JPS63238005A - ２−（２−クロル−１−メトキシ−エトキシ）−フェニル−メチルカルバメートで軟体動物を防除する方法及び軟体動物防除剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、軟体動物、特に陸生及び水陸両生腹足類を２
−（２−クロル−１−メトキシ−エトキシ）−フェニル
−メチルカルバメートで防除する方法並びに該化合物を
含ａする軟体動物防除剤に関する。

従来の技術 種々の有機化合物、例えばメトアルデヒド及び４−メチ
ルチオ−３，５−ジメチルフェニル−Ｎ−メチルカルバ
メートを腹足類防除のために使用できることは公知であ
り、かつ種々の別のＮ−メチルカルバメートは腹足類に
対して非可動化作用又は部分的に又僅かな撲滅作用を有
することは既に公知である［Ｌ、Ｗ、　Ｇｅｔｚｉｎ及
びＳ、Ｇ、Ｃｏ１ｅ著、”’Ｅｖａｌｕａｔｉｏｎ　ｏ
ｆ　ｐｏｔｅｎｔｉａｌＭｏｌｌｕｓｃｉｃｉｄｅｓ　
ｆｏｒ　ｓｌｕｇ　ｃｏｎｔｒｏｌ″、Ｗａｓｈｉｎｇ
ｔｏｎＡｇｒ、　Ｅｘｐ、　ＳＬａ、　Ｂｕｌｌ、　Ｖ
ｏｌ、６５８．（１９６４）；　Ｐｊ。

Ｈｕｎｔｅｒ及びり、Ｌ、Ｊｏｈｎｓｏｎ著、”Ｊ、　
Ｅｃｏｎ。

ＥｎｔｏｌＩｌｏｌ、　Ｖｏｌ、　６３．３０５〜３０
６．（１９７０）参照］。しかし、この作用は例えば農
業で使用するためには低ずぎる。このことは最近の市販
製品、例えば２−（ｌ−メヂルーエトキシ）−フェニル
−Ｎ−メチルカルバメートを含有するもの（Ｇｅｔｚｉ
ｎ、　Ｃｏ１ｅ、第３表、６頁参照）に関しても当て嵌
まる。

腹足類は温帯、亜熱帯及び熱帯栽培植物において重要な
有害動物である。新しい耕作技術、特に低減された土壌
作業（非耕作及び最低耕作）は、高い腹足類食害を惹起
する。多くの腹足類種はその生体学によれば広在生であ
るので、元来分布していなかったような種が偏在する（
例えばＡｃｈａｔｉｎａ　ｆｕｌｉｃａ　ａｕｓ　０ｓ
ｔａｆｒｉｋａ　ｉｎ＾ｕｓｔｒａｌｉａｎ　ｕｎｄ　
Ｎｏｒｄａｍｅｒｉｋａ参照）。

発明の構成 ところで、ドイツ連邦共和国特許出願公告第２２３１２
４９号明細書から殺虫剤として公知の２−（２−クロル
−１−メトキシ−エトキシ）−フェニル−メチルカルバ
メート（クレトカルブ：　Ｃ１ｏｅｔｈｏｃａｒｂ）が
、特にナメクジ及びカタツムリに対して驚異的に優れた
殺軟体動物剤性を有することが判明した。これは農業及
び園芸における植物栽培において腹足類防除のために極
めて好適である。

ところで、殺菌剤のメチル−ベンズイミダゾール−２−
イルカルバメート（カルペンダジム：　Ｃａｒ’ｂｅｎ
ｄａｚｉｍ）を前記タレトカルブと組合せると軟体動物
を防除する際に相乗作用を呈することが判明した。この
効果は、タレトカルブ対カルペンダジムの重量比が０．
０１：ｌ〜５０：１、有利には１：１〜３．０：１、特
１．：　ｌ　Ｏ：ｌ〜２０：ｌである場合に生じる。

