JPS63238086A - エーテルを含まない有機金属アミド組成物 - Google Patents

エーテルを含まない有機金属アミド組成物

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JPS63238086A
JPS63238086A JP63060186A JP6018688A JPS63238086A JP S63238086 A JPS63238086 A JP S63238086A JP 63060186 A JP63060186 A JP 63060186A JP 6018688 A JP6018688 A JP 6018688A JP S63238086 A JPS63238086 A JP S63238086A
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magnesium
groups
primary
hydrogen
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JP63060186A
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ビジャイ シー.メサ
テリー リー.ラスマン
ラミロ サンチェズ
ロバート チャールス モリソン
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Lithium Corp of America Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F3/00Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table
    • C07F3/003Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table without C-Metal linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/10Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なエーテルを含まない有機金属アミド類
およびそれらの製造方法に関するものである。
有機金属は長い間製薬、農業および特殊化学品の製造に
おいて使用されてきている。金属アミド類は、窒素金属
結合が反応して基質上の活性水素を置換させそして対応
するアミンを遊離させるため、基質の金属化用にしばし
ば使用されてきている。
[従来の技術] マグネシウムのオルガノアミド類は化学反応における有
用な金属化剤である。 C,R,ハウザー(Hause
r) 、H,G、ウォーカー(Walker)およびF
 、C。
フラスチック番ジュニア(Frastick、Jr、)
は、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル
・ソサイエテ4 (J、A+w、CIen+、Soc、
) 、?+、 1360(1949)中で、ジエチルエ
ーテル中でのブロモマグネシウムジエチルアミドおよび
ある種のエステル類の自己縮合を促進するためのマグネ
シウムジイソプロピルアミドの使用を報告している。6
.ブラドリイ(Bradley)他は、ユーロツビアン
・ジャーナルφオブ拳メディカルφケミストリイ(Eu
r、J、Med、Chem、) 、15.375 (1
980)中で、いわゆる「ハウザー塩基」であるブロモ
マグネシウムジイソプロピルアミドをリチウムジイソプ
ロピルアミドのおびただしい用途の多くでそれの代用品
として使えることを示、唆している。ハウザー塩基はブ
ラドリイ他の工程に従い製造され、そして生成物はスラ
リーである。スラリーは屋内での製造時には容易に利用
できるが、使用し易さおよび広い許容性のためにはスラ
リーよりむしろ炭化水素溶液の方が好ましい商業用製品
である。
テトラヒドロフランおよび他のエーテル類中でのジアル
キルマグネシウム化合物類およびジアルキルアミン類か
らのマグネシウムビスジアルキルアミド類の製造は周知
である(アッシュバイ(Ashby) 、リン(Lin
)およびゲール(Gael)のザ・ジャーナル・オブ・
オーガニックφケミストリイ(J 、Org、Chem
、 ) 、43巻、NO,8,1564−1568,1
978を参照のこと)、シかしながら、マグネシウムビ
スジアルキルアミド化合物の使用者はしばしば該アミド
類のエーテルを含まない炭化水素溶液を望んでいる。残
念なことに、エーテル類は低級ジアルキルマグネシウム
化合物類および下降流アミド類から分離するのが非常に
難しいことが知られている( E、C,アッシュレイ(
Ash+ey)およびR,C,アルノッ) (Arno
tt)による種々との方法により製造されるマグネシウ
ムおよびベリリウムアルキル類およびハライド類の純度
に関する論文、ザ・ジャーナルφオブφオルガノメタリ
ック・ケミストリ4 (J−Organometal、
Chemj7 、+4 (1968)1−11、並びに
ジョー(Joe)およびカタキ(にatak3) 、マ
クロモレキュラー(Macrosolecular) 
+ 3巻、N003.1970年5月−6月、ジアルキ
ルマグネシウムからのジオキサンの分離に関する論文を
参照のこと)。
周期律表の■およびnA族の金属類の炭化水素−可溶性
有機金属錯体類はC4す、カミンスキイ(Kamins
k3)およびJ、F、イーストマン(1:B5tman
)により米国特許3,742,077並びにそれの分割
特許3.822,219および3,847,883中に
開示されている。
炭化水素可溶性を得るための彼等の手段は、当該有機金
属化合物類の少なくとも一方は炭化水素−可溶性である
が他の成分は炭化水素不溶性であることを必要とする。
例えばエチルリチウムおよびジエチルマグネシウムの如
き二種の不溶性成分類を単に一緒に混合するときには溶
解性は生じず、対応する不溶性メチル化合物は発明の範
囲から除外される。
[発明が解決しようとする課題] 有機合成において、例えばエノール化できないケトン類
およびアルデヒド類からのアルコール類の製造において
、使用するための炭化水素可溶性並びに不溶性のエーテ
ルを含まない有機金属アミド類に対する要望がある。エ
ーテルを含まないジアルキルマグネシウム化合物類が金
属化反応において基質と比較的有効に反応することは周
知である(ユニパーシティ拳マイクロフィルムズ(Un
iversity Microfilms) 、アンφ
アーバー(Arbor) 、ミシガン・オーダ一番号6
8−9810゜60頁)。マグネシウムビスオルガノア
ミド類はジアルキルマグネシウムより求核性が小さいが
依然として強塩基性であるため、それらは金属化反応で
より多くの用途を有する。カチオンの二価性が重要な場
合には、マグネシウム金属化剤は一価のリチウムより改
良された性能が要求される。さらに、リチウムジイソプ
ロピルアミドは炭化水素中で限定された溶解度しか、例
えばヘプタン中での0.2規定しか、有していないこと
