JPS63231582A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像、例えば明暗分布を他の画像。

例えば明暗急変点（いわゆるエツジ）分布に変換する画
像処理装置に係り、とくに１画像走査にしたがって順次
入力される画像情報を受けて注目領域の近傍情報にもと
づいて注目領域のデータの変換を行う局所並列処理に好
適な画像処理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、物体認識のための画像処理は、例えば１９８３年
５月発行の「センサ技術Ｖｏ１．３　、　Ｎｏ。

５」の第５６頁〜第６３頁に記載されている。この種の
画像処理において、その画像中の局所並列処理は注目領
域とその周辺領域の結合を演算により行っていた。たと
えば、第７図に示す画像Ａ中の局部領域Ａ１の注目領域
Ｏの変換データｇｏ　を計算するために自身のデータｆ
ｏ及びその周辺領域（画素ピクセルと呼ぶ）のデータｆ
１〜ｆ８を用いて次式（１）の計算を行っていた。

ｇ　ｏ　＝　ａ　ｏ　ｆ　ｏ　　＋　ａ　１　ｆ　ｔ　
　＋ａ　ｚ　ｆ　２　　＋　−＋　ａ　ｓ　ｆ　ａ・・
・・・・（１） をだし、ａｏ””ａδは定数である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このため、上記従来の技術では多数の乗算器と加算器が
必要となり、必要な処理を一つのパンケージ、例えば半
導体素子に実装することができなかったにのため、画像
処理装置の部品点数が増えサイズが大きくなること、ま
た、多数の素子をディジタル回路特有の遅延を考慮しな
がら結合するため、プログラムが複雑になるなどの欠点
があった。とくに、上記欠点は５局所並列演算を複合し
て動画像処理システムを構成する場合には、システムの
ハード設計、ソフト製作の画面にわたり極めて大きな作
業を発生させていた。

また、乗算、加算のディジタルロジックは複雑であるた
め、遅延時間の管理に大がかりな方策を要し、ユーザが
利用目的に応じて、画像処理装置自体を改訂することが
極めて困難であった。

本発明の目的は、内部的または外部的にｍ純な局所並列
処理型の画像処理装置に提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、一定の大きさの画像面を順次走査
し、全領域に一様な処理を施す画像処理装置において、
所定の注目領域の幅に対応する数の走査線長さに対応す
る遅延時間を有する遅延手段と、注目領域の面積に対応
する数を記憶する一時記憶手段と、注目領域の面積に対
応する長さのデータを画像分階調に対応する量だけ記憶
する容量を持つ記憶手段と単一のデータの固定重みつき
加算を行う演算手段とを有する変換結合手段と。

演算手段の出力を受けて画像データの階調に対応する長
さのデータを画像諧調に対応する量だけ記憶する容量を
持つ記憶手段から出力変換手段とで構成することにより
達成される。

〔作用〕

順次入力される所定の注目領域の画像は遅延ユニットを
通して一時記憶素子に記憶され、その後変換結合手段お
よび出力変換手段によって、１人力１出カモジュールと
して局所並列画像処理される。これにより、ハードロス
トおよび組込設計のコストを低下させることができる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は本発明の装置の一実施例を示すもので、この実
施例は両面肖り２５６定査、１走査当り２５６画禦、２
５６階調の固定サイズ画像を、走査にしたがって順次３
×３の領域にしたがって処理する場合について述べるが
、この設定が本質的な制約を与えないことは明らかであ
る。

本発明の装置では、入力画像データ■は遅延ユニット１
を通って３本の流れに分割される。ここで、遅延ユニッ
ト１は例えば第２図に示すように２５３パイ１への先入
先出方式の２個のメモリＬＡ。

ＩＢを用いて実現される。この遅延ユニット１は所定の
注目領域の幅に対応する数の走査線長さに対応する遅延
時間を有している。遅延ユニット１の出力データは９個
の１バイト長の一時記憶素子２に格納される。