クレトカルブ及びクレトカルブとカルペンダジムの組合
せの殺軟体動物剤用は、陸生及び水陸両生軟体動物、例
えばデロセラス（Ｄｅｒｏｃｅｒａｓ：　Ａｇｒｉｏｌ
ｉｍａｘ）、リマツクス（Ｌｉｉａｘ）、ヘリクラス（
Ｉｌｅｌｉｘ）、ヘリコゴナ（Ｉｌｅｌ　ｉｃｏｇｏｎ
ａ）、セｐ＜エア（Ｃｅｐａｅａ）、ミラツクス（Ｍｉ
ｌａｘ）、リムナエア（１、ｙｍｎａｅａ　：　Ｇａ　
１ｈａ）、アカチナ（Ａｃｈａｔ　１ｎａ）、チー１（
（Ｔｈｃｂａ）、コクリケラ（Ｃｏｃｈｌｉｃｅｌｌａ
）、へりカリオン（Ｉｌｅｌｉｃａｒｉｏｎ）、バギヌ
ラス（Ｖａｇｉｎ’ｕｌｕｓ）属に及ぶ。有害腹足類に
は、例えばナノクジ類（Ａｒｉｏｎ　ａｖｅｒ）、Ａ、
ルシタニクス（ｌｕｓｉｔａｎｉｃｕｓ）、Ａ、ホルテ
ンシス（ｈｏｒＬｅｎｓｉｓ）、アグリオリマツクス・
レチクラツス（Ａｇｒｉｏｌｉｍａｘ　ｒｅｔｉｃｕｌ
ａｔｕｓ）、リマックス・フラブス（Ｌｉａ＋ａｘ　ｒ
ｌａｖｕｓ）、し。

マキシムス（ｍａｘｉ＊ｕｓ）、ミラツクス・ガガテス
（Ｍｉｌａｘ　ｇａｇａｔｅｓ）、マリエレラ・ドユル
スミエレイ（Ｍａｒｉａｅｌｌａ　ｄｕｒｓｕｍｉｅｒ
ｅｉ）、へりカリオン・サリウス（ｌｌｅｌｉｃａｒｉ
ｏｎ　５ａｌｉｕｓ）、バギムラ・ヘドレイイ（Ｖａｇ
ｉｎｕｌａ　ｈｅｄｌｅｙｉ）、パマリオン・ブビラリ
ス（Ｐａｍａｒｉｏｎ　ｐｕｐｉｌｌａｒｉｓ）並びに
カタツムリ類、ヘリックス・アスベルサ種（Ｈｅｌｉｘ
　ａｓｐｅｒｓａｓｐｐ、）、ケバエア・ネモラリス（
Ｃｅｐａｅａ　Ｎｅｍｏｒａｌｉｓ）、テバ・ピサナ（
Ｔｈｅｂａ　ｐｉｓａｎａ）、アカチナ・フリ力（Ａｃ
ｈａｔｉｎａ　ｆｕｌｉｃａ）、＾、ザンジバリ力（Ｚ
ａｎｚｉｂａｒｉｃａ）、リミコラリア・カムボイル（
Ｌｉｍｉｃｏａｒｉａ　Ｋａｍｂｅｕｌ）、ブラジベナ
種（Ｂｒａｄｙｂａｅｎａ　ｓｐｐ、）、コクロジナ種
（Ｃｏｃｈｌｏｄｉｎａｓｐｐ、）、ヘリセラ種（ｌｌ
ｅｌｉｃｅｌ　ｌａ　ｓｐｐ、）、ヨームパリア種（Ｅ
ｕｏｍｐｈｌｉａ　ｓｐｐ、）が属する。

殺軟体動物剤のための適当な製剤は、例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第３５０３６０８号明細書及びドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第３５００４６８号明細書に
記載されている。