も知られている(C,讐、カミンスキイおよび0.H,
ルイス(Lewis)、ザ・ジャーナル・オブ・オーガ
ニック・ケミストリイ、30巻、3498頁、1965
)。それに対して、本発明のエーテルを含まないマグネ
シウムビス(ジイソプロピル)アミドはへブタン中で1
.4規定程度まで可溶性であることが見出されている。
[課題を解決する手段] 本発明は、新規なエーテルを含まないマグネシウムビス
オルガノアミド類およびリチウム−マグネシウムオルガ
ノアミド類、それらの製造方法、並びにバイメタル性オ
ルガノアミド類を提唱するものである。一般的方法では
、液体炭化水素溶媒体中で2当量のアミンをジアルキル
マグネシウム化合物と反応させる。ジアルキルマグネシ
ウム化合物はエーテルを含んでいてはならない。少なく
とも1種のエーテルを含まないジアルキルマグネシウム
化合物であるn−ブチル−およびS−ブチ、ル基含有ジ
ブチルマグネシウム化合物(DBM)は市販されている
が、他のものは液体炭化水素溶媒中で製造できそして例
えばジアルキルアミン類、複素環式アミン類などの如き
種々のアミン類と反応してエーテルを含まないマグネシ
ウムビスオルガノアミド類および他のマグネシウムオル
ガノアミド類を製造できる。これは簡便には液体炭化水
素溶媒中で、マグネシウム、好適には活性化されたマグ
ネシウム、を適当なアルキルハライドと反応させそして
生じた反応生成物を例えばジアルキルアミンの如きアミ
ンと反応させて希望するマグネシウムビスジアルキルア
ミドを製造することにより、行なわれる。一般に反応温
度は約100℃または150℃迄の溶媒還流温度を越え
ない。
希望するマグネシウムビスジアルキルアミド化合物類を
製造するためには使用できる数種の変法がある。これら
の変法を例示的反応物としてn−プチルクロライド、n
−ブチルリチウム、ジイソプロピルアミンおよび活性化
されたマグネシウムを使用して説明する。当技術の専門
家は、例示もしくは説明目的用のみのためにここで挙げ
られているものの代わりに他の反応物も使用できるとい
うことがわかるであろう。
本発明の方法の一変法に従うと、2モルのn・ブチルク
ロライドおよび2モルの活性化されたマグネシウムを1
00℃以下の沸点を有する液体炭化水素溶媒中で反応さ
せてジ−n−ブチルマグネシウムおよび塩化マグネシウ
ムの生成物を製造する。
それは錯体であってもよくそしてそれは沈殿する。
第二段階において、ジ−n−ブチル−マグネシウム−塩
化マグネシウム錯体を2モルのジイソプロピルアミド(
DIPA)と反応させて2モルのクロロマグネシウムア
ミドおよび2モルの気体として放出するブタンを生成す
る。この固体生成物はマグネシウムビスジイソプロビル
アミドおよび塩化マグネシウムの錯体であってもよい。
固体状のクロロマグネシウムアミド錯体はまた一段階反
応で、例えばヘキサン、シクロヘキサンまたはへブタン
の如き炭化水素溶媒中で活性化されたマグネシウム金属
を1モルのn−ブチルクロライドおよび1モルのジイソ
プロピルアミンと反応させることにより、製造すること
もできる。クロロマグネシウムアミドまたは前段階の錯
体生成物をノルマル−ブチルリチウムと反応させて、可
溶性n−ブチルマグネシウムアミドおよび固体の塩化リ
チウムを製造する。主な反応生成物はジ−n−ブチルマ
グネシウムと錯化されたマグネシウムビスジイソプロビ
ルアミドである。この生成物はn−ブチルマグネシウム
ジイソプロピルアミド(n −BuMgN(1Pr)2
)としても固定され、次の段階でこの反応生成物を追加
ジイソプロピルアミンと反応させてマグネシウムビスジ
イソプロビルアミド生成物およびブタンを製造する。こ
の生成物は可溶性であるため、塩化リチウムを濾過によ
り除去できる。
該方法において比較的低沸点の炭化水素を望むなら、ジ
イソプロピルアミンを段階lにおいてn −ブチル−ク
ロライドと同時に加えて反応温度を下げることが有利で
ある。ジイソプロピルアミンはこの反応においてルイス
塩基として並びに反応物として作用すると考えられる。
同様な方法で、ジイソプロピルアミンおよびn−ブチル
リチウムを段階3においてクロロマグネシウム(オルガ
ノ)アミドと同時に加えてマグネシウムビスジイソプロ
ビルアミドを製造することもできる。
本発明に従う第二の変法では、2モルのn−ブチルクロ
ライドを2モルのマグネシウムと反応させてジ−n−ブ
チルマグネシウムおよび塩化マグネシウムを製造する。
それらの両者とも沈殿生成物である(当技術で周知)。
段階1からの反応生成物を2モルのn−ブチルリチウム
と反応させて2モルのジ−n−ブチルリチウムと反応さ
せて2モルのジ−n−ブチルマグネシウムおよび2モル
の沈殿する塩化リチウムを製造する(当技術で周知)第
二段階の反応生成物であるジ−n−ブチルマグネシウム
および塩化リチウムを2モルのジイソプロピルアミンと
反応させてマグネシウムビスジイソプロビルアミドおよ
びブタンを製造し、固体である塩化リチウムはこの炭化
水素可溶性生成物から除去できる。方法1で行なわれた
ように、希望するならジ−イソプロピルアミンを段階2
においてn−ブチルリチウムと同時に加えることができ
る。
本発明に従う第三の変法では、1モルのn−ブチルクロ
ライドおよびエチルクロライドまたはn−オキシルクロ
ライドまたはn−オクチルクロライドを2モルのマグネ
シウムと反応させて、炭化水素可溶性の混合されたジア
ルキルマグネシウムおよび沈殿する塩化マグネシウムを
製造する(当技術で周知)。塩化マグネシウムを濾別し
、その後、混合されたジアルキルマグネシウムを2モル
のジイソプロピルアミンと反応させて希望するマグネシ
ウムビスジイソプロビルアミドおよび2モルの混合され
たアルカンを製造する。塩化マグネシウムをジイソプロ
ピルアミンとの反応中に反応媒体中に残すことができる
が、変法1と同様に不溶性クロロマグネシウムアミドが
製造され、それをマグネシウムビスジイソプロビルアミ
ドへ転化させるための余分な段階を必要とする。
本発明に従う第四の変法では、2モルのn−ブチルクロ
ライドを2モルのマグネシウムと反応させて1モルのジ
−n−ブチルマグネシウムおよび固体として沈殿する塩
化マグネシウムを製造する(当技術で周知)。この変法
の第二段階では、ジ−n−ブチルマグネシウムおよび塩
化マグネシウムを2モルの炭化水素可溶性のn−ブチル
、S−ブチルマグネシウムおよび2モルの塩化リチウム
を製造し、後者は沈殿しそして濾過により除去できる(
当技術で周知)。n−ブチル−8−ブチルマグネシウム
を次に2モルのジイソプロピルアミンと反応させてマグ
ネシウムビスジイソプロビルアミドおよび2モルのブタ
ンを製造する。n−ブチル−第二級ブチルマグネシウム
と1モルのアミンとの反応では、炭化水素可溶性組成物
(RMgN(iP3)2により表わされる)が生成する
。n−ブチル−第二級ブチルマグネシウムの代わりに例
えばn−ブチルエチルマグネシウム(BEM)およびn
−ブチルオクチルマグネシウム(BOMAG”)の如き
他の市販のジアルキルマグネシウム化合物類も使用でき
る。
種々の説明してきた方法は炭化水素−可溶性のマグネシ