一時記憶索子２は注目領域の面積に対応する数を記憶す
るものであり、変換結合手段３に接続されている。変換
結合手段３は出力変換手段にそれぞれ接続されている。

前述した変換結合手段３は、注目領域の面積に対応する
長さのデータを画像分階調に対応する量だけ記憶する容
量をもつ記憶手段と、単一のデータの固定重みつき加算
を行う演算手段とを備えており、具体的には第３図に示
すようにレジスタ３Ａ、テーブル３Ｂおよび演算器３Ｃ
で構成されている。演算器３Ｃは第４図に示すように加
算器４０．最大値選択器４１．セレクタ４２によって構
成されている。

前述した変換結合手段３のテーブル３Ｂ及び出力変換手
段４はそれぞれ、第５図に示すように。

いわゆるルックアップテーブル（参照テーブル）により
実現される。ここで、参照テーブルは、入力データをア
ドレスとして内容を検索し、その内容を応答するもので
、あらかじめ入力に対する出力を逆−記入しておくこと
により、例えば正負符号逆転、スケール変換（定数倍）
、ヌル変換（０出力）、２値変換（Ｏあるいは２５５の
選択）。

出力制限（Ｏ〜１２８への変換）、など、任意のネット
ワーク結合機能を表現することができる。

次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を説明する
。

本発明の装置は画面走査にしたがって順次入力される画
像情報を受けて、注目領域の近傍情報にもとづいて局所
並列処理により注目領域のデータの変換を行う。また局
所並列処理は固定トポロジー型可変結合ネットワークと
して実現する。具体的には順次入力される画像情報は遅
延ユニット１を通して一時記憶素子２に記憶される。こ
の一時記憶素子２に記憶された情報は変換結合手段３に
おけるテーブルによる任意のネットワーク結合機能によ
り局所並列演算を実行する。

なお上述の実施例においては変換結合手段３を構成する
演算器３Ｃを、加算器４０のみで構成することも可能で
ある。

第６図は本発明の装置の他の実施例を示すもので、この
図において第１図と同符号のものは同一部分であるにの
実施例は周囲の８画素中の４画素のみを注目領域とした
局所並列演算を実現するために、一時記憶素子２の接続
を変えたものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、順次入力される画像を順次出力する局
所並列型画像処理を１人力１出カモジュールとして実現
できるのでハードコスト及び、組込設計のコストが低下
する。また、本装置の内部データ流れは遅延参照のＰｉ
ｘｅｌ演算のみで定型（単純）化されているため用途に
応じた追加。変更が容易であり、システム開発コストが
低下する効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例を示す図、第２図は本
発明の装置を構成する遅延ユニットの構成図、第３図は
本発明の装置を構成する変換結合手段の構成図、第４図
は第３図に示す変換結合手段を構成する演算器の構成図
、第５図は第３図に示す変換結合手段を構成するテーブ
ルおよび出力変換手段の一例を示す図、第６図は本発明
の装置の他の実施例を示す図、第７図は従来における画
像中の局部領域を示す説明図である・ １°°゛遅延ユニツト、２・・・一時記憶手段、３・・
・変換結合手段、４・・・出力変換手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一定の大きさの画像面を順次走査し、全領域に一様
   な処理を施す画像処理装置において、所定の注目領域の
   幅に対応する数の走査線長さに対応する遅延時間を有す
   る遅延手段と、注目領域の面積に対応する数を記憶する
   一時的記憶手段と、注目領域の面積に対応する数の、画
   像データの階調に対応する長さのデータを画像階調に対
   応する量だけ記憶する容量を持つ記憶手段と単一のデー
   タの固定重みつき加算を行う演算手段とを有する変換結
   合手段と、演算手段の出力を受けて、画像データの階調
   に対応する長さのデータを画像階調に対応する量だけ記
   憶する容量を持つ記憶手段から残る出力変換手段とを備
   えたことを特徴とする画像処理装置。