JPS63238226A - 機械構造部品用焼結銅合金の製造方法 - Google Patents
機械構造部品用焼結銅合金の製造方法Info
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- JPS63238226A JPS63238226A JP7329887A JP7329887A JPS63238226A JP S63238226 A JPS63238226 A JP S63238226A JP 7329887 A JP7329887 A JP 7329887A JP 7329887 A JP7329887 A JP 7329887A JP S63238226 A JPS63238226 A JP S63238226A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は銅および銅合金の緻密焼結体を得る焼結鋼合
金の製造方法に関するものである。
金の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
銅eよび銅合金粉末は焼結中にふくれるために、容易に
高密度化しないなどの問題があり、成形体密度を低くコ
ントロールし、ガス抜きを十分に行なうなどの操作が行
なわれてきた。
高密度化しないなどの問題があり、成形体密度を低くコ
ントロールし、ガス抜きを十分に行なうなどの操作が行
なわれてきた。
しかしながら、そのような手段によっても十分な緻密化
が達成されているとは云い難かった。
が達成されているとは云い難かった。
さらに最近では銅あるいは銅合金の微粉末を用いて射出
成形した後、焼結して緻密化することが行なわれている
が、微粉末を用いた場合、上記のような状況はさらに厳
しくなり、焼結体密度は94〜95%が限度とされてい
る。
成形した後、焼結して緻密化することが行なわれている
が、微粉末を用いた場合、上記のような状況はさらに厳
しくなり、焼結体密度は94〜95%が限度とされてい
る。
このように従来技術では銅および銅合金の焼結で緻密焼
結体を得ることは困難であった。
結体を得ることは困難であった。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明者らは上記に鑑みて、銅および銅合金の緻密焼結
体を得る方法について検討の結果、この光間に至ったも
のである。
体を得る方法について検討の結果、この光間に至ったも
のである。
即ち、この発明は銅および銅合金粉末の焼結に際してF
e1NL、Co、Cr5f1nから選ばれた1種以上の
金属粉末を銅および銅合金に添加することによって容易
に緻密化しつることを見出したのである。
e1NL、Co、Cr5f1nから選ばれた1種以上の
金属粉末を銅および銅合金に添加することによって容易
に緻密化しつることを見出したのである。
〈作用〉
銅および銅合金粉末は通常ガスアトマイズあるいは水ア
トマイズによって得られる。特に射出成形等に用いるた
めには微粉末が必要であり、高圧水アトマイズ等が用い
られる。このような粉末にFe、 NL、 Co、Cr
、 Mnのような金属の1種以上の金属粉末の混合、ま
たは合金粉末を微量添加することで、従来不可能であっ
た緻密焼結体が得られることを本発明者らは見出したの
である。
トマイズによって得られる。特に射出成形等に用いるた
めには微粉末が必要であり、高圧水アトマイズ等が用い
られる。このような粉末にFe、 NL、 Co、Cr
、 Mnのような金属の1種以上の金属粉末の混合、ま
たは合金粉末を微量添加することで、従来不可能であっ
た緻密焼結体が得られることを本発明者らは見出したの
である。
即ち、従来から銅J3よび銅合金粉末は焼結中にガスが
発生し、ふくれの発生、あるいは緻密化を阻害する問題
が起こっていた。
発生し、ふくれの発生、あるいは緻密化を阻害する問題
が起こっていた。
これは金属粉末中に含まれる酸素と炭素が反応し、高温
下でCOガスが発生したためと考えられる。
下でCOガスが発生したためと考えられる。
酸素は金属粉表面の酸化物のみならず、金属内部にも含
まれており、これは容易に除去し難く、焼結前の熱処理
では十分に除去されない。また炭素は製造の工程中で混
入し、これも完全に除去されていなかったものと考えら
れる。
まれており、これは容易に除去し難く、焼結前の熱処理
では十分に除去されない。また炭素は製造の工程中で混
入し、これも完全に除去されていなかったものと考えら
れる。
これに対してこの発明でt!4および銅合金に添加する
Fe、NL、ら、Cr、l’に等の金属粉は銅および銅
合金中に含まれる酸素を吸収し、酸化物を形成、安定化
することによってCOガスの発生を防ぐものと考えられ
る。
Fe、NL、ら、Cr、l’に等の金属粉は銅および銅
合金中に含まれる酸素を吸収し、酸化物を形成、安定化
することによってCOガスの発生を防ぐものと考えられ
る。
即ち、真空中で焼結を行なった場合、[eを添加した場
合についてのべると、生成した FeO+ C→Fe+COの1000℃における平衡C
Oガス圧は1.3x 110−7at テ(IF) リ
、CwO+ C→CIL+C0(7)平衡coガス圧1
.3x 106atiに比べて非常に低く、焼結を阻害
することがないと考えられる。
合についてのべると、生成した FeO+ C→Fe+COの1000℃における平衡C
Oガス圧は1.3x 110−7at テ(IF) リ
、CwO+ C→CIL+C0(7)平衡coガス圧1
.3x 106atiに比べて非常に低く、焼結を阻害
することがないと考えられる。
金属粉の添加量は残留酸素量によって変化するが、おお
よそ0.1〜10重量%の添加で効果を発揮する。この
吊が0.1重量%より少量ではM素の吸収が不十分であ
り、また10重量%より多いと焼結体特性を劣化させる
ために好ましくない。
よそ0.1〜10重量%の添加で効果を発揮する。この
吊が0.1重量%より少量ではM素の吸収が不十分であ
り、また10重量%より多いと焼結体特性を劣化させる
