JPS63230960A - スタ−タ - Google Patents
スタ−タInfo
- Publication number
- JPS63230960A JPS63230960A JP6324087A JP6324087A JPS63230960A JP S63230960 A JPS63230960 A JP S63230960A JP 6324087 A JP6324087 A JP 6324087A JP 6324087 A JP6324087 A JP 6324087A JP S63230960 A JPS63230960 A JP S63230960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- motor
- starter
- shift lever
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000007858 starting material Substances 0.000 title claims abstract description 28
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、内燃機関を始動させるために使用するスター
タに関するものである。
タに関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点]一般に
、この種のスタータにおいては、スタータモータからの
出力回転軸にピニオンギアを軸芯方向移動自在にスプラ
イン嵌合せしめ、該ピニオンギアを、シフトレバ−の進
退揺動によって、内燃機関側のリングギアに対する噛合
−解除を行うようにしたものがある。しかるに従来、こ
のシフトレバ−の進退揺動は、励磁コイルを備えたマグ
ネットスイッチのプランジャ移動によって行っていたが
、このマグネットスイッチは、励磁コイルから離れてい
るプランジャの初期移動を行わしめるため、大きな電源
電流が必要になるうえに、プランジャは、移動して励磁
コイルに近づくほど大きな吸引力を受けて移動速度が速
くなって、ピニオンギアとリンクギアとの噛合時の衝撃
が大きくなってし、まうという欠点がある。そこで実開
昭60−30364号公報に示す如く、シフトレバ−の
進退揺動をシフト用モータの駆動によって行うようにし
たものがある。しかるにこのものは、シフト用モータの
出力軸をそのまま螺子軸とし、該螺子軸にコンタクトシ
フトを螺合したものであるから、ビニオンギアがリング
ギアに噛合せずに接当した場合の反力によってシフト用
モータに対して逆回転の負荷が直接的に加わり、これに
打ち勝つためにはトルクの高い大型のシフト用モータを
用いる必要がある。しかもモータは、ピニオンギア側か
らの負荷によってモータが逆回転しないよう、前記ギア
の噛合後であっても通電状態のままにしなければならず
、このためシフト用モータは、通電はされているが回動
しないというロック状態となり。
、この種のスタータにおいては、スタータモータからの
出力回転軸にピニオンギアを軸芯方向移動自在にスプラ
イン嵌合せしめ、該ピニオンギアを、シフトレバ−の進
退揺動によって、内燃機関側のリングギアに対する噛合
−解除を行うようにしたものがある。しかるに従来、こ
のシフトレバ−の進退揺動は、励磁コイルを備えたマグ
ネットスイッチのプランジャ移動によって行っていたが
、このマグネットスイッチは、励磁コイルから離れてい
るプランジャの初期移動を行わしめるため、大きな電源
電流が必要になるうえに、プランジャは、移動して励磁
コイルに近づくほど大きな吸引力を受けて移動速度が速
くなって、ピニオンギアとリンクギアとの噛合時の衝撃
が大きくなってし、まうという欠点がある。そこで実開
昭60−30364号公報に示す如く、シフトレバ−の
進退揺動をシフト用モータの駆動によって行うようにし
たものがある。しかるにこのものは、シフト用モータの
出力軸をそのまま螺子軸とし、該螺子軸にコンタクトシ
フトを螺合したものであるから、ビニオンギアがリング
ギアに噛合せずに接当した場合の反力によってシフト用
モータに対して逆回転の負荷が直接的に加わり、これに
打ち勝つためにはトルクの高い大型のシフト用モータを
用いる必要がある。しかもモータは、ピニオンギア側か
らの負荷によってモータが逆回転しないよう、前記ギア
の噛合後であっても通電状態のままにしなければならず
、このためシフト用モータは、通電はされているが回動
しないというロック状態となり。
