JPS63233244A - 空気調和装置の制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビルディングに設備する空気調和装置の制御シ
ステムに関するものである。

従来の技術 一般にビルディングの空調方法としては、第２図に示す
ような中央式空調システムが施工される場合がある。す
なわち、建物１の地下室２に冷水熱源となるチリングユ
ニット３と、温水熱源となるボイラ４とを備え、１階〜
４階までの各階には端末機となるファンコイルユニット
５をそれぞれ備えている。この各ファンコイルユニット
５には送風機６と、冷水コイル７と、この冷水コイル７
の下方に位置する温水コイル８とを設け、前記冷水コイ
ル７はチリングユニット３との間において冷水往管９と
冷水復管１０とで接続され、前記温水コイル８はボイラ
４との間において温水往管１１と温水復管１２とで接続
されている。前記冷水往管９の途中には冷水コイル７の
温度を感知するサーモスタット１３によって開閉する冷
水電動弁１４を設け、また前記温水往管１１の途中には
前記温水コイル８の温度を感知するサーモスフ、　ｌ−
１５によって開閉する温水電動弁１６を設けている。

そして冷房時はチリングユニット３を運転することによ
シ冷水往管９を通水して冷水コイル７に５°Ｃ〜９°Ｃ
程度の冷水が流れ、この冷水温度をサーモスタット１３
が感知して冷水電動弁１４が開となシ、冷水コイル７を
冷水が循環し各階の冷房が行なわれる。また暖房時にお
いてはボイラ４を運転することにより温水往管１１を通
水して温水コイル８に６００〜８０°Ｃ程度の温水が流
れ、この高温水温度をサーモスタット１５が感知して温
水電動弁１６が開となり、温水コイル８に温水が循環し
て各階の暖房が行なわれるものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ビルディング１の立地条件
による南北方向の日照条件や各階の使用途による空調条
件、たとえばオートメーション機器を多設するなどの場
合、他の階は暖房を行なうときでも、２階は冷房をしな
ければならないという条件が発生し、この場合はすでに
サーモスタット１５で温水温度を感知して温水コイル８
に温水が循環しているために冷房をするべくチリングユ
ニット３を運転すると冷水も温水も流れることになり、
冷房、暖房の両方の運転が行なわれるために、全階を通
して冷房か暖房のどちらか一方の運転のみに限られ、そ
のため他の空調設備をしなければならないという問題点
があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、各階ごと
に自由に冷暖房の選択を可能にする空調システムを提供
することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、熱源機となるチ
リングユニットおよびボイラと、各階に設けられ、かつ
送風機、冷水コイルおよび温水コイルを備えた空気調和
機と、前記冷水コイルと前記チリングユニットとの間を
接続する冷水支往管および冷水主往管と冷水主後管およ
び冷水支復管と、前記温水コイルと前記ボイラとの間を
接続する温水主往管、温水支往管、温水主復管および温
水支復管を備え、前記冷水支往管および温水支往管の途
中に各階に備えた空気調和機ごとに対応する冷水電動弁
および温水電動弁を設け、空気調和機内に室温感知用の
サーモスタットと、各階ごとに前記各の電動弁を電装部
を介して強制的に制御する操作部とを設けたものである
。

作　　用 この構成によシ、各階が暖房中において、ある階のみ冷
房運転をするときは冷房するその階の操作部で冷房運転
を電装部に出力し、この電装部より冷水往管に設けた冷
水電動弁を開にして冷水コイルに冷水を送水して冷房し
、他階と同様に暖房するときは、サーモスタットにより
温水電動弁を開にして温水コイルに送水し暖房すること
となる。

