JPS63238783A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPS63238783A
JPS63238783A JP62281953A JP28195387A JPS63238783A JP S63238783 A JPS63238783 A JP S63238783A JP 62281953 A JP62281953 A JP 62281953A JP 28195387 A JP28195387 A JP 28195387A JP S63238783 A JPS63238783 A JP S63238783A
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block
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羽鳥 好律
Naoki Takegawa
直樹 武川
Toshio Koga
古閑 敏夫
Kiichi Matsuda
松田 喜一
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Fujitsu Ltd
Kokusai Denshin Denwa KK
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、テレビジョン信号をはじめとする画像信号を
少ない情報量で伝送する高能率符号化方式に関する。
(従来の技術) 画像信号の高能率符号化方式は広く研究が進められ、予
測符号化方式、直交変換符号化方式、ベクトル量子化方
式などのアルゴリズムが実現されている。一方、符号化
制御にどのような方法を用いるかも、良好な画品質を得
るために符号化アルゴリズムと同様に重要である。
従来の代表的な符号化制御方式としてフィードバックに
よる方式がある。これは、量子化器出力を符号化して、
符号化データをバッファメモリに入力する。そして、バ
ッファメモリの占有量に応じて量子化特性を変更し、バ
ッファメモリのオーバフロー、アンダフローを防止しな
がら、伝送路の伝送速度に整合させる動作をする。この
とき、バッファメモリのオーバフロー、アンダフロ一対
策として、バッファメモリの占有量に応じて情報発生抑
制の処理、例えば量子化特性を粗くするなどの処理を行
なっている。この方法は、制御の加えられた過去のデー
タに基づいて新たな信号に制御を加え、量子歪みを可変
としている。このため、情報抑圧の過多と過小を繰り返
す、いわゆるバッファメモリ占有量の発振減少が避けら
れない。したがって処理画に空間的、時間的に劣化のあ
る領域とない領域が交互に現れることになり、大きな劣
化となる。(参考文献: N、MUKAWA et、a
l、、″静interframe coding sy
stem for vjde。
teleconferecing signal tr
ansmission at a 1.5Mdit/s
 rata+2  ”IEEE Trans、 on 
COM、vol、 C0M−32、tk3.March
 1984)。
一方、フィードフォワード制御では符号化の対象となる
信号の情報量を測定し、与えられた伝送速度が得られる
ように対象の信号に歪みを繰り返し変化させたのち符号
化を行う。符号化の対象となる信号自身で制御を行うた
めコントロールは常に安定で、制御の不安定さに基づく
画質劣化を生じないが、与えられた伝送速度を得るため
の操作が一般、にリアルタイムで実行不可能であるため
遅延時間が大きい。(参考文献: A、G、 Te5c
her。
Rate adaptivc communicati
on、 ” 19.1.1゜NTC78)。
また、情報量をまえもって、推定する方法として(1)
特願昭55−175241 (特開昭57−99885
号公報参照)あるいは、(2)特願昭6O−29301
9(特開昭62−154987号公報参照)に記述の方
法もある。(1)は、フレーム間差分信号のパワなどに
応じて情報量を推定し、この推定値に基づいて符号化バ
ラメーを制御している。しかしながら、直接量子化によ