そこで整流部等のモータ部品をこれに耐えるよう通常の
ものに比して過剰品質のものにする必要があって、コス
トアップしてしまう許りでなく、シフト用モータ自体が
さらに大型化してしまうなどの欠点があり問題となる。
ものに比して過剰品質のものにする必要があって、コス
トアップしてしまう許りでなく、シフト用モータ自体が
さらに大型化してしまうなどの欠点があり問題となる。
[問題を解決するための手段]
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠;慨を一掃
することができるスタータを提供することを目的として
創案されたものであって、スタータモータからの出力回
転軸に軸芯方向移動自在にスプライン嵌合されるピニオ
ンギアを、シフトレバ−の進退揺動で、内燃機関側のリ
ングギアに対する噛合−解除を行うようにしたスタータ
において、前記シフトレバ−の基端部が連結されるコン
タクトシフトを、シフト用モータから減速部を経由した
出力軸にヘリカルスプライン嵌合せしめ、コンタクトシ
フトのヘリカルスプラインに従った軸芯方向の移動でシ
フトレバ−の進退揺動を行うように構成したことを特徴
とするものである。
することができるスタータを提供することを目的として
創案されたものであって、スタータモータからの出力回
転軸に軸芯方向移動自在にスプライン嵌合されるピニオ
ンギアを、シフトレバ−の進退揺動で、内燃機関側のリ
ングギアに対する噛合−解除を行うようにしたスタータ
において、前記シフトレバ−の基端部が連結されるコン
タクトシフトを、シフト用モータから減速部を経由した
出力軸にヘリカルスプライン嵌合せしめ、コンタクトシ
フトのヘリカルスプラインに従った軸芯方向の移動でシ
フトレバ−の進退揺動を行うように構成したことを特徴
とするものである。
そして本発明は、この構成によって、シフトレバ−の進
退移動を、シフト用モータの駆動によって行うようにし
たものでありながら、シフト用モータの小型化が可能で
、しかもギア噛合後、シフト用モータを停止したとして
も、該シフト用モータが逆回転してしまうことがない様
にしたものである。
退移動を、シフト用モータの駆動によって行うようにし
たものでありながら、シフト用モータの小型化が可能で
、しかもギア噛合後、シフト用モータを停止したとして
も、該シフト用モータが逆回転してしまうことがない様
にしたものである。
[実施例]
次に1本発明の一実施例を図面に基づいて説明する6図
面において、1はスタータモータのケース体であって、
該ケース体1には出力回転軸2の先端部が回動自在に軸
承されているが、この出力回転軸2の中間部には一方向
回転クラッチ3のクラッチインナが軸芯方向移動自在に
スプライン嵌合されている。また一方向回転クラッチ3
のクラッチアウタにはピニオンギア6が一体的に設けら
れている。そしてピニオンギア6は、一方向回転クラッ
チ3と共に内燃機関側のリングギア8に噛合する位置と
これが解除される位置とに自在に変位できるようになっ
ている。
面において、1はスタータモータのケース体であって、
該ケース体1には出力回転軸2の先端部が回動自在に軸
承されているが、この出力回転軸2の中間部には一方向
回転クラッチ3のクラッチインナが軸芯方向移動自在に
スプライン嵌合されている。また一方向回転クラッチ3
のクラッチアウタにはピニオンギア6が一体的に設けら
れている。そしてピニオンギア6は、一方向回転クラッ
チ3と共に内燃機関側のリングギア8に噛合する位置と
これが解除される位置とに自在に変位できるようになっ
ている。
一方、4はスタータモータであって、該スタータモータ
4のモータ軸4aは、前記出力回転軸2の基端部と遊星
ギア機構5を介して同軸ではあるが減速的に連動連結さ
れている。そして後述するようにピニオンギア6が噛合
位置に位置した状態でスタータモータ4が駆動すると、
モータ軸4a、遊星ギア機構5、出力回転軸2、一方向
回転クラッチ3を経てピニオンギア6が回動し、これに
よってリングギア8が強制回動せしめられて内燃機関の
始動を行うようになっている。尚、内燃機関が始動した
際に、一方向回転クラッチ3により内燃機関側の回転力
がスタータモータ4側に伝達するのを防止するようにな
っている。
4のモータ軸4aは、前記出力回転軸2の基端部と遊星
ギア機構5を介して同軸ではあるが減速的に連動連結さ
れている。そして後述するようにピニオンギア6が噛合
位置に位置した状態でスタータモータ4が駆動すると、
モータ軸4a、遊星ギア機構5、出力回転軸2、一方向