ウムビス−(第二級アミド類)の製造に限定されるもの
ではなく、他の不溶性同族体の製造にも成功裡に適用で
きる。そのような不溶性の第二級マグネシウムアミド化
合物類の中に包含されるものは例えばマグネシウムビス
(ジエチル)アミド、マグネシウムビスーピロリジドで
ある。
例えばマグネシウムビス(イソプロピル)アミド、マグ
ネシウムビス(2−エチルヘキシル)アミドおよびマグ
ネシウムビス−(2,2−ジメチル−1−プロピル)ア
ミドの如き不溶性の第一級マグネシウムビスアルキルア
ミド類も意図される。表1に代表、的化合物のリストを
示す。
マグネシウムビス(オルガノ)アミド類の上記の製造方
法における中間生成物類、例えばハロマグネシウム(オ
ルガノ)アミド類、特にクロロマグネシウムジイソプロ
ピルアミド、並びにアルキルマグネシウム(オルガノ)
アミド類6例えばn−ブチルマグネシウムジイソプロピ
ルアミドおよび第二級ブチルマグネシウム(オルガノ)
アミド類、も意図される。
本発明に従うジオルガノマグネシウム化合物とジオルガ
ノメタンの反応は反応式 %式% [式中、 R1、R2、R3およびR4は独立して、水素、炭素数
が2−20の第一級、第二級および第三級アルキルおよ
びシクロアルキル基並びに炭素数が6−10のアリール
基から選択される]により表すことができる。1モルの
ジオルガノマグネシウム化合物当たり2モルより少ない
アミンを使用するときには、製造されるアルキルマグネ
シウムオルガノアミドは式 %式%) [式中、 R1,R3およびR4はそれらに間する上記の意味を有
し、 モしてXは0.1以上でしかも2より小さい]により表
すことができる。これらの後者の化合物であるアルキル
マグネシウムオルガノアミド類、例えばn−ブチルマグ
ネシウムジイソプロピルアミド、S−ブチルマグネシウ
ムジイソプロピルアミドなど、がゴムの重合において使
用される触媒の製造で利用できることは周知である。
上記で論議された最初の変力は二段階でのジイソプロピ
ルアミンの反応を含んでいるが、変法2.3および4は
ジイソプロピルアミンの一回だけの添加を含んでいる。
しかしながら、塩化マグネシウムを段階IT:1別しな
いなら方法3を方法1と同様に実施することもできる。
その場合、不溶性錯体くクロロマグネシウムアミド)を
さらに正または第二級ブチルリチウムと反応させてアル
キルマグネシウムジアルキルアミドを生成しその後追加
ジイソプロピルアミンと反応させて希望するマグネシウ
ムビスジイソプロピルアミドを生成することにより転化
させるためには追加段階が必要である。
例えばリチウムジイソプロピルアミド(LDA)の如き
アルカリ金属オルガノアミド類自身は常温において純粋
な炭化水素溶媒中に不溶性であることが知られている。
驚ろくべきことに、マグネシウムとスジイソプロピルア
ミドの添加により、リチウム対マグネシウムの比が1よ
り相当大きい場合でさえ、炭化水素−不溶性LDAをエ
ーテルを含まない炭化水素溶液中に可溶性にさせられる
ということを今見出した。
本発明のこの面は、式 %式%) [式中、 R3およびR4はそれらに関する上記の意味を有し、 x+y=1であり、そして z=x+2yである] により表わされるここではリチウムマグネシウムジオル
ガノアミド類と称されているバイメタル性アミド組成物
に関係している。特別な例では化合物類Lio、o+M
go、o9(NR3R’)+、oo及びLio、 9o
Mgo、 o+(NR3R’)+、。、がしiおよびM
gに関するモル割合範囲の正反対の限界を表わしている
。従って2に関する最大値は2.0であり、モして2に
間する最小値は1.0であり、しかもこれらの値は純粋
な化合物類すなわちそれぞれMg(NR3R’)2およ
びLiNR3R’が存在しているときのみ生じる。高い
リチウム水準を有する組成物は金属化剤として有用であ
りそしてマグネシウムが多い組成物はアルキル化剤とし
て有用である。これらのバイメタル性オルガノアミド類
は本発明のマグネシウムビスオルガノアミド類と同じ液
体炭化水素溶媒中に実用的には溶かされる。
Lio、 oMgo、 +(N(iPr)2)+、 +
生成物は常温ニオイテ純粋なシクロヘキサン中に1リツ
トル当たり1.43モルの全アミド(1i(iPr)2
)濃度の程度まで可溶性、であることが見出された。こ
れらの混合されたジイソプロとルアミド類中でのLi/
Mg比の0.1−10の間の変動は溶解度を約1.5モ
ルのアミド/リットルの水準以上に改良されることはな
く、それらの生成物溶液は周囲温度すなわち室温におい
て2−3日以内は沈澱に対して安定であることが見出さ
れた。
マグネシウムビスジイソプロピルアミド/リチウムジイ
ソプロピルアミド混合物類は約90%のリチウムジイソ
プロピルアミ、ドおよび10%の添加マグネシウムとス
ジイソプロピルアミドの水準までは可溶性であるが、最
大溶解度は1リツトル当たり約1.4−1.5モルの全
アミド溶解度は越えない。
興味深いことに、リチウムジイソプロピルアミドの溶解
度は、マグネシウムとスジイソプロピルアミドの存在下
で、該炭化水素溶媒中で、エーテルの不存在下で、冷温
においてさえ、限られた期間にわたり保持される。
そのような炭化水素−可溶性のバイメタル性リチウムマ
グネシウムジイソプロビルアミド類は、例えばシクロヘ
キサンの如き炭化水素溶媒中に溶解されている例えばn
−ブチルリチウムの如きアルキルリチウム化合物をジイ
ソプロピルアミンを加えられたn−ブチルリチウムと等
しい量で含有しているマグネシウムビスジイソプロピル
アミドのシクロヘキサン中溶液に(冷却しながら)ゆっ
くり加えることにより容易に製造される。
加えられる全てのアルキルリチウムと反応するのに必要
な量より少ない量のオルガノアミンが上記の混合物中に
存在しているときには、炭化水素−可溶性のエーテルを
含まないオルガノ置換されたリチウムマグネシウムオル
ガノアミド類が製造され、それらは式 %式%) [式中、 R1,R3およびR4はそれらに間する上記の意味を有
し、 x+y= 1であり、そして a+b=x+2yであるコ により表わされる。
これらの組成物は、アルキルリチウムおよびマグネシウ
ムビスオルガノアミドの直接混合またはジアルキルマグ
ネシウムおよびリチウムオルガノアミドの混合によって
も製造できる。
警ろくべきことに、マグネシウムジオルガノアミドの不
存在下(上記式においてy=o)でさえもアルキルリチ
ウムと化学量論的量より少ないジオルガノアミンの反応
は式 %式%) 上記の如きLixR1a(NR3R4)b[式中、 R1、R3およびR4はそれらに間する上記の意味を有
し、そして a+b=xである] により表わされる炭化水素可溶性のオルガノリチウム/
リチウムオルガノアミド組成物を生成するということも
発見された。これらの組成物はリチウムオルガノアミド
類のエーテル含有溶液に関して非常に安定であることが
見出された。
本発明の生成物は式 の多数゛の種々のアミン型から製造され、モしてXおよ
びyに対して指定される値により下記のものが包含され
る。
1、x=2および3/=1であるアミン型−これらはC