実施例 以下に本発明による一実施例を第１図にもとづいて説明
する。建物２０の地下室２１には冷水熱源となるチリン
グユニット２２と、温水熱源となるボイラ２３とを備え
、各階には同一の空気調和機の端末機となるファンコイ
ルユニット２４を備えている。このファンコイルユニッ
ト２４には送風機２５と冷水コイル２６と温水コイル２
７とを設け、前記各冷水コイル２６はチリングユニット
２２との間において冷水主往管２８と、冷水主後管２９
、および冷水支往管３ｏと冷水支復管３１とによって接
続され、前記温水コイル２７はボイラ２３との間におい
て温水主往管３２と温水主復管３３、および温水支往管
３５、温水支復管３６とによってそれぞれ接続されてい
る。前記冷水支往管３ｏには冷水電動弁３７を、温水支
往管３５には温水電動弁３８をそれぞれ設け、電装部３
９からの電気出力によシ開閉し制御される。前記電装部
３９は吸込口に設けられたサーモスタッ）４０により室
温を感知して前述の冷水電動弁３７と温水電動弁３８を
制御するとともに、操作部４１からの操作出力によシ強
制的に前記冷水電動弁３７および温水電動弁３８を制御
するように回路構成されている。こうして各階とも同一
の設備を施工するのである。

上記構成において、仮に冬期、各階共暖房運転を行なっ
ているとき、たとえば１階のみ○Ａ（オートメーション
）機器を多設することになって暖房運転から冷房運転に
切替える必要が出てきたときは、操作部４１を冷房運転
に操作する。この冷房操作により電装部３９を介して今
まで温水電動弁３８を開にしていたがこの温水電動弁３
８を閉にして逆に冷水電動弁３了を開に強制的に切替え
るとともにチリングユニット２２を運転する。このチリ
ングユニット２２の運転により冷水主往管２８、冷水支
往管３０、冷水電動弁３７より冷水コイル２６に流れ、
冷水支復管３１、冷水主後管２９を通水してチリングユ
ニット２２に戻る冷水循環が行なわれ１階のみ冷房運転
が行なわれる。

また他の階も１階と同様に中間期や日照条件によって、
自由に暖房中の冷房切替運転ができ、逆に全階が冷房運
転中においである階のみ暖房する条件のときは、その階
の操作部４１より暖房運転を操作することによりその階
のみ暖房を行なうのである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、各階の
空気調和機に対応して冷水支往管と、温水支往管に電動
弁を設け、この電動弁を各階に備えた操作部からの操作
により電装部を介して強制的に冷暖房切替を行なうよう
にしたから、建物の立地条件による日照条件や、室内に
備えたＯＡ機器などによる発熱が大きいとき、中間期に
おける冷暖房の選択を行なうときなど、自由に冷房と暖
房を切替えることができ、したがって他の空調設備を備
える必要がなくなるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気調和装置の制御システ
ムの構成図、第２図は従来の空気調和機の制御システム
の構成図である。 ２２・・・・・・チリングユニット、２３・・・・・・
ボイラ、２５・・・・・送風機、２６・・・・・冷水コ
イル、２７・・・・・・温水コイル、２８・・・・・・
冷水主往管、２９・・・・・・冷水主後管、３ｏ・・・
・・・冷水支往管、３１・・・・・・冷水支復管、３２
・・・・・・温水主往管、３３・・・・・・温水主復管
、３５・・・・・・温水支往管、３６・・・・・温水支
復管、３７・・・・・・冷水電動弁、３８・・・・・・
温水電動弁、３９・・・・・・電装部、４ｏ・・・・・
サーモスタット、４１・・・・・・操作部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２５
−一一遵臥猟 ２Ｃ−−−ノノン・水コ（１１゜ ２９〜．７　を痩建 ３ｏ−−−、、表イ主ｌ？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱源となるチリングユニットおよびボイラと、各階に送
   風機、冷水コイルおよび温水コイルを設けた空気調和機
   と、前記冷水コイルと前記チリングユニットとの間を接
   続する冷水支往管、冷水主往管、冷水主後管および冷水
   支復管と、前記温水コイルと前記ボイラとの間を接続す
   る温水主往管、温水支往管、温水主復管および温水支復
   管を有し、前記冷水支往管および温水支往管の途中に各
   階に備えた空気調和機ごとに対応する冷水電動弁および
   温水電動弁を設け、空気調和機内に室温感知用のサーモ
   スタットと、各階ごとに前記各々の電動弁を電装部を介
   して強制的に制御する操作部とを備えてなる空気調和装
   置の制御システム。