JPS63238875A - 膨張カテーテル - Google Patents

膨張カテーテル

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JPS63238875A
JPS63238875A JP63001127A JP112788A JPS63238875A JP S63238875 A JPS63238875 A JP S63238875A JP 63001127 A JP63001127 A JP 63001127A JP 112788 A JP112788 A JP 112788A JP S63238875 A JPS63238875 A JP S63238875A
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JP
Japan
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balloon
tubular member
lumen
guide wire
catheter
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JP63001127A
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English (en)
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エリザベス、エー、パウエル
アンドリー、エル、バーカー
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Abbott Cardiovascular Systems Inc
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Advanced Cardiovascular Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は曲った形のバルーンを有する膨脹カテーテル及
びその製造方法に関する。
〔従来技術及びその課題〕
経皮冠状動脈形成術においては、身体の心臓その他の部
分例えば腎臓の血管を、従来の真直ぐなバルーンカテー
テルを用いて手術することが困難であるとされてきた。
確かに、血管の曲っている部分に狭窄症が発生してい乞
場合に、これを手術することが極めて困難である。この
ような状況に鑑みて、このような狭窄症の手術を行うこ
とができる、改良された新規な膨脹カテーテルが要望さ
れてきた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、広義には、曲った形のバルーンを有す
る膨脹カテーテルを提供することにある。
本発明の他の目的は血管の曲っている部分を手術するこ
とができる膨脹カテーテルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は曲った形のバルーンを患者の
血管に挿入しゃすいようにほぼ真直ぐにすることができ
る膨脹カテーテルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は種々の角度に曲げることがで
きる膨脹カテーテルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的はマーカを有する膨脹カテーテ
ルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は患者の血管の中に挿入されて
いるバルーンの姿勢を表示できる方位表示可能のマーカ
を有する膨脹カテーテルを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の膨脹カテーテルは、可撓性を有する細長い形の
管状部材が第１の内腔と、第２の内腔とを有し、この第
１の内腔と第２の内腔が上記管状部材を貫いて延びてお
り、基部側の端部と基部から遠方の端部とを有する。曲
った形のバルーンが管状部材の基部から遠方の端部によ
って支持され、可撓性を有する細長い形の管状部材が管
状部材を有し、この管状部材がバルーンを貫いて延び、
第１の内腔が管状部材を貫いて延び、案内ワイヤを受け
入れることができる。案内ワイヤがこの管状部材を貫い
て延び、第２の内腔又は流路と曲った形のバルーンの内
部とを接続する装置がバルーンを膨脹収縮させ、バルー
ンが所要の内角になる。
バルーンの曲りの内角が３５度程度、１６０度未満、又
は、それ以上の値である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図によって詳細に説明する。