ために好ましくない。
なお、この発明の方法において焼結の還元雰囲気として
は真空中、kガス等の不活性ガス中あるいはH2ガス中
の何れでも適用し得る。
は真空中、kガス等の不活性ガス中あるいはH2ガス中
の何れでも適用し得る。
〈実施例〉
以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
cit−10%NLの高圧水アトマイズによる粒径3μ
の微粉末に下記第1表に示す金属粉を夫々の吊添加し、
乾式混合を行なった。得られた混合粉は2 t/dで加
圧成形したのち、kガス雰囲気下1000℃にて焼結を
行なった。
の微粉末に下記第1表に示す金属粉を夫々の吊添加し、
乾式混合を行なった。得られた混合粉は2 t/dで加
圧成形したのち、kガス雰囲気下1000℃にて焼結を
行なった。
得られた焼結体の相対密度およびふくれの状態について
調べた結果を第1表に示した。なお試料番号中*印はこ
の発明の請求範囲外である。
調べた結果を第1表に示した。なお試料番号中*印はこ
の発明の請求範囲外である。
第 1 表
上表からこの発明の方法が緻密焼結体を得るのに効果の
大きいことが認められた。
大きいことが認められた。
〈発明の効果〉
以上説明したように、この発明の焼結銅合金の製造方法
は緻密質の銅および銅合金の焼結体を得るのに極めて効
果が大きいことが実証された。
は緻密質の銅および銅合金の焼結体を得るのに極めて効
果が大きいことが実証された。
そして、この発明による銅合金焼結体は緻密で複雑な形
状のものが安価に得られることから機械構造用部品等に
用いると特に効果を有するのである。
状のものが安価に得られることから機械構造用部品等に
用いると特に効果を有するのである。
Claims (1)
- 銅および銅合金の粉末にFe、Ni、Co、Cr、Mn
から選ばれた1種以上の金属粉末を0.1〜10重量%
添加した混合粉末を還元性雰囲気下で焼結することを特
徴とする機械構造部品用焼結銅合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62073298A JPH0811812B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 機械構造部品用焼結銅合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62073298A JPH0811812B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 機械構造部品用焼結銅合金の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63238226A true JPS63238226A (ja) | 1988-10-04 |
JPH0811812B2 JPH0811812B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13514114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62073298A Expired - Lifetime JPH0811812B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 機械構造部品用焼結銅合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811812B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160047016A1 (en) * | 2013-03-25 | 2016-02-18 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Copper alloy powder, sintered copper alloy body, and brake lining for use in high-speed railways |
JPWO2014061608A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2016-09-05 | 日立建機株式会社 | 液圧回転機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50153706A (ja) * | 1974-06-04 | 1975-12-11 |
-
1987
- 1987-03-26 JP JP62073298A patent/JPH0811812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50153706A (ja) * | 1974-06-04 | 1975-12-11 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2014061608A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2016-09-05 | 日立建機株式会社 | 液圧回転機 |
US20160047016A1 (en) * | 2013-03-25 | 2016-02-18 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Copper alloy powder, sintered copper alloy body, and brake lining for use in high-speed railways |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811812B2 (ja) | 1996-02-07 |
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