JPS6323276Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6323276Y2
JPS6323276Y2 JP1982162690U JP16269082U JPS6323276Y2 JP S6323276 Y2 JPS6323276 Y2 JP S6323276Y2 JP 1982162690 U JP1982162690 U JP 1982162690U JP 16269082 U JP16269082 U JP 16269082U JP S6323276 Y2 JPS6323276 Y2 JP S6323276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear end
end pipe
top surface
link
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982162690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5966696U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16269082U priority Critical patent/JPS5966696U/ja
Publication of JPS5966696U publication Critical patent/JPS5966696U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6323276Y2 publication Critical patent/JPS6323276Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ばら物原料運搬船におけるハツチカ
バー上の落鉱処理装置に関するものである。
ばら物原料運搬船の船艙内から例えば鉱石、石
炭等のばら物原料を、例えばグラブバケツトクレ
ーンによつて陸揚げする場合、荷揚げ中にハツチ
カバー上に落下したばら物原料によつて、ハツチ
カバーの上面の防錆・防食用の塗膜を破壊するの
で、これを防止すべく、例えば実開昭56−155990
号公報に開示されているように、ハツチカバーの
内側部に巻取リールを装備し、この巻取リール
に、ハツチカバーの上面を覆うカバーシートを巻
取りあるいは繰出し可能に保持して成る鉱石運搬
船のハツチカバー上部保護装置がある。
この従来装置は、ハツチカバーの内側部に一体
的に装備されていることから、そのハツチカバー
だけの専用であつて、他のハツチカバーには全く
転用することができず、従つて全部のハツチカバ
ーに保護装置を装備しなければならない問題があ
つた。
本考案は、かかる従来の問題点を解決すべく開
発したものであつて、その実施例を図面に基づき
以下に説明する。
第1図及至第4図において、1は本考案による
落鉱処理装置であつて、この落鉱処理装置1は、
前端パイプ2の後側面に、その両端間にわたり所
要等間隔をもつて各リンク3の前端を固定し、こ
の各リンク3の後端に各リンク4の前端を軸棒5
によつて回転可能に枢着し、各リンク4の後端に
各リンク6の前端をパイプ7により回転可能に枢
着し、各リンク6の後端に各リンク8の前端を軸
棒9によつて回転可能に枢着し、各リンク8の後
端に各リンク10の前端をパイプ11により回転
可能に枢着し、各リンク10の後端に各リンク1
2の前端を軸棒13によつて回転可能に枢着し、
各リンク12の後端を、後端パイプ14の前側面
に固定し、前端パイプ2の上面と後端パイプ14
の上面間にわたつてシート15を張設し、前後端
のパイプ2,14の両端部上面に支持され、シー
ト15の上面に露出された着脱機構を備えた磁石
式吸着具16を設け、折り畳み時に、この各磁石
式吸着具16の対応位置となる各中間部のパイプ
7,11の両端部上面に支持され、シート15の
上面に露出され、かつ前記各磁石式吸着具16に
向くそれぞれの吸着用鉄板17を設け、前記中間
部の例えばパイプ11の両端上面に支持され、シ
ート15の上面に露出された磁石式吸着具16を
設け、折り畳み時に、この磁石式吸着具16の対
応位置となる中間部のパイプ7の両端上面に支持
され、シート15の上面に露出され、かつ中間部
のパイプ11における磁石式吸着具16に向く吸
着用鉄板17を設け、前記後端パイプ14の後側
に、例えば蝶番18により下向きにのみ屈折可能
に複数枚枢着されたガイド板19の前端を固定
し、前端パイプ2の両端部に玉掛け用ワイヤー2
0を設けて構成されている。
なお、前記各磁石式吸着具16と、前記各吸着
用鉄板17との関係を詳細に説明すると、前記パ
イプ7に設けられた吸着用鉄板17において、内
側の各吸着用鉄板17は、折り畳み時に、前端パ
イプ2の磁石式吸着具16の方向へ回動できる機
構を有しており、かつ外側の各吸着用鉄板17
は、折り畳み時に、パイプ11の磁石式吸着具1
6の方向へ回動できる機構を有している。
またパイプ11に設けられた吸着用鉄板17
は、折り畳み時に、後端パイプ14の磁石式吸着
具16の方向へ回動できる機構を有している。
