JPS63238431A - 計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、商品が投入された袋をシールするシーラと連
動してラベルを発行する計量装置に関する。

（従来の技術） 重量を計量した商品について、その計量重量値と別途人
力された単価や風袋重量等とから価格を算出し、これを
ラベルにプリントして発行するいわゆる値付は機能を備
えた電子秤等の計量装置が各種小売店等において広く使
用されている。この電子秤には、上記単価等の商品デー
タを入力するデータ入カキ−やラベルの発行を指示する
ラベル発行キー等を配設した操作盤が備えられている。

そして、商品を計量する時に、該操作盤にその商品につ
いてのデータを入力し、或は予め各商品についてのデー
タが登録されている場合は当該商品の呼び出しコードを
入力した上で、ラベル発行キーを操作すれば、該商品の
価格がプリントされたラベルが自動的に発行されるよう
になフている。

ところで、近年、スーパーマーケット等の大型小売店に
おいては、この値付は作業を顧客に行わせる販売システ
ムが試みられている。つまり、ばら売りされる特定商品
の売場に予め該商品についての単価等のデータを入力し
た電子秤を設置しておき、顧客に自らが所望する量の商
品についての計量作業とキー操作によるラベル発行操作
とを行ってもらい、このラベルを風袋に貼付けた上でレ
ジに持参してもらうのである。このようなシステムによ
れば、販売量が一定しないばら売り商品についても売場
に店員を配置する必要がなくなり、人員が削減されるこ
とになる。

（発明が解決しようとする問題点） このように、顧客が袋等に商品を投入した後にキー操作
することによりラベルを発行させる電子秤においては、
ラベルを発行した後に、商品を袋内に追加投入した場合
、即ち不正計量が行われた場合にこれを防止することが
できないという問題があった。

そこで、本発明は、このような従来技術の問題点の解消
を目的とした、ラベル発行機付の電子秤を提供するもの
である。

（問題点を解決するための手段） 本発明の計量装置は、次のように構成される。

即ち、袋づめして計量される商品名を選絨するプリセッ
トキーからの信号が入力されると共に、計量された商品
の計量データから価格等を演算する制御部と、所定の商
品データをラベルに印字するプリンタを有する計量装置
において、商品が投入された袋の開口部を封止するバッ
クシーラーを計量装置に接続し、該袋の開口部を封止し
たときに生ずるバックシーラーからの信号により、上記
ラベルを自動的に発行することを特徴とするものである
。

（作用） 本発明は、電子秤等の計量装置に、商品が投入される袋
の開口部を封止するバックシーラーからの信号を入力し
て、ラベルを自動的に発行するので、顧客の好みにより
商品を自由に選定できると共に、不正計量を防止するこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第６図は、本発明が適用される計量装置、例えば電子秤
の一例を示す外観図である。図に示すように、電子秤１
は本体ケース２と該ケース２の上方に配備された計量皿
３とを有すると共に、ケース２の前面上部には単価、重
量、価格をそれぞれデジタル表示する表示部４・・・４
が設けられ、且つ該前面の下部には操作盤５が前方に突
出させて設けられている。この操作盤５の盤面５ａには
、単価や風袋重量等の商品データが或は商品の呼び出し
コード等を入力するためのテンキー６・・・６や、商品
データを各商品呼び出しコードに対応させて登録してお
く場合等に使用される各種のファンクションキー７・・
・７が配設されている。

一方、図示しないが本体ケース２の内部には、上記計量
皿３に載置された商品の重量を計量する計量部と、該計
量部で得られた重量値と上記操作盤５のキー操作によっ
て入力され或は呼び出された単価等の商品データとから
当該商品の価格を算出すると共に、この価格、単価及び
重量を上記各表示部４・・・４に表示させる制御部とが
備えられている。更に、該ケース２内の一側部はラベル
発行部とされ、上記制御部から送られてくる価格等を示
す信号と後述するバックシーラーによる信号とを受けて
価格等をラベルＸにプリントし、これをケース前面８の
窓９から外部に発行するラベルプリンタ１０が内装され
ている。

然して、上記操作盤５には盤面５ａを覆う例えば不透明
樹脂でなるキーボードカバー１１がｔ脱可能に備えられ
ている。このキーボードカバー１１は、上記盤面５ａか
ら裏面にわたって該操作盤５の全体を覆うように、操作
盤５の形状に対応させて断面が略Ｖ状とされている。

ここで、該キーボードカバー１１の底面部１１Ｃの上面
にはマグネット部材１２．１２が貼着され、該マグネッ
ト部材１２．１２が操作盤５の下面に配設された鉄板に
吸着されることにより、該キーボードカバー１１が操作
盤５に装着された状態で保持されるようになっている。

また、該キーボードカバー１１の一側部ｆｉｂには、こ
れを操作盤５に装着した時に横方向に位置合せするため
のストッパ部１１ｄが設けられていると共に、底面部１
１ｃの中央部には、キーボードカバー１１を操作盤５か
ら取外す時に指をかけるための切込部ｌｉｅが設けられ
ている、尚、上記ストッパ部ｌｉｄはキーボードカバー
１１の両側部に設けてもよい。

上記の構成によれば、第６図に示すようにキーボードカ
バー１１を電子秤１の操作盤５から取外した状態では、
該操作盤５の盤面５ａに配設されたキー６・・・６．７
・・・７の全てを操作することができ、従って該電子秤
１を多数の異種商品について使用することが可能となる
。つまり、計量する商品に応じてテンキー６・・・６や
ファンクションキー７・・・７を用いて単価や風袋重量
等の商品データを入力し、或は各商品について商品デー
タが予め登録されている場合は計量する商品の呼び出し
コードを入力することにより単価等の商品データを呼び
出し、該商品の単価と、計量重量値と、これらに基づい
て算出される価格とが表示部４・・・４にそれぞれ表示
される。

