JPS6323453A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に関し、例えば、ビデオテー
プレコーダ（ＶＴＲ）　、オーディオテープレコーダ（
ＡＴＲ）等に適用し得るものである。

Ｂ発明の概要 本発明は磁気記録再生装置おいて、電話回線を介して到
来するコード信号に基づき、そのコード信号が指示した
動作モードの動作を実行させるようにしたことにより、
ユーザが当該装置を外出先から操作できるようにしたも
のである。

Ｃ従来の技術 今日のＶＴＲの多くは、ユーザの外出時においてもユー
ザが希望する放送番組を磁気テープ上に録画できるよう
にタイマ予約Ｒ能を有し、ユーザは、希望する放送番組
の放送時間が外出時間に重なる場合には、予め外出前に
その放送番組についてタイマ予約機能を用いて録画モー
ドをセットしておき、所望の放送番組を録画することが
できる。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところが、実際上、ユーザが録画を希望する放送番組の
存在に気付（のは自宅に居るときだけではなく、外出先
においても気付くような場合があリ、このように、外出
先で希望する放送番組の存在に気付いたときには、録画
したくとも録画し得ない場合がある。特に、１人住まい
のユーザにとっては、このような場合録画し得る手直て
はほとんどない。

従って、外出先においても録画モード等のＶＴＲの動作
モードを指示できるようにすれば、ユーザが希望する放
送番組を録画することができ、ＶＴＲの使い勝手を一段
と高めることができると考えられる。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザが
外出先において動作モードを指示することのできる磁気
記録再生装置を提供しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、電話回
線３を通じて送られてくるコード信号を復調するデコー
ド手段２と、その復調信号を、動作モードを指示するコ
ントロール信号に変換するコード変換回路９と、コント
ロール信号が指示する動作モードの動作を実行させる制
御手段５とを具えた。

Ｆ作用 デコード手段２が電話口′４ＩＡ３を通じて送られてく
るコード信号（例えば、Ｐ　Ｂ　Ｆ’号）を復調し、そ
の復調１３号をコード変換回路９が予め定められた対応
関係に従いコントロール信号に変換し、制御手段１０が
そのコントロール信号に応じた動作を実行させるように
した。

その結果、ユーザは外出先から当該磁気記録再生装置を
電話回線３にコード信号を送信させることにより操作す
ることができる。

Ｇ実施例 以下、図面について本発明をＶＴＲに適用した一実施例
を詳述する。

第１図において、１は全体としてＶＴＲを示し、当該Ｖ
ＴＲ１の回線制御回路２は電話回線３に接続されている
。また回線制御回路２には電話機４が接続され、回線制
御回路２はシステムコントローラ５から与えられる切換
操作スイッチ６の操作位置情報に応じて電話機４を電話
回線３に接続制御するようになされている。

回線制御回路２は、電話機４が切り離されている状Ｂ（
以下、ユーザ外出モードと呼ぶ）で電話回線３から呼出
信号が与えられると、システムコントローラ５の制御の
下に着信動作して回線３を通話し得る状態にする。また
、回線制御回路２は、電話回線３が通話し得る状態にな
っているとき、相手側の電話機７から交換機８、電話回
線３を介して例えば押釦ダイヤル信号（ＰＢ倍信号でな
るコード信号が与えられると、そのコード信号を復調し
、所定のディジタルデータＳＬに変換してコントロール
信号用コード変換回路９に与える。従って、この処理に
おいては回線制御回路２はデコード手段を構成している
。

コントロール信号用コード変換回路９は、到来するディ
ジタルデータＳ１を録画モード、タイマ予約モード、巻
戻しモード等の動作モードを指示するコントロール信号
にマイクロコンピュータ構成のシステムコントローラ５
に与える。ここで、例えば、押釦のｒｌＪが３回押され
ると録画モード、「２」が３回押されると巻き戻しモー
ド、「３」が３回押されるとタイマ予約モードを指示す
るように予め対応付けられており、また、時刻やチャン
ネル等の数字等も押釦の所定の押下に対応付けられてお
り、コード変換回路９は到来する押釦に対応したディジ
タルデータに基づき、予め定められている対応関係に従
うコントロール信号ＣＴＬをシステムコントローラ５に
与える。

システムコントローラ５は、切換操作スイッチ６が電話
機４を電話回線３に接続させるユーザ在宅モードのとき
には操作入力部１０から与えられるコントロール信号Ｃ
ＴＬが指示する動作を実行させ、切換操作スイッチ６が
電話機４を電話回線３から切り離すユーザ外出モードを
指示するときには、第２図に示す処理手順に従いコード
変換回路９から与えられるコントロール信号ＣＴＬに基
づき所定動作モードの動作を実行させる。

すなわち、システムコントローラ５はユーザ外出モード
において呼出信号の到来を回線制御回路２からの検出信
号に基づき判別すると、ステップＳＰＩで当該プログラ
ムを開始した後、ステップＳＰ２で回線制御回路２を動
作させて通話し得るように通話回線を形成させる。