本発明に基く膨脹カテーテル１１は細長い可撓性管状部
材１２を有し、この管状部材１２は第１の内腔と第２の
内腔すなわち流路１３．１４を有し、この流路１Ｂ、１
４は管状部材を貫いて延びている。内腔すなわち流路１
３，１．４は適当な方法で設けることができる。この適
当な方法は、例えば、管状部材１２を延ばし、この管状
部材に縦に２本の流路を延ばすという方法である。この
ようにする代りに、第２図に示すように、２本の流路１
３，１４を設けるには、第１の内腔すなわち流路１３を
内側の管状部材１６に通し、第２の内腔すなわち流路１
４を環状の流路すなわち内腔１４で形成し、この流路を
内側の管状部材１６の外面と外側の管状部材１７の内面
との間で延ばすこともできる。管状部材］２は、同軸構
造にする場合には、米国特許第４，３２３，０７１号明
細書に記載された方法で作ることができる。例えば、内
側の管状部ヰ４１６はポリエステル又はポリオレフィン
等の適当なプラスチック材料で作ることができる。外側
の管状部材１７もポリエステル又はポリオレフィンで作
ることができる。
例として説明すれば、外側の管状部材］７は適当な寸法
にすることができる。この適当な寸法は例えば内径が１
．１５ミリメートル（０，０４６インチ）であり、外径
が１．４ないし１．４３ミリメートル（０，０５６ない
し０．０５フインチ）である。この例の場合、内側の管
状部材１６を適当な寸法にすることができる。この適当
な寸法は例えば内径が０．５ミリメートル（０，０２０
インチ）であり、外径が０．９　（０，０３５インチ）
である。しかしながら、必要に応じて、大きい管状部材
、又は、小さい管状部材を使用することができる。例え
ば、外側の管状部材の直径を１．６ミリメードル（０，
０６４インチ）程度まで太きくすることも、０．５ミリ
メートル（０，０２０インチ）程度まで小さくすること
もできる。
曲った形のバルーン２１は管状部材１２の基部から遠方
の端部で支持される。この曲った形のバルーン２１はベ
ンドすなわち曲管２２とすることができる。この曲管２
２の曲りの角度は、内角Ａを約３５度から約１６０度未
満、又は、それより大きくすることができる。このよう
な曲った形のバルーンを作るには数種類の異なった方法
がある。
例えば、バルーンの仕」二かり形状に合わせたガラスの
形の中で、バルーンを所要の形状にするという方法であ
る。このようにする代りに、型を使用しない方法として
は、従来通り１８０度のバルーン、すなわち、直管形の
バルーンを作り、これを適当な方法で加熱して所要の形
状にすることもできる。この加熱による加工の要領とし
ては、例えば、加熱媒体として熱風又は加熱した固体を
使用し、この加熱媒体をバルーンの所要の被加工範囲に
接触させて、その部分を熱収縮させて、バルーンを所要
の角度まで曲げる。バルーンは、挿入された案内ワイヤ
が約９０度曲り得るような形状にしなければならない場
合がよくある。その場合には、バルーンの曲りの角度を
９０度より小さい角度、例えば、第３図に示すように４
５度にしなければならない。その理由は、案内ワイヤが
第１の内腔に挿入され、この第１の内腔の中を進み、特
に第１の内腔の曲っている部分を通る時に、案内ワイヤ
がバルーンに加える力を、バルーン側で吸収しなければ
ならないからである。
曲った形のバルーン２１は適当なプラスチック材料、例
えば、ポリエステルで作ることができる。
ポリエステルを用いれば、薄肉で強度の大きい壁体を作
ることができる。この材料は押出成形又はブロー成形を
用いて、曲つた形のバルーンを作ることができる。この
ようにすれば、例えば、外径が約１．５ないし約４．０
ミリメートルのバルーンを作ることができる。このよう
なバルーンは、厚さが０．０２５ミリメートル（０，０
０１インチ）程度で、１０ないし１５気圧の圧力に耐え
ることができる。内側の管状部材の曲管２６も、必要に
応じて、曲った形のバルーンの曲管２２と同程度のまで
曲げることができる。
曲った形のバルーン２１は、成形後に、管状部材１２の
基部から遠方の端部で保持することができる。バルーン
の基部側の部分２８は、使用するバルーンが一体構造で
なく分離形である場合には、外側の管状部材の基部から
遠方の端部で保持できるように、適当な方法で絞る。こ
の絞り方は、例えば、接着剤を使用してもよく、また、
バルーンに使用するプラスチック材料が放射線照射を行
ったものである場合には加熱によることができる。
バルーンの基部から遠方の端部も絞って内側の管状部材
１６の基部から遠方の端部で保持することかできる。こ
の保持は収縮整合、又は接着剤による結合によることが
できる。
図に示した構造から判るように、内径が０．５ミリメー
トル（０，０２０インチ）の第１の内腔すなわち流路１
３が内側の管状部材］６の中で延びている形の装置が設
けである。この内側の管状部材は従来型の案内ワイヤ３
