JPS5921574Y2 - 全二重式音声応答装置 - Google Patents

全二重式音声応答装置

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JPS5921574Y2
JPS5921574Y2 JP351382U JP351382U JPS5921574Y2 JP S5921574 Y2 JPS5921574 Y2 JP S5921574Y2 JP 351382 U JP351382 U JP 351382U JP 351382 U JP351382 U JP 351382U JP S5921574 Y2 JPS5921574 Y2 JP S5921574Y2
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JP
Japan
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signal
button
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audio
audio output
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JP351382U
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JPS586460U (ja
Inventor
久雄 酒井
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全二重入力を可能とする音声応答装置に関する
ものである。
列車等の座席予約、その他のサービスに、ブツシュボタ
ン電話機を端末とする音声応答装置が広く利用される様
になってきている。
このような音声応答装置においては、ブツシュボタンの
信号が音声帯域を使用していることから、音声出力中に
ブツシュボタン信号を取込むと誤動作するので、音声出
力中はブツシュボタン信号を取り込まない半二重式にな
っているのが普通である。
第1図に、従来のブツシュボタン電話機を端末とする音
声応答装置の構成例を示す。
第1図において、1はブツシュボタン電話機、2は切替
スイッチ、3はブツシュボタン信号(以下PB信号と略
す)受信器、4は音声出力部、5は制御部である。
こ・で、ブツシュボタン電話機1からの信号を取込む場
合には切替スイッチ2をPB信号受信器3側に倒し、信
号を制御部5に取込む。
一方、音声を出力する場合には、切替スイッチ2を音声
出力部4側に倒し、音声をブツシュボタン電話機1に送
出する。
この従来の音声応答装置の欠点は、PB信号の取込みと
、音声の送出とを同時にできず、音声応答装置からの出
力音声の内容を途中で理解できても、音声の送出が終了
するまではブツシュボタン電話機1から入力することが
できないことである。
列車の座席予約を例にとり説明すると、例えばブツシュ
ボタン電話機1でr36J (東京のコード)を入力す
ると、音声で“御希望の列車は東京ですね。
よろしければ青ボタンを、間違っていれば赤ボタンを押
して下さい。
”という応答が得られるとする。
この場合、“御希望の列車は東京ですね。”まで聞けば
、次の入力項目が何か、既に分かる場合でも(前に利用
したことがあるなどで)、従来の構成では、音声出力の
最後まで聞かないと、ブツシュボタン電話機1からの次
の入力ができない。
これは通話時間をいたずらに長くし、従って、電話料金
が高くつくことになる。
本考案は上記従来装置の欠点を解決すべくなされたもの
で、音声出力中でもブツシュボタン電話機から入力する
ことができる音声応答装置を提供することにある。
第2図は本考案の一実施例を示し、第1図のものと同一
部分には同一番号を付して示す。
第2図において、第1図の構成と異なる点は、切替スイ
ッチの代わりにハイブリッド回路6を設け、更に出力音
声中のPB信号と重なる周波数成分を除去するための帯
域除去器7を設けた点である。
このようにすると、音声出力部4からの出力音声とブツ
シュボタン電話機1からの信号は同時にPB信号受信器
3に入力され、音声出力中でもPB信号を取込むことが
可能である。
この場合、両者の周波数成分が同一帯域であることから
、出力音声を誤ってPB信号とみなされる場合がでてく
るが、これは出力音声中のPB信号と重なる周波数成分
を帯域除去器7を通すことにより除去される。
ただし、全てのブツシュボタン(0〜9、*、Hなど)
の周波数成分を除去すると、ブツシュボタン電話機1に
送られる音声は非常に聞きにくいものとなるので、帯域
除去器7では例えば“*゛ボタン対応する周波数成分の
みが除去されるようにする。
そして、音声出力中にブツシュボタン電話機1からデー
タを入力したい場合には、ブツシュボタン電話機1から
、まず“*°゛ボタンを入力する。
PB信号受信器3及び制御器5は°“*“ボタン入力を
検出すると、音声出力を止め、次に入力されるデータの
取込みを容易にする。
以上のように、本考案によれば、ブツシュボタン電話機
において、音声送出とPB信号取込みを全二重で行なう
ことができ、データの人力時間が大幅に短縮される。
しかも、音声出力は特定ボタンに対応する周波数成分の
みが除去されるのみであるから、出力音声に与える影響
を少なくすることができる。
また、それまで送出していた音声信号を止めて、次に入
力されるデータを取込むのは、特定のボタン信号を検出
したときであり、しかも音声信号中に含まれる該特定ボ
タン信号に対応する周波数成分は帯域除去器で完全に除
去されるため、利用者からの指示なしに不用意に音声信
号の送出が止まることはない。
なお、以上では端末機としてブツシュボタン電話機を用
いた例について説明したが、ブツシュボタンダイヤル部
と特殊キーを有するブツシュボタンダイヤル電話機を用
い、ブツシュボタンダイヤル電話機で使用する周波数と
は別の周波数を使用し、音声出力を止めるようにするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音声応答装置の一例を示す図、第2図は
本考案の音声応答装置の一実施例を示す図である。 1・・・・・・ブツシュボタン電話機、2・・・・・・
切替スイッチ、3・・・・・・PB信号受信器、4・・
・・・・音声出力部、5・・・・・・制御部、6・・・
・・・ハイブリッド回路、7・・・・・・帯域除去器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブツシュボタン電話端末(以下、単に端末という)から
    ブツシュボタン信号を受信し、それに応答して前記端末
    へ音声信号を送出する音声応答装置において、前記端末
    との間の送受信信号の分離を行うハイブリッド回路と、
    前記ハイブリッド回路を介して与えられる前記端末から
    のブツシュボタン信号を受信するブツシュボタン信号受
    信部と、音声信号を送出する音声出力部と、前記ブツシ
    ュボタン信号受信部と音声出力部の間に位置して両者の
    動作を制御し、特定のブツシュボタン信号を検出すると
    それまでの音声出力を止める制御部と、前記音声出力部
    からの音声信号を前記ハイブリッド回路を介して前記端
    末へ送出すると共に、該音声信号中の前記特定のブツシ
    ュボタン信号に対応する周波数成分を除去する帯域除去
    器とを具備し、前記端末への音声信号の送出と該端末か
    らのブツシュボタン信号の受信とを同時に行うことを特
    徴とする全二重式音声応答装置。
JP351382U 1982-01-14 1982-01-14 全二重式音声応答装置 Expired JPS5921574Y2 (ja)

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JP351382U JPS5921574Y2 (ja) 1982-01-14 1982-01-14 全二重式音声応答装置

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JP351382U JPS5921574Y2 (ja) 1982-01-14 1982-01-14 全二重式音声応答装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS586460U JPS586460U (ja) 1983-01-17
JPS5921574Y2 true JPS5921574Y2 (ja) 1984-06-26

Family

ID=29801949

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JP351382U Expired JPS5921574Y2 (ja) 1982-01-14 1982-01-14 全二重式音声応答装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6157986U (ja) * 1984-09-25 1986-04-18

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JPS586460U (ja) 1983-01-17

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