JPS63236804A - 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強構造 - Google Patents
橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強構造Info
- Publication number
- JPS63236804A JPS63236804A JP7229787A JP7229787A JPS63236804A JP S63236804 A JPS63236804 A JP S63236804A JP 7229787 A JP7229787 A JP 7229787A JP 7229787 A JP7229787 A JP 7229787A JP S63236804 A JPS63236804 A JP S63236804A
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- JP
- Japan
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- reinforced concrete
- reinforcing structure
- present
- floor slab
- floor panel
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、橋梁鉄筋コンクリート床版の補強構造に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
橋梁を形成する鉄筋コンクリート床版は長期間の使用に
より老朽化して亀裂を生ずるため補強する必要がある。
より老朽化して亀裂を生ずるため補強する必要がある。
従来、第5図に示すように亀裂aが生じた鉄筋コンクリ
ート床版すの補強を行う場合には、床版すの下面に、ア
ンカーボルトdや接着剤を用いて鋼板Cを固定するよう
にしていた。尚、eは主桁である。
ート床版すの補強を行う場合には、床版すの下面に、ア
ンカーボルトdや接着剤を用いて鋼板Cを固定するよう
にしていた。尚、eは主桁である。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、斯かる従来方法の場合、床版すと鋼板C
との間に水が溜まると抜は難い状態となるため、凍結に
より鋼板Cがはがれたり、水のために床版すが通常以上
の速さで劣化してしまう。又鋼板Cによって床版すの下
面を全体的に覆うようにしているため、亀裂aの進行状
況を把握できない問題点を有していた。
との間に水が溜まると抜は難い状態となるため、凍結に
より鋼板Cがはがれたり、水のために床版すが通常以上
の速さで劣化してしまう。又鋼板Cによって床版すの下
面を全体的に覆うようにしているため、亀裂aの進行状
況を把握できない問題点を有していた。
本発明はこのような問題点を解決すべくなしたものであ
る。
る。
E問題点を解決するための手段]
本発明は、鉄筋コンクリート床版を支持する主桁間に引
張材を連結すると共に、該引張材上に、該引張材のたる
みを取る圧縮材を配置した構成を有する。
張材を連結すると共に、該引張材上に、該引張材のたる
みを取る圧縮材を配置した構成を有する。
[作 用〕
床版に車両の荷重が働き、下方にたわもうとするモーメ
ントが作用すると、床板の上側に圧縮応力、下側に引張
応力が働く。床版の主桁間隔も下側の引張応力のために
広がるようになる。
ントが作用すると、床板の上側に圧縮応力、下側に引張
応力が働く。床版の主桁間隔も下側の引張応力のために
広がるようになる。
この主桁間隔の広がりを、引張材で結合して広がらない
様にすることによって、床板に働く曲げモーメントとた
わみを、減少させるように作用する。
様にすることによって、床板に働く曲げモーメントとた
わみを、減少させるように作用する。
[実 施 例]
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図において、1は鉄筋コンクリート床版であり、厚
内と成したハンチ部1゛が主桁2上に固設されたジベル
3又はアンカーによって結合されている。
内と成したハンチ部1゛が主桁2上に固設されたジベル
3又はアンカーによって結合されている。
斯かる床版lに亀裂6が生じた場合、隣り合う主桁2.