これらはなかんずく賦形剤、餌もしくは誘引剤、結合剤
及び有効物質を必要とする。

固体の賦形剤としては、例えば天然石粉例えばカオリン
、アルミナ、滑石、白亜、石英、アッタバルガイト、モ
ントモリロナイト又はケイソウ土及び合成石粉例えば高
分散性珪酸、酸化アルミニウム及び珪酸塩が該当する。

顆粒のための固体の賦形剤としては、例えば粉砕しかつ
分別した天然石粉例えば方解石、大理石、軽石、海泡石
、ドロマイト、無機及び有機粉末から成る合成顆粒並び
に有機物質例えば鋸屑、ココ椰子膜、トウモロコシ粉及
びタバコの茎から成る顆粒が該当する。

特に有利であるのは、それぞれ適当な結合剤及び付着剤
、適当な安定剤及び細菌抑制剤を使用した、餌例えば穀
物製品（例えば粒子、粉、あらびき穀物、ぬか、幼芽、
パンとしてのコムギ、オオムギ、ライムギ、トウモロコ
シ、米）、油性ケーキ（例えば綿の種、ナンキンマメ、
ヒマワリ、ケシの種）、麦芽、酵母、サトウダイコン糖
みっ、果実圧搾残渣又は種らしくは腹足類特有の誘引物
質との混合物で、ある。又、鳥類及びは乳類にとって食
欲低下作用する物質及び有機又は無機染料もしくは顔料
を添加するのが有利である。このような添加物は、目的
ではない生体を怖じけさせかつ出来るだけ長い時間に亙
って作用を保証する目的を有する。

もう１つの有利な適用形は、浸漬処理のために常用の製
剤で種子を浸漬処理することである個々の適用形におけ
る有効物質含量は、広い範囲内で、例えば粒子製剤形で
０．００１〜９０重石１％、有利には１〜１０重！ｉｔ
％のかっ種子浸漬処理で１０〜９０重量％の範囲内で変
動することができる。有効物質の施用量は、０．３〜３
０　ｋｇ／ｈａ、　’（Ｔ利にはＩ　−１０？ｙ／ｈａ
である。

実施例 製剤実施例１ 混合機内で、前記クレトカルブ２に９、ステアリン酸カ
ルシウム８ｋｇ、安息香酸ナトリウム０、２　ｋｖ、白
亜２０ｋｇ、青色染料０．５ｋｇ及びコムギぬか６９．
３に９を混合した。この混合物を、引き続きニーグー内
で十分な水で湿潤させがっ混練した。次いで、湿った混
合物を押出機で直径３　ａｘの腹足類の顆粒状餌に成形
し“がっ最高６０℃で乾燥させた。

製剤実施例２ 種子浸漬処理剤を製造するために、以下の物質。

クレトカルブ　　　　　　　　　　４８０ｇ市販のフェ
ノールスルホン酸−尿素 −ホルムアルデヒド縮合物　　　　　　　２０９分子：
＋ｋ１０，０００を有するエチレン−プロピレン−ブロ
ック共重合体　　　　４０ｇキサンタン−ゴム　　　　
　　　　　　　２７０−ダミンＦＢ　　　　　　　　　
　　０　、５　ｇｌ、２−プロピレングリコール　　　
　８０９シリコーン泡止剤　　　　　　　　　　　５ｇ
を混合しかつ水でＩＱに満たした。

適用実施例１ 偏平なプラスチックパン（４０Ｘ５５ｃ、ｗ）に、湿っ
た、蒸気処理した七を充填し、次いでサラダ菜１００ｇ
を入れた。系列実験で、容器１つ当り１８匹のナメクジ
（＾ｒｉｏｎ　１ｕｓｉＬａｎｉｃｕｓの性成熱した個
体）を入れ、ナメクジの額拉状餌０．１　！Ｍをを規則
的に上面全体に亙って分布させかつパンをプラスチック
ネットで閉鎖した。１０及び３日の間隔で、死亡した及
び障害を受けた実験動物の数を数えた。その平均的結果
は以下の表に示す、その際数値は系列実験の当該個体の
それぞれのパーセンテージを表す。