る情報量を測定するものでないため推定精度が低く安定
した動作を得ることが難しいという欠点があった。(2
)は、直交変換符号化に係る変換係数をビ・ノド配分テ
ーブルを用いて符号化している。このため、符号化制御
では、ビット配分テーブルを変換する制御を行なってい
る。したがって、ビット配分テーブルを用いない符号化
方式、即ち、全ての変換係数に対し1つの符号化特性を
適用する方式、例えぼ−、Chen、  ” 5cen
e adaptive coder ” IBEE T
rans。
on COM、 Vol、 C0M−32,pp、22
5−232. March 1984などの方式には適
用できないという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、符号化制御の基となる情報量の推定を符号化
に先立ち行なうことにより符号化制御を安定化させ、再
生画像の品質を向上させることを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、全ての変換係数に対し1つの量子化、符号化
特性を適用する符号化方式において、対象とする画像信
号の情報量を符号化に先立ち推定し、その結果により量
子化特性などの符号化パラメータを制御して、符号化シ
ステムの制御を安定化させることにより再生画像の品質
を向上させるものである。従来の方法とはヒストグラム
を用いて情報量を符号化前に精度良く推定して、利用す
る点が異なる。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例の構成を示す図であり、1は
ディジタル化ビデオ入力端子、2はブロック化回路、3
は2次元直交変換回路、4は遅延回路、5は符号化制御
回路、6は量子化器、7は有効無効ブロック判定回路、
8はスキャン変換回路、9,10は可変長符号化回路、
11は時分割符号多重化回路、12は送信部バッファメ
モリ、13は伝送路、14は受信部バッファメモリ、1
5は符号化分離回路、16.17は可変長復号回路、1
8はスキャン変換回路、19は切換回路、20は2次元
直交逆変換回路、21はテレビスキャン化回路、22は
ディジタル化ビデオ出力端子である。
ディジタル化ビデオ入力端子からは、ディジタル化され
た画像信号が入力され、2のブロック化回路に入力され
る。ブロック化回路では、まず入力信号を縦横A*B画
素ずつにブロック化する。
ブロック化は走査線のスキャン方法の変換に対応するも
ので、これは、メモリ回路とアドレス制ネ卸回路により
容易に構成できる。これにより、TVスキャンの信号は
第2図(a)のように走査順が変更される。得られたブ
ロック化信号は2次元直交変換回路3に入力される。変
換回路はA*B画素を入力して同じ個数の変換係数を出
力するものであり、例えばブロック毎に2次元ディスク
リートコサイン変換(以降は2次元ディスクリートコサ
イン変換を単にDCT変換と略して呼ぶ)され、A*B
個のDCT係数を得る。第2図(blに、あるブロック
のDCT係数の並びとその走査順を示す。
この図で、ブロックの左上が直流成分、右上は水平方向
成分の最高シーケンスの係数。左下が垂直方向の最高シ
ーケンス、右下が垂直水平ともに高いシーケンシの係数
を示す。
得られた変換係数は、遅延回路4と符号化制御回路5に
入力される。符号化制御回路では設定期間(例えば1フ
レ一ム時間)の入力変換係数データを監視することによ
り入力信号の発生情報量を推定し、符号化結果があらか
じめ与えられた伝送路速度(伝送レート)になるように
符号化制御のパラメータ、たとえば、量子化器のパラメ
ータを決定する。一方、遅延回路4は変換値を上記設定
期間遅延させて、符号化制御と変換値の量子化タイミン
グが一致するよう符号化制御回路5の回路の遅延時間を
補償する。
量子化器6では、入力されたDCT係数を符号化制御回
路5によって選択された符号化パラメータ(ここでは量
子化特性)に従って量子化し、量子化代表値に対応する
量子化インデックスを有効無効ブロック判定回路7、ス
キャン変換回路8に送出する。量子化特性の例を第3図
