JPS6323181A

JPS6323181A - 現像装置

Info

Publication number: JPS6323181A
Application number: JP16733186A
Authority: JP
Inventors: Sakae Ishikawa; 栄石川
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-07-16
Filing date: 1986-07-16
Publication date: 1988-01-30
Anticipated expiration: 2011-08-07
Also published as: JP2521666B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は複写機の現像装置に関し、特に現像剤の回収部
を備えた現像装置に関する。

（従来技術）周知のように、感光体等の画像担持体に形成された静電
潜像は現像装置によって可視像処理が行なわれる。

そして、このような可視像処理に用いられる現像装置の
ひとつに、磁気ブラシ現像装置があり、この装置は、ケ
ーシング内において感光体と対向する磁気ブラシ形成用
の現像ローラーと、この現像ローラーの下部に位置し、
ケーシング内の現像剤を攪拌しながらこの攪拌によって
帯電した現像剤を現像ローラーに汲上げるパドルホイー
ルと。

このパドルホイールによって汲上げられて現像スリーブ
表面に付着している現像剤の層厚を規制するドクターと
、可視化処理後、現像ローラー上に残存している現像剤
を掻き取る回収ブレードとを備えている。

ところでこのような現像装置に用いられている現像剤は
使用している間に経時変化を起こし、トナー粒子の電気
抵抗、極性、帯電量、誘電率および磁気特性など現像工
程において要求される特性が劣化してしまうので、この
ようなときには現像剤の回収が行なわれる。

このため従来では、例えば、ケーシングの底部に形成さ
れた開口に、この開口を開閉するシャッターを設け、現
像剤の回収時には、この開口の下部に現像剤の受は皿を
配置して前記シャッターを開放し、攪拌用パドルホイー
ルを回転させて受は皿に現像剤を落下させる構造や、ま
た、ケーシングの底部に回収現像剤の貯蔵部を形成し、
この貯蔵部内で回転する搬送スクリューを設け、この貯
蔵部の現像剤排出側に専用の回収ボトルを装着し、前記
搬送スクリューを手動で回転させて貯蔵部内の現像剤を
回収ボトルに向は搬送する構造が用いられていた。

しかしながらこのような構造では、現像剤の自然落下や
手動操作によって回収を行なうので、現像剤の回収に手
間がかかったり、また落下させる際には現像剤の飛散に
より現像装置周辺部が汚損されたり、また専用の受は皿
あるいは回収ボトルを必要とすることから、これらを設
置するスペースが要るので現像装置が大型化するという
問題があった。

（目　　　的）本発明の目的は従来の現像装置の問題に鑑み、比較的短
時間で現像剤の回収を終えることができ、また回収時に
現像剤の飛散も発生せず、かつ専用の受は皿や回収ボト
ルを設置するスペースも不要とできて装置自体の小型化
が可能となる現像装置を得るにある。

（構　　成）上記の目的を達成するため、本発明は、ケーシング内に
、感光体と対向する磁気ブラシ形成用の現像ローラーと
、この現像ローラーの下方に位置し回転駆動されること
によってケーシング内の現像剤を攪拌するパドルホイー
ルとを主要部として備えている複写機の現像装置におい
て、前記ケーシングにおけるパドルホイールの下部に現
像剤の回収用空間を形成するとともに、この空間内に。

回転可能であって、かつ、前記パドルホイールによって
回転駆動される態位と非駆動態位とに選択的に移動され
るスパイラル羽根をもつ現像剤回収装置を備え、この現
像剤回収装置により現像剤が前記回収空間から排出され
る側に、同現像装置の移動に連動して前記回収用空間の
現像剤排出側を開閉する蓋体を設けることを提案するも
のである。

以下、第１図から第５図について本発明の実施例の詳細
を説明する。

第１図は本発明による現像装置の断面図であり。

同図においてケーシング１は、感光体ドラムＤと対向す
る位置を開口され、内部に設けた仕切壁２によって、現
像槽ＩＡと補給槽ＩＢとに区切られている。

そして現像槽ＩＡには、前記開口の内側で感光体ドラム
Ｄと対向する磁気ブラシ現像ローラー３とこの現像ロー
ラー３の下部に位置する現像剤攪拌用のパドルホイール
４と、前記現像ローラー３の図示矢印の回転方向におけ
る感光体ドラムＤの上流側に位置して現像剤の層厚を規
制するドクター５と、図示しないが、現像剤濃度を検知
する濃度センサーが装備されている。

