JPS63232681A - 複写方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿からデジタル画像を複写する複写方法に
関する。

〔従来の技術〕

近年、複写装置において、原稿の色調を読み取り、画像
情報をＣＯＤ等の固体描像素子により光電変換した後、
更に光電変換したアナログ信号をデジタル信号に変換し
、このデジタル信号に□基づいて感光材料を露光するた
めの露光量を制御するデジタル複写装置が提案されてい
る。

複写方法としては、インクジェット法、電子写真法、感
熱材料を用いる方法、感光感圧性の熱現像感光材料を用
いる方法などがあり、これらの方法によりフルカラー画
像を複写することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

フルカラー複写装置は、フルカラー原稿からフルカラー
画像を複写するのに好適であるが、文字等の白黒原稿か
ら白黒画像を複写することもできる。

しかしフルカラー複写装置による記録は白黒複写装置、
特に電子写真方式による記録と比較して、記録１回あた
りの単価が高いので、白黒原稿から白黒画像を複写する
には、白黒複写装置を用いることが好ましい、従って作
業者は原稿がフルカラーか白黒かを判断してから、使用
する複写装置を選択する必要があり不便であった。

そこで本発明の目的は、上記問題を解消することにあり
、原稿に応じて複写装置を自動的に選択し、フルカラ、
−原稿及び白黒原稿のそれぞれに対して最適な複写を行
なう複写方法を捉供することにある。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明に係る
上記目的は、原稿からデジタル画像を複写する複写方法
であって、色調検出手段が原稿を走査して色調を判断し
、フルカラー原稿のときはフルカラー複写装置を作動し
、白黒原稿のときは白黒複写装置を作動することを特徴
とする複写方法によって達成される。

すなわち、原稿載置台に置かれた原稿を色調検出手段が
走査して原稿がフルカラーか白黒かを判断し、原稿に応
じてフルカラー複写装置又は白黒複写装置を独立に作動
することによってフルカラー原稿、白黒原稿に最適な複
写を行なうことができる。

本発明において、フルカラー複写装置としては、例えば
本出願人の出願に係わる特願昭６２−１６１９５号明細
書に開示されたデジタルカラー画像記録装置を用いるこ
とができる。

また白黒複写装置としては、公知のデジタル白黒複写装
置を用いることができる。

〔実施態様〕

以下、添付図面に基づいて本発明の実施態様を説明する
。

第１図は本発明方法を実施するための複写装置の構成を
表わす概略ブロック図である。本複写装置は感光感圧性
の熱現像感光材料を用いたフルカラーデジタル複写装Ｗ
ｌと電子写真方式を用いた白黒デジタル複写装置２とを
備え、これらは作動制御装置３により作動を制御されて
いる。複写される原稿は図示しない原稿載置台に載置さ
れ、色調検出装置４が原稿を走査しながら原稿の色調を
読み取り、色調判断装置５がこの色調情報に基づいて原
稿がカラー画像を有するか白黒画像だけを有するかを判
断する。そして色調判断装置５が、いたフルカラーデジ
タル複写装置１を作動させ、原稿が白黒画像だけを有す
ると判断したとき、作動制御装置３は電子写真方式を用
いた白黒デジタル複写装置２を作動させる。

色調検出装置４による原稿の色１１横出は例えば以下の
様に行なわれる。

Ｒ，Ｇ、Ｂの３色光源から原稿に向けてＲ，Ｇ、Ｂの光
を時゛分割で照射し、その反射光を１つのＣＣＤにより
濃度として読み取る。

また、他の方法としてＲ，Ｇ、Ｈの３色光源から原稿に
向けてＲ、Ｇ、青Ｂの光を同時に照射し、その反射光を
３つのＣＣＤにより濃度として読み取る。

また、他の方法としてＲ，Ｇ、Ｂの３色光源から原稿に
向けてＲ，Ｇ％Ｂの光を同時に照射し、その反射光をフ
ィルタを介して１つのＣＯＤにより時分割で１色ずつ濃
度として読み取る。

色調検出装置４が上記方法により読み取った原稿の色調
情報を３８、Ｓｌ、Ｓｌ　とすると、色調検出装置４が
原稿を走査することにより、３１１　ｓＳｃ、Ｓｓ　は
第２図ｆａｔ、山）のように・表わされる。

第２図（ａｌは白黒画像の色調情報を表わしたグラフで
あり、Ｓｌ、ＳＧ、Ｓｓの波形はほぼ等しい。

第２図（ｂｌは°カラー画像の色調情報を表わしたグラ
フであり１，５ｌ１１Ｓａ　−Ｓｓの波形はそれぞれ異
なる。すなわち、カラー画像の色調情報は色ごとに全く
異なるので色調判断装置５によりＳｌ、Ｓ。

Ｓ、を比較することにより画像が白黒かカラーかを判断
することができる。更に詳しくは、ＳＩ　とＳＧ　の差
、Ｓ、とＳ璽の差、Ｓ、とＳ、の差を所定のしきい値と
比較することにより画像が白黒かカラーかを判断するこ
とができる。

なお、本発明は白黒画像だけを有する原稿を複写すると
きは白黒複写装置が作動し、フルカラー画像を有する原
稿を複写するときはフルカラー複写装置が作動するもの
であるか、実施態様における色調検出装置及び色調判断
装置を作動させずに、白黒複写装置及びフルカラー複写
装置の作動を原稿の色調と無関係に制御してもよい。こ
の場合、白黒原稿をフルカラー複写装置によって複写し
たり、あるいはフルカラー原稿を白黒複写装置によって
複写することもできる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、原稿の画像がフルカラーか白黒かを判
断し、この結果に基づいてフルカラー複写装置及び白黒
カラー複写装置の作動を自動的に制御するので、原稿に
対して好適な複写を行なうことができる。従って原稿に
応じた高画質の複写物を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は複写装置の構成を表わす概略ブロック図、第２
図（ａｌ、（ｂｌは色調情報のグラフである。 図中符号： １・・・フルカラーデジタル複写装置 ２・・・白黒デジタル複写装置１１！３・・・作動制御
装置４・・・色調検出装置　５・・・色調検出装置第　
　１　　図 （ａ） 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿からデジタル画像を複写する複写方法であって、色
   調検出手段が原稿を走査して色調を判断し、フルカラー
   原稿のときはフルカラー複写装置を作動し、白黒原稿の
   ときは白黒複写装置を作動することを特徴とする複写方
   法。