回転クラッチ3を経てピニオンギア6が回動し、これに
よってリングギア8が強制回動せしめられて内燃機関の
始動を行うようになっている。尚、内燃機関が始動した
際に、一方向回転クラッチ3により内燃機関側の回転力
がスタータモータ4側に伝達するのを防止するようにな
っている。
また、7はケース体1に設けたシフト用モータであるギ
ヤドモータであって、該ギヤドモータ7は内蔵する減速
機構(図示せず)によって出力軸7aの回転がモータ回
転数に対して大きく減速されるものであるが、該出力軸
7aには多条のヘリカルスプライン溝7bが刻設されて
いる。このヘリカルスプライン溝7bには、コンタクト
シフト9がヘリカルスプライン嵌合されているが、この
コンタクトシフト9の先端側は、ケース1から突出した
支持棒10が摺動自在に嵌合して支持されている。さら
にコンタクトシフト9には、ギヤドモータ7側にコンタ
クトプレート11が軸芯方向摺動自在に、また反対側に
取付筒12が一体的に設けられている。この取付筒12
にはシフトレバ−13の一端部がピン13aによって揺
動自在に軸支されているが、このピン13aが、支持棒
10に形成の溝部10aを貫通しており、これによって
、コンタクトシフト9の軸芯回りの回動規制をするよう
に構成されている。一方、前記シフトレバ−13の中間
部13bは、−側が遊星ギア機構5のリングギア5aか
ら突設した支持片5bが接当し、また他側がケース体1
の端部1bが接当することによって両側が転勤自在に支
持されていて、ここを支点として揺動するようになって
いるものであるが、さらにシフトレバ−13の他端部は
、一方向回転クラッチ3部に形成したシフト溝3aに係
合している。そして後述するようにギヤドモータ7が駆
動し、コンタクトシフト9がヘリカルスプラインによっ
てギヤドモータ7側に強制移動せしめられた場合に、シ
フトレバ−13は、前記中間部13bを支点に揺動して
一方向回転クラッチ3とともにピニオンギア6を、リン
グギア8に噛合する側に移動せしめるようになっている
。しかもこのコンタクトシフト9がギヤドモータ7側に
移動することによって。
ヤドモータであって、該ギヤドモータ7は内蔵する減速
機構(図示せず)によって出力軸7aの回転がモータ回
転数に対して大きく減速されるものであるが、該出力軸
7aには多条のヘリカルスプライン溝7bが刻設されて
いる。このヘリカルスプライン溝7bには、コンタクト
シフト9がヘリカルスプライン嵌合されているが、この
コンタクトシフト9の先端側は、ケース1から突出した
支持棒10が摺動自在に嵌合して支持されている。さら
にコンタクトシフト9には、ギヤドモータ7側にコンタ
クトプレート11が軸芯方向摺動自在に、また反対側に
取付筒12が一体的に設けられている。この取付筒12
にはシフトレバ−13の一端部がピン13aによって揺
動自在に軸支されているが、このピン13aが、支持棒
10に形成の溝部10aを貫通しており、これによって
、コンタクトシフト9の軸芯回りの回動規制をするよう
に構成されている。一方、前記シフトレバ−13の中間
部13bは、−側が遊星ギア機構5のリングギア5aか
ら突設した支持片5bが接当し、また他側がケース体1
の端部1bが接当することによって両側が転勤自在に支
持されていて、ここを支点として揺動するようになって
いるものであるが、さらにシフトレバ−13の他端部は
、一方向回転クラッチ3部に形成したシフト溝3aに係
合している。そして後述するようにギヤドモータ7が駆
動し、コンタクトシフト9がヘリカルスプラインによっ
てギヤドモータ7側に強制移動せしめられた場合に、シ
フトレバ−13は、前記中間部13bを支点に揺動して
一方向回転クラッチ3とともにピニオンギア6を、リン
グギア8に噛合する側に移動せしめるようになっている
。しかもこのコンタクトシフト9がギヤドモータ7側に
移動することによって。
コンタクトプレート11がケース体1に設けたターミナ
ルプレート14に接当してスタータモータ4の電源回路
が閉じ、スタータモータ4が駆動して内燃機関の始動を
行うようになっている。尚、15はコンタクトプレート
11を付勢する弾機である。
ルプレート14に接当してスタータモータ4の電源回路
が閉じ、スタータモータ4が駆動して内燃機関の始動を
行うようになっている。尚、15はコンタクトプレート
11を付勢する弾機である。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、内燃機
関の始動は、前述したようにスタータスイッチをON作