2−C20ジアルキルアミン類(第二級アミン類)、例
えばジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロビ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ヘキシルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、並びにイソプロピルシ
クロヘキシルアミン、ジフェニルアミン、フェニルイソ
プロピルアミンおよびフェニル−n−ブチルアミン、で
ある。
2、x=1およびy=1であるアミン型−これらはシク
ロアルキレンイミン類(第二級アミン類)、例えばテト
ラメチレンイミン、俗称=ピロリジン、ペンタメチレン
イミン、俗称=ピペリジン、などであり、ここでR基は
二端遊離基であり、すなわち窒素に対し2個の結合点を
有する。そのようなR基に包括されるものは、ヘテロ原
子を鎖目身中に有するシクロアルキレン基、例えばエチ
レンオキシエチルニ端遊離基(このアミンに間する俗称
はモルホリンである)、またへテロ原子をシクロアルキ
レン部分に結合している遊離基の一部として有するシク
ロアルキレン基、例えば2−メトキシテトラメチレンニ
端遊離基(このアミンに関する俗称は2−メトキシピロ
リジンである)である。
この型に包括されるものは低級アルキル二置換化合物類
、例えば2,5−ジメチルピロリジン、2,6−シンチ
ルビペリジンなど、である。
3、x=1およびy=2であるアミン型−これらはモノ
アルキルアミン類(第一級アミン類)、例えばメチルア
ミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、2−エチル
ヘキシルアミン、並びにイソプロピルアミン、アニリン
、およびトルイジンである。
低級ジアルキルアミン類から製造される生成物は炭化水
素不溶性である傾向があるが、例えばジイソプロピルア
ミンの如き第二級アルキル基を含有しているアミン類は
炭化水素可溶性であることが見出された。同様にC5お
よびc6環式アミン類は炭化水素不溶性であるが、例え
ば2,2,6.6−、テトラメチルピペリジンおよび2
,6−シンチルビペリジンの如き低級アルキル置換され
た環式アミン類から製造された本発明の生成物は炭化水
素可溶性である。例えばジ−n−ヘキシルアミンの如き
長い直鎖アミン類から製造された生成物は可溶性である
傾向があるが、警ろくへきことにジシクロヘキシルアミ
ンから製造された生成物は炭化水素溶媒中に可溶性では
ない。
マグネシウム金属は、この方法で使用されるときには、
好ましくは該金属を反応媒体として選択された炭化水素
の大気還流温度において少量のヨウ素の存在下で約60
分間にわたり不活性雰囲気中で加熱することにより活性
化される。このおよび他のマグネシウム活性化技術は当
業界で周知である。ヨウ素の使用量並びに処理時閉およ
び温度は大きく変動できる。マグネシウムはいずれの形
であってもよいが、アルキルハウイドとの反応を促進さ
せるにはそれは好適には粉末もしくは片状で使用される
マグネシウム金属と反応させるために使用されるアルキ
ルハライドはCl−C20アルキルハライド類から選択
され、ここでハロゲンは臭素、塩素またはヨウ素である
。 C,−C,アルキルハライド類が好適であり、そし
てCl−C4アルキルハライド類が最も好適であり、な
ぜならば該方法ではアルキル基はアルカンとして除去さ
れその際気体状アルカン類が反応媒体から除去するのが
最も容易であるからである。
本発明の方法で使用される不活性液体炭化水素溶媒は多
くの不活性液体炭化水素溶媒類、例えばn−ヘキサン、
シクロヘキサン、n−へブタン、メチルシクロヘキサン
、イソパラフィン系溶媒類、例えばイソパルTME、G
またはHlから選択でき、n−へブタンおよびシクロヘ
キサンが好適である。
芳香族溶媒類、例えばトルエンまたはキシレンも使用で
きる。
本発明の方法で使用されるオルガノリチウムは、Cl−
C2Os好適にはCl−Cs、アルキル−、シクoフル
キル−およびアリールリチウム化合物から、そして最も
好適にはn−ブチルリチウム、S−ブチルリチウムおよ
びt−ブチルリチウムから、選択される。
下記の実施例は本発明をさらに説明するものである。リ
チウムおよび/またはマグネシウム金属を使用する全て
の実施例はアルゴン雰囲気下で実施された。
マグネシウム金属片(6,0g、0.247モル)、0
、10gのヨウ素結晶および2001の純粋なシクロヘ
キサンをアルゴン雰囲気下でガラス反応器中に充填した
。金属スラリーを還流温度(80℃)に加熱し、そして
金属を活性化させるために還流下で60分間加熱した。
次にn−ブチルクロライド(261,0,25モル)を
金属スラリーに還流温度において20分間にわたり加え
た。還流温度は78℃に下がり、そしてゆっくりした反
応が観察された0次に、35m1 (0,25モル)の
ジイソプロピルアミンを還流温度において加えると、2
−3分以内にブタンが還流し始めそして反応温度を60
℃に低下させた。
加熱を中断しても、激しい反応が還流温度以下で続いた
0反応は55℃−60℃において約3時間で完了し、そ
してほとんど全ての金属片はシクロヘキサン溶媒中で微
細な白色の固体生成物に転化されていた0次に、スラリ
ーを放置して沈澱させ、そして透明溶液を可溶性マグネ
シウムに関して試験した。可溶性マグネシウムは見られ
なかった。
このスラリーにn−ブチルリチウム(0,247モル以
下)を20−25℃において良く攪拌しながら加えた0
反応を25℃(調節された温度)において60分間続け
、そして次に431のジイソプロピルアミンを反応スラ
リーに加えた。攪拌をさらに60分間続け、その後それ
を濾過して固体分を除去した。約4001の透明な濾液
が得られた。固体および濾液試料を分析した。液体を分
析すると、0.5M・i1度のマグネシウムビスジイソ
プロピルアミド、20pp+mのLiおよびQQppm
のクロライドを含有していることが見出された。固体は
主としてLiCl並びにそれと−緒の幾らかの未反応マ
グネシウムおよび未溶解アミドであった。溶液生成物中
のマグネシウムの回収率(収率)は処理および担持損失
を含めて90%近くであった。
比較実施例 (ヤスシ・ジョー(Yasushi Joh)およびヤ
ヒデφカタケ(Yahide Katake) 、マク
ロモレキュルス(Macromolecules) 、
3巻、NO,3,1970年5月−6月) Et2Mg−ジオキサン錯体の製造 シュレンク工程に従いジエチルマグネシウム番ジオキサ
ン錯体を製造した(W、シュレンク(5chlenk)
およびW、シュレンク番ジュニア、ベリヒテ(Ber、
) 62B 、 920 (1920)  : 64B
 、 734(1961)並びにウォルターφストロー
ミエル(5jrohsier)およびフリードリッヒ・
セイフエルト(Friedrich 5eifert)
 、 ヘミッシェ・ヘリヒテ(CheIIBerich
te) 、942357 (1961)) −2501
のジエチルエーテル中で7.0g (0,288モル)
のマグネシウム片をエチルクロライドと還流温度におい