2のフランジ部間に、例えば等連山型鋼、チャンネル材
等を引張材4として橋軸方向適宜間隔にて溶接する。し
かしこのままでは引張材4が自重によるたわみなどによ
ってすこしゆるんだ状態になっているので、該引張材4
と床板1とのすき間よりすこし長い鋼管による圧縮材5
を引張材4と床板1の間に入れて固定し適度な緊張を引
張材4にあたえ、引張材4のゆるみ(あそび)を取る。
2のフランジ部間に、例えば等連山型鋼、チャンネル材
等を引張材4として橋軸方向適宜間隔にて溶接する。し
かしこのままでは引張材4が自重によるたわみなどによ
ってすこしゆるんだ状態になっているので、該引張材4
と床板1とのすき間よりすこし長い鋼管による圧縮材5
を引張材4と床板1の間に入れて固定し適度な緊張を引
張材4にあたえ、引張材4のゆるみ(あそび)を取る。
このゆるみ(あそびンを取らないと引張材4がすくない
荷重から有効に働らかない。
荷重から有効に働らかない。
上記圧縮材5は鋼管に限らず、圧縮力を受けもつものな
ら第2図^〜(C)に示すような、あらゆる形状のもの
を採用し得る。尚、この圧縮材5は第2図(8)、CB
)に示すように、橋軸方向に伸びているものであっても
差し支えない。
ら第2図^〜(C)に示すような、あらゆる形状のもの
を採用し得る。尚、この圧縮材5は第2図(8)、CB
)に示すように、橋軸方向に伸びているものであっても
差し支えない。
斯かる構成としであるので、床版1に荷重が掛かり曲げ
モーメントが発生ずると、支点間が広がるように働き引
張材4には引張応力が作用し、この引張応力は主桁2の
フランジ部からジベル3と床版ハンチ部1“との結合を
介し床版1に伝わり、床版lの曲げモーメントを減少さ
せるよう働く。このように、床版1は圧縮材5と引張材
4とにより恰も全体の厚みか増した如くなり、剛性が向
上する。又圧縮材5、引張材4は床版1の下面を全体的
に覆うよ・う設けてぃないので、床版lに水が溜ること
がないと共に亀裂6の状況を把握することが可能となる
。
モーメントが発生ずると、支点間が広がるように働き引
張材4には引張応力が作用し、この引張応力は主桁2の
フランジ部からジベル3と床版ハンチ部1“との結合を
介し床版1に伝わり、床版lの曲げモーメントを減少さ
せるよう働く。このように、床版1は圧縮材5と引張材
4とにより恰も全体の厚みか増した如くなり、剛性が向
上する。又圧縮材5、引張材4は床版1の下面を全体的
に覆うよ・う設けてぃないので、床版lに水が溜ること
がないと共に亀裂6の状況を把握することが可能となる
。
次に、本発明の補強構造を採用する前後の剛性について
具体的数値を用いて説明する。
具体的数値を用いて説明する。
第3図に示すように、床版1の厚みTが19cm、ハン
チ部の高さHが10c■、主桁間隔りが300cm+の
床板で、床板の中央に一般的な車両の設計荷重として、
8.2t/Ilの荷重が働いた場合における、第1図に
示す様な本発明による補強と、第5図に示す様な、一般
的な4.5amの鋼板を使用した、鋼板接着による補強
との比較を行う。本発明による補強は引張材として、幅
7Eua鳳、厚み6wmの等連山型鋼を使用し、その配
置は50c1ピツチとする。この場合の鋼材料は鋼板接
着による硬材材の60%ですむ。たわみで比較すると無
補強の床板が中央で2.0211%本発明の補強を行っ
たものが1゜12c■、鋼板接着による補強を行ったも
のが1 、42ff1mとなる。床板に働く曲げモーメ
ントは、無補強の床板が中央で4.85tmであるのに
対し、本発明による補強を行うと床板自体に働く曲げモ
ーメントはa、oatmまで減小する。
チ部の高さHが10c■、主桁間隔りが300cm+の
床板で、床板の中央に一般的な車両の設計荷重として、
8.2t/Ilの荷重が働いた場合における、第1図に
示す様な本発明による補強と、第5図に示す様な、一般
的な4.5amの鋼板を使用した、鋼板接着による補強
との比較を行う。本発明による補強は引張材として、幅
7Eua鳳、厚み6wmの等連山型鋼を使用し、その配
置は50c1ピツチとする。この場合の鋼材料は鋼板接
着による硬材材の60%ですむ。たわみで比較すると無
補強の床板が中央で2.0211%本発明の補強を行っ
たものが1゜12c■、鋼板接着による補強を行ったも
のが1 、42ff1mとなる。床板に働く曲げモーメ
ントは、無補強の床板が中央で4.85tmであるのに
対し、本発明による補強を行うと床板自体に働く曲げモ
ーメントはa、oatmまで減小する。
この様に、本発明の補強構造を採用すると、採用しない
場合に比べ、たわみは55%(1,12+2.02−0
.55)となり、床板に働く曲げモーメントは65%(
3,03÷4.85−0.65)となる。しかも鋼板接
着による鋼板材料の60%で同等な効果を有する。この
様に少ない鋼材料で同等な効果を存するのは、引張材か
鋼板接着の鋼板に比べ低い位置に配置され、あたかも床
板の厚みを厚くしたと同じような効果があるからである
。
場合に比べ、たわみは55%(1,12+2.02−0
.55)となり、床板に働く曲げモーメントは65%(
3,03÷4.85−0.65)となる。しかも鋼板接
着による鋼板材料の60%で同等な効果を有する。この
様に少ない鋼材料で同等な効果を存するのは、引張材か
鋼板接着の鋼板に比べ低い位置に配置され、あたかも床
板の厚みを厚くしたと同じような効果があるからである
。