１を挿入するためのものであり、この従来型の案内ワイ
ヤ３１は、例えば、０．０１８ｒハアイトルク・フロッ
ピー」（商標）案内ワイヤである。この０．０１８ｒハ
アイトルク◆フロツピー」は米国カリフォルニア州マウ
ンテンビュウのアドバンスト・カーヂオバスクラー・シ
ステム社が製造販売している。第４図に示した構造から
判るように、第２の内腔すなわち流路１４と、曲つた形
のバルーン２１の内部とを接続させる装置が設けてあり
、これによって、バルーンを膨脹収縮させることができ
る。内側の管状部材１６の基部から遠方の端部を、図の
ように丸みを持たせ、比較的軟らかく作ることができる
。この端部は、最大直径を例えば１．１３ミリメートル
（０，０４５インチ）にし、長さを約９ミリメートルに
することができる。バルーン自体の長さを１０ないし５
０ミリメートルにすることができる。バルーンそれ自体
の長さを約３０ミリメートルにして、曲管２２の両側に
１５ミリメートルの部分を設けるのは好ましいことであ
る。
３本アームのタイプのアダプタ３６が管状部材１２の基
部側の端部に設けられている。このアダプタ３６の側部
アーム３７に逃気管３８が挿入され、バルーン２１を膨
脹させる時に、そのバルーンから空気を逃がす作用をす
る。中央のアーム３９は第１の内腔すなわち流路１３に
接続し、膨脹カテーテル１１を完全に貫き、特にバルー
ン２１を貫通している。他方の側部アーム４１は第２内
腔すなわち流路１４に接続されて、曲った形のバルーン
２１を膨脹収縮させるための膨脹用媒体の受入口として
の作用をする。
カテーテル１１を冠状動脈成形術に使用する時に、この
カテーテルの基部から遠方の端部にバルーンを確実の保
持するために適当な装置が設けられ、この装置に放射線
不透過性マーカが設けである。例えば第１図に示すよう
に、１対の放射線不透過性マーカ４６．４７を管状部材
１６のバルーンの内部に設けることができ、その取付位
置はバルーンの基部側の端部に隣接する位置と、と基部
から遠方の端部に隣接する位置である。補助的なマーカ
４８を内側の管状部材１６の先端部に隣接するように設
けることができる。放射線不透過性マーカ４６ないし４
８は適当な形状で良く、例えば金の帯状部材にすること
ができる。
曲った形のバルーン２１を作る時には、そのバルーンの
角度Ａを所要の角度より小さく、例えば、第３図の場合
４５度にする必要がある。これは、第４図に示すように
、案内ワイヤ３１をバルーンに挿入する時に、案内ワイ
ヤの曲る角度が減少するからであり、例えば、バルーン
の角度によって、約４５度ないし約８５度変化するから
である。曲った形のバルーンを血管に挿入し易くするた
めに、適当な方法でバルーンを真っ直ぐな形にしなけれ
ばならない場合がある。そのようにするための一つの手
段として、逃気管３８の剛性を大きくする。
その程度は、バルーンの基部から遠方の端部に逃気管を
挿入する時に、所要の程度に真っ直ぐな形にできる程度
である。基本的には、比較的剛性の大きい逃気管は真っ
直ぐな形状を維持し、この逃気管と案内ワイヤが共働し
てバルーンを真っ直ぐな形にすることができる。従って
、カテーテルの軸部の軸線に対する角度Ｂ（第５図）を
小さく、例えば０ないし１５度にする。必要に応じて、
バルーンを真直ぐにするための剛性を大きくする場合に
は、剛性の大きい案内ワイヤを使用してバルーンを狭窄
症患部の近くまで挿入し、その後に、剛性の大きい案内
ワイヤを引き抜いて、その可撓性の大きい案内ワイヤを
バルーンに挿入するという方法を採用することもできる
。
カテーテルの使用前の出荷及び貯蔵を行い時に、バルー
ン２１の所要の曲りの角度を維持するために、曲った形
のスリーブ４９を使用する。このスリーブ４９はバルー
ン２１の外面に沿って摺動し、この面に摩擦係合により
保持される。このスリーブはバルーン２１より少し長い
。このスリーブはプラスチック材料を用いて、このスリ
ーブの剛性を比較的大きくする程度の厚さに作ることが
できる。このようにすれば、スリーブ４９は、出荷、滅
菌、又は貯蔵の間、バルーンを所要の角度に保持するこ
とができる。このようにすれば、カテーテルを使用する
時に、所要の角度になっているバルーノ２１を使用する
ことができる。
次に、曲った形のバルーンと共に膨脹カテーテルを使用
する時の操作と使用方法の概要を説明する。使用する状
況は、説明のために、手術の対象とする部分が患者の冠
状動脈の曲っている部分にあり、これを形成術によって
開くことが容易でない場合であると仮定する。まず、曲
った形のバルーンを装着したカテーテルを選定する。逃
気管３８をバルーンの取り付ける。その時に、逃気管の
基部から遠方の端部を、バルーンの基部から遠方の端部
の近くに取り付ける。バルーン２１に、従来の方法で、
膨脹用媒体注入口４１から放射線造影剤を注入する。こ
