JPS63239020A - 建築用パネルの成形方法 - Google Patents

建築用パネルの成形方法

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JPS63239020A
JPS63239020A JP5557888A JP5557888A JPS63239020A JP S63239020 A JPS63239020 A JP S63239020A JP 5557888 A JP5557888 A JP 5557888A JP 5557888 A JP5557888 A JP 5557888A JP S63239020 A JPS63239020 A JP S63239020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chips
binder
turned
reaction
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP5557888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Osaki
和彦 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP5557888A priority Critical patent/JPS63239020A/ja
Publication of JPS63239020A publication Critical patent/JPS63239020A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は建築用パネルの成形方法に関する。
スレート板、トタン板又はプラスチック板等、断面略波
形の建築用材が屋根面や壁面等に広く利用されている。
そしてこれらの建築用材には、屋根面や壁面等が断熱を
必要とされるものであるため、一般に何等かの断熱材が
その内面に取付けられている。かかる断熱材としては1
石膏ボードや発泡スチロールのボード等があるが、特に
今日では、その優れた断熱性により、硬質ポリウレタン
フォーム類のボードが使用されている。
本発明は、断面略波形の建築用材とチップ状にした硬質
ポリウレタンフォーム類の廃材とを双方の間に空洞部を
生じることなく密に一体化した建築用パネルの成形方法
に関するものである。
〈従来の技術、その問題点〉 従来、断熱材として上記のようなボードを用いた建築用
パネルとして、例えば硬質ポリウレタンフォーム類のボ
ードを断面略波形の建築用材に取付けたものが使用され
ている。
ところが、硬質ポリウレタンフォーム類のボードは、ブ
ロック発泡された大塊のものを定寸に裁断加工した、断
面長方形であるのに対し、建築用材は断面略波形である
ため、かかる建築用材に硬質ポリウレタンフォーム類の
ボードを取付けた場合、双方の間に空洞部が形成され、
この空洞部に結露を生じるという問題点がある。
一方、断熱材として各種の用途に使用される硬質ポリウ
レタンフォーム類のボードを成形加工する場合、その発
泡工程や裁断工程等を含めた多くの工程を経るのである
が、この際、多量の断材や破材等の廃材が生じる。とこ
ろが、かかる廃材は、本質的には硬質ポリウレタンフォ
ーム類の優れた断熱性を有しているにもかかわらず、同
様の軟質ポリウレタンフォーム類の廃材とは異なり、未
だ有効な利用手段がない、そしてもし、密度の小さい極
めて安定な合成樹脂体であるかかる廃材を埋立や焼却等
で処分する場合には、大きな公害問題を惹起する恐れが
ある。
く充用が解決しようとする問題点、その解決手段〉 本発明は叙上の如き従来の問題点を解決する建築用パネ
ルの成形方法を提供するものである。
しかして本発明は。
硬質ポリウレタンフォーム類の廃材をチップ状としたも
のに結合剤を塗布し、これと断面略波形の建築用材とを
、反応助剤を介在させた状態で成形型により熱圧縮して
、双方の間に空洞部を生じることなく密に一体化するこ
とを特徴とする建築用パネルの成形方法に係る。
以下、図面に基いて本発明の構成を更に詳細に説明する
第1図は従来の建築用パネルを例示する部分断面図であ
る。断面略波形の建築用材11に断熱材として断面長方
形の硬質ポリウレタンフォーム類のボード21が取付け
られている。この場合、建築用材11とボード21との
間に空洞部31が形成され、該空洞部31に結露の生じ
る問題点があることは前述した通りである。
第2図は本発明によって成形される建築用パネルを例示
する部分断面図である。断面略波形の建築用材12に対
し、後述するように熱圧縮で反応硬化した硬質ポリウレ
タンフォーム類の廃材のチップ状物22が、建築用材1
2と該チー7プ状物22との間に空洞部を生じることな
く、密に一体化されている。
第3図は本発明によって成形される他の建築用パネルを
例示する部分断面図である。凹凸形状が連続する断面略
波形の建築用材13に対し、熱圧縮で反応硬化した硬質
ポリウレタンフォーム類の廃材のチップ状物23が、そ
の露出面側に被覆されている面材43と共に、建築用材
13と該チップ状物23との間に空洞部を生じることな
く、密に一体化されている。
建築用材12.13に対し、後述するように硬質ポリウ
レタンフォーム類の廃材をチップ状としたものを結合剤
や反応助剤の存在下に熱圧縮するため、該熱圧縮により
反応硬化したチップ状物22.23が建築用材12.1
3の隅々にまで漏れなく詰め込まれる結果、空洞部が形
成されないのであり、この際、予め面材43を一体化し
ておけば、これがそのまま内装材として機能するのであ
る。
第4図は第2図に例示したような建築用パネルの成形状
態を例示する部分断面図である0本発明では先ず、硬質
