JPS63239272A - 5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1h−ピラゾ−ル・塩酸塩とその製造方法 - Google Patents

5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1h−ピラゾ−ル・塩酸塩とその製造方法

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JPS63239272A
JPS63239272A JP7625187A JP7625187A JPS63239272A JP S63239272 A JPS63239272 A JP S63239272A JP 7625187 A JP7625187 A JP 7625187A JP 7625187 A JP7625187 A JP 7625187A JP S63239272 A JPS63239272 A JP S63239272A
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amino
methyl
pyrazole
chloro
hydrochloride
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JP7625187A
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Tadahisa Sato
忠久 佐藤
Toshio Kawagishi
俊雄 川岸
Nobuo Koyakata
古舘 信生
Miyoji Shinba
榛葉 三代司
Yoshiharu Fushiya
伏屋 芳春
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds
    • G03C7/382Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings
    • G03C7/3825Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms
    • G03C7/3835Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms four nitrogen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料において使
用される1H−ピラゾロ[1,5−bl−1,2,4−
トリアゾール系マゼンタカプラーまたは1H−ピラゾロ
[3,2−cニーl、2゜4−トリアゾール系マゼンタ
カプラーおよび7−アミノ−ピラゾロ[1,5−a]ピ
リミジン系医薬品等を合成するために有用な合成中間体
である5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピ
ラゾール・塩酸塩と、それを簡便、かつ、工業的規模で
安価に製造する製造方法に関する。
(従来の技術) ハロゲン化銀カラー写真感光材料において1H−ピラゾ
ロ[1,5−bl−1,2,4−)−リアゾールおよび
1H−ピラゾロ[3,2−cl−1,2,4−)−リア
ゾール化合物はそれぞれ米国特許第4,540,654
号明細書および米国特許第3.725,067号明細書
により優れた色相なゲえるマゼンタカプラーであること
が知られている。
これらのピラゾロトリアゾール化合物を合成する方法が
特開昭60−190779号、回60−197688号
、回60−215687号、同61−145163号、
同61−18780号、同61−249987号等に記
載されている。
また、これらのピラゾロトリアゾール化合物に至る中間
体についても種々報告されており、5−アミツー1H−
ピラゾール中間体についても種々の報告がなされている
例えば特開昭61−145163号には、1H−ピラゾ
ロ[1,5,−bl−1,2,4−トリアゾールに至る
出発原料としての5−アミノ−3−アルキル−4−へロ
ゲノー1H−ピラゾールが記載され、特開昭61−24
9987号には1H−ピラゾロ[3,2−cl−1,2
,4−トリアゾールに至る出発原料として5−アミノ−
3−アルキル−4−クロロ−1H−ピラゾールの記載が
ある。薬学雑誌84巻11号1113ページ(1964
年)には、5−アミノ−3−メチル−4−ブロモ−1H
−ピラゾール化合物について、また特開昭56−158
768号には5−アミノ−3−メチル−4−ヨード−1
H−ピラゾール化合物につし1て記載されており、Li
ebigs 八nn Chew。
707 141ページ(1967年)には5−アミノ−
4−クロロ−1H−ピラゾールが報告されている。西独
公開特許(OLS)2,305,984号、同2,64
6,012号にも類似の5−アミノ−4−ハロゲノ−1
H−ピラゾール化合物が知られている。
これらの公知の文献の中で、特に特開昭61−1451
63号および同61−249987号は5−アミノ−3
−アルキル−4−クロロ−1H−ピラゾールについて最
も詳しく記載しているが、そのプロトン酸塩については
具体的な記載はない。
(発明が解決しようとする問題点) 5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾー
ル化合物を合成する方法として、5−アミノ−3−メチ
ル−1H−ピラゾール(J。
11et、erocycl Chew、、 l 1巻、
423ページ、1974年)を塩素、塩化スルフリルま
たはN−クロロスクシンイミド化合物でクロル化するこ
とか考えられる。特にN−クロロスクシンイミドをクロ
ル化剤に使用し、塩化メチレン、クロロホルム。
