JPS63234091A - 低温における燃料ストレ−ナ−通油性の改善された燃料組成物 - Google Patents
低温における燃料ストレ−ナ−通油性の改善された燃料組成物Info
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- JPS63234091A JPS63234091A JP6554287A JP6554287A JPS63234091A JP S63234091 A JPS63234091 A JP S63234091A JP 6554287 A JP6554287 A JP 6554287A JP 6554287 A JP6554287 A JP 6554287A JP S63234091 A JPS63234091 A JP S63234091A
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Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、燃料組成物に関する。更に詳しくは、特定
の構造を有するエチレン酢酸ビニル共重合体、アルキル
ナフタレンポリマーおよび、石油蒸留残油の組み合せに
よる混合物を含有することにより、相乗的に低温におけ
る燃料ストレーナ−通油性の改善されたことを特徴とす
る燃料組成物に関する。
の構造を有するエチレン酢酸ビニル共重合体、アルキル
ナフタレンポリマーおよび、石油蒸留残油の組み合せに
よる混合物を含有することにより、相乗的に低温におけ
る燃料ストレーナ−通油性の改善されたことを特徴とす
る燃料組成物に関する。
(従来の技術)
従来、A重油(J I S K225Gに規定する重油
1種、以下A重油という)を温水加熱ボイラー、ビニー
ルハウスの温風暖房機、自家用発電機用ディーゼルエン
ジン、漁船および建築機械などのディーゼルエンジンに
使用する際に、自然条件下で冷却され(冬期など)低温
になったへ重油から析出したワックスの結晶が成長する
ことにより、ボイラーやエンジンの送油パイプや燃料ス
トレーナ−を閉そくして、燃料の供給を妨げたり不能に
したりすることがしばしば起る。
1種、以下A重油という)を温水加熱ボイラー、ビニー
ルハウスの温風暖房機、自家用発電機用ディーゼルエン
ジン、漁船および建築機械などのディーゼルエンジンに
使用する際に、自然条件下で冷却され(冬期など)低温
になったへ重油から析出したワックスの結晶が成長する
ことにより、ボイラーやエンジンの送油パイプや燃料ス
トレーナ−を閉そくして、燃料の供給を妨げたり不能に
したりすることがしばしば起る。
この様な現象を防止することは重要であり、現在までに
数多くの流動性改良剤、あるいはこれらの改良剤を添加
した燃料組成物が開発され、商業的に使用されている。
数多くの流動性改良剤、あるいはこれらの改良剤を添加
した燃料組成物が開発され、商業的に使用されている。
そして、これらの流動性改良剤は一般にへ重油が低温に
さらされた時に、改良剤自体がワックスに吸着し、もし
くはワックスと共晶を形成して、ワックス結晶の形状、
大きさおよび、表面状態を制御することによって、低温
におけるへ重油の流動性を、流動性改良剤単独で改良し
ようとするものである。
さらされた時に、改良剤自体がワックスに吸着し、もし
くはワックスと共晶を形成して、ワックス結晶の形状、
大きさおよび、表面状態を制御することによって、低温
におけるへ重油の流動性を、流動性改良剤単独で改良し
ようとするものである。
現在、商業的に使用されている流動性改良剤にはアルキ
ルナフタレンポリマー、ポリアルキル(メタ)アクリレ
ート、分枝ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体
、アルケニルサクシンアミド、オレフィンと無水マレイ
ン酸共重合体のポリアミド化合物および、これらの一つ
あるいは二つ以上の混合物がある。
ルナフタレンポリマー、ポリアルキル(メタ)アクリレ
ート、分枝ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体
、アルケニルサクシンアミド、オレフィンと無水マレイ
ン酸共重合体のポリアミド化合物および、これらの一つ