以上の如く構成された落鉱処理装置1は第2図
乃至第4図に示す如く、グラブバケツトクレーン
におけるグラブバケツト21の両側に設けられて
いるフツク21aに、前記玉掛け用ワイヤー20
を介して掛けられる。
また落鉱処理装置1は、第4図に示す如く、前
記各磁石式吸着具16を吸着側に切変えて、各リ
ンク3,4,6,8,10,12によりシート1
5を折り畳み、各磁石式吸着具16に吸着された
吸着用鉄板17により折り畳まれた状態に保持さ
れて、例えばグラブバケツトクレーン8における
ホツパー周辺のデツキ上から第2図におけるばら
物原料運搬船のハツチカバー22上までグラブバ
ケツト21により運ばれる(折り畳む方法は後述
する)。
しかして、ハツチカバー22上まで運ばれた落
鉱処理装置1は、その後端のガイド板19がハツ
チコーミング23に乗つた状態で、ハツチカバー
22上に置かれ、かつ落鉱処理装置1をグラブバ
ケツト21に吊り下げたまま、後端の磁石式吸着
具16から順次釈放側に切換えながらグラブバケ
ツト21をハツチカバー22の前端方向へ移動し
て、第1図、第2図に示す如く落鉱処理装置1を
ハツチカバー22上に展張する。
ハツチカバー22上に落鉱処理装置1を展張し
た後、落鉱処理装置1の玉掛け用ワイヤー20を
グラブバケツト21のフツク21aから取り外
し、グラブバケツト21により船艙24内のばら
物原料の陸揚げを行う。
そして、ばら物原料の荷揚げ中に、落鉱処理装
置1のシート15上に落下したばら物原料25が
或る程度堆積したならば、第3図に示す如くグラ
ブバケツト21のフツク21aに玉掛け用ワイヤ
ー20を掛け、グラブバケツト21をハツチカバ
ー22の後端方向へ巻き上げながら移動させるこ
とにより、シート15に堆積しているばら物原料
25を船艙24内へ投下させることができる。
全ばら物原料の陸揚げが完了した後、第2図に
示す如く、玉掛けワイヤー20をグラブバケツト
21のフツク21aに掛け、グラブバケツト21
をハツチカバー22の後端方向へ移動させなが
ら、前端の磁石式吸着具16から順次吸着側に切
換えることにより、第4図に示す如く落鉱処理装
置1を折り畳むことができるので、そのままの状
態でグラブバケツトクレーンにおけるホツパー周
辺のデツキ上まで運び、デツキ上にて落鉱処理装
置1を保管する。
なお、前記着脱機構を備えた磁石式吸着具16
とは、内部に可動な永久磁石を有し、ハンドルあ
るいはレバーの操作によつて鋼板等の吸着、釈放
を行うものであり、例えば商品名として「ハンド
リフマ」、「マグハンド」等がある。
以上述べた如く、本考案装置は、グラブバケツ
トに玉掛け用ワイヤーを介して掛けた状態で、着
脱機構を備えた各磁石式吸着具を、吸着側あるい
は釈放側へ順次切換えることにより、コンパクト
に折り畳み、あるいは折り畳まれた状態からハツ
チカバー上に展張できるので、少なくとも2台の
本考案装置を陸上側に用意しておけば、全てのば
ら物原料運搬船のハツチカバー上へ共通して転用
することが可能となり、従つてばら物原料運搬船
の各ハツチカバー内に従来のような保護装置を装
備する必要がなく、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す一部切り欠
き平面図、第2図はグラブバケツトにより本考案
装置をばら物原料運搬船のハツチカバー上に展張
している状態を示す第1図A−A矢視図、第3図
は落鉱処理の状況を示す説明図、第4図は本考案
装置を折り畳み、グラブバケツトにて吊り下げ運
搬している状況を示す説明図である。 1……落鉱処理装置、2……前端パイプ、3,
4,6,8,10,12……リンク、5,9,1
3……軸棒、7,11……パイプ、14……後端
パイプ、15……シート、16……磁石式吸着
具、17……吸着用鉄板、18……蝶番、19…
…ガイド板、20……玉掛け用ワイヤー、21…
…グラブバケツト、21a……フツク、22……
ハツチカバー、23……ハツチコーミング、24
……船艙、25……ばら物原料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端パイプの後側面に、その両端間にわたり所
    要等間隔をもつて前端が固定された前端パイプ側
    の各リンクと、後端パイプの前側面に、その両端
    間にわたり所要等間隔をもつて後端が固定された
    後端パイプ側の各リンクとの間に、列毎に共通の
    軸棒により枢着された所要列の各リンクを展張、
    折り畳み可能に設け、前端パイプの上面と後端パ
    イプの上面間にわたつてシートを張設し、前後端
    パイプの両端部上面に支持され、シートの上面に
    露出された着脱機構を備えた磁石式吸着具を設
    け、中間部の奇数列のいずれか一方の軸棒の両端
    上面に支持され、シートの上面に露出された前記
    と同様の磁石式吸着具を設け、折り畳み時に、こ
    の各磁石式吸着具の対応位置となる中間部の奇数
    列の各軸棒の上面に支持され、シートの上面に露
    出され、かつ前記各磁石式吸着具に向くそれぞれ
    の吸着用鉄板を設け、後端パイプの後側に、蝶番
    により下向きにのみ屈折可能に複数枚枢着された
    ガイド板の前端を固定し、前端パイプの両端部