四塩化炭素等のハロゲン化溶媒中で反応させれば、高収
率に5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラ
ゾールが生成できるだろうことは想像できることである
。しかしながら、N−クロロスクシンイミドは工業的ク
ロル化剤としては高価であること、クロル化反応の後に
、生成した不要なスクシンイミドを反応系内から除去す
るという操作を必要とすることから実験室規模のスケー
ルには有効ではあるが、工業的規模で実施するクロル化
反応としては不適当である。
一方、アミノ化合物は長期保管した時に酸化な受は易く
、不安定であり、5−アミノ−4−ハロゲノ−1H−ピ
ラゾール化合物も例外でないが、特にその用途上極めて
高純度が要求される写真用カプラーや染料中間体を誘導
するための初期の中間体としても、それが安定な化合物
であることが強く要求されている。その上、工業的規模
で使用する出発原料としてはその調製に当り反応液から
結晶として容易に取り出せることが重要である。
したがって本発明の目的は、工業的規模で使用可能な、
新規な5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1−ピラ
ゾール化合物を提供することであり、安価な塩素または
塩化スルフリルを用いる5−アミノ−4−クロロ−3−
メチル−1H−ピラゾール化合物の製造方法を提供する
ことである。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは、鋭意検討した結果、下記一般式(
I)で表わされる5−アミノ−4−クロロ−3−メチル
−1H−ピラゾール・塩酸塩が上記目的を満足しうろこ
とを見出した。この化合物は一般式(II)で表わされ
る5−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾールまたはそ
の塩酸塩を塩化スルフリルまたは塩素でクロル化するこ
とにより製造することができる。
一般式(I) 一般式(II) (式中、mlは0.9〜2.0までの少数点を含む任意
の正の数を表わし、m2は0または0.5〜2.0まで
の少数点を含む任意の正の数を表わす、) 本発明における上記塩酸塩の化学量論を表わすml、 
ff12について説明すると1通常、窒素ヘテロ環アミ
ン化合物の塩酸塩というと1塩化水素塩、2塩化水X塩
と、塩化水素の量論は正の整数と考えるのが普通である
。しかし、本発明者らが種々実験をくり返した結果、必
要な塩化水素の化学量論は必ずしも正の整数で表わすこ
とが出来ず、製造の仕方、結晶の取り出し方、乾燥状態
によって異なるが、mlは少数点の場合をも含む、0.
9〜2.0の範囲であることが明らかになった。そして
乾燥を十分に行う(例えば減圧下)場合にはmlは0.
9〜1.0に収束することが元素分析により判明した。
本発明で規定される好ましいmlは0.9〜1.5の少
数点を含む任意の正の数である。mlか上記範囲を外れ
ると、化合物の安定性が悪く、発明の目的を達成できな
い。
次にm について説明するm2は一般式(H)で表わさ
れる化合物の塩酸塩の化学量論値を表わすか、この場合
m2はOまたは0.5〜2.0の数を表わし、好ましく
は0.5〜1.5の少数点も含む任意の正の数である。
反応溶媒として有機酸を用いる場合はm2がOであり、
それ以外の場合は塩酸塩とする。
次に本発明の実施fE様を説明する。本発明において一
般式(rI)の化合物のクロル化剤として使用するのは
、塩化スルフリルと塩素であるが、塩化スルフリルが好
ましい。クロル化剤の量は一般式(II)の化合物の0
.9〜1.2倍モルとするのが好ましい。
このクロル化反応の溶媒としては、ジクロロメタン、ジ
クロロエタン、クロロホルム等のハロゲン系溶媒、酢酸
エチル、酢酸ブチルなどのエステル系溶媒及び、酢酸、
プロピオン酸などの有機酸か用いられるが、好ましくは
ジクロロメタン、酢酸か用いられる。
これらの溶媒は必ずしも5−アミノ−3−メチル−1H
−ピラゾール・塩酸塩を完全に溶解する必要はなく、溶
解か不十分でも反応はすみやかに進行する。また有機酸
を使用する場合上述のように、5−アミノ−3−メチル
−1)1−ピラゾールは塩酸塩である必要はない。
反応温度は0℃から50℃であり、より好ましくは5℃
から25℃である。
本発明の5−アミノピラゾール・塩酸塩は反応溶媒から
容易に晶出し、ろ過することにより簡単に単離すること
かできる。塩化水素の化学量論量が少ない場合には反応
溶媒中に塩化水素ガスを吹き込み造塩することかできる
また5−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾールまたは
その塩酸塩を使用せずに、その合成原料である3−アミ
ノクロトノニトリルとヒドラジンとから反応系内に5−
アミノ−3−メチル−1H−ピラゾール(またはその塩
m塩)を生成させ、これを単離せずにクロル化し、5−
アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・
塩酸塩に導く方法も工業的には有用である。その詳細に
ついては実施例3で明らかにする。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、5−アミノ−3−メチル−1H
−ピラゾールを安価な塩化スルフリルや塩素を使用し、
工程数を減らし、操作性の優れた方法でクロル化して反
応系内から、直接的に、5−アミノ−4−クロロ−3−
メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩を結晶として単離す
ることができる。したがって工業的規模で実施する方法
として好適である。