動して、ギヤドモータ7を駆動せしめると、コンタクト
シフト9が移動してシフトレバ−13を揺動させ、ピニ
オンギア6をリングギア8に噛合するよう変位させ、こ
れに追随するスタータモータ4の駆動で成されることに
なる。
関の始動は、前述したようにスタータスイッチをON作
動して、ギヤドモータ7を駆動せしめると、コンタクト
シフト9が移動してシフトレバ−13を揺動させ、ピニ
オンギア6をリングギア8に噛合するよう変位させ、こ
れに追随するスタータモータ4の駆動で成されることに
なる。
この様に、本発明においては、コンタクトシフト9の変
位に伴うシフトレバ−13の進退揺動によってピニオン
ギア6をリングギア8に噛合せしめるよう移動させるも
のであるが、この場合に、コンタクトシフト9の変位は
モータを用いて、円滑で衝撃が生じないように行ってい
る。しがもこのモータは、減速比の大きいギヤドモータ
7を用いているため、モータ7自体、低トルク高回転の
ものを使用できることとなり、軽量小型化が可能となる
。
位に伴うシフトレバ−13の進退揺動によってピニオン
ギア6をリングギア8に噛合せしめるよう移動させるも
のであるが、この場合に、コンタクトシフト9の変位は
モータを用いて、円滑で衝撃が生じないように行ってい
る。しがもこのモータは、減速比の大きいギヤドモータ
7を用いているため、モータ7自体、低トルク高回転の
ものを使用できることとなり、軽量小型化が可能となる
。
しかもこの場合に、ギヤドモータ7がらの出力軸7aは
減速される結果、トルクは高くなるものの低速回転する
こととなって迅速な噛合が行われなくなる惧れがある。
減速される結果、トルクは高くなるものの低速回転する
こととなって迅速な噛合が行われなくなる惧れがある。
しかるに本発明では、コンタクトシフト9は、出力軸7
aに対して、従来の如く螺子嵌合ではなくへりカルスプ
ライン嵌合をし、これに基づいて変位することとなるた
め、出力軸7aの低速回転を充分に補うことができて。
aに対して、従来の如く螺子嵌合ではなくへりカルスプ
ライン嵌合をし、これに基づいて変位することとなるた
め、出力軸7aの低速回転を充分に補うことができて。
移動が迅速で、ピニオンギア6のスピーディな噛合作動
を行わしめることができる。
を行わしめることができる。
しかもギヤドモータ7の出力軸7aは、減速されたもの
である結果、外力でこれを回転させるには大きな力を必
要とし、事実上は廻しいものである。従ってギヤドモー
タ7を、内燃機関の始動時において、ピニオンギア6が
リングギア8に噛合した状態のままで停止せしめた場合
に、ギヤドモータ7が、シフトレバ−13側からの外力
によって逆回転し、ピニオンギア6の噛合が解除されて
しまうようなことが阻止される。このためギヤドモータ
7を、ピニオンギア6が噛合した段階から、内燃機関始
動後、ピニオンギア6の噛合を解除するまでの間、電源
を切って停止せしめるよう制御させることができ、これ
によってモータ7の通電をしたままでのロック状態が回
避されて、整流部等のモータ部品の信頼性を必要以上に
高いものによる必要もなく、もってギヤドモータ7の小
型軽量化ができ、しかもこれによって両モータ4,7間
の軸間距離を小さくし得て、スタータ自身の構造の簡略
化は勿論、組付は性、信頼性の向上が計れると共に軽量
コンパクト化に大いに寄与できるうえ、コストダウンも
できることになる。
である結果、外力でこれを回転させるには大きな力を必
要とし、事実上は廻しいものである。従ってギヤドモー
タ7を、内燃機関の始動時において、ピニオンギア6が
リングギア8に噛合した状態のままで停止せしめた場合
に、ギヤドモータ7が、シフトレバ−13側からの外力
によって逆回転し、ピニオンギア6の噛合が解除されて
しまうようなことが阻止される。このためギヤドモータ
7を、ピニオンギア6が噛合した段階から、内燃機関始
動後、ピニオンギア6の噛合を解除するまでの間、電源
を切って停止せしめるよう制御させることができ、これ
によってモータ7の通電をしたままでのロック状態が回
避されて、整流部等のモータ部品の信頼性を必要以上に
高いものによる必要もなく、もってギヤドモータ7の小
型軽量化ができ、しかもこれによって両モータ4,7間
の軸間距離を小さくし得て、スタータ自身の構造の簡略
化は勿論、組付は性、信頼性の向上が計れると共に軽量
コンパクト化に大いに寄与できるうえ、コストダウンも
できることになる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるもので無いことは