に示す。第3図に示すように量子化特性は複数の特性が
あり、切り換えて用いられる。たとえば、情報量を少な
(おさえたいときは粗い量子化(例えば第3図(h))
、多くしたいときは細かい量子化(例えば第3図(a)
)が用いられる。
有効無効ブロック判定回路7は量子化器6の出力値を監
視し、1ブロツク中に量子化代表値が1つでも零でない
ものがあれば、当該ブロックを有効ブロックとし、量子
化代表値がすべて零であれば当該ブロックを無効ブロッ
クとして、判定結果を可変長符号化回路9に出力する。
可変長符号化回路9は、有効ブロックに対し、有効ブロ
ックであることを示すインデックスコードを出力する。
また、無効ブロックに対し、無効ブロックであることを
示すインデックスコードを出力する。−例として、有効
ブロックのインデックスコードを“01″、無効ブロッ
クのコードを“1″などと与えることができる。
スキャン変換回路8は、量子化器6の出力値を入力し、
シーケンスの順序、各係数の走査順序を変更するもので
ある。たとえば、第2図(b)のシーケンス即ち、順次
走査が第2図(C)のようなジグザグ走査に変更される
。本回路はブロック化回路2と同様のメモリおよびアド
レス制御回路により容易に構成できる。このようにスキ
ャンを変換する理由は以下のためである。2次元直交変
換係数の一般的性質として、係数値の大きいものは直流
成分および低次のシーケンスに集中するため、第2図(
C)のようにジグザグに走査すると高域に対応するシー
ケンスの係数値はOとなることが多い。従って、第2図
(C)の最終有効(非零)係数の後ろに特殊な識別符号
を加えると、この後ろの零係数を符号化する必要がなく
なり、符号化効率が向上することになる。また、直流分
から最終非零係数までの係数についても零値が多いため
、零値をランレングス符号化することによりさらに効率
を上げる方法もある。
スキャン変換回路8の出力は可変長符号バタンlOに入
力され、前記量子化インデックスに対応して所定の可変
長符号を割り当てて出力する。なお、無効ブロックの係
数に対しては、既に可変長符号化回路9でブロック全て
の係数が零であることが符号化されているため、符号化
の必要はない。
当該回路は例えばROMにより構成される。可変長符号
の例を表1に示す。
以下余白 表−1可変長符号バタン(例) 可変長符号回路9および10の出力は、符号多重化回路
11に入力され、前記符号は時系列的に多重化される。
本回路は通常セレクタ回路により構成される。符号多重
化回路の出力信号は送信バッファメモリ12に送出され
、ここで伝送路の伝送速度に整合するように制御される
。そのためメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレ
スの差(バッファメモリ内の情報占有量)を符号制御回
路5、即ち、推定回路にフィードバックして符号化処理
における情報発生量を制御することも行われる。さらに
、送信バッファメモリより、伝送路13にデータが送ら
れる。
伝送路13は、入力値を受信側に送るもので、伝送路自
身の他、例えば伝送路に都合のよい符号形式(例えばA
MI、B8ZSなど)に符号化復号化するための回路な
どをふくんでいる。
受信部では、受信部の逆の操作が行われる。まず、受信
部バッファメモリ14において伝送符号速度とビデオ復
号速度の変換が行われ、符号分離回路15に送られる。
符号分離回路15では例えば有効無効ブロック符号と有
効無効係数符号に分離する。可変長復号回路16では、
有効無効ブロック符号が復号され、無効ブロックに対し
ては零係数値に対応する量子化代表値が出力される。復
号の結果、有効ブロックと解読されたブロックに対して
は、可変長復号回路17が用いられ、可変長符号が量子
化代表値に復号される。更に、スキャン変換回路18に
より走査順序が再び第2図(b)のように変更される。
無効ブロックの復号値を示す可変長復号回路の出力とス
キャン変換回路18の出力は、切換回路19に入力され
て無効ブロックデータのときは可変長復号回路16の出
力を、有効ブロックのときはスキャン変換回路18の出