一方、得られた5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−
1H−ピラゾール・塩酸塩はアミノ化合物であるにも拘
らず酸化に対して極めて安定てあり、貯蔵安定性が高く
、結晶形であるので反応原料としての取扱い性が優れ写
真用カプラー、染料中間体などの高純度合成における原
料として有用である。
(実施例) 次に本発明を実施例、比較例に基づきさらに詳細に説明
する。
実施例1 (酢酸溶媒を使用する5−アミノ−4−クロロ−3−メ
チル−1H−ピラゾール・塩酸塩の合成)5−アミノ−
3−メチルピラゾール100g(1,’o:1mol)
を酢酸soomtllに溶かし、水冷下スルフリルシク
ロリド139 g (1,0:l履o1)をゆっくり滴
下した。析出した結晶をろ取し、酢酸で再結晶させるこ
とにより5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−
ピラゾール・塩酸塩をxo4g(収率60%)得た。
融点・・・160℃付近から徐々に溶解し、172℃付
近で茶色に着色して結晶形が変化し210〜211’C
で完全に溶解(分解)。
元素分析値(%) CHNCfL ”離0 0文 計算値 28.59 4.20 25−01 42.2
0 21.10実測値 28.5B  4.02 25
.37 42.17 21.04核磁気共鳴スペクトル
(EM−390,90MHz)溶媒 DMSO−d6 
 δ; 2.20(:III、 s)8.73 (〜4
H1幅広いs HDMSO中の少量の水も含む)′f!
i量分析スペクトルを第3図に示した。
質量分析スペクトル(Elマススペクトル)Ille 
1:l:1,131(1:3 M”、 1:11;基準
ピーク)また、赤外吸収スペクトル(KBr)を測定し
た。第1図と第2図に2つの赤外吸収スペクトルを示し
たがこれらは共に上記実施例で得られた5−アミノ−4
−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩のス
ベク′トルである。2つの測定サンプルは、融点、核磁
気共鳴スペクトルは一致し1元素分析も測定誤差範囲内
で一致しているが、赤外吸収スペクトルのみ異なる。一
般に単離して数日間乾燥した後の赤外吸収スペクトルは
第1図のようになり、長期間(数ケ月以上)放置すると
第2図のようになる場合が多い。
この現象は次のようにして説明できると考えている。す
なわち単離直後は構造(A)と(B)の2つの化合物の
混合物として存在し、かつ、結晶状態で(A)から(B
)への変換が遅いため混合物としての赤外吸収スペクト
ルが得られるが、長時開放こすると熱力学的に安定な(
B)へとほとんど変換し、それの赤外吸収スペクトルが
観測されるとして合理的に説明できる。その根拠は第1
図では2000cm”付近に吸収帯かあり、これはピラ
ゾール骨格窒素原子にプロトンか付加したインモニウム
吸収帯(中西、ソロモン、古舘共著「赤外線吸収スペク
トル一定性と演習−」定性編、第38ページ南江堂、改
訂1978年)と帰属することかでき、下記構造(A)
の存在を強く支持している。それが放置することにより
ほとんど消失し、下記構造(B)に帰属できる第2図の
赤外吸収スペクトルとなる。1640cm−1付近の強
い吸収帯はイミン特有の吸収である。
実施例2 (5−アミノ−3−メチルピラゾール・塩酸塩を使用す
る5−アミノ−4−クロロ−3−メチルピラゾール・塩
酸塩の合成) 5−アミノ−3−メチルピラゾール80g(0,82m
ol)をジクロロメタンl!;Lに溶解し、フラスコ内
温度を20〜40°Cに保ちながら塩酸ガス51 、1
 g (1,4mol)を徐々に加えて、塩酸塩を造塩
した。塩#塩は一部析出するが次の反応に支障はない。
この中に塩化スルフリル148.5g(+、1mol)
を滴下した。滴下終了後濃縮(外温〜50℃)し、残留
物にアセトニトリル60071i、36%濃塩酸60d
を加え、50°(、C’30分間攪拌し、その後20°
C以下に冷却し、析出した結晶をろ別し、アセトニトリ
ル200dで洗浄した後、乾燥し、5−アミノ−4−ク
ロロ−3−メチルピラゾールの塩m塩を126 g (
91K)得ることができる。クロル化剤として塩素を用
いた時は収率は約85%てあった。
融点・・・実施例1の生成物とほぼ同じ元素分析(%) CHN    C交 遊#0 l 計算値 28.59 4.20 25.旧 42.20
 21.10実測値 28.58 4.11 25=1
7 42.12 2104実施例3 (3−アミノクロトノニトリルを出発原料とする5アミ
ノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸
塩の合成) 3−アミノクロトノニトリル164.2kg(2にモル
)、80%抱水ヒドラジン187.6kg(3にモル)
をエタノールlOO見に溶解し、徐々に昇温し、10時
間加熱還流した0反応物を冷却後、濃硫酸60kgを徐
々に滴下し、反応物のpHを6.50にまで調整した。
この段階で2層に分液した下B(ヒドラジン硫酸塩を含
む)を捨て、上層を取り、そのままl/3の容量に減圧
濃縮した。この残留物に塩化メチレン200文を添加し
、よく攪拌後、濁り分をろ過し、ろ液をlOoCに冷却
し、この中に塩化水素ガス100kgを吹き込んだ。反
応塩の内温は35℃まで上昇し、結晶が析出してきたが
、そのまま攪拌を続けながら塩化スルフリル299kg
(2,2にモル)を滴下し、加熱還流下、5時間攪拌し
た。反応後、塩化メチレンを蒸留除去し、残留物にアセ
トニトリル1200立、濃塩醜1201を添加し、50
’Cで1時間ゆっくり攪拌し晶析物を熟成した。次いで
20℃以下に冷却し、結晶をろ別した。結晶をアセトニ