あるいは二つ以上の混合物がある。
なお、効果にかなりのちがいはあるが、特開昭58−1
4999号明細書に記載されているように、A重油に関
しては添加した残油自体に、に析出するワックスを微細
化して低温での流動性を改善する効果があるために、と
くに流動性改良剤を添加しなくとも、残油の添加によつ
て低温における流動性を向上させることも可能である。
4999号明細書に記載されているように、A重油に関
しては添加した残油自体に、に析出するワックスを微細
化して低温での流動性を改善する効果があるために、と
くに流動性改良剤を添加しなくとも、残油の添加によつ
て低温における流動性を向上させることも可能である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、残油と流動性改良剤が共存するAfr油
の流動性改良方法につ(1ては明らかではなく、また、
特開昭49−78705号にポリn−アルキルアクリレ
ートとアスファルテン4〜15重量%の石油残油の組み
合せが記載されているが、これらの相乗効果については
明らかではなく、そして特開昭57−209995号明
細書には、千チレンーカルボン酸エステル共重合体とあ
る種の残油とに、流動性改良の相乗的な効果があること
が記載されているが、この残油についての規定がまった
くなされていない。また、A重油に析出したワックスを
、残油と流動性改良剤とによって、形状、大きさなどを
制御して流動性を向上した効果を、CF P P (C
OLD FILTERPLUGG−ING POINT
、IP−309に準拠)試験によって評価しているが、
この試験方法で用いられる冷却速度は約り0℃/時間で
、用いられるフィルター(金網)の目開きは約45ミク
ロンであり、一方、実用上、自然条件下での冷却速度は
1〜b時間で、用いられる燃料ストレーナ−の目開きは
約140ミクロンであり、両者の条件は大きく異なって
いるので、必ずしも正しい評価にはならない。
の流動性改良方法につ(1ては明らかではなく、また、
特開昭49−78705号にポリn−アルキルアクリレ
ートとアスファルテン4〜15重量%の石油残油の組み
合せが記載されているが、これらの相乗効果については
明らかではなく、そして特開昭57−209995号明
細書には、千チレンーカルボン酸エステル共重合体とあ
る種の残油とに、流動性改良の相乗的な効果があること
が記載されているが、この残油についての規定がまった
くなされていない。また、A重油に析出したワックスを
、残油と流動性改良剤とによって、形状、大きさなどを
制御して流動性を向上した効果を、CF P P (C
OLD FILTERPLUGG−ING POINT
、IP−309に準拠)試験によって評価しているが、
この試験方法で用いられる冷却速度は約り0℃/時間で
、用いられるフィルター(金網)の目開きは約45ミク
ロンであり、一方、実用上、自然条件下での冷却速度は
1〜b時間で、用いられる燃料ストレーナ−の目開きは
約140ミクロンであり、両者の条件は大きく異なって
いるので、必ずしも正しい評価にはならない。
この発明は、従来の技術が持つ以上のような問題点を解
消させ石油蒸留残油と相乗的に低温における燃料ストレ
ーナ−の通油性を向上させることができる2種類の流動
性向上剤それぞれの化学構造とそれらの組み合せを見い
だすことにより、実用上の低温における燃料ストレーナ
−通油性の改善された燃料組成物を提供することを目的
とする。
消させ石油蒸留残油と相乗的に低温における燃料ストレ
ーナ−の通油性を向上させることができる2種類の流動
性向上剤それぞれの化学構造とそれらの組み合せを見い
だすことにより、実用上の低温における燃料ストレーナ
−通油性の改善された燃料組成物を提供することを目的
とする。
(開運を解決するための手段)
この目的を達成させるために、発明者らは鋭意研究をお
こなった結果、特定の構造を有するエチレン酢酸ビニル
共重合体とアルキルナフタレンポリマーとの組み合せの
中に石油蒸留残油と相乗的に作用して低温における燃料
ストレーナ−の通油性を向上させる組み合せの混5合物
を見出してこの発明を完成した。
こなった結果、特定の構造を有するエチレン酢酸ビニル