力を選ぶように処理される。切換え回路19の出力は、
2次元直交逆変換回路20に入力され、元の画像信号に
変換される。続いて、テレビスキャン化回路21により
テレビスキャンに変換され、出力端子22を介して出力
される。以上説明した符号化回路は、符号制御回路、即
ち、推定回路5を除き、従来の技術で実現できるもので
ある。
第4図は、本発明の実施例の符号化制御部5の構成を示
す図であり、31は係数入力端子、32はブロック内最
大係数値検出回路、33は最大係数ヒストグラム算出回
路、34は係数ヒストグラム算出回路である。35は有
効無効ブロック情報量演算回路、36は有効無効係数情
報量演算回路、37はオーバヘッド情報量演算回路、3
8は量子化特性設定回路、39は量子化特性パラメータ
出力である。
第4図において、入力端子31から変換係数データがブ
ロック内最大係数検出回路32および、係数ヒストグラ
ム算出回路34に入力される。本実施例では、係数符号
と有効無効ブロック符号が発生する符号データの主要部
分であることから、これらの情報量を推定する。
まず、有効無効ブロック符号の情報量を算出するために
、ブロック内最大係数値検出回路32で、あるブロック
のA*B個の係数値のうちで絶対値が最大となる値を検
出する。これは、この値が各量子化特性の最小量子化ス
テップより大きければこのブロックを有効ブロック、小
さければ無効ブロックとすることに対応する。
今、量子化特性の数を第3図に示すように8種あるとす
ると、前記最大値が、8種の特性のうちの最小量子化ス
テップを越えているかを検出する。
そして、対応する量子化特性の種類を示す信号を最大係
数ヒストグラム算出回路33に出力する。
最大係数ヒストグラム算出回路33は、設定時間中の最
大係数値のヒストグラムを各量子化特性毎に生成する。
ここで、このヒストグラムをブロックヒストグラムと呼
ぶ。演算結果は例えば量子化特性の粗いほうから細かい
ほうへ順番にその累算値(頻度)の形で有効無効ブロッ
ク情報演算回路35に出力される。
同様に、係数ヒストグラム算出回路34において、ブロ
ックの全ての係数値を各量子化特性毎に算出し、係数ヒ
ストグラムを生成する。これは、係数値が量子化器の最
終量子化ステ・ノブより大きければこの係数を有効係数
、小さければ無効係数とすることに対応する。これを設
定時間演算すると、メモリにはすべての量子化器の最小
量子化ステップの数に対する頻度のヒストグラムが完成
する。演算結果は係数ヒストグラム出力端子を介して、
例えば量子化特性の粗いほうから細かいほうへ順番にそ
の頻度を出力する。
2つのヒストグラムは有効無効ブロック量情報演算回路
35および有効無効係数iil報■演算回路36に入力
される。まず、有効無効ブロック量情報演算回路35で
は、ヒストグラムを入力し、各最小量子化ステップを越
えるブロックの数に有効ブロックに割り当てる符号長を
乗じ、越えないブロックの数に無効ブロックに割り当て
る符号長を乗じる。これにより最小量子化ステップが与
えられたときの有効/無効ブロック情報量が求まる。
例えば、第3図のように最小量子化ステップが8種類与
えられているとき、8通りの有効/無効ブロック情報量
が得られることになる。
また、同様に係数情報量演算回路36において、係数ヒ
ストグラムが入力され、最小量子化ステップを8通りに
変化させたとき、最小量子化ステップを越える係数の数
に有効係数に割り当てる平均符号長を乗じ、越えない係
数の数に無効係数に割り当てる符号長を乗じる。これに
より最小量子化ステップが与えられたときの有効/無効
係数の情報量が求まる。
オーバヘッド情報算出回路37は、上記2つの情報量以
外に必要な情報量を算出するもので、たとえば適応化が
行われたときのクラス分けに必要な情報量などがある。
量子化特性設定回路38は、上記、有効無効ブロック量
情報演算回路35、および係数情報量演算回路36およ
びオーバヘッド情報量演算回路37より得られるデータ
に基づき、具備されている8種類の量子化器に対応する
推定情報量を計算する。さらに、8種類の推定情報量の
うち当該設定時間に割り当て可能な情報量に最も近い情