の放射線造影剤が曲つた形のバルーン２１の内部に入っ
た時に、このバルーンの中の空気が前に押され、逃気管
３８を通って大気中に排出される。次に、バルーン２１
から放射線造影剤を抜き取って、このバルーンを収縮さ
せ、このバルーンの内部を空気のない状態にする。
次に、バルーンを真直ぐにするために逃気管を使用する
場合を除き、逃気管の基部から遠方の端部がバルーンの
基部から遠方の端部の近くに来るように、逃気管を引く
。この場合、逃気管を所要の程度に真直ぐになるように
する。その後に、案内ワイヤ３１を選択し、この案内ワ
イヤを第１の内腔１３に挿入し、第４図に示すように曲
った形のバルーン２１の中を通す。このようにすれば、
バルーンは案内ワイヤによって所要の角度になる。
この角度が約８５ないし９０度であり、この角度が医師
の冠状動脈形成術を行い易い角度であるならば、そのま
ま、さらに案内ワイヤの挿入を続けて、この案内ワイヤ
をバルーンの真直ぐな部分に進め、患者の血管に案内ワ
イヤを挿入する。この操作は、既に説明したように、逃
気管又は剛性の大きい案内ワイヤを用いて、曲った形の
バルーンを真直ぐにすれば可能になる。バルーンの角度
Ｂがカテーテルの軸線に対してＯないし１５度になるま
で、バルーンを真直ぐにした後に、このバルーンを患者
の血管の中で進め、狭窄症の患部まで挿入することかで
きる。この時に、まず、案内ワイヤ３］を血管の中で前
進させ、次に案内ワイヤに沿って膨脹カテーテル１１を
狭窄症の患部まで挿入する。膨脹カテーテルが患部に到
達した後に、バルーンを例えば約９０度曲げた形にする
必要がある場合には、逃気管３８を引いてバルーンをそ
の角度まで徐々に曲げ、その後に、バルーンを前進させ
て狭窄症の患部に通す。マーカを観察してバルーンが充
分前進したか否かを確認し、膨脹用媒体注入口４１から
放射線造影剤を注入してバルーンを膨脹させる。患部を
充分拡張させた後に、バルーンを収縮させ、膨脹カテー
テル１１と案内ワイヤ３１を従来の方法で血管から引き
抜く。
多くの場合、バルーン２１の方向及び角度の如何にかか
わらず、バルーンを膨脹させれば、バルーンが血管の形
に合った形状になり、冠状動脈の狭窄症患部の部分に対
応する形状になることが判った。従って、カテーテルの
基部から遠方の端部を回転させる必要がなく、バルーン
を患部に対して任意の角度にすることができる。
曲つた形のバルーン２１を血管に非常に良く追随させる
形状にする必要があるがある場合には、バルーン２１の
内部に、マーカ５１，５２１ｔ間するように取り付けて
、バルーンを膨脹させる前に、医師が蛍光鏡を用いてバ
ルーン２１の姿勢を確認できるようにする。マーカ５１
，５２はバルーン２１の内部の基部側の端部に隣接する
部分と、基部から遠方の端部に隣接する部分に取りイＮ
ｊけることができる。このマーカ５１．５２はバルーン
の姿勢を正確に表示することができる。マーカ５１．５
２は適当な寸法の適当な材料、例えば、幅が０．２５ミ
リメートル（０，０１０インチ）、厚さが０６０５ミリ
メートル（０，００２インチ）の金を用いて作ることか
できる。これでマーカを作るには、この材料をマンドレ
ル（図示せず）に巻き付けて、第７図に実線と破線で示
すような二重螺旋形にし、重なっている部分を蝋付は等
の方法で結合する。その後に、余分な部分を切り落とし
てリボンの形５３を作り、マーカ５１，５２をマンドレ
ルから取り出す。二重構造の第１のマーカ５１を内側の
管状部材１６の姿勢を現す位置に取り付け、二重構造の
第２のマーカ５２を内側の管状部材１６に、上記第１の
マーカ５１の取付位置から９０度回転した位置に取り付
ける。この帯状のマーカ５１．５２を内側の管状部材１
６に適当な方法、例えば接着剤による結合等の方法で固
定する。医師が、このマーカ５１．５２を螢光鏡を用い
て観察すれば、バルーンの姿勢と狭窄している患部との
関係位置を容易に確認することができる。バルーンの角
度が適当でない場合には、外側の管状部材１２の取り付
けであるカテーテルの主軸部を回転させて、バルーンを
所要の角度まで回転させる。医師は、第１及び第２のマ
ーカ、すなわち、帯状部材５１．５２の相互の位置関係
を読み取ることにより、曲った形のバルーンの姿勢を比
較的正確に確認することができる。実用上、この手順を
、曲った形のバルーン２１を血管の内部で膨脹させる前
に行う必要がある。
以上、バルーンに分離形の逃気管を取り付けたカテーテ
ルを例として本発明を説明したが、この本発明に基く構
造は、複数の微小孔、すなわち空気は通過させるが膨脹
用媒体は通さない孔を備えた自動逃気型カテーテルにも
応用することができる。
以上の説明によって明らかなように、曲った形のバルー
ンを用いた膨脹カテーテル、及び、その製造方法は、従
来不可能とされてきた狭窄症患部へのカテーテルの挿入