また補給槽ＩＢには、同補給槽ＩＢの上部に装着される
補給タンクＴから落下する補給現像剤、この場合は粉末
トナーのブリッジ現象を阻止するとともに、攪拌による
帯電を施すアジテータ−６と。

補給槽ＩＢと現像層ＩＡとの連通部に位置する回転可能
な補給ローラー７とを装備している。

一方、ケーシング１の現像槽ＩＡ側の底部には。

パドルホイール４の下部に相当する位置に、円筒を成す
周壁８ａで構成されて現像槽ＩＡと連通ずる空間をもつ
現像剤の回収室８が設けである。

この回収室８を形成している周壁８ａは、第２図示のよ
うに、長手方向の両端部をケーシング１の端壁ＩＡＩに
それぞれ固定されており、その端部の一方は回収室８に
連通ずる空間をもつ回収パイプ９と端壁ＩＡＩで対応し
ている１回収パイプ９は回収室８における現像剤の排出
側に位置し、長手方向の一端をケーシング１の端壁ＩＡ
Ｉに固定され、そして長手方向の他端にはエルボ１０を
介して導入パイプ１１が接続されている。導入パイプ１
１は第５図示のように、廃現像剤タンク１２に接続され
ている。

ところで、前述した回収室８の内部には、その長手方向
を軸方向とする現像剤回収装置１３が装置されている。

すなわち、現像剤回収装置１３は、第２図示のように、
ケーシング１の端壁ＩＡＩの一方を貫通してパドルホイ
ール４の軸方向と並行する軸１３Ａを備え、この軸１３
Ａは、端壁ＩＡＩに装着されたシール材１４内に挿入さ
れて片持状でかつ１回転可能に支持されている。

そしてこの軸１３Ａは軸方向に移動でき、端壁ＩＡＩか
ら図において左方に突出する位置にパドルホイール４の
駆動歯車４Ａと噛合可能な従動歯車１５が固定され、こ
の従動歯車１５と端壁ＩＡＩ内のりテープ１６との間に
位置する圧縮ばね１７により、従動歯車１５を介してこ
の従動歯車１５が平生駆動歯車４Ａに噛合わないよう付
勢されている。

また、軸１３Ａにおける従動歯車重５を有する側の端部
には、下向り字状の操作ハンドル１８が嵌込まれてねじ
止めされている。そして、この軸１３Ａには１回収室８
と回収パイプ９の末端に至る範囲の局面にスパイラル羽
根１９が固定され、同回収パイプ９の末端に対応する端
部に回収パイプ９を塞ぎ得る大きさの蓋体２０がねじ止
めされている。

従って、この軸１３Ａは、圧縮ばね１７の付勢により１
通常は第２図示のように、パドルホイール４の駆動歯車
４Ａと従動歯車１５とが噛合わない非駆動態位でかつ、
蓋体２０によって回収パイプ９の開口を塞ぐ態位に設定
されている。

一方、前記した操作ハンドル１８は、従動歯車１５が駆
動歯車４Ａに噛合っている状態を示す第４図のように、
軸１３Ａを内部に挿入している角軸１８ａとこの角軸端
部で垂下する把持部１８ｂとを有し、角軸１８ａには、
位置制御部材２１が側方から対応している。

すなわち１位置制御部材２１は、第４図示のように、端
壁ＩＡ１（第２図参照）に対して直立させて固定されて
いるスタッド２１Ａと、このスタッド２１Ａに形成され
た鍔２１Ｂと側壁ＩＡＩとにはさまれて前記角軸１８ａ
を横断する向きに摺動可能に支持されている制御板２１
Ｃとで構成されており、スタッド２１Ａと制御板２１Ｃ
の折曲片とに掛けた引張ばね２１０によって先端に形成
された二股部を角軸１８ａの上下面に進入させるように
付勢されている。

この制御板２ＩＣの二股部が進入する側の角軸１８ａ表
面には、制御板２１Ｇが嵌合するスリット１８ａｌが形
成してあり、このスリット１８ａ工は、圧縮ばね１７の
付勢に抗して従動歯車１５を駆動歯車４Ａに噛合させる
駆動態位に軸１３Ａを保持しておくものである。