“死亡した”ナメクジとは、接触刺激に対して反応を示
さなかったものを意味し、かつ“障害を受けた”ナメク
ジとは、外見的に識別される損傷を呈しているが、接触
刺激には未だ反応するものを意味する。

第　　１　　表 日数　　　　　　　　１　　　　　　　２　　　　　　
３　　　　　　６込躬−一一一一天一に害　　死Ｊ害−
−死口−Δ［死ロー障害メトアルデヒド ナメクジの餌　　　　　０　　　　　１０　　　　　　
　０　　　　５−１０　　　　０　　　　１０−２０　
　　　０　　　１１−２０グレトカルブ ナメクジの餌　　　　　０　　　　７０−８０　　　　
　１０〜２０　　５０−６０　　　５０　　　　２０−
３０　　　８０−９０１０−２０対明　　　　　　　　
　し−−００−期−０００〜−−適用実施例２ クレトカルブに対する添加物としての殺菌作用打効物質
のカルペンダツムの作用を調べた。

この際には、クロトカルブ４重量％及びカルペンダジム
　０．２重量％を含有する製剤でタレトカルブの作用に
比較して顕著な作用の向上が観察された。実施及び評価
は適用実施例１に相当する。結果は第２表に示す。

第　　２　　表 日数　　　　　　　１　　　　　　２　　　　　　３６
７埠［死　障し死亡障害　死Ｊ害死亡障害　死亡」欠と
一りレトカルブ ４÷８　　　　　　　　５．６３８．９　　　３８．９
５．６　　　６１．０　　　−　　　８３．３−　　　
８３．３−クレトカルブ４？Ｂ＋ １１７ンダジＡ２１６　　−　　　４４．４　　　８８
．９１１．１　　　９４．４　　５．６　　　１００　
　　−　　　　１００　　　−適用実施例３ ３．５−ジメチル−４−メチルメルカプト−フェニル−
Ｎ−メチルカルバメート［ナメクジに対する市販の薬剤
；略称メルカプトジメッル（Ｍｅｒｃａｐｔｏｄｉｍｅ
ｔｈｕｒ）　］とクレトカルブとの比較（接触実験；即
効作用） 実験の実施 実施例１に記載したようにして得られたナメクジの顆粒
状餌を乳鉢内ですり潰し、一定量（有効物質の含−１１
に対して）をペトリシャーレ（直径ｉｏａｍ）内に分布
させた。５匹のナメクジ（Ａｒ１ｏｎ　ａｔｅｒ）を使
用し、５時間後に障害率を調べた。

ｆｉＢｈ／’Ｃ＋９’ｔｔレーレ　　　０．０１　　　
０．００６　　　０．００４　　　０．００１　　　０
．０００６　　　　対照−メル方１トジメｆｌ１００　
　　　　　　　　０　　　　　　　　０　　　　　　　
　０　　　　　　　　　　Ｇ。

−彊ル１　　　　　ｔｏ虹−一」町　８０−１００　２
０−４０　　　　０　　０代理人　　弁理士　　１）代
　蒸　治

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、軟体動物から保護すべき植物及び／又はその周囲を
   一般式： ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される２−（２−クロル−１−メトキシ−エトキシ
   ）−フェニル−メチルカルバメートで処理することを特
   徴とする、軟体動物を防除する方法。 ２、軟体動物が陸生及び水陸両生腹足類である、請求項
   １記載の方法。 ３、２−（２−クロル−１−メトキシ−エトキシ）−フ
   ェニル−メチルカルバメートをメチル−ベンズイミダゾ
   ール−２−イルカルバメートと組合せて使用することを
   特徴とする、請求項１記載の軟体動物を防除する方法。 ４、２−（２−クロル−１−メトキシ−エトキシ）−フ
   ェニル−メチルカルバメートとメチル−ベンズイミダゾ
   ール−２−イルカルバメートの組合せを含有する、軟体
   動物防除剤。