JPS63232258A - 平面型蛍光灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセッサ或いはパーソナルコンピュ
ータ等における液晶ディスプレイ装置や液晶ＴＶ表装置
バックライトとして好適な平面型蛍光灯に関する。

（ロ）従来の技術 液晶パネルは軽薄で消費電力が少ないという利点がある
ため、液晶ＴＶの他にパーソナルコンピュータ或いはワ
ードプロセッサ等のディスプレイデバイスとして広く利
用されている。一方、液晶目前は非発光であるためバッ
クライトとして例えば実開昭５４−１１１９８５号公報
（９３Ｄ３１１）に記載の如き平面型蛍光灯を用いるこ
とが必要となる。

また、上記液晶パネルは近年大型化が進み例えばＡ４サ
イズのものも使用されるようになって来ており、この様
な大型の液晶パネルに用いる平面型蛍光灯も大型化する
必要が生じてきた。しかしながら、ガラス容器を大型に
すると大気圧による爆縮を防止するために板厚の厚いガ
ラスを用いなければならず、軽量、薄型化の妨げとなっ
てしまう欠点があった。

上記欠点を解消するために、本願出願人は先に持Ｉ軸昭
６１−５４１９４号にて、対向する上下−対の平板ガラ
ス間に補強ガラスを配役することに゛より耐圧を上げ、
薄型化を可能とした平面型蛍光灯を提案している。

しかしながら、上記補強ガラスに比較的安価なソーダガ
ラス、鉛ガラス或いは硼珪酸ガラス等を用いた場合、放
電空間の放電によって水銀から発生する紫外線（２５３
７Ａ）を透過させることができない。従って、補強ガラ
スが対向する上平板ガラスの内面に塗布された蛍光膜は
発光しないため、この蛍光膜が光をしゃ断することによ
り、発光面上で補強ガラスが位置する部分の輝度が低下
し、輝度ムラが発生する。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は上述の点に鑑み為されたものであり、補強ガラ
スを用いても輝度ムラが発生せず均一な輝度が得られる
平面型蛍光灯を提供するものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は補強ガラスを水銀の共鳴線である紫外線を透過
せしめるガラスで構成してなる。

（ホ）作　用 上述の手段により放電によって水銀から発生した紫外線
は補強ガラスを透過して蛍光膜を励起する。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例を説明する。

第１図は本実施例における平面型蛍光灯の分解斜視図、
第２図（イ）（ロ）（ハ）は夫々、同平面型蛍光灯の平
面図、Ａ　−Ａ’断面図及びＢ　−Ｂ’断面図である。

図中、ｆｉ＋　１２１はその内面の全面に蛍光膜（３）
（４）が夫々形成されたＡ４サイズ（２７８＋ｍＸ１９
２■）の上下平板ガラスであり、上平板ガラス（１）の
上面は粗面加工されている。１５）は前記上下平板ガラ
ス間を所定間隔に保持する口字状の枠ガラスであり、上
下平板ガラスと共にガラス容器を構成する。

＋６１＋６１は断面コ字状の一対の放電々極であり、両
側には端部での放電促進のための補助電極（６ｍ）（６
ａ）・・・が夫々形成されると共に後述する補強ガラス
が嵌合するコ字状の切欠き（６ｂ）（６ｂ）・・・が形
成されている。＋７１＋７）・・・は前、記補助電陳に
夫々スポット溶接により接続され外部へ突出する断面り
字状のリード片であり、電気的機能の外に前記放電々極
を機械的に支持する機能をも有する。＋８１＋８１は第
６図に拡大して示す如く前記上下平板ガラス間の間隙に
等しい高さの角柱状の補強ガラスであり、前記放電々極
の切入き（Ｓｂ）（６ｂ）・・・にその端部が嵌合して
固定されると共に、その上下向は上下平板ガラス＋１１
（２）に接触してａ縮を防止する。尚、この補強ガラス
は石英ガラスで形成されている。

また、（９）は前記ガラス容器内部の空気を排気すると
共にアＩＸｌゴンガス及び水銀を流入せしめた後、その
先端が熱融着により密閉されるチップ管である。

次に上記平面型蛍光灯の組立て手順について説明する。

まず、予めその外面が粗面加工された上平板ガラス（１
）及び上平板カラス（２）の各内面に蛍光膜ｔ３１１４
）をスクリーン印刷する。

そして、上平板ガラス（２）上に一対の軟電々極（６）
（６）及び第４図に示す如くこの放電々極の切欠き（６
ｂ）（ｉｌｓｂ）・・・に嵌合する一対の補強ガラス（
８）１８）ｆｔ所定位置に械直する。尚、前記放電々極
の両側の補助電極（６ａ）（６ａ）Ｋは予めリード片＋
７１＋７＋・・・がスポット溶接により固定されている
と共に、補強ガラス＋８１　＋８１の表面には粗面ガニ
が弛されている。