ポリウレタンフォーム類の廃材を粉砕又は切断してチッ
プ状にする。この場合の硬質ポリウレタンフォーム類は
、単なる硬質ポリウレタンフォームの他に、ガラス繊維
が介在されているものや、類似する硬質ポリイソシアヌ
レートフオームの類を含むものである。そして粉砕又は
切断の程度は、得られる建築用パネルに良好な断熱性や
強度等をA備させるため、粉末状のものを含む20mm
φ以下にするのがよい。
次に、チップ状としたものに結合剤を塗布、混合する。
該結合剤としては、MDI又はクルードMDI、更には
ポリオール類に対して過剰量のインシアネート類を反応
させて得られるプレポリマーの溶剤希釈液等を使用する
ことができる。この場合、結合剤の塗布量は、チップ状
としたちの100重敬部に対し約7重量部以上となるよ
うにするのがよい。
そして、結合剤を塗布、混合したチップ状物24aを成
形型の下型54aへ投入し、更に該チップ状物24aの
上に建築用材14を載せる。この際、予めチー2ブ状物
24aの上方から、触媒又は接着剤等の反応助剤を塗布
しておくか、或は建築用材14のチっプ状物24aへの
当接面に反応助剤を塗布しておく。触媒としては、適当
な3級アミンを使用することができ、また接着剤として
は、!¥酸ビニル系やアクリル系等の市販されている一
般的な水性エマルンヨン型接着剤を使用することができ
るが、いずれも水希釈して使用する。
最後に、当接面が建築用材14と同じ形状にされた上型
54bを閉じて熱圧縮する。この場合。
温度は100℃以上、時間は2分以上とし、成形型へ投
入したものをl/2〜1710程度に熱圧縮するのがよ
いが、建築用材14としてプラスチック製のものを用い
る場合には、温度はやや低温で操作する。
かくして、断面略波型の建築用材に対し、硬質ポリウレ
タンフォーム類の廃材をチップ状としたものを、結合剤
や反応助剤の存在下、熱圧縮で反応硬化させて、空洞部
を生じることなく密に一体化した、所望通りの建築用パ
ネルが得られる。
〈実施例〉 硬質ポリウレタンフォームのボードを成形加工する工程
で生じた該硬質ポリウレタンフォームの廃材を粉砕分級
して、3〜10■■Φのチップ状とし、チップ状とした
ものloo重H部に対してクルードMDIを10重賃部
塗布、混合した。これを成形型の下型へ投入して、その
上面へ市販されている酢酸ビニル系の水性エマルジョン
型接着剤を塗布し、更にその上面へ断面波形のスレート
板を載せた。当接面が該スレート板と同じ形状の上型を
閉じ、150℃で3分間熱圧縮して、」−足下型へ投入
したものを約115程度に熱圧縮した建築用パネルを得
た。得られた建築用パネルは、スレート板と反応硬化し
たチップ状物との間に空洞部のない、双方が密に一体化
した、所望通りのものであった。
〈発明の効果〉 以上説明した通りであるから1本発明には、次のような
効果がある。
l)チップ状の硬質ポリウレタンフォーム類を断面略波
形の建築用材に対し空洞部を生じることなく密に一体化
したものを成形することができるため、結露がなく、骨
格材として好適なものが得られる。
2)硬質ポリウレタンフォーム類の廃材を利用するため
、廃材の再−生有効利用による省資源化を図ることがで
き、公害問題を惹起する恐れがない。
3)断面略波形の建築用材に断熱材が一体化された使用
上便利なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の建築用パネルを例示する部分断面図、第
2図と第3図は本発明によって成形される建築用パネル
を各別に例示する部分断面図、第4Ui!Jは第2図に
例示したような建築用パネルの成形状態を例示する部分
断面図である。 11.12,13.14−−建築用材 21−−ボード 22.23.24a・・チップ状物 31・・空洞部、43・・面材 54aee下型、54b−−上型 特許出願人 井上エムチーピー株式会社代理人 弁理士
 入 山 宏 正 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、硬質ポリウレタンフォーム類の廃材をチップ状とし
    たものに結合剤を塗布し、これと断面略波形の建築用材
    とを、反応助剤を介在させた状態で成形型により熱圧縮
    して、双方の間に空洞部を生じることなく密に一体化す
    ることを特徴とする建築用パネルの成形方法。
JP5557888A 1988-03-09 1988-03-09 建築用パネルの成形方法 Pending JPS63239020A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030055420A (ko) * 2001-12-26 2003-07-04 석귀호 폐폴리우레탄을 활용한 샌드위치패널용 우레탄보드

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944085A (ja) * 1972-09-02 1974-04-25
JPS50117862A (ja) * 1974-03-01 1975-09-16
JPS5228576A (en) * 1975-08-29 1977-03-03 Toyo Rubber Chemical Ind Co Process for regenerating disposed hard foamed urethane
JPS5319033A (en) * 1976-08-05 1978-02-21 Mitsubishi Electric Corp Fixing system for heat plate contact type

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