共重合体とアルキルナフタレンポリマーとの組み合せの
中に石油蒸留残油と相乗的に作用して低温における燃料
ストレーナ−の通油性を向上させる組み合せの混5合物
を見出してこの発明を完成した。
すなわち、燃料組成物において、石油留出燃料油100
重量部に対して[I1(a)エチレン酢酸ビニル共重合
体と[I] (b)アルキルナフタレンポリマーの重
量比が約50150〜99/1゜好ましくは約70/3
0〜9515の範囲の混合物を約0.001−1.0重
量%、好ましくは0.01〜0.1重量%の範囲と、[
II]石油蒸留残油を約0.01〜2.0重量%、好ま
しくはQ、1〜1.0重量%の範囲を含む物とした。
重量部に対して[I1(a)エチレン酢酸ビニル共重合
体と[I] (b)アルキルナフタレンポリマーの重
量比が約50150〜99/1゜好ましくは約70/3
0〜9515の範囲の混合物を約0.001−1.0重
量%、好ましくは0.01〜0.1重量%の範囲と、[
II]石油蒸留残油を約0.01〜2.0重量%、好ま
しくはQ、1〜1.0重量%の範囲を含む物とした。
ここで、[I] (a)エチレン酢酸ビニル共重合体
は、数平均分子量が2.000〜5.000、好ましく
は2,500〜4.000の範囲で、酢酸ビニル含量が
10〜40重量%、好ましくは20〜3511量%の範
囲で、分岐度が4〜7、好ましくは4.5〜6.9の範
囲の共重合体であり、CI](b)アルキルナフタレン
ポリマーは、アルキル基の炭素数が10〜40、好まし
くは15〜35の範囲の分布を有する塩素化パラフィン
とナフタレンのフリーデルクラフッ型縮合物であり、[
II]石油蒸留残油は、常圧蒸留残油、減圧蒸留残油な
らびに、これら残油の直接脱硫、水素化分解、熱分解お
よび、溶剤抽出によって得られた残油の1種あるいは2
種以上の混合物で、好ましくは残油のアスファルテン分
が1.0重量%以上あるいは、残留炭素分が4.0重量
%以上である残油のINあるいは2種以上の混合物であ
る。
は、数平均分子量が2.000〜5.000、好ましく
は2,500〜4.000の範囲で、酢酸ビニル含量が
10〜40重量%、好ましくは20〜3511量%の範
囲で、分岐度が4〜7、好ましくは4.5〜6.9の範
囲の共重合体であり、CI](b)アルキルナフタレン
ポリマーは、アルキル基の炭素数が10〜40、好まし
くは15〜35の範囲の分布を有する塩素化パラフィン
とナフタレンのフリーデルクラフッ型縮合物であり、[
II]石油蒸留残油は、常圧蒸留残油、減圧蒸留残油な
らびに、これら残油の直接脱硫、水素化分解、熱分解お
よび、溶剤抽出によって得られた残油の1種あるいは2
種以上の混合物で、好ましくは残油のアスファルテン分
が1.0重量%以上あるいは、残留炭素分が4.0重量
%以上である残油のINあるいは2種以上の混合物であ
る。
そして、この発明に使用されるエチレン酢酸ビニル共重
合体は、一般に35〜210kgf/C−の加圧下で各
種のパーオキシド、アゾ化合物などを触媒としたラジカ
ル反応により商業的に合、成されているものであるが、
詳細な説明は省略する。また、アルキルナフタレンポリ
マーは、石油系潤滑油を精製する過程で得られる炭素数
10〜40、好ましくは15〜35の範囲の分布を有す
るワックスを塩素化したのちに、無水応塩化アノ1ミニ
ウムなどの触媒の存在下で、反応温度80〜100℃で
、ナフタレンとの縮合反応によって得ることができる。
合体は、一般に35〜210kgf/C−の加圧下で各
種のパーオキシド、アゾ化合物などを触媒としたラジカ
ル反応により商業的に合、成されているものであるが、
詳細な説明は省略する。また、アルキルナフタレンポリ
マーは、石油系潤滑油を精製する過程で得られる炭素数
10〜40、好ましくは15〜35の範囲の分布を有す
るワックスを塩素化したのちに、無水応塩化アノ1ミニ
ウムなどの触媒の存在下で、反応温度80〜100℃で
、ナフタレンとの縮合反応によって得ることができる。
なお、石油蒸留残油は、原油を常圧蒸留装置で蒸留し、
装置底部に残った沸点約400℃以上の常圧蒸留残油ま
たは、この常圧蒸留残油を圧力水銀柱約10ミリメート
ルの減圧蒸留装置にて蒸留して得られる装置底部に残っ
た減圧蒸留残油あるいは、前述したこれらの残油を触媒
