・気流センサー
、６・・・・・・コード口ケース、９・・・・・・小鼓
状貫通孔、１０ａ、１０ｂ・・・・・・細管、１１・・
・・・・空室、１４・・・・・・電源スィッチ、１５・
・・・・・主制御素子、１６・・・・・・直流電源回路
、１７・・・・・・温度検知回路、１８・・・・・・温
度制御回路、１９・・・・・・可変抵抗器、２０・・・
・・・短絡用トランジヌタ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
４布　生地 ４−＝−圧１乞ンす− 針・−気流ぜンプー ９−、Ｉ、　　！友　状　貧　、４　　ＪＬ７Ｑａ、１
０ム　・−細　　　　ン動 九１Ｙ４− ４゛−尾ｐｔ！ンサー ９−、ｌ、鼓状ｔ　ｔ　ＩＬ ＩＤ−ａ、１０−６−ｍｔｑ ｌＩ−交　　呈 第４図 １−毛市主尼 第６図 通を呼量　（ＨｈＪ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体内に配設してなるヒータ線と、前記本体の温
   度を設定する設定手段と、前記本体の温度を設定値とな
   る様に、前記ヒータ線への給電を制御する制御装置と、
   前記本体の温度を前記設定手段に関係なく強温度とする
   強設定手段と、気流を検知する気流センサーとを備え、
   前記気流センサーの検知信号により前記本体温度を強設
   定温度から設定温度へと自動復帰すべくヒータへの給電
   を制御する復帰手段を備えてなる就寝用採暖具。
2. （２）気流センサは毛布本体コード口に設けられた小鼓
   状小孔を介してコード口内に納めてなる特許請求の範囲
   第１項記載の就寝用採暖具。