JPS6323479B1 - - Google Patents

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JPS6323479B1
JPS6323479B1 JP85502757A JP50275785A JPS6323479B1 JP S6323479 B1 JPS6323479 B1 JP S6323479B1 JP 85502757 A JP85502757 A JP 85502757A JP 50275785 A JP50275785 A JP 50275785A JP S6323479 B1 JPS6323479 B1 JP S6323479B1
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    • F27D17/001—Extraction of waste gases, collection of fumes and hoods used therefor
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電気炉並びにその他の製鋼炉で発生
される廃気ガス中の廃熱を利用して製鋼の際、主
原料に使用される直接還元鉄、銑鉄小塊等を予熱
して、製鋼炉内に連続的に自動計量して投入する
装置であつて、合金鉄や、生石灰も予熱投入する
ことを可能にする装置に関するものである。
背景技術 一般的に電気炉において主原料である古鉄は、
劣化に依つて高品位鉄鋼材生産には問題があり、
これを解決し品質を向上せしめる為に直接還元鉄
か銑鉄小塊等を使用しようとする傾向にあるが、
これの投入方法において装入バケツトを使用して
古鉄と共に直接還元鉄を断続的に装入する方法
と、ホツパより計量設備を経て電気炉の投入口を
通じて連続的に投入する方法とが使用されてい
る。
しかし、上記の如き直接還元鉄か、銑鉄小塊等
を、廃気ガス中の廃熱を利用して予熱することは
従来行われておらず、従来は廃気ガスの廃熱既存
設備を通じて大気に放出しており、能率的なエネ
ルギ利用が不可能であつて、生産原価を減らすの
に寄与されなかつた。
発明の開示 電気炉及びその他の製鋼炉における、主原料と
して使用される古鉄の劣化に依る非鉄類の不純原
素が鉄鋼材に及ぶ悪影響を除去する為に、銑鉄小
塊か、直接還元鉄で熔鋼中の非鉄不純物を希釈さ
せ、それによつて鉄鋼材の純度を高め品質向上を
図ると共に直接還元鉄又は銑鉄小塊を連続装入す
ることによつてバケツトに依る断続装入のように
天井開閉に所要される装入時間を減少させ、生産
性を向上すると共にバケツトに依る断続装入回数
を減らし、製鋼炉の天井開閉に因る熱放散を抑え
てエネルギの浪費を防ぎ、直接還元鉄を古鉄と共
にバケツトで装入する場合に、溶解期末か、精練
期初に発生する熔鋼の急激な沸騰現象（co
Boiling）に依る溶解期動作の不安定と、熔鋼の
流失を防止し、直接還元鉄中の相当量の不要成分
（Gangue）の溶解に必要とされるエネルギの浪費
に依る製造原価の上昇を減らす為に、製鋼炉で発
生される廃気ガスが流れる直線管を通じて直接還
元鉄等を投入することによつて廃気ガスの廃熱に
依る予熱効果でエネルギを減少させると共に生産
能力を向上せしめる。
従つて本発明が目的とする処は、各種の製鋼炉
で発生される廃気ガスの廃熱を利用して、主原料
である直接還元鉄並に銑鉄小塊と副原料である合
金鉄を予熱して自動に計量投入することに依り製
鋼の溶解期作業を単純化し且つ安定された熔鋼の
熔落成分を確保し、精練期作業の標準化を為し、
予熱投入に依りエネルギの能率的利用を図ると共
に品質及び生産性を向上せしめ、低原価、高品質
のの鉄鋼生産に寄与せんとすることにある。
図面に基づいて本発明の実施例を説明すると、
廃気ガス誘導管１と離隔設置された回転直線管４
はその中央外周に嵌着されたギヤ５とモータのギ
ヤ７に依り回転されるようになつており、上・下
段部に嵌着された突環８によつてフレーム９に設
けられた案内支持ローラ１０に支持案内されてい
る。
誘導管１には、油圧シリンダ１１に依り管の軸
方向に移動される挿入管１２が抜挿可能に挿入さ
れており、回転直線管４の下段部にはフレーム９
に固定された固定管１３が外嵌されている。そし