存在下で水素と反応させて得られる直接脱硫油もしくは
、水素化分解油の蒸留残油、そして常圧または減圧残油
を反応温度約500℃、圧力的20kgf/e−の条件
下で熱分解して得られる熱分解油の蒸留残油および、プ
ロパン、灯軽油などの溶剤によって減圧蒸留残油から抽
出した残油の1種または2種以上の混合物である。
装置底部に残った沸点約400℃以上の常圧蒸留残油ま
たは、この常圧蒸留残油を圧力水銀柱約10ミリメート
ルの減圧蒸留装置にて蒸留して得られる装置底部に残っ
た減圧蒸留残油あるいは、前述したこれらの残油を触媒
存在下で水素と反応させて得られる直接脱硫油もしくは
、水素化分解油の蒸留残油、そして常圧または減圧残油
を反応温度約500℃、圧力的20kgf/e−の条件
下で熱分解して得られる熱分解油の蒸留残油および、プ
ロパン、灯軽油などの溶剤によって減圧蒸留残油から抽
出した残油の1種または2種以上の混合物である。
一方、低温における通油性の評価は、独自に開発した「
低温における燃料ストレーナ−通油性試験方法」にて行
った。この方法は実用上、燃料°ストレーナ−が析出ワ
ックスによって閉そくして、燃料の流量が初期の流量を
維持できずに低下し、その結果バーナーの炎が消える現
象および、ディーゼルエンジンが作動不良となる現象を
防止するための評価方法であり、試験方法としては、燃
料タンク、燃料配管および燃料ストレーナ−を、日中か
ら夜半を経て早朝までの外気温の変化に合わせて1〜b 度で冷却し、ストレーナ−は目開き約140ミクロンの
ものを用い、−5℃と一10℃においてストレーナ−を
通して供試燃料を流出させてそ、の流量を測定し、常温
における流量との対比(%)で現すものである。
低温における燃料ストレーナ−通油性試験方法」にて行
った。この方法は実用上、燃料°ストレーナ−が析出ワ
ックスによって閉そくして、燃料の流量が初期の流量を
維持できずに低下し、その結果バーナーの炎が消える現
象および、ディーゼルエンジンが作動不良となる現象を
防止するための評価方法であり、試験方法としては、燃
料タンク、燃料配管および燃料ストレーナ−を、日中か
ら夜半を経て早朝までの外気温の変化に合わせて1〜b 度で冷却し、ストレーナ−は目開き約140ミクロンの
ものを用い、−5℃と一10℃においてストレーナ−を
通して供試燃料を流出させてそ、の流量を測定し、常温
における流量との対比(%)で現すものである。
(作用)
石油留出燃料油100重量部に、特定の構造、を有する
エチレン酢酸ビニル共重合体とアルキルナフタレンポリ
マーの混合物を約0.001〜1.0重量%、好ましく
は0.O1〜0.1重量%の範囲で加え、かつ石油蒸留
残油を約0.01〜2.0重量%、好ましくは0.1−
1.0重量%の範囲内で加えることにより、相乗的効果
によって、低温において燃料組成物に析出するワックス
の形状、大きさなどを制御して実用状態での燃料フィル
ターの通油性を良くすることができる。
エチレン酢酸ビニル共重合体とアルキルナフタレンポリ
マーの混合物を約0.001〜1.0重量%、好ましく
は0.O1〜0.1重量%の範囲で加え、かつ石油蒸留
残油を約0.01〜2.0重量%、好ましくは0.1−
1.0重量%の範囲内で加えることにより、相乗的効果
によって、低温において燃料組成物に析出するワックス
の形状、大きさなどを制御して実用状態での燃料フィル
ターの通油性を良くすることができる。
(実施例)
この発明の実施例を各表を参照しながら説明する。
第1実施例
第1表の石油留出燃料油(B)100重量部に、第2表
のエチレン酢酸ビニル共重合体A(数平均分子量3,1
00、酢酸ビニル含有量30重量%、分岐度4.1)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4,200 、アルキル基の炭素数分布15〜30)の
重量比75/25の混合物0.02重量%および、第4
表の石油蒸留残油のイ、常圧蒸留残油0.3重量%を添
加してなる燃料組成物は、第5表の第1実施例に記載し
であるように、CFPPは一11℃で、燃料ストレーナ
−の通油性試験結果は一5℃においては100%の流量
を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の良好