て反応させてグリニヤール溶液を製造した。反応生成物
を次に濾過して透明なグリニヤール溶液を得て、そして
未反応金属を含有している不溶性固体分を除去した。グ
リニヤール溶液を120m1のジオキサンおよび600
m lのジエチルエーテルの沸騰(還流)混合物中にゆ
っくり滴下した。
最後に、反応混合物を攪拌しながら8時間還流させ、そ
して冷却後に濾過してEt2Mg−ジオキサン錯体の透
明溶液を得た。除去された固体は本質的にMgCl2−
ジオキサン錯体であった。透明溶液を1000s lと
し、そしてマグネシウムの濃度を測定すると0.10モ
ルであった。次に10100Oの透明溶液を2個の丸底
フラスコ(それぞれ500m1を有する)中に分けた。
Et2Mgの単離 両方のフラスコのE t2Mg−ジオキサンのジエチル
エーテル中溶液を最初に凝縮器を用いる大気圧下でのエ
ーテルの蒸留により濃縮した。もはやエーテルが出なく
なったときに、フラスコを高真空装置に連結して、最初
は低温においてそして次にゆっくりと60℃に高めなが
らエーテルの残りおよび幾らかのジオキサンを引っ張っ
た。この時点で両方のフラスコ中の生成物は白色がかっ
た結晶性固体に変化した。最後に、真空を最高まで高め
、そしてフラスコを120℃±1’Cの油浴中で30分
間加熱した。ジオキサンの遊離が2−3時間にわたり見
られた。固体がフラスコ壁に首の部分まで粘着した。フ
ラスコを120℃の油浴中に首の上部のところまで保つ
ように注意を払った。30時間にわたる120℃におけ
る加熱後に、両方のフラスコにアルゴンを充填し、そし
て真空H置から取り外した。
単離されたEt2Mg固体とアミンの反応フラスコ#1
−白色固体を磁気スラリーを用いてn−へブタンで3回
洗浄した。n−へブタンでの洗浄は存在しているかもし
れないジオキサンの溶解を助けるであろう、洗浄された
固体を次に15m1 (0,107モル)のジイソプロ
ピルアミンを含有している85−1のn−へブタンから
なる1001の混合物と反応させた。反応混合物は15
分間の攪拌後に懸濁している微細な白色固体を含有して
いることが見出された。懸濁している固体を放置して沈
澱させ、そして透明溶液を分析すると0.30モル濃度
のマグネシウムを含有していることが見出され、モして
G、C,分析はマグネシウムを基にして1.0モル%よ
り少ないジオキサンおよびエーテルの存在を示した。こ
れらの結果は固体としてのMgの損失は約30〜40%
であることを示した。この固体はマグネシウムアミドク
ロライド錯体および/または根跡量のジオキサンと錯化
されているMgC1□および/または分解生成物からな
っている。
フラスコ#2−白色固体を磁気スラリーを用いてアルゴ
ン雰囲気下で851のトルエンおよび15+nlのジイ
ソプロピルアミンの混合物と反応させた。
15分間の反応後に、反応混合物が幾らかの微細なふわ
ふわした懸濁している粒子を含有していることが見出さ
れ、該粒子は放置すると沈澱し、そして透明溶液を分析
すると0.38モル濃度のマグネシウムを含有している
ことが見出され、モしてG、C。
分析はマグネシウム基準で1.0モル%より少ないジオ
キサンおよびジエチルエーテルの存在を示した。この結
果は固体中のマグネシウムの24%の損失を示していた
。固体物質はマグネシウムアミドハライド錯体および/
またはMgCl2および/または分解生成物である。
(3)マグネシウムビスジイソプロピルアミンとしての
マグネシウムの全収率は出発マグネシウムの25−35
%の間である。
(1)処理時間が長すぎ、費用がかかりすぎるため、商
業化できない。
(ii3)大規模操作では減圧下での120℃の加熱に
ょるジオキサンの100%除去の保証はない。
165gのIn−ヘプタン中20.8重量%濃度DBM
(0,2345モルのMgを含有している)を窒素雰囲
気下で反応フラスコ中に充填した0次に341(0,2
42モル)のジイソプロピルアミンをCAMに滴々添加
した。反応温度は発熱反応により上昇した。
反応フラスコの温度を外部冷却により25℃に調節した
。NMR分析用に試料#lを反応フラスコから10分間
の攪拌後に取り出した0次に反応スラリーを10分間加
熱還流しく63℃)、モしてNMR分析用に別の試料#
2を取り出した。試料#lおよび2をNMR分析にかけ
て、[)BM対旧PAの反応をl:lのモル比で行なっ
たときの25℃および還流温度における反応の性質を見
つけた。
同じ反応フラスコを次に25℃に冷却し、そして次に3
41のDIPA (0,242モル)を調節された条件
下でそれに加えた。NMR分析用に試料#3を取り出し
た。次に反応フラスコを10分間加熱還流しく50℃)
、モしてNMR分析用に試料を取り出した。
葭1 (1)試料#1および2のNMRスペクトルは、l:1
のモル比の使用時にはDBMの50%が旧PAと反応し
たことを非常に明白に示した。
(II)試料#3および4のNMRスペクトルは、1モ
ルのDBM当たり2モルのDIPAを加えた場合には未
反応のDBMが残らなかったことを示した。
(■)2モルのDIPAを加えたときに反応温度の上昇
が見られた。
(■)2モルのTh1PAを加えたときに還流温度は6
3℃から52℃に低下したくブタンの放出による)。
への転化 ここに示す還元はベンゾフェノンからベンズヒドロール
への転化に間する工程により説明される。
すなわち、4.56g (25ミリモル)のベンゾフェ
ノンを1001の無空気製品(R)フラスコ中にいれ、
そして次に501の0.5マグネシウムジイソプロビル
アミド溶液(シクロヘキサン中)をゆっくりと10分間
にわたりフラスコを不活性気体雰囲気下に保ちながら加
えた。反応混合物を次に4時間にわたり加熱還流した。
生じた生成物混合物を室温に冷却し、そして次に20m
1の脱酸素された28  HCI溶液を用いて加水分解
した。加水分解生成物をエーテルで3回抽出し、そして
エーテル抽出物を一緒にし、乾燥し、そして減圧下で昇
華させて溶媒を除去して、3.2g (70%)のベン
ズヒドロールを固体状で生成した。生成物に間して記録
された物理的データおよびスペクトルデータにより、そ
れがベンズヒドロールであると確認された。
ジン類の反応 0.72および/または1.00モル濃度を有する20
m1のn−へブタンまたはn−ヘキサン中のジブチル(
n−ブチル−第二級−ブチル)マグネシウムをアルゴン
雰囲気下で各試験管中に充填した。次に1モルのマグネ
シウム当たり少なくとも2モルの各アミンをそれらの指
定反応試験管中に滴々添加した。アミンの添加中、アル
キルマグネシウムアミド類RxMg −(NR1R2)
 2−Xを示す可溶性組成物が反応が進行するにつれて
生成し続けていたことが観察された0反応塩度は発熱反
応により上昇し、そして外部冷却により25℃以下に調
節された。反応の完了後に、全ての試験管を可溶性マグ
ネシウムおよび溶液の安定性に間して室温以下で24時
間にわたり試験した。これらの試験の結果および反応物
の使用量を表2に示す。
実施例24ニジクロヘキサン中のマグネシウムビスマグ
ネシウム金属片(12,5g%0.514モル)、0.