て挿入管１２と固定管１３との間には、正・逆転
可能なモータ１５、ドラム１６より構成されるウ
インチ１４のワイヤ１６′に連結されて昇降自在
の昇、降連結管１７が介挿されており、この連結
管１７はその外周の左右に取付けられた各１対の
ローラ１８に依りＨ型鋼又はＵチヤンネルよりな
る案内レール１９に沿つて昇降される。
そして直線管４の上端には、原料投入調節ダン
パ２０とホツパ２１が設けられた原料投入管２２
と廃気ガス排出管２３とからなる分岐管２４が挿
入されており、ホツパ２１の一側上部はバケツト
コンベヤ２５に連係されたベルトコンベヤ２６の
端部に面している。
又ベルトコンベヤ２６の中間部には、例えばロ
ードセル（Load Cell）と重量積算装置２７が設
けられ、コンベヤ２６を通過してホツパ２１に投
入された原料の重量を積算測定して、本発明のシ
ステムをコントロールする信号又は表示を発する
ようになつている。ホツパ２１内に一定の高さに
積まれた主原料は大気を遮断して密閉する役割を
して外部空気の吸入によつて集塵能力が低下され
ることを防止し、ホツパ２１内の主原料の一定高
さはダンパ２０の開度に依つて維持される。
又バケツトコンベヤ２５の下段は、原料粒子選
別用篩板２８が設けられた原料貯留筒２９に没入
されており、篩板２８の下部には、篩板２８より
抜き出された比較的小粒子原料の回収筒３０が配
置されている。
上記連結管１７用の案内レール１９には、定位
置感知用リミツトスイツチ３１と上昇限界位置感
知用リミツスイツチ３２とが夫々設けられて、ウ
インチモータ１５の駆動をコントロールするよう
になつている。
又廃熱回収の効果を極大化する為に、上記誘導
管１、直線管４、連結管１７、固定管１３、挿入
管１２及び分岐管２４の内周面は耐火材で内装さ
れており、廃熱回収効果は上記管１，４，１３，
１７，１２内の直接還元鉄の滞留時間に比例する
ので既存廃気ガス排出管２３と上記管１，４，１
２，１３，１７の管径比を調節して廃気ガスの流
速を調節し、上記管１，４，１２，１３，１７の
傾斜度で直接還元鉄の管内滞留時間を調整するこ
とが出来る。
上記ダンパ２０とコンベヤ２５，２６の駆動
は、積算測定装置２７の測定値によりコントロー
ルされる。符号３３は電気炉２の電極であり、３
４は熔鋼である。
上記の如く構成された本発明は、先ず主原料古
鉄を装入するために、コンベヤ２５，２６とモー
タ６の動作を停止し、ダンパ２０を閉鎖した状態
で油圧シリンダ１１によつて挿入管１２を誘導管
１内側に若干挿入して連結管１７が挿入管１２と
固定管１３に対して遊隙を有するようにした後、
ウインチモータ１５を駆動させドラム１６にワイ
ヤ１６′を巻回させて連結管１７を第２図及び第
３図の点線表示位置に引き上げる。
この際、連結管１７が所定の位置に上昇され、
リミツトスイツチ３２が作動することによりスイ
ツチ３２はオフにされ、モータ１５は停止され連
結管１７の上昇が停止される。
この状態で油圧シリンダ１１で挿入管１２を引
いて誘導管１より引き出し誘導管１と挿入管１２
を完全に離隔させ、炉の天井３を旋回させた後、
天井３を開放して主原料である古鉄の一部を装入
する。
次いで、天井３を閉鎖した後反対方向に旋回さ
せてもとの位置に戻し、次いで挿入管１２を油圧
シリンダ１１で誘導管１に挿入して連結管１７が
挿入管１２と固定管１３間に円滑に介挿されるよ
うに挿入管１２と固定管１３との間に充分な間隔
を形成する。
この状態で、ウインチモータ１５を逆回転させ
ドラム１６よりワイヤ１６′を巻き外すことによ
り連結管１７を下降させる。この際連結管１７が
定位置感知用リミツトスイツチ３１に接するとス
イツチ３１がオフにされ、モータ１５は停止し、
連結管１７は定位置で止まることになる。
それから、油圧シリンダ１１で挿入管１２を誘
導管１から少し引出し挿入管１２と固定管１３間
に連結管１７を密着させる。上記の如く組立が完
了した後、コンベヤ２５，２６を駆動させ、ダン
パ２０を開放し、モータ６を駆動して直線管４を
回転させ直接還元鉄を投入し始める。
直接還元鉄や、銑鉄小塊等の主原料のうち廃気
ガスの風力に因り飛散される程の小粒子原料は篩
板２８により予め回収筒３０に回収されて別に炉
に装入され、それ以上の粒径を有するものは貯留