なることを示した。また−10℃においては、80%の
流量が確保された。
のエチレン酢酸ビニル共重合体A(数平均分子量3,1
00、酢酸ビニル含有量30重量%、分岐度4.1)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4,200 、アルキル基の炭素数分布15〜30)の
重量比75/25の混合物0.02重量%および、第4
表の石油蒸留残油のイ、常圧蒸留残油0.3重量%を添
加してなる燃料組成物は、第5表の第1実施例に記載し
であるように、CFPPは一11℃で、燃料ストレーナ
−の通油性試験結果は一5℃においては100%の流量
を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の良好
なることを示した。また−10℃においては、80%の
流量が確保された。
第2実施例
第1表の石油留出燃料油(A)100f量部に、第2表
のエチレン酢酸ビニル共重合体B(数平均分子量4,1
00、酢酸ビニル含有量33重量%、分岐度5.2)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4,200、アルキル基の炭素数分布15〜30)の重
量比75/25の混合物0.02重量%および、14表
の石油蒸留残油の口、減圧蒸留残油0.2重量%を添加
してなる燃料組成物は、第5表のI!2実施例に記載し
であるように、CFPPは一7℃で、燃料ストレーナ−
の通油性試験結果は、−5℃においては100%の流量
を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の良好
なることを示した。また−10℃においては、70%の
流量が確保された。
のエチレン酢酸ビニル共重合体B(数平均分子量4,1
00、酢酸ビニル含有量33重量%、分岐度5.2)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4,200、アルキル基の炭素数分布15〜30)の重
量比75/25の混合物0.02重量%および、14表
の石油蒸留残油の口、減圧蒸留残油0.2重量%を添加
してなる燃料組成物は、第5表のI!2実施例に記載し
であるように、CFPPは一7℃で、燃料ストレーナ−
の通油性試験結果は、−5℃においては100%の流量
を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の良好
なることを示した。また−10℃においては、70%の
流量が確保された。
第3実施例
第1表の石油留出燃料油(A)100重量部に、第2表
のエチレン酢酸ビニル共重合体C(数平均分子量2,8
00、酢酸ビニル含有量28重量%、分岐度8.3)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4.200.アルキル基の炭素数分布15〜30)の重
量比75/25の混合物0.02重量%および、第4表
の石油蒸留残油のイ、常圧蒸留残油0.3重量%を添加
してなる燃料組成物は、第5表の第3実施例に記載しで
あるように、CFPPは一9℃で、燃料ストレーナ−の
通油性試験結果は、−5℃においては100%の流量を
保ち、流量の低下は。
のエチレン酢酸ビニル共重合体C(数平均分子量2,8
00、酢酸ビニル含有量28重量%、分岐度8.3)と
第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子量
4.200.アルキル基の炭素数分布15〜30)の重
量比75/25の混合物0.02重量%および、第4表
の石油蒸留残油のイ、常圧蒸留残油0.3重量%を添加
してなる燃料組成物は、第5表の第3実施例に記載しで
あるように、CFPPは一9℃で、燃料ストレーナ−の
通油性試験結果は、−5℃においては100%の流量を
保ち、流量の低下は。
まったく認められず通油性の良好なことを示した。また
−10℃においては、75%の流量が確保された。
−10℃においては、75%の流量が確保された。
第4実施例
第1表の石油留出燃料油(B)100重量部に、第2表
のエチレン酢酸ビニル共重合体B(数平均分子j14.