そして操作ハンドル１８の把持部１８ｂの移動通路には
、スリット１８ａ工に対して制御板２１Ｃが係合したこ
とを検知するセンサーＳが設けてあり、このセンサーＳ
はパドルホイール４の駆動歯車４Ａに対する駆動回路（
図示されず）に接続されている。

なお、第４図において、符号２２は制御板２１Ｇをはさ
んで対向する位置で端壁ＩＡＩに固定されているガイド
板である。

本実施例は以上のような構造であるから、現像剤の非回
収時には、第２図示のように、軸１３Ａは圧縮ばね１７
の付勢によって従動歯車１５と駆動歯車４Ａとの噛合い
を外す向きに移動するので、駆動歯車４Ａから現像剤回
収装置１３のスパイラル羽根１９への駆動伝達が行なわ
れないとともに、軸１３Ａに有する蓋体２０によって回
収パイプ９の末端が閉鎖される。従って、現像槽ＩＡ内
の現像剤は回収室８内にも貯まるも１回収されないまま
である。

一方、現像剤の回収時には、操作ハンドル１８を、圧縮
ばね１７の付勢に抗して位置制御部材２１の制御板２１
Ｃが角軸１８ａのスリット１８ａ１に係合してラッチさ
れるまで押し込む。

すると、第３図に示すように、軸１３Ａに有する蓋体２
０は回収パイプ９の末端を開放するとともに、従動歯車
１５が駆動歯車４Ａに噛合し、ここにパドルホイール側
から現像剤回収装置１３に対する駆動伝達経路が形成さ
れる。そしてこのとき、操作ハンドル１８の把持部１８
ｂがセンサーＳに対応することにより、このセンサーＳ
を介して駆動歯車４Ａの回転始動制御が行なわれる。従
って、現像剤回収装置１３のスパイラル羽根１９が回転
して回収室８内の現像剤を回収パイプ９の末端に向は移
送し、ここに、現像剤は導入パイプ１１を介して廃現像
剤タンク１２に回収される。

また、この現像剤回収の状態を中止させたいとき、ある
いはその状態が終了したときには、位置制御部材２１の
制御板２１Ｃ（第４図参照）を、引張ばね２１０の付勢
に抗して引くことにより軸１３Ａを圧縮ばね１７の付勢
により第２図示の態位に復帰させる。

（効　　果）以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現像
槽下部に現像剤回収部を設け、この回収部に廃現像剤収
容部に対して現像剤を移送することのできる現像剤回収
装置を設け、さらに、同装置の回収時と非回収時とで現
像槽と廃現像剤収容部との接断を行なえるようにしたの
で、現像槽に対して回収現像剤の受は皿あるいは回収ボ
トルを近接させて設ける必要がなくなり、しかも、回収
時と非回収時とにおいて回収装置を駆動させるための切
換もオペレータにより直接行なうことができるので、誤
操作の虞れも少なくなるとともに、特別なりラッチ機構
を要しない分だけ装置の小型化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による現像装置の断面図、第２．３図は
本発明による現像装置の要部断面図、第４図は本発明に
よる現像装置の要部斜視図、第５図は本発明による現像
装置の説明図である。１・・・ケーシング、３・・・現像ローラー、４・・・
パドルホイール、４Ａ・・・駆動歯車、８・・・回収室
、１３・・・現像剤回収装置、１３Ａ・・・軸、１５・
・・従動歯車、１７・・・圧縮ばね、１８・・・操作ハ
ンドル、１９・・・スパイラル羽根、２０・・・蓋体、
２１・・・位置制御部材。

Claims

【特許請求の範囲】

ケーシング内に、感光体と対向する磁気ブラシ形成用の
現像ローラーと、この現像ローラーの下方に位置し、回
転駆動されることによってケーシング内の現像剤を攪拌
するパドルホイールとを主要部として備えている複写機
の現像装置において、前記ケーシングにおける前記パド
ルホイールの下部に現像剤の回収用空間を形成するとと
もに、この空間内に、回転可能であって、かつ、前記パ
ドルホイールと同方向の軸方向で、同パドルホイールに
よって回転駆動される態位と非駆動態位とに選択的に移
動できるスパイラル羽根をもつ現像剤回収装置を備え、
この現像剤回収装置により現像剤が前記回収用空間から
排出される側に、同現像剤回収装置の移動に連動して前
記回収用空間の現像剤排出側を開閉する蓋体を設けて成
る複写機の現像装置。