報量の量子化器番号をひとつ選択して出力端子39に出
力する。
第5図は、本発明の符号化制御部のブロック内最大係数
値検出回路32および最大係数ヒストグラム算出回路3
3の構成例を示す図であり、41は係数入力端子、42
は絶対値回路、43は比較回路、44,47.52はフ
リップフロップ、45は選択回路、46はブロックタイ
ミング信号発生回路、48は最小量子化ステップテーブ
ル、49はメモリ、50はインクリメンタ、51は加算
器、53は有効無効ブロックヒストグラム出力、54は
量子化番号カウンタ、55は量子化番号シーケンス出力
である。
第5図において、入力端子41から1ブロツク分の変換
係数データが絶対値回路42に入力される。演算された
絶対値は比較回路43に入力される。比較回路43では
フリップフロップ44に記憶されている最大値と比較し
、選択値回路42の入力値がフリップフロップ44より
大きい、または小さいことを示す信号を選択回路45に
送出する。選択回路では、前記比較回路の結果に基づき
、より大きい値を選択して、フリップフロップ44およ
び47に出力する。ブロックタイミング信号発生回路4
6は、ブロック毎にフリップフロップ44をリセットす
るので、フリップフロップ44には1ブロツクにおける
最大値が形成される。また、フリップフロップ47にお
いてブロックタイミング発生回路により前記最大値がラ
ッチされ、1ブロツクにつき1つの最大値が最小量子化
ステンプテーブル48に送出される。
ROMによって構成された最小量子化ステップテーブル
48では、前記最大値が、8種の量子化特性のうちどの
最小量子化ステップを越えているかを検査する。そして
、対応する量子化特性の種類を示す番号をメモリ49に
出力する。ここでは、第3図に示すように、番号の小さ
いものが細かい量子化、番号の大きいものが粗い量子化
を示すとする。
量子化特性の番号はメモリ49のアドレスに入力され、
メモリはその量子化特性番号のこれまでの累算個数をイ
ンクリメンタ50に出力する。インクリメンタは累算値
を1増やしてその数を再びメモリ49に入力してメモリ
の内容を書き替える。
これを設定時間(たとえばフレーム時間)演算すると、
メモリには最大係数のヒストグラムが完成することにな
る。したがって、ブロック内最大係数値検出回路32及
び最大係数ヒストグラム算出回路33とはブロックヒス
トグラムを作成するためのヒストグラム回路を構成して
いる。
つぎに、ヒストグラムの値を量子化番号の大きい順に累
算して累積ヒストグラムを生成する。量子化番号の大き
い順にヒストグラムは、加算器51に入力され、フリッ
プフロップ52に記憶されている値を累算し、再びフリ
ップフロップ52に書き込む。従って、量子化番号8の
頻度は元のまま、量子化番号7の累積頻度は量子化番号
7と8の頻度を足したもの、量子化番号6は量子化番号
6と7と8を足したものというようになる。これは、各
量子化番号が与えられたときの有効ブロックの数を推定
するものである。
前記演算結果は最大係数ヒストグラム出力端子53を介
して、例えば量子化番号の大きいほうから小さいほうへ
順番にその頻度を出力する。また、カウンタ54は、ヒ
ストグラムにタイミングを合わせて量子化器番号を発生
させるものでここでは、大きい量子化番号から小さい量
子化番号の順に量子化番号出力端子55を介して出力す
る。
一方、ブロックの係数値のヒストグラムも最大値のヒス
トグラムと同様に係数ヒストグラム算出回路34により
作成される。この回路は、第5図回路において最大値検
出回路の部分を除き、演算の速度を係数単位とすること
で実現される。
第6図は、量子化特性設定回路38の構成例を示したも
のである。図は、35は有効無効ブロック情報量演算回
路、36は係数情報量演算回路、37はオーバヘッド符
号演算回路、61は有効無効ブロックヒストグラム入力
端子、62は係数ヒストグラム入力端子、63は加算器
、64は比較回路、65は伝送レート演算回路、66は
量子化番号入力端子、67はフリップフロップ、68は
量子化番号出力端子である。
有効無効ブロックヒストグラム入力端子61から、各量