100.酢酸ビニル含有量33重量%、分岐度5.2)
と第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子
量4,200.アルキル基の炭素数分布15〜30)の
重量比75/25の混合物0.02重量%および、第4
表の石油蒸留残油の口、減圧蒸留残油0.2重量%を添
加してなる燃料組成物は、第5表のva4実施例に記載
しであるように、CFPPは一11℃で、燃料ストレー
ナ−の通油性試験結果は、−5℃においては100%の
流量を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の
良好なことを示した。また−10℃においては、70%
の流量が確保された。
のエチレン酢酸ビニル共重合体B(数平均分子j14.
100.酢酸ビニル含有量33重量%、分岐度5.2)
と第3表のアルキルナフタレンポリマーa(数平均分子
量4,200.アルキル基の炭素数分布15〜30)の
重量比75/25の混合物0.02重量%および、第4
表の石油蒸留残油の口、減圧蒸留残油0.2重量%を添
加してなる燃料組成物は、第5表のva4実施例に記載
しであるように、CFPPは一11℃で、燃料ストレー
ナ−の通油性試験結果は、−5℃においては100%の
流量を保ち、流量の低下はまったく認められず通油性の
良好なことを示した。また−10℃においては、70%
の流量が確保された。
以上各実施例によって、特定の構造を有するエチレン酢
酸ビニル共重合体とアルキルナフタレンポリマーの混合
物および石油蒸留残油の組み合せに、低温における燃料
ストレーナ−の通油性を相乗的に改善する効果があるこ
とを示したが、この発明の範囲をはずれた場合は、相乗
的な効果が失われることを以下の比較例によって説明す
る。
酸ビニル共重合体とアルキルナフタレンポリマーの混合
物および石油蒸留残油の組み合せに、低温における燃料
ストレーナ−の通油性を相乗的に改善する効果があるこ
とを示したが、この発明の範囲をはずれた場合は、相乗
的な効果が失われることを以下の比較例によって説明す
る。
第6−1表の比較例1と比較例2の燃料組成物は、CF
PPがそれぞれ−9および一10℃と低いにもかかわら
ず、燃料ストレーナ−の通油性試験結果は一5℃および
一10℃の両温度において流量は0%であり、析出ワッ
クスによるストレーナ−の閉そくを起こしている。
PPがそれぞれ−9および一10℃と低いにもかかわら
ず、燃料ストレーナ−の通油性試験結果は一5℃および
一10℃の両温度において流量は0%であり、析出ワッ
クスによるストレーナ−の閉そくを起こしている。
同表の比較例3と比較例4の燃料組成物は、CFPPが
それぞれ−5および一7℃と比較例1の一9℃、比較例
2の一10℃より高いにもかかわらず、燃料ストレーナ
−の通油性試験結果は、−5℃において20%と15%
を示し、若干ではあるが通油性改善の兆しが認められる
。
それぞれ−5および一7℃と比較例1の一9℃、比較例
2の一10℃より高いにもかかわらず、燃料ストレーナ
−の通油性試験結果は、−5℃において20%と15%
を示し、若干ではあるが通油性改善の兆しが認められる
。
第6−2表の比較例5.6および7の混合物の添加量は
、第5表の各実施例とあまり変らないが、混合物の組み
合せが異なるために燃料ストレーナ−の通油性試験結果
は一5℃において、それぞれ30.20および20%で
あり、実施例の各100%に比較して大巾に通油性が劣
っている。
、第5表の各実施例とあまり変らないが、混合物の組み
合せが異なるために燃料ストレーナ−の通油性試験結果
は一5℃において、それぞれ30.20および20%で
あり、実施例の各100%に比較して大巾に通油性が劣
っている。
以上のように特定の組み合せ以外の混合物を添加した燃
料組成物では、使用条件が厳しい温温水加熱ボイラー、
ビニールハウスの温風暖房機などの燃料ストレーナ−の
、析出ワックスによる閉そくが防止されない、すなわち
、低温における燃料ストレーナ−通油性は改善されない
ことを示している。
料組成物では、使用条件が厳しい温温水加熱ボイラー、
ビニールハウスの温風暖房機などの燃料ストレーナ−の
、析出ワックスによる閉そくが防止されない、すなわち
、低温における燃料ストレーナ−通油性は改善されない
ことを示している。
(発明の効果)
この発明に係わる燃料組成物を得るには次のようにする
。石油留出燃料油100重量部に対して特定の組み合せ
による混合物、すなわちエチレン酢酸ビニル共重合体(
数平均分子量2.000〜5,000、酢酸ビニル含有
量10〜40重量%、分岐度4〜7)とフルキルナフタ
レンポリマー(アルキル基の炭素数分布が10〜40)
とを重量比で・約50/ 50〜99/lにした混合物
的0.001〜゛1.0重量%と石油蒸留残油的0.0
1〜2.0重量%とを組み合せた混合物を加え、均一に
溶解させる。
。石油留出燃料油100重量部に対して特定の組み合せ
による混合物、すなわちエチレン酢酸ビニル共重合体(
数平均分子量2.000〜5,000、酢酸ビニル含有