筒に貯留されてバケツトコンベヤ２５に依り引き
揚げられてその上段で、ベルトコンベヤ２６に投
下され、重量積算測定装置２７に依り積算されな
がらベルトコンベヤ２６に依り移送されてホツパ
２１に投入される。この際、ウインチモータ１５
は停止された状態にし、またダンパ２０は開放さ
れた状態にしてモータ６を駆動し、直線管４を回
転させる。
又、ホツパ２１に投入された原料は、投入管２
２直線管４、固定管１３、連結管１７、挿入管１
２並びに誘導管１を通じて電気炉２内の熔鋼界面
の上に投入される。この際直線管４はモータ６に
依り回転されるので銑鉄小塊は直線管内にて容易
に下降投下される。
この様に投入される原料は、上記の管４，１
３，１７，１２及び１を通過する過程において廃
気ガスの廃熱に依り予熱され、電気炉２内に投入
される時、それらは既に装入されている一部主原
料の熔鋼界面に投入されるので溶解が迅速に為さ
れ、従来生じていた一時装入に依る溶解期末か精
練初期の沸騰現象が生じない。又廃気ガスの廃熱
を利用して予め所定温度に予熱されて投入される
ためにエネルギセーブにも寄与することが出来
る。この様に連続装入される直接還元鉄は、ベル
トコンベヤ２６に設けられた重量積算測定装置２
７に依り、設定量が投入されたことが感知される
と、コンベヤ２５，２６を停止しダンパ２０を遮
断し、直線管４の回転を停止した状態で溶解を続
け精練期作業が為される。この精練期の間投入さ
れる合金鉄や生石灰も上記方法に依り予熱投入す
ることが可能である。
以上の如く本発明に依ると、主原料の一時装入
の際、沸騰現象とエネルギ元単位上昇を招いた直
接還元鉄等を廃気ガスに依り予熱し乍ら連続的に
自動投入されるのを以て、エネルギ節約は勿論操
業の自動化、生産性及び品質向上を奏することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の全体斜視図、第２図は本発明
の部分断面図、第３図は本発明の原料投入経路を
表わした拡大斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 通常の電気炉２の旋回可能な天井３の一側に
    廃気ガス誘導管１を設け、この誘導管１の端部に
    油圧シリンダ１１で移動可能に挿設された挿入管
    １２と案内レール１９に案内されて昇降される昇
    降連結管１７と直線管４下端に嵌挿される固定管
    １３とを連結し、直線管４上端には投入調節ダン
    パ２０とホツパ２１とが設けられた原料投入管２
    ２と廃気ガス導出管２３とを保持する分岐管２４
    を設置し、ホツパ２１一側上部には、重量積算装
    置２７が設けられたベルトコンベヤ２６の端部を
    配置すると共にこのベルトコンベヤ２６を選別篩
    板２８が付いた原料貯留筒２９に下端が没入され
    たバケツトコンベヤ２５に連係させてなる電気炉
    の原料予熱投入装置。
JP85502757A 1984-06-30 1985-06-24 Pending JPS6323479B1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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Publications (1)

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JPS6323479B1 true JPS6323479B1 (ja) 1988-05-17

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EP (1) EP0187861B1 (ja)
JP (1) JPS6323479B1 (ja)
KR (1) KR880000138B1 (ja)
AU (1) AU568278B2 (ja)
BR (1) BR8506828A (ja)
DE (1) DE3573834D1 (ja)
WO (1) WO1986000394A1 (ja)

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