その後、システムコントローラ５はステップＳＰ３に進
んでコード変換回路９からコントロール信号ＣＴＬが与
えられたか否かを判別する。その結果、否定結果を得る
と、ステップＳＰ４に進んで通話回線が形成されてから
所定時間経過したか否かを判別する。このステップＳＰ
４は、所定の動作モードを実行させるために当該ＶＴＲ
１に電話をかけてきたか否かを相手側電話機７の押釦が
回線接続後所定時間内に押下されたか否かに基づき判断
するステップである。このステップＳＰ４において肯定
結果を得ると、コントローラ５はステップＳＰ５に進ん
で回線制御回路２に指令を送出して通話回線を切断させ
、他方、否定結果を得ると、上述のステップＳＰ３に戻
る。

ＶＴＲ１を動作させるために電話をかけてきた場合には
、ユーザは通話回線の形成を待って続けて動作モードを
指示すべく押釦を押下するので、ステップＳＰ３におい
て肯定結果を得ることとなる。コントローラ５は、ステ
ップＳＰ３において肯定結果を得るとステップＳＰ６に
進んで、指示された動作モードを判別する。

その結果、タイマ予約モードが指示されたと判別すると
、ステップＳＰ７に進んで録画開始時刻、選局チャンネ
ル等の情報をコード変換回路９から取り込み、次のステ
ップＳＰ８においてタイマ予約情報の格納エリアに記憶
させた後、ステップＳＰ５に進んで通話回線を断ち、ス
テップＳＰ９で当該プログラムを終了させる。

ステップＳＰ６の判別結果、巻戻しモードが指示された
と判別すると、コントローラ５はステップ５ｐｉｏに進
んで巻戻し動作を起動させ、次のステップＳＰ５に進ん
で通話回線を断ってステップＳＰ９で当１亥プログラム
を終了させる。なお、巻戻しモードの動作時間は不定で
あるので、巻戻し動作を起動させると、直ちに通話回線
を断って電話回線を解放させるようにした。

また、上述のステップＳＰ６の判別結果、録画モードが
指示されたと判別すると、コントローラ５はステップ５
ＰＩＩに進んで選局チャンネル等の情報をコード変換回
路９から取り込み、次のステップ５Ｐ１２においてその
取り込んだ情報に基づき録画動作を起動させ、その後、
ステップＳＰ５に進むようになされている。

以上の構成を有するＶＴＲ１に対し、ユーザが外出先よ
り動作を指示する場合には、ユーザは先ずＶＴＲＩに対
して電話をかける。なお、ユーザは外出時に切換操作ス
イッチ６をユーザ外出モード側に切り換えておくことを
要する。この呼出しに応じてＶＴＲＩが着信して通話回
線を形成させると、ユーザは指示する動作モードに対応
付けられている押釦を押下する。

このとき、ＶＴＲｌ側においては、到来するＰＢ倍信号
回線制御回路２においてディジタルデータに変換し、さ
らにコード変換回路９において動作モードを表すコント
ロール信号ＣＴＬに変換してコントローラ５に与える。

従って、コントローラ５は指示された動作モードを判別
する。

ユーザは、タイマ予約モード又は録画モードをＩ旨示し
たときには、続けて予め定められている対応関係に従い
、時刻や選局チャンネルを押釦を押下して指示する。こ
のとき、コントローラ５は、コード変換回路９からのコ
ントロール信号に基づきこれらの情報を取り込み、指示
された動作モードを実行させる。

従って、上述の実施例によれば、ユーザは外出先におい
て電話機の押釦を操作することによりＶＴＲ１に対して
動作を指示することができ、外出先で初めて気が付いた
ような放送番組を録画させることができ、ＶＴＲの使い
勝手を一段と向上させることができる。

なお、上述の実施例においては、ＰＢ倍信号基づき動作
モードを判別するものを示したが、ダイヤル回転時に発
生するダイヤルインパルス信号に基づき動作モードを判
別するようにしても良（、さらに、ＰＢ倍信号びダイヤ
ルインパルス信号の両方に応じられるようにしても良い
。

また、上述の実施例においては、ＶＴＲｌが電話口′ｈ
ｊＡ３に対して送信構成を存しないものを示したが、送
信構成を設け、例えばコード信号を受信したことをユー
ザに知らせるアクノリッジ信号を送信させるようにして
も良い。

さらにまた、上述においては、ＶＴＲに本発明を適用し
たものを示したが、ＡＴＲ等の他の磁気記録再生装置に
本発明を必要に応じて適用することができる。

Ｆ（発明の効果 以上のように本発明によれば、ユーザが外出先で電話機
のダイヤル部を操作することにより、動作を制御するこ
とができ、装置の使い勝手を一段と高めた磁気記録再生
装置を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は着信時の処理手順を示すフロー
チャートである。 １・・・・・・ＶＴＲ１２・・・・・・回線制御回路、
３・・・・・・電話回線、５・・・・・・システムコン
トローラ、９・・・・・・コード変換回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話回線を通じて送られてくるコード信号を復調するデ
   コード手段と、 その復調信号を、動作モードを指示するコントロール信
   号に変換するコード変換回路と、 上記コントロール信号が指示する動作モードの動作を実
   行させる制御手段と を具えたことを特徴とする磁気記録再生装置。