25gのヨウ素結晶および2501の純粋なシクロヘキ
サンをアルゴン雰囲気下で1リットル反応フラスコ中に
充填した。金属スラリーを還流温度(80℃)に加熱し
、そして金属を活性化させるために還流温度で60分間
攪拌した。 52m1 (0,495モル)のn−ブチ
ルクロライドを次に金属スラリーに還流温度において2
0分間にわたり加えた。還流温度は78℃に下がりそし
て激しい反応は観察されなかった。次に120−ml 
(0,514モル)のジ−n−ヘキシルアミンを還流温
度において2分以内に加えると、遊離ブタンを放出しな
がら反応が激しく始まった。アミンの添加で還流温度は
下がり始めた。
アミンの添加中のほとんどの期間は加熱を中断しそして
反応温度は還流温度付近に保たれた。反応は還流温度(
50−55℃)で約3時間で完了した。
はとんど全ての金属片が反応生成物に転化されていた。
終了時に反応スラリーは濃く、粘着性となり、白色固体
を含有しており、そして濾過や注入不能であることが見
出された0次にスラリーを上部で透明溶液を得るために
放置して沈澱させたが、それは固体が底部に沈澱するに
はあまりに粘着性でありすぎるためなされなかった。最
後に58.0m1(0,25モル)のジ−n−ヘキシル
アミンおよび501のシクロヘキサンを加えて薄め、そ
して次に30−35℃で濾過した。濾過速度は良好であ
った。11液は透明であり、黄色であり、ハライドを含
まず、そして(マグネシウムビス−ジ−n−へキシル−
アミドとして’) 0.60モル濃度のマグネシウムを
有していた。フィルター上の不溶性の白色固体は主とし
て未反応の過剰金属粒子を含有しているMgCl□であ
った。
実施例25:マグネシウムビス−ジ−n−ブチル−アミ
ドの製造 a、51g (0,267モル)のマグネシウム金属片
、0.15gのヨウ素結晶および2001のn−へブタ
ンをアルゴン雰囲気下で1リットル反応フラスコ中に充
填した。金属を活性化するために金属スラリ−を60分
間加熱還流した。26m1 (0,25モル)のn−B
uClおよび42m1 (0,25モル)のジ−n−ブ
チルアミンを金属スラリーに1時間にわたり加えた。
この期間中、加熱は中断した。反応温度は還流温度と非
常に近く保たれていた。ブタンを放出しながら還流温度
は連続的に低下した。最後に、はとんど全ての金属片が
ヘプタン中で微細な白色の不溶性固体生成物に転化され
るまで反応を還流温度(55−60℃)においてそのま
ま3時間続けた。次にスラリーを放置して沈澱させ、そ
して透明溶液を可溶性マグネシウムに間して試験したら
、無しであると見出された。このスラリーに112.5
m1(0,225モル)のn−ブチルリチウムを30℃
において良く攪拌しながら加えた。60分間の攪拌後に
、42m1 (0,25モル)のジ−n−ブチルアミン
を反応スラリーに加えた。スラリーを30分間の攪拌後
に濾過して、主として未反応の金属と未溶解アミド錯体
と一緒のLiClからなる固体を除去し、そしてヘプタ
ン中の可溶性のマグネシウムビス−ジ−n−ブチル−ア
ミドである濾液を得た。溶液生成物(約350m1)は
淡黄色を有しており、そして0.68モル濃度のマグネ
シウムおよび1.36モル凛度の活性アミドを有してい
た。
実施例26: L!o、33M8o、6t(NR2)+
 a、エーテルを含まないシクロヘキサン可溶性のマグ
ネシウムビスジイソプロピルアミド(75ml、0.0
375モル)を最初にアルゴン雰囲気下で反応フラスコ
中に充填し、次にそれに3.0ml (0,02f43
モル)のジイソプロピルアミンを加えた。この溶液を次
に滴々添加された9、0ml (0,018モル)のシ
クロヘキサン中n−ブチルリチウムと低温(10℃)に
おいて冷却浴を用いて反応させた。ブチルリチウムの添
加中に遊離ブタンの放出が見られた。固体を生成するこ
となく、生成物の透明溶液が得られた。溶液状の反応生
成物は2日間透明のままであった。溶液を分析すると、
Li=0.21M、 Mg”0.43M 、アミド=1
.07M、過剰の(遊離)アミン= 0.03モル1モ
ルのアミドの存在が示された。
実施例27: Lio so  M o 5o(NR+
)+ 5゜上記実施例゛26を上記の如く繰返し、そし
て次に3.0ml (0,02143モル)の追加ジイ
ソプロピルアミンを最初に加え、次に9.0ml (0
,018モル)のn−ブチルリチウムを<1.0℃にお
いて加えた0反応混合物を低温においてそして次に室温
において良く攪拌した。固体は生成しなかった。透明な
溶液生成物はθ℃〜室温の間では少なくとも1日間は安
定であることが見出された。生成物を分析すると、Li
= 0.36M SMg= 0.38M 、アミド= 
1.12M 。
過剰のく遊離)アミン= 0.06モル1モルのアミド
の存在が示された。
実施例28: Li+ 67  Mgo 33(NR2
)+ 33上記実施例27を上記の如く繰返し、そして
次に<10℃において良く攪拌しながら、61(0,0
4285モル)のジイソプロピルアミンをそれに加え、
その後18n+l (0,036モル)のn−ブチルリ
チウムを加えた。反応混合物を室温で少し攪拌した。室
温で固体生成物を含んでいない透明溶液が得られた。少
し冷却して<10℃においても溶液生成物は固体(沈R
)を生成しなかった。この生成物を分析すると、Li=
 0.58M 、 Mg = 0.30M 、アミド:
 1.20M 、過剰の(遊it)アミン= 0.09
モル1モルのアミドの存在が示された。
実施例29 : L+o 67  Mgo、 33(R
)O133(NR’?)+、。
上記実施例28を繰返したが、マグネシウムビスジイソ
プロピルアミド(MDA)と−緒に示されているジイソ
プロピルアミンの全量が存在する代わりにそれより少量
の0.054モルのジイソプロピルアミンだけをMDA
と混合した。透明溶液が生成した。
一方、38.0+wlのへブタン中1.7N n−ブチ
ルリチウムを4.25m1 (0,03モル)のジイソ
プロピルアミンと反応させ、そして次に50m lの0
.6M(0,03モル)マグネシウムビスジイソプロピ
ルアミドを加えて透明溶液を与えた。
この実験は、THF中のOA溶液より熱安定性である高
度に可溶性のルイス塩基を含まないn−ブチルリチウム
/リチウムジイソプロピルアミン組成物(50/ 50
モル%)を合成できることを示している。
2n−BuLi + [(C)+3)2cH2]H)I
+[(CHshCH]2NLi、 LiCJ。÷ブタン
100w+1瓶を炉(150℃)中で乾燥し、アルゴン
を流し、そして次にゴムの隔壁を装填した。次に、シク
ロヘキサン中のn−ブチルリチウム(0,098モル)
を注射器により瓶に加えた。乾燥ジイソプロピルアミン
(0,49モル)をこれも注射器により、10分間によ
り滴々添加した。リチウムジイソプロピルアミドとブタ
ンの生成により、瓶および内容物は温かくなり始めた(
40℃)、生成物溶液を約25℃に冷却した。最終生成
物(%/、E1滴定=1.70M)は微黄色であり、透
明であり、そして固体分を含有しておらず、n −8u
Li/ LDA錯体が非常に可溶性であることを示して
いる。この組成物はシクロヘキサン中16!量%n−ブ
チルリチウムと比較して測定すると非発火性であった。
生成物溶液を冷蔵庫(3±3℃)内にいれると、5日後
に沈澱が生じた(白色結晶)、これらの結晶は暖めると
再溶解した。 GLC分析は、生成物がn−ブチルリチ
ウム/リチウムジイソプロピルアミドの50/ 50モ
ル%組成物であることを示した。
シクロヘキサン中のn−ブチルリチウム(0,037モ
ル)をジイソプロピルアミン(0,037モル)と反応
させたこと以外は、実施例30を繰返した。最終的なリ
チウムジイソプロピルアミド生成物は固体分を含有して
おり、そしてガラスの様に非常に、とても粘着性であっ
た。
シクロヘキサン中のS−ブチルリチウム(0,036モ
ル)をジイソプロピルアミン(0,18モル)と反応さ
せるために使用したこと以外は、実施例30を繰返した
。生成した1:IS−ブチルリチウム/リチウムジイソ
プロピルアミド錯体生成物溶液はシクロヘキサン中に完
全に可溶性であり(w、E、a定1.3tN) 、沈1
aヲ含有ftl’、ソシテ非粘着性であった。冷蔵庫(
3±3℃)中での42日後にこの生成物は透明なままで
あった(沈澱なし)。
シクロヘキサン中のS−ブチルリチウム(0,037モ
ル)をジイソプロピルアミン(0,025モル)と反応
させたこと以外は、実施例30を繰返した。生成した1
:25−ブチルリチウム/リチウムジイソプロピルアミ
ド錯体はシクロヘキサン中に完全に可溶性であり(v、
E、W定:1.33M)、そして沈澱を含有していなか
