JPS63233655A - 診断表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は装置の状態を診断し゛て表示する装置に関する
ものである。

〔背景技術〕

一般にファクシミリ装置において通信の際に発生する、
例えば送受信原稿の紙づまり、記録紙の不足などによる
ファクシミリ装置の内部状態の障害や、通信時の動作の
内容を外部の操作者に詳細に知らせる必要がある。

これら個々の状態に対し、その状態が発生、した時点で
、例えばＬＥＤや液晶表示装置に表示していた。

〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら、
ファクシミリ装置の機能が高度化し、構成が複雑になっ
てくると、その障害や通信状態等に関する情報量も増加
し、前記の手法では対応しきれず外部の操作者の混乱を
招（ことになる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、装置の状
態を診断する手段と、上記診断手段により診断された状
態の優先度を判定する手段と、上記診断された状、態を
表示する手段と、上記判定手段により装置に同時に発生
している複数の状態の優先度を判定して、優先度の高い
状態を表示させる制御手段とを有することにより、その
時点で最も重要な状態を知ることができるようにするも
のである。

Ｃ実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明を適用したファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。

図において１０は原稿画像を読取り画像信号に変換する
リーダー、１２は画像を記録するプリンタ、１４は画像
信号を圧縮符号化したり復号化したりするリーダー／プ
リンタインタフェース、１６は数ページ分以上の記憶容
量を持つ大容量の画像メモリ、１８は回線Ａと接続され
る通信制御装置Ａ、２０は回線Ｂと接続される通信制御
装置Ｂ１２２は全体の制御を行う制御部で内部にメモリ
２２Ｍ、タイマー２２Ｔ。

文字パターン発生部２２Ｃ１優先順位判定部２２Ｐ等を
有する。尚、回線Ａ、・Ｂを使用して同時に２種の送受
信が可能である。２６はオペレーションパネルであり、
第２図に示す様な表示部及びキー人力部を有する。

オペレーションパネル２６は各種状態表示、キー表示、
キー人力が可能なディスプレイキー３０．動作開始指令
を行うスタートキー３２．動作停止指令を行うストップ
キー３４．設定値のクリアを行うクリアキー、キーＯ，
ａを含むテンキー３８．メモリに記憶された画像の読出
しページの指定を行うページキー４０．読出しページの
番号を増減させるアップダウンキー４２．登録を行うセ
ットキー４４等から成る。

送信時にはリーダー１０に原稿をセットし、相手先番号
を指定してスタートキー３２を押下すると、リーダー１
０は原稿画像の読取を開始し、得られた画像信号はリー
ダー／プリンタインタフェース１４で圧縮符号化された
のち、いったん画像メモリ１６に蓄積される。その後、
通信制御装置１８又は２０を介して回路Ａ又はＢに送出
される。

一方、回線Ａ又はＢから受信した受信画信号は通信制御
装置Ａ又はＢを介して画像メモリ１６に蓄積される。そ
の後、メモリ１６から読出され、リーダープリンタイン
タフェース１４で復号されプリンタ１２に出力される。

ところで、装置内部で障害等が起こると制御部２２はそ
れを表わすあるデータを記憶部２２Ｍに記憶し、優先順
位判定部２２Ｐでその優先度を判定してその優先度にし
たがりて、文字パターン発生部２２Ｃから発生した。そ
の状態に対応する文字パターンをオペレーションパネル
の表示部３０に表示する。

第３図は優先順位の判定を説明するための図である。こ
こでは内部状態の優先順位を３つに分けることたする。

３−１は優先順位が第１に高い、すなわち優先度が１の
内部状態の要因データ記憶部であり、たとえば、原稿や
記録紙の紙づまりなどの障害状態を含む。３−２は優先
順位が第２に高い、すなわち優先度が２の状態の要因デ
ータ記憶部であり、たとえばポーリング送信、親展通信
などその時点で使用する特殊機能状態を含む。３−３は
優先順位が最下位、すなわち優先度が３の状態の要因デ
ータ記憶部であり、たとえばＧ３モード、Ｇ４モードで
の着呼や、相手先表示などファクシミリ通信の状態を含
む。しかして、装置内部でオペレータに知らせるべき状
態が発生するとそれを表わす要因データを優先順位別に
格納してい（。それら要因データを優先順位の高いもの
から判断して、表示部に要因データに対する文字パター
ンを表示する。