前記したように、本発明では引張材4の引張応力を主桁
2のフランジ部からジベル3と床版ハンチ部1°との結
合を介して床版1に伝え、床版lの剛性を高めるように
したので、例えは第4図に示すように、ジベル3が不足
する場合には、引張材4の端部に、引張材4と床版ハン
チ部l°との間を連結するよう伝達部材7を設ければよ
い。この場合、例えば左側の引張材4に発生した引張応
力が主桁2のフランジ部を介して右側の引張材4に伝わ
り、更に右側の伝達部材7から床版ハンチ部1′に伝わ
る。
2のフランジ部からジベル3と床版ハンチ部1°との結
合を介して床版1に伝え、床版lの剛性を高めるように
したので、例えは第4図に示すように、ジベル3が不足
する場合には、引張材4の端部に、引張材4と床版ハン
チ部l°との間を連結するよう伝達部材7を設ければよ
い。この場合、例えば左側の引張材4に発生した引張応
力が主桁2のフランジ部を介して右側の引張材4に伝わ
り、更に右側の伝達部材7から床版ハンチ部1′に伝わ
る。
尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の橋梁鉄筋コンクリート床
版の補強構造によれば、主桁間を連結する引張材と、該
引張材のゆるみを取る圧縮材とを設けたので、床版の厚
みを厚くした如く床版の曲げ剛性を高めることができ、
父上記引張材及び圧縮材は床版の下面を全体的に覆って
いないので、床版下面に水が溜まることがなくしかも亀
裂状況を把握することができる、等の優れた効果を奏し
得る。
版の補強構造によれば、主桁間を連結する引張材と、該
引張材のゆるみを取る圧縮材とを設けたので、床版の厚
みを厚くした如く床版の曲げ剛性を高めることができ、
父上記引張材及び圧縮材は床版の下面を全体的に覆って
いないので、床版下面に水が溜まることがなくしかも亀
裂状況を把握することができる、等の優れた効果を奏し
得る。
第1図は本発明の補強構造を示す説明図、第2図へ〜(
C)は圧縮材の形状側図、第3図は本発明の補強構造を
採用した床版と従来の補強構造を採用した床版とのたわ
み、曲げモーメントの発生状態を具体的数値を用いて比
較するための説明図、第4図は本発明の応用例図、第5
図は従来例の説明図である。 1は鉄筋コンクリート床版、1°はハンチ部、2は主桁
、4は引張材、5は圧縮材を示す。
C)は圧縮材の形状側図、第3図は本発明の補強構造を
採用した床版と従来の補強構造を採用した床版とのたわ
み、曲げモーメントの発生状態を具体的数値を用いて比
較するための説明図、第4図は本発明の応用例図、第5
図は従来例の説明図である。 1は鉄筋コンクリート床版、1°はハンチ部、2は主桁
、4は引張材、5は圧縮材を示す。
Claims (1)
- 1)鉄筋コンクリート床版を支持する主桁間に引張材を
連結すると共に、該引張材上に、該引張材のたるみを取
る圧縮材を配置したことを特徴とする橋梁鉄筋コンクリ
ート床版の補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229787A JPS63236804A (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229787A JPS63236804A (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63236804A true JPS63236804A (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=13485188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7229787A Pending JPS63236804A (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63236804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196658A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-10-16 | 国立大学法人 東京大学 | 橋梁の補強構造及び橋梁の補強方法 |
JP2019112815A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | ショーボンド建設株式会社 | 補強具及びこれを用いた鉄筋コンクリート構造物の補強方法 |
-
1987
- 1987-03-26 JP JP7229787A patent/JPS63236804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196658A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-10-16 | 国立大学法人 東京大学 | 橋梁の補強構造及び橋梁の補強方法 |
JP2019112815A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | ショーボンド建設株式会社 | 補強具及びこれを用いた鉄筋コンクリート構造物の補強方法 |
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