った。最終生成物はわずかに粘着性であった。冷蔵庫(
3±3℃)中での21日後に生成物溶液は沈澱を含有し
ていなかった。
このように本発明は式Mg[N(R1)(R2)]2に
よって表されるエーテルなしの組成物を提供する0式中
g+及びR2は独立に水素、第1級、第2級、第3級ア
ルキル基であって2〜20個の炭素°原子を有するもの
、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル、6〜
20個の炭素原子を有するアリール基から選ばれるが、
但しR1とR2の少なくとも一つは水素以外である。又
はR1及びR2は一緒に4〜20個、好ましくは4・〜
5個の炭素原子のアルキレン鎖を形成する glとR2
の一方が水素であることが出来るが、一方他方は有機の
基であるか、又はR1とR2の両方が同一か異なる有機
の基であってよい。また式LixR1a(NR3R’)
及び炭素水素溶媒のエーテルなしのオルガノリチウム組
成物も提供される。式中R1、R3、及びR4は独立に
2〜20個の炭素原子の第1級、第2級、第3級アルキ
ル基からなる群から選ばれ、R3とR′は水素であり得
、x=1、a+b=xであり、ここでaは約0.25と
約0.90の間であり、bは約0.10と約0.75の
間であり、但し少なくともR3とR4の一方は水素以外
である。
表1 代表的化合物 [RI R2N1Mg[NR’ 
R2F1  第二級 (J13CH3 2第二級 C2H5C2H1 3第二級 C3)17(nまたはイソ)      C
3H7(nまたはイソ)4  第二級 C、HQ (n
 + SeC!イソ又はtert、)  CJo(n、
sec、イソまたはtert、)5  第二級 CaH
+3(nまたはイソ)      CaH+3(nまた
はイソ)6  第二級 (4H+ t(nまたは2−E
tヘキシル)  CsH+7(nまたは2−EtMシル
)7    第二級  C6H++(シフ0へ鳥シル)
            CaH++(シクロヘキシル
)8    第二級  C3H7(イソ)      
           CaH++(シクロヘキシル)
9  第二級 C2t15           CJ
o(n)10   第二級 C+oH2+(n)   
      C+oH2+(n)11   第二級 (
C)+3)3Si−(CH13)3Si−12第二級 
(CH3)3Si −C3■t(イソ)+3  第二級
 (C113)3S i −C4Ho(n)14   
第二級 (CH3)3−C−C3H7(イ:/)+5 
 第一級 HCH3 16第一級 HC2H5 17第一級 HC3Ht(nまたはイソ)+8   第
一級 HCJIg(n、イソ、SeCまたはtert)
19   第一級 If −CaH+3(nまたはイソ
)20   第一級 HC6H1フ(nまたは2−Et
ヘキシル)21   第一級 I          
   C+oH2+(n)22    第一級  HC
eH+ +(E/り1h4シl1)CsH++(n、イ
ソ、又は2,2− シ゛メチド!・γ0ヒ00 23    第一級  ’             
           CaHa(フェニル)24  
  第一級  H()R7)リル25   第二級 C
,H,フェニル        Cafe n−155
表1(続き)代表的化合物 [R1R2N1M8[NR
IR2]26    第二級  C6H5フェニル  
      C3H7イソアロ上0ル27    第二
級  C6H5フェニル        CaHa  
フェニル28   第二級  −CH2CH2C112
C)+2−                  七〇
oリシーン29   第二級  −CH2−CH2−C
H2−CH2−CH2−ヒ0へ0リシ゛ン30   第
二級  −CH2−C0:C11−CH2−ヒ00リン
31    第二級  −CH2−CH2−0−Ck−
CHs+−tり本リン32   第二級  −CH2−
CH2−N(CIり−CH2−CH2−N−メチルビへ
0ラシーン33    第二級  −C(CH3)”C
H−CCC(CH3)−2,5−シ゛メチルヒ0ロール
34    第二級  −CH(CH3)−CH2−C
H2−CH(CH3)−2,5−シ゛メチルヒ@0リシ
゛シ 36    第二級  −C(CH3)/−CH2−C
H2−CH2−C(CH3)−鍼弓兆テトラメチド表2 4  シーn−フーチル?ミン 14.4 29.0 
 へ”ンタシ 0.60 透明溶液5  シーーn−フ
゛チn7ミシ 16.0 32.5  ヘロン  0.
65 透明溶液6  シ゛−n−フ0ロヒ0ルア  1
4.4 30.0  へフ0タン 0.60 透明溶液
ミシ 7  シー−n−フロ0ヒ″ルア  1B、0 32.
5  へIン  0.65 透明溶液ミン 8  シ゛オクヂルアミン    14.4 30.0
  へγタン 0.52 透明溶液9  シ゛7ミル1
ミン     14.4 30.0  へ70タシ 0
.55 透明溶液+4  2□6−シ゛メチAI:” 
  10.5 22.0  へ70タシ 0.80 透
明溶液へ リシーン 15  ン゛−n−q4シル7ミン 10.5 22.
0  へフ0タン 0.70 透明箔を夜も柱1拝丁T

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式Mg[N(R^1)(R^2)]_2[式中、 R^1およびR^2は独立して、水素、炭素数が2−2
    0の第一級、第二級および第三級アルキル基、炭素数が
    3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が6−20
    のアリール基から選択され、但し条件としてR^1およ
    びR^2の少なくとも一方は水素以外であり、或いはR
    ^1およびR^2は一緒になって炭素数が4−20のア
    ルキレン鎖を形成する] により表わされる組成により特徴づけられているエーテ
    ルを含まないマグネシウムビスオメガノアミド。 2、R^1およびR^2の一方が水素であり、そして他
    方が炭素数が2−20の第一級、第二級および第三級ア
    ルキル基、炭素数が3−20のシクロアルキル基、並び
    に炭素数が6−10のアリール基から選択される特許請
    求の範囲第1項記載のマグネシウムビスオルガノアミド
    。 3、R^1およびR^2が同一であり、そして炭素数が
    2−20の第一級、第二級および第三級アルキル基、炭
    素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が6
    −10アリール基から選択される、特許請求の範囲第1
    項記載のマグネシウムビスオルガノアミド。 4、R^1およびR^2が異なっており、そして炭素数
    が2−20の第一級、第二級および第三級アルキル基、
    炭素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が
    6−10のアリール基から選択される。特許請求の範囲
    第1項記載のマグネシウムビスオルガノアミド。 5、不活性液体炭化水素溶媒によりさらに特徴づけられ
    ている、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、式Mg[N(R^1)(R^2)]_2[式中、 R^1およびR^2は独立して、水素、炭素数が2−2
    0の第一級、第二級および第三級アルキル基、炭素数が
    3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が6−10
    のアリール基から選択され、但し条件としてR^1およ
    びR^2の少なくとも一方は水素以外であり、或いはR
    ^1およびR^2は一緒になって炭素数が4−20のア
    ルキレン鎖を形成する] の化合物および炭化水素溶媒により特徴づけられている
    エーテルを含まないマグネシウムビスオルガノアミド組
    成物。 7、R^1およびR^2が同一であり、そして炭素数が
    2−10のアルキル類、シクロアルキル類、またはアリ
    ール類から選択されるか、或いはR^1およびR^2が
    炭素数が4−10のアルキレン鎖を形成することを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載のマグネシウムビスオ
    ルガノアミド組成物。 8、エーテルの不存在により特徴づけられている、マグ