トリル4001で洗浄し、乾燥することにより標記の化
合物を253kg得ることができた。
融点・・・実施例1の生成物とほぼ同じ元素分析(%) ・  CHNCIL 遊@(1) M 計算値 28.59 4.20 25.旧 42.20
 21.10実測値 28.30 4.16 24.9
4 42.旧 21.58比較例1 (中性5−アミノー4−クロロー3−メチル−1H−ピ
ラゾールの合成 5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾー
ルの塩酸塩40 g(0,286mol)を水160摺
に溶かし、その巾に炭酸水素ナトリウム28.8g(0
,:14:l■of)を加え攪拌すると結晶か析出した
その結晶をろ別した後、ろ液を酢酸エチルで3回抽出し
、乾燥後濃縮乾固すると、残留物は結晶化した。先に分
離した結晶と、この残留物を合わせ、酢酸エチル−n−
ヘキサン系の溶媒で再結晶することにより、中性の5−
アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾールが
24.0g(収率76.6%)得ることができた。
融点109.5〜110.5℃ 核磁気共鳴スペクトル (CDCl2.プルツカ−製400MHz)δ2.21
(311,s)  3.72(211br、s)8.0
〜9.5(Ill) 赤外吸収スペクトルくにBr) Rr p m 、X; 3400,3130−1625.15
90 、Is 20.13201100、1040. 
c+*−1 赤外吸収スペクトルを第4図に示した。
質量分析スペクトルを第5図に示した。
WH分析スペクトル(Elマススペクトル)m / e
 13:l、 131 (M”、  強度比1:3゜基
準ビーク1:11 ) 96(−(:見)
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例により得られた5−アミノ−
4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩の
赤外吸収スペクトルを示し、第3図は該化合物の質量分
析スペクトルを示す。第4図は5−アミノ−4−クロロ
−3−メチル−1H−ピラゾールの赤外吸収スペクトル
を示し、第5図は該化合物の質量分析スペクトルを示す
。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社−・;;11 代理人 弁理士 飯 1)敏 三・・、パ・・1・ 1
1/ 第  3  図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記一般式( I )で表わされる5−アミノ−4
    −クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール塩酸塩。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m_1は0.9〜2.0の数を表わす。)(2
    )下記一般式( I )で表わされる5−アミノ−4−ク
    ロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩を製造す
    るに当り、一般式(II)で表わされる5−アミノ−3−
    メチル−1H−ピラゾール化合物を塩化スルフリルまた
    は塩素でクロル化することを特徴とする5−アミノ−4
    −クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩の製
    造方法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m_1は0.9〜2.0の数を表わす。)一般
    式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m_2は0または0.5〜2.0の数を表わす
    。) (3)3−アミノ−クロトノニトリルとヒドラジンとを
    反応させて一般式(II)の化合物を生成させ、これを単
    離することなく、前記クロル化反応に付し、5−アミノ
    −4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール・塩酸塩
    を得ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の5
    −アミノ−4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾール
    ・塩酸塩の製造方法。
JP7625187A 1986-11-19 1987-03-31 5−アミノ−4−クロロ−3−メチル−1h−ピラゾ−ル・塩酸塩とその製造方法 Pending JPS63239272A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210068A (ja) * 1985-07-05 1987-01-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 5−アミノ−4−クロロ−1h−ピラゾ−ル系化合物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210068A (ja) * 1985-07-05 1987-01-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 5−アミノ−4−クロロ−1h−ピラゾ−ル系化合物

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