を可能にし、さらに、その患部の拡張を比較的容易に行
うことを可能にする。
上記構造によって、医師がバルーンを収縮させる前に、
膨脹カテーテルの姿勢ないし位置を比較的正確に制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に含まれる曲った形のバルーンと、この
曲った形のバルーンに取り付けられた曲った形の保護ス
リーブとを備えている膨脹カテーテルの部分破断側面図
、第２図は第１図の膨脹カテーテルの線２−２に沿う断
面図、第３図は第１図のカテーテルの基部から遠方の端
部の案内ワイヤを通した状態の拡大断面図、第４図は第
３図のカテーテルのバルーンに案内ワイヤを通した状態
の拡大断面図、第５図は第３図のカテーテルを患者の血
管に送入し易くするために、曲った形のバルーンを比較
的真直ぐにした状態の拡大断面図、第６図は本発明の他
の形態であって、方位指示用マーカを有する曲った形の
バルーンを備えている膨脹カテーテルの拡大側面図、第
７図は第６図のマーカのうちの１個の拡大図である。 １１・・・膨脹カテーテル、１２・・・管状部材、１３
゜１４・・・内腔、１６・・・内側の管状部材、１７・
・・外側の管状部材、２１・・・曲った形のバルーン、
２６・・・曲管、３８・・・逃気管、４１・・・膨脹用
媒体注入口、４６．４７・・・マーカ、４９・・・スリ
ーブ、５１゜５２・・・マーカ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書防式） １．事件の表示 昭和６３年特許願第１Ｌ２７号 ２、発明の名称 膨脹カテ、−チル ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 アドバンスト、カーディオバス、キュラー、システムズ
、インコーホレーテッド ４、代　理　人　（郵便番号１００） 昭和６３年３月２日 （発送日　昭和６３年３月２９日） 尚、委任状の発明の名称は願書に記載のものと相違して
おりますが、日本出願に適するよう出願時に訂正済であ
ることを申し添えます。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、膨脹カテーテルにおいて、可撓性を有する細長い形
    の管状部材が第１の内腔と、第２の内腔とを有し、この
    第１の内腔と第２の内腔が上記管状部材を貫いて延びて
    おり、基部側の端部と基部から遠方の端部とを有し、曲
    った形のバルーンが管状部材の基部から遠方の端部によ
    って支持され、可撓性を有する細長い形の管状部材が管
    状部材を有し、この管状部材がバルーンを貫いて延び、
    第１の内腔が管状部材を貫いて延び、案内ワイヤを受け
    入れることができ、案内ワイヤがこの管状部材を貫いて
    延び、第２の内腔又は流路と曲った形のバルーンの内部
    とを接続する装置がバルーンを膨脹収縮させ、バルーン
    が所要の内角になることを特徴とする膨脹カテーテル。 ２、案内ワイヤと共に用いられ、この案内ワイヤが第１
    の内腔の中に設けられてこの第１の内腔を貫いて延びて
    おり、上記案内ワイヤがバルーンの曲りの内角の増加に
    対応するように曲げられることを特徴とする請求項１に
    記載された膨脹カテーテル。 ３、付加的部材を有し、この付加的部材が管状部材を貫
    いて延びてバルーンの中に入り、この付加的部材がバル
    ーンの曲りの内角をさらに増加させることを特徴とする
    請求項２に記載された膨脹カテーテル。 ４、上記付加的部材が逃気管であり、第２の内腔を貫い
    て延びていることを特徴とする請求項３に記載された膨
    脹カテーテル。 ５、バルーンの曲りの内角が３５度程度、 １６０度未満、又は、それ以上の値であることを特徴と
    する請求項１に記載された膨脹カテーテル。 ６、離間した方位指示マーカを有し、このマーカが管状
    部材によってバルーンの内部に支持され、各マーカが他
    のマーカに対して異なる角度の姿勢を取ることを特徴と
    する請求項１に記載された膨脹カテーテル。 ７、上記マーカが二重螺旋形であり、放射線不透過性材
    料で作られていることを特徴とする請求項６に記載され
    た膨脹カテーテル。 ８、曲りの角度が内角の値で約８５度であることを特徴
    とする請求項２に記載された膨脹カテーテル。 ９、着脱可能の曲った形のスリーブを有し、このスリー
    ブが曲った形のバルーンに摩擦係合してバルーンを予め
    定められた角度に保持することを特徴とする請求項１に
    記載された膨脹カテーテル。
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