子化番号に対応する有効無効ブロックヒストグラムが有
効無効ブロック悄flit演算回路35に入力される。
有効無効ブロック情報量演算回路では各量子化番号に対
応するヒストグラム値から最小量子化ステップが与えら
れたときの有効/無効ブロック情ll1fftを求める
。即ち、ヒストグラムの値に有効ブロックに割り当てる
符号長を乗じ、また、ヒストグラムからの対応する無効
ブロック数が〔(全ブロック数)−(ヒストグラムの頻
度)〕により得られ、これに無効ブロックに割り当たる
符号長を乗じる。これにより例えば、最小量子化ステッ
プが8種類与えらているとき、8通りの可能性のある有
効/無効ブロック符号量が得られることになる。回路構
成上は上記演算を1つのROMテーブルで実現できる。
有効/無効ブロック符号量は、加算器63に出力する。
同様に、係数ヒストグラム入力端子62から、各量子化
番号に対応する係数ヒストグラムが係数情報量演算回路
36に入力される。係数情報量演算回路では各量子化番
号に対応するヒストグラム値から、最小量子化ステップ
が与えられたときの係数情報量を求める。即ち、ヒスト
グラムの値に有効係数に割り当てる符号長を乗じ、また
、ブロック内の無効係数の数を推定して、これに無効係
数に割り当てる符号長を乗じる。これにより例えば、最
小量子化ステップが8種類与えられたとき、8通りの可
能性のある係数符号量が得られることになる。回路構成
上は上記演算を1つのROMテーブルで実現できる。係
数符号量は、加算器63に出力される。
オーバヘッド符号量演算回路37は、上記2つの情報量
以外に必要な情報量を算出するもので、たとえば適応化
が行われたときのクラス分けに必要な情報量などがこれ
にあたる。演算結果は加算器63に出力される。
有効無効ブロック符号量演算回路35、係数符号量演算
回路36、オーバヘッド符号量演算回路37の出力は、
加算器63で加算され、量子化ステップを大きい方から
小さい方に可変にした時の各量子化特性に対応する情報
量の推定値が算出できることになる。
加算器63からは、情報推定量が量子化器の粗い順に送
出され、比較1回路64に入力される。比較回路では、
加算器63で得られた情報量を伝送レート演算回路65
より得られる、当該設定時間に割り当てられる情報量と
比較し、この値と最も近い情報量になるときタイミング
パルスを発生し、フリップフロップ67に出力する。伝
送レート演算回路65では、当該設定時間(例えばフレ
ーム)に8り当で可能な情!11tを演算して出力する
。例えば、毎秒30フレームは300kbit/sで符
号化するとき1フレームは10kbitが割り当てられ
る。
量子化番号入力端子66から入力される量子化番号と比
較回路64より得られるタイミング信号は同期している
ため、フリップフロップ67においてタイミング信号で
ラッチすると目的とする情報発生をさせる量子化番号が
選択できる。量子化番号は量子化番号出力端子68より
出力される。
これにより目標とする情報量を発生する量子化特性が選
択されたことになる。
以上のような構成になっているため、符号化時に符号化
フレーム自身の情flllffiに応じてパラメータが
制御できる。従って、シーンチェンジの際にもシートチ
ェンジシーン画面に応じて制御が可能で有るため次フレ
ーム以降に制御の影響が残らないように出来るため安定
な制御が出来る。安定な制御に応じて量子化ステップが
長時間同じものが選択され、画品質が安定する。
以上の説明では、直交変換にDCT変換を例にとったが
これは他の直交変換(+IADAM^RD 、 I’0
tlRIER。
5LANT、 K−L)などでも同様に適用できる。ま
た、以上説明では、画像信号を直接処理する場合につい
て述べたが、予測誤差信号を処理する場合も同様の構成
で実現可能であることは容易に類推できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、情報量推定を用いて符
号化制御を行っているため、制御が安定し、画品質が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の構成を示す図、第2図は、