量10〜40重量%、分岐度4〜7)とフルキルナフタ
レンポリマー(アルキル基の炭素数分布が10〜40)
とを重量比で・約50/ 50〜99/lにした混合物
的0.001〜゛1.0重量%と石油蒸留残油的0.0
1〜2.0重量%とを組み合せた混合物を加え、均一に
溶解させる。
このことにより、燃料組成物を実用した場合、添加され
た混合物の相乗効果によって低温でのワックスの析出が
制御されて、燃料ストレーナ−のワックスによる閉そく
を防ぎ、燃料組成物の低温における通油性が良好な状態
すなわち、同一温度条件下であれば初期の流量を維持し
て燃料組成物を、温水加熱ボイラー、ビニールハウスの
温風暖房機などに安定して供給することができるのであ
る。
た混合物の相乗効果によって低温でのワックスの析出が
制御されて、燃料ストレーナ−のワックスによる閉そく
を防ぎ、燃料組成物の低温における通油性が良好な状態
すなわち、同一温度条件下であれば初期の流量を維持し
て燃料組成物を、温水加熱ボイラー、ビニールハウスの
温風暖房機などに安定して供給することができるのであ
る。
(以 下 余 白)
第1表
注: CF P P (Cold Pllter Pl
ugging Po1nt)は、I P −309/8
3に準拠して測定した。
ugging Po1nt)は、I P −309/8
3に準拠して測定した。
第2表
第3表
第4表
手続補正門(自発)
昭和62年 5月口2 日
特許庁長官 黒 1)明 雄 殿
1、事件の表示
昭和62年特許願第085542号1′2、発明の名称
低温における燃 料ストレーナー通油性の3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目2番4号 氏名 (599)三菱石油株式会社 4、代理人 住所 〒210 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第3頁下から4行目に「析出」とあるのを
「析出」と補正する。
る者 事件との関係 特許出願人 住所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目2番4号 氏名 (599)三菱石油株式会社 4、代理人 住所 〒210 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第3頁下から4行目に「析出」とあるのを
「析出」と補正する。
(2)明細書第5買上から1行目に「に析出」とあるの
を「析出」と補正する。
を「析出」と補正する。
(3)明細書第9買上から2行目に「応塩化アルミニウ
ム」とあるのを「塩化アルミニウム」と補正する。
ム」とあるのを「塩化アルミニウム」と補正する。
(番)明細書第10買上から1行目に「析出」とあるの
を「析出」と補正する。
を「析出」と補正する。
(5)明細書第10買上から133行目「(%)で現す
」とあるのを「(%)で表わす」と補正する。
」とあるのを「(%)で表わす」と補正する。
(6)明細書第11買上から2行目に「析出」とあるの
を「析出」と補正する。
を「析出」と補正する。
(7)明細書第15買上から5行目に「析出」とあるの
を「析出」と補正する。
を「析出」と補正する。
(8)明細書第16買上から3行目に「析出」とあるの
を「析出」と補正する。
を「析出」と補正する。
(9)明細書第17頁の上から1行目に「析出」とある
のを「析出」と補正する。
のを「析出」と補正する。
1以上」
Claims (4)
- (1)大部分の石油留出燃料油と、数平均分子量:2,
000〜5,000、酢酸ビニール含有量:10〜40
重量%、分岐度(メチレン基100個当りのメチル基の
数);4〜7のそれぞれの範囲のエチレン酢酸ビニル共
重合体[ I ](a)と、アルキル基の炭素数分布10
〜40の範囲のアルキルナフタレンポリマー[ I ](
b)との重量比が約50/50〜99/1、好ましくは
約70/30〜95/5の範囲の[ I ](a)と[ I
](b)の混合物と石油蒸留残油[II]の組合せによ
る相乗効果を特徴とする低温における燃料ストレーナー
の通油性が改善された燃料組成物。 - (2)石油留出燃料油100重量部に対して特許請求範
囲第1項記載の[ I ](a)のエチレン酢酸ビニル共
重体と[ I ](b)のアルキルナフタレンポリマーと
の混合物を約0.001〜1.0重量部、好ましくは約
0.01〜0.1重量部の範囲と[II]の石油蒸留残油
を約0.01〜2.0重量部の範囲との組合せによる相
乗効果を特徴とする低温における燃料ストレーナー通油
性の改善された燃料組成物。 - (3)石油蒸留残油で、アスファルテン分が1.0重量
%以上あるいは残留炭素分が4.0重量%以上の常圧蒸
留残油および/または減圧蒸留残油である特許請求範囲
第1項または第2項に記載の低温における燃料ストレー
ナー通油性の改善された燃料組成物。 - (4)石油蒸留残油が減圧蒸留残油の直接脱硫、水素化
分解、熱分解および、溶剤抽出して得られる1種または