勿論であって、要は、スタータモータからの出力回転軸
に軸芯方向移動自在にスプライン嵌合されるピニオンギ
アを、シフトレバ−の進退揺動で、内燃機関側のリング
ギアに対する噛合−解除を行うようにしたスタータにお
いて、前記シフトレバ−の基端部が連結されるコンタク
トシフトを、シフト用モータから減速部を経由した出力
軸にヘリカルスプライン嵌合せしめ、コンタクトシフト
のヘリカルスプラインに従った軸芯方向の移動でシフト
レバ−の進退揺動を行うように構成したものであれば良
いのであり、従って、例えば減速部はシフト用モータに
内蔵されるものである必要は無く、別体であっても良く
、出力軸におけるヘリカルスプラインは、直接刻設して
も、またヘリカルスプライン溝が形成されたものを取付
けても良いものである。
勿論であって、要は、スタータモータからの出力回転軸
に軸芯方向移動自在にスプライン嵌合されるピニオンギ
アを、シフトレバ−の進退揺動で、内燃機関側のリング
ギアに対する噛合−解除を行うようにしたスタータにお
いて、前記シフトレバ−の基端部が連結されるコンタク
トシフトを、シフト用モータから減速部を経由した出力
軸にヘリカルスプライン嵌合せしめ、コンタクトシフト
のヘリカルスプラインに従った軸芯方向の移動でシフト
レバ−の進退揺動を行うように構成したものであれば良
いのであり、従って、例えば減速部はシフト用モータに
内蔵されるものである必要は無く、別体であっても良く
、出力軸におけるヘリカルスプラインは、直接刻設して
も、またヘリカルスプライン溝が形成されたものを取付
けても良いものである。
[作用効果]
以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、シフトレバ−の進退揺動を、モータ駆動に伴う
コンタクトシフトの移動によって行うようにしたもので
ありながら、コンタクトシフトは、シフト用モータから
減速部を経由した出力軸にヘリカルスプライン嵌合する
ように構成されているので、減速による高トルク状態で
、しかもヘリカルスプラインによるスピーディな変位が
成されて、シフトレバ−の進退揺動に伴うピニオンギア
のリングギアへの噛合−解除作動を1円滑かつ確実に行
うことができる。しかもシフト用モータの外力による逆
回転は、減速部によって規制されることになり、従って
、内燃機関の始動時において、ピニオンギアが噛合した
段階から、内燃機関始動後、噛合解除をするまでの間、
電源を切って停止せしめたとしても、シフト用モータの
逆回転を有効に防止されることとなり、これによってシ
フト用モータの通電をしたままでのロック状態を回避し
得て、整流部等のモータ部品の信頼性を必要以上に高い
ものによる必要もなく、もってシフト用モータの小型軽
量化ができ、しかもこれによってスタータモータとシフ
ト用モータ間の軸間距離を小さくし得て、スタータ自身
の構造の簡略化は勿論1組付は性、信頼性の向上が計れ
ると共に軽量コンパクト化に大いに寄与できるうえ、コ
ストダウンもできることになる。
るから、シフトレバ−の進退揺動を、モータ駆動に伴う
コンタクトシフトの移動によって行うようにしたもので
ありながら、コンタクトシフトは、シフト用モータから
減速部を経由した出力軸にヘリカルスプライン嵌合する
ように構成されているので、減速による高トルク状態で
、しかもヘリカルスプラインによるスピーディな変位が
成されて、シフトレバ−の進退揺動に伴うピニオンギア
のリングギアへの噛合−解除作動を1円滑かつ確実に行
うことができる。しかもシフト用モータの外力による逆
回転は、減速部によって規制されることになり、従って
、内燃機関の始動時において、ピニオンギアが噛合した
段階から、内燃機関始動後、噛合解除をするまでの間、
電源を切って停止せしめたとしても、シフト用モータの
逆回転を有効に防止されることとなり、これによってシ
フト用モータの通電をしたままでのロック状態を回避し
得て、整流部等のモータ部品の信頼性を必要以上に高い
ものによる必要もなく、もってシフト用モータの小型軽
量化ができ、しかもこれによってスタータモータとシフ
ト用モータ間の軸間距離を小さくし得て、スタータ自身
の構造の簡略化は勿論1組付は性、信頼性の向上が計れ
ると共に軽量コンパクト化に大いに寄与できるうえ、コ
ストダウンもできることになる。
図面は、本発明に係るスタータの実施例を示したもので
あって、第1図はスタータの要部断面正面図、第2図は
同じく要部断面平面図である。 図中、1はケース体、2は出力回転軸、4はスタータモ