走査変換、スキャン変換の概念図、第3図は量子化特性
の例を示す図、第4図は、本発明の実施例の符号化制御
部の構成を示す図、第5図は、本発明の符号化制御部の
ブロック内最大係数値検出回路および最大係数ヒストグ
ラム算出回路の構成例を示す図、第6図は、量子化パラ
メータ算出回路の構成例を示したものである。学#平壊
−9−″”     。 1・・・ディジタル化ビデオ入力端子、2・・・ブロッ
ク化回路、3・・・2次元直交変換回路、4・・・遅延
回路、5・・・符号化制御回路、6・・・量子化器、7
・・・有効無効ブロック判定回路、8・・・スキャン変
換回路、9.10・・・可変長符号化回路、11・・・
時分割符号多重化回路、12・・・送信部バッファメモ
リ、13・・・伝送路、14・・・受信部バッフプメモ
リ、15・・・符号分離回路、16.17・・・可変長
復号回路、18・・・スキャン変換回路、19・・・切
換回路、20・・・2次元直交逆変換回路、21・・・
テレビスキャン化回路、22・・・ディジタル化ビデオ
出力端子、31・・・入力端子、32・・・ブロック内
最大係数値検出回路、33・・・最大係数ヒストグラム
算出回路、34・・・係数ヒストグラム算出回路、35
・・・有効無効ブロック量情報演算回路、36・・・係
数情報量演算回路、37・・・オーバヘッド情@量演算
回路、38・・・量子化特性設定回路、39・・・量子
化特性パラメータ出力、41・・・係数入力端子、42
・・・絶対値回路、43・・・比較回路、44.47.
52・・・フリップフロップ、45・・・選択回路、4
6・・・ブロックタイミング信号発生回路、48・・・
最小量子化ステップテーブル、49・・・メモリ、50
・・・インクリメンタ、50・・・加算器、53・・・
有効無効ブロックヒストグラム出力、54・・・量子化
番号カウンタ、55・・・量子化番号シーケンス出力、
61・・・有効無効ブロックヒストグラム入力端子、6
2・・・係数ヒストグラム入力端子、63・・・加算器
、64・・・比較回路、65・・・伝送レート演算回路
、66・・・量子化番号入力端子、67・・・フリップ
フロップ、68・・・量子化番号出力端子。 ¥2図 (αン                      
       (b)(C) 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル画像信号を所定時間内で、複数のブロッ
    クに区分すると共に、前記所定時間内のディジタル画像
    信号を符号化パラメータにしたがって選択された量子化
    特性によって符号化する画像符号化方式において、前記
    所定時間内のディジタル信号に予め定められた演算を施
    し、演算結果の頻度を算出し、前記所定時間内のディジ
    タル画像信号の情報量をあらわすヒストグラムを生成す
    るヒストグラム回路と、当該ヒストグラムに基いて前記
    符号化パラメータを定めるパラメータ設定回路とを有す
    ることを特徴とする画像符号化方式。 2、特許請求の範囲第1項記載の画像符号化方式におい
    て、前記予め定められた演算は複数の前記量子化特性を
    考慮して実行されることを特徴とする画像符号化方式。 3、特許請求の範囲第2項記載の画像符号化方式におい
    て、前記ヒストグラム回路には、前記ディジタル画像信
    号に所定の変換を施して得られた係数が与えられ、前記
    ヒストグラム回路は前記量子化特性のそれぞれに対応し
    て、各ブロックの有効、無効を判定し、有効、無効ブロ
    ックに関するブロックヒストグラムを作成する回路と、
    所定時間内の前記係数に関する係数ヒストグラムを作成
    する回路と、前記ブロックヒストグラム及び係数ヒスト
    グラムとを前記ヒストグラムとし、両ブロックヒストグ
    ラム及び係数ヒストグラムとから前記ディジタル画像信
    号の情報量を指示する回路とを有することを特徴とする
    画像符号化方式。
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