2種以上の残油である特許請求範囲第1項、第2項また
は第3項に記載の低温における燃料ストレーナー通油性
の改善された燃料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554287A JPS63234091A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 低温における燃料ストレ−ナ−通油性の改善された燃料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554287A JPS63234091A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 低温における燃料ストレ−ナ−通油性の改善された燃料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63234091A true JPS63234091A (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=13290007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6554287A Pending JPS63234091A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 低温における燃料ストレ−ナ−通油性の改善された燃料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63234091A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491504A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-20 | Ici Ltd | Agent for improving low temperature flow property of fuel*and petroleum containing same |
JPS5891794A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-05-31 | Sumitomo Chem Co Ltd | 燃料油の流動性改良法 |
JPS58129096A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-01 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 燃料油の添加剤 |
JPS58194988A (ja) * | 1983-04-04 | 1983-11-14 | Sanyo Chem Ind Ltd | 燃料油組成物 |
JPS6081292A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-09 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 燃料油用流動点降下剤 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP6554287A patent/JPS63234091A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491504A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-20 | Ici Ltd | Agent for improving low temperature flow property of fuel*and petroleum containing same |
JPS5891794A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-05-31 | Sumitomo Chem Co Ltd | 燃料油の流動性改良法 |
JPS58129096A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-01 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 燃料油の添加剤 |
JPS58194988A (ja) * | 1983-04-04 | 1983-11-14 | Sanyo Chem Ind Ltd | 燃料油組成物 |
JPS6081292A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-09 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 燃料油用流動点降下剤 |
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