    に、グラブバケツトのフツクに掛ける玉掛け用ワ
    イヤーを設けたばら物原料運搬船におけるハツチ
    カバー上の落鉱処理装置。
JP16269082U 1982-10-27 1982-10-27 ばら物原料運搬船におけるハツチカバ−上の落鉱処理装置 Granted JPS5966696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16269082U JPS5966696U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ばら物原料運搬船におけるハツチカバ−上の落鉱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16269082U JPS5966696U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ばら物原料運搬船におけるハツチカバ−上の落鉱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966696U JPS5966696U (ja) 1984-05-04
JPS6323276Y2 true JPS6323276Y2 (ja) 1988-06-24

Family

ID=30357184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16269082U Granted JPS5966696U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ばら物原料運搬船におけるハツチカバ−上の落鉱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5966696U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172087A (ja) * 1974-12-18 1976-06-22 Hitachi Ltd Baramononikakyosesokozaraishiito

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598952Y2 (ja) * 1980-04-22 1984-03-21 日立造船株式会社 鉱石運搬船のハツチカバ−上部保護装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172087A (ja) * 1974-12-18 1976-06-22 Hitachi Ltd Baramononikakyosesokozaraishiito

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5966696U (ja) 1984-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3872823D1 (de) Vorrichtung zum manipulieren und transportieren von lasten.
JP2011037443A (ja) リールを輸送する方法及び装置並びに船の貨物スペース内での中甲板及び中甲板用装置
JPS6323276Y2 (ja)
SE8206993L (sv) Kursstabilt hanteringsfordon for cylindriskt utformade enheter
JPH10273281A (ja) 吊りフック自動掛け外し装置
JPH10273280A (ja) 吊りフック自動掛け外し装置
JP2643212B2 (ja) クレーン用吊ビーム
JP4514277B2 (ja) 製品コイルの船積方法
JP2002302266A (ja) 雨天荷役方法及び設備
US3749263A (en) Method for transferring a load from a first support to a second support
JPH0136874Y2 (ja)
JPH10157969A (ja) 吊り具
JPH04179695A (ja) 丸太運搬具
JPH0912263A (ja) ロールリフタ
SU787337A1 (ru) Захватное устройство дл штучных грузов
JP2559223Y2 (ja) 瓦の挟持吊上具
JPH0826658A (ja) フックの脱索機構
JP2554529Y2 (ja) ボンベ運搬具
JP3341871B2 (ja) クロップバケット吊具外れ止め機構及びその方法
JPH0810574Y2 (ja) 粒状物海面落下防止装置
SU931651A1 (ru) Грузозахватное устройство
JPH08333076A (ja) 巻付ドラム類の吊支具
JPS5926514B2 (ja) ばら物荷かき寄せ底ざらいシ−ト
JPS5834140Y2 (ja) 長尺アルミニウム鋳塊荷役装置
WO2024184666A1 (en) Self-unloading container