欠に、上平板ガラス（２）上に枠ガラス（５）、チップ
管（９）及び上平板ガラス（１）全フリットガラスと共
に載置し、熱融着により密閉されたガラス容器を形成す
る。

最後にチップ管（９）より容器内の空気全排気すると共
にアルゴンガス及び水銀全流入せしめた後、その先端を
熱融着して密閉する。

上述の容器内圧おける、補強ガラス＋１３）＋３）の機
械的支持は第４図て示す如く切欠き（６ｂ）への嵌合の
みで行なわれており、上下平版ガラス＋１１　（２）に
フリットガラスンζより固定する必要がないためフリッ
トガラスのはみ出し等によＳ輝度ムラが発生することが
ない。

次に本実施例における補強ガラス１８）に用いた石英ガ
ラスの分光透過率曲線を第５図に示す。図示の如く石英
ガラスは蛍光体を勃起する水銀の共鳴線である紫外線（
２５３７Ａ）全７０％程度透過させている。従って、ガ
ラス容器内の放″屯によって水銀から発生する紫外線は
補強ガラス（８）を透過して補強ガラス（８）が対向す
る上下平板ガラス内面の蛍光膜（３＋　＋４）を勃起し
、この部分も発光するため従来例の如く発光面上の補強
ガラスが位置する部分の輝度が低下することがない。

次に第６図に本発明の他の実施例における補強ガラスの
拡大断面図を示す。本実施例における補強ガラスＵ印は
円筒状の石英ガラスに形成されており、その内面には蛍
光膜（１υが形成されている。また上平板ガラス（１）
内面の蛍光膜（３）には補強ガラスの直径と同程度の巾
で蛍光塗料の無塗布部じが形成されている。尚、上下平
板ガラスとの固定はフリットガラスによりなされる。

よって、水銀から発生する紫外線は補強ガラス＋１１１
を透過して蛍光膜（１１）を勃起するため補強ガラス内
部が発光する。ここで発光した光は補強ガラスｕｌを透
過し、無塗布部０及び上平板ガラス（１）を透過して外
部へ放射される。ここで、前記補強ガラス内からの光は
無塗布部ｔ１２１を通るため蛍光膜（３）にじゃ明され
ることはない。

従って、補強ガラス（１０）による輝度低下は更に抑え
られる。

第７図は更に本発明の一実施例を示し上下平板ガラス（
１１＜２１間の数ケ所に、円筒状の石英ガラスを上下平
板ガラス間の間隔と等しい兼さに切餅したもの′５ｒ：
補強ガラスｕ３０３・・・として配している。この補強
ガラスの内面には蛍光膜（１４１が形成されると共に、
補強ガラス（１３が上平板ガラス（１）に対向する部分
は蛍光塗料の無塗布部（１つとされている点は第６図と
同一である。

尚、補強ガラスの材質は石英ガラス以外でも水銀から発
生する紫外線を透過するものであれば良いことは明白で
ある。

（ト）発明の効果 上述の如く木キ叩に依れば、補強ガラスを紫外線を通過
せしめるガラスで構成することにより、上平板ガラス内
面や円筒状の補強ガラス内面等、従来、補強ガラスによ
り紫外線の照射がさえぎられていた部分をも発光させる
ことができるため、補強ガラスの使用による＃度の低下
が少なく発光面全体に亘って均一な輝度が跨られ、特に
液晶Ｔｖ１パーソナルコンピュータ或いはワードプロセ
ッサ等のディスプレイデバイスのバックライトとして有
効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における平面型蛍光灯の分解
斜視図、第２図（イ）（ロ）（ハ）は夫々、平面型蛍光
灯の平面図、Ａ−Ａ’断面図及びＢ−Ｂ’Ｖｆｒ血図、
第６図は補強ガラスの拡大断面図、第４図は補強ガラス
の取付構造を示す要部斜視図、第５図は石英ガラスの分
光透過率曲線を示す図、第６図及び第７図は夫々、本発
明の他の実施例Ｖこおける補強ガラスの拡大１防面図で
ある。 ＋１）（２１・・・上下平板ガラス、（３）１４）ｌ’
ｌｌｌ　（１滲・・・蛍光膜、（８）ｉｌｌ（１３・・
・補強ガラス、（６１（６１・・・放電々喰。 第２図 第３図 第４図 第５図 彼＆（Ａ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）内面に蛍光膜が形成された一対の平板ガラスが所
   定間隔をもつて対向するガラス容器内に、一対の放電々
   極及び前記一対の平板ガラス間の間隔と略同一の高さを
   有する補強ガラスを配置してなる平面型蛍光灯において
   、前記補強ガラスを水銀の共鳴線である紫外線を透過せ
   しめるガラスで構成してなる平面型蛍光灯。
2. （２）前記、補強ガラスは円筒状で且つその内面に蛍光
   膜が形成されてなる特許請求の範囲第１項記載の平面型
   蛍光灯。
3. （３）前記補強ガラスは石英ガラスである特許請求の範
   囲第１項及び第２項記載の平面型蛍光灯。