第４図は具体的に内部状態要因の優先度判定を行って表
示部に表示するフローチャートである。ステップ４−１
でまず優先度が１の要因が存在するか判定する。存在す
ればステップ４−２でその要因が２個以上存在するか判
定する。２個以上であれば、ステップ４−３で発生の早
い順からそれぞれの要因に対する文字パターンを順番に
繰り返し表示する。

ｌ個であればステップ４−４でその要因に対する文字パ
ターンを表示する。優先度が１の要因が解消されて存在
しなければステップ４−５で優先度２の要因が存在する
か判定し、優先度が１の要因が存在した場合と同様に、
ステップ４，６〜４−８において２個以上存在した場合
、文字パターンを順番に表示し、１個であればその要因
が消減するまで表示する。

優先度１，２の要因が存在しなければ、ステップ４−９
で優先度３の要因が存在するか判定し、存在すればステ
ップ４−１０．４−１１でその要因に対する文字パター
ンを表示し、一定時間経過後、再びステップ４−１に戻
って優先度ｌの要因が存在しないか確認する。

第５図（１）はＧ３受信とＧ４受信を同時に行っている
時の表示部３０の様子を示す。例えば、記録紙がつまる
などの内部障害状態を優先度ｌ、ソファシミリ送受信状
態の表示を優先度３として、Ｇ３受信、Ｇ４受信中に記
録紙がつまるという障害状態が起こると、（２）のよう
に優先度３の表示を消去して優先度１の表示を優先的に
行う。

また、第６図は本装置の断面図であり、給紙部６−１２
分離搬送部６−２．定着排紙部６−３のそれぞれに紙検
出器があり、公知の紙詰まり検出方法により紙詰まりを
検出する゛。

尚、本実施例では表示部３０に２つの状態を表示してい
るが、表示部のサイズに応じて、表示個数を変えれば良
い。例えば、３つの状態が表示可能な場合、優先度３の
状態が２つ表示されているときに、優先度１の状態が２
つ発生したとき、優先度ｌの状態を２つ表示し、優先度
３の状態のうち、先に発生した方を表示すれば良い。

〔他の実施例〕

次に第２の実施例を第７図において説明する。ステップ
７−１〜７−４及び７−９〜７−１１は第４図における
ステップ４−１〜４−４及び４−９〜４−１１と同様な
ので説明は省略する。ステップ７−１で優先度ｌの要因
が存在しないと判定されるとステップ７−５で優先度２
の要因の存在を判定する。存在すれば、優先度２の状態
の際中に優先度１の状態が生じたかを調べるために再び
ステップ７−６で優先度１の要因の存在を判定し、優先
度１の要因も存在すれば、ステップ４−７で優先度１．
２のそれぞれ発生の早い要因の文字パターンを１個づつ
交互に表示する。再びステップ７−６に戻り優先度ｌの
要因が消減ずれば優先度２の要因のみ文字パターンを表
示する。ステップ４−５で優先度２の要因が存在してい
なければ、上記実施例と同様７−１に戻って優先度１の
要因が存在しないか確認する。

上記実施例ではファクシミリ装置を基に説明したが、複
写機等、他の装置にも適用できる。

〔効　果〕

以上説明したように、本発明によれば装置の状態を診断
し、発生した状態の優先順位を判定することにより極め
て簡単な構成により、常にその時点での装置の重要な状
態を表示することができ、装置を有効に使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用できるファクシミリ装置の構成を
示すブロック図、 第２図はオペレーションパネルの上面図、第３図は優先
順位を説明するための図、第４図は優先順位判定及び表
示動作を示すフローチャート、 第５図（１）、　　（２）は表示例を示す図、第６図は
装置の断面図を示す図、 第７図は他の実施例を示すフローチャートである。 図中１−１は状態記憶部、１−２は優先順位判定部、１
−３．２−４は表示部、１−４は文字パターン発生部、
２−１は優先度が１の状態の要因データ記憶部、２−２
は優先度が２の状態の要因データ記憶部、２−３は優先
度が３の状態の要因データ記憶部、２２は制御部、２２
Ｃは文字パターン発生部、２２Ｍはメモリ、２２Ｐは優
先順位判定部、２６はオペレーションパネル、３０は表
示部である。 全体１０７２図 崩　ｌ　図 第２図 把３図 第６２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置の状態を診断する手段と、 上記診断手段により診断された状態の優先度を判定する
   手段と、 上記診断された状態を表示する手段と、 上記判定手段により装置に同時に発生している複数の状
   態の優先度を判定して、優先度の高い状態を表示させる
   制御手段とを有することを特徴とする診断表示装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、上記診断手段は
   装置の動作状態、或いは装置の異常状態を診断すること
   を特徴とする診断表示装置。