然して、この電子秤１を特定のばら売り商品の売場に設
置して、計量と値付けと°を顧客に行わせる場合は、該
商品の単価等の商品データを予め人力し或は予め登録し
た商品データを呼び出した上で上記カバー１１を操作盤
５に装着し、この状態で該電子秤１を売場に設置してお
く。この時、上記操作盤５の盤面５ａにおける各キー６
・・・６゜７・・・７は該カバー上面部１１ａにより覆
われ、入力操作で包ないようになり、これにより顧客が
所望量の商品を計量して値付けする時に、これらのキー
を操作することが防止されることになる。

第１図は、本発明の全体構成を示す外観図である。図に
示すように、第６図で説明した構成の電子秤Ｂに、袋閉
じ機（バックシーラー）Ａと、計量する商品の図柄を表
示したプリセットキーＣを接続する。電子秤Ｂによるラ
ベル発行のタイミングは、バックシーラーＡからの信号
により、即ち、顧客が商品を計量した後に、被計量物を
投入した袋の開口部をバックシーラーＡにより閉止した
ことを確認してから、ラベルを発行するものである。

次に、本発明によるキーボードカバーの表示内容イにつ
いて、第２図、第３図により説明する。

本発明においては、キーボードカバーには、顧客の操作
手順を表示しておくものであり、この操作手順は、次の
ように設定されている。

（１）「お求めの商品を袋にお入れください」（２）「
右の商品ボタン（袋に入れた商品に対応するプリセット
キーの図柄が表示されているボタン）を押して、商品を
（計量）皿にのせて下さい」 （３）「シーラーで袋の口を閉じて下さい」（４）「も
う一度商品を皿にのせてください」（５）「出てきたラ
ベルを袋にはってください」（６）「商品をレジにて御
会計ください」以上、（１）〜（６）の手順により顧客
は一連の計量、ラベル発行の処理を行う。

第４図は、本発明によるバックシーラーＡの概略構成図
である。物品が投入された袋ａの開口部は、挿入部すに
挿入され、所定位置までの挿入が終了するとマイクロス
イッチＣが動作し、信号線ｄより電子秤等の計量装置に
信号が伝送される。

第５図は、本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。次に、このフローチャートについて説明する。

（１）電子秤を初期状態に設定しくステップＰ１）、プ
リセットキーをオンして計量する商品を選択する（ステ
ップＰ２）。続いて商品を計量してデータＡを得る（ス
テップＰ３）。秤の安定によりブザーが鳴動しくステッ
プＰ４）、計量が終了するまで、ステップｐｉ５．ｐ４
の処理を繰返、す（ステップＰ５）。

（２）シーラーにより袋の開口部を閉じる。このとき、
マイクロスイッチＣが動作すると（ステップＰ６）、信
号線ｄより信号が計量器に伝送される。次に、袋の口を
閉じた商品を再計量してデータＢを得る（ステップＰ７
）。ステップＰ３の処理により得られたデータＡと、ス
テップＰ７の処理で得られたＢとを比較しくステップ２
日）、両データの値がほぼ等しいとき（誤差は例えば±
２ｇ程度に設定する）には、ラベルが自動釣に発行され
る（ステップＰ９）。両データの値が一致しない場合に
は、初期状態に戻る。

（３）商品の選択変更は、ステップＰ３からＰ６までの
処理の期間中（図の口の期間）、任意に変更できる。こ
のときには、プリセットキーで他の商品を選択するとＡ
の処理に戻る。また、商品の選択を行った後、計量せず
にシーラーを操作し、その後に計量を行った場合には、
計量器は初期状態に戻る。さらに、プリセットキーに設
けられている商品の無登録キーを押した場合にも、初期
状態に戻る。

以上、本発明の主旨をその特定された実施例について説
明したが、既に述べたところに基づく本発明につし、）
ての変形あるいは修正は、種々に可能であることが明ら
かである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、顧客が袋づめし
た商品にラベルを発行するタイミングを、袋の開口部を
封止するシーラーの動作と連動させているので、不正計
量を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は外観図、第３図は説明図、第４図はバ
ックシーラーの説明図、第５図はフローチャート、第６
図は本発明が適用される電子秤の外観図である。 １・・・電子秤、５・・・操作盤、５ａ・・・盤面、６
゜７・・・キー、１０・・・ラベル発行部（ラベルプリ
ンタ）、１１・・・カバー、Ｉｌａ・・・上面部、Ｉｌ
ｃ・・・底面部、Ａ・・・バックシーラー、ａ・・・袋
、ｂ・・・挿入部、Ｃ・・・マイクロスイッチ、ｄ・・
・信号線。 特許出願人　株式会社　石田衡器製作所代　理　人　弁
理士　　辻　　　　　實第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 袋づめして計量される商品名を選択するプリセットキー
   からの信号が入力されると共に、計量された商品の計量
   データから価格等を演算する制御部と、所定の商品デー
   タをラベルに印字するプリンタを有する計量装置におい
   て、商品が投入された袋の開口部を封止するバックシー
   ラーを計量装置に接続し、該袋の開口部を封止したとき
   に生ずるバックシーラーからの信号により、上記ラベル
   を自動的に発行することを特徴とする計量装置。