ータ、6はピニオンギア、7はギヤドモータ、7aは出
力軸、7bはヘリカルスプライン溝、8はリングギア、
9はコンタクトシフト、13はシフトレバ−である。
あって、第1図はスタータの要部断面正面図、第2図は
同じく要部断面平面図である。 図中、1はケース体、2は出力回転軸、4はスタータモ
ータ、6はピニオンギア、7はギヤドモータ、7aは出
力軸、7bはヘリカルスプライン溝、8はリングギア、
9はコンタクトシフト、13はシフトレバ−である。
Claims (1)
- スタータモータからの出力回転軸に軸芯方向移動自在に
スプライン嵌合されるピニオンギアを、シフトレバーの
進退揺動で、内燃機関側のリングギアに対する噛合−解
除を行うようにしたスタータにおいて、前記シフトレバ
ーの基端部が連結されるコンタクトシフトを、シフト用
モータから減速部を経由した出力軸にヘリカルスプライ
ン嵌合せしめ、コンタクトシフトのヘリカルスプライン
に従つた軸芯方向の移動でシフトレバーの進退揺動を行
うように構成したことを特徴とするスタータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62063240A JPH0692780B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | スタ−タ |
US07/169,330 US4855609A (en) | 1987-03-18 | 1988-03-17 | Starter for internal combustion engine |
CA000561816A CA1325751C (en) | 1987-03-18 | 1988-03-18 | Starter for internal combustion engine |
GB8806447A GB2202280B (en) | 1987-03-18 | 1988-03-18 | Starter for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62063240A JPH0692780B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | スタ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63230960A true JPS63230960A (ja) | 1988-09-27 |
JPH0692780B2 JPH0692780B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=13223500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62063240A Expired - Lifetime JPH0692780B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | スタ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692780B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5016484A (en) * | 1988-10-24 | 1991-05-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Starter motor |
JP2007512467A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-05-17 | ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール | ギアボックスとハウジングの芯出し手段を備える内燃機関用スタータ |
WO2007074802A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Mitsuba Corporation | エンジン始動装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1987-03-18 JP JP62063240A patent/JPH0692780B2/ja not_active Expired - Lifetime
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