    ネシウムビス(ジイソプロピル)アミド。 9、エーテルの不存在下で液体炭化水素溶媒中に溶解さ
    れているマグネシウムビス(ジイソプロピル)アミドに
    より特徴づけられている組成物。 10、エーテルの不存在下での式 Mg[N(R^1)(R^2)]_2 [式中、 R^1およびR^2は独立して、炭素数が3−10のメ
    チル−またはエチル−置換された第二級アルキル基およ
    びメチル−またはエチル−置換された環式基から選択さ
    れ、或いは R^1およびR^2は一緒になって炭素数が4−5のア
    ルキレン鎖を形成する] の化合物により特徴づけられているマグネシウムビスオ
    ルガノアミド。 11、式Mg[(CH_3)_3SiNSi(CH_3
    )]_2の化合物により特徴づけられている、マグネシ
    ウムビスオルガノアミド。 12、式Mg[N(R^1)(R^2)]_2R^1お
    よびR^2は独立して、水素、炭素数が2−20の第一
    級、第二級および第三級アルキル基、炭素数が3−20
    のシクロアルキル基、並びに炭素数が6−10のアリー
    ル基から選択され、但し条件としてR^1およびR^2
    の少なくとも一方は水素以外であり、或いはR^1およ
    びR^2は一緒になって炭素数が4−20のアルキレン
    鎖を形成する] の化合物の製造方法において、炭化水素溶媒中で、エー
    テルの不存在下で、エーテルを含まないジアルキルマグ
    ネシウム化合物を少なくとも化学量論量の第1級C_2
    −C_2_0アルキルアミン類、第一級シクロアルキレ
    ンイミン類、第一級アリールアミン類、第二級C_2−
    C_2_0アルキルアミン類、第二級シクロアルキレン
    イミン類、第二級アリールアミン類および炭素数が4−
    5の環式アミン類から選択されるアミンと反応させるこ
    とを特徴とする方法。 13、活性化されたマグネシウムを炭化水素溶媒中で低
    級アルキルハライドと反応させてジアルキルマグネシウ
    ムおよびマグネシウムジハライドを含有している反応混
    合物を生成し、該反応混合物を低級アルキルリチウム化
    合物と反応させると、後者がマグネシウムハライドと反
    応して別のジアルキルマグネシウムおよび沈殿するリチ
    ウムハライドを生成することにより、ジアルキルマグネ
    シウムを製造することを特徴とする、特許請求の範囲第
    12項記載の方法。 14、アルキルハライドおよびオルガノアミンの混合物
    を活性化されたマグネシウムと25−150℃の温度に
    おいて反応させてクロロマグネシウムオルガノアミドを
    含有している反応混合物を生成し、それをさらにn−ブ
    チルリチウムおよび追加アミンと反応させて可溶性マグ
    ネシウムオルガノアミドおよび固体のリチウムハライド
    を生成し、後者を分離することにより特徴づけられてい
    る、マグネシウムビス(ジオルガノ)アミド類の製造方
    法。 15、100℃を越えない沸点を有する炭化水素溶媒中
    で、式 RX [式中、 Xは塩素、臭素およびヨウ素から選択されるハロゲンで
    あり、そして Rは炭素数が2−20のアルキル基、炭素数が3−20
    のシクロアルキル基、および炭素数が6−10のアリー
    ル基から選択される] のオルガノハイライドをマグネシウム金属に還流温度に
    おいて加え、反応が終るまで還流温度を保ち、次に溶媒
    混合物にそれの還流温度に保ちながらジオルガノアミン
    を反応混合物にゆっくり加え、そして反応が完了するま
    で還流条件を保つことにより、マグネシウム金属を式R
    Xのオルガノハライドと反応させることを特徴とする、
    特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、マグネシウムビス(ジイソプロピル)アミド、マ
    グネシウムビス−ジ−n−プロピルアミド、マグネシウ
    ムビス(ジ−n−ブチル)アミド、マグネシウムビス(
    ジ−n−ヘキシル)アミド、マグネシウムビス(ジ−2
    −エチルヘキシル)アミド、マグネシウムビス(ヘキシ
    ルメチルジシラジド)、マグネシウムビス−ジ−n−ア
    ミルアミド、マグネシウムビス(2.6−ジメチルピペ
    リジド)、マグネシウムビス(ジ−n−ヘプチル)アミ
    ド、およびマグネシウムビス(ジ−n−オクチル)アミ
    ド、並びにそれらの混合物類から選択されるオルガノマ
    グネシウム化合物、並びに該マグネシウム化合物を溶媒
    和させるのに充分な炭化水素溶媒により特徴づけられて
    いるが、但し条件として組成物がエーテルを含有してい
    ない、エーテルを含まない炭化水素可溶性組成物。 17、式R_xMg(NR^1R^2)_2_−_x[
    式中、 Rは炭素数が2−20のアルキル基であり、R^1およ
    びR^2は独立して、水素、炭素数が2−20の第一級
    、第二級および第三級アルキル基、炭素数が3−20の
    シクロアルキル基、並びに炭素数が6−10のアリール
    基から選択され、そして xは0.1以上でありしかも2より小さい]により特徴
    づけられている、アルキルマグネシウムオルガノアミド
    。 18、式Li_xMg_y(NR^3R^4)_z[式
    中、 R^3およびR^4は独立して、水素、炭素数が2−2
    0の第一級、第二級および第三級アルキル基、炭素数が
    3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が6−10
    のアリール基から選択され、x+y=1であり、そして z=x+2yであり、 但し条件として、R^3およびR^4の少なくとも一方
    は水素以外でありそしてR^3およびR^4は両方とも
    水素であってはならない] により表わされる組成により特徴づけられている、エー
    テルを含まないリチウムマグネシウムオルガノアミド。 19、R^3およびR^4が同一であり、そして炭素数
    が2−20の第一級、第二級および第三級アルキル基、
    炭素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が
    6−10のアリール基から選択される、特許請求の範囲
    第18項記載の組成物。 20、R^3およびR^4が異なっており、そして炭素
    数が2−20の第一級、第二級および第三級アルキル基
    、炭素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数
    が6−10のアリール基から選択される、特許請求の範
    囲第18項記載の組成物。 21、液体炭化水素溶媒によりさらに特徴づけられてい
    る、特許請求の範囲第18項記載の組成物。 22、Li_xMg_yR^1_a(NR^3R^4)
    _b[式中、R^1、R^3およびR^4は独立して、
    炭素数が2−20の第一級、第二級および第三級アルキ
    ル基、炭素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭
    素数が6−10のアリール基から選択され、そしてR^
    3およびR^4は水素であることもでき、x+y=1で
    、a+b=2yであり、但し条件として、R^3および
    R^4の少なくとも一方は水素以外である]により表わ
    される化合物および炭化水素溶媒により特徴づけられて
    いる、エーテルを含まないオルガノ置換されたリチウム
    −マグネシウムオルガノアミド組成物。 23、Li_xR^1_a(NR^3R^4)_b[式
    中、R^1、R^3およびR^4は独立して、炭素数が
    2−20の第一級、第二級および第三級アルキル基、炭
    素数が3−20のシクロアルキル基、並びに炭素数が6
    −10のアリール基から選択され、そしてR^3および
    R^4は水素であることもでき、x=1、a+b=x、
    aは0.25と0.90の間、bは0.10と0.75
    の間であり、但し条件として、R^3およびR^4の少
    なくとも一方は水素以外である] により表わされる化合物および炭化水素溶媒により特徴
    づけられている、エーテルを含まないオルガノリチウム
    −リチウムオルガノアミド組成物。
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